JPH0535426U - 車両のバツクドア - Google Patents

車両のバツクドア

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JPH0535426U
JPH0535426U JP9300291U JP9300291U JPH0535426U JP H0535426 U JPH0535426 U JP H0535426U JP 9300291 U JP9300291 U JP 9300291U JP 9300291 U JP9300291 U JP 9300291U JP H0535426 U JPH0535426 U JP H0535426U
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JP
Japan
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reinforcing member
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spare tire
panel
hinge
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良明 植田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両のバックドアの外側にスペアタイヤを取
付ける構造のドアにおいて、補強部材を合理的に配設し
てドアパネルの剛性の向上を図る。 【構成】 車両のバックドア20は、ガラスを支持する
フレーム200とドアパネル210を有する。ドアパネ
ルを構成するアウタパネルとインタパネルとの間に配設
される補強部材225は上部のドアヒンジ222を支持
し、補強部材235は下部のドアヒンジ232を支持す
る。補強部材250は取付具253、255を介してス
ペアタイヤのブラケットを支持する。各補強部材の側縁
部を重ね合せて接合することにより、バックドア全体の
剛性を向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両のスペアタイヤを装架するバックドアの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
いわゆるレクリエーション用自動車等においては、車体のバックドアの外側に スペアタイヤをとりつける場合がある。 図6はバックドアにスペアタイヤをとりつける例を示すもので、自動車1の車 体10は、後部開口部を開閉する2枚のドア20、30を備える。第1のバック ドア20は車体の左側にヒンジを介して支持されるもので、幅寸法を大きくとっ てある。第2のバックドア30は車体10の右側にヒンジを介して支持されるも ので、幅寸法は第1のバックドアに比べて小さい。 第1のバックドア20の外側には、スペアタイヤ40が装架される。スペアタ イヤ40を支持する装置としては、例えば図7に示すような装置が採用される。 この装置はバックドアのアウタパネル22にブラケット50を固定し、このブラ ケット50に立設されるスタッドボルト52にスペアタイヤ40のホイールディ スク42を差し込み、ホイールナット44で締め付ける構造を有する。このスペ アタイヤの支持装置を改良したものは、本出願人による実開昭58−46675 号公報に開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
スペアタイヤは自重も大きいが、タイヤカバー等の荷重も加えてブラケット5 0を介してバッドドアのアウタパネル22により支持される。この荷重に耐え、 しかも重量増加を押えるために、ドアパネル内に補強部材を配設して剛性を向上 させる。 一方、バックドア20は2個のヒンジを介して車体10に開閉自在にとりつけ られる。このヒンジはスペアタイヤを含めてバックドア全体の荷重を支えるので 、剛性も高い部材であり、また、ヒンジのドアパネルへの取付部分の剛性も高く する必要がある。この取付部の剛性を向上する目的で、ドアパネル内に補強部材 がとりつけられる。 本考案は、これらの補強部材を合理的に配設したバックドアを提供するもので ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のバックドアは、ヒンジをとりつける補強部材と、スペアタイヤのブラ ケットをとりつける補強部材の両側縁部を重ね合せて接合したものである。この 構造によりドアパネル内に車幅方向に連続する2つの閉断面が形成される。
【0005】
【作用】
スペアタイヤとスペアタイヤを取付けるブラケットの荷重は、補強部材により 剛性が向上したドアパネルにより堅実に支持される。
【0006】
【実施例】
