JPH05317828A - 帯状物の処理方法とその装置 - Google Patents
帯状物の処理方法とその装置Info
- Publication number
- JPH05317828A JPH05317828A JP4123006A JP12300692A JPH05317828A JP H05317828 A JPH05317828 A JP H05317828A JP 4123006 A JP4123006 A JP 4123006A JP 12300692 A JP12300692 A JP 12300692A JP H05317828 A JPH05317828 A JP H05317828A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- strip
- guide roller
- band
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B3/00—Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating
- D06B3/10—Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics
- D06B3/22—Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics only one side of the fabric coming into contact with the guiding means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】処理室内において帯状物の片面を案内して充分
な走行長が確保され、しかも適正な張力調整を可能と
し、構造的にも簡単で且つコストの低減が図れる帯状物
の連続処理方法及びその方法を実施するための好適な装
置を提供する。 【構成】連続走行する帯状物（１）を密閉室内において
処理するにあたり、密閉室内に前記帯状物（１）を水平
に導入したあと、第１駆動ローラー（３）を介して垂直
上方に案内し、途中で一方向に９０°捩りながら上方の
案内ローラー（２）に掛け回して垂直下方に転向し、そ
の途中で反対方向に９０°捩じりながら前記駆動ローラ
ー（３）に隣接する第２駆動ローラー（３）に掛け回し
て、再び垂直上方に転向させて上方の前記案内ローラー
（２）に掛け回して垂直下方に転向させ、以下同様に第
３駆動ローラー（３）、前記案内ローラー（２）と順次
ジグザグ状に案内し、水平状態で室外に導出する。
な走行長が確保され、しかも適正な張力調整を可能と
し、構造的にも簡単で且つコストの低減が図れる帯状物
の連続処理方法及びその方法を実施するための好適な装
置を提供する。 【構成】連続走行する帯状物（１）を密閉室内において
処理するにあたり、密閉室内に前記帯状物（１）を水平
に導入したあと、第１駆動ローラー（３）を介して垂直
上方に案内し、途中で一方向に９０°捩りながら上方の
案内ローラー（２）に掛け回して垂直下方に転向し、そ
の途中で反対方向に９０°捩じりながら前記駆動ローラ
ー（３）に隣接する第２駆動ローラー（３）に掛け回し
て、再び垂直上方に転向させて上方の前記案内ローラー
（２）に掛け回して垂直下方に転向させ、以下同様に第
３駆動ローラー（３）、前記案内ローラー（２）と順次
ジグザグ状に案内し、水平状態で室外に導出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は帯状物の処理方法及び処
理装置に関し、更に詳しくは連続走行する帯状物の案内
部材が同帯状物ける
理装置に関し、更に詳しくは連続走行する帯状物の案内
部材が同帯状物ける
【０００２】
【従来の技術】セルロース系繊維又は蛋白質系繊維であ
る天然繊維や半合成繊維、或いはポリエステル系やポア
ミド系などの合成繊維からなる編織物、不織布などの布
帛製品は、布帛に構成された後、スチーム処理、精錬
（漂白）、染色、洗浄、抜糊処理等の後処理が単独に或
いは２種類以上の処理が組み合わされてなされる。
る天然繊維や半合成繊維、或いはポリエステル系やポア
ミド系などの合成繊維からなる編織物、不織布などの布
帛製品は、布帛に構成された後、スチーム処理、精錬
（漂白）、染色、洗浄、抜糊処理等の後処理が単独に或
いは２種類以上の処理が組み合わされてなされる。
【０００３】そして、上記各種の処理は高圧タンク内で
バッチ方式で行われることもあるが、通常は密閉された
処理室内を通して連続的に処理される。この連続処理に
あたり処理室内を走行する布帛は、所定の張力下で或い
は無張力下で、一般的には例えば特公昭４７−２１２７
６号公報に開示されているごとく上下に多数並設された
案内ローラーに布帛が順次ジグザグ状に掛け渡され、処
理室内における布帛の走行距離を大きくさせて処理室内
を走行案内する。
バッチ方式で行われることもあるが、通常は密閉された
処理室内を通して連続的に処理される。この連続処理に
あたり処理室内を走行する布帛は、所定の張力下で或い
は無張力下で、一般的には例えば特公昭４７−２１２７
６号公報に開示されているごとく上下に多数並設された
案内ローラーに布帛が順次ジグザグ状に掛け渡され、処
理室内における布帛の走行距離を大きくさせて処理室内
を走行案内する。
【０００４】しかるに、上記案内方式によれば案内ロー
ラーが布帛の表裏両面に接触することとなり、例えば布
帛の片面に多数のフックやループを有する面ファスナ
ー、或いは通常のループ編織物を処理する場合、フック
面やループ面が案内ローラーにより押圧されてフックや
ループが押し潰されて変形してしまい製品価値を失うこ
とがある。
ラーが布帛の表裏両面に接触することとなり、例えば布
帛の片面に多数のフックやループを有する面ファスナ
ー、或いは通常のループ編織物を処理する場合、フック
面やループ面が案内ローラーにより押圧されてフックや
ループが押し潰されて変形してしまい製品価値を失うこ
とがある。
【０００５】そのため、布帛の片面に案内ローラーを接
触させないようにして処理室内を走行案内することが行
われている。例えば、特公昭４９−２６１０７号公報、
特公昭４７−４２５４０号公報、実開昭５２−１２８７
８６号公報等に開示された案内方式は、処理室内の上部
に多数の搬送ローラーを並設し、同搬送ローラーに帯状
物を順次掛け渡し、各ローラー間に帯状物の中間をルー
プ状に垂下して、無張力状態で処理室内を搬送するもの
で、搬送中の帯状物は搬送ローラーに片面しか接触する
ことはない。
触させないようにして処理室内を走行案内することが行
われている。例えば、特公昭４９−２６１０７号公報、
特公昭４７−４２５４０号公報、実開昭５２−１２８７
８６号公報等に開示された案内方式は、処理室内の上部
に多数の搬送ローラーを並設し、同搬送ローラーに帯状
物を順次掛け渡し、各ローラー間に帯状物の中間をルー
プ状に垂下して、無張力状態で処理室内を搬送するもの
で、搬送中の帯状物は搬送ローラーに片面しか接触する
ことはない。
【０００６】また、例えば特公昭５６−３８７０４号公
報に開示されているごとく処理室内に多数の案内ローラ
ーを渦巻き状に配列し、処理室の入口から入ってくる帯
状物を前記案内ローラーに渦巻き状に順次掛け渡して、
出口から外部へと導出する案内方式もある。この案内方
式によれば、連続走行する帯状物は前記案内方式と同様
にその片面が案内ローラーに接触するのみであり、上述
