JPH0643374Y2 - 駐車設備 - Google Patents

駐車設備

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JPH0643374Y2
JPH0643374Y2 JP6272489U JP6272489U JPH0643374Y2 JP H0643374 Y2 JPH0643374 Y2 JP H0643374Y2 JP 6272489 U JP6272489 U JP 6272489U JP 6272489 U JP6272489 U JP 6272489U JP H0643374 Y2 JPH0643374 Y2 JP H0643374Y2
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芳彦 沖谷
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Shinmaywa Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は機械式の駐車設備に関する。
(従来の技術) 近年の「ハイルーフ車」と称する車高の高い車両(以
下、高車両と呼ぶ)の普及に伴い、通常の車高の低い車
両(以下、低車両と呼ぶ)と上記高車両との双方を共に
駐車できる垂直循環式駐車装置が提案されている(特開
昭60-119865号公報参照)。すなわち、この駐車装置
は、上下に配置したスプロケットにチェーンを懸回し、
このチェーンに車両収容スペースの高さの異なる高・低
2種類のケージを混在させて所定間隔をおいて支持した
ものである。
一方、多数の車両搭載用ケージを垂直方向に循環移動さ
せて多数の車両の駐車を行なう複数の垂直循環式駐車装
置を車両の入出庫方向に縦列に配設し、入出庫口から見
て最後部の駐車装置よりも前側の各駐車装置において
は、循環移動する各ケージ間の少なくとも1箇所に車両
の入出庫方向への通過を許容する通過用スペース(ケー
ジ欠如部)を設けた駐車設備も一般に知られている(実
開昭59-147856号公報参照)。
すなわち、上記駐車設備においては、後側の駐車装置の
車両の入出庫にあたって、前側の駐車装置の通過用スペ
ースを循環径路の最下位置に位置せしめ、この通過用ス
ペースを介して入出庫口と後側駐車装置との間での車両
の入出庫を行なうようになっている。
ところで、車両を駐車装置のケージに前進状態で入庫
し、これを同じく前進状態で出庫するには、例えば、駐
車装置の下方にピットを設け、このピットにケージ循環
径路の最下位置に循環移動してきた車両の前後の向きを
反転せしめる車両反転装置を設ければよい。そして、こ
の車両反転装置は、車両をケージから持ち上げる昇降機
に、この持ち上げた車両の前後の向きを反転せしめるタ
ーンテーブルを設けることによって構成することができ
る。
これに対して、上述の高・低2種類のケージを混在させ
た駐車装置においては、上記循環径路の最下位置でのケ
ージの高さがこのケージの種類によって異なることにな
る。従って、車両反転装置の昇降機は、高・低いずれの
ケージの車両の反転を行なうことができるようにするに
は、ケージの高低差だけ余分にターンテーブルを昇降で
きるようにする必要がある。
そうして、かかる場合に一般に用いられる昇降機は、例
えば第10図に示すようなものである。すなわち、このも
のは、固定外筒aに内筒bを嵌挿して内筒bに昇降体、
つまりはターンテーブルを支持し、ボールねじ機構(図
示省略)によりターンテーブルを昇降せしめるようにし
たスクリュージャッキである。
(考案が解決しようとする課題) しかし、このような昇降機の場合、上記ケージの高低差
だけ余分にターンテーブルを昇降できるようにすべく、
昇降ストロークSを増せば、昇降機全体の高さがかなり
高いものになり、駐車装置下のピットを深くする必要が
ある。
すなわち、昇降ストロークSを増すには内筒bを長くす
ることになるが、それに応じて外筒aも長くする必要が
あり、それだけ昇降体の最下降位置が高くなる。従っ
て、短縮状態での余裕量L1と伸長状態で必要な外筒aと
内筒bとのラップ量L2とを仮に一定としても、昇降機の
全高の増量は昇降ストローク増量の2倍になる。しか
も、内筒bを高く上昇せしめる場合、上記ラップ量L2
少なければ、外筒aと内筒bとのクリアランスによりガ
タつきないしは揺れを招くため、このラップ量L2も大き
くする必要があり、それだけ上記ピットも深くしなけれ
ばならない。
このことは、車両反転装置を設ける場合だけでなく、ケ
ージと入出庫口との間で車両搬送装置により入出庫を行
なう場合にも同様にいえることである。また、上記スク
リュージャッキの場合、ボールねじ機構によりその構造
