JPH0523061U - デイジタル秤 - Google Patents

デイジタル秤

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JPH0523061U
JPH0523061U JP081835U JP8183591U JPH0523061U JP H0523061 U JPH0523061 U JP H0523061U JP 081835 U JP081835 U JP 081835U JP 8183591 U JP8183591 U JP 8183591U JP H0523061 U JPH0523061 U JP H0523061U
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weight
scale
excess
platform
article
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JP081835U
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昇 前角
宏明 森井
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Yamato Scale Co Ltd
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Yamato Scale Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準重量だけ物品を速やかに量る。 【構成】 表示部12が基準重量目盛30、第1目盛配列3
4、42、第2目盛配列38、44を有する。第1目盛配列3
4、42は第1単位重量に対応する第1不足目盛30、過量
目盛40を基準重量目盛30の両側に複数個配置し、外端の
第1不足目盛30、過量目盛40が基準重量と異なる第1不
足重量、過量重量に対応する。第2目盛配列38、44は第
2不足目盛36、過量目盛46を第 1目盛配列34、42と同列
に複数個配置し、第2不足目盛36、過量目盛46は、第1
単位重量より大きい第2単位重量に対応し、第1目盛と
異なる大きさである。この配列の一端の第2不足目盛3
6、過量目盛44が第1不足重量、過量重量より基準重量
から隔たった第2不足重量、過量重量に対応し、他端の
第2不足目盛36、過量目盛44が第2不足重量、過量重量
よりも基準重量から隔たった第3不足重量、過量重量に
対応する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディジタル秤に関し、特に計重した物品の重量の基準重量に対する 過不足を表示するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディジタル秤には、載台に載荷された物品の重量をディジタル表示する と共に、その載台上の物品の重量の予め定めた基準重量に対する過不足(オーバ ー及びアンダー)を表示するものがある。その過不足表示(オーバー・アンダー 表示)は、例えば基準重量に対応する目盛の両側にそれぞれ所定個数ずつ過不足 目盛を一列に配列し、各過不足目盛は、それぞれ予め定めた単位重量に対応する ようにされている。例えば単位重量を50gとし、不足側及び過量側にそれぞれ 10個の不足目盛を設けた場合、基準重量に対して±500gの過不足を表示す ることができ、基準重量を例えば20Kgとし、載台上に19、6Kgの物品が 載荷されている状態では、不足目盛の基準重量側から数えて第7番目乃至第10 番目の不足目盛が点灯し、載台上に20.1Kgの物品が載荷されている状態で は、全ての不足目盛が点灯すると共に、過量目盛の基準重量側から数えて第1及 び第2番目の目盛が点灯する。
【0003】 このような過不足表示を伴うディジタル秤は、物品を基準重量だけ量る場合に 使用され、例えば粉体や粒体を連続的に手動で載台上に載荷していき、予め定め た不足量に対応する不足側の目盛まで点灯した時点で載台上に供給していく物品 の量を減少させ、丁度基準重量に対応する重量だけ物品が載台上に供給されたと き物品の供給を停止することが行われている。なお、これとは逆に基準重量以上 の物品を予め載台上に載せておき、載台上から物品を取り除いていって、基準重 量に等しい物品を量るいわゆる残差計量の場合には、過量目盛が利用される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、このようなディジタル表示秤では、過不足目盛1個当たりに割り当て られている単位重量が全て同じ値であるので、上記のように載台に載荷する物品 の重量を変化させるのは、どの不足目盛が点灯した時点であるかを認識しにくい という問題点があった。
