JPH0642149B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH0642149B2
JPH0642149B2 JP60073700A JP7370085A JPH0642149B2 JP H0642149 B2 JPH0642149 B2 JP H0642149B2 JP 60073700 A JP60073700 A JP 60073700A JP 7370085 A JP7370085 A JP 7370085A JP H0642149 B2 JPH0642149 B2 JP H0642149B2
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/06Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour
    • G10H1/12Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour by filtering complex waveforms
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
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    • G10H2250/481Formant synthesis, i.e. simulating the human speech production mechanism by exciting formant resonators, e.g. mimicking vocal tract filtering as in LPC synthesis vocoders, wherein musical instruments may be used as excitation signal to the time-varying filter estimated from a singer's speech
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高調波係数をもとにフーリエ合成による計算手
段での所望の楽音波形を合成する方式で、高調波係数の
変化に関する手段を有する電子楽器に関するものであ
る。
〔従来技術と問題点〕
従来電子楽器において、フオルマント特性によって高調
波係数を制御する方法は、フオルマント特性をすべて記
憶するメモリを用いる方法や計算によつてフオルマント
特性を得る方法等が種々提案されている。
しかしながら、フオルマント特性をすべて記憶する方法
は、種々の所望の楽音を得るためには莫大なメモリを要
する。現在メモリが安くなつていると言つてもこれをふ
んだんに使用してシステムを作製すると、コスト高とな
る傾向は免れない。また、フオルマント特性をすべて計
算によつて得る方法は、任意のフオルマント特性を得る
ことが難かしく、所望のフオルマント特性を得るために
は計算手段あるいは計算量が多くなつてしまい、回路が
複雑化して集積化する場合の困難さに直面せざるを得な
い。
本発明の目的は、経時変化を示すエンベロープ情報であ
るADSR,イニシャルおよびアフタータッチレスポン
スの情報を示タッチ情報,選択された音色選択を示す音
色情報等に応じて高調波係数を簡単に制御することので
きるフォルマントフィルタ特性を得るために、メモリ方
式と計算方式を組み合わせるこによって少ない量のメモ
リと簡潔な回路で実施することができる電子楽器を提供
することである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は各高調波次数に対
する各高調波成分を合成して所望の楽音波形を得る電子
楽器において、エンベロープ情報、タッチ情報、音色選
択情報等に応じてフィルタ特性のカットオフ高調波次数
を発生する手段と、エンベロープ情報、タッチ情
報、音色選択情報等に応じてフィルタ特性の平坦部のレ
ベルHを発生する手段と、スロープカーブを記憶する
記憶手段と、前記カットオフ高調波次数を発生する手段
からのカットオフ高調波次数qに応じて前記記憶手段
よりスロープカーブを読み出す読み出し手段と、前記レ
ベルHを発生する手段からのレベルHと前記記憶手
段から読み出されたスロープカーブの値のいずれかを前
記カットオフ高調波次数を発生する手段からのカットオ
フ高調波次数qに応じて選択して出力する選択手段と
を具え、前記選択手段からの出力信号で各高調波成分値
を制御するようにしたことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記構成により、所望の楽音波形をを得るため、フオル