自体が複雑になるとともに、外筒と内筒との寸法精度も
高くする必要があり、その保守点検が難しいのが通常で
ある。
すなわち、本考案の課題は、駐車装置の下方に、上記ケ
ージの循環径路の最下位置において車両の前後の向きの
反転若しくは車両の出入を行なうべく、パレット昇降機
を設ける場合に、この昇降機の構造の簡素化ないしは小
型化を図り、その駐車設備の保守点検を容易にするとと
もに、駐車設備に必要なスペースを削減できるようにす
ることにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、このような課題に対して、パレット昇降機に
おける昇降手段と昇降のガイド手段とを別に構成し、昇
降手段にチェーンスプロケット機構を適用する一方、ガ
イド手段にガイドローラとガイドロッドとを適用するこ
とにより、この昇降機の構造の簡素化ないしは小型化を
図るものである。
すなわち、そのための基本となる手段は、請求項(1)
に記載の、 それぞれ車両搭載用のパレットを支持し所定間隔をおい
て垂直方向に循環移動可能にされた多数のケージを有す
る機械式駐車装置と、 上記駐車装置の下方に設けられ、上記ケージの循環径路
の最下位置において車両の前後の向きの反転若しくは車
両の出入を行なうべく、ケージ上でパレットを昇降させ
るためのパレット昇降機とを有し、 上記パレット昇降機は、上記パレットを載置するパレッ
ト載置部を有する昇降体と、上下に所定間隔をおいて設
けられた上スプロケット及び下スプロケットと、一端を
上記昇降体の下部に結合し上記上下のスプロケットをS
字状に懸回して他端をこの昇降体の上部に結合したチェ
ーンと、上記上下のスプロケットのいずれか一方を正逆
に回転させる回転駆動手段と、上記昇降体に設けられた
上下方向のガイドロッドと、上記ガイドロッドに転動自
在に係止し上記昇降体の昇降を案内するガイドローラと
を備え、 上記ケージのパレット支持部には、その上下への上記パ
レット載置部の昇降を許容する上下に開口した空所が形
成されている、 ことを特徴とする駐車設備である。
請求項(2)に記載の手段は、 上記請求項(1)に記載の駐車設備において、昇降体の
パレット載置部をターンテーブルで構成したものであ
る。
請求項(3)に記載の手段は、 上記請求項(1)または(2)に記載の駐車設備におい
て、駐車装置の各ケージのパレット支持部には、このパ
レット支持部の空所に連通して入出庫口側に開口し昇降
体の出し入れをするための出入口が形成され、この駐車
装置の下方に形成されたピットに台車が車両の入出庫方
向に走行可能に設けられていて、この台車にパレット昇
降機が支持されているものである。
請求項(4)に記載の手段は、 それぞれ多数の車両搭載用ケージを所定間隔をおいて垂
直方向に循環移動可能に設けた複数の駐車装置が車両の
入出庫方向に縦列に配設され、 一端の駐車装置におけるケージの循環径路の最下位置に
車両の入出庫口が臨んでいるとともに、 各駐車装置の下部が全駐車装置をわたって設けられたピ
ットに臨み、 上記入出庫口から見て最後部の駐車装置よりも前側の駐
車装置には、循環方向に相隣る各ケージ間隔のうち少な
くとも1箇所のケージ間隔を広くして車両の入出庫方向
への通過を許容する通過用スペースが形成され、 一方、少なくとも上記入出庫口から見て最前部の駐車装
置よりも後側の駐車装置は、ケージが車両搭載用のパレ
ットを支持するものであり、 上記ピットには後側の駐車装置のケージ上でパレットを
昇降させるためのパレット昇降機を有し、このパレット
を入出庫方向に搬送可能なパレット搬送装置が設けられ
ていて、 後側の駐車装置における車両の入出庫にあたって、前側
の駐車装置の通過用スペースを循環径路の最下位置に位
置せしめ、この通過用スペースを介して入出庫口と後側
駐車装置との間での車両の入出庫を行なう駐車設備であ
って、 上記パレット搬送装置のパレット昇降機は、上記パレッ
トを載置するパレット載置部を有する昇降体と、上下に
所定間隔をおいて設けられた上スプロケット及び下スプ
ロケットと、一端を上記昇降体の下部に結合し上記上下
のスプロケットをS字状に懸回して他端をこの昇降体の
上部に結合したチェーンと、上記上下のスプロケットの
いずれか一方を正逆に回転させる回転駆動手段と、上記
昇降体に設けられた上下方向のガイドロッドと、上記ガ
イドロッドに転動自在に係合し上記昇降体の昇降を案内
するガイドローラとを備えていて、 上記後側の駐車装置のうちの少なくとも1基は、車両収
容スペースの高さの異なる高・低2種類のケージを混在
させて備え、 上記後側駐車装置の各ケージのパレット支持部には、そ
の上下への上記パレット載置部の昇降を許容する上下に
開口した空所が形成されているとともに、この空所に連
