JPH0211031Y2 - - Google Patents
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- JPH0211031Y2 JPH0211031Y2 JP1987020453U JP2045387U JPH0211031Y2 JP H0211031 Y2 JPH0211031 Y2 JP H0211031Y2 JP 1987020453 U JP1987020453 U JP 1987020453U JP 2045387 U JP2045387 U JP 2045387U JP H0211031 Y2 JPH0211031 Y2 JP H0211031Y2
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- JP
- Japan
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- chamber
- laundry
- drying
- steam
- steam injection
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- Expired
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- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 75
- 238000010793 Steam injection (oil industry) Methods 0.000 claims description 41
- 238000010025 steaming Methods 0.000 claims description 31
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 238000005108 dry cleaning Methods 0.000 description 1
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- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の分野
この考案は、例えば、背広やズボン、スカート
等の洗濯物をドライクリーニングした場合、これ
ら洗濯物の蒸らし、乾燥、皺延ばし仕上げが行え
る洗濯物の乾燥装置に関する。
等の洗濯物をドライクリーニングした場合、これ
ら洗濯物の蒸らし、乾燥、皺延ばし仕上げが行え
る洗濯物の乾燥装置に関する。
(ロ) 考案の背景
上述の乾燥装置には、第5図に示すように、蒸
気噴射室20の出口部に、乾燥室21の入口部を
連設して、上部に架設した搬送手段22で、洗濯
物2を蒸気噴射室20より乾燥室21へ周回させ
て乾燥処理する乾燥装置23がある。
気噴射室20の出口部に、乾燥室21の入口部を
連設して、上部に架設した搬送手段22で、洗濯
物2を蒸気噴射室20より乾燥室21へ周回させ
て乾燥処理する乾燥装置23がある。
しかし、上述の乾燥装置23によれば、蒸気噴
射室20で洗濯物2に蒸気を吹き付けて蒸らし、
これを乾燥室21の上部より下部に循環する加熱
気流で乾燥することで、洗濯物2に付いた皺を延
ばすが、この構成の場合、蒸気噴射室20と乾燥
室21とが近接しているので、蒸気噴射室20か
ら蒸気が洩れ出ないように、連設した乾燥室21
の入口部にエアーバツク24,24を立設して蒸
気の洩れを防止するも、エアーバツク24,24
の隙間からや、洗濯物2の搬送と共に蒸気が洩れ
出て乾燥室21内に流入し、加熱気流の循環によ
る乾燥能力を低下させ、洗濯物2の乾燥処理が不
十分となるという問題を有している。
射室20で洗濯物2に蒸気を吹き付けて蒸らし、
これを乾燥室21の上部より下部に循環する加熱
気流で乾燥することで、洗濯物2に付いた皺を延
ばすが、この構成の場合、蒸気噴射室20と乾燥
室21とが近接しているので、蒸気噴射室20か
ら蒸気が洩れ出ないように、連設した乾燥室21
