JP3074167B1 - 洗濯物の乾燥仕上げ装置 - Google Patents

洗濯物の乾燥仕上げ装置

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JP3074167B1
JP3074167B1 JP11056987A JP5698799A JP3074167B1 JP 3074167 B1 JP3074167 B1 JP 3074167B1 JP 11056987 A JP11056987 A JP 11056987A JP 5698799 A JP5698799 A JP 5698799A JP 3074167 B1 JP3074167 B1 JP 3074167B1
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正夫 岩崎
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株式会社太陽工業
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Abstract

【要約】 【課題】 洗濯物の乾燥仕上げ処理を、全体小型化され
た乾燥装置により、処理中においては溶剤等のガスを一
切大気中に放出することなく、循環式完全なクローズ構
造により行うこと。 【解決手段】 乾燥室10内に加熱蒸気を噴出させると
ともに、乾燥室10内の蒸気を循環させて、自動搬送手
段27により搬入された洗濯物に湿気を含ませて皺伸ば
しと共にゾール等の溶剤のおし出しがなされて、該溶剤
が回収され、同時に、乾燥室10内の循環気体が一次水
冷クーラーと冷凍機直冷クーラーを通って冷却され、こ
の冷却気体で洗濯物の冷却がなされ、処理中において
は、循環気体は一切大気中に放出されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、循環式完全クロー
ズタイプの洗濯物の乾燥仕上げ装置に関し、更に詳しく
は、クリーニングした背広やズボン、洋服等のドライ
物、ウエット物の洗濯物の乾燥仕上げ、洗濯物からおし
出されたゾール等の溶剤回収を完全なクローズ(閉塞)
構造の気体循環路を介して行い、以って乾燥仕上げの全
処理中においては温暖化ガスである溶剤ガスを大気中に
一切放出しない環境に十分対応した洗濯物の乾燥仕上げ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種技術としては、加熱蒸気を
乾燥室の上部より下部に循環させながら、乾燥室内に吊
り下げた洗濯物を乾燥させるとともに、洗濯物より揮発
したゾール及び湿気を水冷式のゾール回収部で回収し、
次に乾燥室内に蒸気を供給して、洗濯物に湿気を含ま
せ、後、加熱気流の循環による上方から下方への加熱気
流で洗濯物の皺を伸ばし、その後、乾燥室に外気を循環
させて洗濯物を冷却する装置が知られている(例えば、
特公平3−34758号公報参照)。
【0003】ところで、特公平3−34758号に係る
装置においては、ゾール回収部におけるゾールの回収
は、吸引された乾燥室内の加熱気流が、水道水を流通さ
せるラジェータを介して冷却されて、ゾール分と水分と
に分離される構造であるから、十分な冷却ができずに、
ゾールの回収率が低くて、十分なゾールの回収ができな
いばかりか、未回収のゾール分を含んだ溶剤ガスはダク
トを通って排出口から大気中に放出されるので、公害上
問題があって環境への配慮に欠けるという問題点があっ
た。
【0004】そこで、本発明者は、先にこの問題点を解
決するため、循環式完全クローズタイプの乾燥仕上げ装
置を発明し、特許出願をした(特願平10−26096
0号)。この特願平10−260960号に係る洗濯物
の乾燥仕上げ装置は、開閉ドアーを備えた乾燥室と、乾
燥室内に配設され、かつ乾燥室内に吊り下げられた洗濯
物に湿気を含ませて皺を伸ばすとともに、洗濯物よりゾ
ール等の溶剤をおし出させるために加熱蒸気を噴出させ
る複数の蒸気噴出手段と、乾燥室の上部に配設された二
系統の気体循環路を形成するそれぞれのダクトと、該ダ
クト内に直列状にして、かつ独立に、しかも一系統は逆
配置としてそれぞれ順次配設された一次水冷クーラー、
冷凍機直冷クーラー、冷凍機ヒートポンプヒーター及び
蒸気主ヒーターと、二系統のダクトにして、かつ一次水
冷クーラーの前方端側にそれぞれ連設のケーシング内に
配設された送風手段と、二系統のダクト内における冷凍
機直冷クーラーと冷凍機ヒートポンプヒーター間に設け
られ、かつ冷凍機直冷クーラーより冷凍機ヒートポンプ
ヒーターへの気体流通路と冷凍機直冷クーラーから排気
路への開閉の切替と、気体中における洗濯物よりおし出
された溶剤を回収する気体流通路切替及び溶剤回収部
と、蒸気噴出手段よりの気体と、ダクト内から乾燥室天
井部にそれぞれ開口の吹出口を介して乾燥室内に吹き出
された気体を乾燥室の下部にそれぞれ開口された吸込口
より吸気して再びダクト内を循環させるため、それぞれ
の吸込口とそれぞれのケーシングとに連通させて配設さ
れた気体循環路を形成するダクトとを備えた構成であ
る。
【0005】ところで、当該乾燥仕上げ装置において
は、循環式完全クローズタイプであるために、一回の全
工程処理が終了してドアーが開かれるまでは循環気体は
一切大気中に放出されないから、従来のように溶剤ガス
の大気中への放出による環境汚染や作業環境の悪化を心
配する必要は全くないものの、主要構成部品としての一
次水冷クーラー、冷凍機直冷クーラー、冷凍機ヒートポ
ンプヒーター及び蒸気主ヒーターは乾燥室天井上部に配
設のダクト内に配置されているために、装置全体が縦長
大型化となって、設置場所が制限され、また、送風手段
であるファンは乾燥室内の加熱気体(140〜160
℃)を吸引する配置構造とされているため、ファンは耐
熱にして、かつ防爆構造としなければならず、大型化し
て高価となり、また、消費電力も増大し、経済性に問題
点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の特許
出願に係る装置を更に改良したもので、その目的とする
ところは、一次水冷クーラーと冷凍機直冷クーラーが乾
燥室天井上部から乾燥室の側面壁外側ダクト内に配置さ
れ、かつ天井上部に設けられた送風機は、一次水冷クー
ラーと冷凍機直冷クーラーを順次に流れて冷却された約
10〜20℃の気体を吸引する配置構造とされて、常温
構造の送風機でよいために小型化が可能となって装置全
体が縦長とならずに小型化ができ、また、消費電力も軽
減できて経済性に優れ、また、防爆手段が施されている
ために安全性にも優れ、更には、全工程処理中において
循環気体は一切大気中に放出されないために、当然に溶
剤ガスの放出もなく、また外出熱がないために職場環境
の改善と作業性の向上が得られて生産性にも優れた循環
式完全クローズタイプの環境対応製品としての洗濯物の
乾燥仕上げ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、開閉ドアー20を有する乾
燥室10内に、複数の蒸気噴出手段40が配設されて、
これら蒸気噴出手段40より噴出の加熱蒸気によって、
前記乾燥室10内に吊り下げられた洗濯物26の皺伸ば
しとゾール等の溶剤のおし出しがなされ、前記乾燥室1
0の天井壁11上にして、かつ内部に冷凍機ヒートポン
プヒーター75と蒸気主ヒーター76を有するヒーター
ダクト71と、前記乾燥室10の側面壁外側面にして、
かつ内部に一次水冷クーラー95と冷凍機直冷クーラー
96を有する冷却ダクト91とが、内部に送風機141
を有する連通のケーシング140で接続され、前記冷却
ダクト91の前記送風機141と反対側に、前記乾燥室
下部に吸込み口153を有する吸込み口ダクト155が
接続されて、前記送風機141の駆動により前記吸込み
口153、吸込み口ダクト155より吸引される気体が
前記冷却ダクト91内で前記一次水冷クーラー95、前
記冷凍機直冷クーラー96の順に通って気体中の溶剤が
溶剤回収部159で回収されるとともに、前記送風機1
41に至り、かつ前記冷凍機ヒートポンプヒーター7
5、蒸気主ヒーター76の順に通って加熱され、前記吹
出し口ダクト146を通って前記吹出し口143から前
記乾燥室10内に吹き出されて循環し、前記ヒーターダ
クト71の前記連通のケーシング140と反対側に、前
記乾燥室10の天井部の吹出し口143を有する吹出し
口ダクト146が接続されて、この接続部分と、前記冷
却ダクト91の前記連通のケーシング140と反対側で
前記吸込み口ダクト155の接続される部分とが、気体
流通路で接続されるとともに、該気体流通路を開閉する
吸気ダンパー187が設けられて、該吸気ダンパー18
7による前記気体流通路の閉塞により前記ヒーターダク
ト71内の通流気体が前記吹出し口143から吹き出さ
れ、前記ヒーターダクト71内の冷凍機ヒートポンプヒ
ーター75、蒸気主ヒーター76より前記連通のケーシ
ング140側に排気口72が設けられ、該排気口72の
前記冷凍機ヒートポンプヒーター75側に枢支され、前
記排気口72と前記ヒーターダクト71を交互に開閉可
能とする排気ダンパー189が設けられて、該排気ダン
パー189により前記排気口72が開放されるととも
