JP2597468B2 - 埋設型融雪装置 - Google Patents
埋設型融雪装置Info
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- JP2597468B2 JP2597468B2 JP6204668A JP20466894A JP2597468B2 JP 2597468 B2 JP2597468 B2 JP 2597468B2 JP 6204668 A JP6204668 A JP 6204668A JP 20466894 A JP20466894 A JP 20466894A JP 2597468 B2 JP2597468 B2 JP 2597468B2
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- snow
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- burner
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/20—Controlling water pollution; Waste water treatment
Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
- Sewage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は埋設型の融雪装置の融雪
排水を排出する水中ポンプの配置構成に関する。
排水を排出する水中ポンプの配置構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、埋設型融雪装置に関する技術
は公知とされているのである。例えば、特開昭61−2
57515号公報や、実公昭46−35541号公報
や、実公昭46−35542号公報や、特公昭47−4
4938号公報や、特開昭61−290104号公報
や、特開昭58−207409号公報や、特開昭62−
258009号公報や、実開昭62−129426号公
報や、特開昭49−129327号公報に記載の技術の
如くである。また、従来の技術として、バーナーで融雪
する融雪機は、図12に示す技術が公知とされていたの
である。即ち、走行輪55及びソリ56からなる走行装
置上に融雪槽57が設けられ、該融雪槽57内に融雪タ
ンク58が内装され、該融雪タンク58側部にバーナー
59が付設され、融雪槽57上にホッパー60が配設さ
れ、ホッパー60より投入した雪を融雪タンク58にて
溶かして、排水パイプ61より排出していたのである。
62は燃料タンク、63はハンドル、64は操作ボック
ス、65はスタンドである。
は公知とされているのである。例えば、特開昭61−2
57515号公報や、実公昭46−35541号公報
や、実公昭46−35542号公報や、特公昭47−4
4938号公報や、特開昭61−290104号公報
や、特開昭58−207409号公報や、特開昭62−
258009号公報や、実開昭62−129426号公
報や、特開昭49−129327号公報に記載の技術の
如くである。また、従来の技術として、バーナーで融雪
する融雪機は、図12に示す技術が公知とされていたの
である。即ち、走行輪55及びソリ56からなる走行装
置上に融雪槽57が設けられ、該融雪槽57内に融雪タ
ンク58が内装され、該融雪タンク58側部にバーナー
59が付設され、融雪槽57上にホッパー60が配設さ
れ、ホッパー60より投入した雪を融雪タンク58にて
溶かして、排水パイプ61より排出していたのである。
62は燃料タンク、63はハンドル、64は操作ボック
ス、65はスタンドである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の移動型
融雪機は融雪水を路上面に排出しても凍結しない位の高
温のまま排出するのであるが、厳寒地では長時間経つと
凍結し、その後の処理も大変な作業となるので、長いホ
ースを用いて河川や下水等に直接排出する必要があった
のである。本発明は、埋設型融雪装置とすることによ
り、投雪の労力を軽減し、また融雪室の一隅に自動水中
ポンプを配置して、融雪水を下水に流したり、上方から
噴射して融雪を促進すべく構成したものである。また、
融雪水を吸引して、雪に噴射する為の水中ポンプを配置
し、該水中ポンプを配置するポンプ室は、箱体よりも低
い位置に配置される必要があるが、この為に箱体を深く
することは、埋設の為に掘削する地下の容積が増大し、
掘削費用が高くつくのであるが、本発明においては、こ
