JPS6356929B2 - - Google Patents
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- JPS6356929B2 JPS6356929B2 JP8992481A JP8992481A JPS6356929B2 JP S6356929 B2 JPS6356929 B2 JP S6356929B2 JP 8992481 A JP8992481 A JP 8992481A JP 8992481 A JP8992481 A JP 8992481A JP S6356929 B2 JPS6356929 B2 JP S6356929B2
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- 238000005303 weighing Methods 0.000 claims description 20
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 11
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01G—WEIGHING
- G01G19/00—Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
- G01G19/40—Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups with provisions for indicating, recording, or computing price or other quantities dependent on the weight
- G01G19/42—Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups with provisions for indicating, recording, or computing price or other quantities dependent on the weight for counting by weighing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
- Complex Calculations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は物品を計量し、その重量値から計量
物品の個数を算出して表示部に表示する計数秤の
計数方法に関する。
物品の個数を算出して表示部に表示する計数秤の
計数方法に関する。
秤の分解能は有限であり、かならず誤差を伴な
う。例えば分解能が0.1gの秤で1個1gの物品
を計量すると、1gに対して0.1g即ち最大10%
までの測定誤差が起り得るから、その時の計量値
を基準重量として採用し得ることは物品10個につ
き1個の計数誤差を生じることになり実用に供し
ない。そこでサンプル個数を何十個、何百個と選
らんでその平均重量を求め、それを基準重量とす
ることが行なわれているが、この場合は全サンプ
ル個数を人為的に数える必要があり、計数作業が
きわめて面倒となる欠点があつた。このため既知
少数個数の物品を計量して先ず仮平均基準重量を
求め、次に未知数の物品を追加計量してその重量
を仮平均基準重量で除算し小数点以下を四捨五入
して物品数を求め、その物品数で今計量している
重量を除算して平均基準重量を求める方法が従来
知られている。しかしこの方法においては追加す
る未知数の物品数量によつて平均基準重量に誤差
を生じるという問題がある。例えば分解能0.2g
の秤において1個1g当りの物品を5個計量して
仮平均基準重量を算出すると仮平均基準重量は
0.98g〜1.02gの間にあることになる。次に追加
する物品数を10個と100個とした場合について平
均基準重量を求めてみると10個については0.993
g〜1.007gの間になり、100個については0.98g
〜1.02gの間となり、追加する個数により誤差が
異なる。これは仮平均基準重量で全重量を除算し
て四捨五入したときに10個追加の場合は個数が15
個となり常に正しいが100個追加の場合は個数が
103〜107個となり、常に105個になるとは限らな
い。
う。例えば分解能が0.1gの秤で1個1gの物品
を計量すると、1gに対して0.1g即ち最大10%
までの測定誤差が起り得るから、その時の計量値
を基準重量として採用し得ることは物品10個につ
き1個の計数誤差を生じることになり実用に供し
ない。そこでサンプル個数を何十個、何百個と選
らんでその平均重量を求め、それを基準重量とす
ることが行なわれているが、この場合は全サンプ
ル個数を人為的に数える必要があり、計数作業が
きわめて面倒となる欠点があつた。このため既知