図1は本考案のバックドアの補強構造を示す説明図、図2は図1のA−A矢視 図、図3は図2のE矢視部の拡大図、図4は図1のB−B矢視図、図5は図4の F矢視部の拡大図である。 全体を符号20で示すバックドアは、ガラスを支持するフレーム200とドア パネル210を有する。 ドアパネル210はアウタパネル212とインナパネル214で構成され、側 部の上下に2個のヒンジ部220、230を有する。上部のヒンジ部220は板 材を袋状に形成したもので、内部に湾曲部をもつヒンジ222がとりつけられる 。下部のヒンジ部230も同様に袋状の室に形成され、内部にヒンジ232がと りつけられる。 上部のヒンジ222は取付部222Aを介して第1の補強部材225にとりつ けられる。第1の補強部材225はインナパネル214に接合される。 同様に、下部のヒンジ232は取付部232Aを介して第2の補強部材235 にとりつけられる。第2の補強部材235もインナパネル214に接合される。
【0007】 ドアアウタパネル212のスペアタイヤの支持ブラケットの取付部には、アウ タパネルの裏側に第3の補強部材250が固着される。この補強部材250は上 下方向に延びる1対の膨出部252、254を有し、各膨出部にそれぞれ2個の ナット253、255がとりつけられる。 このナット253、255を利用してスペアタイヤを支持するブラケットがと りつけられる。 このスペアタイヤブラケット用の補強部材250はアウタパネル212の裏面 に接合されてアウタパネル212を補強するとともに、その両側部はインナパネ ル214に接合される。この構造により、ドアパネル210内に閉断面262が 形成されてドアパネルの剛性が向上する。 この際に、補強部材250のヒンジ側の端縁部250Aは、第1の補強部材2 25の端縁部225Aと第2の補強部材235の端縁部235Aに重ね合せられ て接合される。 この構造によりスペアタイヤの荷重を受ける補強部材250は、ヒンジを取付 けた補強部材225、235に直接に連結され、補強剛性が向上する。 同時に、第1の補強部材225はアウタパネル212との間で閉断面260を 形成し、第2の補強部材235もアウタパネル212との間で閉断面261を形 成する。この構造によりドアパネル210の剛性も向上する。
【0008】
【考案の効果】
本考案のバックドアは以上のように、スペアタイヤをバックドアに設けるブラ ケットにとりつける構造のものであって、バックドアを車体にとりつけるヒンジ の補強部材と、スペアタイヤのブラケットをとりつける補強部材とを直接に接合 した構造を有する。この構造によりドアパネル内には車幅方向に連続する閉断面 が形成される。 バックドアパネル自体の剛性が向上するとともに、補強部材が連結されるので 、スペアタイヤを堅実に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバックドアの補強部材を示す説明図。
【図2】図1のA−A矢視図。
【図3】図2のE矢視部の拡大図。
【図4】図1のB−B矢視図。
【図5】図4のFの矢視部の拡大図。
【図6】本考案を実施する車両の概要を示す説明図。
【図7】スペアタイヤの取付ブラケットを示す説明図。
【符号の説明】
20 バックドア 40 スペアタイヤ 50 ブラケット 210 ドアパネル 212 アウタパネル 214 インナパネル 222 ヒンジ 225 ヒンジの補強部材 232 ヒンジ 235 ヒンジの補強部材 250 スペアタイヤブラケットの補強部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後部開口部の側部にヒンジを介し
    てとりつけられてスペアタイヤを支持するバックドアで
    あって、ドアパネルの内側に配設されてヒンジがとりつ
    けられる補強部材と、スペアタイヤを装架するブラケッ
    トがとりつけられる補強部材とを備え、ヒンジを支える
    補強部材の側縁部とスペアタイヤのブラケットを支える
    補強部材の側縁部とを重ね合せて接合してなるバックド
    ア。
  2. 【請求項2】 ドアパネルのアウタパネルの裏面に接合
    されてスペアタイヤのブラケットを支える補強部材の両
    側部をインナパネル側に接合することにより、ヒンジを
    支える補強部材と協同してドアパネルの内部に車幅方向
    に連続する2つの閉断面を形成してなる請求項1記載の
    バックドア。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006315546A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Suzuki Motor Corp ドアの補強構造

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JPS6252571U (ja) * 1985-09-21 1987-04-01

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JP2589092Y2 (ja) 1999-01-20

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