JPH0531607B2 - - Google Patents

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JPH0531607B2
JPH0531607B2 JP59245850A JP24585084A JPH0531607B2 JP H0531607 B2 JPH0531607 B2 JP H0531607B2 JP 59245850 A JP59245850 A JP 59245850A JP 24585084 A JP24585084 A JP 24585084A JP H0531607 B2 JPH0531607 B2 JP H0531607B2
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JP
Japan
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tip
soil discharge
discharge type
type drill
drill
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JP59245850A
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JPS60219320A (ja
Inventor
Jurian Baasutoraaten Arekisandaa
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FUANDETSUKUSU NV
Original Assignee
FUANDETSUKUSU NV
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Publication date
Application filed by FUANDETSUKUSU NV filed Critical FUANDETSUKUSU NV
Publication of JPS60219320A publication Critical patent/JPS60219320A/ja
Publication of JPH0531607B2 publication Critical patent/JPH0531607B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B7/00Special methods or apparatus for drilling
    • E21B7/26Drilling without earth removal, e.g. with self-propelled burrowing devices
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D5/00Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
    • E02D5/22Piles
    • E02D5/62Compacting the soil at the footing or in or along a casing by forcing cement or like material through tubes
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B10/00Drill bits
    • E21B10/44Bits with helical conveying portion, e.g. screw type bits; Augers with leading portion or with detachable parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Geology (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドリル・パイプと、このドリル・パイ
プの最下端にあるほぼ円筒形の部分と、この円筒
形部分に連結してある円錐形先端と、少なくとも