少数個数の物品を計量して先ず仮平均基準重量を
求め、次に未知数の物品を追加計量してその重量
を仮平均基準重量で除算し小数点以下を四捨五入
して物品数を求め、その物品数で今計量している
重量を除算して平均基準重量を求める方法が従来
知られている。しかしこの方法においては追加す
る未知数の物品数量によつて平均基準重量に誤差
を生じるという問題がある。例えば分解能0.2g
の秤において1個1g当りの物品を5個計量して
仮平均基準重量を算出すると仮平均基準重量は
0.98g〜1.02gの間にあることになる。次に追加
する物品数を10個と100個とした場合について平
均基準重量を求めてみると10個については0.993
g〜1.007gの間になり、100個については0.98g
〜1.02gの間となり、追加する個数により誤差が
異なる。これは仮平均基準重量で全重量を除算し
て四捨五入したときに10個追加の場合は個数が15
個となり常に正しいが100個追加の場合は個数が
103〜107個となり、常に105個になるとは限らな
い。
この発明はこのような問題を解決するために考
えられたもので、仮平均基準重量を算出した後に
仮平均基準重量と秤の分解能とから小数点以下が
四捨五入されてもそれによつて誤差を生じない範
囲で物品を追加して平均基準重量を求め、その平
均基準重量と秤の分解能とからさらに次の追加物
品数を決め、これを何回かくり返えすことによつ
て物品の計数秤を誤差なく高い精度でできる計数
秤の計数方法を提供することを目的とする。
えられたもので、仮平均基準重量を算出した後に
仮平均基準重量と秤の分解能とから小数点以下が
四捨五入されてもそれによつて誤差を生じない範
囲で物品を追加して平均基準重量を求め、その平
均基準重量と秤の分解能とからさらに次の追加物
品数を決め、これを何回かくり返えすことによつ
て物品の計数秤を誤差なく高い精度でできる計数
秤の計数方法を提供することを目的とする。
この発明はさらに小数点以下の四捨五入があつ
ても誤差を生じない物品の計数量を幅広く設定す
ることができる計数秤を提供することを目的とす
る。
ても誤差を生じない物品の計数量を幅広く設定す
ることができる計数秤を提供することを目的とす
る。
次にこの発明の計数原理について述べる。
今ばらつきのあまりない1個当りmgの物品を分
解能dの秤で計数する場合、先ず最初に既知数量
n0個を秤で計量する。この計量データは下記(1)式
に基づく。
解能dの秤で計数する場合、先ず最初に既知数量
n0個を秤で計量する。この計量データは下記(1)式
に基づく。
n0・m−d/2≦n0個の重量<n0・m+d/2……(1
) よつて仮平均基準重量は上記(1)式をn0oで除算
した内容、すなわち m−d/2n0≦仮平均基準重量<m+d/2n0 ……(2) となる。次に任意の数量を追加してn1となつたと
すると n1・m−d/2≦n1個の重量<n1・m+d/2……(3
) となり、このn1個の重量を仮平均基準重量で除算
して個数を求めると、この個数は最大の重量を最
小の仮平均基準重量で除算したものと最小の重量
を最大の仮平均基準重量で除算したものとの間に
あるから、 n1−d(n1+n0)/2n0・m+d≦n1個の数量 <n1+d(n1+n0)/2n0・m−d ……(4) となる。よつて個数を四捨五入して一意的に定め
るためには、 d(n1+n0)/2n0m−d<0.5 ……(5) を満足する必要がある。
) よつて仮平均基準重量は上記(1)式をn0oで除算
した内容、すなわち m−d/2n0≦仮平均基準重量<m+d/2n0 ……(2) となる。次に任意の数量を追加してn1となつたと
すると n1・m−d/2≦n1個の重量<n1・m+d/2……(3
) となり、このn1個の重量を仮平均基準重量で除算
して個数を求めると、この個数は最大の重量を最
小の仮平均基準重量で除算したものと最小の重量
を最大の仮平均基準重量で除算したものとの間に
あるから、 n1−d(n1+n0)/2n0・m+d≦n1個の数量 <n1+d(n1+n0)/2n0・m−d ……(4) となる。よつて個数を四捨五入して一意的に定め
るためには、 d(n1+n0)/2n0m−d<0.5 ……(5) を満足する必要がある。
なお、d(n1+n0)/2n0m+d≦0.5の関係もあるが
これは 上記(5)式に包含されることになるから条件として
は上記(5)式の関係のみでよい。上記(5)式を一般項
で表わすと、 d(ni+ni−1)/2ni−1・m−d<0.5 ……(6) となる。この(6)式にもとづいて例えば分解能d=
0.2gの秤で重さが1gとされている物品を計数
する場合を考えると以下のようになる。1回目に
既知少数個数として5個を計数する。これにより
先ず0.98≦仮平均基準重量<1.02が求められる。
この仮平均基準重量を使用して計数を行なつた場
