JPH06335599A - 衣服仕上げ装置 - Google Patents
衣服仕上げ装置Info
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- JPH06335599A JPH06335599A JP5151517A JP15151793A JPH06335599A JP H06335599 A JPH06335599 A JP H06335599A JP 5151517 A JP5151517 A JP 5151517A JP 15151793 A JP15151793 A JP 15151793A JP H06335599 A JPH06335599 A JP H06335599A
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ドライクリーニングされた衣服から揮発するゾ
ールの回収作業及び仕上げ作業とを連続して行なうこと
のできる衣服仕上げ装置を提供する。 【構成】衣服周回コンベアを駆動して、衣服周回経路上
に配設したゾール回収室と、衣服蒸らし室と、衣服乾燥
室とに衣服を順次搬送する。ゾール回収室内に衣服を搬
入した後、同室内部に供給される気流で衣服に付着した
ゾール及び水分を気化すると共に、同気流中に含まれる
ゾール及び水分をゾール回収機で分離回収する。次に、
衣服蒸らし室内に衣服を搬入した後、同室内部に供給さ
れる蒸気で衣服を蒸らし処理し、衣服乾燥室内に衣服を
搬入した後、同室内部に供給される熱風で衣服を乾燥処
理するので、各処理が連続して行え、作業の省力化及び
能率アップを図ることができる。
ールの回収作業及び仕上げ作業とを連続して行なうこと
のできる衣服仕上げ装置を提供する。 【構成】衣服周回コンベアを駆動して、衣服周回経路上
に配設したゾール回収室と、衣服蒸らし室と、衣服乾燥
室とに衣服を順次搬送する。ゾール回収室内に衣服を搬
入した後、同室内部に供給される気流で衣服に付着した
ゾール及び水分を気化すると共に、同気流中に含まれる
ゾール及び水分をゾール回収機で分離回収する。次に、
衣服蒸らし室内に衣服を搬入した後、同室内部に供給さ
れる蒸気で衣服を蒸らし処理し、衣服乾燥室内に衣服を
搬入した後、同室内部に供給される熱風で衣服を乾燥処
理するので、各処理が連続して行え、作業の省力化及び
能率アップを図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、背広、ズボ
ン、スカート、ブラウス等のドライクリーニングされた
衣服から揮発するゾールの回収作業及び仕上げ作業に用
いられる衣服仕上げ装置に関する。
ン、スカート、ブラウス等のドライクリーニングされた
衣服から揮発するゾールの回収作業及び仕上げ作業に用
いられる衣服仕上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような衣服を仕上げ処理
する方法としては、例えば、ドライクリーニングされた
衣服をゾール回収室内に搬入した後、適宜温度に加熱さ
れた乾燥気流をゾール回収室内に供給して、衣服に付着
したゾール及び水分を気化すると共に、気流中に含まれ
るゾール及び水分を市販のゾール回収機で分離回収す
る。次に、衣服を室外に搬出してゾール回収室から衣服
蒸らし室に入替えた後、適宜温度に加熱された蒸気を衣
服蒸らし室内に供給して、同室内に搬入された衣服を蒸
らし処理する。次に、衣服を室外に搬出して衣服蒸らし
室から衣服乾燥室に入替えた後、適宜温度に加熱された
熱風を衣服乾燥室内に供給して、衣服全体を乾燥処理す
る仕上げ方法がある。
する方法としては、例えば、ドライクリーニングされた
衣服をゾール回収室内に搬入した後、適宜温度に加熱さ
れた乾燥気流をゾール回収室内に供給して、衣服に付着
したゾール及び水分を気化すると共に、気流中に含まれ
るゾール及び水分を市販のゾール回収機で分離回収す
る。次に、衣服を室外に搬出してゾール回収室から衣服
蒸らし室に入替えた後、適宜温度に加熱された蒸気を衣
服蒸らし室内に供給して、同室内に搬入された衣服を蒸
らし処理する。次に、衣服を室外に搬出して衣服蒸らし
室から衣服乾燥室に入替えた後、適宜温度に加熱された
熱風を衣服乾燥室内に供給して、衣服全体を乾燥処理す
る仕上げ方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
ゾール回収室と、衣服蒸らし室と、衣服乾燥室とを独立
して設けた場合、ドライクリーニングされた衣服を作業
者の手で各室に移動させなければならず、衣服の入替え
作業に手間及び時間が掛るだけでなく、1枚の衣服に要
する処理時間が長くなり、作業能率が悪いという問題点
を有している。
ゾール回収室と、衣服蒸らし室と、衣服乾燥室とを独立
して設けた場合、ドライクリーニングされた衣服を作業
者の手で各室に移動させなければならず、衣服の入替え
作業に手間及び時間が掛るだけでなく、1枚の衣服に要
する処理時間が長くなり、作業能率が悪いという問題点
を有している。
【0004】且つ、ゾール回収路、蒸気供給路、汚水排
出路等の配管系統を各室毎に設けなければならず、各室
の配管系統が複雑となるだけでなく、配管作業が困難と
なるため、設置コストがアップするという問題点も有し
ている。
出路等の配管系統を各室毎に設けなければならず、各室
の配管系統が複雑となるだけでなく、配管作業が困難と
なるため、設置コストがアップするという問題点も有し
ている。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、衣服周回方向
に連設したゾール回収室と、衣服蒸らし室と、衣服乾燥
室とに衣服を順次移動することにより、作業者の手で衣
服を入替えるような手間及び作業が省けると共に、各処
理が連続して行なえ、作業の省力化及び能率アップを図