のフックやループの潰れが回避される。
報に開示されているごとく処理室内に多数の案内ローラ
ーを渦巻き状に配列し、処理室の入口から入ってくる帯
状物を前記案内ローラーに渦巻き状に順次掛け渡して、
出口から外部へと導出する案内方式もある。この案内方
式によれば、連続走行する帯状物は前記案内方式と同様
にその片面が案内ローラーに接触するのみであり、上述
のフックやループの潰れが回避される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公昭４９−２６１０７号公報等に開示されている部分的
に垂下状態で走行させる帯状物の案内方式では、無張力
状態でしか処理ができず、しかも収縮等を起こしやすい
被処理物である帯状物に対して、その供給速度と引取り
速度を同調させるための極めて煩雑な制御が要求され
る。
公昭４９−２６１０７号公報等に開示されている部分的
に垂下状態で走行させる帯状物の案内方式では、無張力
状態でしか処理ができず、しかも収縮等を起こしやすい
被処理物である帯状物に対して、その供給速度と引取り
速度を同調させるための極めて煩雑な制御が要求され
る。
【０００８】一方の特公昭５６−３８７０４号公報に開
示された帯状物を渦巻き状で走行させる案内方式を採用
する場合は、帯状物に所定の張力を付与しやすい点では
有利であるが、その案内機構が複雑化してコスト高とな
る。
示された帯状物を渦巻き状で走行させる案内方式を採用
する場合は、帯状物に所定の張力を付与しやすい点では
有利であるが、その案内機構が複雑化してコスト高とな
る。
【０００９】本発明は、かかる従来の片面案内方式の不
都合を解消すべく開発されたものであり、その目的は処
理室内において充分な走行長が確保され、しかも適正な
張力調整を可能とし、構造的にも簡単で且つコストの低
減が図れる帯状物の処理方法及びその方法を実施するた
めの好適な装置を提供することにある。
都合を解消すべく開発されたものであり、その目的は処
理室内において充分な走行長が確保され、しかも適正な
張力調整を可能とし、構造的にも簡単で且つコストの低
減が図れる帯状物の処理方法及びその方法を実施するた
めの好適な装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の帯状物の処理方法は連続走行する帯状物を
密閉室内において処理するにあたり、密閉室内に前記帯
状物を水平に導入したあと、第１駆動ローラーを介して
垂直上方に案内し、途中で一方向に９０°捩りながら上
方の案内ローラーに掛け回して垂直下方に転向し、途中
で反対方向に９０°捩じりながら前記駆動ローラーに隣
接する第２駆動ローラーに掛け回して、再び垂直上方に
転向させて上方の前記案内ローラーに掛け回し、垂直下
方に転向させ、以下同様に第３駆動ローラー、案内ロー
ラーと順次ジグザグ状に案内し、水平状態で室外に導出
することを特徴としており、また、本発明の帯状物の処
理装置は、帯状物の出入口を有し、連続走行する帯状物
を密閉室内において多様な処理を行う処理装置であっ
て、密閉室内の上部に帯状物の移送方向に沿って水平に
配置された自由回転する案内ローラーと、密閉室内の下
部に前記案内ローラーと直交して配され、帯状物の移送
方向に沿って水平に並設された複数本の駆動ローラーと
を備え、入口から水平に導入された帯状物は第１駆動ロ
ーラー、案内ローラー、第２駆動ローラー、案内ローラ
ー、…と順次ジグザグ状に、且つ案内ローラーと各駆動
ローラー間でそれぞれ９０°捩じられて、各ローラーに
対する帯状物の接触面が片面とされてなることを特徴と
している。
め、本発明の帯状物の処理方法は連続走行する帯状物を
密閉室内において処理するにあたり、密閉室内に前記帯
状物を水平に導入したあと、第１駆動ローラーを介して
垂直上方に案内し、途中で一方向に９０°捩りながら上
方の案内ローラーに掛け回して垂直下方に転向し、途中
で反対方向に９０°捩じりながら前記駆動ローラーに隣
接する第２駆動ローラーに掛け回して、再び垂直上方に
転向させて上方の前記案内ローラーに掛け回し、垂直下
方に転向させ、以下同様に第３駆動ローラー、案内ロー
ラーと順次ジグザグ状に案内し、水平状態で室外に導出
することを特徴としており、また、本発明の帯状物の処
理装置は、帯状物の出入口を有し、連続走行する帯状物
を密閉室内において多様な処理を行う処理装置であっ
て、密閉室内の上部に帯状物の移送方向に沿って水平に
配置された自由回転する案内ローラーと、密閉室内の下
部に前記案内ローラーと直交して配され、帯状物の移送
方向に沿って水平に並設された複数本の駆動ローラーと
を備え、入口から水平に導入された帯状物は第１駆動ロ
ーラー、案内ローラー、第２駆動ローラー、案内ローラ
ー、…と順次ジグザグ状に、且つ案内ローラーと各駆動
ローラー間でそれぞれ９０°捩じられて、各ローラーに
対する帯状物の接触面が片面とされてなることを特徴と
している。
【００１１】そして、好適な実施態様によれば前記処理
室内には、洗浄装置、蒸熱装置、乾燥装置が設置され、
前記洗浄装置は上記案内ローラーに隣接して設けられた
シャワーノズル及び超音波振動子と、上記各駆動ローラ
ー間に臨設された吸引パイプとからなり、前記蒸熱装置
は処理室外に自動給水装置を備え、ヒーターを内蔵する
再沸騰槽からなることを特徴としており、また前記乾燥
装置は処理室外のファン及びヒーターが熱風噴出ノズル
にシャッターを介して連結されてなることを特徴として
いる。
室内には、洗浄装置、蒸熱装置、乾燥装置が設置され、
前記洗浄装置は上記案内ローラーに隣接して設けられた
シャワーノズル及び超音波振動子と、上記各駆動ローラ
ー間に臨設された吸引パイプとからなり、前記蒸熱装置
は処理室外に自動給水装置を備え、ヒーターを内蔵する
再沸騰槽からなることを特徴としており、また前記乾燥
装置は処理室外のファン及びヒーターが熱風噴出ノズル
にシャッターを介して連結されてなることを特徴として
いる。
【００１２】
【作用】布帛は処理装置本体の内部を上部案内ローラー
と下部駆動ローラーとの間を反対方向に９０°捩じられ
ながらジグザグ状に順次案内され、所定の張力下で駆動
ローラーにより積極的に前方へと送られる。
と下部駆動ローラーとの間を反対方向に９０°捩じられ
ながらジグザグ状に順次案内され、所定の張力下で駆動
ローラーにより積極的に前方へと送られる。
【００１３】いま、レーヨン織物に染色を施す場合を例
にとれば、染料が付与されて連続走行するレーヨン織物
は前工程で染料固着剤が付与されてシャワー洗浄がなさ
れたあと、にじみ防止剤及び染色促進剤が付与され、本
発明の主要部である処理装置本体に導入される。処理装
置本体に導入されたレーヨン織物は上述の如く駆動ロー
ラー及び案内ローラーに片面だけを接触させながら両ロ
ーラー間を上述のごとくジグザグ状に走行する。
にとれば、染料が付与されて連続走行するレーヨン織物
は前工程で染料固着剤が付与されてシャワー洗浄がなさ
れたあと、にじみ防止剤及び染色促進剤が付与され、本
発明の主要部である処理装置本体に導入される。処理装
置本体に導入されたレーヨン織物は上述の如く駆動ロー
ラー及び案内ローラーに片面だけを接触させながら両ロ
ーラー間を上述のごとくジグザグ状に走行する。
【００１４】処理装置本体の内部は、熱風乾燥装置と再
沸騰槽が同時に稼働しており、室内は約１０３℃の蒸熱
室とされ、同時にスチーム処理による発色が行われる。
室内での発色が完了した時点で、レーヨン織物はウォー
ターシール槽を通って外部へと導出される。
