JPH05319514A - パレット式搬送装置 - Google Patents
パレット式搬送装置Info
- Publication number
- JPH05319514A JPH05319514A JP16666192A JP16666192A JPH05319514A JP H05319514 A JPH05319514 A JP H05319514A JP 16666192 A JP16666192 A JP 16666192A JP 16666192 A JP16666192 A JP 16666192A JP H05319514 A JPH05319514 A JP H05319514A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- lift
- return
- roller
- support stand
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 物品を搭載可能にしたパレットが移動する搬
送装置において,移動区画別に速度変更を可能にして連
続的にパレットを移動することができ,移動区画体の位
置に関係なく地上面からパレットを移動することができ
ると共に移動区画体の上下方向の空間も物品の収納室と
して利用可能な搬送装置を提供する。 【構成】 パレット17の両側面にレールを備え,横行
用駆動モータ16で回転する駆動ローラ12を軸着した
ローラ支持台を昇降リフト1と往行用支持台10と還行
用支持台11とに配設し,搬入口18からパレット17
を昇降リフト1で往行用支持台10へ移動させ,往行用
支持台10によって搬送して,搬出口19の昇降リフト
1で還行用支持台11へ移動させ,還行用支持台11に
よって搬入口18の昇降リフト1まで戻る構成とする。
更に往行用支持台10と還行用支持台11の上下方向の
区画体をパレット17の収納室22とする。
送装置において,移動区画別に速度変更を可能にして連
続的にパレットを移動することができ,移動区画体の位
置に関係なく地上面からパレットを移動することができ
ると共に移動区画体の上下方向の空間も物品の収納室と
して利用可能な搬送装置を提供する。 【構成】 パレット17の両側面にレールを備え,横行
用駆動モータ16で回転する駆動ローラ12を軸着した
ローラ支持台を昇降リフト1と往行用支持台10と還行
用支持台11とに配設し,搬入口18からパレット17
を昇降リフト1で往行用支持台10へ移動させ,往行用
支持台10によって搬送して,搬出口19の昇降リフト
1で還行用支持台11へ移動させ,還行用支持台11に
よって搬入口18の昇降リフト1まで戻る構成とする。
更に往行用支持台10と還行用支持台11の上下方向の
区画体をパレット17の収納室22とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,物品を搭載したパレッ
トを連続して搬送することができるパレットの搬送装置
に関するものである。
トを連続して搬送することができるパレットの搬送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の物品を搬送する場合にはコンベア
が利用されていたが,コンベアはチェンをエンドレス状
に両端の大径のスプロケットで駆動回転させ,チェン上
に軸着された複数枚の幅の短い板により搭載台を形成し
ている。その搭載台はエンドレスチェンで連結され等速
移動してゆく,また,重量物品を搭載する場合には搭載
台を支持するローラを設け補強しなければならない。搭
載台も短い板状であるため搭載品を不安定な状態で移動
しなければならず,しかも,大径のスプロケット径分の
装置の高さを必要とし,エンドレスチェンの弛み防止の
工夫もされていた。
が利用されていたが,コンベアはチェンをエンドレス状
に両端の大径のスプロケットで駆動回転させ,チェン上
に軸着された複数枚の幅の短い板により搭載台を形成し
ている。その搭載台はエンドレスチェンで連結され等速
移動してゆく,また,重量物品を搭載する場合には搭載
台を支持するローラを設け補強しなければならない。搭
載台も短い板状であるため搭載品を不安定な状態で移動
しなければならず,しかも,大径のスプロケット径分の
装置の高さを必要とし,エンドレスチェンの弛み防止の
工夫もされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンベア式で
は,重量物品を搭載して水平に移動させる装置は大型で
強固にしなければならず設備費を高めると共に,エンド