ることができる衣服仕上げ装置の提供を目的とする。
に連設したゾール回収室と、衣服蒸らし室と、衣服乾燥
室とに衣服を順次移動することにより、作業者の手で衣
服を入替えるような手間及び作業が省けると共に、各処
理が連続して行なえ、作業の省力化及び能率アップを図
ることができる衣服仕上げ装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、衣服周回経
路上に設定した吊掛け位置と、ゾール回収位置と、蒸ら
し位置と、乾燥位置と、取外し位置とに衣服を周回移動
する衣服周回手段を架設し、上記ゾール回収位置に、適
宜温度に加熱された気流で衣服に付着したゾール及び水
分を気化して、該気流中に含まれるゾール及び水分をゾ
ール回収手段で分離回収するゾール回収室を配設し、前
記蒸らし位置に、適宜温度に加熱された蒸気で衣服を蒸
らし処理する衣服蒸らし室を配設し、前記乾燥位置に、
適宜温度に加熱された熱風で衣服を乾燥処理する衣服乾
燥室を配設し、前記ゾール回収室と、衣服蒸らし室と、
衣服乾燥室とを衣服周回方向に順次連設した衣服仕上げ
装置であることを特徴とする。
路上に設定した吊掛け位置と、ゾール回収位置と、蒸ら
し位置と、乾燥位置と、取外し位置とに衣服を周回移動
する衣服周回手段を架設し、上記ゾール回収位置に、適
宜温度に加熱された気流で衣服に付着したゾール及び水
分を気化して、該気流中に含まれるゾール及び水分をゾ
ール回収手段で分離回収するゾール回収室を配設し、前
記蒸らし位置に、適宜温度に加熱された蒸気で衣服を蒸
らし処理する衣服蒸らし室を配設し、前記乾燥位置に、
適宜温度に加熱された熱風で衣服を乾燥処理する衣服乾
燥室を配設し、前記ゾール回収室と、衣服蒸らし室と、
衣服乾燥室とを衣服周回方向に順次連設した衣服仕上げ
装置であることを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明は、衣服周回手段を駆動して、衣服周
回経路上に配設したゾール回収室と、衣服蒸らし室と、
衣服乾燥室とに衣服を順次周回移動し、ゾール回収室内
に衣服を搬入した後、適宜温度に加熱された気流で衣服
に付着したゾール及び水分を気化すると共に、同気流中
に含まれるゾール及び水分をゾール回収手段で分離回収
する。次に、衣服蒸らし室内に衣服を搬入した後、適宜
温度に加熱された蒸気で衣服全体を加湿して蒸らし処理
する。次に、衣服乾燥室内に衣服を搬入した後、適宜温
度に加熱された熱風で衣服全体を乾燥処理するので、各
処理が連続して行える。
回経路上に配設したゾール回収室と、衣服蒸らし室と、
衣服乾燥室とに衣服を順次周回移動し、ゾール回収室内
に衣服を搬入した後、適宜温度に加熱された気流で衣服
に付着したゾール及び水分を気化すると共に、同気流中
に含まれるゾール及び水分をゾール回収手段で分離回収
する。次に、衣服蒸らし室内に衣服を搬入した後、適宜
温度に加熱された蒸気で衣服全体を加湿して蒸らし処理
する。次に、衣服乾燥室内に衣服を搬入した後、適宜温
度に加熱された熱風で衣服全体を乾燥処理するので、各
処理が連続して行える。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、衣服周回手段を駆動
して、ゾール回収室と、衣服蒸らし室と、衣服乾燥室と
に衣服を順次移動させるので、従来方法のように作業者
の手で衣服を入替えるような手間及び作業が省け、ゾー
ルの回収処理と、蒸らし処理と、乾燥作業とが連続して
行なえると共に、ドライクリーニングされた衣服を一挙
に仕上げ処理することができ、一枚の衣服に要する処理
時間を大幅に短縮して、作業の省力化及び能率アップを
図ることができる。
して、ゾール回収室と、衣服蒸らし室と、衣服乾燥室と
に衣服を順次移動させるので、従来方法のように作業者
の手で衣服を入替えるような手間及び作業が省け、ゾー
ルの回収処理と、蒸らし処理と、乾燥作業とが連続して
行なえると共に、ドライクリーニングされた衣服を一挙
に仕上げ処理することができ、一枚の衣服に要する処理
時間を大幅に短縮して、作業の省力化及び能率アップを
図ることができる。
【0009】しかも、蒸気供給路や汚水排水路等の配管
系統を共有することで、各室毎に独立して配管する必要
が無くなり、装置全体の配管系統が簡素化されると共
に、配管作業が容易となり、設置コストの低減を図るこ
とができる。
系統を共有することで、各室毎に独立して配管する必要
が無くなり、装置全体の配管系統が簡素化されると共
に、配管作業が容易となり、設置コストの低減を図るこ
とができる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はドライクリーニングされた衣服から揮発
するゾールの回収作業及び仕上げ作業に用いられる衣服
仕上げ装置を示し、図1に於いて、この衣服仕上げ装置
1は、衣服周回経路上に吊掛け位置aと、ゾール回収位
置bと、蒸らし位置cと、乾燥位置dと、取外し位置e
とを設定し、同各位置を接続する経路上に衣服Aを吊掛
け搬送するための衣服周回コンベア2を架設すると共
に、同経路上のゾール回収位置bに配設したゾール回収
室3と、蒸らし位置cに配設した衣服蒸らし室4と、乾
燥位置dに配設した衣服乾燥室5とを連通接続して、衣
服Aから揮発するゾールを回収する作業と、衣服Aを蒸
らし処理する作業と、衣服Aを乾燥処理する作業とを連
続して行なう。なお、水分や溶剤等が接触する部分に
は、例えば、ステンレスやアルミニウム等の金属部材又
は塗装を施した金属部材を用いている。
述する。図面はドライクリーニングされた衣服から揮発
するゾールの回収作業及び仕上げ作業に用いられる衣服
仕上げ装置を示し、図1に於いて、この衣服仕上げ装置
1は、衣服周回経路上に吊掛け位置aと、ゾール回収位
置bと、蒸らし位置cと、乾燥位置dと、取外し位置e
とを設定し、同各位置を接続する経路上に衣服Aを吊掛