に、前記ヒーターダクト71内のヒーター側への気体流
通路が閉塞され、前記吸気ダンパー187により前記気
体流通路が開放されて、前記乾燥室10内の気体は上下
部から吸引され、かつ前記各ダクトを通って前記排気口
72より外部に排気される構成を特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2に係る発明は、開閉ドアー20を
有し、かつハンガー39を介して吊り下げられた洗濯物
26が自動搬出入される洗濯物自動搬送手段27が組み
付けられた乾燥室10内に、複数の蒸気噴出手段40が
配設されて、これら蒸気噴出手段40より噴出の加熱蒸
気によって、前記乾燥室10内に自動搬入されて吊り下
げられた洗濯物26の皺伸ばしとゾール等の溶剤のおし
出しがなされ、前記乾燥室10の天井壁11上にして、
かつ内部に冷凍機ヒートポンプヒーター75と蒸気主ヒ
ーター76を有するヒーターダクト71と、前記乾燥室
10の側面壁外側面にして、かつ内部に一次水冷クーラ
ー95と冷凍機直冷クーラー96を有する冷却ダクト9
1とが、内部に送風機141を有する連通のケーシング
140で接続され、前記冷却ダクト91の前記送風機1
41と反対側に、前記乾燥室下部に吸込み口153を有
する吸込み口ダクト155が接続されて、前記送風機1
41の駆動により前記吸込み口153、吸込み口ダクト
155より吸引される気体が前記冷却ダクト91内で前
記一次水冷クーラー95、前記冷凍機直冷クーラー96
の順に通って気体中の溶剤が溶剤回収部159で回収さ
れるとともに、前記送風機141に至り、かつ前記冷凍
機ヒートポンプヒーター75、蒸気主ヒーター76の順
に通って加熱され、前記吹出し口ダクト146を通って
前記吹出し口143から前記乾燥室10内に吹き出され
て循環し、前記ヒーターダクト71の前記連通のケーシ
ング140と反対側に、前記乾燥室10の天井部の吹出
し口143を有する吹出し口ダクト146が接続され
て、この接続部分と、前記冷却ダクト91の前記連通の
ケーシング140と反対側で前記吸込み口ダクト155
の接続される部分とが、気体流通路で接続されるととも
に、該気体流通路を開閉する吸気ダンパー187が設け
られて、該吸気ダンパー187による前記気体流通路の
閉塞により前記ヒーターダクト71内の通流気体が前記
吹出し口143から吹き出され、前記ヒーターダクト7
1内の冷凍機ヒートポンプヒーター75、蒸気主ヒータ
ー76より前記連通のケーシング140側に排気口72
が設けられ、該排気口72の前記冷凍機ヒートポンプヒ
ーター75側に枢支され、前記排気口72と前記ヒータ
ーダクト71を交互に開閉可能とする排気ダンパー18
9が設けられて、該排気ダンパー189により前記排気
口72が開放されるとともに、前記ヒーターダクト71
内のヒーター側への気体流通路が閉塞され、前記吸気ダ
ンパー187により前記気体流通路が開放されて、前記
乾燥室10内の気体は上下部から吸引され、かつ前記各
ダクトを通って前記排気口72より外部に排気される構
成を特徴とするものである。
【0009】請求項3に係る発明は、開閉ドアー20を
有し、かつハンガー39を介して吊り下げられた洗濯物
26が自動搬出入される洗濯物自動搬送手段27及び洗
濯物26に揺れ運動を与えるシェイキング装置191が
組み付けられた乾燥室10内に、複数の蒸気噴出手段4
0が配設されて、これら蒸気噴出手段40より噴出の加
熱蒸気によって、前記乾燥室10内に自動搬入されて吊
り下げられ、かつ前記シェイキング装置191の駆動に
より揺れ運動が与えられている洗濯物26の皺伸ばしと
ゾール等の溶剤のおし出しがなされ、前記乾燥室10の
天井壁11上にして、かつ内部に冷凍機ヒートポンプヒ
ーター75と蒸気主ヒーター76を有するヒーターダク
ト71と、前記乾燥室10の側面壁外側面にして、かつ
内部に一次水冷クーラー95と冷凍機直冷クーラー96
を有する冷却ダクト91とが、内部に送風機141を有
する連通のケーシング140で接続され、前記冷却ダク
ト91の前記送風機141と反対側に、前記乾燥室下部
に吸込み口153を有する吸込み口ダクト155が接続
されて、前記送風機141の駆動により前記吸込み口1
53、吸込み口ダクト155より吸引される気体が前記
冷却ダクト91内で前記一次水冷クーラー95、前記冷
凍機直冷クーラー96の順に通って気体中の溶剤が溶剤
回収部159で回収されるとともに、前記送風機141
に至り、かつ前記冷凍機ヒートポンプヒーター75、蒸
気主ヒーター76の順に通って加熱され、前記吹出し口
ダクト146を通って前記吹出し口143から前記乾燥
室10内に吹き出されて循環し、前記ヒーターダクト7
1の前記連通のケーシング140と反対側に、前記乾燥
室10の天井部の吹出し口143を有する吹出し口ダク
ト146が接続されて、この接続部分と、前記冷却ダク
ト91の前記連通のケーシング140と反対側で前記吸
込み口ダクト155の接続される部分とが、気体流通路
で接続されるとともに、該気体流通路を開閉する吸気ダ
ンパー187が設けられて、該吸気ダンパー187によ
る前記気体流通路の閉塞により前記ヒーターダクト71
内の通流気体が前記吹出し口143から吹き出され、前
記ヒーターダクト71内の冷凍機ヒートポンプヒーター
75、蒸気主ヒーター76より前記連通のケーシング1
40側に排気口72が設けられ、該排気口72の前記冷
凍機ヒートポンプヒーター75側に枢支され、前記排気
口72と前記ヒーターダクト71を交互に開閉可能とす
る排気ダンパー189が設けられて、該排気ダンパー1
89により前記排気口72が開放されるとともに、前記
ヒーターダクト71内のヒーター側への気体流通路が閉
塞され、前記吸気ダンパー187により前記気体流通路
が開放されて、前記乾燥室10内の気体は上下部から吸
引され、かつ前記各ダクトを通って前記排気口72より
外部に排気される構成を特徴とするものである。
【0010】請求項4に係る発明は、開閉ドアー20を
有し、かつハンガー39を介して吊り下げられた洗濯物
26が自動搬出入される洗濯物自動搬送手段27及び洗
濯物26に揺れ運動を与えるシェイキング装置191が
組み付けられた乾燥室10内に、複数の蒸気噴出手段4
0が配設されて、これら蒸気噴出手段40より噴出の加
熱蒸気によって、前記乾燥室10内に自動搬入されて吊
り下げられ、かつ前記シェイキング装置191の駆動に
より揺れ運動が与えられている洗濯物26の皺伸ばしと
ゾール等の溶剤のおし出しがなされ、前記乾燥室10の
天井壁11上にして、かつ内部に冷凍機ヒートポンプヒ
ーター75と蒸気主ヒーター76を有するヒーターダク
ト71と、前記乾燥室10の側面壁外側面にして、かつ
内部に一次水冷クーラー95と冷凍機直冷クーラー96
を有する冷却ダクト91とが、内部に送風機141を有
する連通のケーシング140で接続され、前記冷却ダク
ト91の前記送風機141と反対側に、前記乾燥室下部
に吸込み口153を有する吸込み口ダクト155が接続
されて、前記送風機141の駆動により前記吸込み口1
53、吸込み口ダクト155より吸引される気体が前記
冷却ダクト91内で前記一次水冷クーラー95、前記冷
凍機直冷クーラー96の順に通って気体中の溶剤が溶剤
回収部159で回収されるとともに、前記送風機141
に至り、かつ前記冷凍機ヒートポンプヒーター75、蒸
気主ヒーター76の順に通って加熱され、前記吹出し口
ダクト146を通って前記吹出し口143から前記乾燥
室10内に吹き出されて循環し、前記溶剤回収部159
で回収された溶剤は、前記乾燥室10の外側壁に付設さ
れた水分離器163に導入されて、この水分離器163
で水とに分離され、前記ヒーターダクト71の前記連通
のケーシング140と反対側に、前記乾燥室10の天井
部の吹出し口143を有する吹出し口ダクト146が接
続されて、この接続部分と、前記冷却ダクト91の前記
連通のケーシング140と反対側で前記吸込み口ダクト
155の接続される部分とが、気体流通路で接続される
とともに、該気体流通路を開閉する吸気ダンパー187
が設けられて、該吸気ダンパー187による前記気体流
通路の閉塞により前記ヒーターダクト71内の通流気体
が前記吹出し口143から吹き出され、前記ヒーターダ
クト71内の冷凍機ヒートポンプヒーター75、蒸気主
ヒーター76より前記連通のケーシング140側に排気
口72が設けられ、該排気口72の前記冷凍機ヒートポ
ンプヒーター75側に枢支され、前記排気口72と前記
ヒーターダクト71を交互に開閉可能とする排気ダンパ
ー189が設けられて、該排気ダンパー189により前
記排気口72が開放されるとともに、前記ヒーターダク
ト71内のヒーター側への気体流通路が閉塞され、前記
吸気ダンパー187により前記気体流通路が開放され
て、前記乾燥室10内の気体は上下部から吸引され、か
つ前記各ダクトを通って前記排気口72より外部に排気
される構成を特徴とするものである。
【0011】請求項5に係る発明は、前記ヒーターダク
ト71、該ヒーターダクト71内の前記冷凍機ヒートポ
ンプヒーター75及び蒸気主ヒーター76、前記ヒータ
ーダクト71と連通の前記ケーシング140内の前記送
風機141、前記冷却ダクト91及び該冷却ダクト91