マント特性のカツトオフ高調波次数qcと、レベルHa
と、スロープカーブの値を選択することにより、各高調
波成分値を制御できるようにしたものであり、かつ前記
qc,Ha,スロープカーブ値の所定範囲の変動を行な
うことのできるものである。しかもこれらが少ないメモ
リ量と簡単な構成で可能となる。
〔実施例〕
本発明に係るフーリエ合成方式の説明を第1図に使つて
述べる。
しかしながら、本発明はこれに限定されることなく高調
波係数によるフーリエ合成方式はすべて含まれる。
第1図の楽音発生システム100は一般的なフーリエ合成
方式で所望の楽音を発生する実施例である。
キー・タブレツトアサイナ102は、キー・タブレツトス
イツチ群101を走査し、キー・タブレツトスイツチ群101
に含まれるスイツチのON−OFFやキースイツチのタツチ
レスポンス等を検出し、キー・タブレツトアサイナ102
内に各スイツチの情報を持つている。そして、その情報
をシステム100を制御するコントロール回路103に送出す
る。
コントロール回路103は、キー・タブレツトアサイナ102
より送られてくる情報を受けて、下記に示すフーリエ合
成方程式(1) q;高調波次数 n;サンプルポイント番号 W;高調波の個数 Cq;高調波係数 Fq;スケーリング係数 Zn;サンプリング値 に基づいて合成波形をメインメモリ110にセツトする。
その手順を説明すると、コントロール回路103よりの信
号で所望の音色の高調波係数Cqを高調波係数メモリ10
8より読出す。一方、経時変化を示すエンベロープ情報
であるADSR,イニシヤルおよびアフタータツチレス
ポンスの情報を示すタツチ情報,選択された音色選択を
示す音色情報等を入力して高調波係数をスケーリングす
るスケーリング値Fqをスケーリング値発生器105より
出力する。そして、高調波係数Cqとスケーリング値F
qを乗算器107において乗算し、スケーリング値Fqで
スケーリングされた高調波係数Cq′を得る。乗算器107
より得られた高調波係数Cq′とコントロール回路103よ
りの信号で正弦波関数テーブル104より読み出されるq
次の正弦波値 とを乗算器106において乗算する。乗算器106よりの乗算
値を累算器109で累算して方程式(1)で示す合成波形をメ
インメモリ110に作り上げる。
次に、メインメモリ110に貯えられた合成波形は、鍵に
対応する音調メモリ112−1〜112−m(mは複数あるこ
とを意味する、しかし時分割して一つの構成にできるこ
とは明らかである)の少なくとも一つに転送選択回路11
1を通じて転送され、同様に鍵に対応する音調周波数情
報を発生する音調周波数情報発生器113からの音調周波
数情報により、波形合成にはなんら影響を及ぼさず対応
した音調メモリから読み出される。音調メモリ112−1
〜112−mから音階に対応して読み出されたデータは、
押鍵に対応してエンベロープ波形を出力するエンベロー
プ発生器115からのエンベロープ出力波形と乗算器114−
1〜114−mで乗算され、エンベロープの付加された楽
音波形データとなる。乗算器114−1〜114−mよりの楽
音波形データは、D/A変換器116−1〜116−mでアナ
ログ楽音波形に変換され、サウンドシステム117に供給
されてサウンドシステム117より所望の楽音が得られ
る。
以上のように、本発明の要部は、高調波係数メモリ108
からの高調波係数Cqを乗算器107でスケーリングする
スケーリング値Fqを発生するためのスケーリング値発
生器105を、少ない量のメモリと簡単な回路を用いて所
要のフオルマント特性を得る手段により構成したもので
ある。
第2図はスケーリング値発生器105の特性であるフオル
マントフイルタ特性の一般的なパターン4種を示してい
る。同図(a)はレゾナンスを持たないローパスフイル
タ、同図(b)はレゾナンスを持たないハイパスフイル
タ、同図(c)はレゾナンスを持つたローパスフイルタ、
同図(d)はレゾナンスを持つたハイパスフイルタであ
る。ここで横軸は高調波次数、縦軸はレベル値を示して
いる。点◎はカツトオフ次数q,レベルHaはスロー
プ(SL)以外のときのレベルを示している。
第3図は、第2図(a),(b)のレゾナンスを持たない時の
フオルマントフイルタ特性を得るための実施例を示す。
同図(a)はブロツク構成図、同図(b)はその構成のスロー
プメモリ301の内容説明図である。第4図は、第3図の
動作説明図である。以下第3図(a)に従い第4図を参照
しつつ説明する。高調波次数qは、第4図(a)のように
1からqまで変化する値で演算器302と次数比較器303に
入力される。カットオフ次数qcは、第4図(a)で示す
ように1qcqで任意に設定できる値であり、同様