合に上記(6)式を満足する最大有効計量個数は 0.2(ni+5)/2・5・1−0.2<0.5→ni<19.5 で19個となる。そして次にこの19個を計数して平
均基準重量を求めると0.995≦平均基準重量<
1.005となる。この平均基準重量を使用して計数
を行なつた場合に上記(6)式を満足する最大有効計
量個数は75個となる。しかしてさらに56個追加し
て75個として平均基準重量を求めると0.999≦平
均基準重量<1.001となる。そしてさらにこの平
均基準重量を使用して計数を行なつた場合に上記
(6)式を満足する、すなわち小数点以下四捨五入さ
れても誤差の生じない最大有効計量個数は299個
となる。このように平均基準重量を求める操作を
何回かくり返えすことによつて平均基準重量の精
度を上げそれによつて最大有効計量個数を増や
し、計数すべき物品を常に最大有効計量個数内で
計量すれば常に誤差のない精度の高い計数ができ
る。
これは 上記(5)式に包含されることになるから条件として
は上記(5)式の関係のみでよい。上記(5)式を一般項
で表わすと、 d(ni+ni−1)/2ni−1・m−d<0.5 ……(6) となる。この(6)式にもとづいて例えば分解能d=
0.2gの秤で重さが1gとされている物品を計数
する場合を考えると以下のようになる。1回目に
既知少数個数として5個を計数する。これにより
先ず0.98≦仮平均基準重量<1.02が求められる。
この仮平均基準重量を使用して計数を行なつた場
合に上記(6)式を満足する最大有効計量個数は 0.2(ni+5)/2・5・1−0.2<0.5→ni<19.5 で19個となる。そして次にこの19個を計数して平
均基準重量を求めると0.995≦平均基準重量<
1.005となる。この平均基準重量を使用して計数
を行なつた場合に上記(6)式を満足する最大有効計
量個数は75個となる。しかしてさらに56個追加し
て75個として平均基準重量を求めると0.999≦平
均基準重量<1.001となる。そしてさらにこの平
均基準重量を使用して計数を行なつた場合に上記
(6)式を満足する、すなわち小数点以下四捨五入さ
れても誤差の生じない最大有効計量個数は299個
となる。このように平均基準重量を求める操作を
何回かくり返えすことによつて平均基準重量の精
度を上げそれによつて最大有効計量個数を増や
し、計数すべき物品を常に最大有効計量個数内で
計量すれば常に誤差のない精度の高い計数ができ
る。
この発明はこのような原理に基づいて物品の計
数を行なうもので上述した目的を遂行するもので
ある。
数を行なうもので上述した目的を遂行するもので
ある。
以下この発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図において1は計数秤本体、2はこの秤本
体1の天部に載置された被計量物品の載置皿であ
る。前記秤本体1の前面には表示装置3及び操作
部4が設けられている。前記表示装置3には6桁
のセグメント表示器31及びゼロ点、風袋引中、
個数、重量、単位重量、精度不足、精度可、個数
一致の各種秤状態表示ランプ32,33,34,
35,36,37,38,39がそれぞれ設けら
れている。前記操作部4には「1」〜「9」「0」
のテンキー41、「・」の小数点キー42、「消」
の消キー43、「設」の設定キー44、「単」の単
位重量キー45、その他プリセツトキー46、偏
差設定キー47、ゼロ点・風袋設定キー48、確
認キー49及び電源スイツチ50が設けられてい
る。
体1の天部に載置された被計量物品の載置皿であ
る。前記秤本体1の前面には表示装置3及び操作
部4が設けられている。前記表示装置3には6桁
のセグメント表示器31及びゼロ点、風袋引中、
個数、重量、単位重量、精度不足、精度可、個数
一致の各種秤状態表示ランプ32,33,34,
35,36,37,38,39がそれぞれ設けら
れている。前記操作部4には「1」〜「9」「0」
のテンキー41、「・」の小数点キー42、「消」
の消キー43、「設」の設定キー44、「単」の単
位重量キー45、その他プリセツトキー46、偏
差設定キー47、ゼロ点・風袋設定キー48、確
認キー49及び電源スイツチ50が設けられてい
る。
第2図は回路ブロツク図で、11は中央処理ユ
ニツト(以下CPUと称す。)、12は各種処理プ
ログラム、各種固定データ等が格納され上記
CPU11に制御される読出し専用メモリ(以下
ROMと称す。)、13は各種可変データ等が格納
され上記CPU11に制御されるランダム・アク
セス・メモリ(以下RAMと称す。)である。前
記CPU11はまたI/Oコントローラ14、表
示ドライバー15、ランプドライバー16、プリ
ンタインターフエース18を前記ROM12のプ
ログラムに基づいてそれぞれ制御するようにして
いる。19は前記皿2に物品が載置されることに
よつてその計量値に比例した電圧信号を送出する
ロードセル回路で、このロードセル回路19から
の電圧信号を増幅器20で増幅し、さらにA/D