1つのらせん状のリブとを包含し、このらせん状
リブが前記先端から立上がり、下方に延びる外側
面を有する部分と、この部分の端に連結し、前記
円筒形部分から立上がり、外方に延びる頂側面を
有する部分とを包含する土壌排出式ドリルに関す
る。
このような土壌排出式ドリルは地中にコンクリ
ート・パイルを無振動製作するのに使用される。
らせん状リブが存在することにより、土壌排出式
ドリルは回転しながら地中に侵入し、それによつ
て、土壌が押しのけられ、孔のまわりに付き固め
られる。
この場合、らせん状リブは堀削部材としては作
用せず、岩石のような非常に固い物質に穿孔する
にはこの土壌排出式ドリルは不向きである。堀削
穿孔はその先端に1つまたはそれ以上の堀削部材
を設けてあるので、それで行なうことができる。
これらの堀削部材は土壌を削り出し、それをたと
えば穿孔パイプを通して排出する。
この形式の土壌排出式ドリルは本出願人のドイ
ツ国実用新案G79 23 174.9で公知となつている。
このドイツ国実用新案による土壌排出式ドリル
は、単一の螺旋状リブを包含する。このらせん状
部分の先端に面する側面はドリルの軸線に対して
直角となつている。この先端に面した側面は、斜
面の変化や中断なしに、らせん状リブ部分の円筒
形部分に位置する先端向き側面につながつてい
る。
さらに、単一のらせん状リブの連続した捲回部
は少なくとも先端で側部を連結している。この先
端において、らせん状リブから1つの捲回部の先
に面した側面は、先端に近い捲回部の、ドリルの
軸線とほぼ平行に位置する外側面に直結してい
る。
この公知の土壌排出式ドリルを地中に侵入させ
るとき速度は比較的遅く、しかもかなりの動力を
必要とする。
この原因の1つは、おそらく、土壌粒子がもつ
ぱりらせん状リブをたどつて先端から上方に移動
するときにらせん状リブの先端に面する側面に沿
つて移動しなければならないからである。これら
の土壌粒子が先端からの限られた上方移動のため
の長い経路を完全に覆わなければならないことは
明らかである。この公知のドリルでは、土壌は先
端によつてほとんど側方に押しのかれると思われ
る。円筒形部分に位置するらせん状リブの刃状部
分は、ドリルの軸線と平行な方向に沿つて、すな
わち、垂直方向に沿つて、既に側方に突き固めら
れており土壌粒子の移動を実際に生じさせるが、
水平方向に移動させられた土壌粒子は垂直方向に
移動させられる前にほぼ一回転の半分にわたつて
待機しなければならないことが多い。
本発明の目的は、前記公知土壌排出式ドリルよ
りも容易かつ迅速に土壌に侵入する土壌排出式ド
リルを提供することにある。
この目的のために、本発明の土壌排出式ドリル
は、少なくとも2つのらせん状リブを包含し、こ
れらのリブがせいぜいその端を前記先端において
相互に結合しており、残りのリブ部分がその全長
にわたつて互いに隔たつて位置しており、前記ら
せん状リブの各々の先端から立上がる前記部分の
内側面が前記先端の外側面に対して下側に向いて
90度マイナス前記先端の頂角の半分より小さい角
をなしており、前記らせん状リブの各々の円筒形
部分から立上がつている部分がその同じらせん状
リブの前端から立上がつている部分の外側面にそ
の下部付近で連結していることを特徴とする。
上述の構造上の変更により、驚くべきことに、
土壌排出式ドリルは前述の公知土壌排出式ドリル
の速度の2倍の速度で著しく急速に土壌に侵入し
た。
本発明の或る特別の実施例では、土壌排出式ド
リルは先端の周方向に均等間隔で配置された3つ
のらせん状リブを包含する。
本発明の注目すべき実施例では、円錐形の先端
の頂角が85度から95度にある。
前記公知の土壌排出式ドリルでは、頂角は必ず
53度から57度になければならない。
本発明の有用な実施例では、各らせん状リブの
円筒形部分に位置する部分の上側面はこの円筒形
部分の外側面と85度から95度の角をなす。
本発明の或る特定の実施例によれば、土壌排出
式ドリルは互いに分離できる2つの部分、すなわ
ち、ドリル・パイプを含む1つの部分と、らせん
状リブ部分を設けた先端を含むヘツドとからな
る。
円筒形部分はドリル・パイプと共に1つのユニ
ツトを形成してもよいが、好ましくは、ヘツドの
一部となつているとよい。このヘツドは完全なら
