JPH053599B2 - - Google Patents

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JPH053599B2
JPH053599B2 JP24262084A JP24262084A JPH053599B2 JP H053599 B2 JPH053599 B2 JP H053599B2 JP 24262084 A JP24262084 A JP 24262084A JP 24262084 A JP24262084 A JP 24262084A JP H053599 B2 JPH053599 B2 JP H053599B2
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JP24262084A
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JPS61121096A (ja
Inventor
Kazunaga Ida
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Pioneer Corp
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Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPS61121096A publication Critical patent/JPS61121096A/ja
Publication of JPH053599B2 publication Critical patent/JPH053599B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は音程制御装置に関し、特にオーデイオ
信号の周波数を所望に変化させることによつて原
音と再生音との間の音程を制御する音程制御装置
に関するものである。
背景技術 オーデイオ信号をサンプリングしてデイジタル
化しこれを順次RAM(ランダムアクセスメモリ)
等の記憶手段に書込み、この書込まれたデータを
読出す周期を指令に応じて変化させることによつ
て、読出したデータから得られる再生オーデイオ
信号の周波数を変化させて音程を制御する音程制
御装置が、本願出願人により提案されている。
第1図はかかる装置の概略ブロツク図であり、
図において、1はRAMの読出しアドレスに所定
の一定数値MまたはNを加算する加算器、2は加
算器1の出力とRAMの書込みアドレスを比較す
る比較器、3は比較器2の出力であるクロスフエ
ードスタート信号により、クロスフエード制御信
号を作り出すクロスフエード制御回路、4は記憶
装置としてのRAM及びラツチであり、書込みア
ドレスと読出しアドレス入力を有しており、マル
チプレクサ5によつて選択された2つの読出しア
ドレスR及びR′(R′=R+MまたはR+N:M、
Nは任意の整数)により各々のデータをラツチす
る。6はクロスフエーダでありRAM及びラツチ
4からの2つの読出しデータをクロスフエーダ制
御回路3の出力によつて行ない、出力信号を得
る。
かかる構成において、読出しアドレスはマルチ
プレクサ5を通してRAM4に入力され、そのア
ドレスRに対応したデータをラツチする。一方、
読み出しアドレスは加算器1により一定数値Mま
たはNが加算され、これがアドレスR′(R′=R+
MまたはR+N)となつて、マルチプレクサ5を
通してRAM4に入力され、アドレスR′に対応し
たデータをラツチする。また、加算器1で得られ
た出力R′と書込みアドレスが同一となつたとき
に、HレベルまたはLレベルのクロスフエード信
号を出力する。このことは書込みクロツクと読出
しクロツクの速度の違いによる不連続性の予知を
行なつている。以下、この事項について第2図、
第3図と共に詳述する。
ここで例えば、読出しクロツクの速度が書込み
クロツクの速度より速い場合には、第2図のよう
に読出しアドレスRより前方にR′(R′=R+M)
を設け、これが書込みアドレスと同一になれば、
アドレスRが書込みクロツクのアドレスWに近づ
いていることになる。一方、逆に書込みクロツク
の速度の方が速い場合には、第3図のように、読
出しアドレスRより後方に検知用アドレス
R′(R′=R+N)を設ければよく、R′が後方に位
置するということは、減算を意味するが、アドレ
スはRAM内で循環すると考えられるので、回路
的には例えば、RAMの最大アドレス容量からM
を減じた値(RAM容量−M)をNとして加算す
ればよい。この両者の場合において、比較器2の
出力によつて、読出しアドレスと書込みアドレス
が近づいたことが検出できるので、その時点より
クロスフエーダをかけるクロスフエード制御信号
を作り出し、RAM4で得られたアドレスRに対
応するデータと、検出用アドレスR′に対応する
データとによつてクロスフエードを行なう。
尚、第2図、第3図において、一定数値Mは同
じ値を用いているが、互いに異なる数値であつて
もよい。
第4図は第1図の具体的構成を示す実施例であ
り、まず基本クロツクを3つの分周器71,7
2,73に入力することにより書込みクロツク
W、制御クロツクC及び読出しクロツクRを作
り、各クロツクはタイミング回路8に入力され
る。タイミング回路8では、書込みやアドレス信
号と読出しアドレス信号の切換えや、2つのアド
レス信号R、R′の切換え、スイツチの制御など
を行なう信号を出力する。書込みクロツクWによ
りタイミング回路8から書込みカウンタ10に供
給し書込みアドレスを作り、読出しクロツクによ
りタイミング回路8から読出しカウンタ11に供
給して読み出しアドレスRを作る。読出しアドレ
スRはマルチプレクサ5に直接入力されると共に
加算器1を通して検出アドレスR′を得、これを