コンバータ21で電圧レベルに対応したデイジタ
ル信号に変換して前記I/Oコントローラ14に
入力している。前記I/Oコントローラ14は前
記CPU11に制御されて前記A/Dコンバータ
21からの計量データをCPU11に供給すると
ともに、前記操作部4の各種キー41〜48のキ
ー入力および内部に設けられている各種スイツチ
群22のスイツチ入力をCPU11に供給するよ
うにしている。前記表示ドライバー15は前記
CPU11に制御されて前記セグメント表示器3
1を駆動し、前記ランプドライバー16は上記
CPU11に制御されて前記各ランプ32〜39
を選択的に駆動するようにしている。
ニツト(以下CPUと称す。)、12は各種処理プ
ログラム、各種固定データ等が格納され上記
CPU11に制御される読出し専用メモリ(以下
ROMと称す。)、13は各種可変データ等が格納
され上記CPU11に制御されるランダム・アク
セス・メモリ(以下RAMと称す。)である。前
記CPU11はまたI/Oコントローラ14、表
示ドライバー15、ランプドライバー16、プリ
ンタインターフエース18を前記ROM12のプ
ログラムに基づいてそれぞれ制御するようにして
いる。19は前記皿2に物品が載置されることに
よつてその計量値に比例した電圧信号を送出する
ロードセル回路で、このロードセル回路19から
の電圧信号を増幅器20で増幅し、さらにA/D
コンバータ21で電圧レベルに対応したデイジタ
ル信号に変換して前記I/Oコントローラ14に
入力している。前記I/Oコントローラ14は前
記CPU11に制御されて前記A/Dコンバータ
21からの計量データをCPU11に供給すると
ともに、前記操作部4の各種キー41〜48のキ
ー入力および内部に設けられている各種スイツチ
群22のスイツチ入力をCPU11に供給するよ
うにしている。前記表示ドライバー15は前記
CPU11に制御されて前記セグメント表示器3
1を駆動し、前記ランプドライバー16は上記
CPU11に制御されて前記各ランプ32〜39
を選択的に駆動するようにしている。
前記プリンターインターフエース18は前記
CPU11に制御されて外部接続されたプリンタ
24にプリントデータを供給するようにしてい
る。前記ROM12には例えば第3図に示すよう
にAi,Ai+1,Ai+2のアドレスを付して秤の分解能
0.2g,0.1g,0.04gが設定され、この各分解能
が前記各種スイツチ群22のスイツチ入力によつ
てアドレス指定されて選定されるようになつてい
る。前記RAM13には例えば第4図に示すよう
に仮平均基準重量m0,既知少数個数n0、平均基
準重量m1,m2,m3,…最大有効計量個数n1,
n2,n3,…実際の計量個数n′1,n′2,n′3,…をそ
れぞれ格納するメモリが形成されている。なお、
既知少数個数n0については4ビツトのデイプスイ
ツチを使用して1〜15までの範囲で任意設定でき
るようにしている。
CPU11に制御されて外部接続されたプリンタ
24にプリントデータを供給するようにしてい
る。前記ROM12には例えば第3図に示すよう
にAi,Ai+1,Ai+2のアドレスを付して秤の分解能
0.2g,0.1g,0.04gが設定され、この各分解能
が前記各種スイツチ群22のスイツチ入力によつ
てアドレス指定されて選定されるようになつてい
る。前記RAM13には例えば第4図に示すよう
に仮平均基準重量m0,既知少数個数n0、平均基
準重量m1,m2,m3,…最大有効計量個数n1,
n2,n3,…実際の計量個数n′1,n′2,n′3,…をそ
れぞれ格納するメモリが形成されている。なお、
既知少数個数n0については4ビツトのデイプスイ
ツチを使用して1〜15までの範囲で任意設定でき
るようにしている。
前記CPU11は例えば第5図の流れ図で示す
処理を行なうようにしている。すなわち単位重量
キー45のキーインがない状態においては既知少
数個数n0の物品を秤で計量し、その重量をRAM
13のBi,Ci+1に設定されているn0で除算し物品
の仮平均基準重量m0を求め、それをRAM13の
Bi,Ciに格納する。次にd(n1+n0)/2n0・m0−d<0
.5の関 係式から最大有効計量個数n1を求めRAM13の
Bi+1,Ci+1に格納する。またこのときの個数n1を
セグメント表示器31の上位3桁に表示させる。
次に今までの既知少数個数n0に物品を追加しその
全個数n1′がRAM13のBi+1,Ci+2に格納すると
ともにセグメント表示器31の下位3桁に表示す
る。そして物品の追加によりセグメント表示器3
1の個数がn1=n1′となると個数一致ランプ39
が点灯する。これによりオペレータが確認キー4
9を操作すると確認信号が入力されランプ39が
消灯し、かつそのときの総重量W1をn1で除算し
て平均基準重量m1を求める。そしてそのm1を
RAM13のBi+1,Ciに格納する。続いて設定キ
ー44のキーインがあつたか否かをチエツクし、