沸騰槽が同時に稼働しており、室内は約１０３℃の蒸熱
室とされ、同時にスチーム処理による発色が行われる。
室内での発色が完了した時点で、レーヨン織物はウォー
ターシール槽を通って外部へと導出される。
【００１５】また、本発明の上記処理装置を使用して上
述のごとく染色を終えたレーヨン織物の洗浄を行うこと
もできる。即ち、処理装置本体の内部は、室内の上部に
設置されたシャワーノズル、超音波振動子及び吸引パイ
プが作動させておけば、上下にジグザグ状に走行するレ
ーヨン織物に対して、室内の上部側で振動を与えながら
シャワー洗浄を行うと同時に、室内の下部側で前記付与
された洗浄水を吸引除去し、ウォーターシール槽を通っ
て外部へ導出する。また、同じく本発明の処理装置は当
然に乾燥専門に使用することも可能であり、この場合に
は上記ウォーターシール槽の内部から水が除かれる。
述のごとく染色を終えたレーヨン織物の洗浄を行うこと
もできる。即ち、処理装置本体の内部は、室内の上部に
設置されたシャワーノズル、超音波振動子及び吸引パイ
プが作動させておけば、上下にジグザグ状に走行するレ
ーヨン織物に対して、室内の上部側で振動を与えながら
シャワー洗浄を行うと同時に、室内の下部側で前記付与
された洗浄水を吸引除去し、ウォーターシール槽を通っ
て外部へ導出する。また、同じく本発明の処理装置は当
然に乾燥専門に使用することも可能であり、この場合に
は上記ウォーターシール槽の内部から水が除かれる。
【００１６】更に、本発明装置によれば、例えば処理装
置本体の室内を間熱処理雰囲気とすれば、ポリエステル
繊維素材やポリアミド繊維素材を使用した合成繊維製布
帛の染色その他の各種処理も行える。
置本体の室内を間熱処理雰囲気とすれば、ポリエステル
繊維素材やポリアミド繊維素材を使用した合成繊維製布
帛の染色その他の各種処理も行える。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の代表的な実施例を図面に基づ
いて具体的に説明する。図１及び図２は本発明の好適な
実施例である布帛処理装置を示し、図１は同処理装置の
内部を透視して示す側面図、図２は同正面図であり、本
実施例では例えば前記処理装置により乾燥（熱セット、
発色）、水洗、蒸熱処理（発色）などの複数の処理が可
能にされている。
いて具体的に説明する。図１及び図２は本発明の好適な
実施例である布帛処理装置を示し、図１は同処理装置の
内部を透視して示す側面図、図２は同正面図であり、本
実施例では例えば前記処理装置により乾燥（熱セット、
発色）、水洗、蒸熱処理（発色）などの複数の処理が可
能にされている。
【００１８】図示実施例の布帛処理装置は、密閉室から
なる処理装置本体Ａと、同処理装置本体Ａの布帛上流側
に隣接して設置されるコーティングユニットＢと、同コ
ーティングユニットＢの布帛上流側に隣接して設置され
るパディング・マングルユニットＣを備えている。
なる処理装置本体Ａと、同処理装置本体Ａの布帛上流側
に隣接して設置されるコーティングユニットＢと、同コ
ーティングユニットＢの布帛上流側に隣接して設置され
るパディング・マングルユニットＣを備えている。
【００１９】処理装置本体Ａの室内中央部上方には、布
帛１の流れ方向に沿って水平に案内ローラー２が自由回
転可能に設置され、その案内ローラー２の下方には同案
内ローラー２に直交させて多数の駆動ローラー３，３，
…が水平に且つ並列して設けられている。該駆動ローラ
ー３，３，…は、処理装置本体Ａの室外に設置されたパ
ワーコントロール付トルクモーター３−１により駆動さ
れ、布帛１に対する自動張力調整が可能とされている。
帛１の流れ方向に沿って水平に案内ローラー２が自由回
転可能に設置され、その案内ローラー２の下方には同案
内ローラー２に直交させて多数の駆動ローラー３，３，
…が水平に且つ並列して設けられている。該駆動ローラ
ー３，３，…は、処理装置本体Ａの室外に設置されたパ
ワーコントロール付トルクモーター３−１により駆動さ
れ、布帛１に対する自動張力調整が可能とされている。
【００２０】前記案内ローラー２の直下側方には、布帛
１の走行面に向けて多数のシャワーノズル４，４，…が
設置されると共に、同じく布帛１の走行面に向けて一個
の超音波振動子５が横設されている。また、上記各駆動
ローラー３，３，…間には、左右両側面に吸引口を有す
る吸引パイプ６が多数臨設されており、布帛１の流れ方
向に沿って最後に配置された駆動ローラー３はウォータ
ーシール槽７の内部に設置される。
１の走行面に向けて多数のシャワーノズル４，４，…が
設置されると共に、同じく布帛１の走行面に向けて一個
の超音波振動子５が横設されている。また、上記各駆動
ローラー３，３，…間には、左右両側面に吸引口を有す
る吸引パイプ６が多数臨設されており、布帛１の流れ方
向に沿って最後に配置された駆動ローラー３はウォータ
ーシール槽７の内部に設置される。
【００２１】そして、処理装置本体Ａの下部に設けられ
た布帛入口ＩＮから水平に導入される布帛１は第１の駆
動ローラー３の下面から掛け回されて上方に向けられ、
途中で反時計回りに９０°捩じられた状態で案内ローラ
ー２の上面に掛け回されて垂直下方に反転する。反転し
たあと、布帛１は時計方向に９０°捩じられて第２の駆
動ローラー３に下面から掛け回されて垂直上方へと案内
されると共に反時計方向に９０°捩じられて前記案内ロ
ーラー２に掛け回され、以下、布帛１は同様に第３，第
４の駆動ローラー３に順次掛け回され、最後にウォータ
ーシール槽７を通って処理装置本体Ａの下部に設けられ
た布帛出口ＯＵＴから外部へと導出される。
た布帛入口ＩＮから水平に導入される布帛１は第１の駆
動ローラー３の下面から掛け回されて上方に向けられ、
途中で反時計回りに９０°捩じられた状態で案内ローラ
ー２の上面に掛け回されて垂直下方に反転する。反転し
たあと、布帛１は時計方向に９０°捩じられて第２の駆
動ローラー３に下面から掛け回されて垂直上方へと案内
されると共に反時計方向に９０°捩じられて前記案内ロ
ーラー２に掛け回され、以下、布帛１は同様に第３，第
４の駆動ローラー３に順次掛け回され、最後にウォータ
ーシール槽７を通って処理装置本体Ａの下部に設けられ
た布帛出口ＯＵＴから外部へと導出される。
【００２２】処理装置本体Ａの内部下方には、上記各駆
動ローラー３，３，…の間にに向けて吹出しノズル8-1
を有する熱風乾燥装置８が設置されると共に、内部にヒ
ーター9-1 を備えた再沸騰槽９が前記熱風乾燥装置８の
側部に並設されている。前記熱風乾燥装置８のファン8-
2 は処理装置本体Ａの外部に設置され、該ファン８−２
は前記吹出しノズル8-1 にヒーター8-3 及びシャッター
10を介して連結されている。一方の前記再沸騰槽９は処
理装置本体Ａの外部に設置された自動給水装置11に連結
されている。処理装置本体Ａの外部上方には、室内とダ
クトを介して連結された排気装置12が設置されている。
動ローラー３，３，…の間にに向けて吹出しノズル8-1
を有する熱風乾燥装置８が設置されると共に、内部にヒ
ーター9-1 を備えた再沸騰槽９が前記熱風乾燥装置８の
側部に並設されている。前記熱風乾燥装置８のファン8-
2 は処理装置本体Ａの外部に設置され、該ファン８−２
は前記吹出しノズル8-1 にヒーター8-3 及びシャッター
10を介して連結されている。一方の前記再沸騰槽９は処
理装置本体Ａの外部に設置された自動給水装置11に連結
されている。処理装置本体Ａの外部上方には、室内とダ
クトを介して連結された排気装置12が設置されている。