の入口部にエアーバツク24,24を立設して蒸
気の洩れを防止するも、エアーバツク24,24
の隙間からや、洗濯物2の搬送と共に蒸気が洩れ
出て乾燥室21内に流入し、加熱気流の循環によ
る乾燥能力を低下させ、洗濯物2の乾燥処理が不
十分となるという問題を有している。
また、上述のように、蒸気噴射室20と乾燥室
21とが近接しているので、洗濯物を充分に蒸ら
すことができず、厚手の衣服や裏地付き衣服では
充分な仕上げ乾燥ができない問題点を有する。
21とが近接しているので、洗濯物を充分に蒸ら
すことができず、厚手の衣服や裏地付き衣服では
充分な仕上げ乾燥ができない問題点を有する。
また、上述の蒸気噴射室20と乾燥室21を離
間して連設した場合、蒸気の洩れによる乾燥処理
への干渉を低減することができるが、装置が連設
方向へ長細くなるので、装置に対応した細長い広
い設置スペースを必要とし、同時に、作業者の移
動距離が長くなり、作業能率が低下するという問
題も有している。
間して連設した場合、蒸気の洩れによる乾燥処理
への干渉を低減することができるが、装置が連設
方向へ長細くなるので、装置に対応した細長い広
い設置スペースを必要とし、同時に、作業者の移
動距離が長くなり、作業能率が低下するという問
題も有している。
(ハ) 考案の目的
この考案は、蒸気噴射室と乾燥室との間に蒸ら
し室を介在させることで、乾燥処理に対する蒸気
の直接的な干渉を防止し、効率的な乾燥処理及び
皺延ばし仕上げが行え、しかも、設置スペースが
小さくて済み、洗濯物を連続的に乾燥処理するこ
とができる洗濯物の乾燥装置の提供を目的とす
る。
し室を介在させることで、乾燥処理に対する蒸気
の直接的な干渉を防止し、効率的な乾燥処理及び
皺延ばし仕上げが行え、しかも、設置スペースが
小さくて済み、洗濯物を連続的に乾燥処理するこ
とができる洗濯物の乾燥装置の提供を目的とす
る。
(ニ) 考案の構成
この考案は、蒸気を供給する蒸気噴射室と、加
熱気流を供給する乾燥室とを備え、これらに洗濯
物を周回搬送する搬送手段を架設した洗濯物の乾
燥装置であつて上記蒸気噴射室と乾燥室との間
に、蒸気を含んだ洗濯物を蒸らす蒸らし室を介設
すると共に、前記蒸気噴射室と乾燥室とを併設配
置し、これらの側部に上記蒸らし室を配置した洗
濯物の乾燥装置であることを特徴とする。
熱気流を供給する乾燥室とを備え、これらに洗濯
物を周回搬送する搬送手段を架設した洗濯物の乾
燥装置であつて上記蒸気噴射室と乾燥室との間
に、蒸気を含んだ洗濯物を蒸らす蒸らし室を介設
すると共に、前記蒸気噴射室と乾燥室とを併設配
置し、これらの側部に上記蒸らし室を配置した洗
濯物の乾燥装置であることを特徴とする。
(ホ) 考案の作用
この考案は、蒸気噴射室内で洗濯物に蒸気を吹
き付けた後、次段の蒸らし室で洗濯物に充分な湿
気を浸透させて蒸らして、洗濯物に付いた皺を取
易くし、次に乾燥室内へ洗濯物を移動させて加熱
気流で乾燥する。
き付けた後、次段の蒸らし室で洗濯物に充分な湿
気を浸透させて蒸らして、洗濯物に付いた皺を取
易くし、次に乾燥室内へ洗濯物を移動させて加熱
気流で乾燥する。
(ヘ) 考案の効果
この考案によれば、蒸気噴射室で洗濯物に蒸気
を吹き付けたとき、蒸気噴射室の出口部より蒸気
が若干流出するも、次段に蒸らし室を配設してあ
るため、この洩れ出た蒸気が直接乾燥室に流入す
ることがなく、乾燥処理に対する蒸気の直接的な
干渉を防止することができ、加熱気流でもつて洗
濯物より湿気を充分に除湿することができ、効率
のよい乾燥処理が行える。
を吹き付けたとき、蒸気噴射室の出口部より蒸気
が若干流出するも、次段に蒸らし室を配設してあ
るため、この洩れ出た蒸気が直接乾燥室に流入す
ることがなく、乾燥処理に対する蒸気の直接的な
干渉を防止することができ、加熱気流でもつて洗
濯物より湿気を充分に除湿することができ、効率
のよい乾燥処理が行える。
しかも、上述の蒸気噴射室の入口部より蒸気が
洩れるのを閉鎖して、蒸らし室側に蒸気を積極的
に洩れさせることで、蒸気の損失を低減して、蒸
らしに有効に使用することができ、充分な蒸らし
を蒸気の洩れで補正することができ、厚手の衣服