キーインがなければni+1→ni,mi+1→miに更新し、
再びd(ni+ni+1)/2ni-1・mi-1−d<0.5の関係から
niを求める 処理を行なう。すなわち今m1,n1が求められて
いるものとするとd(n2+n1)/2n1・m1−d<0.5から
n2を求 める処理を行なう。そして求められたn2をRAM
13のBi+2,Ci+1に格納するとともにセグメント
表示器31の上位3桁に表示する。そして再び物
品の追加を行ないn2=n2′となつたところでラン
プ39が点灯し、さらに確認キー49の操作によ
つてランプ39が消灯するとともにさらに精度の
高い平均基準重量m2が求められRAM13の
Bi+2,Ciに格納される。そして再び設定キー44
のキーインがチエツクされる。このように設定キ
ー44のキーインが行なわなければ平均基準重量
の精度が高められ誤差を生じない最大有効計量個
数が増大される。
処理を行なうようにしている。すなわち単位重量
キー45のキーインがない状態においては既知少
数個数n0の物品を秤で計量し、その重量をRAM
13のBi,Ci+1に設定されているn0で除算し物品
の仮平均基準重量m0を求め、それをRAM13の
Bi,Ciに格納する。次にd(n1+n0)/2n0・m0−d<0
.5の関 係式から最大有効計量個数n1を求めRAM13の
Bi+1,Ci+1に格納する。またこのときの個数n1を
セグメント表示器31の上位3桁に表示させる。
次に今までの既知少数個数n0に物品を追加しその
全個数n1′がRAM13のBi+1,Ci+2に格納すると
ともにセグメント表示器31の下位3桁に表示す
る。そして物品の追加によりセグメント表示器3
1の個数がn1=n1′となると個数一致ランプ39
が点灯する。これによりオペレータが確認キー4
9を操作すると確認信号が入力されランプ39が
消灯し、かつそのときの総重量W1をn1で除算し
て平均基準重量m1を求める。そしてそのm1を
RAM13のBi+1,Ciに格納する。続いて設定キ
ー44のキーインがあつたか否かをチエツクし、
キーインがなければni+1→ni,mi+1→miに更新し、
再びd(ni+ni+1)/2ni-1・mi-1−d<0.5の関係から
niを求める 処理を行なう。すなわち今m1,n1が求められて
いるものとするとd(n2+n1)/2n1・m1−d<0.5から
n2を求 める処理を行なう。そして求められたn2をRAM
13のBi+2,Ci+1に格納するとともにセグメント
表示器31の上位3桁に表示する。そして再び物
品の追加を行ないn2=n2′となつたところでラン
プ39が点灯し、さらに確認キー49の操作によ
つてランプ39が消灯するとともにさらに精度の
高い平均基準重量m2が求められRAM13の
Bi+2,Ciに格納される。そして再び設定キー44
のキーインがチエツクされる。このように設定キ
ー44のキーインが行なわなければ平均基準重量
の精度が高められ誤差を生じない最大有効計量個
数が増大される。
したがつて例えば今500個程度の物品を計数し
たい場合には平均基準重量を求める操作を何回か
くり返えしセグメント表示器31の上位3桁に表
示される最大有効計量個数niが500個を越えたと
き設定キー44をキーイン操作すればよい。設定
キー44をキーインすると決定信号が入力され現
在求められた一番新しい平均基準重量miを物品
の単位重量とする。そして皿に全物品を載せその
ときの重量がWiとするとWi÷miの除算を行な
い、かつ算出された値の小数点以下を四捨五入す
ることによつて個数Nを求める。こうして求めら
れた個数ni′がni>ni′の関係を満していれば算出
された個数ni′は皿に実際に載せた物品の個数と
正確に一致するようになる。
たい場合には平均基準重量を求める操作を何回か
くり返えしセグメント表示器31の上位3桁に表
示される最大有効計量個数niが500個を越えたと
き設定キー44をキーイン操作すればよい。設定
キー44をキーインすると決定信号が入力され現
在求められた一番新しい平均基準重量miを物品
の単位重量とする。そして皿に全物品を載せその
ときの重量がWiとするとWi÷miの除算を行な
い、かつ算出された値の小数点以下を四捨五入す
ることによつて個数Nを求める。こうして求めら
れた個数ni′がni>ni′の関係を満していれば算出
された個数ni′は皿に実際に載せた物品の個数と
正確に一致するようになる。
また単位重量キー45のキーインがあれば続い
て重量がかかつているか否かをチエツクする。そ
して重量があれば続いてテンキー41及び設定キ
ー44のキーインをチエツクし、両キー41,4
4のキーインがあればテンキー入力を個数と判断
して重量をテンキー入力で除算し、得られた結果
を基準重量として設定する。以後物品の計数処理
はこの基準重量をもとに行なわれることになる。
また重量がかかつていない場合においてテンキー
41,設定キー44のキーインがあるとこのとき
