JPH081396B2 - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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JPH081396B2
JPH081396B2 JP60077966A JP7796685A JPH081396B2 JP H081396 B2 JPH081396 B2 JP H081396B2 JP 60077966 A JP60077966 A JP 60077966A JP 7796685 A JP7796685 A JP 7796685A JP H081396 B2 JPH081396 B2 JP H081396B2
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元 村田
和彦 田村
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株式会社石田衡器製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、計量値等の基準値に対する許容範囲を百分
率で設定できる計量装置に関する。
(従来技術) 従来、工場等において品質検査用として、製品の重量
チェックを電子秤により行なう場合があった。これは、
製品の標準重量(基準重量)に対して許容誤差範囲を百
分率で定めて上限値と下限値を設定し、その上限値及び
下限値から外れた製品に対してはアラーム表示を行なう
ように構成されるものである。例えば、特開昭59−3742
5号公報には、このような技術が記載されてある。
例えば、標準重量1200gの製品に対して許容範囲を+
5%、−2%とした場合には、操作員は、 1200×(1+5/100)=1260g 1200×(1−2/100)=1176g を予め計算してメモしておき、重量チェック用の電子秤
にメモを見ながら、上限重量として1260g、下限重量と
して1176gをテンキーで設定していた。
(従来技術の問題点) このように、操作員が異なる製品の重量チェックを行
なう都度に、上下限重量の計算及びテンキーによる設定
を行なうのは煩雑であり、作業効率が悪いという問題が
あった。
また、計算を誤ると、誤った上下限の重量で製品チェ
ックが行なわれてしまうので、品質管理上問題があっ
た。
また、被計量物品の重量を記憶する重量値レジスタ
と、予め定めた基準重量を記憶する基準値レジスタと、 上記基準重量に対する許容上限比率を記憶する許容上
限値レジスタと、上記基準重量に対する許容下限比率を
記憶する許容下限値レジスタと、上記許容上限値レジス
タ及び許容下限値レジスタの記憶値と上記基準値レジス
タの記憶値に基いて許容上限及び下限重量をまたは上記
重量値レジスタと基準値レジスタの記憶値に基いて上記
被計量物品の重量の上記基準重量に対する比率を演算す
る演算器と、上記被計量物品の重量と許容上限重量とを
または上記許容上限比率と上記演算した比率とを比較す
る第1の比較器と、上記被計量物品の重量と許容下限重
量とをまたは上記許容下限比率と上記演算した比率とを
比較する第2の比較器とからなる判別装置が実開昭55−
141027号公報に記載されていて、被計量物品の許容誤差
範囲の判別を行っている。
(発明の目的) 本発明は、このような従来技術の問題点を解消し、基
準値に対する許容範囲の割合を入力すると、自動的に許
容範囲の値を算出してメモリに記憶し、許容範囲設定の
煩雑な作業をなくすと共に、誤計算による品質の低下を
防止するようにした計量装置の提供を目的とするもので
あり、さらに計量物許容範囲判別時の計量演算動作を簡
単にできるような計量装置の提供を目的とするものであ
る。
(発明の概要) 本発明の計量装置は、計量される物品の重量、個数等
の基準値および該基準値に対する許容範囲の割合を設定
するための入力手段と、設定された基準値および該基準
値に対する許容範囲の割合から許容される極限値を算出
する演算手段と、設定された基準値および算出された極
限値を記憶する記憶手段と、基準値および極限値を表示
する表示手段と、被計量物品の重量、個数と上記記憶手
段から読み出された極限値とを比較する比較手段と、被
計量物品の重量、個数が上記極限値を越えたとき警報を
発する警報手段と、を具備したことを特徴とするもので
ある。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図により説明する。
第1図は、本発明の計量装置の概略のブロック図であ
る。図において、重量検出部1はロードセル等により構
成され、製品重量を検出して、アナログ値の重量信号を
A/D変換器2に入力する。A/D変換器2は、アナログ値の
重量信号をデジタル値に変換して、マイクロコンピュー
タ等で構成される演算制御部に入力する。キー入力部3
は、テンキー及びファンクションキーが設けられてお
り、各キーをオンすると、キー入力信号が演算制御部に
送出される。マイクロコンピュータ等では構成される演
算制御部4は、入出力ポートI/O、中央処理装置CPU、メ