マルチプレクサ5に入力する。書き込みカウンタ
10とマルチプレクサ5の各出力はマルチプレク
サ9に入力され、また書込みカウンタ10と加算
器1の各出力は比較器2により比較される。各マ
ルチプレクサ5,9はタイミング回路8からの制
御クロツクCによつて切換制御される。
一方、入力信号はA/D変換器12によりデジ
タル変換され、3ステートバツフア13を通して
RAM4に供給される。RAM4のデータは読出
しアドレスRと検出アドレスR′用の2系統の伝
送ラインに供給される。つまり、ラツチ14R,
14R′、D/Aラツチ15R,15R′及びD/
A変換器16R,16R′によつて各アドレスに
対応したアナログデータが得られ、これをクロス
フエード回路に入力する。
かかる構成において、第5図a乃至gに示すタ
イミングチヤートと共にその動作を説明する。
マルチプレツクサ9は第5図aのタイミングで
書込みアドレスWと読出しアドレスRまたは
R′とのRAM4への切換えを行なつており、この
タイミングでタイミング回路8からの制御信号に
よりRAM4の書込み動作または読出し動作を行
なう。またラツチ14Rは第5図bの立上りのタ
イミングでRAM4からアドレスRに対応するデ
ータをラツチする。そしてマルチプレクサ5はこ
のタイミングより少し遅れて第5図cのタイミン
グでアドレスRからR′へと読出しアドレスを切
換え、更に、これより少し遅れてマルチプレクサ
5がアドレスR′に切換つた後、第5図dのタイ
ミングでアドレスR′に対応するRAM4のデータ
をラツチ14R′がこれをラツチする。そして、
各ラツチ14R,14R′でラツチされたデータ
は第5図gの立上りのタイミングでD/Aラツチ
15R,15R′にそれぞれラツチされ、D/A
変換器16R,16R′によりアナログデータに
変換され、クロスフエード回路6に入力される。
一方、マルチプレクサ9が第5図aの書込みW
側に切替わつたら、RAM4に対して第5図eの
タイミングでA/D変換器12からデジタル入力
信号がRAM4に書込みアドレスWに対応する個
所に書き込まれる。従つて、RAM4のアドレス
は第5図fに示すような順になる。
そして、書込みカウンタ10と加算器1の出力
である検知アドレスR′とを比較し、一致したら、
クロスフエード制御回路に出力し、この出力を6
に入力してアドレスRとR′に対したRAMのデー
タをクロスフエードして出力する。
かかるクロスフエードの様子が第6図に示され
ており、読出しアドレスRが書込みアドレスWよ
りも大なる周波数を有する場合の例である。時刻
t=t1〜t3の間がクロスフエード状態であり、t
=t3以降新データ(R′)となつていることが判
る。
かかる従来装置では、クロスフエードの制御を
アナログ信号に変換した後で行つているので、こ
のクロスフエードの形態を種々に制御することが
困難であり、また回路構成も複雑となる。特にク
ロスフエードの期間(t1〜t3)が読出し周波数に
対して一定に設定されているので、入力信号の種
類によつては音程変換後の再生音が非常に聞きづ
らく、またクロスフエードにおけるフエードイ
ン、フエードアウト制御が直線的に設定されてい
るので、音の歪みが大きくなるという欠点があ
る。
発明の概要 本発明は、クロスフエードの制御をデイジタル
信号の段階でなすようにしてクロスフエードの態
様を容易に制御可能とした音程制御装置を提供す
ることを目的としている。
本発明による音程制御装置は、アナログオーデ
イオ信号をデイジタル信号に変換して記憶装置に
このデイジタル信号を書込み、この書込み速度に
対して記憶装置からデイジタル信号を読出すため
の読出速度を変化させることによつてアナログオ
ーデイオ信号の音程を制御自在としてなる音程制
御装置を対象とし、その特徴とするところは、書
込み速度と読出し速度との相違に起因する読出し
データの不連続点を検知してその前後において記
憶装置から互いに異なる第1及び第2データを読
出す手段と、第1及び第2読出しデータに対して
クロスフエードをかけるクロスフエード制御手段
とを含み、このクロスフエード制御手段は、予め
複数の定数が格納された定数格納手段と、格納手
段から格納定数を導出する定数導出制御手段と、
この導出定数と第1及び第2データとを夫々乗算
してこれ等乗算結果を加算する演算手段とを有
し、この演算手段の出力をアナログ化して出力す
るよう構成されていることを特徴とする。
こうすることによつて、定数格納手段からの定
数導出態様を種々に制御可能となつて入力信号の
種類に応じたクロスフエード制御が可能となるも
のである。
実施例 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する
に、第7図は本発明の実施例のブロツク図であ
り、第1図と同等部分は同一符号により示す。
図において、デイジタル化された入力信号は
RAM4に書込まれる。RAM4からの読み出し
デイジタルデータはクロスフエーダ17へ入力さ
れてクロスフエードがなされ、しかる後にD/A
変換器18においてアナログオーデイオ信号とな
つて出力される。クロスフエード制御回路3から
のクロスフエード制御信号に応答して、アドレス
発生回路20が動作してメモリ21の読出しアド
レスを発生する。このアドレスによつて、メモリ
21から対応した定数A、Bが順次導出されてク
ロスフエーダ17へ供給される。このクロスフエ
ーダ17では、RAM4からの読出しデータR、
R′と定数A、Bとが夫々乗算され、この両乗算
結果が夫々加算されてD/A変換器18へ入力さ
れるようになつている。
第8図は第7図のクロスフエーダ17に関する
部分の具体例を示すブロツク図であり、第7図と
同等部分は同一符号により示している。RAMか
らの読出しデータR、R′は乗算器81,82に
おいて、メモリ21からの導出定数(係数)A、