け搬送するための衣服周回コンベア2を架設すると共
に、同経路上のゾール回収位置bに配設したゾール回収
室3と、蒸らし位置cに配設した衣服蒸らし室4と、乾
燥位置dに配設した衣服乾燥室5とを連通接続して、衣
服Aから揮発するゾールを回収する作業と、衣服Aを蒸
らし処理する作業と、衣服Aを乾燥処理する作業とを連
続して行なう。なお、水分や溶剤等が接触する部分に
は、例えば、ステンレスやアルミニウム等の金属部材又
は塗装を施した金属部材を用いている。
【0011】上述の衣服周回コンベア2は、ゾール回収
室3の入口側内部及び出口側内部に軸支した各スプロケ
ット6,7と、ゾール回収室3の入口側外部に軸支した
各スプロケット8,9と、衣服乾燥室5の出口側外部に
軸支した各スプロケット10,11との間に吊掛けチェ
ーン12を張架し、同吊掛けチェーン12の長手側縁部
に対してハンガーFを吊掛けるための多数の各フック1
3…を所定等間隔に隔てて取付けている。すなわち、減
速機付き送り用モータ14の駆動力により吊掛けチェー
ン12を衣服周回方向に回転して、衣服周回経路上に設
定した吊掛け位置aからゾール回収位置bに向けて吊掛
けチェーン12に吊掛けられた衣服Aを横向きに搬送す
る。同時に、ゾール回収位置bから蒸らし位置cと、乾
燥位置dと、取外し位置eとに向けて吊掛けチェーン1
2に吊掛けられた衣服Aを横向きに搬送する。
室3の入口側内部及び出口側内部に軸支した各スプロケ
ット6,7と、ゾール回収室3の入口側外部に軸支した
各スプロケット8,9と、衣服乾燥室5の出口側外部に
軸支した各スプロケット10,11との間に吊掛けチェ
ーン12を張架し、同吊掛けチェーン12の長手側縁部
に対してハンガーFを吊掛けるための多数の各フック1
3…を所定等間隔に隔てて取付けている。すなわち、減
速機付き送り用モータ14の駆動力により吊掛けチェー
ン12を衣服周回方向に回転して、衣服周回経路上に設
定した吊掛け位置aからゾール回収位置bに向けて吊掛
けチェーン12に吊掛けられた衣服Aを横向きに搬送す
る。同時に、ゾール回収位置bから蒸らし位置cと、乾
燥位置dと、取外し位置eとに向けて吊掛けチェーン1
2に吊掛けられた衣服Aを横向きに搬送する。
【0012】且つ、ゾール回収室3の入口側内部及び出
口側内部に軸支した各スプロケット15,16の間に吊
掛けチェーン17を張架し、同吊掛けチェーン17の長
手側縁部に対してハンガーFを吊掛けるための多数の各
フック18…を所定等間隔に隔てて取付けている。すな
わち、減速機付き送り用モータ19の駆動力により吊掛
けチェーン17を衣服周回方向に回転して、衣服周回経
路上に設定したゾール回収位置bの入口側始端部から出
口側終端部に向けて吊掛けチェーン17に吊掛けられた
多数枚の各衣服A…を前向きに搬送する。
口側内部に軸支した各スプロケット15,16の間に吊
掛けチェーン17を張架し、同吊掛けチェーン17の長
手側縁部に対してハンガーFを吊掛けるための多数の各
フック18…を所定等間隔に隔てて取付けている。すな
わち、減速機付き送り用モータ19の駆動力により吊掛
けチェーン17を衣服周回方向に回転して、衣服周回経
路上に設定したゾール回収位置bの入口側始端部から出
口側終端部に向けて吊掛けチェーン17に吊掛けられた
多数枚の各衣服A…を前向きに搬送する。
【0013】且つ、ゾール回収室3内部に架設した吊掛
けチェーン12の左右両端部と、同室内部に架設した吊
掛けチェーン17の左右両端部との間に各衣服吊掛け機
20,20を配設し、吊掛けチェーン12の各フック1
3…に吊掛けられた各衣服A…がゾール回収位置bの入
口側始端部に搬送されたとき、同側に配設した衣服吊掛
け機20を駆動して、吊掛けチェーン12の各フック1
3…に吊掛けられた各ハンガーF…を保持アーム21で
順次保持し、次段に架設した吊掛けチェーン17の各フ
ック18…に順次吊掛ける。一方、吊掛けチェーン17
の各フック18…に吊掛けられた各衣服A…がゾール回
収位置bの出口側終端部に搬送されたとき、同側に配設
した衣服吊掛け機20を駆動して、吊掛けチェーン17
の各フック18…に吊掛けられた各ハンガーF…を保持
アーム21で順次保持し、次段に架設した吊掛けチェー
ン12の各フック13…に順次吊掛ける。
けチェーン12の左右両端部と、同室内部に架設した吊
掛けチェーン17の左右両端部との間に各衣服吊掛け機
20,20を配設し、吊掛けチェーン12の各フック1
3…に吊掛けられた各衣服A…がゾール回収位置bの入
口側始端部に搬送されたとき、同側に配設した衣服吊掛
け機20を駆動して、吊掛けチェーン12の各フック1
3…に吊掛けられた各ハンガーF…を保持アーム21で
順次保持し、次段に架設した吊掛けチェーン17の各フ
ック18…に順次吊掛ける。一方、吊掛けチェーン17
の各フック18…に吊掛けられた各衣服A…がゾール回
収位置bの出口側終端部に搬送されたとき、同側に配設
した衣服吊掛け機20を駆動して、吊掛けチェーン17
の各フック18…に吊掛けられた各ハンガーF…を保持
アーム21で順次保持し、次段に架設した吊掛けチェー
ン12の各フック13…に順次吊掛ける。
【0014】前述のゾール回収室3は、図2、図3、図
4に示すように、同室の背面側に沿って循環用ダクト2
2を配管すると共に、同室の上部天井面に開口した吹出
口23に循環用ダクト22の上端部を連通接続し、同室
の下部左右背面に開口した各吸気口24,24に循環用
ダクト22の下端部を連通接続し、同室の下部中央背面
に開口した吸気口25に後述するゾール回収機32の吸
気室33を連通接続している。且つ、同室上部に開口し
た吹出口23の下段位置に金属製のネット26を架設
し、同室下部に開口した各吸気口24,25の上段位置
に金属製のネット27を架設している。
4に示すように、同室の背面側に沿って循環用ダクト2
2を配管すると共に、同室の上部天井面に開口した吹出