せん状リブを備え、中空であつて、ドリル・パイ
プがその最下端を円筒形部分に突入できるように
してある。
前記ヘツドはそのまま販売でき、本発明はこの
ようなヘツドにも関わる。
本発明の別の注目すべき実施例では、土壌排出
式ドリルはその内側に、硬化性液状物質を供給す
るための管路を包含し、この管路は先端が位置す
るドリル端で外方に開口している。
変形例では、前記管路は少なくとも1つの開口
を通してドリル・パイプの最下端の外側面に開口
している。
別の変形例において、前記管路は少なくとも1
つの開口を通して先端で開口している。
本発明は、さらに、地中にパイプを製作する方
法にも関わり、この方法では、硬化性物質を供給
する管路を備えた土壌排出式ドリルを使用し、こ
の管路を通して硬化性液状物質を圧送し、地中に
残つた先端上方に穿孔した孔を通してコンクリー
トを注入する。
硬化性物質はドリル・パイプに注入するコンク
リートの硬化後に注入してもよい。好ましくは、
この硬化性物質が地中に土壌排出式ドリルを侵入
させ終つた時点で注入する。
すべての実施例で、硬化性物質は土壌排出式ド
リルの最下方部分まわりにおいて土壌と混ざり、
硬化後に形成されたパイプの負荷能力を高める。
硬化性物質の管路がその先端付近で開口している
土壌排出式ドリルを使用する場合、前記硬化性物
質は先端まわりで土壌粒子を混ざり、硬化後にコ
ンクリート・パイルの補強脚部を形成する。
本発明は、また、上述実施例の1つに記載した
方法に従つて得たパイルにも関わる。
本発明の他の詳細および利点は、本発明によ
る、土壌排出式ドリル、それで使用する排出ヘツ
ド、パイプを製作する方法、それで製作したパイ
プの以下の説明から理解できよう。この説明は例
示にすぎず、発明を限定するものではない。
種々の図面において、同じ参照符号は同じ構成
要素を示す。
第1図ないし第3図に示す土壌排出式ドリル
は、本質的に、丸い鋼製のドリル・パイプ1と、
全体的に参照符号2で示す中空の鋳鉄ヘツドとか
らなる。
ヘツド2は、最上方の円筒形部分3と、この円
筒形部分に連結した円錐形の先端4と、この先端
4の刃ビツト6を持つ先に連結した円筒形先端部
分5と、3つのらせん状リブ7,8とによつて形
成される。
第2図にαで示す先端4の頂角は85度から95度
であり、好ましくは、第2図ないし第3図に示す
ように90度である。
各らせん状リブ7,8は先端4から立上がる部
分7と、この部分7に連結しており、円筒形部分
3から立上がる部分8とからなる。これらのリブ
7,8は一定幅の刃によつて形成されており、た
だし部分7が部分8に連結しているところは幅が
異なつている。しかしながら、らせん状リブ部分
7は部分8と異なる方向に向いている。
各らせん状リブ部分7の先端とは反対側の側
面、すなわち、外向きの側面は先端4の外側面と
外側角をなす。この外側角は少なくとも175度マ
イナス先端4の頂角αの半分であり、第2図にβ
で示してある。これは、この部分7の外側面が土
壌排出式ドリルの軸線から下方にそれほど移動せ
ず、前記軸線に向つて延びるか、あるいは、それ
に対してほぼ平行に延びなければならないことを
意味する。こうすることによつて、ヘツドの土壌
侵入およびこのヘツドによる土壌粒子の側方への
突き固めが一層容易になる。しかしながら、部分
7の外側面は軸線に向つて大きすぎるほど下方に
延びることはあり得ず、前記角βは好ましくは
175度−α/2から185度−α/2であり、さらに
は、第1図から第3図に示すように180度−α/
2にほぼ等しい。
部分7の他方の側面、すなわち、先端に向いた
内側面は先端4の外側面と角γをなし、この角γ
は90度プラス先端の頂角αの半分であり、土壌粒
子の上方への排出を容易にする。これは、ドリル
の軸線の垂直位置、すなわち、穿孔時の正規の位
置で、内側面は先端4から多少とも下方に延びな
ければならない。この内側面は、したがつて、ド
リル軸線に対してほぼ平行であつてよく、好まし
くは、先端4の外側面と角γをなす。第1図から
第3図に示すように、この角γは頂角αの半分か
らこの半分プラス10度の範囲にある。
実際に、これは、各らせん状リブ7,8の部分
7は先端4の軸線と平行に向き、したがつて完全