のポンプ室が箱体の下方に突出する部分の、箱体の一隅
の浅い箱状の突出部として、掘削労力を軽減したもので
ある。
融雪機は融雪水を路上面に排出しても凍結しない位の高
温のまま排出するのであるが、厳寒地では長時間経つと
凍結し、その後の処理も大変な作業となるので、長いホ
ースを用いて河川や下水等に直接排出する必要があった
のである。本発明は、埋設型融雪装置とすることによ
り、投雪の労力を軽減し、また融雪室の一隅に自動水中
ポンプを配置して、融雪水を下水に流したり、上方から
噴射して融雪を促進すべく構成したものである。また、
融雪水を吸引して、雪に噴射する為の水中ポンプを配置
し、該水中ポンプを配置するポンプ室は、箱体よりも低
い位置に配置される必要があるが、この為に箱体を深く
することは、埋設の為に掘削する地下の容積が増大し、
掘削費用が高くつくのであるが、本発明においては、こ
のポンプ室が箱体の下方に突出する部分の、箱体の一隅
の浅い箱状の突出部として、掘削労力を軽減したもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解消するために、次の如く構成したものである。融雪室
蓋5により開閉可能に被覆した開口部を残して箱体4を
地中に埋設し、該箱体4内に基台を配置し、該基台の上
で箱体4の中央位置に水平方向に長い融雪筒26を配置
し、箱体4の長手方向である左右の両側に空間を構成
し、該融雪筒26の左右の一側の空間にバーナー12を
配置し、該バーナー12の熱風吐出口を融雪筒26内に
開口配置し、融雪筒26の左右の他側の空間であって且
つ隅部にポンプ室2を構成し、該ポンプ室2は箱体4の
底面より更に下方に突出させた箱体状とし、該ポンプ室
2内には水中で吸引作用を行う水中ポンプ3を配置した
ものである。
解消するために、次の如く構成したものである。融雪室
蓋5により開閉可能に被覆した開口部を残して箱体4を
地中に埋設し、該箱体4内に基台を配置し、該基台の上
で箱体4の中央位置に水平方向に長い融雪筒26を配置
し、箱体4の長手方向である左右の両側に空間を構成
し、該融雪筒26の左右の一側の空間にバーナー12を
配置し、該バーナー12の熱風吐出口を融雪筒26内に
開口配置し、融雪筒26の左右の他側の空間であって且
つ隅部にポンプ室2を構成し、該ポンプ室2は箱体4の
底面より更に下方に突出させた箱体状とし、該ポンプ室
2内には水中で吸引作用を行う水中ポンプ3を配置した
ものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。ポンプ室2を箱体4より
も低い位置に突設した室としたことにより、融雪室1内
で融雪した排水が全てポンプ室2内に流れ込むので、排
水処理が確実に行われる。また、ポンプ室2が箱体4か
ら突出する部分は、一側の一隅であるので、小さな箱状
のポンプ室2を下方に突出させるだけで済むので、埋設
型融雪装置を埋設する為に掘削する孔の大きさを最小限
度とすることができて、埋設型融雪装置を付設する工事
の為に掘削する労力を少しでも少なくすることが出来る
のである。
も低い位置に突設した室としたことにより、融雪室1内
で融雪した排水が全てポンプ室2内に流れ込むので、排
水処理が確実に行われる。また、ポンプ室2が箱体4か
ら突出する部分は、一側の一隅であるので、小さな箱状
のポンプ室2を下方に突出させるだけで済むので、埋設
型融雪装置を埋設する為に掘削する孔の大きさを最小限
度とすることができて、埋設型融雪装置を付設する工事
の為に掘削する労力を少しでも少なくすることが出来る
のである。
【0006】
【実施例】本発明の目的・構成は以上の如くであり、次
に添付の図面に示した実施例の構成を説明する。図1は
本発明の融雪装置正面断面図、図2は同じく側面断面
図、図3は同じく平面図、図4〜図6は融雪室蓋の他の
実施例を示す側面断面図、図7,図8は融雪室蓋係止部
断面図、図9は従来の移動型融雪機を埋設した正面断面
図、図10は本発明の融雪装置を車庫前に設けた状態の
断面図、図11は同じく作業時の断面図である。
に添付の図面に示した実施例の構成を説明する。図1は
本発明の融雪装置正面断面図、図2は同じく側面断面
図、図3は同じく平面図、図4〜図6は融雪室蓋の他の
実施例を示す側面断面図、図7,図8は融雪室蓋係止部
断面図、図9は従来の移動型融雪機を埋設した正面断面
図、図10は本発明の融雪装置を車庫前に設けた状態の
断面図、図11は同じく作業時の断面図である。
【0007】本発明の融雪装置は大きく分けると、地中
に埋設する融雪室1と該融雪室1内に設置する融雪装置
Aからなり、融雪室1は図10に示すように、車庫Bの