通して入出庫口側に開口し昇降体の出し入れするための
出入口が形成されている、 ことを特徴とする駐車設備である。
請求項(5)に記載の手段は、 請求項(4)に記載の駐車設備において、昇降体のパレ
ット載置部をターンテーブルで構成したものである。
(作用) 請求項(1)の駐車設備においては、パレット昇降機の
昇降体を上昇し、そのパレット載置部を循環径路の最下
位置に停止せしめたケージのパレット支持部の上に空所
を介して上昇せしめることにより、パレットをパレット
支持部の上に持ち上げることができる。
そうして、パレット昇降機の昇降ストローク量は、昇降
体の最下降位置における昇降体下部のチェーン結合点か
らの上スプロケットの高さによって決まる。そして、ス
トローク量を増すには、上記チェーン結合点の高さが同
じならば、上スプロケットの位置を高くするだけでよ
い。つまり、昇降体の最下降位置の高さは元と同じでよ
く、昇降ストロークを増した場合の昇降機の全高の増量
は昇降ストロークの増量と同じである。しかも、昇降ス
トロークの増量に伴う昇降体のガタつきという問題はな
く、昇降機の全高をガタつき防止のために余分に高くす
る必要もない。
請求項(2)の駐車設備においては、循環径路の最下位
置に停止したケージの車両の向きを昇降体のターンテー
ブルにより反転せしめることができ、車両を前進状態で
ケージに入庫して、同じく前進状態で出庫することがで
きる。
請求項(3)の駐車設備においては、循環径路の最下位
置に停止したケージの直下にパレット搬送装置を位置せ
しめ、昇降体のパレット載置部(あるいはターンテーブ
ル)を上昇させてパレット支持部上のパレットを持ち上
げ、その状態でパレット搬送装置を入出庫口側へ走行せ
しめると、昇降体をパレット支持部の空所から出入口を
介して入出庫口の方へパレットと共に搬出することがで
き、また、逆の作動により入出庫口側からパレットをケ
ージのパレット支持部上に搬入してその上に載せること
ができる。
請求項(4)の駐車設備においては、最前部の駐車装置
における車両の入出庫は、その循環径路の最下位置に停
止せしめたケージと入出庫口との間で直接行なうことが
できる。それよりも後側の駐車装置における車両の入出
庫にあたっては、前側の駐車装置の通過用スペースを循
環径路の最下位置に位置せしめる。そして、請求項
(3)の駐車設備の場合と同様にして、循環径路の最下
位置に停止したケージから入出庫口側へパレットを取り
出し、上記前側駐車装置の通過用スペースを通過せしめ
て入出庫口へ搬出することができ、また、逆に入出庫口
から上記前側駐車装置の通過用スペースを通過せしめて
パレットを当該駐車装置の位置へ搬送し、ケージへのパ
レットの搬入を行なうことができる。
そうして、高・低2種類のケージを混在させた駐車装置
においては、循環径路の最下位置におけるケージのパレ
ット支持部の高さがそのケージの種類によって異なる。
よって、昇降体は高ケージにおける入出庫のための短い
ストロークでの昇降と、低ケージにおける入出庫のため
の長いストロークでの昇降とを行なう必要があるが、昇
降機はチェーンスプロケット機構による昇降手段により
長い昇降ストロークの割りにはその全高を低く抑えるこ
とができ、よって、比較的浅いピットでも上記高・低2
種類のケージでの車両の入出庫を行なうことができる。
請求項(5)の駐車設備においては、車両を前進状態で
パレット搬送装置の昇降体のターンテーブルに載せて後
側駐車装置へ搬送してケージに入庫し、当該駐車装置か
らの出庫にあたっては、循環径路の最下位置に停止した
ケージの車両を入出庫口側に取り出し、当該車両の向き
をターンテーブルにより反転せしめることができ、車両
を前進状態でパレット搬送装置から入出庫口へ出庫する
ことができる。
(考案の効果) 従って、請求項(1)の駐車設備によれば、パレット昇
降機の昇降手段を上下のスプロケットにチェーンをS字
状に懸回してなるチェーンスプロケット機構によって構
成し、別にローラとロッドとを用いたガイド手段を構成
したから、長い昇降ストロークを必要とする場合でも、
昇降体のガタつきを招くことなく昇降機の全高を低く抑
えることができ、この昇降機の構造の簡素化ないしは小
型化を図り、駐車設備の保守点検を容易にするととも
に、駐車設備に必要なスペースを削減することができる
ようになる。
請求項(2)の駐車設備によれば、昇降体のパレット載
置部をターンテーブルで構成したから、ターンテーブル
による車両の向きの反転により、車両の入出庫をそれぞ
れ前進状態で行なうことができ、この入出庫を容易に且
つ円滑に行なうことができる。
請求項(3)の駐車設備によれば、パレット昇降機を台
車に設けてなるパレット搬送装置を構成する一方、ケー