【００２３】上記処理装置本体Ａの布帛上流側に隣接し
て設置されるコーティングユニットＢと、同コーティン
グユニットＢの布帛上流側に隣接して設置されるパディ
ング・マングルユニットＣは従来公知の装置であり、本
発明により格別の特徴を有する構成ではないので、ここ
ではその詳しい説明は省略する。
て設置されるコーティングユニットＢと、同コーティン
グユニットＢの布帛上流側に隣接して設置されるパディ
ング・マングルユニットＣは従来公知の装置であり、本
発明により格別の特徴を有する構成ではないので、ここ
ではその詳しい説明は省略する。
【００２４】なお、図示例では上記案内ローラー２は処
理室内に一本設置されているが、図２に仮想線で示す如
く複数本を並設してもよく、その場合には上記各駆動ロ
ーラー３，３，…を前記複数本の案内ローラー２の並設
分だけ長い寸法に設定すると共に、その両端を回転自在
に支持するようにする。
理室内に一本設置されているが、図２に仮想線で示す如
く複数本を並設してもよく、その場合には上記各駆動ロ
ーラー３，３，…を前記複数本の案内ローラー２の並設
分だけ長い寸法に設定すると共に、その両端を回転自在
に支持するようにする。
【００２５】さて、以上の構成からなる本実施例の布帛
処理装置について、その作用を説明すると、布帛１は上
述の如く処理装置本体Ａの内部を上部案内ローラー２と
下部駆動ローラー３との間を９０°捩じられながらジグ
ザグ状に案内され、所定の張力下で駆動ローラー３によ
り積極的に前方へと送られる。
処理装置について、その作用を説明すると、布帛１は上
述の如く処理装置本体Ａの内部を上部案内ローラー２と
下部駆動ローラー３との間を９０°捩じられながらジグ
ザグ状に案内され、所定の張力下で駆動ローラー３によ
り積極的に前方へと送られる。
【００２６】いま、レーヨン織物に染色を施す場合を例
にとって本発明の処理装置による処理を説明すると、染
料が付与されて連続走行するレーヨン織物１はパディン
グ・マングルユニットＣを通って染料固着剤が付与され
てからシャワー洗浄がなされたあと、次工程のコーティ
ングユニットＢを通ってにじみ防止剤及び染色促進剤が
付与され、本発明の主要部である処理装置本体Ａに導入
される。処理装置本体Ａに導入されたレーヨン織物１は
上述の如く駆動ローラー３及び案内ローラー２に片面だ
けを接触させながら両ローラー２，３間をジグザグ状に
走行する。
にとって本発明の処理装置による処理を説明すると、染
料が付与されて連続走行するレーヨン織物１はパディン
グ・マングルユニットＣを通って染料固着剤が付与され
てからシャワー洗浄がなされたあと、次工程のコーティ
ングユニットＢを通ってにじみ防止剤及び染色促進剤が
付与され、本発明の主要部である処理装置本体Ａに導入
される。処理装置本体Ａに導入されたレーヨン織物１は
上述の如く駆動ローラー３及び案内ローラー２に片面だ
けを接触させながら両ローラー２，３間をジグザグ状に
走行する。
【００２７】処理装置本体Ａの内部は、熱風乾燥装置８
と再沸騰槽９が同時に稼働しており、室内は約１０３℃
の蒸熱室とされ、同時にスチーム処理による発色が行わ
れている。室内での発色が完了した時点で、レーヨン織
物１はウォーターシール槽７を通って外部へと導出され
る。
と再沸騰槽９が同時に稼働しており、室内は約１０３℃
の蒸熱室とされ、同時にスチーム処理による発色が行わ
れている。室内での発色が完了した時点で、レーヨン織
物１はウォーターシール槽７を通って外部へと導出され
る。
【００２８】また、上述のごとく染色を終えたレーヨン
織物は、本発明の上記処理装置により洗浄を行うことも
できる。即ち、処理装置本体Ａの内部は、室内の上部に
設置されたシャワーノズル４，４，…、超音波振動子５
及び吸引パイプ６が作動しており、上下にジグザグ状に
走行するレーヨン織物１に対して、室内の上部側で振動
を与えながらシャワー洗浄を行い、室内の下部側で前記
付与された洗浄水を吸引除去し、ウォーターシール槽７
を通って外部へ導出される。
織物は、本発明の上記処理装置により洗浄を行うことも
できる。即ち、処理装置本体Ａの内部は、室内の上部に
設置されたシャワーノズル４，４，…、超音波振動子５
及び吸引パイプ６が作動しており、上下にジグザグ状に
走行するレーヨン織物１に対して、室内の上部側で振動
を与えながらシャワー洗浄を行い、室内の下部側で前記
付与された洗浄水を吸引除去し、ウォーターシール槽７
を通って外部へ導出される。
【００２９】以上の例では、レーヨン織物の染色処理が
対象であり、処理装置本体Ａの室内を蒸熱処理雰囲気と
しているが、本実施例装置によればポリエステル繊維素
材やポリアミド繊維素材を使用した合成繊維製布帛を対
象とする各種の処理も行える。
対象であり、処理装置本体Ａの室内を蒸熱処理雰囲気と
しているが、本実施例装置によればポリエステル繊維素
材やポリアミド繊維素材を使用した合成繊維製布帛を対
象とする各種の処理も行える。
【００３０】例えば、ポリエステル繊維製の布帛に染色
するときは、前段のパディング・マングルユニットＣに
より分散染料を付着させたのち、処理装置本体Ａに布帛
１を導入する。このとき、処理装置本体Ａでは熱風乾燥
装置８が作動しており、布帛１が室内を走行する間に約
２００℃の乾熱処理されて発色する。この発色した布帛
１は次いで還元洗浄がなされることになるが、この還元
洗浄も本発明の処理装置を使用して処理することが可能
である。即ち、上記パディング・マングルユニットＣ内
に還元剤を投入しておき、処理装置本体Ａの一部のシャ
ワーノズル４，４，…、超音波振動子５及び吸引パイプ
６を作動させるようにすれば、パディング・マングルユ
ニットＣで還元剤を付与された発色済みのポリエステル
繊維製布帛１が処理装置本体Ａの内部を通過する間に洗
浄がなされる。
するときは、前段のパディング・マングルユニットＣに
より分散染料を付着させたのち、処理装置本体Ａに布帛
１を導入する。このとき、処理装置本体Ａでは熱風乾燥
装置８が作動しており、布帛１が室内を走行する間に約
２００℃の乾熱処理されて発色する。この発色した布帛
１は次いで還元洗浄がなされることになるが、この還元
洗浄も本発明の処理装置を使用して処理することが可能
である。即ち、上記パディング・マングルユニットＣ内
に還元剤を投入しておき、処理装置本体Ａの一部のシャ
ワーノズル４，４，…、超音波振動子５及び吸引パイプ
６を作動させるようにすれば、パディング・マングルユ
ニットＣで還元剤を付与された発色済みのポリエステル
繊維製布帛１が処理装置本体Ａの内部を通過する間に洗
浄がなされる。
【００３１】即ち、本発明の処理装置は一台の装置で多
様な処理が可能なものであり、装置内に多機能をもつ多
種の処理機器が装備され、図示せぬスイッチ等を切り替
えることにより所望の処理が可能となる。
様な処理が可能なものであり、装置内に多機能をもつ多
種の処理機器が装備され、図示せぬスイッチ等を切り替
えることにより所望の処理が可能となる。
【００３２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
の帯状体処理装置によれば処理室内において走行中に帯
状物は片面しか案内部材に接触せず、従って帯状物の非
接触面は無理な押圧力がかからず同表面を変形させたり
損傷させることがなく、同時に充分な走行長が確保され
るため一定の容積内においても充分な処理能力を有する
と共に、適正に張力調整をなすことが可能であり、しか
も構造的に簡単でコストの低減が図ることができ、更に