レス状で連結されているので大容量の駆動モータを必要
とし,その電源設備の費用も大きかった。また,コンベ
アは等速移動するために,各工程の処理時間が異なる場
所では移動距離をかえて調整する手段をとるか,工程別
に区切って何基もコンベアを設置しなければならない。
しかし,コンベアを複数基設けるとコンベアの接続点に
おいて,搬送物品の接触事故が発生して製品に損傷をあ
たえていた。本発明はパレット状の搭載台として,各部
に分離した小容量の駆動モータで移動に必要な区画のみ
ローラを回転させて,ローラ上のパレットを必要な速度
で必要な場所までを移動させ,移動距離も長短に関係な
く,しかもパレットの搬送を連続して移動させることが
できるパレット式の搬送装置を提供することを目的とす
るものである。
は,重量物品を搭載して水平に移動させる装置は大型で
強固にしなければならず設備費を高めると共に,エンド
レス状で連結されているので大容量の駆動モータを必要
とし,その電源設備の費用も大きかった。また,コンベ
アは等速移動するために,各工程の処理時間が異なる場
所では移動距離をかえて調整する手段をとるか,工程別
に区切って何基もコンベアを設置しなければならない。
しかし,コンベアを複数基設けるとコンベアの接続点に
おいて,搬送物品の接触事故が発生して製品に損傷をあ
たえていた。本発明はパレット状の搭載台として,各部
に分離した小容量の駆動モータで移動に必要な区画のみ
ローラを回転させて,ローラ上のパレットを必要な速度
で必要な場所までを移動させ,移動距離も長短に関係な
く,しかもパレットの搬送を連続して移動させることが
できるパレット式の搬送装置を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに,パレットの側面に駆動ローラで移動可能にしたレ
ールを備えて,横行用駆動モータで回転する駆動ローラ
を軸着したローラ支持台を左右一対にライン状に配設
し,パレット移載体にローラ支持台を内蔵しパレットを
収納可能にして上下動あるいは横行移動するように設
け,パレットを移動する往行用のローラ支持台と還行用
のローラ支持台とを設置し,搬入口と搬出口に往行用と
還行用のローラ支持台間を移動するように設置した昇降
リフトによりパレットを循環させる構成とする。更に,
往行用と還行用のローラ支持台の上下方向の区画体に複
数階のローラ支持台をパレットに収納可能に配設し,パ
レット移載体で入出庫可能にする。
めに,パレットの側面に駆動ローラで移動可能にしたレ
ールを備えて,横行用駆動モータで回転する駆動ローラ
を軸着したローラ支持台を左右一対にライン状に配設
し,パレット移載体にローラ支持台を内蔵しパレットを
収納可能にして上下動あるいは横行移動するように設
け,パレットを移動する往行用のローラ支持台と還行用
のローラ支持台とを設置し,搬入口と搬出口に往行用と
還行用のローラ支持台間を移動するように設置した昇降
リフトによりパレットを循環させる構成とする。更に,
往行用と還行用のローラ支持台の上下方向の区画体に複
数階のローラ支持台をパレットに収納可能に配設し,パ
レット移載体で入出庫可能にする。
【0005】
【作用】駆動ローラはローラ支持台に軸着され左右一対
にライン状にすることで,パレットの左右両側に備えた
レールを支持して移動させ搬送する作用がある。また,
搬入口と搬出口には上下動するローラ支持台を内蔵した
昇降リフトにより,パレットの往行と還行を行う各ロー
ラ支持台間を移動することによって連続移動するパレッ
トを復帰する作用をなす。更に,ローラ支持台の上下方
向の空間の複数階にローラ支持台を配設することで,パ
レットを収納することができると共に物品の収納を可能
にする作用がある。
にライン状にすることで,パレットの左右両側に備えた
レールを支持して移動させ搬送する作用がある。また,
搬入口と搬出口には上下動するローラ支持台を内蔵した
昇降リフトにより,パレットの往行と還行を行う各ロー
ラ支持台間を移動することによって連続移動するパレッ
トを復帰する作用をなす。更に,ローラ支持台の上下方
向の空間の複数階にローラ支持台を配設することで,パ
レットを収納することができると共に物品の収納を可能
にする作用がある。
【0006】
【実施例】以下,本発明の一実施例を図面で示し説明す
る。第1図は,パレット式搬送装置で自動車C1が地上
面GLから走行して搬入口18のパレット17上に乗込
み,ライン状に構成されたローラ支持台3の駆動ローラ
12を回転させて自動車Cを搭載したパレット17を連
続して搬送されている様子を示している。自動車Cを乗
込む搬入口18には,パレット17を収納したパレット