内の前記一次水冷クーラー95と前記冷凍機直冷クーラ
ー96、前記冷却ダクト91内の溶剤回収部159、前
記ヒーターダクト71の排気口72、吸気ダンパー18
7及び排気ダンパー189がそれぞれ二系統配置にし
て、かつ一系統は逆配置とされた構成を特徴とするもの
である。
【0012】請求項6に係る発明は、前記吹出し口ダク
ト146の上面に、前記乾燥室天井部の吹出し口143
に対応した開口部148が設けられ、該開口部148の
周囲に立設されたピン149に開口部148を完全に閉
塞する防爆蓋150が上下動可能として挿着され、前記
乾燥室10内の圧力が、前記防爆蓋150の重さ以上の
圧力に異常上昇した場合には浮き上がって前記乾燥室1
0内の圧力が正常に保持される構成を特徴とするもので
ある。
【0013】請求項7に係る発明は、前記冷却ダクト9
1内における前記一次水冷クーラー95と前記冷凍機直
冷クーラー96が上下二段で配置されている構成を特徴
とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照し、その作用と共に説明する。図1は本発明に係
る装置の一例での一部省略の概略平面図、図2は概略正
面図、図3は概略側面図、図4は一部省略の概略背面
図、図5は一部を省略し、かつ断面して示す正面図、図
6は一部を省略し、かつ断面して示す側面図、図7は本
発明装置の加熱及び冷却回路図で、これら図において、
乾燥室10は天井壁11、左右の側面壁12、13、背
面壁14、床面壁15、上縁壁16、下縁壁17及び台
板18により正面側開口の箱型に構成されるとともに、
その正面開口部19には、該開口部19を密閉する開閉
ドアー20が設けられている。開閉ドアー20は、それ
ぞれ透視窓23、24を有する2枚のドアー板21、2
2がその中央部縦方向で蝶着連結され、かつ一方のドア
ー板21が側面壁12に蝶着されて取り付けられるとと
もに、台板18の正面側に装着のエアーシリンダー等の
ドアー開閉駆動手段25と連結され、該駆動手段25の
駆動により2枚のドアー板21、22はその蝶着部で折
れて、一方の側面壁12側に開き、これにより開口部1
9が広くなって後述の洗濯物の自動搬送による乾燥室1
0内への出し入れが楽になし得て、洗濯物の取り扱い上
便利なるようになっている。また、ドアー20の閉塞時
においては、特に図示しないが、上縁壁16の中央部に
装着のドアーロック手段がドアー20の中央部位の上部
に圧接することによって密閉されるようになっている。
【0015】乾燥室10内に吊り下げられて乾燥等の処
理がなされる洗濯物26は、コンベア等の自動搬送手段
27によって乾燥室10内に自動搬入され、また、乾燥
室10外に自動搬出される。自動搬送手段27は、図1
と図2及び図8から図10に示されているように、上縁
壁16の正面両端から外方に向かって支持枠体28が水
平に延設されるとともに、該支持枠体28の取着板29
の下部と乾燥室10内奥の天井壁11の下部には、それ
ぞれ一対の駆動鎖車30、被動鎖車31、該鎖車30、
31間にテンション車32が回転自在に垂設されている
(天井壁11の下部に垂設の鎖車は、図8に駆動鎖車3
0だけが示され、他は図示されていない)。そして、こ
れら前後の各鎖車30、31、32間にはコンベアチェ
ーン33が無端状に懸架張設され、該コンベアチェーン
33は取着板29上に設けられた駆動モータ34による
駆動鎖車30の回転により、図1に示された実線矢印A
方向からB方向に回転する。また、コンベアチェーン3
3は、その左右の両直線路において、天井壁11から支
持枠体28の下面に亘って取り付けられた断面略コ字形
状にして、かつ耐熱性、耐摩耗性等に優れた硬質樹脂製
のチェーンガイド35、36に沿って可動するようにな
っており、また、コンベアチェーン33を構成するチェ
ーン駒37には、適宜の間隔でフック部材38が垂設さ
れ、該フック部材38に洗濯物26を掛けたハンガー3
9が吊り下げられて自動搬送される。
【0016】図5に示されているように、乾燥室10内
における左右側面壁12、13の上部と天井壁11の中
央部下面並びに床面壁15の中央部上面には、乾燥室1
0内に吊り下げられた洗濯物26に湿気を含ませて皺を
伸ばすとともに、洗濯物26よりゾール等の溶剤をおし
出させるための加熱蒸気を噴出させる蒸気噴出手段40
がその長手(奥行き)方向に配設されている。
【0017】蒸気噴出手段40は、図11から図15に
示されているように、その上面長手方向に適宜の間隔で
蒸気噴出孔42を有する四角パイプ体41と、該四角パ
イプ体41内にその両端を密閉して遊挿された四角パイ
プ体41よりもやや長い丸パイプ体43、蒸気反射板4
4、45から構成されている。蒸気反射板44は、垂直
取着部46、水平反射部47、該反射部47の端部に形
成のやや下向き傾斜部48を有する断面略L形状であ
り、また、蒸気反射板45は、水平反射部49、該反射
部49の下面両端に適宜の間隔で溶着された左右一対の
脚部50を有している。そして、側面壁12、13の長
手(奥行き)方向に配設の第一及び第二の蒸気噴出手段
40は、それぞれの蒸気反射板44が相対向して取り付
けられるとともに、該反射板44の垂直取着部46に、
丸パイプ体43が遊挿された四角パイプ体41が、その
噴出孔42を上向きとした状態で適宜個所において取着
バンド51によって取り付けられている(図5及び図1
1参照。なお、図5においては、図面の表示を簡潔にす
る目的から、他方は線図的に表わされている)。また、
天井壁11の中央部下面の長手(奥行き)方向に配設の
第三の蒸気噴出手段40にあっては、噴出孔42を上向
きとした四角パイプ体41上に蒸気反射板45が起立状
に溶着されて、これが天井壁11の下面に取り付けられ
た各取着バンド52間に架設され(図5及び図15参
照。なお、図5においては、図面の表示を簡潔にする目
的から、線図的に表わされている)、また、床面壁15
の長手(奥行き)方向に配設の第四の蒸気噴出手段40
にあっては、噴出孔42を上向きとした四角パイプ体4
1上に蒸気反射板45が起立状に溶着され、かつその適
宜個所において取着バンド51により取り付けられてい
る(図5及び図13参照。なお、図5においては、図面
の表示を簡潔にする目的から、線図的に表わされてい
る)。
【0018】第一から第四の四つの蒸気噴出手段40
は、図7に示されているように、互いにパイプを介して
連結されている。なお、このパイプを介しての連結は、
乾燥室10の内外において連結されているが、図7以外
の図面においては、これらの連結状態はその図示が省略
されている。
【0019】図7において、第一の蒸気噴出手段40に
おける丸パイプ体43内には、その一端53から、ボイ
ラー55によって発生した飽和蒸気がバルブ、パイプ5
6、主蒸気バルブ、蒸気ヘッダー57、パイプ58、ノ
ズルヒーターバルブ、パイプ59を介して加熱蒸気とし
て導入され、この導入された加熱蒸気は、丸パイプ体4
3の他端54からパイプ60、61、62を介して第
二、第三及び第四の蒸気噴出手段40における各丸パイ
プ体43内に順次導入され、第四の蒸気噴出手段40に
おける丸パイプ体43内の加熱蒸気はパイプ63、バル
ブ等を介してドレンタンク64に入るように配管されて
いる。
【0020】一方、第一の蒸気噴出手段40における両
端密閉の四角パイプ体41内には、その導入口65より
ボイラー55からの蒸気がパイプ56、蒸気ヘッダー5
7、パイプ66、スプレーノズルバルブ、流量調整バル
ブ、パイプ67を介して導入されるとともに、第二、第
三及び第四の蒸気噴出手段40における各四角パイプ体
41内には、パイプ67よりの各分岐パイプ68、6
9、70を介して導入される。
【0021】このようにし、各四角パイプ体41内の蒸
気は、丸パイプ体43内に導入の加熱蒸気により更にス
ーパーヒートされて、多数の噴出孔42より上向きに噴
出されて、噴出蒸気中の水分が飛ばされ(乾かされ)、
かつ各蒸気反射板44、45の水平反射部47、傾斜部
48、水平反射部49で水分を落とすことなく下向きに
流れて循環し、洗濯物26に必要最小限の湿気を含ませ
て、洗濯物26の皺伸ばし等がなされる。
【0022】図1に示されているように、乾燥室10に
おける天井壁11の上面にして、かつ奥行き方向の左右
側には、気体循環路を形成するヒーターダクト71が左
右逆向きの配置をもって二系統として設けられている。
【0023】ヒーターダクト71は中空函型状にして、
一端部の上面には円筒状のダクト排気口72を有し、他
端部の両側部位には外方にやや突出させて略L形連結部
73、74が連通して連接されている。そして、ヒータ
ーダクト71内には、排気口72との空間部を有し、か
つ連結部73、74の部位を避けて第一の系統は開閉ド
アー20側より直列にして、かつ独立して、横長型構造
の冷凍機ヒートポンプヒーター75と蒸気主ヒーター7
6が配置固装され、また、第二の系統は第一の系統配置
とは逆配置の関係をもって開閉ドアー20側より直列に
して、かつ独立して蒸気主ヒーター76と冷凍機ヒート
ポンプヒーター75が配置固装されている。
【0024】冷凍機ヒートポンプヒーター75は、図1
6及び図17に示されているように、上面及び両側面が
フィン78で閉塞されたケーシング77内に、放熱パイ