は同一の装置を使用して多様な処理をすることが可能で
ある。
の帯状体処理装置によれば処理室内において走行中に帯
状物は片面しか案内部材に接触せず、従って帯状物の非
接触面は無理な押圧力がかからず同表面を変形させたり
損傷させることがなく、同時に充分な走行長が確保され
るため一定の容積内においても充分な処理能力を有する
と共に、適正に張力調整をなすことが可能であり、しか
も構造的に簡単でコストの低減が図ることができ、更に
は同一の装置を使用して多様な処理をすることが可能で
ある。
【図１】本発明の代表的な実施例である帯状物の処理装
置を示す内部側面図である。
置を示す内部側面図である。
【図２】同装置の内部正面図である。
１ 布帛（レーヨン織物、ポリエステル繊維織
物） ２ 案内ローラー ３ 駆動ローラー ３−１ パワーコントロール付トルクモーター ４ シャワーノズル ５ 超音波振動子 ６ 吸引パイプ ７ ウォーターシール槽 ８ 熱風乾燥装置 ８−１ 吹出ノズル ８−２ ファン ８−３ ヒーター ９ 再沸騰槽 ９−１ ヒーター １０ シャッター １１ 自動給水装置 １２ 排気装置 Ａ 処理装置本体 Ｂ コーティングユニット Ｃ パディング・マングルユニット
物） ２ 案内ローラー ３ 駆動ローラー ３−１ パワーコントロール付トルクモーター ４ シャワーノズル ５ 超音波振動子 ６ 吸引パイプ ７ ウォーターシール槽 ８ 熱風乾燥装置 ８−１ 吹出ノズル ８−２ ファン ８−３ ヒーター ９ 再沸騰槽 ９−１ ヒーター １０ シャッター １１ 自動給水装置 １２ 排気装置 Ａ 処理装置本体 Ｂ コーティングユニット Ｃ パディング・マングルユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年１１月１１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００１
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は帯状物の処理方法及び処
理装置に関し、更に詳しくは連続走行する帯状物の片面
を案内部材により案内すると共に充分な走行長が確保さ
れ、しかも適正な張力調整が可能であり、構造的にも簡
単で且つコストの低減が図れる帯状物の連続処理方法及
び同方法を実施するための好適な処理装置に関する。
理装置に関し、更に詳しくは連続走行する帯状物の片面
を案内部材により案内すると共に充分な走行長が確保さ
れ、しかも適正な張力調整が可能であり、構造的にも簡
単で且つコストの低減が図れる帯状物の連続処理方法及
び同方法を実施するための好適な処理装置に関する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２６Ｂ 13/08 Ｚ 9140−3Ｌ
Claims (6)
- 【請求項１】 連続走行する帯状物（１）を密閉室内に
おいて処理するにあたり、密閉室内に前記帯状物（１）
を水平に導入したあと、第１駆動ローラー（３）を介し
て垂直上方に案内し、途中で一方向に９０°捩りながら
上方の案内ローラー（２）に掛け回して垂直下方に転向
し、その途中で反対方向に９０°捩じりながら前記駆動
ローラー（３）に隣接する第２駆動ローラー（３）に掛
け回して、再び垂直上方に転向させて上方の前記案内ロ
ーラー（２）に掛け回して垂直下方に転向させ、以下同
様に第３駆動ローラー（３）、前記案内ローラー（２）
…と順次ジグザグ状に案内し、水平状態で室外に導出す
ることを特徴とする帯状物の処理方法。 - 【請求項２】 帯状物（１）の出入口を有し、連続走行
する帯状物を密閉室内において多様な処理を行う処理装
置であって、 密閉室内の上部に帯状物（１）の移送方向に沿って水平
に配置された自由回転する案内ローラー（２）と、 密閉室内の下部に前記案内ローラー（２）と直交して配
され、帯状物（１）の移送方向に沿って水平に並設され
た複数本の駆動ローラー（３）とを備え、 入口から水平に導入された帯状物（１）は第１駆動ロー
ラー（３）、案内ローラー（２）、第２駆動ローラー
（３）、案内ローラー（２）、…と順次ジグザグ状に、
且つ案内ローラー（２）と各駆動ローラー（３）間でそ
れぞれ反対方向に９０°捩じられ、各ローラー（２，
３）に対する帯状物（１）の接触面が片面とされてなる
ことを特徴とする帯状物の処理装置。 - 【請求項３】 前記処理室内には、洗浄装置（４，５，
６）、蒸熱装置（８，９）、乾燥装置（８）が設置され
てなることを特徴とする請求項２記載の処理装置。 - 【請求項４】 前記洗浄装置（４，５，６）が、上記案
内ローラー（２）に隣接して設けられたシャワーノズル
（４）及び超音波振動子（５）と、上記各駆動ローラー
（３）間に臨設された吸引パイプ（６）とからなること
を特徴とする請求項３記載の処理装置。 - 【請求項５】 前記蒸熱装置（８，９）が、処理室外に
自動給水装置を備え、ヒーター（９−１）を内蔵する再
沸騰槽（９）を有することを特徴とする請求項３記載の
処理装置。 - 【請求項６】 前記乾燥装置（８）が、処理室外のファ
ン（８−２）及びヒーター（８−３）とシャッター（１
０）を介して連結された熱風吹出しノズル（８−１）か
らなることを特徴とする請求項３記載の処理装置。
Priority Applications (13)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4123006A JPH05317828A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 帯状物の処理方法とその装置 |
| CA002095406A CA2095406C (en) | 1992-05-15 | 1993-05-03 | Method and apparatus for treating a belt-like article |
| US08/056,541 US5359757A (en) | 1992-05-15 | 1993-05-05 | Method and apparatus for treating a belt-like article |
| TW082103557A TW237490B (ja) | 1992-05-15 | 1993-05-05 | |
| DE69306464T DE69306464T2 (de) | 1992-05-15 | 1993-05-11 | Verfahren und Vorrichtung zum Behandeln eines bandförmigen Materials |
| SG9609075A SG82555A1 (en) | 1992-05-15 | 1993-05-11 | Method and apparatus for treating a belt-like article |
| ES93107657T ES2095516T3 (es) | 1992-05-15 | 1993-05-11 | Metodo y aparato de tratamiento de un articulo cinturiforme. |
| EP93107657A EP0569940B1 (en) | 1992-05-15 | 1993-05-11 | Method and apparatus for treating a belt-like article |