口23に循環用ダクト22の上端部を連通接続し、同室
の下部左右背面に開口した各吸気口24,24に循環用
ダクト22の下端部を連通接続し、同室の下部中央背面
に開口した吸気口25に後述するゾール回収機32の吸
気室33を連通接続している。且つ、同室上部に開口し
た吹出口23の下段位置に金属製のネット26を架設
し、同室下部に開口した各吸気口24,25の上段位置
に金属製のネット27を架設している。
【0015】上述の循環用ダクト22には、同循環用ダ
クト22の吸気側に各吸気口24,24と対向して各加
熱ヒータ28,28を配設し、同循環用ダクト22の吹
出側に吹出口23と対向して各加熱ヒータ29,29を
配設し、同循環用ダクト22の吹出側内部に各加熱ヒー
タ29,29と対向して各循環用ファン30,30を軸
架している。すなわち、同室上部に配設した減速機付き
循環用モータ31,31の駆動力により各循環用ファン
30,30を送気方向に回転して、同室に開口した吹出
口23から各吸気口24,24に向けて気流Kを循環供
給する。
クト22の吸気側に各吸気口24,24と対向して各加
熱ヒータ28,28を配設し、同循環用ダクト22の吹
出側に吹出口23と対向して各加熱ヒータ29,29を
配設し、同循環用ダクト22の吹出側内部に各加熱ヒー
タ29,29と対向して各循環用ファン30,30を軸
架している。すなわち、同室上部に配設した減速機付き
循環用モータ31,31の駆動力により各循環用ファン
30,30を送気方向に回転して、同室に開口した吹出
口23から各吸気口24,24に向けて気流Kを循環供
給する。
【0016】前述のゾール回収機32は、上述したゾー
ル回収室3の下部中央背面に吸気口25と連通して吸気
室33を連設し、同室内部に吸気口25と対向して吸気
用ファン34を軸架すると共に、吸気室33の上部中央
面に開口した吹出口35と、循環用ダクト22の上端側
背面に開口した返還口36とを吸気用ダクト37で連通
接続して、同吸気室33の側部に配設した減速機付き吸
気用モータ38の駆動力により吸気用ファン34を吸気
方向に回転して、ゾール回収室3に開口した吸気口25
から循環用ダクト22に開口した返還口36に向けて気
流Kを送気する。
ル回収室3の下部中央背面に吸気口25と連通して吸気
室33を連設し、同室内部に吸気口25と対向して吸気
用ファン34を軸架すると共に、吸気室33の上部中央
面に開口した吹出口35と、循環用ダクト22の上端側
背面に開口した返還口36とを吸気用ダクト37で連通
接続して、同吸気室33の側部に配設した減速機付き吸
気用モータ38の駆動力により吸気用ファン34を吸気
方向に回転して、ゾール回収室3に開口した吸気口25
から循環用ダクト22に開口した返還口36に向けて気
流Kを送気する。
【0017】上述の吸気用ダクト37には、同吸気用ダ
クト37を左右に分岐して2本の各分岐ダクト37a,
37aを形成すると共に、各分岐ダクト37a,37a
の吸気側前段に各水冷ラジエータ39,39を介設し、
例えば、適宜温度に冷却された水溶液等の冷媒を各水冷
ラジエータ39,39に循環供給して、同各分岐ダクト
37a,37a内に吸入された気流K中のゾール及び水
分を凝縮液化する。且つ、各分岐ダクト37a,37a
の吸気側後段に容積の大きい各対流室40,40を介設
し、同各対流室40,40の底面部と一側部に配設した
回収用タンク41の上面部とを各回収パイプ42,42
で連通接続している。且つ、各分岐ダクト37a,37
aに介設した各対流室40,40の後段側内壁面に複数
枚の各バッフル板43…を斜設している。
クト37を左右に分岐して2本の各分岐ダクト37a,
37aを形成すると共に、各分岐ダクト37a,37a
の吸気側前段に各水冷ラジエータ39,39を介設し、
例えば、適宜温度に冷却された水溶液等の冷媒を各水冷
ラジエータ39,39に循環供給して、同各分岐ダクト
37a,37a内に吸入された気流K中のゾール及び水
分を凝縮液化する。且つ、各分岐ダクト37a,37a
の吸気側後段に容積の大きい各対流室40,40を介設
し、同各対流室40,40の底面部と一側部に配設した
回収用タンク41の上面部とを各回収パイプ42,42
で連通接続している。且つ、各分岐ダクト37a,37
aに介設した各対流室40,40の後段側内壁面に複数
枚の各バッフル板43…を斜設している。
【0018】且つ、循環用ダクト22の上端部に開口し
た返還口36及び吸気用ダクト37の上端部に開口した
排気口44と対向する位置にダンパ45を開閉自在に軸
支し、ゾール回収室3の入口側天井面に開口した吹出口
46に送気用ブロワ47を連通接続し、同吹出口46か
ら下方に向けて吹出されるエアーにより雰囲気の漏洩及
び侵入を防止している。
た返還口36及び吸気用ダクト37の上端部に開口した
排気口44と対向する位置にダンパ45を開閉自在に軸
支し、ゾール回収室3の入口側天井面に開口した吹出口
46に送気用ブロワ47を連通接続し、同吹出口46か
ら下方に向けて吹出されるエアーにより雰囲気の漏洩及
び侵入を防止している。
【0019】前述の衣服蒸らし室4は、図5に示すよう
に、同室の背面側に沿って循環用ダクト48を配管する
と共に、同室の上部天井面に開口した吹出口49に循環
用ダクト48の上端部を連通接続し、同室の下部背面に
開口した吸気口50に循環用ダクト48の下端部を連通
接続している。且つ、循環用ダクト48の内部に加熱ヒ
ータ51及び循環用ファン52を配設し、同室下部に開
口した吸気口50の上段位置に金属製のネット53を架
設し、同室内部の経路上に衣服Aを横向き姿勢に搬送ガ
イドする左右間隔に隔てて金属製の各ネット54,54
を架設している。
に、同室の背面側に沿って循環用ダクト48を配管する
と共に、同室の上部天井面に開口した吹出口49に循環
用ダクト48の上端部を連通接続し、同室の下部背面に
