JP2956859B2 - 計数はかり - Google Patents

計数はかり

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JP2956859B2
JP2956859B2 JP3066265A JP6626591A JP2956859B2 JP 2956859 B2 JP2956859 B2 JP 2956859B2 JP 3066265 A JP3066265 A JP 3066265A JP 6626591 A JP6626591 A JP 6626591A JP 2956859 B2 JP2956859 B2 JP 2956859B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、電子部品や機械部品
等の同一形状の物品の多数個の重量を測定することによ
り、その物品の個数を計数する計数はかりに関する。
【0002】
【従来の技術】 計数はかりにおいては、一般に、被計
数試料の単品重量にばらつきが多い場合には、一度に多
数個の試料の重量を測定すればするほど、その計数結果
に誤差が生じやすくなる。そこで、従来、試料重量の変
動係数εを装置内で算出するか、あるいは外部で算出し
て入力することにより、その変動係数εとそれまでの計
数過程を用いた統計学的演算により、計数結果に規定の
確率以上で誤差が生じない最大の追加個数、すなわち許
容最大追加個数k0 を算出し、計数結果kがk0 以下の
ときには計数動作を続行し、k0を越える個数が追加さ
れた場合には、計数動作を停止するとともにいくつかの
試料を降ろすように警報を発する機能を備えた計数はか
りが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ところで、1個以下
等の正確さを要求される計数作業には、上記した機能を
有する計数はかりは極めて有効であるが、このような機
能を持つ計数はかりを使用すると、極端には例えば数1
00個の許容最大追加個数に対して1個だけ余分に試料
を載せたときにも警報が発せられ、試料を降ろさなけれ
ばならない。このとき、はかりの使用者には、何個の試
料を余分に追加したのかは一般的には判らず、適当に取
り除く必要があって、正確さがあまり要求されていない
作業の場合には煩わしい。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、計数結果の正確さを保証する機能を有する計数は
かりにおいて、必要に応じて作業の煩わしさを取り除
き、フレキシビリティに富んだ使用を可能とした計数は
かりの提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ための構成を、図1に示す基本概念図を参照しつつ説明
すると、本発明は、荷重検出部aからの試料重量を用い
て試料の単重μを算出する単重算出手段bと、その単重
算出結果と荷重検出部aからの未知個数の追加試料重量
Wから、その試料の個数kを算出する個数算出手段cを
備えるとともに、試料重量の変動係数εを用いた統計学
的演算に基づき、荷重検出部aに追加しても誤差が生じ
ない最大の試料個数k0 を求める許容最大追加個数算出
手段dと、個数演算手段cによる個数算出結果kが許容
最大追加個数k0 を越えているか否かを判定して、越え
ている場合には計数動作を停止するとともに、試料を減
らす旨の警報を発する警報手段eを動作させる判定手段
fを備えたはかりにおいて、判定手段fの動作/非動作
を設定する設定手段gを有し、キー操作もしくは外部コ
マンドにより判定手段fの動作を停止し得るよう構成し
たことによって特徴付けられる。
【0006】
【作用】 許容最大追加個数と追加試料の計数結果との
比較により計数精度を保証する機能を、キー操作ないし
はコマンド入力による設定手段gの設定内容の変更によ
り、必要に応じて停止させる。使用者は、要求される精
度等に応じてこの機能の動作/非動作を選択でき、操作
性が向上する。ここで、許容最大追加個数k0 を少し越
えた程度では、計数誤差の生じる可能性は少ないので、
1回程度の警報発生では設定手段gによりこの機能を停
止させて計数動作を続行し、数回目以降はこの機能を動
作させた状態での計数作業を行う等の使用も可能であ
る。
【0007】
【実施例】 図1は本発明実施例の構成を示すブロック
図である。荷重検出部1は皿11上の荷重に対応した信
号を出力し、その信号はA−D変換器2によってデジタ
ル化された後、刻々とデータ処理部3に採り込まれる。
データ処理部3はCPU31、ROM32、RAM33
を備えたマイクロコンピュータを主体として構成されて
おり、このデータ処理部3には、外部機器10との接続
のための入出力ポート34が設けられているとともに、
試料個数を表示する表示器4と、後述する判定結果に基
づいて追加個数が許容最大追加個数越えていれば警報を
発する警報ランプまたはブザー等の警報器5、および各
種指令やデータを入力するためのキーボード6が接続さ
れている。
【0008】データ処理部3では、ROM32に書き込
まれたプログラムに基づいて、荷重検出部1からのデジ
タル変換データをRAM33内に格納しつつ、その平均
化演算および公知のアルゴリズムによって、皿11上の
既知個数の試料重量から試料の単重値μを算出し、以
後、皿11上に追加された試料重量Wをこの単重値μで
除すことによって、その試料個数kを算出し、表示器4
に皿11上の試料総個数を表示するように構成されてい
る。また、単重値μは、試料の追加計数を重ねるごとに
より多くの試料を用いたより正確な単重値に順次更新さ
れるが、このアルゴリズムも公知である。
【0009】また、データ処理部3では、あらかじめキ
ーボード6から入力された試料重量の変動計数εを用い
て、各計数時点において、所定の確率以上で計数誤差の
生じない最大の追加個数、つまり許容最大追加個数k0
を算出し、皿11上への追加重量から算出した追加個数
kがk0 を越えている場合には、警報器5を駆動して警
報を発し、皿11から試料を降ろしてkがk0 以下とな
るまでは計数動作を停止する、計数精度保証用の公知の
アルゴリズムをプログラムルーチンに備えている。