| MYPI93000897A MY109706A (en) | 1992-05-15 | 1993-05-14 | Method and apparatus for treating a belt-like article |
| BR9301083A BR9301083A (pt) | 1992-05-15 | 1993-05-14 | Metodo e aparelho para o tratamento de um artigo semelhante a uma correia |
| KR1019930008293A KR940005843A (ko) | 1992-05-15 | 1993-05-14 | 벨트형 물품 처리 방법 및 장치 |
| CN93106044A CN1079786A (zh) | 1992-05-15 | 1993-05-15 | 处理带状物的方法和装置 |
| HK127897A HK127897A (en) | 1992-05-15 | 1997-06-26 | Method and apparatus for treating a belt-like article |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4123006A JPH05317828A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 帯状物の処理方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05317828A true JPH05317828A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14849926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4123006A Pending JPH05317828A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 帯状物の処理方法とその装置 |
Country Status (13)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5359757A (ja) |
| EP (1) | EP0569940B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05317828A (ja) |
| KR (1) | KR940005843A (ja) |
| CN (1) | CN1079786A (ja) |
| BR (1) | BR9301083A (ja) |
| CA (1) | CA2095406C (ja) |
| DE (1) | DE69306464T2 (ja) |
| ES (1) | ES2095516T3 (ja) |
| HK (1) | HK127897A (ja) |
| MY (1) | MY109706A (ja) |
| SG (1) | SG82555A1 (ja) |
| TW (1) | TW237490B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102131019B1 (ko) * | 2019-04-19 | 2020-07-07 | 주식회사 한길엔씨티 | 테이프 원단의 이송 및 코팅면 건조 처리 시스템 |
| JP2023553521A (ja) * | 2021-03-27 | 2023-12-21 | 蘇州名科紡織科技有限公司 | 服装生地加工用水洗装置 |
Families Citing this family (32)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3256831B2 (ja) * | 1995-11-10 | 2002-02-18 | ワイケイケイ株式会社 | 染色機 |
| CN1088773C (zh) * | 1996-09-13 | 2002-08-07 | 菊地布帛技术株式会社 | 带状织物处理装置 |
| DE19860424C1 (de) * | 1998-12-28 | 2000-03-16 | Mageba Textilmaschinen Gmbh & | Dämpfer zum Behandeln, Färben, Appretieren, Waschen od. dgl. mindestens eines laufenden Bandes |
| DE19963854A1 (de) * | 1999-12-30 | 2001-07-12 | Mageba Textilmaschinen Gmbh & | Farb- oder Waschanlage für textile Bandware sowie Verfahren zur Entfernung einer Überschußmenge an Farb- oder Waschmittel |
| DE102004041706A1 (de) * | 2004-05-17 | 2005-12-15 | Mageba-Textilmaschinen Vertriebs Gmbh | Ein-Band-Behandlungsvorrichtung für Bänder |
| US20070107136A1 (en) * | 2005-08-17 | 2007-05-17 | Tao Xiao-Ming | Method and apparatus for wet treatment of textiles and textile articles at low temperatures |
| GB0712922D0 (en) | 2007-07-03 | 2007-08-15 | Swedish Biomimetics 3000 Ltd | Solid phase reaction method |
| KR101020559B1 (ko) * | 2008-06-20 | 2011-03-09 | 추광엽 | 연속형 직물 표면 가공장치 |
| SG172896A1 (en) * | 2009-01-07 | 2011-08-29 | Swedish Biomimetics 3000 Ltd | Dual mobile phase apparatus and method |
| US8956466B2 (en) * | 2011-08-01 | 2015-02-17 | Texwipe (a division of Illinois Tool Works Inc.) | Process for preparing sorptive substrates, and integrated processing system for substrates |
| CN102321959B (zh) * | 2011-09-01 | 2013-03-13 | 绍兴县永通丝绸印染有限公司 | 一种面料上浆机 |
| CN102517825B (zh) * | 2011-12-22 | 2013-07-10 | 湖州凯恩涂层有限公司 | 商标材料生产系统 |
| US9581255B2 (en) | 2012-07-23 | 2017-02-28 | Henning, Inc. | Multiple proportion delivery systems and methods |