ジのパレット支持部の空所に入出庫口を向いた出入口を
設けたから、上記パレット搬送装置を用いて駐車装置の
ケージと入出庫口との間での車両の出し入れを行なうこ
とができ、駐車装置と入出庫口との間隔が広い場合や、
この両者に段差がある場合でも、車両の入出庫を円滑に
行なうことができる。
請求項(4)の駐車設備によれば、後側駐車装置の少な
くとも1基に高・低2種類のケージを混在させ、この後
側駐車装置での車両の入出庫を、前側の駐車装置の通過
用スペースを利用してパレット搬送装置によって行なう
にあたり、パレット搬送装置のパレット昇降機の昇降手
段を上下のスプロケットにチェーンをS字状に懸回して
なるチェーンスプロケット機構によって構成し、別にロ
ーラとロッドとを用いたガイド手段を設けたから、上記
高・低2種類のケージでの車両の入出庫のためにパレッ
ト昇降機の昇降ストロークを長くしも、昇降機の全高を
低く抑えることができるため、ピットを比較的浅くする
ことができ、駐車設備の小型化を図ってそれに必要なス
ペースを削減することができる。
請求項(5)の駐車設備によれば、上記請求項(4)の
駐車設備において昇降体のパレット載置部をターンテー
ブルで構成したから、ターンテーブルによる車両の向き
の反転により、車両の入出庫をそれぞれ前進状態で行な
うことができ、この入出庫を容易に且つ円滑に行なうこ
とができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本例の駐車設備は建物1の内部に設けられたものであ
り、建物1の内部は隔壁2によって前駐車スペース3と
後駐車スペース4とに仕切られ、この前後の駐車スペー
ス3,4にそれぞれ多数の車両搭載用ケージを所定間隔を
おいて垂直方向に循環移動可能に設けた垂直循環式の駐
車装置5,6が設けられている。
上記前側と後側の両駐車装置5,6はケージにおける車両
の入出庫方向に縦列に配設されていて、前駐車スペース
3の前壁1aに、前側駐車装置5におけるケージの循環径
路の最下位置に臨む車両入出庫口9が開口している。ま
た、上記両駐車装置5,6の下方のフロアには、この両駐
車装置5,6にわたって上記入出庫方向に延びるピット7
が掘られていて、このピット7に両駐車装置5,6の下部
が臨んでいる。また、上記隔壁2の下端には両駐車スペ
ース3,4間での車輌の通過を許容する連通口8が形成さ
れている。そして、上記ピット7に後側駐車装置6での
車輌の入出庫を行なうためのパレット搬送装置10が設け
られている。
前側駐車装置5は、上下に所定間隔をおいて設けたスプ
ロケット11,12にエンドレスのチェーン13を懸回してな
るケージ循環手段を前後に一対備えている。そして、第
2図にも示すように、この両ケージ循環手段のチェーン
13,13に車輌収容スペースの高さが低い多数の低車両用
ケージ14が所定間隔をおいて支持アーム15,15により吊
り下げられている。また、この前側駐車装置5には、循
環方向に相隣る各ケージ間隔のうち1箇所のケージ間隔
を広くして車両の入出庫方向への通過を許容する通過用
スペース16が形成されている。
すなわち、上記通過用スペース16は、上記チェーン13,1
3に低車両用ケージ14を互いに干渉することなく吊り下
げ可能な総数よりも1つ少なく吊り下げるこにより、ケ
ージ欠如部を設けて構成されているものである。
後側駐車装置6も、上下に所定間隔をおいて設けたスプ
ロケット17,18にエンドレスのチェーン19を懸回してな
るケージ循環手段を前後に一対備えている。そして、第
3図にも示すように、この両ケージ循環手段のチェーン
19,19に、車両収容スペースの高さが低い低車両用ケー
ジ20と、車両収容スペースの高さが高い高車両用ケージ
21とを混在させて所定間隔をおいて支持アーム22,22に
より吊り下げられている。
また、上記前側駐車装置5の各ケージ14は車両を直接支
持するものであって、循環径路の最下位置において、そ
の車両支持部23が入出庫口9の位置の路面にこの路面高
さと同じ高さになって接続されるように、チエーン13,1
3に吊り下げられている。すなわち、この前側駐車装置
5においては、ケージ14の車両支持部23を入出庫口9に
接続して車両の入出庫を行なうものである。
一方、上記後側駐車装置6の各ケージ20,21は、車両搭
載用のパレット24を支持するものであって、このケージ
20,21のパレット支持部25には、第5図に鎖線で示すよ
うに、後述するターンテーブル67を通過できるようにパ
レット支持部25の上下に開口した空所26が形成されてい
るとともに、この空所26に連通して入出庫口9側に開口
し空所26と入出庫口9側との間で後述する昇降体41を出
し入れする出入口27が形成されている。