プ79が上下段のジグザグ状に複数列設けられるととも
に、放熱パイプ79の各列の上段端部はヒートポンプ入
口80を有するヒートポンプ入口ヘッダー81に、ま
た、各列の下段端部はヒートポンプ出口82を有するヒ
ートポンプ出口ヘッダー83にそれぞれ並列状に連通さ
れて構成されている。
【0025】蒸気主ヒーター76は、図18及び図19
に示されているように、上面及び両側面がフィン85で
閉塞されたケーシング84内に、蒸気パイプ86が上下
多段状に複数列設けられるとともに、各列の上段端部は
蒸気入口87を有する蒸気入口ヘッダー88に、また、
各列の下段端部は蒸気出口89を有する蒸気出口ヘッダ
ー90にそれぞれ並列状に連通されて構成されている。
【0026】図1から図3に示されているように、乾燥室
10における両側面壁12、13の外側面には、その下部
を残して中空状の冷却ダクト91がそれぞれ逆配置をも
って固装されている。冷却ダクト91は、その上部にや
や延設の連結部92を有するとともに、連結部92と反
対側部位の上端には送風機のケーシング接続口93を有
し、また、底部94は接続口93に向けやや下り傾斜状
となっており、冷却ダクト91内には、一次水冷クーラ
ー95と冷凍機直冷クーラー96が上下二段の配置をも
って固装され、一次水冷クーラー95の上部は連結部9
2と連通した上部気体流通路97とされ、また、冷凍機
直冷クーラー96の下部と底部94の間は下部気体流通
路98とされ、更に、該下部気体流通路98から接続口
93までの縦方向は縦気体流通路99とされている。
【0027】一次水冷クーラー95は、図20及び図21に
示されているように、上面及び両側面がフィン101で
閉塞されたケーシング100内に冷却パイプ102が上
下段のジグザグ状に複数列設けられるとともに、冷却パ
イプ102における各列の下段端部は冷却水入口103
を有する冷却水入口ヘッダー104に、また、各列の上
段端部は冷却水出口105を有する冷却水出口ヘツダー
106にそれぞれ並列状に連通されて構成されている。
【0028】冷凍機直冷クーラー96は、図22及び図
23に示されているように、上面及び両側面がフィン1
08で閉塞されたケーシング107内に、冷却パイプ1
09が上下段のジグザグ状に複数列設けられるととも
に、冷却パイプ109における各列の上段端部は入口1
10を有する膨張ヘッダー111に、また、各列の下段
端部は出口112を有する吸入ヘッダー113にそれぞ
れ並列状に連通されて構成されている。
【0029】そして、図7に示されているように、第一
の系統における一次水冷クーラー95には、クーリング
タワー114からの冷却水がポンプ115、パイプ11
6、バルブを介して入口103より入口ヘッダー104
を通して各冷却パイプ102に導入されるとともに、各
パイプ内の水は出口ヘッダー106より出口105を通
り、バルブからパイプ117を介してクーリングタワー
114を循環するようになっている。
【0030】冷凍機直冷クーラー96には、冷凍機11
9とコンデンサ(凝縮機)120を含むコンデンシング
ユニット118からの低温高圧液体がパイプ121、バ
ルブ、パイプ122、膨張バルブを介して低温低圧気体
とされて、これが入口110より膨張ヘッダー111を
通して各冷却パイプ109に導入されるとともに、各冷
却パイプ109内の気化熱は吸入ヘッダー113より出
口112を通り、パイプ123を介してコンデンシング
ユニット118を循環するようになっている。
【0031】冷凍機ヒートポンプヒーター75には、コ
ンデンシングユニット118から高温高圧気体がパイプ
124、バルブ、パイプ125を介してヒートポンプ入
口80よりヒートポンプ入口ヘッダー81を通して各放
熱パイプ79内に導入されるとともに、各パイプ79内
の気体はヒートポンプ出口ヘッダー83よりヒートポン
プ出口82を通り、パイプ126を介してコンデンシン
グユニット118を循環するようになっている。
【0032】また、蒸気主ヒーター76には、ボイラー
55より蒸気ヘッダー57に導入され、該ヘッダー57
で加熱された加熱蒸気が、パイプ127、蒸気ヒーター
バルブ、パイプ128を介して蒸気入口87より蒸気入
口ヘッダー88を通して各蒸気パイプ86内に導入され
るとともに、蒸気出口ヘッダー90より蒸気出口89を
通り、パイプ129を介してドレンタンク64に戻るよ
うになっている。
【0033】図7に示されているように、第二の系統に
おける一次水冷クーラー95には、クーリングタワー1
14からの冷却水がパイプ116からの分岐パイプ13
0、バルブを介して前記同様に導入されるとともに、バ
ルブ、パイプ131からパイプ117を介してクーリン
グタワー114を循環するようになっている。
【0034】第二の系統における冷凍機直冷クーラー9
6には、コンデンシングユニット118からの低温高圧
液体がパイプ121からの分岐パイプ132、バルブ、
パイプ133、膨張バルブを介して低温低圧気体とされ
てこれが導入されるとともに、パイプ134、123を
介してコンデンシングユニット118を循環するように
なっている。
【0035】第二の系統における冷凍機ヒートポンプヒ
ーター75には、コンデンシングユニット118からの
高温高圧気体がパイプ124、パイプ124からの分岐
パイプ135、バルブ、パイプ136を介して導入され
るとともに、パイプ137、126を介してコンデンシ
ングユニット118を循環するようになっている。
【0036】また、第二の系統における蒸気主ヒーター
76には、蒸気ヘッダー57からの加熱蒸気がパイプ1
27、バルブ、パイプ128、パイプ128からの分岐
パイプ138を介して導入されるとともに、パイプ13
9、129を介してドレンタンク64に戻るようになっ
ている。
【0037】このように、第一及び第二の系統の一次水
冷クーラー95等には、乾燥室10の内外に配管の各パ
イプをもって導入されるが、図7以外の図面において
は、図面の表示を簡潔にする目的で、その図示は省略さ
れている。
【0038】図1に示されているように、乾燥室10の
天井壁11上において、各冷却ダクト91の接続口93
にはケーシング140が連通して接続されるとともに、
該ケーシング140内にはモータ142で駆動回転する
送風機141が設けられ、該送風機141の回転によっ
て風の流れを一次水冷クーラー95側より蒸気主ヒータ
ー76側とし、これにより得られた気体を乾燥室10内
に供給し、また、乾燥室10内より強制吸引して乾燥室
10内の上部より下部に気体を循環させるようになって
いる。
【0039】乾燥室10の天井壁11における奥行き方
向中央部位には、奥行き方向にやや長い矩形状の気体吹
出し口143が四個所に開口されるとともに、各吹出し
口143には、図15及び図24に示されているよう
に、その長手方向に逆V字状の拡散板144がその適所
においてこれに溶着の取付帯板145をもって天井壁1
1の下面に取り付けられ、該拡散板144により吹出し
口143からの気体をほぼ円錐状に拡散させるようにな
っている。
【0040】四個所の吹出し口143は、それぞれ二個
所の吹出し口143が一組とされて、これら二個一組と
された吹出し口143を囲んで吹出し口ダクト146が
天井壁11上にそれぞれ配置固装されている。各吹出し
口ダクト146は、図25から図27に示されているよ
うに、その中央部位にダクトホース接続口147を有す
るとともに、ダクトホース接続口147側と反対側に位
置した面上には、開口部148を有し、該開口部148
には、その四隅に立設のピン149を介して開口部14
8を閉塞する防爆蓋150が上下動可能として挿着され
て置かれ、乾燥室10内の圧力が防爆蓋150の重さ以
上の圧力に異常上昇した場合には、防爆蓋150を浮き
上がらせて圧力を抜き、乾燥室10の爆発を防止し得て
安全性が保持されるようになっている。
【0041】図1に示されているように、各ヒーターダ
クト71の連結部73と冷却ダクト91の連結部92は
ダクトホース151で連通接続され、また、各ヒーター
ダクト71の連結部74と各吹出し口ダクト146の接
続口147はダクトホース152をもって連通接続され
ている。
【0042】図2、図3及び図6に示されているよう
に、乾燥室10における両側面壁12、13(図6にお
いては、一方の側面壁のみ示されている)の下部長手
(奥行き)方向には、四つの気体吸込み口153が開口
され、これら吸込み口153にはフィルター154が取
り外し可能として取り付けられるとともに、両側面壁1
2、13の外側においては、各二つの吸込み口153を
囲んでそれぞれ吸込み口ダクト155が固装され、これ
ら各吸込み口ダクト155は、その上向き接続口156
と各冷却ダクト91の連結部92の下向き接続口157
に接続されたダクトホース158によって連通され、送
風機141の駆動によって乾燥室10内の気体は各吸込
み口153から強制吸引されて各吸込み口ダクト155
からダクトホース158を通って冷却ダクト91内に吸
引され、更に一次水冷クーラー95、冷凍機直冷クーラ
ー96を順次通って冷却され、この冷却気体は、冷却ダ
クト91内に設けられた溶剤回収部159において気体
中における洗濯物26よりおし出されたゾール等の溶剤
