JPH0545335B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545335B2 JPH0545335B2 JP63004345A JP434588A JPH0545335B2 JP H0545335 B2 JPH0545335 B2 JP H0545335B2 JP 63004345 A JP63004345 A JP 63004345A JP 434588 A JP434588 A JP 434588A JP H0545335 B2 JPH0545335 B2 JP H0545335B2
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- Japan
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- edges
- sheet metal
- stepped
- edge
- metal material
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- Expired - Lifetime
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 2
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、圧延鋼板、ステンレス鋼板、アルミ
ニウム合金板などの板金材を打抜き後折り曲げ加
工して、段付縁部およびコーナー部を有する板金
製箱体として加工する方法に関するものであり、
この種の箱体は、電設盤の筐体として利用でき
る。
ニウム合金板などの板金材を打抜き後折り曲げ加
工して、段付縁部およびコーナー部を有する板金
製箱体として加工する方法に関するものであり、
この種の箱体は、電設盤の筐体として利用でき
る。
1枚又は2枚以上の板金材を折り曲げ加工して
段付縁部およいび段付縁部の端縁が接合するコー
ナー部を形成して板金製箱体を加工する方法とし
て、第5図および第6図に示す方法が採用されて
いる。この方法は、第1の方向Xと前記第1の方
向Xに交叉する第2の方向Yとに延びる板金材イ
の一端を前記第1の方向Xの中間位置が略V字状
の切欠部ロが形成されるよう打抜き加工するもの
である。前記切欠部ロは第5図に示如く板金材イ
の方向Xと略45度に交叉する端縁ハ,ホと、前記
端縁ハ,ホより第1の方向Xから板厚相当分ずら
して第1の方向Xと略90度に交叉する端縁ニ,ヘ
とからなる。前記端縁ハ,ニ,ホ,ヘが順に並び
それぞれの境界位置は第1の方向Xと平行な方向
に延びる折り曲げ領域タ,ト,チ,リが対応して
おり、これらの折り曲げ領域リ,チ,ト,タの順
で折り曲げ加工してそれぞれ段付縁部ワ,ヲ,
ル,ヌを形成し、これらの段付縁部ヌ,ル,ヲ,
ワを互いに対向するそれぞれの端縁ハ,ハ,ニ,
ニ,ホ,ホ,ヘ,ヘ同志を突き合せるよう板金材
イを折り曲げ加工し溶接加工して第6図に示す如
く段付縁部を有する箱体の上方端が形成されるの
である。また板金材イの他端を上記と同様に打抜
き折り曲げ加工して段付縁部を有する箱体の下方
端が形成されるのである。
段付縁部およいび段付縁部の端縁が接合するコー
ナー部を形成して板金製箱体を加工する方法とし
て、第5図および第6図に示す方法が採用されて
いる。この方法は、第1の方向Xと前記第1の方
向Xに交叉する第2の方向Yとに延びる板金材イ
の一端を前記第1の方向Xの中間位置が略V字状
の切欠部ロが形成されるよう打抜き加工するもの
である。前記切欠部ロは第5図に示如く板金材イ
の方向Xと略45度に交叉する端縁ハ,ホと、前記
端縁ハ,ホより第1の方向Xから板厚相当分ずら
して第1の方向Xと略90度に交叉する端縁ニ,ヘ
とからなる。前記端縁ハ,ニ,ホ,ヘが順に並び
それぞれの境界位置は第1の方向Xと平行な方向
に延びる折り曲げ領域タ,ト,チ,リが対応して
おり、これらの折り曲げ領域リ,チ,ト,タの順
で折り曲げ加工してそれぞれ段付縁部ワ,ヲ,
ル,ヌを形成し、これらの段付縁部ヌ,ル,ヲ,
ワを互いに対向するそれぞれの端縁ハ,ハ,ニ,
ニ,ホ,ホ,ヘ,ヘ同志を突き合せるよう板金材
イを折り曲げ加工し溶接加工して第6図に示す如
く段付縁部を有する箱体の上方端が形成されるの
である。また板金材イの他端を上記と同様に打抜
き折り曲げ加工して段付縁部を有する箱体の下方
端が形成されるのである。
しかし乍ら、上記板金製箱体の加工方法にあつ
ては、第6図に示す如く段付縁部のコーナー部と
なる突き合わせの端縁同志が結合せず、隙間がで
きるので、前記端縁を接合させる溶接加工が難し
くなるという問題がある。
ては、第6図に示す如く段付縁部のコーナー部と
なる突き合わせの端縁同志が結合せず、隙間がで
きるので、前記端縁を接合させる溶接加工が難し
くなるという問題がある。
本発明は板金製箱体のコーナー部で段付縁部の
端縁の突き合せを隙間なく接合して溶接加工を容
易とする加工方法を提供することを目的とする。
端縁の突き合せを隙間なく接合して溶接加工を容
易とする加工方法を提供することを目的とする。
本発明の板金製箱体の加工方法は、箱体を構成
する枠体におけるコーナー部の段付縁部で一方の