開口した吸気口50に循環用ダクト48の下端部を連通
接続している。且つ、循環用ダクト48の内部に加熱ヒ
ータ51及び循環用ファン52を配設し、同室下部に開
口した吸気口50の上段位置に金属製のネット53を架
設し、同室内部の経路上に衣服Aを横向き姿勢に搬送ガ
イドする左右間隔に隔てて金属製の各ネット54,54
を架設している。
【0020】且つ、同室内部の左右壁面に蒸気発生装置
(図示省略)と接続された複数本の各蒸気供給管55…
を配管すると共に、同各蒸気供給管55…の経路側周面
に適宜数の各噴射ノズル56…を所定間隔に隔てて突設
している。すなわち、同室上部に配設した減速機付き循
環用モータ57の駆動力により循環用ファン52を送気
方向に回転して、同室に開口した吹出口49から吸気口
50に向けて加熱ヒータ51で加熱した蒸気Sを循環供
給する。
(図示省略)と接続された複数本の各蒸気供給管55…
を配管すると共に、同各蒸気供給管55…の経路側周面
に適宜数の各噴射ノズル56…を所定間隔に隔てて突設
している。すなわち、同室上部に配設した減速機付き循
環用モータ57の駆動力により循環用ファン52を送気
方向に回転して、同室に開口した吹出口49から吸気口
50に向けて加熱ヒータ51で加熱した蒸気Sを循環供
給する。
【0021】且つ、衣服蒸らし室4の天井面に開口した
吹出口49及び循環用ダクト48の上端部に開口した排
気口58と対向する位置にダンパ59を開閉自在に軸支
し、同衣服蒸らし室4の上部壁面に開口した吸気口60
と対向する位置にダンパ61を開閉自在に軸支してい
る。
吹出口49及び循環用ダクト48の上端部に開口した排
気口58と対向する位置にダンパ59を開閉自在に軸支
し、同衣服蒸らし室4の上部壁面に開口した吸気口60
と対向する位置にダンパ61を開閉自在に軸支してい
る。
【0022】前述の衣服乾燥室5は、図6に示すよう
に、同室の背面側に沿って循環用ダクト62を配管する
と共に、同室の上部天井面に開口した吹出口63に循環
用ダクト62の上端部を連通接続し、同室の下部背面に
開口した吸気口64に循環用ダクト62の下端部を連通
接続している。且つ、循環用ダクト62の内部に加熱ヒ
ータ65及び循環用ファン66を配設し、同室下部に開
口した吸気口64の上段位置に金属製のネット67を架
設し、同室内部の経路上に衣服Aを横向き姿勢に搬送ガ
イドする左右間隔に隔てて金属製の各パネル68,68
を架設している。すなわち、同室上部に配設した減速機
付き循環用モータ69の駆動力により循環用ファン66
を送気方向に回転して、同室に開口した吹出口63から
吸気口64に向けて加熱ヒータ65で加熱した熱風Hを
循環供給する。
に、同室の背面側に沿って循環用ダクト62を配管する
と共に、同室の上部天井面に開口した吹出口63に循環
用ダクト62の上端部を連通接続し、同室の下部背面に
開口した吸気口64に循環用ダクト62の下端部を連通
接続している。且つ、循環用ダクト62の内部に加熱ヒ
ータ65及び循環用ファン66を配設し、同室下部に開
口した吸気口64の上段位置に金属製のネット67を架
設し、同室内部の経路上に衣服Aを横向き姿勢に搬送ガ
イドする左右間隔に隔てて金属製の各パネル68,68
を架設している。すなわち、同室上部に配設した減速機
付き循環用モータ69の駆動力により循環用ファン66
を送気方向に回転して、同室に開口した吹出口63から
吸気口64に向けて加熱ヒータ65で加熱した熱風Hを
循環供給する。
【0023】且つ、図1に示すように、衣服蒸らし室4
の入口側に各ドア70,70を開閉自在に軸支し、同室
の出口側に各ドア71,71を開閉自在に軸支すると共
に、入口側及び出口側に配設した各開閉用シリンダ72
…のピストンロッドを各ドア70,70及び各ドア7
1,71に夫々連結して、各開閉用シリンダ72…の同
期作動により各ドア70,70及び各ドア71,71を
同時開閉し、上述の吊掛けチェーン12に吊掛けられた
各衣服A…を各室4,5に順次搬入する。且つ、衣服乾
燥室5の出口側天井面に開口した吹出口73に送気用ブ
ロワ74を連通接続し、同吹出口73から下方に向けて
吹出されるエアーにより雰囲気の漏洩及び侵入を防止し
ている。
の入口側に各ドア70,70を開閉自在に軸支し、同室
の出口側に各ドア71,71を開閉自在に軸支すると共
に、入口側及び出口側に配設した各開閉用シリンダ72
…のピストンロッドを各ドア70,70及び各ドア7
1,71に夫々連結して、各開閉用シリンダ72…の同
期作動により各ドア70,70及び各ドア71,71を
同時開閉し、上述の吊掛けチェーン12に吊掛けられた
各衣服A…を各室4,5に順次搬入する。且つ、衣服乾
燥室5の出口側天井面に開口した吹出口73に送気用ブ
ロワ74を連通接続し、同吹出口73から下方に向けて
吹出されるエアーにより雰囲気の漏洩及び侵入を防止し
ている。
【0024】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、衣服仕上げ装置1による衣服Aの仕上げ方法
を説明する。先ず、図1に示すように、衣服周回コンベ
ア2の各吊掛けチェーン12,17を駆動して、衣服周
回経路上の吊掛け位置aに待機する作業者の手でドライ
クリーニングされた衣服Aを1枚ずつ順次吊掛ける。す
なわち、吊掛けチェーン12に対して衣服Aを横向き姿
勢に順次吊掛け、同吊掛けチェーン12に吊掛けられた
衣服Aをゾール回収室3内に順次搬入すると共に、同室
の入口側に配設した衣服吊掛け機20を駆動して、吊掛
けチェーン12の各フック13…に吊掛けられた衣服A
を保持アーム21で保持し、次段に架設した吊掛けチェ
ーン17に対して衣服Aを前向き姿勢に整列して順次吊
掛ける。
て、以下、衣服仕上げ装置1による衣服Aの仕上げ方法
を説明する。先ず、図1に示すように、衣服周回コンベ
ア2の各吊掛けチェーン12,17を駆動して、衣服周