が回収される。
【0043】溶剤回収部159は、図28に示されてい
るように、各冷却ダクト91における下部気体流通路9
8と縦気体流通路99との交叉部幅方向いっぱいに形成
の凹溝160と、該凹溝160の上部にして、縦気体流
通路99の両内壁面に上向きに傾斜させて配置された複
数の邪魔板161を含み、各気体流通路98、99を流
れる冷却気体は各邪魔板151に当たってその気体中の
比重の重い溶剤は凹溝160に落ちて溜り、比重の軽い
気体はそのまま送風機141により吸引されてヒーター
ダクト71内を流れて再加熱される。凹溝160に溜ま
った溶剤は、図3及び図7に示されているように、凹溝
160の排出口から共通パイプ162を介して一方の側
面壁に配置固装の水分離器163に導入され、該水分離
器163において、溶剤と水とに分離処理される。
【0044】水分離器163は、図29から図31に示
されているように、透視窓164を有する処理槽165
を有し、該処理槽165の内部はその上部片隅に四角の
開口部166を有する仕切板167を介して大小二つの
槽168、169に区画されて二槽構造とされるととも
に、大きな槽168内には、その上面に溶剤取入口17
0と給水口173を突出させて略L形状にして、かつ鋭
角状先端部171、174を有する溶剤取入パイプ17
2と給水パイプ175が並列状に設けられている。そし
て、槽168内には、予めクーリングタワー114への
供給水が給水口173からパイプ175を介して約3分
の2程度給水されていて、共通パイプ162からの回収
溶剤は取入口170からパイプ172を通ってその先端
部171から水面に流れ落ちるようになっている。ま
た、槽168内の側面には、その仕切板167との間に
適宜の間隔を有し、かつその上下を開口させて略L形の
セパレータ板176が取り付けられ、更に二つの槽16
8、169内には、底面部に近接させて平行に略U字状
の冷却パイプ177が仕切板167とセパレータ板17
6を貫通し、かつ冷却水の入口178、出口179を小
さな槽169側に突出させて設けられている。
【0045】冷却パイプ177内には、その入口17
8、出口179を介して連結されたクーリングタワー1
14からの冷却水が循環して、パイプ172から流れ落
ちた溶剤中の溶剤分と水分との分離が良好に促進され、
溶剤と水は図30に実線矢印で示されているように、セ
パレータ板176の下端開口から上昇して溶剤分と水分
とに分離されて、溶剤分は仕切板開口部166から槽1
69内に流れて、槽169内にその溶剤流入口180を
起立状とし、かつ取出口181を水平状として槽169
側に突出させて設けられた略L形状の溶剤取出パイプ1
82に、その入口180より流入し、出口181より流
れ出て回収される。一方、水は仕切板167とセパレー
タ板176の間に開口部183を臨ませ、排水口184
を槽169側に突出させて水平状に設けられた排水パイ
プ185に、その開口部183より流入して排水口18
4より外部に排水される。
【0046】図1及び図32に示されているように、各
ヒーターダクト71内における連結部73との連通口1
86の部位には、該連通口186を閉塞してヒーターダ
クト71内の通流気体を各吹出し口ダクト146を介し
て各吹出し口143から乾燥室10内に吹き出させ、ま
た、連通口186を開放させるための吸気ダンパー18
7がエアーシリンダー等の駆動手段188によって開閉
切替え可能として枢着されており、また、図1及び図3
3と図34に示されているように、各ヒーターダクト7
1内における排気口72に近接した部位には、乾燥室1
0内から吸引された冷却ダクト91内よりの気体を排気
口72より外部に排気させるため、排気口72とヒータ
ーダクト71内のヒーター側への気体流通路の開閉切替
えを行う排気ダンパー189がエアーシリンダー等の駆
動手段190によって開閉切替え可能として枢着されて
いる。
【0047】乾燥室10内に吊り下げられた洗濯物26
は、各蒸気噴出手段40による加熱蒸気の噴出によりそ
の皺伸ばしと、ゾール等の溶剤のおし出しがなされる蒸
し工程、循環気体による乾燥工程、洗濯物よりおし出さ
れた溶剤の回収工程並びに一次及び冷凍機直冷クーラー
を通過させた冷気によって洗濯物を冷却する冷却工程と
により処理されるが、これらの全行程は、気体の流れ方
向を良好にさせて洗濯物の乾燥仕上げを良好に行うた
め、シェイキング装置191により洗濯物26に適度の
揺れ運動を与えながら処理される。
【0048】シェイキング装置191は、図5及び図6
に示されているように、乾燥室10内の長手(奥行き)
方向におけるコンベアチェーンの直線状の往路(洗濯物
搬入側)と復路(洗濯物搬出側)のそれぞれ外側(側面
壁12、13側)にそれぞれ配設されている。なお、図
5には、図面の表示を簡潔にする目的から線図的に表わ
され、図6においては、一部を省略して一方のみが表わ
されている。
【0049】シェイキング装置191は、図35から図
44に示されているように、大別してシェイキング手段
192と駆動手段193から構成され、図6に示されて
いるように、シェイキング手段192は乾燥室10内に
水平に架設配置され、駆動手段193は背面壁14の外
側に付設されている。
【0050】更に説明すると、シェイキング手段192
は、所定の長さを有する四角パイプ軸194に固着され
た帯板状のシェイキング板195を有し、該シェイキン
グ板195はその端縁部長手方向に、コンベアチェーン
33の各フック部材38に掛けられたハンガー39と対
応して平面視略V字状の切欠部196と、該切欠部19
6に連ね、ハンガー39のフック首部198が係合する
略円弧状の係合部197が規則的に形成されている。四
角パイプ軸194の一端部は乾燥室背面壁14の内側に
設けられたスライド軸199と、背面壁14の外側に設
けられた軸受200、201内の硬質樹脂製軸受202
を介して外方に突出されるとともに、該突出軸部にはシ
リンダーブラケット203を有するモータ取付板204
が固着され、該モータ取付板204にはシェイキングモ
ータ205とギャボックス206が取り付けられてい
る。ギャボックス206の回転軸にはスペーサー207
を介して平板状シャフト208の一端が固着されるとと
もに、シャフト208の自由端にはカムシャフト209
の一端が回転可能として連結され、更にカムシャフト2
09の自由端は四角パイプ軸194に固着の平板状シャ
フト210に回転可能として連結されている。また、四
角パイプ軸194の他端部には、短い丸パイプ軸211
が同軸状に溶着されるとともに、該丸パイプ軸211
は、乾燥室上縁部16の内側にブラケット212を介し
て垂設された硬質樹脂製の軸受213に回転及びスライ
ド可能として軸支されている。
【0051】シリンダーブラケット203には、背面壁
14にブラケット214を介して立設のエアーシリンダ
ー215のシリンダーロッド216が連結され、図42
に実線で示されているように、シリンダーロッド216
が最上昇している状態にあっては、シェイキング板19
5は垂直起立状態となり、また、想像線で示されている
ように、シリンダーロッド216が下降してモータ20
5等の部材が時計方向(対向側にあっては反時計方向)
に約90度回動すると、これと連動して四角パイプ軸1
94がスライド軸受199、200と軸受213に水平
支持され、かつ軸受201の回動と共に約90度回動し
てシェイキング板195は水平状態に倒れ、図43及び
図44に示されているように、各フック部材38に掛け
られた各ハンガー39のフック首部198とシェイキン
グ板195の各係合部197かそれぞれ係合状態とされ
る。
【0052】次いで、回転検出センサー217(図35
参照)の作動によりモータ205が駆動して、ギャボッ
クス206を介して駆動軸が回転すると、これと連動し
てシヤフト208、カムシャフト209が回転し、この
回転運動は直線運動に変換されて、四角パイプ軸194
は硬質樹脂製軸受202と軸受213に支持されて、図
43及び図44に示されているように、実線矢印C方に
円滑に水平往復運動し、この往復運動によって各ハンガ
ー39が揺すられて洗濯物26に揺れ運動が付与され
る。
【0053】次に、本装置の動作について説明する。主
電源がONされて、エアー圧力や蒸気圧力が確認され、
運転スイッチがONされて送風機、コンデンシングユニ
ット等がONされる。次いで、所定数のフック部材38
にそれぞれ洗濯物26を吊り下げたハンガー39が掛け
られて、一回に処理される枚数の洗濯物26が乾燥室1
0内に自動搬入されて定位置に停止した後、開閉ドアー
20が駆動手段25により閉じられ、かつドアーロック
されて乾燥室10が密閉される。次いで、排気ダンパー
189によりダクト排気口72が閉じられるとともに、
吸気ダンパー187により連通口186が閉じられて気
体循環路が形成される。
【0054】次いで、シェイキング装置191が駆動し
て、これにより各洗濯物26に揺れ運動が付与される。
次いで、ONされた四つの蒸気噴出手段40により湿気
を含んだままの加熱蒸気が噴出されて乾燥室10内に供
給され、揺れている洗濯物26に湿気を含ませて皺伸ば
しがなされるとともに、ゾール等の溶剤のおし出しがな
される。
【0055】蒸気噴出手段40により乾燥室10内に供