端縁の一部を切除させたことを特徴とする。
する枠体におけるコーナー部の段付縁部で一方の
端縁の一部を切除させたことを特徴とする。
本発明の板金製箱体の加工方法は板金材を打抜
き折り曲げ加工して両端開口でかつ両端に段付縁
部を形成し前記段付縁部の一方の端縁の一部を切
除させて突き合せて段付縁部の端縁を隙間なく接
合するようにしたものである。
き折り曲げ加工して両端開口でかつ両端に段付縁
部を形成し前記段付縁部の一方の端縁の一部を切
除させて突き合せて段付縁部の端縁を隙間なく接
合するようにしたものである。
以下、本発明をその一実施例図面にしたがい詳
細に説明する。第1の方向Xと第2の方向Yとに
延びる圧延鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム
合金などの板金材1の一端は第2図に示す如く前
記第1の方向Xの両端および略V字状の切欠部2
が形成された第1の方向Xの中間位置を段階状に
打抜き加工される。このとき、前記切欠部2およ
び第1の方向Xの両端は板金材1の第1の方向X
と略45度に交叉する端縁3,5と、前記第1の方
向Xと略90度に交叉する端縁4,6とからなる。
前記切欠部2において、一対の端縁4,5のうち
一方の端縁4,5とが交叉する部分に切欠部14
が打抜き加工されている。前記端縁3,4,5,
6は順に第2の方向Yに並び前記切欠部2および
第1の方向Xの両端とを結ぶそれぞれの境界位置
は第1の方向Xと平行な方向に延びる折り曲げ領
域7,8,9が対応して板金材1の一端が形成さ
れている。また、板金材1の他端は、第1の方向
Xの両端および略V字状の切欠部16が形成され
前記切欠部2と結び第2の方向Yに延びる折り曲
げ領域25が位置する第1の方向Xの中間位置に
は第1の方向Xと略45度に交叉する端縁17が抜
き加工される。前記端縁17の中間部で折り曲げ
領域20が位置している。
細に説明する。第1の方向Xと第2の方向Yとに
延びる圧延鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム
合金などの板金材1の一端は第2図に示す如く前
記第1の方向Xの両端および略V字状の切欠部2
が形成された第1の方向Xの中間位置を段階状に
打抜き加工される。このとき、前記切欠部2およ
び第1の方向Xの両端は板金材1の第1の方向X
と略45度に交叉する端縁3,5と、前記第1の方
向Xと略90度に交叉する端縁4,6とからなる。
前記切欠部2において、一対の端縁4,5のうち
一方の端縁4,5とが交叉する部分に切欠部14
が打抜き加工されている。前記端縁3,4,5,
6は順に第2の方向Yに並び前記切欠部2および
第1の方向Xの両端とを結ぶそれぞれの境界位置
は第1の方向Xと平行な方向に延びる折り曲げ領
域7,8,9が対応して板金材1の一端が形成さ
れている。また、板金材1の他端は、第1の方向
Xの両端および略V字状の切欠部16が形成され
前記切欠部2と結び第2の方向Yに延びる折り曲
げ領域25が位置する第1の方向Xの中間位置に
は第1の方向Xと略45度に交叉する端縁17が抜
き加工される。前記端縁17の中間部で折り曲げ
領域20が位置している。
第3図において、折り曲げ領域9,8,7およ
び20を折り曲げて、それぞれ段付縁部13,1
2,11および18が形成され、更に、板金材1
の一端の端縁3から若干離れた部分および板金材
1の他端の端縁17から若干離れた部分にそれぞ
れ折り曲げ領域15および21を折り曲げて段付
縁部10および19が形成される。次に折り曲げ
領域25を折り曲げ加工することにより第4図に
示す如く両端に段付縁部10,11,12,1
3,18,19を有し、前記段付縁部10,1
1,12,13,18,19が突き合わされてな
るコーナー部23,24を有するL字状の枠体2
2が形成される。このとき枠体22の上方端側の
コーナー部23には段付縁部12,13の一方の
端縁の一部に切除部14が形成されており、下方
端側のコーナー部24には上記切除部が形成され
おらず端縁17,17同志のつき合せに隙間がで
きており、上方端側のコーナー部23のみを溶接
加工する例を示しているが、下方端側のコーナー
部も上方端側のコーナー部と同様に切除部を形成
し溶接加工して形成してもよい。また、上方端側
のコーナー部は段付縁部が4個ある例を示したが
2個、3個と変形させてもよい。このようにして
形成されたL字状の枠体22を一対接合させて、
第1図に示す如く直方体で両端開口の箱体が形成
されるのである。
び20を折り曲げて、それぞれ段付縁部13,1
2,11および18が形成され、更に、板金材1
の一端の端縁3から若干離れた部分および板金材
1の他端の端縁17から若干離れた部分にそれぞ
れ折り曲げ領域15および21を折り曲げて段付
縁部10および19が形成される。次に折り曲げ
領域25を折り曲げ加工することにより第4図に
示す如く両端に段付縁部10,11,12,1
3,18,19を有し、前記段付縁部10,1
1,12,13,18,19が突き合わされてな
るコーナー部23,24を有するL字状の枠体2
2が形成される。このとき枠体22の上方端側の
コーナー部23には段付縁部12,13の一方の
端縁の一部に切除部14が形成されており、下方