や裏地付き衣服を充分に仕上げ乾燥することがで
きる。
洩れるのを閉鎖して、蒸らし室側に蒸気を積極的
に洩れさせることで、蒸気の損失を低減して、蒸
らしに有効に使用することができ、充分な蒸らし
を蒸気の洩れで補正することができ、厚手の衣服
や裏地付き衣服を充分に仕上げ乾燥することがで
きる。
さらに、蒸気噴射室と乾燥室とを併設配置し、
これらの側部に蒸らし室を配置して、各室を装置
本体の周囲にサークル状に配設しているので、蒸
らし室を介設するも、装置が長くならず、設置ス
ペースが小さくて済み、同時に、洗濯物を周回さ
せて乾燥処理するので、洗濯物を順次交換して連
続的に乾燥処理することにより、一つの洗濯物に
要する処理時間を短縮することができ経済的であ
る。
これらの側部に蒸らし室を配置して、各室を装置
本体の周囲にサークル状に配設しているので、蒸
らし室を介設するも、装置が長くならず、設置ス
ペースが小さくて済み、同時に、洗濯物を周回さ
せて乾燥処理するので、洗濯物を順次交換して連
続的に乾燥処理することにより、一つの洗濯物に
要する処理時間を短縮することができ経済的であ
る。
(ト) 考案の実施例
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
する。
図面は各処理部を周回しながら洗濯物を乾燥処
理する洗濯物の乾燥装置を示し、第1図、第2図
において、乾燥装置1は、装置本体1aの周囲
に、洗濯物2を吊り掛け吊り下ろしする吊掛け部
3と、洗濯物2に蒸気を吹き付ける蒸気噴射室4
と、洗濯物2に必要量の湿気を浸透させる蒸らし
室5と、加熱気流Aの循環により洗濯物2を乾燥
皺延ばし仕上げする乾燥室6とを配設すると共
に、装置本体1aの上部に、吊掛け部3より蒸気
噴射室4、蒸らし室5、乾燥室6の各処理順に洗
濯物2を周回するチエーン搬送帯7を架設して構
成している。
理する洗濯物の乾燥装置を示し、第1図、第2図
において、乾燥装置1は、装置本体1aの周囲
に、洗濯物2を吊り掛け吊り下ろしする吊掛け部
3と、洗濯物2に蒸気を吹き付ける蒸気噴射室4
と、洗濯物2に必要量の湿気を浸透させる蒸らし
室5と、加熱気流Aの循環により洗濯物2を乾燥
皺延ばし仕上げする乾燥室6とを配設すると共
に、装置本体1aの上部に、吊掛け部3より蒸気
噴射室4、蒸らし室5、乾燥室6の各処理順に洗
濯物2を周回するチエーン搬送帯7を架設して構
成している。
上述の装置本体1aは、第1図に示すように、
蒸気噴射室4と乾燥室6とを併設し、この両処理
室の側部に蒸らし室5を併設している。
蒸気噴射室4と乾燥室6とを併設し、この両処理
室の側部に蒸らし室5を併設している。
前述の吊掛け部3は、第4図にも示すように、
前述の蒸らし室5と反対側位置に、後述するチエ
ーン搬送帯7を装置本体1a側部に突設して、乾
燥室6の出口側より、蒸気噴射室4の入口側に洗
濯物2を周回可能に設けている。
前述の蒸らし室5と反対側位置に、後述するチエ
ーン搬送帯7を装置本体1a側部に突設して、乾
燥室6の出口側より、蒸気噴射室4の入口側に洗
濯物2を周回可能に設けている。
前述の蒸気噴射室4には、第2図にも示すよう
に、蒸気噴射室4の床部の上部位置と、天井部の
下部位置とに、この蒸気噴射室4の両側壁に沿つ
て、2本の蒸気噴射ノズル8,8を平行に架設す
ると共に、各蒸気噴射ノズル8,8を、蒸気噴射
室4を搬送される洗濯物2に向けて噴射方向を設
定している。
に、蒸気噴射室4の床部の上部位置と、天井部の
下部位置とに、この蒸気噴射室4の両側壁に沿つ
て、2本の蒸気噴射ノズル8,8を平行に架設す
ると共に、各蒸気噴射ノズル8,8を、蒸気噴射
室4を搬送される洗濯物2に向けて噴射方向を設
定している。
また、上述の蒸気噴射室4の入口部には、第1
図に示すように、エアーの供給排気により脹らみ
調節可能な2本のエアーバツク9,9を立設し
て、入口部側への蒸気の洩れを防止し、他方の出
口部は搬送方向へ幅狭に通路を形成すると共に、
第2図に示すように、この蒸気噴射室4の天井部
に枢支したフアン4aを回転して、蒸気を蒸らし
室5側へ積極的に流出させ蒸らしに使用する。