なドリルとなつている刃であるが、その厚みは幾
分先端4に向つて大きくなつている。この後者の
特徴は鋳造の点で望ましく、刃が先端4からから
離れて分離する危険なしに刃の材料を少なくする
ことができる。
3つのらせん状リブ7,8の部分7はその先を
刃ビツト6の上方で円筒形先端部分5につながつ
ている。先端から見て、これらの部分7は扇形と
なつており、第1図でよくわかるように、先端4
の外側面上に等間隔で配置してある。各部分7
は、円筒形先端部分5とヘツドの円筒形部分3の
間で先端4の軸線まわりの周長の半分より小さい
距離にわたつて延びている。隣合つた部分7はそ
の全長にわたつて互いに比較的幅広い間隔で隔た
つており、この間隔は円筒形部分3に向つて先端
部分5から急激に大きくなる。
円筒形部分3の側で、各部分7の外側面は円筒
形部分3の外側面において突起9の外側面に滑ら
かにつながる。
らせん状リブの、前記円筒形部分3から立上が
る部分8は円筒形部分3に対して半径方向に測つ
て一定幅の刃となつている。ただし、部分7への
連結部分は除く。
各部分8は小さなピツチでらせん状に延びてお
り、そのピツチはヘツド2の軸線周りの周長の4
分の1よりも幾分大きい距離である。各部分8の
先端に向いた側面、すなわち、下側面は円筒形部
分3の外側面と角δをなしており、この角δはせ
いぜい95度、好ましくは、第1図ないし第4図に
示すように約90度である。各部分8の上側面は円
筒形部分3の外側面と85度ないし95度の角εをな
し、この角εは好ましくはほぼ90度である。らせ
ん状リブ8は、その全長にわたつて、ほぼ一定の
厚さを有する。土壌排出式ドリルを地中に垂直に
侵入させたとき、したがつて、前記部分8は円筒
形部分3に対して半径方向に沿つて水平方向に延
びる。前記円筒形部分3が比較的低いので、らせ
ん状リブの長さ方向に沿つて考えたときに、各部
分8の傾斜は比較的小さい。
部分8は対応するらせん状リブ7,8の部分7
に端を連結してある。一層詳しく言えば、前記部
分7の前記突起9につながる最上端の外側面の底
に連結してある。部分8の最外方縁は対応する部
分7の最下方縁と滑らかにつながる。移行位置に
おいて、部分8の幅は部分7から離れる方向に沿
つて大きくなり、すなわち、ゼロから正規の幅
(部分7の幅に等しい)まで大きくなる。
円筒形部分3の内径は穿孔パイプ1の外径より
幾分大きい。円筒形部分3の内側面には6つの駆
動突起10が設けてある。穿孔パイプ1の最下方
端が対応するくぼみ11を備えている。したがつ
て、穿孔パイプ1のその最下方端は駆動突起10
を通つて円筒形部分3に侵入し得る。
穿孔パイプ1はこうしてヘツド2に取外自在に
連結される。
土壌排出式ドリルは、最終的に、チユーブ12
を包含する。このチユーブ12はねじ山を外面に
設けた細い端によつて内ねじを設けた中空の円筒
形先端部分5に螺合する。説明を明瞭にするため
に、前記チユーブ12は第3図にもヘツド2のみ
を示す第4図にも示してない。
3つの開口13は前記中空先端部分5の壁を貫
いている。これらの開口13は、前記チユーブが
先端部分5に完全に螺合させたとき、チユーブ1
2の端の下方で中空先端部分5の内側面に開口す
る。これらの開口は先端4の頂角αの半分に等し
い角度で上方に延び、らせん状リブ7,8の部分
7の間で先端4のすぐ下に開く。チユーブ12お
よび開口13を通して、隣合つたらせん状リブ
7,8の間に硬化性液状セメントベース混合物を
注入することができる。
上述の土壌排出式ドリルで地中にパイルを作る
には次のような作業を行なう。
穿孔パイプ1は駆動突起10をくぼみ11内に
置いてヘツド2上に設置する。穿孔パイプ1を下
向きに圧力を加えながら回転させることによつ
て、土壌排出式ドリルはほぼ垂直に地中に駆動さ
れる。
土壌粒子は3つのらせん状リブ7,8の部分7
によつて側方水平方向に変位させられる。しかし
ながら、これらの土壌粒子はヘツド2上を上方に
移動することもできる。これは、水平方向変位に
よりヘツド2まわりの土壌が既に突き固めらてお
り、水平方向にそれ以上の突き固めができないと
いう場合に確実に生じる。回転ヘツド2上を上方
に移動する土壌粒子はらせん状リブ7,8の部分
7の外側面から同じらせん状リブ7,8の部分8