モリRAM、ROM等により構成され、キー入力部から製品の
標準重量、許容範囲が入力されると、上限値及び下限値
を演算し、計量された製品の重量が上下限の範囲内であ
るか、上下限の範囲を外れているかを判断して、上下限
の範囲を外れていれば、警報を発するようにする。ま
た、表示部5は、演算結果により上限及び下限の重量値
を表示し、同時に計量された製品の重量も表示する。
第2図は、メモリRAMの一例を示す説明図で、RAMには
置換メモリ、計算結果メモリ、%キーフラグ、上限メモ
リ、下限メモリ、基準メモリ等が設けられている。
第3図は、本発明の処理手順を示すフローチャートで
ある。次にこのフローチャートについて説明する。
例えば、標準重量1200g、許容範囲を上限+5%、下
限−2%とする場合について説明する。
(1)テンキーで基準重量1200gを設定する。この場合
には、「1」、「2」、「0」、「0」のキーオン毎に
(ステップS1、S2)、置数メモリにテンキーで設定され
た値を記憶し(ステップS3)、%キーフラグを0にし
(ステップS4)、置数した「1200」を下限表示器で表示
する(ステップS5)。
(2)ファンクションキーの「基準キー」をオンし(ス
テップS1)、キーオンはテンキーではないので(ステッ
プS2)、ステップS10でキーオンされたのは基準キーで
あることを確認する。そして、置数メモリに記憶された
基準重量「1200」を基準メモリに記憶させて(ステップ
S11)、置数メモリ、上限メモリ、下限メモリ、計算結
果メモリ、%キーフラグに零を記憶させる(ステップS
12,S13,S14)。次に、上限の百分率+5%の数値「5」
をテンキーでオンし(ステップS1、ステップS2)、置数
メモリにはこの「5」を記憶する(ステップS3)。続い
て、%キーフラグを0にし(ステップS4)、数値「5」
を下限表示器で表示する(ステップS5)。
(3)上限の百分率+5%の「%」を、ファンクション
キーの%キーで設定し(ステップS1、S2)、ステップS
20でこの処理を確認し、基準メモリの値が0でないこと
をチェックする(ステップS21)。
次に、計算結果メモリに、(基準メモリの値)×(置
数メモリの値)/100、の結果を記憶させる(ステップS
22)。この例では、1200×(5/100)=60、を計算結果
メモリに記憶させる。
続いて、置数メモリに0を設定し(ステップS23)、
%キーフラグに1を設定する(ステップS24)。次に、
計算結果メモリの値(この場合には60g)、を下限表示
器で表示させる(ステップS25)。
(4)計算結果メモリの値を許容範囲の上限値として設
定するために、ファンクションキーの上限キーをオンす
る(ステップS1、S2)。キーオンされたのは上限キーで
あることを確認して(ステップS10、S20、S30)、%キ
ーフラグが1であれば(ステップS31)、計算結果メモ
リの値が0かどうかを判定する(ステップS32)。この
場合には、計算結果メモリの値は0ではないので、次
に、上限メモリに基準メモリの値と計算結果メモリの値
との加算値を設定、記憶させる(ステップS33)。この
例では、1200+60=1260、を上限メモリに記憶させる。
続いて、上限メモリの値が下限メモリの値よりも大きい
ことを確認して(ステップS34)、上限メモリの値を上
限表示器で表示させる(ステップS35)。
(5)同様に、下限の百分率−2%の数値2をテンキー
でオンし(ステップS1)、ステップS2、S3、S4の処理を
して、数値「2」を下限表示器で表示させる(ステップ
S5)。これで、置数メモリには数値2を記憶させること
になる。
次に、「%」を設定するために%キーをオンし(ステ
ップS1)、ステップS2、S10、S20、S21の処理を行な
い、(基準メモリの値)×(置数メモリの値)/100、の
結果を計算結果メモリに記憶させる(ステップS22)。
この場合には、1200×(2/100)=24を計算結果メモリ
に記憶させることになる。
続いて、ステップS23、S24の処理を行ない、計算結果
24gを下限表示器で表示し(ステップS25)、この値を下
限として設定させるために、ファンクションキーの「下
限キー」をオンする(ステップS1)。以後、ステップ
S2、S10、S20、S30、S40、S41、S42の処理を行ない、下
限メモリに基準メモリの値から計算結果メモリの値を減
算した結果を記憶させる(ステップS43)。この例で
は、1200−24=1176、を計算結果メモリに記憶させるこ
とになる。
次いで、ステップS44の処理を行ない、下限重量(117
6g)を下限表示器で表示させる(ステップS45)。
以上は本発明による処理の例であるが、従来の、操作
員が上下限重量を計算して許容範囲を設定する場合の処
理は次のように行なう。
例として、基準重量を1200g、上限+5%、下限−2
%の許容範囲とする場合には、最初に操作員が上限重
量、1200×(105/100)=1260g、下限重量、1200×(98
/100)=1176gを計算する。
基準重量1200をテンキーで置数し、ステップS1〜S5
処理を4回(数字1、2、0、0各々の設定)を行な
う。
基準キーをオンし、ステップS1、S2、S10〜S14の処理