回経路上の吊掛け位置aに待機する作業者の手でドライ
クリーニングされた衣服Aを1枚ずつ順次吊掛ける。す
なわち、吊掛けチェーン12に対して衣服Aを横向き姿
勢に順次吊掛け、同吊掛けチェーン12に吊掛けられた
衣服Aをゾール回収室3内に順次搬入すると共に、同室
の入口側に配設した衣服吊掛け機20を駆動して、吊掛
けチェーン12の各フック13…に吊掛けられた衣服A
を保持アーム21で保持し、次段に架設した吊掛けチェ
ーン17に対して衣服Aを前向き姿勢に整列して順次吊
掛ける。
【0025】次に、図2、図3、図4に示すように、ゾ
ール回収室3の入口側から出口側に向けて吊掛けチェー
ン17に吊掛けられた多数枚の各衣服A…を低速移動さ
せると共に、ゾール回収室3の各循環用ファン30,3
0を連続回転して、同室に開口した吹出口23から各吸
気口24,24に向けて各加熱ヒータ28,29で加熱
した気流Kを送風し、吊掛けチェーン17に吊掛けられ
た多数枚の各衣服A…に気流Kを吹付けて、衣服Aに付
着したゾール及び水分を気化させる。
ール回収室3の入口側から出口側に向けて吊掛けチェー
ン17に吊掛けられた多数枚の各衣服A…を低速移動さ
せると共に、ゾール回収室3の各循環用ファン30,3
0を連続回転して、同室に開口した吹出口23から各吸
気口24,24に向けて各加熱ヒータ28,29で加熱
した気流Kを送風し、吊掛けチェーン17に吊掛けられ
た多数枚の各衣服A…に気流Kを吹付けて、衣服Aに付
着したゾール及び水分を気化させる。
【0026】同時に、吸気用ダクト37の排気口44を
ダンパ45で閉鎖し、ゾール回収機32の吸気用ファン
34を連続回転して、同室に開口した吸気口25からゾ
ール及び水分が含まれる気流Kを吸気用ダクト37内に
吸気し、同吸気用ダクト37内に吸気した気流Kを各分
岐ダクト37a,37aに分流して、気流K中に含まれ
るゾール及び水分を各水冷ラジエータ39,39で凝縮
液化する。水冷ラジエータ39,39を通過するときに
気流Kの流速を低下させ、さらに、各対流室40,40
側に放出するときに気流Kの流速を低下させて、凝縮液
化されたゾール及び水分を各対流室40,40の底部に
滴下し、同各対流室40,40の底部に滴下されたゾー
ル及び水分は各回収パイプ42,42を介して回収用タ
ンク41に回収する。つまり、ゾール回収室3内に放出
された気流Kを何回も循環させて、気流K中に含まれる
ゾール及び水分を徐々に分離回収すると共に、ゾール及
び水分が分離された気流Kを循環用ダクト22の返還口
36からゾール回収室3内に返還して、衣服Aに付着し
たゾール及び水分を分離除去する。
ダンパ45で閉鎖し、ゾール回収機32の吸気用ファン
34を連続回転して、同室に開口した吸気口25からゾ
ール及び水分が含まれる気流Kを吸気用ダクト37内に
吸気し、同吸気用ダクト37内に吸気した気流Kを各分
岐ダクト37a,37aに分流して、気流K中に含まれ
るゾール及び水分を各水冷ラジエータ39,39で凝縮
液化する。水冷ラジエータ39,39を通過するときに
気流Kの流速を低下させ、さらに、各対流室40,40
側に放出するときに気流Kの流速を低下させて、凝縮液
化されたゾール及び水分を各対流室40,40の底部に
滴下し、同各対流室40,40の底部に滴下されたゾー
ル及び水分は各回収パイプ42,42を介して回収用タ
ンク41に回収する。つまり、ゾール回収室3内に放出
された気流Kを何回も循環させて、気流K中に含まれる
ゾール及び水分を徐々に分離回収すると共に、ゾール及
び水分が分離された気流Kを循環用ダクト22の返還口
36からゾール回収室3内に返還して、衣服Aに付着し
たゾール及び水分を分離除去する。
【0027】次に、吊掛けチェーン17に吊掛けられた
各衣服A…をゾール回収室3の出口側に順次移動すると
共に、同室の出口側に配設した衣服吊掛け機20を駆動
して、吊掛けチェーン17に吊掛けられた衣服Aを保持
アーム21で保持し、次段に架設した吊掛けチェーン1
2に対して衣服Aを横向き姿勢に順次吊掛ける。
各衣服A…をゾール回収室3の出口側に順次移動すると
共に、同室の出口側に配設した衣服吊掛け機20を駆動
して、吊掛けチェーン17に吊掛けられた衣服Aを保持
アーム21で保持し、次段に架設した吊掛けチェーン1
2に対して衣服Aを横向き姿勢に順次吊掛ける。
【0028】同時に、図5、図6に示すように、衣服蒸
らし室4の各ドア70,70及び各ドア71,71を同
時開放して、吊掛けチェーン12に吊掛けられた各衣服
A…を衣服蒸らし室4と衣服乾燥室5とに順次搬入す
る。すなわち、衣服蒸らし室4に衣服Aを搬入した後、
循環用ダクト48の排気口58をダンパ59で閉鎖し、
衣服蒸らし室4の吸気口60をダンパ61で閉鎖し、循
環用ファン52を連続回転して、同室に開口した吹出口
49から吸気口50に向けて加熱ヒータ51で加熱した
蒸気Sを供給し、各蒸気供給管55…の各噴射ノズル5
6…から吐出する蒸気Sを各衣服A…に吹付けて加湿す
ると共に、衣服Aに付いた不必要な皺を延ばし易くする
ための蒸らし処理を行なう。
らし室4の各ドア70,70及び各ドア71,71を同
時開放して、吊掛けチェーン12に吊掛けられた各衣服
A…を衣服蒸らし室4と衣服乾燥室5とに順次搬入す
る。すなわち、衣服蒸らし室4に衣服Aを搬入した後、
循環用ダクト48の排気口58をダンパ59で閉鎖し、
衣服蒸らし室4の吸気口60をダンパ61で閉鎖し、循
環用ファン52を連続回転して、同室に開口した吹出口
49から吸気口50に向けて加熱ヒータ51で加熱した
蒸気Sを供給し、各蒸気供給管55…の各噴射ノズル5
6…から吐出する蒸気Sを各衣服A…に吹付けて加湿す
ると共に、衣服Aに付いた不必要な皺を延ばし易くする
ための蒸らし処理を行なう。
【0029】次に、衣服乾燥室5に衣服Aを搬入した
後、循環用ファン66を連続回転して、同室に開口した