に減算器302と次数比較器303に入力される。次数比較器
303は両入力qとqcの大小関係を比較して第4図(b),
(c)に示すような信号qqc,qqcを出力し、AND
−ORゲート306(並列ANDゲートY,Xの出力をORゲート
Zに入力したもの)のANDゲートY,Xのそれぞれの一
方の入力とする。
AND−ORゲート306のANDゲートXの他方入力はH/L信
号(ハイパス時“H”,ローパス時“L”である)が入
力され、ANDゲートYの他方入力はH/L信号をインバ
ータ305で反転した信号が入力される。その結果、AND−
ORゲート306のORゲートZの出力は第4図(d),(e)で示
す信号のどちらか一方を出力する。AND−ORゲート306か
らの出力は、データ選択器304に働きかけて“H”のと
きスロープメモリ301からの出力を、“L”のときはレ
ベル“1”(0dBを意味する)を選択してデータ選択器
304の出力とする。減算器302はH/L信号が“H”のと
き(qc−q)を、“L”のとき(q−qc)を演算
し、その結果をスロープメモリ301のアドレス信号とし
て出力する減算器である。ここで、q=1〜16,qc=
5としてさらに第1表を使つて減算器302の出力である
アドレス信号がどのようになるかの例を表として示す。
第1表で−(マイナス)の値となる時は、スロープメモ
リ301からの出力がデータ選択器304から出力されないの
で問題はない。そして、スロープメモリ301の内容を第
3図(b)で示すようなワードとレベルの関係で記憶して
いると、データ選択器304からの出力はローパスフイル
タ(LPF)のとき第4図(f)に示すように、高調波次数qが
カツトオフ次数qcまではレベル“1”が出力され、カ
ツトオフ次数qc以上はスロープメモリ301に記憶され
ているスロープ値が出力されたフオルマント特性が得ら
れる。一方、ハイパスフイルタ(HPF)のとき、第4図(g)
で示すように、高調波係数qがカツトオフ周波数qcま
ではスロープメモリ301に記憶されているスロープ値が
出力され、カツトオフ次数以上はレベル“1”出力され
たフオルマント特性が得られる。以上データ選択器304
から得られたフオルマント特性データは、第1図のスケ
ーリング値発生器105の出力Fqで示すように、高調波
係数メモリ108からの係数値Cqを乗算器107でスケーリ
ングするための値として使用される。
第5図は第2図の(a),(b)を得ることも可能で、さらに
進んで同図(c),(d)で示すようなレゾナンスを持つた時
のフオルマント特性も得ることのできる他の実施例を示
す。
第6図は第5図の動作説明図である。以下第5図に従い
第6図を参照しつつ説明する。
第5図において、第3図(a)とブロツクを指定する番号
が同一になつているものは同じ機能であるので、詳細な
説明は省略し、新たに付加されたブロツクを中心に述べ
る。減算器302−1は(q−qc)を行なつて出力Dを
補数器302−2に送り、補数器302−2は送られてきたD
を減算器302−1より出力されるオーバーフロー信号C
oをコントロール入力として、絶対値|D|にかえてス
ロープメモリ301のアドレス信号とする。それを第6図
(a)に示す。第6図(b)の鎖線をスロープメモリ301に
格納されている内容とすると、同図(b)ののラインは
補数器302−2の出力をアドレス信号としてスロープメ
モリ301から読み出された値を示す。レベル比較器308は
スロープメモリ301からの値〔第6図(b)の〕と任意に
設定可能なレベルHa〔第6図(b)の一点鎖線〕との比
較を行なつて第6図(c)に示すようなスロープメモリ301
からの信号がレベルHaより大きいとき“H”レベルでそ
れ以外の時は“L”レベルの信号を出力してORゲート30
7の一方の入力とする。ORゲート307の他方の入力は第3
図で述べたと同じ信号を出力するAND−ORゲート306から
の出力している。
ここでAND−ORゲート306の出力は、ローパス時第6図
(d),ハイパス時第6図(e)となる。ORゲート307からの
信号は、データ選択器304によつて信号“H”のときは
スロープメモリ301からの値を、信号“L”のときは任
意設定可能なレベルHaを選択する。
その結果、データ選択器304からは、ローパスのとき第
6図(f)のようなフオルマント特性を持つたカーブが、
ハイパスのとき第6図(g)のようなフオルマント特性の
カーブが出力される。データ選択器304の出力は、第1
図のスケーリング値発生器105の出力Fqで示すように、
乗算器107へ送られて、高調波係数メモリ108からの係数
Cqをスケーリングする。
第7図,第8図はADSR,タツチ情報,音色情報等等によ
つてカツトオフ高調波次数qc,レベルHaを変化させる