前や庭に、数メートル四方の孔が掘られ、上部を開口さ
せた金属や耐熱樹脂或いはコンクリート等で構成した箱
体4をその孔に入れて、該箱体4の外側面に断熱材7を
貼設して保温効果を施し、外側を埋め戻して設置され
る。このように構成した融雪室1の一隅には、更に掘り
下げられたポンプ室2が設けられ、該ポンプ室2内に一
定量の融雪水が溜まると排水し、一定以下に融雪水が減
ると停止する水中ポンプ3が入れられている。
に埋設する融雪室1と該融雪室1内に設置する融雪装置
Aからなり、融雪室1は図10に示すように、車庫Bの
前や庭に、数メートル四方の孔が掘られ、上部を開口さ
せた金属や耐熱樹脂或いはコンクリート等で構成した箱
体4をその孔に入れて、該箱体4の外側面に断熱材7を
貼設して保温効果を施し、外側を埋め戻して設置され
る。このように構成した融雪室1の一隅には、更に掘り
下げられたポンプ室2が設けられ、該ポンプ室2内に一
定量の融雪水が溜まると排水し、一定以下に融雪水が減
ると停止する水中ポンプ3が入れられている。
【0008】融雪室1の中央の台座30,30上には箱
状の仕切枠6が設けられ、該仕切枠6の下部一端に融雪
水の排水口6aが開口され、該仕切枠6の上端と箱体4
の上部の間には漏斗状に傾斜板31が設けられ、該傾斜
板31の一側面に雪が投入されたことを検知するセンサ
ー32が設けられている。33は保護カバーである。そ
して、融雪室1側部には空気ダクト室16が設けられ、
箱体4下部の連通口1aでバーナー部Hと連通されてい
る。該空気ダクト室16の上部は空気ダクト蓋17によ
り閉鎖されている。該空気ダクト蓋17はヒンジ18に
より枢支されており、融雪室蓋5とは別々に開閉が可能
である。
状の仕切枠6が設けられ、該仕切枠6の下部一端に融雪
水の排水口6aが開口され、該仕切枠6の上端と箱体4
の上部の間には漏斗状に傾斜板31が設けられ、該傾斜
板31の一側面に雪が投入されたことを検知するセンサ
ー32が設けられている。33は保護カバーである。そ
して、融雪室1側部には空気ダクト室16が設けられ、
箱体4下部の連通口1aでバーナー部Hと連通されてい
る。該空気ダクト室16の上部は空気ダクト蓋17によ
り閉鎖されている。該空気ダクト蓋17はヒンジ18に
より枢支されており、融雪室蓋5とは別々に開閉が可能
である。
【0009】また、箱体4の上端の一辺にはヒンジ13
を介して融雪室蓋5が設けられ、上開口部を蓋できるよ
うにし、箱体4と融雪室蓋5側部の間にはステーダンパ
ー15を介装して開閉を容易にできるようにしている。
14は開閉のための把手である。該融雪室蓋5の裏面に
は操作ボックス20が設けられ、作業スイッチ34や湯
温調節ダイヤル35等が設けられている。
を介して融雪室蓋5が設けられ、上開口部を蓋できるよ
うにし、箱体4と融雪室蓋5側部の間にはステーダンパ
ー15を介装して開閉を容易にできるようにしている。
14は開閉のための把手である。該融雪室蓋5の裏面に
は操作ボックス20が設けられ、作業スイッチ34や湯
温調節ダイヤル35等が設けられている。
【0010】該融雪室蓋5はその上に雪が積もっても容
易に開けられるように構成することができる。その構成
は図4に示すように、前後二つに分割し、両者をヒンジ
36にて連結し、融雪室蓋5の前端両側にはピン37,
37を突設し、箱体4の内側面には半円状のガイド溝4
a,4aを形成して開閉時に前記ピン37,37をガイ
ドして、折りたたんで開けるように構成している。そし
て、融雪室蓋5の前部にはストッパー38が設けられ、
ピン39を中心に、該ストッパー38を回動することに
より融雪室蓋5内側へ回動して開けることを可能として
いる。40は把手である。図5は融雪室蓋5の中央にシ
ャフト41が横設され、箱体4の側面上部に該シャフト
41の両端が枢支され、前記同様に融雪室蓋5の前端両
側にピン37,37を突設し、箱体4の内側面には弧状
のガイド溝4b,4bを形成し、開閉時にピン37,3
7をガイドし、融雪室蓋5はシャフト41を中心に回動
して開閉できるようにしている。そして、前端にストッ
パー42を設け、該ストッパー42は前後に摺動させる
ことにより融雪室蓋5を開けることを可能としている。
易に開けられるように構成することができる。その構成
は図4に示すように、前後二つに分割し、両者をヒンジ
36にて連結し、融雪室蓋5の前端両側にはピン37,
37を突設し、箱体4の内側面には半円状のガイド溝4
a,4aを形成して開閉時に前記ピン37,37をガイ
ドして、折りたたんで開けるように構成している。そし
て、融雪室蓋5の前部にはストッパー38が設けられ、