【0005】 また、例えば上記のように単位重量が50g、基準重量が20Kgの場合に、 供給重量の切換を19Kgで行おうとすると、少なくとも不足目盛だけで20個 も必要であり、ディジタル秤に占める不足目盛のスペースが大きくなるという問 題点があった。この問題点は、例えば不足目盛1個当たりの単位重量を大きくす ると改善されるが、これでは基準重量の近傍まで物品が供給された際、いつ頃に 基準重量の物品が供給されるかの予測がつきにくいという問題点が新たに発生す る。
【0006】 さらに、基準重量に対してどの程度の重量だけ物品が供給された場合に、供給 量を変化させるかは、作業者の能力や、この作業に対する習熟度に応じて異なる ので、最も基準重量から離れた重量から供給量を減少させる人に対応して不足目 盛を備えなければならず、多くの不足目盛が必要となり、この点からもディジタ ル表示秤に占める不足目盛のスペースが多くなる。
【0007】 上記の各問題点は、残差計量の場合にもそれぞれ生じる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の各問題点を解決するためになされたもので、載台に載荷され た物品の重量を表す計重信号を生成する計重手段と、計重信号を表示する表示手 段とを、具備するディジタル秤において、表示手段が、基準重量表示目盛と、第 1の目盛配列と、第2の目盛配列とを有し、第1の目盛配列は、予め定めた単位 重量にそれぞれが対応する第1の目盛を、基準重量目盛に隣接して複数個1列に 配置したもので、基準重量目盛とは反対側の端の第1の目盛を基準重量とは異な る第1の重量に対応させてある。第2の目盛配列は、第1の単位重量より値が大 きい第2の単位重量にそれぞれが対応し、第1の目盛とは異なったものと認識さ れるように形成された第2の目盛を、複数個1列に配置したもので、この配列の 一方の端の第2の目盛を第1の重量よりも基準重量から隔たった第2の重量に対 応し、他方の端の第2の目盛を第2の重量よりも基準重量から隔たった第3の重 量に対応させてある。
【0009】 なお、第2の単位重量は、任意に値を変更することができるように構成するこ とができる。また、第1、第2及び第3の重量を、それぞれ上記基準重量よりも 小さい値とすることもできるし、それぞれ上記基準重量よりも大きい値とするこ ともできる。さらに、第1の重量を基準重量よりも小さい値と大きい値との2つ に設定し、第2及び第3の重量を、基準重量よりも小さい値の第1の重量よりも 小さい値に設定し、基準重量よりも大きい値の第1の重量よりも大きい値に設定 することもできる。
【0010】
【作用】
本考案によれば、載台上に物品を供給する場合、第2の目盛配列のうち第2の 重量に対応する第2の目盛が点灯するまで大きな量で物品を供給し、その後に供 給量を減少させる。そして、第1の目盛配列の第1の重量に対応する第1の目盛 が点灯すると、基準重量に近づいていることが判明する。そして、各第2の目盛 の単位重量は、任意に変更することができるので、使用者の能力や習熟度に応じ て第2の重量を変更することができる。
【0011】
【実施例】
この実施例は、図2に示すように、載台2を有し、この載台2は、計重手段、 例えばロードセル4(図3参照)に結合されている。この載台2には、支柱6の 一端が回転自在に結合されており、その他端には指示計8が結合されている。な お、指示計8を支柱6を介して載台2に結合しているのは、指示計8に物品が接 触したような場合にも、正確に物品を計重できるようにするためである。
【0012】 指示計8には、キー操作部10と、表示部12とが設けられている。キー操作 部10は、第1図に拡大して示すように、表示部12に表示をさせるためのオン キー14、表示を消すためのオフキー16、零点調整キー18、風袋引きキー2 0、基準重量を記憶させるための記憶キー22、一旦記憶させた基準重量を表示 部12に表示させるための呼び出しキー24を有している。
【0013】 表示部12は、ロードセル4によって計重された載台2上の物品の重量をディ ジタル表示する重量表示部26を有している。この重量表示部26の分解能は、 50gとされている。但し、ロードセル4の分解能は、最も小さな値とされてい る。
【0014】 この重量表示部26の下側には、過不足表示部28が設けられている。この表 示部28は、基準重量に対応する円形の基準重量目盛30を有し、その図におけ る左側に、小さな三角形からなる第1不足目盛32を、3つ一列に配置した第1 不足目盛配列34を有している。これら第1不足目盛32は、それぞれが単位重 量、例えば50gに対応している。従って、例えば、これら第1不足目盛配列3 4の一番左側の第1不足目盛32が点灯しているとき、載台2上の物品は基準重 量より100g重量が不足している状態を表している。
【0015】 この第1不足目盛配列34に続いて、第1不足目盛32よりもそれぞれが大き い三角形からなる第2不足目盛36を、4つ一列に配置した第2不足目盛配列3 8が設けられている。各第2不足目盛32に割り当てられる単位重量は、任意に 変更可能であり、この実施例では、基準重量に対する比率によって設定され、例 えば5%、10%、20%のうちいずれかが使用者の好みに応じて選択される。 例えば、今5%が選択され、基準重量が20Kgとすると、各第2不足目盛32 の単位重量は1Kgとなり、各第2不足目盛のうち最も左側のもののみが点灯し ている場合、載台2上の物品の重量は、基準重量20Kgから3Kg不足してい る状態を表している。