給された加熱気体は、駆動中の各送風機141により、
乾燥室下部両側にそれぞれ開口の四個所の吸込み口15
3から強制吸引されて各吸込み口ダクト155からダク
トホース158を上昇して各冷却ダクト91に入って上
下二段配置の一次水冷クーラー95、冷凍機直冷クーラ
ー96の順に通って送風機141に至り、更に送風機ケ
ーシング140と連通のヒーターダクト71内にそれぞ
れ配置の冷凍機ヒートポンプヒーター75を通り、該冷
凍機ヒートポンプヒーター75において、コンデンシン
グユニット118からの高温高圧気体により加熱され、
更に蒸気主ヒーター76を通り、該蒸気主ヒーター76
において、蒸気ヘッダー57からの加熱蒸気で加熱され
て乾き空気とされた気体は、各吹出し口ダクト146を
通って各吹出し口143から乾燥室10内に吹き出さ
れ、これにより揺れている洗濯物26は徐々に乾燥され
る。
【0056】なお、前述の送風機141による強制吸引
において、吸引された加熱気体は冷却ダクト91内の一
次水冷クーラー95、冷凍機直冷クーラー96を順に通
って冷却されるが、この冷却された気体は、気体流通路
98、99を通って邪魔板161に当たり、比重の重い
溶剤はそのまま凹溝160に落ちて溜り、比重の軽い気
体はそのまま前述のように送風機141に至り、更に冷
凍機ヒートポンプヒーター75、蒸気主ヒーターの順に
通って加熱され、吹出し口143から乾燥室10内に吹
き出される。
【0057】一方、凹溝160に溜まった回収溶剤は、
両排出口163から共通パイプ162を通って水分離器
163に導入され、該水分離器163において溶剤と水
とに分離される。
【0058】このようにして、洗濯物26に対する蒸し
工程と乾燥仕上げ工程並びに溶剤回収工程が終了する
と、次いで、各蒸気噴出手段40と冷凍機ヒートポンプ
ヒーター75、蒸気主ヒーター76がOFFとなって、
蒸気の噴出が停止されるとともに、循環気体は一次水冷
クーラー95、冷凍機直冷クーラー96の順に通って冷
却され、この冷却気体はヒーターダクト71、連結部7
4、ダクトホース152、吹出し口ダクト146の順に
通ってそれぞれの吹出し口143から乾燥室10内に吹
き出され、これにより乾燥室10内が冷却されて洗濯物
26が冷却されるとともに、溶剤の回収もなされる。こ
のように、全工程を通しての処理中においては、循環気
体は一切大気中に放出されず、完全なるクローズ構造の
気体循環系において処理される。
【0059】洗濯物26に対する冷却工程が終了する
と、次いで、シェイキング装置191がOFFされて停
止し、かつシェイキング板195が垂直起立状態となっ
て、その係合部197とハンガーのフック首部198と
の係合が解除される。次いで、ドアーロックが解除され
て、ドアー20が駆動手段25により側面壁12側に全
開して、洗濯物26の自動搬出、搬入に至便なるように
開口部19が広くされる。次いで、排気ダンパー189
によりダクト排気口72が開放されて、ヒーターダクト
71内のヒーター側への気体流通路は閉塞されるととも
に、吸気ダンパー187によりダクト連通口186が開
放されて、乾燥室10内の気体は、駆動中の送風機14
1により、天井部分においては、各吹出し口143から
強制吸引されて各吹出し口ダクト146、ダクトホース
152、ヒーターダクト連結部73、ダクトホース15
1、冷却ダクト91の順に通り、また、下部において
は、その両側四つの吸込み口153から強制吸引されて
各吸込み口ダクト155、ダクトホース158、冷却ダ
クト91の順に通って送風機141に至り、連通のケー
シング140を通ってヒーターダクト71の排気口72
より外部に排気される。
【0060】次いで、自動搬送手段27の再起動により
乾燥室10内の処理済洗濯物は自動搬出されて、乾燥室
外に取り出される。このようにして、一回の乾燥仕上げ
処理が完了し、以下、乾燥室10の外側において空フッ
ク部材38にセットされて待機中の洗濯物26が前記同
様に乾燥室10内に自動搬入され、前記同様にして乾燥
仕上げ処理がなされる。
【0061】
【発明の効果】しかして、請求項1、5及び7の発明に
よれば、洗濯物の蒸し工程、乾燥工程、溶剤回収工程及
び洗濯物冷却工程の全工程において、循環している気体
は一回の処理が終ってドアーが開かれるまでは一切大気
中に放出されない低音運転での循環式完全クローズ構造
となっているから、従来のように溶剤ガスの大気中への
放出による環境汚染や作業環境の悪化、騒音公害等を心
配する必要は全くない。
【0062】また、一次水冷クーラーと冷凍機直冷クー
ラーは、乾燥室両側面壁に設けられた冷却ダクト内に上
下二段に配置されているから、従来の装置に比して、装
置全体が縦長構造とならずに小型化ができ、設置場所の
制限も緩和される。
【0063】また、乾燥室天井上部に配置の送風機は、
一次水冷クーラーと冷凍機直冷クーラーを順次に流れて
約10〜20℃位に冷却された気体を吸引する配置構造
となっているから、従来のような耐熱構造と防爆構造と
された大型送風機ではなく、常温構造の小型送風機でよ
いから、装置全体が縦長大型化することなく、小型化で
きるばかりか、消費電力も少なくて済み経済性に優れ
る。
【0064】また、ゾール等の溶剤の回収は、一次水冷
クーラーと冷凍機直冷クーラーとの二段冷却による低温
回収であるので、従来の水道水を流通させるラジエータ
による水冷式に比し、極めて効率的にして、かつ従来比
50%アップの約95%という殆どの溶剤を回収し得
る。
【0065】また、乾燥室内の循環気体は蒸気噴出手段
による加熱と、冷凍機ヒートポンプヒーター並びに蒸気
主ヒーターによる加熱の二段加熱により得られるもので
あり、かつ完全なクローズ構造であるから、蒸気の消費
量を大きく抑えることができてエネルギーのロスがな
く、省エネ効果を有する。
【0066】また、一次水冷クーラーと冷凍機直冷クー
ラーが乾燥室側面壁の冷却ダクト内に配置されたことに
よりその分ヒーターダクトスペースが残るので、横長型
構造の冷凍機ヒートポンプヒーターと蒸気主ヒーターを
使用でき、気体の通る距離が長くなるので、熱交換効率
を高めることができる。
【0067】また、請求項2の発明によれば、従来のボ
ックスタイプに比し、10倍以上作業性が早く、極めて
作業性に優れる。
【0068】請求項3の発明によれば、揺れ運動が付与
されて気体の流れ方向が良好とされた状態下において、
蒸気噴出手段により噴出された生蒸気によって皺伸ばし
と溶剤のおし出しがなされるものであるから、小皺等が
短時間で伸ばされて復原に非常に効果がよく、また、溶
剤が早期におし出されて回収乾燥の効率が向上する。
【0069】請求項6の発明によれば、万が一乾燥室内
の圧力が異常に上昇しても、防爆蓋の浮き上がりによっ
て圧力が抜かれるので、乾燥室の爆発は防止され、危険
性がなく安全性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗濯物の乾燥仕上げ装置の一例で
の一部省略の概略平面図である。
【図2】図1の概略正面図である。
【図3】図1の概略側面図である。
【図4】一部省略の概略背面図である。
【図5】一部を省略し、かつ断面して示す正面図であ
る。
【図6】一部を省略し、かつ断面して示す側面図であ
る。
【図7】本発明装置の加熱及び冷却回路図である。
【図8】一部を省略し、かつ断面して示す自動搬送手段
の乾燥室内における配置図である。
【図9】コンベアチェーンの部分的側面図である。
【図10】チェーンガイドとチェーン駒及びフック部材
との関係を示す縦断面図である。
【図11】乾燥室内における左右側面壁の上部にそれぞ
れ配置の蒸気噴出手段を示す縦断面図である。
【図12】図11の一部省略の側面図である。
【図13】乾燥室内における床面壁中央部上面に配置の
蒸気噴出手段を示す縦断面図である。
【図14】図13における反射板を示す一部省略の底面
図である。
【図15】乾燥室内における天井壁中央部位に配置の蒸
気噴出手段等を示す縦断面図である。
【図16】フィンの一部を省略して示す冷凍機ヒートポ
ンプヒーターの側面図である。
【図17】図16の背面図である。
【図18】フィン及び蒸気パイプの一部を省略して示す
蒸気主ヒーターの側面図である。
【図19】図18の一部省略での背面図である。
【図20】フィンの一部を省略して示す一次水冷クーラ
ーの側面図である。
【図21】図20の背面図である。
【図22】フィンの一部を省略して示す冷凍機直冷クー
ラーの側面図である。
【図23】図22の背面図である。
【図24】気体吹出し口における拡散板の取着状態を示
す平面図である。
【図25】吹出し口ダクトの部分を示す平面図である。
【図26】図25の縦断面図である。
【図27】図26の一部拡大図である。
【図28】冷却ダクト内における溶剤回収部を示す縦断
面図である。
【図29】水分離器の平面図である。
【図30】図29の側面図である。
【図31】図30の縦断面図である。
【図32】図1における吸気ダンパー部分の拡大平面図
である。
【図33】図1におけるヒーターダクトの排気ダンパー
部分の拡大平面図である。
【図34】図33の縦断面図である。
【図35】一部省略でのシェイキング装置の平面図であ
る。