ことができる実施例を示すものである。つまり、第7図
のカツトオフ次数発生器701からの出力qcをqc′ま
で動かすと、第8図(a)で示すように、カツトオフ次数
がqcである実線で示すカーブからカツトオフ次数がq
c′である一点鎖線で示すカーブまでスライドするフオ
ルマントフイルタ特性となる。さらに第7図レベルHa発
生器702からの出力HaをHa′まで変化させると、第8図
の(b)で示すようにレベルがHaである実線で示すカーブ
からレベルがHa′である一点鎖線で示すカーブまで相対
的レゾナンスが変化するようなフオルマントフイルタ特
性となる。このように、種々の情報でもつてカツトオフ
次数qとレベルHaを変化させることによつて簡単にフ
オルマントフイルタ特性を変化させることができる。
第9図,第10図は第5図のスロープメモリ301の内容を
変えた場合の状態を示すのである。
第9図では第5図のスロープメモリ301を複数個持つて
いる場合を示している。本図では4つのスロープメモリ
301−1〜301−4を持つておりそれをスロープメモリ選
択信号を入力するデコーダ901の出力でスロープメモリ
選択信号に応じたスロープメモリのみを選択してその出
力値をデータ選択器304に送る。ここでも前に述べた数
字と同じ番号が付いているものは同機能を有するもので
ある。第10図は第9図のスロープメモリI〜IV(301−
1〜302−2)を各々第10図(a)〜(d)とした場合に、そ
れぞれに対応してデータ選択器304から出力されるデー
タを第10図(e)〜(h)に示す。ここでレベルHaは“1”つ
まり0dBとして、またカツトオフ次数qcは高調波次数
軸の任意にとつたときの図である。このようにスロープ
メモリの内容も任意に変更あるいは選択することによつ
て、所望の種々のフオルマントフイルタ特性を簡単に得
ることができる。
第11図,第12図はレゾナンスを持つたフオルマントフイ
ルタ特性において、カツトオフ次数qcを中心にした場
合のスローブ曲線を左を右との形状を変更させることを
示す図である。第5図で説明したように、複数器302−
2からのアドレス信号によつてスロープメモリ301の内
容を読み出して、フオルマントフイルタ特性のスロープ
としている。ここで、第12図(a)はスロープメモリを1
つとした場合、つまり第5図の方式で行なつたときの図
である。この第12図(a)からわかるようにスロープと
スロープは、符号は正負と違うけれど同じ傾きであ
る。こで、第12図(b)のようにスロープ′とスロープ
′のように正負の符号も違うけれど傾きも異なるよう
にするためのことを第11図で行なつている。減算器302
−1からのアドレス信号Dとコントロール信号Coを入力
として補数器302−2からスロープメモリ(I),(II)のア
ドレス信号を発生し、コントロール信号Coはスロープメ
モリ(I)301−1には直接、スロープメモリ(II)301−2
にはインバータ−111を通して、各々にスロープメモリ
選択信号として送られ、カツトオフ次数qcを中心にし
てq<qcのときはスロープメモリ(II)301−2をq
qcのときはスロープメモリ(I)301−1を各々選択す
る。つまりスロープメモリ(II)301−2にスロープ′
を、スロープメモリ(I)301−1にスロープ′を格納し
た場合には、データ選択器304からの出力は第12図(b)の
ようになる。このように、レベルHaが“1”未満のとき
カツトオフ次数qcを中心として左と右のスロープの形
状をスロープメモリを一つ増すことによつて実施でき
る。ここではスロープメモリの内容を直線にしているけ
れど第9図,第10図で述べたように任意のカーブとすれ
ば種々のフオルマントフイルタ特性が得られる。
第13図,第14図はスロープメモリ301へのアドレス信号
を変更することによつてフオルマントフイルタ特性のス
ロープの傾きを簡単に変更できることを示している。補
数器302−2から出力されるアドレス信号をアドレス変
更装置131の入力とする。アドレス変更信号131はアドレ
ス変更信号Acもまた入力し、この信号によつて補数器30
2−2からのアドレス信号を変更したその結果出力をス
ロープメモリ301へのアドレス信号とする。そしてスロ
ープメモリ301からは任意の傾きを持つたスロープデー
タが読み出され、データ選択器304へ供給される。第14
図は第13図のデータ選択器304から出力されるレベルHa
が“1”つまり0dBで、カツトオフ次数qcが任意に設
定したときのフオルマントフイルタ特性を表わす図であ
る。第14図の実線をアドレス変更信号Acのときのスロー
プとしたとき、一点鎖線,二点鎖線はアドレス変更信号
によつてアドレスを変更したときのスロープを示してい
る。このようにスロープメモリアドレス信号を変更する