の上側面まで迅速に移動し、次に、垂直方向に前
記部分8によつて変位させられる。これらの土壌
粒子は、最終的に、土壌からの反作用圧力が最低
となる位置に、すなわち、地面の柔かい部分に到
達する。3つのらせん状リブ7,8の部分8の傾
斜が小さいので、高い変位力を土壌粒子に加え
る。
土壌排出式ドリルが必要な深さに到達した後、
穿孔パイプ1は外される。パイプ1を外す前にチ
ユーブ12を配置し、パイプ1を外した後、形成
した孔のチユーブ12の周りにコンクリートを注
入する。ヘツド2は地中の所定位置に留まる。
コンクリートの硬化後、チユーブ12を通して
硬化性液状セメントベース物質を圧送する。この
物質はヘツド2から開口13を通つて噴出し、こ
のヘツドまわりの土壌と混ざる。この物質は土壌
と一緒に硬化し、形成したパイルの負荷能力を高
め、その設置姿勢を安定させる。
土壌排出式ドリルで地面に穿孔しているときに
硬化性液状物質の圧送を開始することもできる。
開口13を通つて押し出される物質はらせん状リ
ブ7,8に沿つて運ばれ、土壌と混ざる。土壌排
出式ドリルのまわりには前記物質と混ざつた土壌
のライニングが形成される。この物質の硬化後、
このライニングはパイプに一層高い負荷能力を与
える。
一般に、穿孔パイプ1は形成しようとしている
パイルの軸として地中に残すのが好ましい。
この場合、もちろん、ヘツド2から穿孔パイプ
1を取外せるようにする必要はない。第5図から
第7図に示す土壌排出式ドリルの実施例に示すよ
うに、穿孔パイプ1をヘツド2に溶接してもよ
い。
第5,6図に示す土壌排出式ドリルの実施例
は、上述の実施例とは異なつており、穿孔パイプ
1はその下端がヘツド2の内側面に溶接してあ
り、実際には先端4に溶接してある。穿孔パイプ
1の外径は円筒形部分3の内径よりもかなり小さ
い。
土壌排出式ドリルは地中14に上述の方法で駆
動される。最後の5ないし6メートルにわたつ
て、管路16およびシール17を通してポンプ1
5によつてチユーブ12内に液状硬化性物質が圧
送される。シール17は固定管路16と穿孔パイ
プ1およびヘツド2と一緒に回転するチユーブ1
2との間の連結を確実にする。地中14により深
く穿孔するとき、穿孔パイプ1のまわりにはライ
ニング18が形成される。このライニング18は
土壌と硬化性物質の混合物で形成される。土壌排
出式ドリルが充分に深く地中に侵入したならば、
余分な硬化性物質をさらに圧送し、土壌と硬化性
物質の混合物によつてヘツド2のまわりに補強脚
部19が形成される。第7図に示すような土壌排
出式ドリルの実施例は、第5,6図に示す実施例
とは異なつており、チユーブ12の最下端が先端
4の下方に開く開口13を持たず、穿孔パイプ1
の最下端の外側面に円筒形部分3のレベルで設け
た半径方向のチヤンネル20を有する。
パイルを形成する方法は第5,6図に関連した
説明したと同様の方法である。当然、ヘツド2の
まわりには補強脚19は形成されず、穿孔パイプ
1のまわりにライニング18が形成されるだけで
ある。
本発明は上述の実施例に限定されるものではな
く、その範囲内で種々の変更、すなわち、本発明
を実施するのに使用されている構成要素の形状、
組成、配置、数に関する種々の変更を説明した実
施例に行なうことができる。
ヘツドは必ずしも3つのらせん状リブを包含す
る必要はない。このようなリブを2つ前記ヘツド
に設けて充分である。
ヘツドが穿孔パイプから外せるようになつてい
る実施例では、円筒形部分はヘツドの一部である
必要はない。らせん状リブが立上がるこの円筒形
部分は穿孔パイプと一体でもよい。
土壌排出式ドリルはまた液状硬化性物質を圧送
するためのチユーブを必ずしも持たなくてよい。
らせん状リブもプレート状である必要もない、
中実である必要もない。特に、先端から立上がる
部分は、たとえば、刃と、先端との間に底空間を
部分的に形成するプレートからなるものであつて
もよい。このプレートが前記部分の上述内側面を
形成する。
らせん状リブの先端から立上がる部分の前記内
側面は穿孔軸線にほぼ平行に向いている必要はな
い。この内側面が先端から離れる方向、すなわ
ち、外方で少なくとも幾分下方に向いているのが
重要である。この内側面が下向きとなつていて、
図示したようにドリル軸線に対してたとえばほぼ