ピン39を中心に、該ストッパー38を回動することに
より融雪室蓋5内側へ回動して開けることを可能として
いる。40は把手である。図5は融雪室蓋5の中央にシ
ャフト41が横設され、箱体4の側面上部に該シャフト
41の両端が枢支され、前記同様に融雪室蓋5の前端両
側にピン37,37を突設し、箱体4の内側面には弧状
のガイド溝4b,4bを形成し、開閉時にピン37,3
7をガイドし、融雪室蓋5はシャフト41を中心に回動
して開閉できるようにしている。そして、前端にストッ
パー42を設け、該ストッパー42は前後に摺動させる
ことにより融雪室蓋5を開けることを可能としている。
【0011】図6は融雪室蓋5を5’,5’と前後に二
分割して前端及び後端と箱体4側面との間にヒンジ4
3,43を設け、融雪室蓋5’,5’の中央端両側にピ
ン44,44を突設し、他方箱体4の内側面には弧状の
ガイド溝4c,4cを形成し、該ガイド溝4c,4c上
端には図7に示すように係止ユニットCを設けて融雪室
蓋5’,5’を係止すべく構成している。即ち、該係止
ユニットCは係止ピン45がバネ46にて付勢され、該
係止ピン45の後端はアーム47に枢支され、該アーム
47はレバー48の回動により軸49を中心に回動さ
れ、係止ピン45を挿抜して前記ピン44,44の係止
を解除して融雪室蓋5’,5’を開けることを可能とし
ている。50は閉じるときに引っ張るワイヤーである。
分割して前端及び後端と箱体4側面との間にヒンジ4
3,43を設け、融雪室蓋5’,5’の中央端両側にピ
ン44,44を突設し、他方箱体4の内側面には弧状の
ガイド溝4c,4cを形成し、該ガイド溝4c,4c上
端には図7に示すように係止ユニットCを設けて融雪室
蓋5’,5’を係止すべく構成している。即ち、該係止
ユニットCは係止ピン45がバネ46にて付勢され、該
係止ピン45の後端はアーム47に枢支され、該アーム
47はレバー48の回動により軸49を中心に回動さ
れ、係止ピン45を挿抜して前記ピン44,44の係止
を解除して融雪室蓋5’,5’を開けることを可能とし
ている。50は閉じるときに引っ張るワイヤーである。
【0012】また、係止ユニットCの代わりに図8に示
すように、融雪室蓋5’,5’に係止シャフト51,5
2を挿入して、該係止シャフト51,52端を箱体4の
切欠部4dに係止して、該係止シャフト51,52を摺
動することにより係止を解除して融雪室蓋5を開けるこ
とを可能とするものである。融雪装置Aの構成は融雪筒
26とバーナー部Hからなり、融雪筒26は前記仕切枠
6内に収納されて基台27,27上に載置され、融雪筒
26の上板は26a,26bと二重にしてそれぞれ適宜
間隔を開けて排風口26c・・・,26d・・・が開口
され、上側の上板26aは側面視で凹凸を設け、その溝
部により融雪水が仕切枠6に流れ落ちるようにしてい
る。
すように、融雪室蓋5’,5’に係止シャフト51,5
2を挿入して、該係止シャフト51,52端を箱体4の
切欠部4dに係止して、該係止シャフト51,52を摺
動することにより係止を解除して融雪室蓋5を開けるこ
とを可能とするものである。融雪装置Aの構成は融雪筒
26とバーナー部Hからなり、融雪筒26は前記仕切枠
6内に収納されて基台27,27上に載置され、融雪筒
26の上板は26a,26bと二重にしてそれぞれ適宜
間隔を開けて排風口26c・・・,26d・・・が開口
され、上側の上板26aは側面視で凹凸を設け、その溝
部により融雪水が仕切枠6に流れ落ちるようにしてい
る。
【0013】バーナー部Hは前記融雪筒26と側面で連
通したバーナー枠29内にバーナー12及びファン22
を内装し、該バーナー12から発する熱をファン22に
て融雪筒26内に送り、前記排風口26c・・・,26
d・・・から排出する構成としている。該バーナー部H
に空気を送るために、バーナー枠29側面には吸入口2
9a,29a・・・が開口され、前記空気ダクト室16
より連通口1aを経て空気を吸入できるようにしてい
る。
通したバーナー枠29内にバーナー12及びファン22
を内装し、該バーナー12から発する熱をファン22に
て融雪筒26内に送り、前記排風口26c・・・,26
d・・・から排出する構成としている。該バーナー部H
に空気を送るために、バーナー枠29側面には吸入口2
9a,29a・・・が開口され、前記空気ダクト室16
より連通口1aを経て空気を吸入できるようにしてい
る。
【0014】そして、融雪装置Aにより更に効率よく雪
を溶かすために、前記水中ポンプ3に連結した排出パイ
プ53は傾斜板31下部から空気ダクト室16に延設さ
れ、該空気ダクト室16内で分岐パイプ(チーズ)54