【0016】 基準重量目盛30の右側には、第1不足目盛32と同一の形状の第1過量目盛 40を3つ一列に配置した第1過量目盛配列42が設けられている。この第1過 量目盛40に割り当てられる単位重量も、第1不足目盛32と同様に50gとさ れている。また、第1過量目盛配列42に続いて、第2不足目盛36と同一形状 の第2過量目盛44が2つ、一列に配列された第2過量目盛配列46が設けられ ている。各第2過量目盛44には、各第2不足過量目盛36に単位重量を割り当 てた際に、これと同一の値が単位重量として割り当てられる。
【0017】 この他に、基準重量目盛30の下側には、基準重量が設定されたときに、点灯 する重量記憶設定表示部48が設けられている。さらに、表示部12には、風袋 引き中の表示等が設けられているが、本考案とは直接に関係しないので、詳細な 説明は省略する。
【0018】 表示部12の上記のような各表示は、図3に示すマイクロコンピュータ48に よってなされる。マイクロコンピュータ48は、CPU50、ROM52及びR AM52を有し、CPU50はバスライン54を介してROM52、RAM54 、ロードセル4、表示部12及びキー操作部14に接続されている。CPU50 は、ROM52に記憶されているプログラムに従って、ロードセル4からの計重 信号、キー操作部14の操作によって発生した信号等を受け取り、これらをRA M54を利用して処理し、表示部12に表示をなす。
【0019】 図4は、このディジタル秤において、物品を20Kg量る場合の表示部12の 表示の変化を示したものである。なお、第2の不足及び過量目盛36、40には 単位重量として、基準重量20Kgの5%、即ち1Kgが割り当てられていると する。まずオンキー14を操作すると、例えば3秒後に図1に示すように重量表 示部26の表示が0となり、かつ過不足表示部28の第1の不足目盛32、第2 の不足目盛36、第1の過量目盛40、第2の過量目盛44、基準重量目盛30 、重量記憶設定表示部48は、いずれも点灯していない。ここで載台2上に20 Kgの物品、或いは分銅を載せると、図4(a)に示すように、重量表示部26 の表示は、20Kgとなり、第1不足目盛32、第2不足目盛36の全てが点灯 し、かつ基準重量目盛30が点灯する。この状態で、記憶キー22を操作すると 、重量記憶設定表示部48が点灯し、RAM54に基準重量20Kgが記憶され る。
【0020】 次に、この20Kgの物品または分銅を載台2から降ろすと、同図(b)に示 すように重量表示部28の表示は0となり、第1不足目盛32、第2不足目盛3 6の全てが消灯するが、重量記憶設定表示部48の点灯は維持され、基準重量が 記憶されていることを、使用者が認識できる。
【0021】 ここで、載台2上に物品を供給していくと、重量表示部26には、そのときど きの物品重量が表示される。そして、載台2上の物品が16Kgになると、第2 不足目盛36の最も左側のものが点灯し、その後、載台2上の物品が1Kg増加 するごとに第2の不足目盛36のうち点灯するものが左側から1個づつ増加し、 19Kgになると、図4(c)に示すように全ての第2の不足目盛36が点灯す る。この時点で、載台2上に供給する物品の量を今までよりも減少させる。やが て、載台2上の物品が19.85Kgになると、第1の不足目盛32の最も左側 のものが点灯し、もうすぐ基準重量の物品の載台2への供給が完了することが分 かり、載台2上に供給される物品が50g増えるごとに、第1の不足目盛32の 左側のものから順次点灯し、基準重量に対して単位重量の−1/2以内の差、即 ち19、975Kg以内の重量になったとき、基準重量目盛30が、図4(d) に示すように点灯する。この状態で、物品の供給を停止する。
【0022】 図5は、載台2上に基準重量以上の物品を予め載せておき、そこから物品を取 り除いて、基準重量の物品を量る場合の各表示の変化を示したもので、今、既に 基準重量20Kgが記憶されているとする。そして、載台2上に基準重量以上、 例えば25Kgの物品を載せたとすると、図5(a)に示すように、重量表示部 26の表示は25Kgとなり、第2の過量目盛44、第1の過量目盛40、基準 重量目盛30、第1の不足目盛32及び第2の不足目盛36が全て点灯する。
【0023】 この状態で物品を載台2上から除去していくと、重量表示部26の表示は徐々 に小さくなり、載台2上の物品が21Kgになると、2つの第2過量目盛44の うち右側のものが消灯する。このとき、この状態から載台2より除去する物品の 量を今までよりも減少させる。やがて、載台2上の物品が20.15Kgまで減 少すると、同図(b)に示すように第1の過量目盛40のみが点灯した状態とな る。そして、そのまま減少させていくと、同図(c)に示すように載台2上の物 品は20Kgとなる。