はテンキー入力を基準重量と判断しその内容を基
準重量として設定する。以後物品の計数処理はこ
の基準重量をもとに行なわれることになる。
て重量がかかつているか否かをチエツクする。そ
して重量があれば続いてテンキー41及び設定キ
ー44のキーインをチエツクし、両キー41,4
4のキーインがあればテンキー入力を個数と判断
して重量をテンキー入力で除算し、得られた結果
を基準重量として設定する。以後物品の計数処理
はこの基準重量をもとに行なわれることになる。
また重量がかかつていない場合においてテンキー
41,設定キー44のキーインがあるとこのとき
はテンキー入力を基準重量と判断しその内容を基
準重量として設定する。以後物品の計数処理はこ
の基準重量をもとに行なわれることになる。
このように単位重量キー45のキーインがない
ときにおいてはセグメント表示器31に表示され
る最大有効計量個数を確認しながら物品を追加す
る作業をくり返えし行なうことによつて平均基準
重量の精度を上げ、それによつて最大有効計量個
数を増大させて物品の個数を最大有効計量個数内
で計数するようにしているので常に正確な個数を
計数することができる。また、この計数作業にお
いて表示されている最大有効計量個数の物品が計
量されると個数一致ランプ39が点灯し、それを
オペレータが確認して確認キー49を操作するこ
とによつて平均基準重量を算出するようにしてい
るので、計数作業を常に確認しながら正確に行な
うことができる。さらにこの計量作業において計
数する物品の量によつてオペレータが最大有効計
量個数を増大させるくり返えし動作を設定キー4
4によつて任意に終了させることができるので、
物品の追加数を幅広く設定できる。
ときにおいてはセグメント表示器31に表示され
る最大有効計量個数を確認しながら物品を追加す
る作業をくり返えし行なうことによつて平均基準
重量の精度を上げ、それによつて最大有効計量個
数を増大させて物品の個数を最大有効計量個数内
で計数するようにしているので常に正確な個数を
計数することができる。また、この計数作業にお
いて表示されている最大有効計量個数の物品が計
量されると個数一致ランプ39が点灯し、それを
オペレータが確認して確認キー49を操作するこ
とによつて平均基準重量を算出するようにしてい
るので、計数作業を常に確認しながら正確に行な
うことができる。さらにこの計量作業において計
数する物品の量によつてオペレータが最大有効計
量個数を増大させるくり返えし動作を設定キー4
4によつて任意に終了させることができるので、
物品の追加数を幅広く設定できる。
以上詳述したようにこの発明によれば先ず既知
少数個数の物品を計量して仮平均基準重量を求め
るとともにその仮平均基準重量と秤の分解能とか
ら小数点以下が四捨五入されても誤差を生じない
最大有効計量個数を求め、次に計量する個数を上
記で求められた最大有効計量個数以内として平均
基準重量を求め、さらに上記平均基準重量と秤の
分解能とから小数点以下が四捨五入されても誤差
を生じない最大有効計量個数を求めて再び平均基
準重量を求め、この平均基準重量を求める処理を
何回か行なうことによつて平均基準重量の精度を
高め、それにより正しく計数できる個数を増大さ
せ、その個数内で物品を計数するようにしている
ので、物品の計数を誤差なく高い精度でできる計
数秤の計数方法を提供できるものである。
少数個数の物品を計量して仮平均基準重量を求め
るとともにその仮平均基準重量と秤の分解能とか
ら小数点以下が四捨五入されても誤差を生じない
最大有効計量個数を求め、次に計量する個数を上
記で求められた最大有効計量個数以内として平均
基準重量を求め、さらに上記平均基準重量と秤の
分解能とから小数点以下が四捨五入されても誤差
を生じない最大有効計量個数を求めて再び平均基
準重量を求め、この平均基準重量を求める処理を
何回か行なうことによつて平均基準重量の精度を
高め、それにより正しく計数できる個数を増大さ
せ、その個数内で物品を計数するようにしている
ので、物品の計数を誤差なく高い精度でできる計
数秤の計数方法を提供できるものである。
図はこの発明の実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は回路ブロツク図、第3図は
ROMの部分メモリ構成図、第4図はRAMの部
分メモリ構成図、第5図はCPUの主な処理を示
す流れ図である。 1…秤本体、31…セグメント表示器、39…
個数一致ランプ、44…設定キー、49…確認キ
ー、11…CPU(中央処理ユニツト)、12…
ROM(読出し専用メモリ)、13…RAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)。
正面図、第2図は回路ブロツク図、第3図は
ROMの部分メモリ構成図、第4図はRAMの部
分メモリ構成図、第5図はCPUの主な処理を示
す流れ図である。 1…秤本体、31…セグメント表示器、39…