で分岐し、一方はバルブ8を介して下水溝10に排出さ
れ、他方はバルブ9を介してシャワーパイプ11と連通
される。前記バルブ8,9は空気ダクト室16上部開口
より手を突っ込んで調節することができ、その調節によ
り約半分が下水溝10より排出され、その残りがシャワ
ーパイプ11に送られ、融雪室1内に噴出されるのであ
る。該シャワーパイプ11は箱体4上部内周囲に配管さ
れ、適宜間隔を開けた噴出口11a,11a・・・より
温水を融雪室1内に噴出するように構成している。
を溶かすために、前記水中ポンプ3に連結した排出パイ
プ53は傾斜板31下部から空気ダクト室16に延設さ
れ、該空気ダクト室16内で分岐パイプ(チーズ)54
で分岐し、一方はバルブ8を介して下水溝10に排出さ
れ、他方はバルブ9を介してシャワーパイプ11と連通
される。前記バルブ8,9は空気ダクト室16上部開口
より手を突っ込んで調節することができ、その調節によ
り約半分が下水溝10より排出され、その残りがシャワ
ーパイプ11に送られ、融雪室1内に噴出されるのであ
る。該シャワーパイプ11は箱体4上部内周囲に配管さ
れ、適宜間隔を開けた噴出口11a,11a・・・より
温水を融雪室1内に噴出するように構成している。
【0015】また、融雪装置Aは図9に示すように従来
の移動型の融雪装置A’の走行部を取り除いた融雪筒と
バーナー部を融雪室1内に設置することも可能である。
このように地中に埋設する融雪室1は図10に示すよう
に車庫B前に設けた場合には、車庫B内にバーナー12
に供給する燃料タンク24、電源ボックス19が設けら
れている。
の移動型の融雪装置A’の走行部を取り除いた融雪筒と
バーナー部を融雪室1内に設置することも可能である。
このように地中に埋設する融雪室1は図10に示すよう
に車庫B前に設けた場合には、車庫B内にバーナー12
に供給する燃料タンク24、電源ボックス19が設けら
れている。
【0016】このようして地中に埋設させた融雪室1は
融雪室蓋5を開ければ、図11に示すように側道や歩道
から直接雪を投げ込むことができ、その除雪した雪が融
雪筒26上に溜まり、傾斜板31上の保護板33が押さ
れてセンサー32がONすると、または、手動で操作ボ
ックス20の作業スイッチ34をONすると、バーナー
12が点火され、空気が空気ダクト室16より吸い込ま
れて、温風が融雪筒26の排風口26c・・・,26d
・・・から排出されて下側から雪を溶かす。溶かされた
後の融雪温水は排水口6aより排出されてポンプ室2に
集められ、該ポンプ室2内の水中ポンプ3の作動により
排出パイプ53から上方に吸い上げられ、バルブ8,9
の調整により一部は下水溝10へ、残りはシャワーパイ
プ11から噴出されて融雪室1内の雪をシャワーにより
上から溶かし融雪を促進するのである。
融雪室蓋5を開ければ、図11に示すように側道や歩道
から直接雪を投げ込むことができ、その除雪した雪が融
雪筒26上に溜まり、傾斜板31上の保護板33が押さ
れてセンサー32がONすると、または、手動で操作ボ
ックス20の作業スイッチ34をONすると、バーナー
12が点火され、空気が空気ダクト室16より吸い込ま
れて、温風が融雪筒26の排風口26c・・・,26d
・・・から排出されて下側から雪を溶かす。溶かされた
後の融雪温水は排水口6aより排出されてポンプ室2に
集められ、該ポンプ室2内の水中ポンプ3の作動により
排出パイプ53から上方に吸い上げられ、バルブ8,9
の調整により一部は下水溝10へ、残りはシャワーパイ
プ11から噴出されて融雪室1内の雪をシャワーにより
上から溶かし融雪を促進するのである。
【0017】
【発明の効果】以上のような構成により、本発明は次の
ような効果が得られるのである。第1に、ポンプ室2を
箱体4よりも低い位置に突設した室としたことにより、
融雪室1内で融雪した排水が全てポンプ室2内に流れ込
むので、排水処理が確実に行われる。第2に、ポンプ室
2が箱体4から突出する部分は、一側の一隅であるの
で、小さな箱状のポンプ室2を下方に突出させるだけで
済むので、埋設型融雪装置を埋設する為に掘削する孔の
大きさを最小限度とすることができて、埋設型融雪装置
を付設する工事の為に掘削する労力を少しでも少なくす
ることが出来るのである。第3に、融雪排水を地上に溢
れさせることなく、地下の下水溝10に排水することが
出来るので、地上面に排水の凍結部を構成することが無
くなったのである。
ような効果が得られるのである。第1に、ポンプ室2を
箱体4よりも低い位置に突設した室としたことにより、
融雪室1内で融雪した排水が全てポンプ室2内に流れ込
むので、排水処理が確実に行われる。第2に、ポンプ室