次に、上記後側駐車装置6での車両の入出庫を行なうた
めのパレット搬送装置10について、第4図乃至第7図に
基づき説明する。
パレット搬送装置10は、台車31と、この台車31に取り付
けられたパレット昇降機32と、このパレット昇降機32に
取り付けられたパレット旋回手段33とからなる。
上記台車31は、後側駐車装置6と入出庫口9との間を走
行するものであり、入出庫方向(前後方向)に延びる左
右の車体フレーム34,34と、この車体フレーム34,34の両
端同士を連結して立ち上げた前後の支持部材35,35とを
備えている。そして、上記左右の車体フレーム34,34に
上記ピット7の底に入出庫方向に敷設されたレール38に
係合する前後の車輪36が支持されているとともに、その
後側の車輪36を回転駆動する駆動手段37が支持されてい
る。
上記パレット昇降機32は、矩形状の昇降台41の4隅に上
下方向の縦フレーム42を結合してなる昇降体43を備えて
いる。そして、この昇降体43の昇降のために、上記台車
31の4隅において、支持部材35の上部と下部とに昇降用
上スプロケット44と昇降用下スプロケット45とがそれぞ
れ支持されている。そして、一端を上記昇降体43の縦フ
レーム42の下端に結合した昇降用チェーン46が上記上下
の昇降用スプロケット44,45をS字状に懸回し、その他
端が上記縦フレーム42の上端部に結合されている。
従って、昇降体43は4本の昇降用チェーン46にてその4
隅で吊り下げられて昇降するようになっている。この場
合、昇降用上スプロケット44が回転駆動されて、昇降体
41は最下降位置、高車両W2を搬送するための中間第1位
置、パレット24の車両載置面を路面と面一にする中間第
2位置(中間第1位置よりも高い)、低車両W1を搬送す
るための最上昇位置の4位置に昇降制御されるようにな
っている。
すなわち、上記台車31の車体フレーム34にはその中央位
置に昇降用の両軸駆動モータ47がその出力軸48を入出庫
方向と直交せしめて支持されている。この出力軸48の両
端は減速機49,49を介して入出庫方向に延びる駆動軸50
a,50aに連結されている。この駆動軸50aは上記支持部材
35に支持されている。一方、この支持部材35の上部には
上記駆動軸50aと平行にして従動軸50bが支持されてい
る。
そして、上記駆動軸50aの両端に駆動スプロケット51,51
が結合され、上記従動軸50bの一端に従動スプロケット5
2が結合されていて、この駆動と従動の両スプロケット5
1,52に駆動用チェーン53が懸回されている。そして、上
記昇降用上スプロケット44は上記従動軸50bの他端に結
合され、一方、上記昇降用下スプロケット45は上記駆動
軸50aに回転自在に支持されている。そうして、上記駆
動用チェーン53にドグが結合されていて、このドグの位
置をリミットスイッチ(ドグ及びリミットスイッチの図
示省略)により検出して駆動モータ47の駆動を制御する
ことにより、昇降体43を最下降位置、中間位置、最上昇
位置の3位置に停止できるようになっている。
また、上記昇降体43の昇降をガイドするために、昇降体
43の前端に前方を向いた垂直な前ガイド面と、左右方向
を向いた垂直な左右のガイド面とを有する上下方向の前
部ガイドロッド55が設けられているとともに、昇降体43
の後端に後方を向いた垂直な後ガイド面と、左右方向を
向いた垂直な左右のガイド面とを有する上下方向の後部
ガイドロッド56が設けられている。つまり、昇降体43に
は前部と後部のガイドロッド55,56とにより、前後左右
計6箇所のガイド面が形成されている。これに対して、
上記台車31の支持部材35,35上端部にそれぞれ上記前部
と後部のガイドロッド55,56による計6箇所のガイド面
に当接係合する計6個のガイドローラ57が支持されてい
る。
パレット旋回手段33は、上記昇降台41の上に回転可能に
支持された円盤65と、この円盤65に固定された支持台66
と、この支持台66に支持され車両を載置するターンテー
ブル67と、円盤65を回転せしめる駆動手段とを備えてな
る。
上記円盤65は、昇降台41の中央基台68に垂直軸69回りに
旋回自在に設けられ、その外周部が中央基台68の外周部
にローラで支持されている。駆動手段は、昇降台41上の
駆動モータ70の垂直な出力軸に結合したスプロケット71
と上記円盤65とにエンドレスの旋回用チェーン72を懸回
してなり、旋回用チェーン72の駆動により、ターンテー
ブル67を回転せしめて、車両の前面が入出庫口9を向い
た状態と後面が入出庫口9を向いた状態との間で車両の
前後の向きを180度反転せしめるようになっている。こ
の場合、旋回用チェーン72はその1箇所が円盤65の外周