個数一致ランプ、44…設定キー、49…確認キ
ー、11…CPU(中央処理ユニツト)、12…
ROM(読出し専用メモリ)、13…RAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)。
Claims (1)
- 1 多数の物品を計量し、その重量値と平均基準
重量とから計量物品の個数を算出して表示する計
数秤において、既知少数個数の物品を計量した重
量値と既知少数個数とから仮平均基準重量を算出
してメモリに格納し、このメモリの仮平均基準重
量と秤の分解能とから小数点以下が四捨五入され
てもそれによつて誤差を生じない最大有効計量個
数を算出して表示部に表示し、この表示された最
大有効計量個数以内の物品を計量し、その重量値
と前記メモリの仮平均基準重量とから計量物品の
個数を算出して上記表示部とは別の表示部に表示
し、この別の表示部に表示されている個数が上記
表示部に表示されている最大有効計量個数になつ
たとき操作される確認キーのキー入力によりその
ときの重量値と個数とから平均基準重量を算出し
て上記メモリとは別のメモリに格納し、このメモ
リの平均基準重量と秤の分解能とから小数点以下
が四捨五入されてもそれによつて誤差を生じない
最大有効計量個数を算出して上記表示部に表示
し、上記確認キーのキー入力による平均基準重量
の算出及び最大有効計量個数の算出表示を適当回
数くり返し、設定キーのキー入力ことによつて最
終的な平均基準重量を決定し、最後に計量すべき
物品を計量して得られる重量値をその最終的な平
均基準重量で除算し、小数点以下を四捨五入して
物品の個数を算出し表示することを特徴とする計
数秤の計数方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8992481A JPS57204420A (en) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | Counting scale |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8992481A JPS57204420A (en) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | Counting scale |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57204420A JPS57204420A (en) | 1982-12-15 |
JPS6356929B2 true JPS6356929B2 (ja) | 1988-11-09 |
Family
ID=13984242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8992481A Granted JPS57204420A (en) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | Counting scale |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57204420A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60179893A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-13 | Kanebo Ltd | 単体の計数装置 |
JPH0663814B2 (ja) * | 1984-04-26 | 1994-08-22 | 株式会社石田衡器製作所 | 自動秤量機 |
JPS62220429A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-28 | カネボウ株式会社 | 箱詰検査装置 |
JP2007248012A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Paloma Ind Ltd | 屋外用給湯器 |
JP4853557B2 (ja) | 2009-08-21 | 2012-01-11 | トヨタ自動車株式会社 | 放射音低減構造 |
JP6089368B2 (ja) * | 2013-05-08 | 2017-03-08 | 株式会社タニタ | 測定装置 |
-
1981
- 1981-06-11 JP JP8992481A patent/JPS57204420A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57204420A (en) | 1982-12-15 |
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