図に示すように、エアーの供給排気により脹らみ
調節可能な2本のエアーバツク9,9を立設し
て、入口部側への蒸気の洩れを防止し、他方の出
口部は搬送方向へ幅狭に通路を形成すると共に、
第2図に示すように、この蒸気噴射室4の天井部
に枢支したフアン4aを回転して、蒸気を蒸らし
室5側へ積極的に流出させ蒸らしに使用する。
前述の蒸らし室5は、第1図に示すように、装
置本体1aの側部にチエーン搬送帯7を突設し
て、蒸気噴射室4の出口部より、乾燥室6の入口
部に洗濯物2を周回可能に設けると共に、このチ
エーン搬送帯7の突設側壁面に外壁5aを溶着し
て形成している。
置本体1aの側部にチエーン搬送帯7を突設し
て、蒸気噴射室4の出口部より、乾燥室6の入口
部に洗濯物2を周回可能に設けると共に、このチ
エーン搬送帯7の突設側壁面に外壁5aを溶着し
て形成している。
また、第4図にも示すように、天井部に蒸気排
気用のダクト5bを立設すると共に、このダクト
5b内部に枢支した排気弁5cを一定間隔で開閉
して、蒸らし室5内の蒸気を機外に排気する。
気用のダクト5bを立設すると共に、このダクト
5b内部に枢支した排気弁5cを一定間隔で開閉
して、蒸らし室5内の蒸気を機外に排気する。
前述の乾燥室6には、第2図にも示すように、
天井部に加熱気流Aを供給する供給口6aを開口
し、床部の側壁中央部には、加熱気流Aを吸入す
る主吸入口6bを開口すると共に、この主吸入口
6bに気流循環路10を連設して天井部の供給口
6aに連通している。
天井部に加熱気流Aを供給する供給口6aを開口
し、床部の側壁中央部には、加熱気流Aを吸入す
る主吸入口6bを開口すると共に、この主吸入口
6bに気流循環路10を連設して天井部の供給口
6aに連通している。
前述の供給口6aと、主吸入口6bには、第2
図に示すように、気流Aを加熱する為のヒータ1
1をそれぞれ配設し、乾燥室6の底部には、洗濯
物2の落下防止用の金網12を架設している。
図に示すように、気流Aを加熱する為のヒータ1
1をそれぞれ配設し、乾燥室6の底部には、洗濯
物2の落下防止用の金網12を架設している。
前述の気流循環路10の上部にはフアン13が
設けられており、このフアン13はモータ14の
駆動力で回転して、上部の供給口6aより加熱気
流Aを乾燥室6内に供給し、同時に、下部の主吸
入口6bより加熱気流Aを吸入して、乾燥室6の
上部より下部に加熱気流Aを循環させる。
設けられており、このフアン13はモータ14の
駆動力で回転して、上部の供給口6aより加熱気
流Aを乾燥室6内に供給し、同時に、下部の主吸
入口6bより加熱気流Aを吸入して、乾燥室6の
上部より下部に加熱気流Aを循環させる。
前述のチエーン搬送帯7は、第2図にも示すよ
うに、蒸気噴射室4の天井部と、乾燥室6の天井
部に、下面を開口した筒状のガイドレール7a,
7aを架設すると共に、このガイドレール7a,
7aの両端を、吊掛け部3側と蒸らし室5側に突
設すると共に、両端部を短寸のガイドレール7
a,7bで連結し、この各ガイドレール7a,7
b内に無端帯のチエーン15を挿入して、各ガイ
ドレール7a,7bの連結部に枢着した各スプロ
ケツト17に張架している。
うに、蒸気噴射室4の天井部と、乾燥室6の天井
部に、下面を開口した筒状のガイドレール7a,
7aを架設すると共に、このガイドレール7a,
7aの両端を、吊掛け部3側と蒸らし室5側に突
設すると共に、両端部を短寸のガイドレール7
a,7bで連結し、この各ガイドレール7a,7
b内に無端帯のチエーン15を挿入して、各ガイ
ドレール7a,7bの連結部に枢着した各スプロ
ケツト17に張架している。
上述のチエーン15は、第3図に示すように、
吊掛け部3側に固定した駆動モータ18で、張架
したスプロケツト17を回転し、洗濯物2を各処
理順に搬送する方向へ駆動する。
吊掛け部3側に固定した駆動モータ18で、張架
したスプロケツト17を回転し、洗濯物2を各処
理順に搬送する方向へ駆動する。
なお、チエーン15には、洗濯物2を吊り掛け
るフツク16を一定間隔毎に垂設している。
るフツク16を一定間隔毎に垂設している。
このように構成した乾燥装置1で洗濯物2を乾