| CN102914126A (zh) * | 2012-11-12 | 2013-02-06 | 吴江市三友针纺有限公司 | 一种纺织用烘干设备 |
| CN102967124A (zh) * | 2012-12-05 | 2013-03-13 | 吴江忆久纺织有限公司 | 纺织品烘干箱 |
| CN103234335B (zh) * | 2013-04-26 | 2016-12-28 | 上海长园电子材料有限公司 | 风干装置 |
| CN103276549B (zh) * | 2013-06-17 | 2015-04-08 | 福建浔兴拉链科技股份有限公司 | 一种拉链带连续染色的方法及系统 |
| CN103306028A (zh) * | 2013-07-04 | 2013-09-18 | 吴江市汇泉纺织有限公司 | 一种喷水织机震动式干燥装置 |
| DE102013215163A1 (de) * | 2013-08-01 | 2015-06-11 | Windmöller & Hölscher Kg | Trockner zum Trocknen einer Materialbahn |
| CN103743210A (zh) * | 2014-02-12 | 2014-04-23 | 太仓明静纺织有限公司 | 布匹快速干燥机 |
| CN104118760A (zh) * | 2014-06-12 | 2014-10-29 | 广州赛奥碳纤维技术有限公司 | 折转式导丝集丝重型驱动放卷纱架 |
| CN104131427A (zh) * | 2014-07-14 | 2014-11-05 | 张家港市腾翔机械制造有限公司 | 丝束水洗风干一体机 |
| CN104748526A (zh) * | 2015-04-15 | 2015-07-01 | 潘阿海 | 一种纺织用烘干装置 |
| IT201700034911A1 (it) * | 2017-03-30 | 2018-09-30 | Coramtex Srl | Macchina e metodo di asciugatura e trattamento di rientro di tessuto |
| CN107449259A (zh) * | 2017-09-14 | 2017-12-08 | 江苏步龙生物科技有限公司 | 一种蚯蚓烘干装置 |
| CN109506440A (zh) * | 2017-11-27 | 2019-03-22 | 李裕 | 一种布料输送烘干机 |
| CN108486787A (zh) * | 2018-04-04 | 2018-09-04 | 佛山京联科技信息咨询有限公司 | 一种新型布料快速清洗烘干机 |
| CN108930118B (zh) * | 2018-06-28 | 2020-12-08 | 阿斯福特纺织（漳州）有限公司 | 一种高效退浆的印染工艺 |
| CN109668412B (zh) * | 2018-12-03 | 2020-12-15 | 江西嘉丰纺织有限公司 | 一种纱线干燥处理装置 |
| CN110079956B (zh) * | 2019-04-30 | 2021-05-25 | 常州唯乐印染有限公司 | 一种多功能纺织用布匹染色处理装置 |
| KR20200001076U (ko) | 2019-12-26 | 2020-05-26 | 진재곤 | 회전식 석쇠 구이기 |
| CN114318710B (zh) * | 2021-12-31 | 2023-08-04 | 浙江艺彩印染有限公司 | 一种纺织用布料加湿机及应用其的布料加湿工艺 |
Family Cites Families (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1890026A (en) * | 1931-03-21 | 1932-12-06 | Paramount Publix Corp | Film developing system |
| US2169061A (en) * | 1938-05-02 | 1939-08-08 | Warner Bros | Continuous-film-treating apparatus |
| US2319809A (en) * | 1939-12-22 | 1943-05-25 | Sylvania Ind Corp | Process for making and treating textiles and the products produced |
| US2701717A (en) * | 1949-11-10 | 1955-02-08 | Hunter James Machine Co | Apparatus for conveying fabrics and the like |
| BE504898A (ja) * | 1950-07-27 | |||
| US2914999A (en) * | 1955-10-06 | 1959-12-01 | Hugh V Jamieson | Apparatus for processing motion picture film |
| GB811369A (en) * | 1956-04-11 | 1959-04-02 | Wolsey Ltd | Improvements in or relating to methods of and apparatus for treating textiles with liquids |
| DE2029044C3 (de) * | 1970-06-12 | 1974-02-21 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Fotografische Entwicklungsvorrichtung |
| US3905059A (en) * | 1972-10-04 | 1975-09-16 | United Merchants & Mfg | Method for fluid treatment of textile fabric in rope form |
| GB2030183A (en) * | 1978-07-25 | 1980-04-02 | Sando Iron Works Co | Wet heat treatment of textiles |
| JPS59216943A (ja) * | 1983-05-19 | 1984-12-07 | ワイケイケイ株式会社 | 熱収縮性のテ−プ状物を熱処理する方法及び装置 |
| DE3371244D1 (en) * | 1983-10-08 | 1987-06-04 | Mtm Obermaier Gmbh & Co Kg | Process and apparatus for drying yarn or fibre packages |
| US4813440A (en) * | 1985-02-11 | 1989-03-21 | Entek Manufacturing Inc. | Apparatus for degreasing a continuous sheet of thin material |
| US4756091A (en) * | 1987-06-25 | 1988-07-12 | Herbert Van Denend | Hybrid high-velocity heated air/infra-red drying oven |