部に結合されているとともに、円盤65と駆動モータ70と
の間に設けたガイドスプロケット73を懸回している。
また、上記ターンテーブル67は、支持台66にローラ74に
支持されてモータ75により横移動(入出庫方向と直交す
る水平方向に移動)可能になされている。
次に、上記駐車設備における車両の入出庫の態様を説明
する。
−前側駐車装置5における入出庫− チェーン13の駆動により、所望の低車両用ケージ14を移
動させ、その循環径路の最下位置に停止せしめる。これ
により、当該ケージ14は車両支持部23が入出庫口9にそ
の路面高さと面一になって接続され、このケージ14と入
出庫口9との間での低車両W1の入出庫を行なうことがで
きる。この場合、パレット搬送装置10は後側駐車装置6
の直下においてケージ14との干渉を防ぐためにターンテ
ーブル67を下降せしめた状態で待機せしめておく。
−後側駐車装置6における入出庫− 高車両W2の入庫 チェーン19の駆動により、所望の空の高車両用ケージ21
を循環移動させ、その循環径路の最下位置に停止せしめ
る。同時に、前側駐車装置5においてもケージ14を循環
移動させ、その通過用スペース(ケージ欠如部)16を循
環径路の最下位置に位置せしめ、入出庫口9と連通口8
との間にケージの存在しない空間、つまりは車両が入出
庫方向に通過可能なスペースを形成する。
パレット搬送装置10の昇降体43を中間位置まで上昇せし
める。この場合、昇降用上スプロケット44の回転による
昇降体チェーン46の走行により、昇降体43が前後のガイ
ドロッド55,56とガイドローラ57とによるガイドによっ
て円滑に上昇することになる。これにより、ターンテー
ブル67は、そのパレット載置面が当該高車両用ケージ21
のパレット支持部25の空所26を通過してその上方に突出
し、パレット支持部25からパレット24を持ち上げること
になる。
次に、パレット搬送装置10を前側駐車装置5へ移動せし
めてパレット24を後側駐車装置6から前側駐車装置5の
通過用スペース16に取り出す。そして、昇降体43を中間
第2位置まで上昇せしめる。これにより、パレット24
は、その車両載置面が入出庫口9にその路面高さと面一
になって接続される。
そして、高車両W2を入出庫口9から前進せしめてターン
テーブル67のパレット24の上に載せ、昇降体43を中間第
1位置まで下降せしめて、パレット搬送装置10を後側駐
車装置6へ移動せしめる。これにより、高車両W2はパレ
ット24と共に高車両用ケージ21のパレット支持部25上に
搬入されることになる。そして、昇降体43を下降せし
め、高車両W2をパレット24と共にパレット支持部25の上
に載せる。
高車両W2の出庫 チェーン19の駆動により、出庫すべき高車両W2を載せた
高車両用ケージ21を循環径路の最下位置に停止せしめる
とともに、入庫の場合と同様に、前側駐車装置5におい
ても通過用スペースを循環径路の最下位置に位置せしめ
る。そして、パレット搬送装置10の昇降体43を中間第1
位置まで上昇せしめて、ターンテーブル67により当該ケ
ージ21のパレット支持部25から高車両W2をパレット24と
共に持ち上げる。
この際、高車両W2がケージ21の片側に寄ってパレット24
に載置されていると、当該ケージ21はその支持アーム22
による吊り点を中心に若干傾き、パレット24の中止とタ
ーンテーブル67の中心との間に位置ずれを生ずることが
ある。その場合には上記ターンテーブル67を支持台66上
で横移動せしめてターンテーブル67の中心とパレット24
の中心を一致せしめた状態で、昇降体43を上昇せしめて
高車両W2をパレット24と共に持ち上げることになる。そ
うして、パレット搬送装置10を走行せしめて前側駐車装
置5の通過用スペース16に高車両W2を取り出し、昇降体
43を最上昇位置まで上昇せしめる。
そして、上記通過用スペースにおいて、パレット旋回手
段33の作動により、高車両W2の前後の向きを反転せしめ
る。これにより、ターンテーブル67のパレット24は、高
車両W2の前面を入出庫口9に向け、且つ、昇降体43を中
間第2位置まで下降させその車両載置面を入出庫口9の
路面高さと面一にした状態で、この入出庫口9に接続さ
れる。従って、運転者は当該高車両W2を前進せしめてタ
ーンテーブル67のパレット4から入出庫口9へ出庫する
ことができる。
低車両W1の入庫 チェーン19の駆動により、所望の空の低車両用ケージ20
を循環移動させ、その循環径路の最下位置に停止せしめ
るとともに、高車両W2の場合と同様に、前側駐車装置5
の通過用スペース16を循環径路の最下位置に位置せしめ
る。そして、パレット搬送装置10の昇降体43を最上昇位
置まで上昇せしめる。これにより、ターンテーブル67