燥処理する場合、 ドライクリーニングした洗濯物2をハンガー1
9に掛けて、チエーン搬送帯7のフツク16に吊
り下げた後、チエーン搬送帯7を駆動して蒸気噴
射室4内に搬送し、上下の蒸気噴射ノズル8,8
より蒸気を洗濯物2に向つて噴射する。
燥処理する場合、 ドライクリーニングした洗濯物2をハンガー1
9に掛けて、チエーン搬送帯7のフツク16に吊
り下げた後、チエーン搬送帯7を駆動して蒸気噴
射室4内に搬送し、上下の蒸気噴射ノズル8,8
より蒸気を洗濯物2に向つて噴射する。
その後、洗濯物2を蒸らし室5内に搬送すると
共に、フアン4aの回転によつて、蒸気を蒸らし
室5内に積極的に流出させて蒸らしに使用し、洗
濯物2に湿気を充分に浸透させて蒸らし、洗濯物
2に付いた皺を取り易くし、余剰蒸気は、天井部
のダクト5bより機外に間欠的に排気する。
共に、フアン4aの回転によつて、蒸気を蒸らし
室5内に積極的に流出させて蒸らしに使用し、洗
濯物2に湿気を充分に浸透させて蒸らし、洗濯物
2に付いた皺を取り易くし、余剰蒸気は、天井部
のダクト5bより機外に間欠的に排気する。
この状態で洗濯物2を乾燥室6内に搬送し、乾
燥室6の上部と下部の両ヒータ11をONにする
と共に、上部のフアン13を回転させて、加熱気
流Aを乾燥室6の上部より下部に勢い良く噴出さ
せると共に、下部の主吸入口6bからヒータ11
で再加熱された気流Aを吸引して循環させ、乾燥
室6内を加熱して洗濯物2を乾燥し、同時に、加
熱気流Aの上部より下部への循環作用により、洗
濯物2に左右の振動と下方への吸引張力を作用さ
せ、生地に付いた皺を延ばす仕上げ処理を行な
う。
燥室6の上部と下部の両ヒータ11をONにする
と共に、上部のフアン13を回転させて、加熱気
流Aを乾燥室6の上部より下部に勢い良く噴出さ
せると共に、下部の主吸入口6bからヒータ11
で再加熱された気流Aを吸引して循環させ、乾燥
室6内を加熱して洗濯物2を乾燥し、同時に、加
熱気流Aの上部より下部への循環作用により、洗
濯物2に左右の振動と下方への吸引張力を作用さ
せ、生地に付いた皺を延ばす仕上げ処理を行な
う。
この乾燥処理後、洗濯物2を吊掛け部3側に搬
送して、皺の付いた別の洗濯物2と交換して、再
びこの洗濯物2を蒸気噴射室4、蒸らし室5、乾
燥室6の各処理順に周回させて乾燥処理する。
送して、皺の付いた別の洗濯物2と交換して、再
びこの洗濯物2を蒸気噴射室4、蒸らし室5、乾
燥室6の各処理順に周回させて乾燥処理する。
このように構成した乾燥装置1は、蒸気噴射室
4の次段に蒸らし室5を配設してあるため、蒸気
噴射室4より洩れ出た蒸気が直接乾燥室6に流入
することがなく、乾燥処理に対する蒸気の直接的
な干渉を防止することができ、効果的な乾燥処理
が行え、しかも、蒸気噴射室4の入口部にエアー
バツク9を立設して、入口部側への蒸気洩れを閉
鎖し、蒸らし室5側に蒸気を積極的に洩れ出させ
ることで、蒸気の損失を低減して、蒸らしに有効
に使用することができる。
4の次段に蒸らし室5を配設してあるため、蒸気
噴射室4より洩れ出た蒸気が直接乾燥室6に流入
することがなく、乾燥処理に対する蒸気の直接的
な干渉を防止することができ、効果的な乾燥処理
が行え、しかも、蒸気噴射室4の入口部にエアー
バツク9を立設して、入口部側への蒸気洩れを閉
鎖し、蒸らし室5側に蒸気を積極的に洩れ出させ
ることで、蒸気の損失を低減して、蒸らしに有効
に使用することができる。
さらに、各処理部を装置本体1aの周囲に配設
しているので、乾燥装置1の設置スペースが小さ
くて済む、同時に、洗濯物2を順次交換して連続
的に乾燥処理することにより、一つの洗濯物2に
要する処理時間を短縮できて経済的であり、加え
て、チエーン搬送帯7の全搬送路を処理に使用す
るので、搬送に無駄がなく、搬送設備を有効に活
用することができる。
しているので、乾燥装置1の設置スペースが小さ
くて済む、同時に、洗濯物2を順次交換して連続
的に乾燥処理することにより、一つの洗濯物2に
要する処理時間を短縮できて経済的であり、加え
て、チエーン搬送帯7の全搬送路を処理に使用す
るので、搬送に無駄がなく、搬送設備を有効に活