移載体1(実施例では昇降リフトとする)が地上面と一
線をなして待機している。昇降リフト1はリフトフレー
ム2により枠状に形成され,4隅に昇降用ローラ4を回
転可能に設けガイドレール6内を摺動して上下動できる
様にロープ5で吊り下げられ,リフトフレーム2上に横
行用駆動モータ16を備えたローラ支持台3を内蔵して
いる。
る。第1図は,パレット式搬送装置で自動車C1が地上
面GLから走行して搬入口18のパレット17上に乗込
み,ライン状に構成されたローラ支持台3の駆動ローラ
12を回転させて自動車Cを搭載したパレット17を連
続して搬送されている様子を示している。自動車Cを乗
込む搬入口18には,パレット17を収納したパレット
移載体1(実施例では昇降リフトとする)が地上面と一
線をなして待機している。昇降リフト1はリフトフレー
ム2により枠状に形成され,4隅に昇降用ローラ4を回
転可能に設けガイドレール6内を摺動して上下動できる
様にロープ5で吊り下げられ,リフトフレーム2上に横
行用駆動モータ16を備えたローラ支持台3を内蔵して
いる。
【0007】昇降リフト1の上部には,昇降用モータM
がカウンターシャフト8を介して巻き取りドラム7を回
転させてロープ5を巻き上げ又は巻き戻しさせること
で,昇降用ローラ4をガイドレール6に沿って昇降リフ
ト1を水平に上下動するようにしている。なお,ガイド
レール6の上端にはシーブが設けられ,ガイドレール6
内に吊り下げられたロープ5を巻き取りドラム7に巻き
取り易くするための方向変換の作用をなしている。
がカウンターシャフト8を介して巻き取りドラム7を回
転させてロープ5を巻き上げ又は巻き戻しさせること
で,昇降用ローラ4をガイドレール6に沿って昇降リフ
ト1を水平に上下動するようにしている。なお,ガイド
レール6の上端にはシーブが設けられ,ガイドレール6
内に吊り下げられたロープ5を巻き取りドラム7に巻き
取り易くするための方向変換の作用をなしている。
【0008】パレット17は移動方向に対して左右両側
にチャンネル形状又はアングル形状のレール17aを備
え,そのレール17aを駆動ローラ12で支持すると共
に駆動回転することでパレット17を移動させる。ライ
ン状に形成したローラ支持台3は,複数個の駆動ローラ
12を一線上に軸着して,横行用駆動モータ16の駆動
回転によりスプロケット13とカウンタシャフト14を
介してチェン15で巻回された左右の駆動ローラ12を
等速度回転する。横行用駆動モータ16はインバータ制
御してもよいが,区画別に複数台使用することができる
ので各区画別に工程・作業時間の長短を調整するために
速比を変えてもよいし,駆動モータ16の入切スイッチ
を備えて調節してもよい。
にチャンネル形状又はアングル形状のレール17aを備
え,そのレール17aを駆動ローラ12で支持すると共
に駆動回転することでパレット17を移動させる。ライ
ン状に形成したローラ支持台3は,複数個の駆動ローラ
12を一線上に軸着して,横行用駆動モータ16の駆動
回転によりスプロケット13とカウンタシャフト14を
介してチェン15で巻回された左右の駆動ローラ12を
等速度回転する。横行用駆動モータ16はインバータ制
御してもよいが,区画別に複数台使用することができる
ので各区画別に工程・作業時間の長短を調整するために
速比を変えてもよいし,駆動モータ16の入切スイッチ
を備えて調節してもよい。
【0009】実際に図1で自動車Cを搬送して説明する
と,地上面GLを走行してきた自動車C1は搬入口18
に待機しているパレット17上に乗り入れると,昇降リ
フト1は自動車C2を搭載したパレット17を往行用支
持台10と一線上の位置まで上昇し,昇降リフト1のロ
ーラ支持台3の駆動ローラ12が回転してパレット17
を往行用支持台10へ移動させると,往行用支持台10
の駆動ローラ12も回転して自動車C3のように移動し
てゆく。往行用支持台10は各工程ごとに横行用駆動モ
ータ16を設置してインバータにより駆動ローラ12の
回転を制御してパレット17の速度を調整することがで
き,自動車の修理・点検・組立等の工場に適したコンベ
アの役目をなす。
と,地上面GLを走行してきた自動車C1は搬入口18
に待機しているパレット17上に乗り入れると,昇降リ
フト1は自動車C2を搭載したパレット17を往行用支
持台10と一線上の位置まで上昇し,昇降リフト1のロ
ーラ支持台3の駆動ローラ12が回転してパレット17
を往行用支持台10へ移動させると,往行用支持台10
の駆動ローラ12も回転して自動車C3のように移動し
てゆく。往行用支持台10は各工程ごとに横行用駆動モ