平行となつている場合には、地中にヘツドを駆動
している最中には、前記下側面と先端との間に土
壌が存在し、この土壌が土壌粒子の側方移動をよ
り容易にするものと思われる。
円筒形部分が穿孔パイプから取外せるヘツドの
一部となつている穿孔パイプの実施例では、この
円筒形部分は、この部分の外側面にらせん状リブ
の一部が設けてあり、穿孔パイプがヘツドに突入
しなければならないので、少なくとも中空でなけ
ればならないが、他の実施例では、この部分が必
ずしも中空ではなく、ヘツドが中実であつてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による土壌排出式ドリルの底面
図である。第2図は第1図の−線に沿つた断
面図である。第3図は第1,2図に示す土壌排出
式ドリルを図示したドリル・チユーブ部分のみを
排出ヘツドから分離して示す斜視図である。第4
図は第3図の土壌排出式ドリルの別の斜視図であ
る。第5図は本発明による方法の実施中の本発明
による土壌排出式ドリルを示す概略図であり、第
1,2,3図に示す実施例と異なる土壌排出式ド
リルの別の実施例を示す図である。第6図は第5
図に示す土壌排出式ドリルの最下端を通る拡大垂
直断面図である。第7図は第6図と同様の垂直断
面図であるが、本発明の土壌排出式ドリルのまた
別の実施例を示す図である。 図面において、1……ドリル・パイプ、2……
ヘツド、3……円筒形部分、4……円錐形先端、
5……円筒形先端部分、6……刃ビツト、7,8
……らせん状リブ部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ドリル・パイプ1と、このドリル・パイプの
    最下端にあるほぼ円筒形の部分3と、この円筒形
    部分に連結してある円錐形先端4と、少なくとも
    1つのらせん状のリブ7,8とを包含し、このら
    せん状リブが前記先端から立上がり、下方に延び
    る外側面を有する部分7と、この部分7の端に連
    結し、前記円筒形部分3から立上がり、外方に延
    びる頂側面を有する部分8とを包含する土壌排出
    式ドリルにおいて、少なくとも2つのらせん状リ
    ブ7,8を包含し、これらのリブがせいぜいその
    端を前記先端において相互に結合しており、残り
    のリブ部分がその全長にわたつて互いに隔たつて
    位置しており、前記らせん状リブ7,8の各々の
    先端4から立上がる前記らせん状リブ7の内側面
    が前記先端4の外側面に対して下側に向いて前記
    先端の頂角αの半分だけ大きい90度より小さい角
    γをなしており、前記らせん状リブ7,8の各々
    の円筒形部分3から立上がつている部分8がその
    同じらせん状リブ7,8の前記先端4から立上が
    つている部分7の外側面にその下部付近で連結し
    ていることを特徴とする土壌排出式ドリル。 2 特許請求の範囲第1項記載の土壌排出式ドリ
    ルにおいて、前記らせん状リブ7,8を3つ包含
    し、これらのリブが先端4の周面にわたつて角度
    的に分布させられていることを特徴とする土壌排
    出式ドリル。 3 特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    土壌排出式ドリルにおいて、円錐系先端4の頂角
    αが85度から95度であることを特徴とする土壌排
    出式ドリル。 4 特許請求の範囲第3項記載の土壌排出式ドリ
    ルにおいて、円錐形先端4の頂角αが90度である
    ことを特徴とする土壌排出式ドリル。 5 特許請求の範囲第1項から第4項のうちいず
    れか1つの項に記載の土壌排出式ドリルにおい
    て、各らせん状リブ7,8の、先端4から立上が
    る部分7の最下方縁が同じらせん状リブ7,8
    の、円筒形部分3から立上がる部分8の最外方縁
    につながつていることを特徴とする土壌排出式ド
    リル。 6 特許請求の範囲第1項から第5項までのいず
    れか1つの項に記載の土壌排出式ドリルにおい
    て、各らせん状リブ7,8の、先端4から立上が