【0024】 このような表示を行うためのCPU50の動作を図6及び図7に示すフローチ ャートによって説明する。なお、既に第2不足及び過量目盛36、44には、単 位重量として1Kg(基準重量の5%)が割り当てられているとする。まず、記 憶キー22がオンされているか判断する(ステップS2)。オンされてなければ 、ステップS2の判断がノーとなり、フラグFPが1であるか判断する(ステッ プS4)。このフラグFPは、後述するように記憶キー14がオンされたときに 1とされるものであるので、現段階では1ではなく、ステップS2に戻る。以下 、記憶キー14がオンされるまでステップS2、4を繰り返す。やがて、載台2 上に基準重量の物品または分銅を載せ、記憶キー14がオンされると、ステップ S2の判断がイエスとなり、基準重量レジスタWPに、そのときロードセル4が 発生している計重信号を基準重量として記憶し(ステップS6)、フラグFPを 1とする(ステップS8)。
【0025】 ステップS8に続いて、再びステップS4が実行されるが、フラグFPは1で あるので、このステップS4の判断はイエスとなり、基準重量記憶レジスタWP の記憶値(基準重量)からそのときの重量が減算され、その答えが偏差レジスタ WR1に記憶される(ステップS10)。このとき、既に基準重量の物品または 分銅が取り除かれ、新たに載台2上に物品の供給が開始されているとすると、偏 差レジスタWR1に記憶されている偏差は、現在載台2上にある物品の重量の基 準重量に対する偏差となる。
【0026】 そして、上記偏差が基準重量の−10%以下であるか、即ち載台2上の物品が 22Kg以上であるか判断し(ステップS12)、その答えがイエスであると、 ステップS14乃至38を順次実行し、図5(a)に示すように、第1及び第2 の過量目盛44、40、基準重量目盛30、第1及び第2の不足目盛32、36 を全て点灯する。
【0028】 もしステップS12の判断がノーとでると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、基準重量の−5%以下であるか、即 ち、載台2上の物品が21Kg以上であるか判断し(ステップS40)、この判 断がイエスであると、既にステップS12の判断がノーであるので、載台2上の 物品の重量は21Kg以上、22Kg未満であり、ステップS16乃至38を実 行し、最も右側の第2の過量目盛44以外の、第2の過量目盛44、第1の過量 目盛40、基準重量目盛30、第1の不足目盛32、第2の不足目盛36を全て 点灯する。
【0029】 もしステップS40の答えがノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、−3目盛(−150g)以下である か、即ち載台2上の物品の重量が20.15Kg以上であるか判断する(ステッ プS42)。この判断がイエスであると、既にステップS40の答えがノーであ るので、載台2上の物品の重量は20.15Kgから21Kgの間にあるので、 図5(b)に示すように、全ての第2の過量目盛44を除く、第1の過量目盛4 0、基準重量目盛30、第1の不足目盛32及び第2の不足目盛36を全て点灯 させるように、ステップS18乃至38を実行する。
【0030】 もしステップS42の判断がノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、−2目盛(−100g)以上である か、即ち載台2上の物品の重量が20.10Kg以下であるか判断する(ステッ プS44)。この判断がイエスであると、既にステップS42の答えがノーであ るので、載台2上の物品の重量は20.10Kgから20.15Kgの間にある ので、全ての第2の過量目盛44と、最も右端の第1の過量目盛40を除く、残 りの目盛を点灯させるように、ステップS20乃至38を実行する。
【0031】 もしステップS44の判断がノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、−1目盛(−50g)以下であるか 、即ち載台2上の物品の重量が20.05Kg以上であるか判断する(ステップ S46)。この判断がイエスであると、既にステップS44の答えがノーである ので、載台2上の物品の重量は20.05Kgから20.10Kgの間にあるの で、全ての第2の過量目盛44と、最も右端及びその左隣の第1の過量目盛40 を除く、残りの目盛を点灯させるように、ステップS20乃至38を実行する。
【0032】 もしステップS46の判断がノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、−1/2目盛(−25g)以上であ るか、即ち載台2上の物品の重量が20.025Kg以下であるか判断する(ス テップS48)。この判断がイエスであると、載台2上の物品の重量は20.0 00Kgから20.025Kgの間にあるので、全ての第2の過量目盛44と、 第1の過量目盛40を除く、残りの目盛、即ち基準重量目盛30、第1及び第2 の不足目盛30、32を点灯させるように、ステップS24乃至38を実行する 。