端側のコーナー部24には上記切除部が形成され
おらず端縁17,17同志のつき合せに隙間がで
きており、上方端側のコーナー部23のみを溶接
加工する例を示しているが、下方端側のコーナー
部も上方端側のコーナー部と同様に切除部を形成
し溶接加工して形成してもよい。また、上方端側
のコーナー部は段付縁部が4個ある例を示したが
2個、3個と変形させてもよい。このようにして
形成されたL字状の枠体22を一対接合させて、
第1図に示す如く直方体で両端開口の箱体が形成
されるのである。
本発明の板金製箱体の加工方法は、板金材を打
抜き後折り曲げ加工して両端開口でかつ両端に段
付縁部を有する枠体を形成し、前記枠体のコーナ
ー部で前記段付縁部の端縁を突き合わせて溶接加
工してなる板金製箱体の加工方法において、段付
縁部で一方の端部の一部を切除させて突き合わせ
ているので、端縁を突き合わせる際に隙間なく接
合できるので、溶接加工がかんたんにできるとと
もに、外観のよいコーナー部形状を提供できるの
である。
抜き後折り曲げ加工して両端開口でかつ両端に段
付縁部を有する枠体を形成し、前記枠体のコーナ
ー部で前記段付縁部の端縁を突き合わせて溶接加
工してなる板金製箱体の加工方法において、段付
縁部で一方の端部の一部を切除させて突き合わせ
ているので、端縁を突き合わせる際に隙間なく接
合できるので、溶接加工がかんたんにできるとと
もに、外観のよいコーナー部形状を提供できるの
である。
第1図は本発明により加工された板金製箱体の
実施例を示す斜視図、第2図は本発明により加工
される板金材を打抜いた状態を示す実施例図、第
3図は同上の折り曲げ加工した状態を示す実施例
の部分斜視図、第4図は同上の折り曲げ加工され
た枠体の一部を示す実施例の部分斜視図、第5図
および第6図は従来例図を示し、第5図は板金材
を打ち抜いた状態を示す拡大図、第6図は折り曲
げ加工された枠体の部分斜視図である。 1……板金材、3,4,5,6……端縁、1
0,11,12,13……段付縁部、14……切
除部、22……枠体、23……コーナ部。
実施例を示す斜視図、第2図は本発明により加工
される板金材を打抜いた状態を示す実施例図、第
3図は同上の折り曲げ加工した状態を示す実施例
の部分斜視図、第4図は同上の折り曲げ加工され
た枠体の一部を示す実施例の部分斜視図、第5図
および第6図は従来例図を示し、第5図は板金材
を打ち抜いた状態を示す拡大図、第6図は折り曲
げ加工された枠体の部分斜視図である。 1……板金材、3,4,5,6……端縁、1
0,11,12,13……段付縁部、14……切
除部、22……枠体、23……コーナ部。
Claims (1)
- 1 板金材を打抜き後折り曲げ加工して両端開口
でかつ両端に段付縁部を有する枠体を形成し、前
記枠体のコーナー部で前記段付縁部の端縁を突き
合わせて溶接加工してなる板金製箱体の加工方法
において、段付縁部で一方の端縁の一部を切除さ
せて突き合わせたことを特徴とする板金製箱体の
加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63004345A JPH01181932A (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | 板金製箱体の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63004345A JPH01181932A (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | 板金製箱体の加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01181932A JPH01181932A (ja) | 1989-07-19 |
JPH0545335B2 true JPH0545335B2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=11581837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63004345A Granted JPH01181932A (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | 板金製箱体の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01181932A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5127566B2 (ja) * | 2008-05-27 | 2013-01-23 | 日東工業株式会社 | 電気機器収納用箱 |
-
1988
- 1988-01-12 JP JP63004345A patent/JPH01181932A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01181932A (ja) | 1989-07-19 |
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