は、そのパレット載置面が当該低車両用ケージ20のパレ
ット支持部25の空所26を通過してその上方に突出し、パ
レット支持部25からパレット24を持ち上げることにな
る。
次に、パレット搬送装置10を走行せしめて前側駐車装置
5の通過用スペース16にパレット24を取り出す。そし
て、昇降体43を中間第2位置まで下降せしめる。これに
より、パレット24は、その車両載置面が入出庫口9にそ
の路面高さと面一になって接続される。そして、低車両
W1を入出庫口9から前進せしめてターンテーブル67のパ
レット24の上に載せ、昇降体43を最上昇位置まで上昇せ
しめてパレット搬送装置10を後側駐車装置6へ移動せし
める。これにより、低車両W1はパレット24と共に低車両
用ケージ20のパレット支持部25上に搬入されることにな
る。そして、昇降体43を下降せしめ、低車両W1をパレッ
ト24と共にパレット支持部25の上に載せる。
低車両W1の出庫 チェーン19の駆動により、出庫すべき低車両W1を載せた
低車両用ケージ20を循環径路の最下位置に停止せしめる
とともに、入庫の場合と同様に、前側駐車装置5におい
ても通過用スペースを循環径路の最下位置に位置せしめ
る。そして、パレット搬送装置10の昇降体43を最上昇位
置まで上昇せしめて、ターンテーブル67により当該ケー
ジ20のパレット支持部25から低車両W1をパレット24と共
に持ち上げる。そうして、パレット搬送装置10を走行せ
しめて前側駐車装置5の通過用スペース16に低車両W1
取り出す(第7図参照)。
そして、上記通過用スペースにおいて、パレット旋回手
段33の作動により、低車両W1の前後の向きを反転せしめ
て、ターンテーブル67のパレット24を、低車両W1の前面
が入出庫口9に向き、且つ、昇降体43を中間第2位置ま
で下降させ、その車両載置面が入出庫口9の路面高さと
面一になった状態で、この入出庫口9に接続する。従っ
て、運転者は当該低車両W1を前進せしめてターンテーブ
ル67のパレット24から入出庫口9へ出庫することができ
る。
第8図と第9図にはそれぞれパレット昇降機の他の例が
示されている。なお、この両図において、符号43aは昇
降体の上部、43bは同下部を示す。
すなわち、第8図に示すパレット昇降機80においては、
昇降体を吊げ下げる4本の昇降用チェーン46を同期して
走行せしめるために、昇降体前側の一方の上スプロケッ
ト44と他方の下スプロケット45とに、それぞれ連動用ス
プロケット81,82を同軸にして結合し、この両連動用ス
プロケット81,82に連動用チェーン83を懸回している。
この点は昇降体後側らにおいても同様である。そして、
昇降体前側と後側の各々の一方の下スプロケット45,45
を駆動モータ84により減速機85及び駆動軸86,86を介し
て同期して回転せしめるようになっている。
第9図に示すパレット昇降機90においては、昇降体を吊
り下げる4本の昇降用チェーン46を同期して走行せしめ
るために、昇降体左側の前後の下スプロケット45,45を
左側駆動軸91の両端に結合し、昇降体右側の前後の下ス
プロケット45,45を右側駆動軸92の両端に結合してい
る。そして、駆動モータ93により減速機94を介して回転
駆動される互いに噛合せしめた一対のギヤ95,96と、上
記左右の駆動軸91,92とにそれぞれ駆動スプロケット97,
97と従動スプロケット98,98とが設けられていて、それ
ぞれの駆動スプロケット97と従動スプロケット98とに駆
動用チェーン99が懸回されている。
なお、上記実施例は2基の駐車装置を縦列に配設したも
のであるが、本考案が3基以上の駐車装置を縦列に配設
したものにも適用できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本考案の実施例を示し、第1図は駐
車設備の縦断面図、第2図は第1図のII-II線断面図、
第3図は第1図のIII-III線断面図、第4図はパレット
搬送装置の側面図、第5図は第4図のV-V線断面図、第
6図はパレット搬送装置の正面図、第7図はパレット搬
送装置の作動状態を示す側面図、第8図と第9図とはそ
れぞれパレット昇降機の斜視図、第10図は従来のスクリ
ュージャッキ式昇降手段を示す断面図である。 1……建物 5……前側駐車装置 6……後側駐車装置 7……ピット 9……入出庫口 10……パレット搬送装置 16……通過用スペース 20……低車両用ケージ 21……高車両用ケージ 24……パレット 25……パレット支持部 26……空所 27……出入口 31……台車 32……パレット昇降機 33……パレット旋回手段 43……昇降体 44……上スプロケット 45……下スプロケット 46……昇降用チェーン 47,84, 93……駆動モータ 55,56……ガイドロッド 57……ガイドローラ 67……ターンテーブル(パレット載置部)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ車両搭載用のパレットを支持し所