用することができる。
なお、この考案を構成する加熱手段は、ヒータ
11と対応し、 搬送手段は、チエーン搬送帯7及びガイドレー
ル7a,7bと、チエーン15と、スプロケツト
17と、駆動モータ18と対応するも、 この考案は上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
11と対応し、 搬送手段は、チエーン搬送帯7及びガイドレー
ル7a,7bと、チエーン15と、スプロケツト
17と、駆動モータ18と対応するも、 この考案は上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は乾
燥装置の横断平面図、第2図は乾燥装置の縦断側
面図、第3図はチエーン搬送帯の駆動部の部分拡
大図、第4図は乾燥装置の正面図、第5図は従来
例の乾燥装置の概略平面図である。 A……加熱気流、1……乾燥装置、1a……装
置本体、2……洗濯物、3……吊掛け部、4……
蒸気噴射室、5……蒸らし室、6……乾燥室、7
……チエーン搬送帯。
燥装置の横断平面図、第2図は乾燥装置の縦断側
面図、第3図はチエーン搬送帯の駆動部の部分拡
大図、第4図は乾燥装置の正面図、第5図は従来
例の乾燥装置の概略平面図である。 A……加熱気流、1……乾燥装置、1a……装
置本体、2……洗濯物、3……吊掛け部、4……
蒸気噴射室、5……蒸らし室、6……乾燥室、7
……チエーン搬送帯。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 蒸気を供給する蒸気噴射室と、加熱気流を供給
する乾燥室とを備え、これらに洗濯物を周回搬送
する搬送手段を架設した洗濯物の乾燥装置であつ
て、 上記蒸気噴射室と乾燥室との間に、蒸気を含ん
だ洗濯物を蒸らす蒸らし室を介設すると共に、 前記蒸気噴射室と乾燥室とを併設配置し、これ
らの側部に上記蒸らし室を配置した洗濯物の乾燥
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987020453U JPH0211031Y2 (ja) | 1987-02-14 | 1987-02-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987020453U JPH0211031Y2 (ja) | 1987-02-14 | 1987-02-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63129596U JPS63129596U (ja) | 1988-08-24 |
JPH0211031Y2 true JPH0211031Y2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=30815979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987020453U Expired JPH0211031Y2 (ja) | 1987-02-14 | 1987-02-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211031Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS59193392U (ja) * | 1983-06-11 | 1984-12-22 | 富士車輌株式会社 | 衣類のシワ除去装置における密閉装置 |
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1987
- 1987-02-14 JP JP1987020453U patent/JPH0211031Y2/ja not_active Expired
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63129596U (ja) | 1988-08-24 |
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