    る部分7の外側面が先端4からほぼ円筒形部分3
    まで前記先端4の外側面に対して外側角βをなし
    ており、この外側角が少なくとも175度マイナス
    先端4の頂角αの半分であることを特徴とする土
    壌排出式ドリル。 7 特許請求の範囲第6項記載の土壌排出式ドリ
    ルにおいて、らせん状リブ7,8の、先端4から
    立上がる部分7の外側面が、先端部4の外側面に
    対して外側角βをなし、この角βが175度マイナ
    ス先端4の頂角αの半分と185度マイナスこの頂
    角αの半分の間にあり、ドリル軸線に対して0度
    から5度の角をなす方向に向いていることを特徴
    とする土壌排出式ドリル。 8 特許請求の範囲第7項記載の土壌排出式ドリ
    ルにおいて、各らせん状リブ7,8の、先端4か
    ら立上がる部分7の外側面がその端を他方の部分
    8に連結し、前記円筒形部分3から立上がる突起
    9の外側面に滑らかにつながつていることを特徴
    とする土壌排出式ドリル。 9 特許請求の範囲第1項から第8項までのいず
    れか1つの項に記載の土壌排出式ドリルにおい
    て、先端の側面にある各らせん状リブ7,8の
    各々の、先端4から立上がる部分7の下側面が先
    端4の外側面に対して角γをなし、この角γが10
    度プラス先端4の頂角αの半分よりも小さいこと
    を特徴とする土壌排出式ドリル。 10 特許請求の範囲第8項または第9項に記載
    の土壌排出式ドリルにおいて、各らせん状リブ
    7,8の、先端4から立上がつている部分7が刃
    であることを特徴とする土壌排出式ドリル。 11 特許請求の範囲第1項から第10項でのい
    ずれか1つの項に記載の土壌排出式ドリルにおい
    て、先端4の先に円筒形先端部分5が連結してあ
    り、この先端部分の直径が先端4の最大直径より
    も著しく小さくなつており、らせん状リブ7,8
    がその端を前記先端部分5に連結してあることを
    特徴とする土壌排出式ドリル。 12 特許請求の範囲第11項記載の土壌排出式
    ドリルにおいて、前記円筒形先端部分5の端が刃
    付きビツト6となつていることを特徴とする土壌
    排出式ドリル。 13 特許請求の範囲第1項から第12までのい
    ずれか1つの項に記載の土壌排出式ドリルにおい
    て、各らせん状リブ7,8の円筒形部分3から立
    上がる部分8の下側面が前記円筒軽部分3の外側
    面に対してせいぜい95度の角αをなしていること
    を特徴とする土壌排出式ドリル。 14 特許請求の範囲第1項から第13までのい
    ずれか1つの項に記載の土壌排出式ドリルにおい
    て、各らせん状リブ7,8の、円筒形部分3から
    立上がる部分8の上側面が前記円筒形部分3の外
    側面に対して角εをなしており、この角εが85度
    から95度であることを特徴とする土壌排出式ドリ
    ル。 15 特許請求の範囲第13項または第14項に
    記載の土壌排出式ドリルにおいて、各らせん状リ
    ブ7,8の、円筒形部分3から立上がる部分8が
    刃となつていることを特徴とする土壌排出式ドリ
    ル。 16 特許請求の範囲第1項から第15項までの
    いずれか1つの項に記載の土壌排出式ドリルにお
    いて、互いに分離できる2つの部分、すなわち、
    穿孔パイプ1を包含する部分と、らせん状リブの
    部分7が設けられている先端4を包含するヘツド
    2とからなることを特徴とする土壌排出式ドリ
    ル。 17 特許請求の範囲第16項記載の土壌排出式
    ドリルにおいて、円筒形部分3がヘツド2の一部
    となつており、このヘツド2が完全ならせん状リ
    ブ7,8を揃えており、中空であり、穿孔パイプ
    19がその最下端を前記円筒形部分3に侵入させ
    得るようになつていることを特徴とする土壌排出
    式ドリル。 18 特許請求の範囲第17項記載の土壌排出式
    ドリルにおいて円筒形部分3が中空であり、その
    内部に駆動突起10を備えており、穿孔パイプ1