    定間隔をおいて垂直方向に循環移動可能にされた多数の
    ケージを有する機械式駐車装置と、 上記駐車装置の下方に設けられ、上記ケージの循環径路
    の最下位置において車両の前後の向きの反転若しくは車
    両の出入を行なうべく、ケージ上でパレットを昇降させ
    るためのパレット昇降機と、 を有し、 上記パレット昇降機は、上記パレットを載置するパレッ
    ト載置部を有する昇降体と、上下に所定間隔をおいて設
    けられた上スプロケット及び下スプロケットと、一端を
    上記昇降体の下部に結合し上記上下のスプロケットをS
    字状に懸回して他端をこの昇降体の上部に結合したチェ
    ーンと、上記上下のスプロケットのいずれか一方を正逆
    に回転させる回転駆動手段と、上記昇降体に設けられた
    上下方向のガイドロッドと、上記ガイドロッドに転動自
    在に係合し上記昇降体の昇降を案内するガイドローラと
    を備え、 上記ケージのパレット支持部には、その上下への上記パ
    レット載置部の昇降を許容する上下に開口した空所が形
    成されている、 ことを特徴とする駐車設備。
  2. 【請求項2】昇降体のパレット載置部はターンテーブル
    で構成されている請求項(1)に記載の駐車設備。
  3. 【請求項3】駐車装置の各ケージのパレット支持部に
    は、このパレット支持部の空所に連通して入出庫口側に
    開口し昇降体の出し入れをするための出入口が形成さ
    れ、この駐車装置の下方に形成されたピットに台車が車
    両の入出庫方向に走行可能に設けられていて、この台車
    にパレット昇降機が支持されている請求項(1)または
    (2)に記載の駐車設備。
  4. 【請求項4】それぞれ多数の車両搭載用ケージを所定間
    隔をおいて垂直方向に循環移動可能に設けた複数の駐車
    装置が車両の入出庫方向に縦列に配設され、 一端の駐車装置におけるケージの循環径路の最下位置に
    車両の入出庫口が臨んでいるとともに、 各駐車装置の下部が全駐車装置にわたって設けられたピ
    ットに臨み、 上記入出庫口から見て最後部の駐車装置よりも前側の駐
    車装置には、循環方向に相隣る各ケージ間隔のうち少な
    くとも1箇所のケージ間隔を広くして車両の入出庫方向
    への通過を許容する通過用スペースが形成され、 一方、少なくとも上記入出庫口から見て最前部の駐車装
    置よりも後側の駐車装置は、ケージが車両搭載用のパレ
    ットを支持するものであり、 上記ピットには後側の駐車装置のケージ上でパレットを
    昇降させるためのパレット昇降機を有し、このパレット
    を入出庫方向に搬送可能なパレット搬送装置が設けられ
    ていて、 後側の駐車装置における車両の入出庫にあたって、前側
    の駐車装置の通過用スペースを循環径路の最下位置に位
    置せしめ、この通過用スペースを介して入出庫口と後側
    駐車装置との間での車両の入出庫を行なう駐車設備であ
    って、 上記パレット搬送装置のパレット昇降機は、上記パレッ
    トを載置するパレット載置部を有する昇降体と、上下に
    所定間隔をおいて設けられた上スプロケット及び下スプ
    ロケットと、一端を上記昇降体の下部に結合し上記上下
    のスプロケットをS字状に懸回して他端をこの昇降体の
    上部に結合したチェーンと、上記上下のスプロケットの
    いずれか一方を正逆に回転させる回転駆動手段と、上記
    昇降体に設けられた上下方向のガイドロッドと、上記ガ
    イドロッドに転動自在に係合し上記昇降体の昇降を案内
    するガイドローラとを備えていて、 上記後側の駐車装置のうちの少なくとも1基は、車両収
    容スペースの高さの異なる高・低2種類のケージを混在
    させて備え、 上記後側駐車装置の各ケージのパレット支持部には、そ
    の上下への上記パレット載置部の昇降を許容する上下に
    開口した空所が形成されているとともに、この空所に連
    通して入出庫口側に開口し昇降体の出し入れするための
    出入口が形成されている、 ことを特徴とする駐車設備。
  5. 【請求項5】昇降体のパレット載置部はターンテーブル
    で構成されている請求項(4)に記載の駐車設備。
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