ことにより、種々の傾きを持つたスロープが簡単に実施
できるフオルマントフイルタ特性を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、各高調波次数に
対する高調波成分を合成して所望の楽音波形を得るた
め、フオルマント特性のカツトオフ高調波次数qcと、
レベルHaと、スロープカーブの値を選択して出力するこ
とにより、各高調波成分値を制御するようにしたもので
ある。さらにこれらのqc,Ha,スロープカーブ値の所
定範囲の変動を行なうことができるものである。しかも
これらが前述の回路に示すように少ないメモリ量と簡単
な回路で可能となるものであり、小形化,低価格化に寄
与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の構成説明図、第2図は本発明
のフオルマントフイルタ特性説明図、第3図は本発明の
波形構成の実施例説明図、第4図は第3図の実施例の動
作説明図、第5図は本発明の波形構成の他の実施例説明
図、第6図は第5図の実施例の動作説明図、第7図は本
発明の波形変動の実施例説明図、第8図は第7図の動作
説明図、第9図,第11図,第13図はそれぞれ本発明の波
形変動の他の実施例説明図、第10図,第12図,第14図は
それぞれ第9図,第11図,第13図の動作説明図である。
図中100は楽音発生システム、101はキー・タブレツトス
イツチ群、102はキー・タブレツトアサイナ、103はコン
トロール回路、104は正弦波関数テーブル、105はスケー
リング値発生器、106,107は乗算器、108は高調波係数
メモリ、109は累算器、110はメインメモリ、111は転送
選択回路、112−1〜112−mは音調メモリ、113は音調
周波数情報発生器、114−1〜114−mは乗算器、115は
エンベロープ発生器、116−1〜116−mはD/A変換
器、117はサウンドシステム、301はスロープメモリ、30
2は減算器、303は次数比較器、304はデータ選択器、305
はインバータ、306はAND・OR回路を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各高調波次数に対する各高調波成分を合成
    して所望の楽音波形を得る電子楽器において、 エンベロープ情報、タッチ情報、音色選択情報等に応じ
    てフィルタ特性のカットオフ高調波次数qを発生する
    手段と、 エンベロープ情報、タッチ情報、音色選択情報等に応じ
    てフィルタ特性の平坦部のレベルHを発生する手段
    と、 スロープカーブを記憶する記憶手段と、 前記カットオフ高調波次数を発生する手段からのカット
    オフ高調波次数qに応じて前記記憶手段よりスロープ
    カーブを読み出す読み出し手段と、 前記レベルHを発生する手段からのレベルHと前記
    記憶手段から読み出されたスロープカーブの値のいずれ
    かを前記カットオフ高調波次数を発生する手段からのカ
    ットオフ高調波次数qに応じて選択して出力する選択
    手段とを具え、 前記選択手段からの出力信号で各高調波成分値を制御す
    るようにしたことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】更に前記読み出し手段からの読み出しを制
    御する制御手段を有し、前記記憶手段から読み出される
    スロープカーブ値を変更することを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載の電子楽器。
JP60073700A 1985-04-08 1985-04-08 電子楽器 Expired - Lifetime JPH0642149B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60073700A JPH0642149B2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08 電子楽器
US06/847,426 US4700603A (en) 1985-04-08 1986-04-02 Formant filter generator for an electronic musical instrument
US07/290,860 US4991485A (en) 1985-04-08 1988-12-28 Scaling of each harmonic coefficient for electronic musical instrument

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