2が箱体4から突出する部分は、一側の一隅であるの
で、小さな箱状のポンプ室2を下方に突出させるだけで
済むので、埋設型融雪装置を埋設する為に掘削する孔の
大きさを最小限度とすることができて、埋設型融雪装置
を付設する工事の為に掘削する労力を少しでも少なくす
ることが出来るのである。第3に、融雪排水を地上に溢
れさせることなく、地下の下水溝10に排水することが
出来るので、地上面に排水の凍結部を構成することが無
くなったのである。
【図1】本発明の融雪装置正面断面図。
【図2】同じく側面断面図。
【図3】同じく平面図。
【図4】融雪室蓋の他の実施例を示す側面断面図。
【図5】融雪室蓋の他の実施例を示す側面断面図。
【図6】融雪室蓋の他の実施例を示す側面断面図。
【図7】融雪室蓋係止部断面図。
【図8】融雪室蓋係止部断面図。
【図9】従来の移動型融雪機を埋設した正面断面図。
【図10】本発明の融雪装置を車庫前に設けた状態の断
面図。
面図。
【図11】同じく作業時の断面図。
【図12】従来の融雪機側面断面図。
A 融雪装置 H バーナー部 1 融雪室 3 水中ポンプ 5 融雪室蓋 4 箱体 12 バーナー 16 空気ダクト室 17 空気ダクト蓋 26 融雪筒 27 基台
Claims (1)
- 【請求項1】 融雪室蓋5により開閉可能に被覆した開
口部を残して箱体4を地中に埋設し、該箱体4内に基台
を配置し、該基台の上で箱体4の中央位置に水平方向に
長い融雪筒26を配置し、箱体4の長手方向である左右
の両側に空間を構成し、該融雪筒26の左右の一側の空
間にバーナー12を配置し、該バーナー12の熱風吐出
口を融雪筒26内に開口配置し、融雪筒26の左右の他
側の空間であって且つ隅部にポンプ室2を構成し、該ポ
ンプ室2は箱体4の底面より更に下方に突出させた箱体
状とし、該ポンプ室2内には水中で吸引作用を行う水中
ポンプ3を配置したことを特徴とする埋設型融雪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6204668A JP2597468B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 埋設型融雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6204668A JP2597468B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 埋設型融雪装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07150534A JPH07150534A (ja) | 1995-06-13 |
JP2597468B2 true JP2597468B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=16494317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6204668A Expired - Fee Related JP2597468B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 埋設型融雪装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597468B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58207409A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-02 | ミサワホ−ム株式会社 | 融雪装置 |
JPS61257515A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-15 | 吉田 禎夫 | 融雪装置 |
JPS61290104A (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-20 | 木村 浩司 | 融雪装置 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP6204668A patent/JP2597468B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07150534A (ja) | 1995-06-13 |
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