    の最下端がこの中空の円筒形部分3に嵌合してお
    り、前記駆動突起10に対応するくぼみ11備え
    ていることを特徴とする土壌排出式ドリル。 19 特許請求の範囲第1項から第17項までの
    いずれか1つの項に記載の土壌排出式ドリルにお
    いて、硬化性液状物質を供給するための管路12
    を内側に有し、この管路12が前記先端4が位置
    するドリル端で外部に開口していることを特徴と
    する土壌排出式ドリル。 20 特許請求の範囲第19項記載の土壌排出式
    ドリルにおいて、前記管路12が少なくとも1つ
    の開口20を通して前記穿孔パイプ1の最下端の
    外部に通じていることを特徴とする土壌排出式ド
    リル。 21 特許請求の範囲第20項記載の土壌排出式
    ドリルにおいて、前記円筒形部分3および先端4
    が中空であり、穿孔パイプ1がその最下端を前記
    中空円筒形部分3を貫いて中空先端4内に突入さ
    せており、また、その外径が前記円筒形部分の内
    径よりも著しく小さくなつており、前記管路12
    が少なくとも1つのチヤンネル20を通つて前記
    穿孔パイプ1の前記円筒形部分3の反対側の外側
    面に開口していることを特徴とする土壌排出式ド
    リル。 22 特許請求の範囲第19項記載の土壌排出式
    ドリルにおいて、管路12が先端にある少なくと
    も1つの開口13を通して開口していることを特
    徴とする土壌排出式ドリル。 23 特許請求の範囲第11項、第12項、第2
    2項のいずれか1つの項に記載の土壌排出式ドリ
    ルにおいて、前記管路12が前記円筒形先端部分
    5内に延びており、少なくとも1つの開口13を
    通して前記先端部分5の外側面に開口しているこ
    とを特徴とする土壌排出式ドリル。 24 地中にパイルを製作する方法であつて、ド
    リル・パイプ1と、このドリル・パイプの最下端
    にあるほぼ円筒形の部分3と、この円筒形部分に
    連結してある円錐形先端4と、少なくとも1つの
    らせん状のリブ7,8とを包含し、このらせん状
    リブが前記先端から立上がり、下方に延びる外側
    面を有する部分7と、この部分7の端に連結し、
    前記円筒形部分3から立上がり、外方に延びる頂
    側面を有する部分8とを包含する土壌排出式ドリ
    ルにおいて、少なくとも2つのらせん状リブ7,
    8を包含し、これらのリブがせいぜいその端を前
    記先端において相互に結合しており、残りのリブ
    部分がその全長にわたつて互いに隔たつて位置し
    ており、前記らせん状リブ7,8の各々の先端4
    から立上がる前記らせん状リブ7の内側面が前記
    先端4の外側面に対して下側に向いて前記先端の
    頂角αの半分だけ大きい90度より小さい角γをな
    しており、前記らせん状リブ7,8の各々の円筒
    形部分3から立上がつている部分8がその同じら
    せん状リブ7,8の前記先端4から立上がつてい
    る部分7の外側面にその下部付近で連結している
    こと、及び硬化性液状物質を供給するための管路
    12を内側に有し、この管路12が前記先端4が
    位置するドリル端で外部に開口していることを特
    徴とする土壌排出式ドリルを地中14に侵入さ
    せ、管路12を通して硬化性液状物質を圧送し、
    地中14に残つた先端4の上方に穿孔した開口を
    通してコンクリートを注入することを特徴とする
    方法。 25 特許請求の範囲第24項記載の方法におい
    て、管路12を通して硬化性液状物質を圧送し、
    先端4および円筒形部分3と共に地中14に残つ
    た穿孔パイプ1にコンクリートを充填することを
    特徴とする方法。 26 特許請求の範囲第25項記載の方法におい
    て、前記土壌排出式ドリルの地中14に侵入させ
    終つた時点で前記管路12を通して硬化性液状物
    質を圧送することを特徴とする方法。
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