Bと夫々乗算されてA・R及びB・R′が得られ
る。これ等乗算結果は加算器83において加算さ
れてA・R+B・R′となり、この加算結果が
D/A変換器18へ供給されるのである。メモリ
21には、予めデイジタルデータに対する乗算係
数A、Bが夫々複数個格納されており、第6図に
おけるt1〜t3の間にこれ等係数が順次導出されて
デイジタルデータと乗算されるのである。よつ
て、この場合、データRに対する係数Aは順次小
となるように設定され、またデータR′に対する
係数Bは順次大となるように設定されている。
こうすることにより第6図に示したクロスフエ
ードが可能となるが、この場合、アドレス発生回
路20の発生アドレスの速度を制御可能とするこ
とによつて、クロスフエードの発生期間(第6図
におけるt1〜t3)の長さが制御自在となる。この
アドレス発生の速度を制御する方法としては、例
えば、アドレスカウンタの入力であるクロツクの
発生速度(周波数)を制御自在とすれば良い。
また、係数A、Bの値を変化させるようにする
ことによつて、例えば、第9図に示す様にクロス
フエードの形状を直線に限らず曲線状とすること
も可能である。この方法としては、アドレス発生
用のアドレスカウンタを適宜選択するようにして
メモリ21内の読出し係数A、Bを変えて導出係
数A、Bを選択するようにすれば良い。
上記においては、D/A変換器とA/D変換器
とを独立して設けているが、1つのD/A変換器
と逐次比較型レジスタを用いてA/D、D/A変
換動作を時分割で処理するようにしても良い。ま
た、各回路例は図示の例に限定されることなく
種々の変形が可能である。
発明の効果 本発明によれば、クロスフエードをデイジタル
信号の段階でなすようにしたので、クロスフエー
ドの状態を種々に変化させることが可能となり、
入力信号の種類に応じた音程制御が可能となる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願出願人により提案中の音程制御装
置のブロツク図、第2図及び第3図は第1図の動
作を説明するためのRAM上における読み出しア
ドレスと書込みアドレスの位置対応を示す図、第
4図は第1図のブロツクの具体例を示す図、第5
図及び第6図は第4図の動作を説明するための
図、第7図は本発明の実施例のブロツク図、第8
図は第7図のブロツクの一部具体例のブロツク
図、第9図はその動作例を示す図である。 主要部分の符号の説明、1……加算器、2……
比較器、3……クロスフエード制御回路、4……
RAM及びラツチ、5……マルチプレクサ、17
……クロスフエーダ、18……D/A変換器、2
0……アドレス発生回路、21……係数メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アナログオーデイオ信号をデイジタル信号に
    変換して記憶装置に前記デイジタル信号を書込
    み、この書込み速度に対して前記記憶装置からデ
    イジタル信号を読出すための読出速度を変化させ
    ることによつて前記アナログオーデイオ信号の音
    程を制御自在としてなる音程制御装置であつて、
    前記書込み速度と読出し速度との相違に起因する
    読出しデータの不連続点を検知してその前後にお
    いて前記記憶装置から互いに異なる第1及び第2
    データを読出す手段と、前記第1及び第2読出し
    データに対してクロスフエードをかけるクロスフ
    エード制御手段とを含み、前記クロスフエード制
    御手段は、予め複数の定数が格納された定数格納
    手段と、前記格納手段から格納定数を導出する定
    数導出制御手段と、この導出定数と前記第1及び
    第2データとを夫々乗算してこれ等乗算結果を加
    算する演算手段とを有し、この演算手段の出力を
    アナログ化して出力するよう構成されていること
    を特徴とする音程制御装置。 2 前記定数導出手段は、定数導出速度を制御自
    在に構成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項の音程制御装置。 3 前記定数導出制御手段は、定数導出のための
    アドレスを制御自在に構成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または特許請求の範
    囲第2項の音程制御装置。
JP24262084A 1984-11-16 1984-11-16 音程制御装置 Granted JPS61121096A (ja)

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JP24262084A JPS61121096A (ja) 1984-11-16 1984-11-16 音程制御装置

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JP24262084A JPS61121096A (ja) 1984-11-16 1984-11-16 音程制御装置

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JPS61121096A JPS61121096A (ja) 1986-06-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2614213B2 (ja) * 1986-09-03 1997-05-28 キヤノン株式会社 表示装置

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JPS61121096A (ja) 1986-06-09

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