ータ16を設置してインバータにより駆動ローラ12の
回転を制御してパレット17の速度を調整することがで
き,自動車の修理・点検・組立等の工場に適したコンベ
アの役目をなす。
【0010】パレット17が搬出口19まで接近する
と,搬出口19の昇降リフト1が往行用支持台10と一
線上の位置に上昇し移動してきたパレット17を昇降リ
フト1のローラ支持台3内に収納すると,昇降リフト1
を地上面GLまで下降させる。パレット17は自動車C
が地上面GLへ乗り出すと,昇降リフト1を還行用支持
台11と一線上の位置まで下降させてパレット17を還
行用支持台11内へ移動すると,還行用支持台11の駆
動ローラ12が高速回転に変速してパレット17を素早
く搬入口18の昇降リフト1内へ送り込み次の搬送車の
ために待機する。なお,昇降リフト1の昇降装置は上部
に設置した実施例で説明したが,ピットPに設置して昇
降させる油圧・エアーシリンダ等でもよい。往行用支持
台10と還行用支持台11の位置は往行用支持台10の
天井部に還行用支持台11を設置してもよいし,あるい
は往行用支持台10の左右側に設置してもよい。
と,搬出口19の昇降リフト1が往行用支持台10と一
線上の位置に上昇し移動してきたパレット17を昇降リ
フト1のローラ支持台3内に収納すると,昇降リフト1
を地上面GLまで下降させる。パレット17は自動車C
が地上面GLへ乗り出すと,昇降リフト1を還行用支持
台11と一線上の位置まで下降させてパレット17を還
行用支持台11内へ移動すると,還行用支持台11の駆
動ローラ12が高速回転に変速してパレット17を素早
く搬入口18の昇降リフト1内へ送り込み次の搬送車の
ために待機する。なお,昇降リフト1の昇降装置は上部
に設置した実施例で説明したが,ピットPに設置して昇
降させる油圧・エアーシリンダ等でもよい。往行用支持
台10と還行用支持台11の位置は往行用支持台10の
天井部に還行用支持台11を設置してもよいし,あるい
は往行用支持台10の左右側に設置してもよい。
【0011】第2実施例は,搬送装置を1階に設け2階
以上を駐車場として利用したもので図3に示し説明す
る。1階に設置した搬送装置は自動車の洗車装置を示
し,車路29を走行して搬入口18の昇降リフト1に収
納されたパレット17上で自動車を停止すると操作盤
(図示略)によって洗車作業の指令をだす,昇降リフト
1は往行用支持台10と一線上の位置まで上昇し自動車
Cを搭載したパレット17を往行用支持台10へ送り込
む,昇降リフト1に設けられている横行用駆動モータ1
6は地上面GLより600mm以上の高さに取付けられ
消防法の規定に適合している。
以上を駐車場として利用したもので図3に示し説明す
る。1階に設置した搬送装置は自動車の洗車装置を示
し,車路29を走行して搬入口18の昇降リフト1に収
納されたパレット17上で自動車を停止すると操作盤
(図示略)によって洗車作業の指令をだす,昇降リフト
1は往行用支持台10と一線上の位置まで上昇し自動車
Cを搭載したパレット17を往行用支持台10へ送り込
む,昇降リフト1に設けられている横行用駆動モータ1
6は地上面GLより600mm以上の高さに取付けられ
消防法の規定に適合している。
【0012】洗車装置は1階天井部に備えられた洗車機
吊下げレール25に全装置を吊下げて,パレット17の
前進移動と洗車機のブラシ26・ブラシ駆動装置27の
後退移動によって短い区画で早く仕上げるようにしてあ
り,ブラシ26の移動領域体では横行用駆動モータ16
をブラシ26に接触しないよう洗車機吊下げレール25
より上方に取付けている。洗車中の自動車Cはブラシ2
6による洗浄を終了すると最終工程のドライヤ28の処
理に移動してゆき,新たな自動車を搭載したパレット1
7を洗車場に前進させ洗車作業を始めることができる。
洗車する自動車は連続して洗車することができ,内設す
るパレット17数によって適切な処理時間をだすことが
できる。
吊下げレール25に全装置を吊下げて,パレット17の
前進移動と洗車機のブラシ26・ブラシ駆動装置27の
後退移動によって短い区画で早く仕上げるようにしてあ
り,ブラシ26の移動領域体では横行用駆動モータ16
をブラシ26に接触しないよう洗車機吊下げレール25
より上方に取付けている。洗車中の自動車Cはブラシ2
6による洗浄を終了すると最終工程のドライヤ28の処
理に移動してゆき,新たな自動車を搭載したパレット1
7を洗車場に前進させ洗車作業を始めることができる。
洗車する自動車は連続して洗車することができ,内設す
るパレット17数によって適切な処理時間をだすことが
できる。