【0033】 もしステップS48の判断がノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、1/2目盛(25g)以上であるか 、即ち載台2上の物品の重量が19.975Kg以上であるか判断する(ステッ プS50)。この判断がイエスであると、既にステップS48の判断がノーであ ることにより、載台2上の物品の重量は19.975Kgから20.Kgの間に あることになるので、図4(d)に示すように基準重量目盛30、全ての第1及 び第2の不足目盛32、36を点灯させるため、ステップS24乃至38を実行 する。
【0034】 もしステップS50の判断がノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、1目盛(50g)以上であるか、即 ち載台2上の物品の重量が19.95Kg以上であるか判断する(ステップS5 2)。この判断がイエスであると、既にステップS50の判断がノーであること により、載台2上の物品の重量は19.95Kgから19.975Kgの間にあ ることになるので、全ての第1及び第2の不足目盛32、36を点灯させるよう に、ステップS26乃至38を実行する。
【0035】 もしステップS52の判断がノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、2目盛(100g)以上であるか、 即ち載台2上の物品の重量が19.90Kg以上であるか判断する(ステップS 54)。この判断がイエスであると、既にステップS52の判断がノーであるこ とにより、載台2上の物品の重量は19.90Kgから19.95Kgの間にあ ることになるので、最も右端の第1の不足目盛32を除いた第1の不足目盛32 と全ての第2の不足目盛36を点灯させるように、ステップS28乃至38を実 行する。
【0036】 もしステップS54の判断がノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、3目盛(150g)以上であるか、 即ち載台2上の物品の重量が19.85Kg以上であるか判断する(ステップS 56)。この判断がイエスであると、既にステップS54の判断がノーであるこ とにより、載台2上の物品の重量は19.85Kgから19.90Kgの間にあ ることになるので、最も左端の第1の不足目盛32と全ての第2の不足目盛36 を点灯させるように、ステップS30乃至38を実行する。
【0037】 もしステップS56の判断がノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、基準重量の5%(1Kg)以上であ るか、即ち載台2上の物品の重量が19Kg以上であるか判断する(ステップS 58)。この判断がイエスであると、既にステップS56の判断がノーであるこ とにより、載台2上の物品の重量は19Kgから19.85Kgの間にあること になるので、図4(c)に示すように、全ての第2の不足目盛36を点灯させる ため、ステップS32乃至38を実行する。
【0038】 もしステップS58の判断がノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、基準重量の10%(2Kg)以上で あるか、即ち載台2上の物品の重量が18Kg以上であるか判断する(ステップ S60)。この判断がイエスであると、既にステップS58の判断がノーである ことにより、載台2上の物品の重量は18Kgから19Kgの間にあることにな るので、右端の第2の不足目盛36を除く第2の不足目盛36を点灯させるため 、ステップS34乃至38を実行する。
【0039】 もしステップS60の判断がノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、基準重量の15%(3Kg)以上で あるか、即ち載台2上の物品の重量が17Kg以上であるか判断する(ステップ S62)。この判断がイエスであると、既にステップS60の判断がノーである ことにより、載台2上の物品の重量は17Kgから18Kgの間にあることにな るので、右端から2つの第2の不足目盛36を除く第2の不足目盛36を点灯さ せるため、ステップS36、38を実行する。
【0040】 もしステップS62の判断がノーであると、偏差レジスタWR1に記憶されて いる基準重量に対する現在の重量の偏差が、基準重量の20%(4Kg)以上で あるか、即ち載台2上の物品の重量が16Kg以上であるか判断する(ステップ S64)。この判断がイエスであると、既にステップS62の判断がノーである ことにより、載台2上の物品の重量は16Kgから17Kgの間にあることにな るので、左端の第2の不足目盛36のみを点灯させるため、ステップS38を実 行する。もし、ステップS64の判断がノーであると、載台2上の物品は16K g未満であるので、不足目盛の点灯は行わず、ステップS2に戻る。