| US4785552A (en) * | 1987-07-08 | 1988-11-22 | Best Willie H | Convection stabilized radiant oven |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4123006A patent/JPH05317828A/ja active Pending
-
1993
- 1993-05-03 CA CA002095406A patent/CA2095406C/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-05 US US08/056,541 patent/US5359757A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-05 TW TW082103557A patent/TW237490B/zh active
- 1993-05-11 SG SG9609075A patent/SG82555A1/en unknown
- 1993-05-11 DE DE69306464T patent/DE69306464T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-11 EP EP93107657A patent/EP0569940B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-05-11 ES ES93107657T patent/ES2095516T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-05-14 KR KR1019930008293A patent/KR940005843A/ko not_active Application Discontinuation
- 1993-05-14 MY MYPI93000897A patent/MY109706A/en unknown
- 1993-05-14 BR BR9301083A patent/BR9301083A/pt not_active Application Discontinuation
- 1993-05-15 CN CN93106044A patent/CN1079786A/zh active Pending
-
1997
- 1997-06-26 HK HK127897A patent/HK127897A/xx not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102131019B1 (ko) * | 2019-04-19 | 2020-07-07 | 주식회사 한길엔씨티 | 테이프 원단의 이송 및 코팅면 건조 처리 시스템 |
| JP2023553521A (ja) * | 2021-03-27 | 2023-12-21 | 蘇州名科紡織科技有限公司 | 服装生地加工用水洗装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR940005843A (ko) | 1994-03-22 |
| DE69306464D1 (de) | 1997-01-23 |
| CA2095406C (en) | 1995-12-05 |
| HK127897A (en) | 1997-09-19 |
| DE69306464T2 (de) | 1997-06-26 |
| ES2095516T3 (es) | 1997-02-16 |
| EP0569940B1 (en) | 1996-12-11 |
| EP0569940A1 (en) | 1993-11-18 |
| US5359757A (en) | 1994-11-01 |
| MY109706A (en) | 1997-04-30 |
| CA2095406A1 (en) | 1993-11-16 |
| TW237490B (ja) | 1995-01-01 |
| CN1079786A (zh) | 1993-12-22 |
| BR9301083A (pt) | 1993-11-23 |
| SG82555A1 (en) | 2001-08-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05317828A (ja) | 帯状物の処理方法とその装置 | |
| US3503134A (en) | Process and apparatus for the treatment of materials,comprising tensioning and sieve drum means | |
| US3906596A (en) | Combined sieve drum and tentering apparatus | |
| JPH01111062A (ja) | なわ状繊維材料を連続的に処理、特に染色するための方法および装置 | |
| JP3111284B2 (ja) | 帯状布帛の加工処理装置 | |
| US5885305A (en) | Device for fixing dye in reactive dyeing | |
| JPH05179562A (ja) | 多段ネット式乾燥装置 | |
| JPH0225116B2 (ja) | ||
| JP2006500478A (ja) | 織布仕上げ装置 | |
| US4448582A (en) | Process for continuous thermosol dyeing of textile fabrics | |
| US4052796A (en) | Process and apparatus for the continuous finishing of webs of textiles, artificial leather and the like | |
| JP3257945B2 (ja) | 帯状物の処理方法とその装置 | |
| US3469423A (en) | Apparatus for the treatment of materials | |
| JP3240674B2 (ja) | シートベルト装置のウェビングの染色方法 | |
| JP3463258B2 (ja) | 帯状物の処理方法とその装置 | |
| US4288212A (en) | Method and apparatus for fixing a binding agent | |
| CA1114111A (en) | Method and apparatus for continuously processing various kinds of cloth materials in a high pressure steamer for multipurpose treatments | |
| JPH0623912Y2 (ja) | 布帛の移動式乾燥装置 | |
| JPH0211031Y2 (ja) | ||
| JPH0719740A (ja) | 熱風布帛乾燥装置 | |
| JPH05203354A (ja) | 熱風布帛乾燥装置 | |
| JP2000033199A (ja) | 衣料品の仕上げ装置 | |
| JPH0719741A (ja) | 熱風布帛乾燥装置 | |
| JP3587317B2 (ja) | 単繊維集合体の連続加工方法とその装置 | |
| JP3581768B2 (ja) | 人工皮革用基布のリラックス方法およびリラックス装置 |