【0013】更に,搬送区画である往行用支持台10の
上方に自動車Cの収納室22と車路29の上方にも収納
室22を設けることができ,敷地を有効に利用すること
ができる。自動車Cの入庫方法は搬入口18と搬出口1
9の昇降リフト1に収納されたパレット17上に自動車
Cを乗り上げ,昇降リフト1を収納室22のローラ支持
台3と同レベル位置まで上昇させ,昇降リフト1の駆動
ローラ12と収納室22の駆動ローラ12を回転させパ
レット17を収納することができる。連続して入庫する
場合には,空室のある収納室22まで昇降リフト1が上
昇しパレット17を昇降リフト1内に収納して地上面G
Lまで下降する。そのパレット17に自動車Cを乗り入
れ,上述したように入庫する。
上方に自動車Cの収納室22と車路29の上方にも収納
室22を設けることができ,敷地を有効に利用すること
ができる。自動車Cの入庫方法は搬入口18と搬出口1
9の昇降リフト1に収納されたパレット17上に自動車
Cを乗り上げ,昇降リフト1を収納室22のローラ支持
台3と同レベル位置まで上昇させ,昇降リフト1の駆動
ローラ12と収納室22の駆動ローラ12を回転させパ
レット17を収納することができる。連続して入庫する
場合には,空室のある収納室22まで昇降リフト1が上
昇しパレット17を昇降リフト1内に収納して地上面G
Lまで下降する。そのパレット17に自動車Cを乗り入
れ,上述したように入庫する。
【0014】出庫する方法は,昇降リフト1内にパレッ
ト17がある場合に,そのパレット17をパレット17
の無い収納室22まで上昇しパレット17を戻し,出庫
する収納室22へ上昇して自動車Cを搭載したパレット
17を昇降リフト1内に収納して地上面GLまで下降し
自動車が乗り出すことで完了する。昇降リフト1の昇降
装置は昇降空間Eの上部に昇降用モータMを設け駆動ス
プロケット24で巻きあげ,昇降リフト1を上昇させ
る。チェン23は一端を昇降リフト1に固定し,駆動ス
プロケット24を巻回してウェイト21に他端を固定し
昇降用モータMの駆動を安定させている。
ト17がある場合に,そのパレット17をパレット17
の無い収納室22まで上昇しパレット17を戻し,出庫
する収納室22へ上昇して自動車Cを搭載したパレット
17を昇降リフト1内に収納して地上面GLまで下降し
自動車が乗り出すことで完了する。昇降リフト1の昇降
装置は昇降空間Eの上部に昇降用モータMを設け駆動ス
プロケット24で巻きあげ,昇降リフト1を上昇させ
る。チェン23は一端を昇降リフト1に固定し,駆動ス
プロケット24を巻回してウェイト21に他端を固定し
昇降用モータMの駆動を安定させている。
【0015】
【発明の効果】本発明の搬送装置は,設置場所に大きな
深いピットを必要とせず,搬入口も地上面と一線上の位
置にすることができるので乗り入れ易く,しかも連続で
搬送することが可能で,従来のようなコンベア方式と比
べるとパレットで搬送するために搭載物を安定させて移
動することができる。また搬送装置の上部又は下部の両
方の空間を物品の収納室としても利用できるので設置空
間を有効に活用することができる効果がある。
深いピットを必要とせず,搬入口も地上面と一線上の位
置にすることができるので乗り入れ易く,しかも連続で
搬送することが可能で,従来のようなコンベア方式と比
べるとパレットで搬送するために搭載物を安定させて移
動することができる。また搬送装置の上部又は下部の両
方の空間を物品の収納室としても利用できるので設置空
間を有効に活用することができる効果がある。
【0016】更に,搬送距離を長くしても駆動モータの
出力をあげる必要がなく,パレットが移動する区画の横
行用駆動モータだけを駆動回転させるだけでよく,移動
速度も各区画ごとの横行用駆動モータの回転速度を調節
することで各区画体によって速度を変更できるので,そ
の工程に合った移動速度を得ることができ,回転体も表
面に露出しないので作業も安全にすることができる。
出力をあげる必要がなく,パレットが移動する区画の横
行用駆動モータだけを駆動回転させるだけでよく,移動
速度も各区画ごとの横行用駆動モータの回転速度を調節
することで各区画体によって速度を変更できるので,そ
の工程に合った移動速度を得ることができ,回転体も表
面に露出しないので作業も安全にすることができる。
【図1】自動車をパレットに搭載して連続的に搬送して
いる斜視図。
いる斜視図。
【図2】往行用支持台・還行用支持台と昇降リフトのロ
ーラ支持台によってパレットの移動を示す斜視図。
ーラ支持台によってパレットの移動を示す斜視図。
【図3】横行区画体を自動車洗車場として利用し,上段