吹出口63から吸気口64に向けて加熱ヒータ65で加
熱した熱風Hを送風し、吊掛けチェーン12に吊掛けら
れた各衣服A…に熱風Hを吹付けて、熱風Hの送風によ
る振動と下向きの張力とを衣服Aに付与し、衣服Aに付
いた不必要な皺を延ばした状態に整形するための乾燥処
理を行なう。
後、循環用ファン66を連続回転して、同室に開口した
吹出口63から吸気口64に向けて加熱ヒータ65で加
熱した熱風Hを送風し、吊掛けチェーン12に吊掛けら
れた各衣服A…に熱風Hを吹付けて、熱風Hの送風によ
る振動と下向きの張力とを衣服Aに付与し、衣服Aに付
いた不必要な皺を延ばした状態に整形するための乾燥処
理を行なう。
【0030】次に、衣服Aの乾燥処理が終了後、吊掛け
チェーン12に吊掛けられた衣服Aを衣服乾燥室5外に
順次搬出すると共に、衣服周回経路上の取外し位置eに
ストックされる仕上げ済みの衣服Aを作業者の手で取外
すことで、衣服Aの仕上げ作業が終了する。
チェーン12に吊掛けられた衣服Aを衣服乾燥室5外に
順次搬出すると共に、衣服周回経路上の取外し位置eに
ストックされる仕上げ済みの衣服Aを作業者の手で取外
すことで、衣服Aの仕上げ作業が終了する。
【0031】以上のように、衣服周回コンベア2を構成
する各吊掛けチェーン12,17に衣服Aを吊掛けて、
衣服周回方向に連設したゾール回収室3と、衣服蒸らし
室4と、衣服乾燥室5とに衣服Aを順次移動させるの
で、従来方法のように作業者の手で衣服Aを入替えるよ
うな手間及び作業が省け、ゾールの回収処理と、蒸らし
処理と、乾燥作業とが連続して行なえると共に、ドライ
クリーニングされた衣服Aを一挙に仕上げ処理すること
ができ、一枚の衣服Aに要する処理時間を大幅に短縮し
て、作業の省力化及び能率アップを図ることができる。
する各吊掛けチェーン12,17に衣服Aを吊掛けて、
衣服周回方向に連設したゾール回収室3と、衣服蒸らし
室4と、衣服乾燥室5とに衣服Aを順次移動させるの
で、従来方法のように作業者の手で衣服Aを入替えるよ
うな手間及び作業が省け、ゾールの回収処理と、蒸らし
処理と、乾燥作業とが連続して行なえると共に、ドライ
クリーニングされた衣服Aを一挙に仕上げ処理すること
ができ、一枚の衣服Aに要する処理時間を大幅に短縮し
て、作業の省力化及び能率アップを図ることができる。
【0032】しかも、蒸気供給路や汚水排水路等の配管
系統を共有することで、各室3,4,5毎に独立して配
管する必要が無くなり、装置全体の配管系統が簡素化さ
れると共に、配管作業が容易となり、設置コストの低減
を図ることができる。
系統を共有することで、各室3,4,5毎に独立して配
管する必要が無くなり、装置全体の配管系統が簡素化さ
れると共に、配管作業が容易となり、設置コストの低減
を図ることができる。
【0033】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の衣服周回手段は、実施例の衣服周
回コンベア2及び各吊掛けチェーン12,17に対応
し、以下同様に、ゾール回収手段は、ゾール回収機32
に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに
限定されるものではない。
において、この発明の衣服周回手段は、実施例の衣服周
回コンベア2及び各吊掛けチェーン12,17に対応
し、以下同様に、ゾール回収手段は、ゾール回収機32
に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに
限定されるものではない。
【0034】上述の実施例では、衣服周回コンベア2を
構成する2本の各吊掛けチェーン12,17を衣服周回
方向に回転して、同各吊掛けチェーン12,17の相互
間で衣服Aを吊掛け搬送して、同各吊掛けチェーン1
2,17に吊掛けられた各衣服A…を各室3,4,5に
順次搬送するが、例えば、1本の吊掛けチェーン(図示
省略)を衣服周回方向に回転して、同チェーンに吊掛け
られた各衣服A…を各室3,4,5に吊掛け搬送するも
よい。
構成する2本の各吊掛けチェーン12,17を衣服周回
方向に回転して、同各吊掛けチェーン12,17の相互
間で衣服Aを吊掛け搬送して、同各吊掛けチェーン1
2,17に吊掛けられた各衣服A…を各室3,4,5に
順次搬送するが、例えば、1本の吊掛けチェーン(図示
省略)を衣服周回方向に回転して、同チェーンに吊掛け
られた各衣服A…を各室3,4,5に吊掛け搬送するも
よい。
【図1】衣服仕上げ装置の配置状態を示す構成図。
【図2】ゾール回収室の内部構造を示す送り側縦断面
図。
図。
【図3】ゾール回収室の内部構造を示す縦断面図。
【図4】ゾール回収機の配管構造を示す縦断面図。
【図5】衣服蒸らし室の内部構造を示す縦断面図。
【図6】衣服乾燥室の内部構造を示す縦断面図。
a…吊掛け位置 b…回収位置 c…蒸らし位置 d…乾燥位置 e…取外し位置 K…気流 S…蒸気 H…熱風 A…衣服 1…衣服仕上げ装置 2…衣服周回コンベア 3…ゾール回収室 4…衣服蒸らし室 5…衣服乾燥室
Claims (1)
- 【請求項1】衣服周回経路上に設定した吊掛け位置と、
ゾール回収位置と、蒸らし位置と、乾燥位置と、取外し
位置とに衣服を周回移動する衣服周回手段を架設し、上
記ゾール回収位置に、適宜温度に加熱された気流で衣服
に付着したゾール及び水分を気化して、該気流中に含ま
れるゾール及び水分をゾール回収手段で分離回収するゾ
ール回収室を配設し、前記蒸らし位置に、適宜温度に加
熱された蒸気で衣服を蒸らし処理する衣服蒸らし室を配
設し、前記乾燥位置に、適宜温度に加熱された熱風で衣
服を乾燥処理する衣服乾燥室を配設し、前記ゾール回収
室と、衣服蒸らし室と、衣服乾燥室とを衣服周回方向に