【図36】図35における部分的端面図である。
【図37】図35におけるシェイキング手段を構成する
四角パイプ軸とシェイキング板との取着状態を示す縦断
面図である。
【図38】図35における軸受と四角パイプ軸との関係
を示す縦断面図である。
【図39】図35における各軸受と四角パイプ軸との関
係を示す一部省略の縦断面図である。
【図40】図35における四角パイプ軸と丸パイプ軸と
の関係を示す端面図である。
【図41】図40における一部省略の縦断面図である。
【図42】シェイキング板の可動説明図である。
【図43】一部を省略し、かつ断面して示すシェイキン
グ板における係合溝とハンガーのフック首部との係合状
態の説明図である。
【図44】図43の縦断面図である。
【符号の説明】
10 乾燥室 11 天井壁 12、13 側面壁 14 背面壁 15 床面壁 16 上縁部 18 台板 19 開口部 20 開閉ドアー 25 駆動手段 26 洗濯物 27 自動搬送手段 40 蒸気噴出手段 55 ボイラー 71 ヒーターダクト 72 排気口 73、74 連結部 75 冷凍機ヒートポンプヒーター 76 蒸気主ヒーター 91 冷却ダクト 92 連結部 93 ケーシング連結部 94 底部 95 一次水冷クーラー 96 冷凍機直冷クーラー 97、98、99 気体流通路 114 クーリングタワー 118 コンデンシングユニット 140 ケーシング 141 送風機 142 モータ 143 吹出し口 146 吹出し口ダクト 147 ダクトホース接続口 148 開口部 149 ピン 150 防爆蓋 151、152 ダクトホース 153 気体吸込み口 155 吸込み口ダクト 156、157 接続口 158 ダクトホース 159 溶剤回収部 160 凹溝 161 邪魔板 163 水分離器 187 吸気ダンパー 189 排気ダンパー 191 シェイキング装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−156096(JP,A) 実開 昭63−179992(JP,U) 特公 平3−34758(JP,B2) 特許2975352(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 43/08 D06F 58/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉ドアー(20)を有する乾燥室(1
    0)内に、複数の蒸気噴出手段(40)が配設されて、
    これら蒸気噴出手段(40)より噴出の加熱蒸気によっ
    て、前記乾燥室(10)内に吊り下げられた洗濯物(2
    6)の皺伸ばしとゾール等の溶剤のおし出しがなされ、 前記乾燥室(10)の天井壁(11)上にして、かつ内
    部に冷凍機ヒートポンプヒーター(75)と蒸気主ヒー
    ター(76)を有するヒーターダクト(71)と、前記
    乾燥室(10)の側面壁外側面にして、かつ内部に一次
    水冷クーラー(95)と冷凍機直冷クーラー(96)を
    有する冷却ダクト(91)とが、内部に送風機(14
    1)を有する連通のケーシング(140)で接続され、
    前記冷却ダクト(91)の前記送風機(141)と反対
    側に、前記乾燥室下部に吸込み口(153)を有する吸
    込み口ダクト(155)が接続されて、前記送風機(1
    41)の駆動により前記吸込み口(153)、吸込み口
    ダクト(155)より吸引される気体が前記冷却ダクト
    (91)内で前記一次水冷クーラー(95)、前記冷凍
    機直冷クーラー(96)の順に通って気体中の溶剤が溶
    剤回収部(159)で回収されるとともに、前記送風機
    (141)に至り、かつ前記冷凍機ヒートポンプヒータ
    ー(75)、蒸気主ヒーター(76)の順に通って加熱
    され、前記吹出し口ダクト(146)を通って前記吹出
    し口(143)から前記乾燥室(10)内に吹き出され
    て循環し、 前記ヒーターダクト(71)の前記連通のケーシング
    (140)と反対側に、前記乾燥室(10)の天井部の
    吹出し口(143)を有する吹出し口ダクト(146)
    が接続されて、この接続部分と、前記冷却ダクト(9
    1)の前記連通のケーシング(140)と反対側で前記
    吸込み口ダクト(155)の接続される部分とが、気体
    流通路で接続されるとともに、該気体流通路を開閉する
    吸気ダンパー(187)が設けられて、該吸気ダンパー
    (187)による前記気体流通路の閉塞により前記ヒー
    ターダクト(71)内の通流気体が前記吹出し口(14
    3)から吹き出され、 前記ヒーターダクト(71)内の冷凍機ヒートポンプヒ
    ーター(75)、蒸気主ヒーター(76)より前記連通
    のケーシング(140)側に排気口(72)が設けら
    れ、該排気口(72)の前記冷凍機ヒートポンプヒータ
    ー(75)側に枢支され、前記排気口(72)と前記ヒ
    ーターダクト(71)を交互に開閉可能とする排気ダン
    パー(189)が設けられて、該排気ダンパー(18
    9)により前記排気口(72)が開放されるとともに、
    前記ヒーターダクト(71)内のヒーター側への気体流
    通路が閉塞され、前記吸気ダンパー(187)により前
    記気体流通路が開放されて、前記乾燥室(10)内の気
    体は上下部から吸引され、かつ前記各ダクトを通って前
    記排気口(72)より外部に排気される構成を特徴とす
    る洗濯物の乾燥仕上げ装置。
  2. 【請求項2】 開閉ドアー(20)を有し、かつハンガ
    ー(39)を介して吊り下げられた洗濯物(26)が自
    動搬出入される洗濯物自動搬送手段(27)が組み付け
    られた乾燥室(10)内に、複数の蒸気噴出手段(4
    0)が配設されて、これら蒸気噴出手段(40)より噴
    出の加熱蒸気によって、前記乾燥室(10)内に自動搬
    入されて吊り下げられた洗濯物(26)の皺伸ばしとゾ
    ール等の溶剤のおし出しがなされ、 前記乾燥室(10)の天井壁(11)上にして、かつ内
    部に冷凍機ヒートポンプヒーター(75)と蒸気主ヒー
    ター(76)を有するヒーターダクト(71)と、前記
    乾燥室(10)の側面壁外側面にして、かつ内部に一次
    水冷クーラー(95)と冷凍機直冷クーラー(96)を
    有する冷却ダクト(91)とが、内部に送風機(14
    1)を有する連通のケーシング(140)で接続され、
    前記冷却ダクト(91)の前記送風機(141)と反対
    側に、前記乾燥室下部に吸込み口(153)を有する吸
    込み口ダクト(155)が接続されて、前記送風機(1
    41)の駆動により前記吸込み口(153)、吸込み口
    ダクト(155)より吸引される気体が前記冷却ダクト
    (91)内で前記一次水冷クーラー(95)、前記冷凍
    機直冷クーラー(96)の順に通って気体中の溶剤が溶
    剤回収部(159)で回収されるとともに、前記送風機
    (141)に至り、かつ前記冷凍機ヒートポンプヒータ
    ー(75)、蒸気主ヒーター(76)の順に通って加熱
    され、前記吹出し口ダクト(146)を通って前記吹出
    し口(143)から前記乾燥室(10)内に吹き出され
    て循環し、 前記ヒーターダクト(71)の前記連通のケーシング
    (140)と反対側に、前記乾燥室(10)の天井部の
    吹出し口(143)を有する吹出し口ダクト(146)
    が接続されて、この接続部分と、前記冷却ダクト(9
    1)の前記連通のケーシング(140)と反対側で前記
    吸込み口ダクト(155)の接続される部分とが、気体
    流通路で接続されるとともに、該気体流通路を開閉する
    吸気ダンパー(187)が設けられて、該吸気ダンパー
    (187)による前記気体流通路の閉塞により前記ヒー
    ターダクト(71)内の通流気体が前記吹出し口(14
    3)から吹き出され、 前記ヒーターダクト(71)内の冷凍機ヒートポンプヒ
    ーター(75)、蒸気主ヒーター(76)より前記連通
    のケーシング(140)側に排気口(72)が設けら
    れ、該排気口(72)の前記冷凍機ヒートポンプヒータ
    ー(75)側に枢支され、前記排気口(72)と前記ヒ
    ーターダクト(71)を交互に開閉可能とする排気ダン
    パー(189)が設けられて、該排気ダンパー(18
    9)により前記排気口(72)が開放されるとともに、
    前記ヒーターダクト(71)内のヒーター側への気体流
    通路が閉塞され、前記吸気ダンパー(187)により前
    記気体流通路が開放されて、前記乾燥室(10)内の気
    体は上下部から吸引され、かつ前記各ダクトを通って前
    記排気口(72)より外部に排気される構成を特徴とす
    る洗濯物の乾燥仕上げ装置。
  3. 【請求項3】 開閉ドアー(20)を有し、かつハンガ
    ー(39)を介して吊り下げられた洗濯物(26)が自