【0010】図3はROM32に書き込まれた上記のよ
うなアルゴリズムを備えたプログラムのうち、本発明実
施例の特徴部分を抜粋して示すフローチャートであり、
以下にその説明をする。荷重検出部1からのデジタル変
換データに基づいて、前回の試料追加時点における皿1
1上の重量と現在の皿11上の重量差から、今回の追加
試料の重量Wを算出し(ST1)、その値WをRAM3
3内に格納されている単重値μで除して丸め処理を行う
ことによって、今回の追加試料個数kを算出する(ST
2)。
【0011】次に、後述するST10を飛ばして、その
追加試料個数kは、上述した許容最大追加個数k0 と比
較され(ST3)、kがk0 以下であればその個数kは
それまでの皿11上の総個数Kに加算された後、表示器
4に表示される(ST4)。追加個数kが許容最大追加
個数k0 を越えている場合には、ST3からST5に進
み、警報器5を駆動するとともに、ST1〜ST2にお
いて追加個数kを算出する。測定者が警報に基づいて試
料の一部を降ろすことにより、追加個数kは減少し、そ
の値kがk0 以下になっていればST3を経てST4へ
と進む。このルーチンは従来通りである。
【0012】さて、本発明実施例の特徴は、例えばST
2とST3の間にST10が設けられている点であり、
キーボード6の操作または入出力ポート34に接続され
た外部機器からのコマンド入力により、ST3をバイパ
スすることができるようになっている。すなわち、キー
ボード6または外部機器からの保証機能動作/非動作の
設定入力により、非動作状態が選択されている場合には
ST3が実行されず、算出された追加個数kはそのまま
総個数Kに加算され、表示器4に表示される。
【0013】従って、使用者は、要求される計数精度に
応じて、キー操作等によって非動作状態を選択すること
により、許容最大追加個数k0 以上の試料を追加しても
警報器5が動作せず、表示器4にその個数が追加されて
表示され、計数作業を続行できる。すなわち、例えば保
証機能が動作状態にしておき、警報器5が動作した時点
で、許容最大追加個数k0 に対して追加個数kがわずか
しかオーバーしていないことが判っているような場合に
は、計数誤差の生じる可能性は少ないので、その時点で
キーボード6を操作して作業を続行することができ、そ
の後例えば自動的に保証機能を復活させるようにしてお
けば、全体の計数値には殆ど誤差はなく、しかも計数作
業の作業性は良好なものとなる。
【0014】また、1回ないし2回程度の警報発生では
この機能を停止させて計数動作を続行し、3回目目の警
報が発生した後にはその警報に従い、ある程度以下の計
数誤差は許容するものの、それ以上は誤差を増加させな
い等、フレキシビリティに富んだ使用が可能である。な
お、以上の実施例において、k0 を越える追加個数によ
り計数動作が続行された回数、または、k0 を変えて計
数動作が続行された場合のk0 を越えた総個数を、あら
かじめ設定された値で制限を加え、その制限を越えた場
合には機能の動作/非動作の設定状態に拘らず警報器5
を動作させる、あるいは別途設けたOKランプ等を点灯
しない等の機能を追加することにより、計数結果はその
制限によって保証されることになる。
【0015】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、追加個数を、試料重量の変動係数に基づき統計学的
に求められた許容最大追加個数と比較し、追加個数が許
容最大追加個数を越えている場合には警報を発するとと
もに計数動作を停止する、計数精度の保証機能を有した
計数はかりにおいて、この保証機能をキー操作または外
部機器からのコマンド入力により動作/非動作のいずれ
かに設定する手段を有しているので、使用者は、必要に
応じて保証機能を動作または非動作状態とすることがで
き、場合によってはこの機能を停止させることにより多
少許容最大追加個数を越える個数を追加してもそのまま
計数作業を続行することで作業の能率を向上させること
が可能となり、要求される精度等に応じたフレキシビリ
ティに富んだ使用方法が可能な計数はかりが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す基本概念図
【図2】 本発明実施例の構成を示すブロック図
【図3】 そのROM32に書き込まれたプログラムの
内容の要部を示すフローチャート
【符号の説明】
1・・・・荷重検出部 11・・・・皿 2・・・・A−D変換器 3・・・・データ処理部 31・・・・CPU 32・・・・ROM 33・・・・RAM 34・・・・入出力ポート 4・・・・表示器 5・・・・警報器 6・・・・キーボード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷重検出部からの試料重量を用いて試料
    の単重を算出する単重算出手段と、その単重算出結果と
    上記荷重検出部からの未知個数の追加試料重量から、追
    加試料の個数kを算出する個数算出手段を備えるととも
    に、試料重量の変動係数を用いた統計学的演算に基づ
    き、上記荷重検出部に追加しても誤差が生じない最大の
    試料個数k0 を求める許容最大追加個数算出手段と、上
    記個数演算手段による個数算出結果kが上記個数k0
    越えているか否かを判定して、越えている場合には計数
    動作を停止するとともに、試料を減らす旨の警報を発す
    る警報手段を動作させる判定手段を備えたはかりにおい
    て、上記判定手段の動作/非動作を設定する設定手段を
    有し、キー操作もしくは外部コマンドにより上記判定手
    段を非動作状態とし得るよう構成されていることを特徴
    とする計数はかり。
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JPH081396B2 (ja) * 1985-04-12 1996-01-10 株式会社石田衡器製作所 計量装置
JPH07113575B2 (ja) * 1988-01-18 1995-12-06 株式会社島津製作所 電子計数はかり

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