を行なう。
上限重量1260をテンキーで置数し、ステップS1〜S5
処理を4回繰り返す(数字1、2、6、0各々の設定を
行なう)。
上限キーをオンし、ステップS1、S2、S10、S20、S30
の処理を行なう。次に、この処理においては%キーは用
いていないので、ステップS31の条件が満たされず、ス
テップS50の処理に進み、置数メモリの値(1260)を上
限メモリに記憶させ、置数メモリの値を0にする(ステ
ップS51)。次に、上限メモリの値が基準メモリの値よ
りも大きいことを確認して、ステップS34、S35の処理を
行なう。
同様に、下限重量についても1176をテンキーで置数し
て、ステップS1〜S5の処理を4回繰り返す。次に、下限
キーをオンして、ステップS1、S2、S10、S20、S30、S40
までの処理を行なう。この場合にも%キーは用いていな
いので、ステップS41の条件は満たされず、ステップS60
の処理に進み、置数メモリの値1176を下限メモリに記憶
させる。以後、置数メモリの値を0にして(ステップS
61)、下限メモリの値が基準メモリの値よりも小さいこ
とを確認し(ステップS62)、ステップS44、S45の処理
を行なう。
また、上下限を重量と百分率により組合せて設定する
場合には、例えば上限を1260gで置数設定し、下限は−
2%で置数設定する。または、上限を+5%で置数設定
し、下限は1176gで置数設定する、等のように行なう。
次に、物品の計量、チェックを行なう場合には、物品
を計量して重量を重量表示器で表示する。この場合に、
重量が上限重量を超えていると、上限重量の表示が点滅
し重量が下限重量に満たない場合には、下限重量の表示
が点滅して、操作員にこれを報知する。
なお、演算制御部からは、上下限内信号、基準以上信
号、下限以上信号等種々の信号が出力されるので、例え
ば、物品の自動供給装置から本発明の電子秤に物品を連
続的に供給し、下限以上信号が出力されると、この信号
で上記供給装置を大量供給から微量供給に切換え、その
後基準以上信号が出力されると、上記供給装置を停止し
て、所定量の物品を得るという、定量計量を行なうこと
もできる。
更に、本発明は次のようにしても実施できる。
(1)単価と重量とにより価格を算出表示する電子秤に
おいても、例えば基準価格を1200円、許容範囲を上限+
5%として1260円、下限を−2%として1176円、のよう
に自動算出させて設定して許容範囲を外れた場合には警
報を発する。
(2)重量を物品の単重(物品の1個の重量)で除算し
て物品の個数を計数する電子秤においては、基準個数を
1200個、上限を+1%として1212個、下限を−0.5%と
して1194個、のように自動算出させて設定して、許容範
囲を外れた場合には警報を発する。
(3)物品の品目コード別に上下限値を予め登録してお
き、物品を計重(計数)する時に、その品目コードをテ
ンキーで入力し、その物品に対応する上下限値を呼出し
てくる様にした場合の、上記登録を行なう際に、百分率
(%)で許容範囲を設定して上下限値に演算させて登録
させることもできる。
上記の説明では、許容範囲として上限値と下限値を設
定する場合の例をとり上げたが、この外に、上限のみ、
下限のみ、上限と基準(基準を下限とする)、下限と基
準(基準を上限とする)、のように許容範囲を設定する
こともできる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば基準値に対する
許容範囲の割合(比率)を入力することにより、自動的
に許容範囲の値を設定できるので、人手による煩雑な許
容範囲の計算が不用となると共に、計算ミスによる品質
低下を防止することができる。
さらに、本願発明は被計量物品を計量する際に、被計
量物品の重量、個数と記憶手段から読み出された極限値
とを比較手段にて単に大小を比較するので、計算のアル
ゴリズムも簡単になるし、計量時に要する演算時間も短
くなる。言い替えれば、ハードウエアを安価なものにす
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の概略のブロック図、第2図は説明
図、第3図はフローチャートである。 1……重量検出部、2……A/D変換器、3……キー入力
部、4……演算制御部、5……表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計量される物品の重量、個数等の基準値お
    よび該基準値に対する許容範囲の割合を設定するための
    入力手段と、 設定された基準値および該基準値に対する許容範囲の割
    合から許容される極限値を算出する演算手段と、 設定された基準値および算出された極限値を記憶する記
    憶手段と、 基準値および極限値を表示する表示手段と、 被計量物品の重量、個数と上記記憶手段から読み出され
    た極限値とを比較する比較手段と、 被計量物品の重量、個数が上記極限値を越えたとき警報
    を発する警報手段と、 を具備する計量装置。
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