順次連設した衣服仕上げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5151517A JPH06335599A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 衣服仕上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5151517A JPH06335599A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 衣服仕上げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06335599A true JPH06335599A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=15520245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5151517A Pending JPH06335599A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 衣服仕上げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06335599A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006090552A1 (ja) * | 2005-02-22 | 2006-08-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | ドラム式洗濯乾燥機 |
JP2008121145A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Miyata Koki:Kk | 衣類の乾燥仕上げ装置、並びに衣類の付着物除去方法及び付着物除去装置 |
US20110252674A1 (en) * | 2006-08-14 | 2011-10-20 | Herbert Kannegiesser Gmbh | Method for smoothing articles of clothing and tunnel finisher |
US8112904B2 (en) | 2005-11-25 | 2012-02-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Drum-type washer/dryer |
US8881556B2 (en) | 2005-11-18 | 2014-11-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Washing and drying machine |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP5151517A patent/JPH06335599A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006090552A1 (ja) * | 2005-02-22 | 2006-08-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | ドラム式洗濯乾燥機 |
JP2006230471A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Toshiba Corp | ドラム式洗濯乾燥機 |
GB2437691A (en) * | 2005-02-22 | 2007-10-31 | Toshiba Kk | Drum-type washing-drying machine |
GB2437691B (en) * | 2005-02-22 | 2010-07-21 | Toshiba Kk | Drum-type washing-drying machine |
US8490437B2 (en) | 2005-02-22 | 2013-07-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Drum type washing-drying machine |
US8881556B2 (en) | 2005-11-18 | 2014-11-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Washing and drying machine |
US8112904B2 (en) | 2005-11-25 | 2012-02-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Drum-type washer/dryer |
US20110252674A1 (en) * | 2006-08-14 | 2011-10-20 | Herbert Kannegiesser Gmbh | Method for smoothing articles of clothing and tunnel finisher |
US8327484B2 (en) * | 2006-08-14 | 2012-12-11 | Herbert Kannegiesser Gmbh | Method for smoothing articles of clothing and tunnel finisher |
JP2008121145A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Miyata Koki:Kk | 衣類の乾燥仕上げ装置、並びに衣類の付着物除去方法及び付着物除去装置 |
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