を駐車場にした縦断面正面図。
を駐車場にした縦断面正面図。
【符号の説明】 1 パレット移載体(昇降リフト) 3 ローラ支持台 6 ガイドレール 10 往行用支持台 11 還行用支待台 12 駆動ローラ 16 横行用駆動モータ 17 パレット 17aレール 18 搬入口 19 搬出口 20 横行区画 22 収納室 E 昇降空間
Claims (2)
- 【請求項1】 側面に駆動ローラ(12)で移動可能に
したレール(17a)を備えたパレット(17)と,横
行用駆動モータ(16)で回転する駆動ローラ(12)
を軸着したローラ支持台(3)と,ローラ支持台(3)
を内蔵しパレット(17)を収納可能にして上下動又は
左右に移動するパレット移載体(1)と,駆動ローラ
(12)を軸着した往行用支持台(10)と還行用支持
台(11)を設置し,搬入口(18)のパレット移載体
(1)と搬出口(19)のパレット移載体(1)によっ
てパレット(17)を循環させることを特徴とするパレ
ット式搬送装置。 - 【請求項2】 往行用支持台(10)と還行用支持台
(11)を横行区画(20)とし,その横行区画(2
0)の上下方向の区画体に複数階のローラ支持台(3)
を配設しパレット(17)を収納可能にしたことを特徴
とする請求項1記載のパレット式搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4166661A JP2814326B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | パレット式搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4166661A JP2814326B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | パレット式搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319514A true JPH05319514A (ja) | 1993-12-03 |
JP2814326B2 JP2814326B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=15835395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4166661A Expired - Lifetime JP2814326B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | パレット式搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2814326B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002037438A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-02-06 | Moriya Yusoki Kogyo Kk | 自動搬送装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0420410A (ja) * | 1990-05-14 | 1992-01-24 | Daifuku Co Ltd | 棚設備 |
JPH0464522A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-28 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車用ボデーの搬送方法 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP4166661A patent/JP2814326B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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JP4635267B2 (ja) * | 2000-07-17 | 2011-02-23 | 守谷輸送機工業株式会社 | 自動搬送装置 |
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JP2814326B2 (ja) | 1998-10-22 |
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