【0041】 上記の実施例では、第2の過量目盛44、第2の不足目盛36への単位重量の 割当は、基準重量に対する比率によって行ったが、直接に単位重量を割り当てて もよい。また上記の実施例では、過量目盛と不足目盛の双方を設けたが、いずれ か一方のみを設けてもよい。さらに、上記の実施例では、第1の不足及び過量目 盛と第2の不足及び過量目盛とを、大きさの異なる三角形としたが、両者が異な ったものとして認識される形状のものであれば、他の形状のものを使用してもよ いし、第1の不足及び過量目盛と第2の不足及び過量目盛とを、異なった形状と してもよい。
【0042】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、載台上に物品を供給する場合、第2の目盛配 列のうち第2の重量に対応する第2の目盛が点灯するまで大きな量で物品を供給 し、その後に供給量を減少させることができ、この減少させた供給量で物品の供 給を続けていくと、第1の目盛配列の第1の重量に対応する第1の目盛が点灯す し、基準重量に近づいていることが判明する。従って、速やかに基準重量だけ物 品を量ることができる。基準重量以上の物品を予め載台上に載せ、載台から物品 を取り除いて、基準重量だけ物品を量る場合にも、同様に速やかに量ることがで きる。しかも、第2の目盛と第1の目盛とは、異なったものと認識されるように 構成され、第1の目盛の単位重量と第2の目盛の単位重量も異なった値とされて いるので、目盛が示すスペースを少なくすることができ、表示部を小型化できる 。そして、各第2の目盛の単位重量は、任意に変更することができるので、使用 者の能力や、このような量る作業に対する習熟度に応じて第2の重量を変更する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるディジタル秤の一実施例の表示部
の部分拡大正面図である。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】同実施例のブロック図である。
【図4】同実施例において載台上に物品を載せていった
場合の表示部の表示の変化を示す図である。
【図5】同実施例において載台上から物品を除去してい
った場合の表示部の表示の変化を示す図である。
【図6】同実施例におけるCPUの動作の一部を示すフ
ローチャートである。
【図7】同実施例におけるCPUの動作の残りの部分を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 載台 4 ロードセル 12 表示部 30 基準重量目盛 32 第1の不足目盛 36 第2の不足目盛 40 第1の過量目盛 44 第2の過量目盛

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載台に載荷された物品の重量を表す計重
    信号を生成する計重手段と、上記計重信号を表示する表
    示手段とを具備するディジタル秤において、上記表示手
    段は、基準重量表示目盛と、予め定めた単位重量にそれ
    ぞれが対応する第1の目盛を上記基準重量目盛に隣接し
    て複数個1列に配置し、上記基準目盛と反対側の端部の
    第1の目盛を上記基準重量とは異なる第1の重量に対応
    させた第1の目盛配列と、第1の単位重量よりも値が大
    きい第2の単位重量にそれぞれが対応し第1の目盛とは
    異なったものと認識されるように形成された第2の目盛
    を複数個1列に配置し、この列の一方の端の第2の目盛
    を第1の重量よりも上記基準重量から隔たった第2の重
    量に対応させ他方の端の第2の目盛を第2の重量よりも
    上記基準重量から隔たった第3の重量に対応させた第2
    の目盛配列とを、具備することを特徴とするディジタル
    秤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディジタル秤において、
    第2の単位重量を変更することができることを特徴とす
    るディジタル秤。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のディジタル秤に
    おいて、第1、第2及び第3の重量が、それぞれ上記基
    準重量よりも小さい値であることを特徴とするディジタ
    ル秤。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のディジタル秤に
    おいて、第1、第2及び第3の重量が、それぞれ上記基
    準重量よりも大きい値であることを特徴とするディジタ
    ル秤。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のディジタル秤に
    おいて、上記基準重量よりも小さい値と大きい値との2
    つの第1の重量がそれぞれ設定されており、第2及び第
    3の重量が、上記基準重量よりも小さい値の第1の重量
    よりも小さい値に設定されると共に、上記基準重量より
    も大きい値の第1の重量よりも大きい値に設定されてい
    ることを特徴とするディジタル秤。
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