    動搬出入される洗濯物自動搬送手段(27)及び洗濯物
    (26)に揺れ運動を与えるシェイキング装置(19
    1)が組み付けられた乾燥室(10)内に、複数の蒸気
    噴出手段(40)が配設されて、これら蒸気噴出手段
    (40)より噴出の加熱蒸気によって、前記乾燥室(1
    0)内に自動搬入されて吊り下げられ、かつ前記シェイ
    キング装置(191)の駆動により揺れ運動が与えられ
    ている洗濯物(26)の皺伸ばしとゾール等の溶剤のお
    し出しがなされ、 前記乾燥室(10)の天井壁(11)上にして、かつ内
    部に冷凍機ヒートポンプヒーター(75)と蒸気主ヒー
    ター(76)を有するヒーターダクト(71)と、前記
    乾燥室(10)の側面壁外側面にして、かつ内部に一次
    水冷クーラー(95)と冷凍機直冷クーラー(96)を
    有する冷却ダクト(91)とが、内部に送風機(14
    1)を有する連通のケーシング(140)で接続され、
    前記冷却ダクト(91)の前記送風機(141)と反対
    側に、前記乾燥室下部に吸込み口(153)を有する吸
    込み口ダクト(155)が接続されて、前記送風機(1
    41)の駆動により前記吸込み口(153)、吸込み口
    ダクト(155)より吸引される気体が前記冷却ダクト
    (91)内で前記一次水冷クーラー(95)、前記冷凍
    機直冷クーラー(96)の順に通って気体中の溶剤が溶
    剤回収部(159)で回収されるとともに、前記送風機
    (141)に至り、かつ前記冷凍機ヒートポンプヒータ
    ー(75)、蒸気主ヒーター(76)の順に通って加熱
    され、前記吹出し口ダクト(146)を通って前記吹出
    し口(143)から前記乾燥室(10)内に吹き出され
    て循環し、 前記ヒーターダクト(71)の前記連通のケーシング
    (140)と反対側に、前記乾燥室(10)の天井部の
    吹出し口(143)を有する吹出し口ダクト(146)
    が接続されて、この接続部分と、前記冷却ダクト(9
    1)の前記連通のケーシング(140)と反対側で前記
    吸込み口ダクト(155)の接続される部分とが、気体
    流通路で接続されるとともに、該気体流通路を開閉する
    吸気ダンパー(187)が設けられて、該吸気ダンパー
    (187)による前記気体流通路の閉塞により前記ヒー
    ターダクト(71)内の通流気体が前記吹出し口(14
    3)から吹き出され、 前記ヒーターダクト(71)内の冷凍機ヒートポンプヒ
    ーター(75)、蒸気主ヒーター(76)より前記連通
    のケーシング(140)側に排気口(72)が設けら
    れ、該排気口(72)の前記冷凍機ヒートポンプヒータ
    ー(75)側に枢支され、前記排気口(72)と前記ヒ
    ーターダクト(71)を交互に開閉可能とする排気ダン
    パー(189)が設けられて、該排気ダンパー(18
    9)により前記排気口(72)が開放されるとともに、
    前記ヒーターダクト(71)内のヒーター側への気体流
    通路が閉塞され、前記吸気ダンパー(187)により前
    記気体流通路が開放されて、前記乾燥室(10)内の気
    体は上下部から吸引され、かつ前記各ダクトを通って前
    記排気口(72)より外部に排気される構成を特徴とす
    る洗濯物の乾燥仕上げ装置。
  4. 【請求項4】 開閉ドアー(20)を有し、かつハンガ
    ー(39)を介して吊り下げられた洗濯物(26)が自
    動搬出入される洗濯物自動搬送手段(27)及び洗濯物
    (26)に揺れ運動を与えるシェイキング装置(19
    1)が組み付けられた乾燥室(10)内に、複数の蒸気
    噴出手段(40)が配設されて、これら蒸気噴出手段
    (40)より噴出の加熱蒸気によって、前記乾燥室(1
    0)内に自動搬入されて吊り下げられ、かつ前記シェイ
    キング装置(191)の駆動により揺れ運動が与えられ
    ている洗濯物(26)の皺伸ばしとゾール等の溶剤のお
    し出しがなされ、 前記乾燥室(10)の天井壁(11)上にして、かつ内
    部に冷凍機ヒートポンプヒーター(75)と蒸気主ヒー
    ター(76)を有するヒーターダクト(71)と、前記
    乾燥室(10)の側面壁外側面にして、かつ内部に一次
    水冷クーラー(95)と冷凍機直冷クーラー(96)を
    有する冷却ダクト(91)とが、内部に送風機(14
    1)を有する連通のケーシング(140)で接続され、
    前記冷却ダクト(91)の前記送風機(141)と反対
    側に、前記乾燥室下部に吸込み口(153)を有する吸
    込み口ダクト(155)が接続されて、前記送風機(1
    41)の駆動により前記吸込み口(153)、吸込み口
    ダクト(155)より吸引される気体が前記冷却ダクト
    (91)内で前記一次水冷クーラー(95)、前記冷凍
    機直冷クーラー(96)の順に通って気体中の溶剤が溶
    剤回収部(159)で回収されるとともに、前記送風機
    (141)に至り、かつ前記冷凍機ヒートポンプヒータ
    ー(75)、蒸気主ヒーター(76)の順に通って加熱
    され、前記吹出し口ダクト(146)を通って前記吹出
    し口(143)から前記乾燥室(10)内に吹き出され
    て循環し、 前記溶剤回収部(159)で回収された溶剤は、前記乾
    燥室(10)の外側壁に付設された水分離器(163)
    に導入されて、この水分離器(163)で水とに分離さ
    れ、 前記ヒーターダクト(71)の前記連通のケーシング
    (140)と反対側に、前記乾燥室(10)の天井部の
    吹出し口(143)を有する吹出し口ダクト(146)
    が接続されて、この接続部分と、前記冷却ダクト(9
    1)の前記連通のケーシング(140)と反対側で前記
    吸込み口ダクト(155)の接続される部分とが、気体
    流通路で接続されるとともに、該気体流通路を開閉する
    吸気ダンパー(187)が設けられて、該吸気ダンパー
    (187)による前記気体流通路の閉塞により前記ヒー
    ターダクト(71)内の通流気体が前記吹出し口(14
    3)から吹き出され、 前記ヒーターダクト(71)内の冷凍機ヒートポンプヒ
    ーター(75)、蒸気主ヒーター(76)より前記連通
    のケーシング(140)側に排気口(72)が設けら
    れ、該排気口(72)の前記冷凍機ヒートポンプヒータ
    ー(75)側に枢支され、前記排気口(72)と前記ヒ
    ーターダクト(71)を交互に開閉可能とする排気ダン
    パー(189)が設けられて、該排気ダンパー(18
    9)により前記排気口(72)が開放されるとともに、
    前記ヒーターダクト(71)内のヒーター側への気体流
    通路が閉塞され、前記吸気ダンパー(187)により前
    記気体流通路が開放されて、前記乾燥室(10)内の気
    体は上下部から吸引され、かつ前記各ダクトを通って前
    記排気口(72)より外部に排気される構成を特徴とす
    る洗濯物の乾燥仕上げ装置。
  5. 【請求項5】 前記ヒーターダクト(71)、該ヒータ
    ーダクト(71)内の前記冷凍機ヒートポンプヒーター
    (75)及び蒸気主ヒーター(76)、前記ヒーターダ
    クト(71)と連通の前記ケーシング(140)内の前
    記送風機(141)、前記冷却ダクト(91)及び該冷
    却ダクト(91)内の前記一次水冷クーラー(95)と
    前記冷凍機直冷クーラー(96)、前記冷却ダクト(9
    1)内の溶剤回収部(159)、前記ヒーターダクト
    (71)の排気口(72)、吸気ダンパー(187)及
    び排気ダンパー(189)がそれぞれ二系統配置にし
    て、かつ一系統は逆配置とされた構成を特徴とする請求
    項1から4のいずれか1項の洗濯物の乾燥仕上げ装置。
  6. 【請求項6】 前記吹出し口ダクト(146)の上面
    に、前記乾燥室天井部の吹出し口(143)に対応した
    開口部(148)が設けられ、該開口部(148)の周
    囲に立設されたピン(149)に開口部(148)を完
    全に閉塞する防爆蓋(150)が上下動可能として挿着
    され、前記乾燥室(10)内の圧力が、前記防爆蓋(1
    50)の重さ以上の圧力に異常上昇した場合には浮き上
    がって前記乾燥室(10)内の圧力が正常に保持される
    構成を特徴とする請求項1から5のいずれか1項の洗濯
    物の乾燥仕上げ装置。
  7. 【請求項7】 前記冷却ダクト(91)内における前記
    一次水冷クーラー(95)と前記冷凍機直冷クーラー
    (96)が上下二段で配置されている構成を特徴とする
    請求項1から6のいずれか1項の洗濯物の乾燥仕上げ装
    置。
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