JPH05207808A - 乗用型移植機 - Google Patents

乗用型移植機

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Publication number
JPH05207808A
JPH05207808A JP1397392A JP1397392A JPH05207808A JP H05207808 A JPH05207808 A JP H05207808A JP 1397392 A JP1397392 A JP 1397392A JP 1397392 A JP1397392 A JP 1397392A JP H05207808 A JPH05207808 A JP H05207808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planting
work
seedling
vehicle
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1397392A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Watabe
伸 渡部
Eiichiro Kinoshita
木下  栄一郎
Masahiro Takemoto
竹本  雅浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP1397392A priority Critical patent/JPH05207808A/ja
Publication of JPH05207808A publication Critical patent/JPH05207808A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 牽引車輌に装着した作業台車に上下動自在に
植付部を設けた乗用型移植機において、圃場の凹凸によ
り牽引車体が上下動しても、植付部の上下高さがあまり
上下に変動しないようにして適正な苗の植付けが行なえ
るようにする。 【構成】 台車支持輪23・23を有する作業台車3を
牽引車輌2に装着し、該作業台車3に上下動自在に植付
部6を設けた乗用型移植機において、前記作業台車3の
地上高を検出するセンサー60を設けて、該センサー6
0の検出により台車支持輪23・23を上下動させて作
業台車3の地上高を一定に制御するように構成した乗用
型移植機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタ等の牽引車
輌に装着して使用する乗用型移植機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、実開昭53
−128224号公報に示すように、トラクタで牽引さ
れる作業台車の後方に植付部を設け、該作業台車には台
車支持輪を装着した乗用田植機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記の従来
例では、圃場の凹凸により作業台車の地上高が変動し、
従って、作業台車に装着される植付部も上下に変動して
しまい適正な苗の植付けが行なえないものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するために、台車支持輪23・23を有する作業台車
3を牽引車輌2に装着し、該作業台車3に上下動自在に
植付部6を設けた乗用型移植機において、前記作業台車
3の地上高を検出するセンサー60を設けて、該センサ
ー60の検出により台車支持輪23・23を上下動させ
て作業台車3の地上高を一定に制御するように構成した
ものである。
【0005】
【発明の作用効果】この発明は、作業台車3の地上高を
検出するセンサー60を設けて、該センサー60の検出
により台車支持輪23・23を上下動させて作業台車3
の地上高を一定に制御することにより、圃場の凹凸によ
って牽引車輌2が上下動しても作業台車3に装着した植
付部6の上下高さの変動は少なく良好な移植作業が行な
える。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。この乗用型移植機1は、牽引車輌2に
牽引される作業台車3と、該作業台車の後部に設けた平
行リンク装置4に装着され油圧シリンダー5にて上下動
される5条植えの植付部6を備えてなる。
【0007】牽引車輌2は通常の乗用型トラクタであ
り、7・7は左右前輪、8・8は左右後輪、9は操縦
席、10はPTO軸である。また、12はトラクタ2が
具備する3Pリンク装置で、左右一対のロワリンク13
・13と長さ調節可能な1本のトップリンク14を有
し、油圧シリンダーで駆動される左右駆動アーム15・
15の先端部と前記ロアリンク13・13の中間部とが
リフトロッド16・16で連結されている。
【0008】作業台車3は、水平枠20と該水平枠の前
後端部に立設した前枠21および後枠22とで台車フレ
ームを構成し、水平枠20の左右両側部に一対の台車支
持輪23・23が軸支されている。台車支持輪23・2
3はトラクタ2の後輪8・8の直後に設けられ、作業時
に台車支持輪23・23が後輪8・8の通過跡を通るよ
うになっている。水平枠20の上面は作業ステップ20
aになっており、前枠21に後ろ向きの座席24が取り
付けられている。また、前枠21の左右両端部に斜め上
向きに突出する予備苗載台支柱25・25が水平面内で
回動自在に取り付けられており、該支柱に苗箱を載せる
複数段の棚26…を有する予備苗載台27・27が支持
されている。作業台車3は、前枠21に設けたリンク連
結部28a・28a・28bにロワリンク13・13と
トップリンク14の後端部を連結させて、トラクタ2に
牽引連結される。
【0009】前記PTO軸10よりユニバーサルジョイ
ト29を介して伝達される回転動力は、前枠21の上部
に設けた入力ケース29aに入力される。この入力ケー
ス29aには複数のギヤ…が内蔵されており、入力され
た回転動力が所定の変速比で変速して取り出される。取
り出された出力は、無段変速装置(HST)29bとク
ラッチケース29cを経由して、植付部駆動軸30を介
して植付部6に伝えられる。なお、クラッチケース内に
は、常に植付部6を一定の位置で停止させるための植付
クラッチと、植付部6に一定以上の負荷がかかると伝動
を停止させる安全クラッチが内蔵されている。
【0010】平行リンク装置4は、前記後枠22と、該
後枠22に回動自在に取り付けた各一対の上リンク31
・31および下リンク32・32と、これら上下リンク
の後端部に連結された連結枠33とからなり、連結枠3
3から後方に突出するローリング軸34に植付部6が装
着される。また、後枠22にピストンロッド前端を枢着
した油圧シリンダー5の後端が連結枠33に連結されて
おり、この油圧シリンダー5を伸縮させることにより植
付部6が昇降する。尚、油圧シリンダー5は後記の油圧
バルブ35で制御される。
【0011】植付部6は、前記植付部駆動軸30にて伝
動される伝動ケース36と、該伝動ケース36の両側面
部に突設した伝動パイプ37・37と、伝動ケース36
の背面部および伝動パイプ37・37の両端部から後方
に延設した3本の植付杆支持フレーム38…とで植付部
フレームが構成され、該植付部フレームに苗載台39と
5組の植付装置40…と5対の鎮圧輪41…と苗補給補
助台42等が取り付けられている。
【0012】苗載台39は、植付部フレームの上方に前
部が上位となるよう若干傾斜させて設けられており、後
部が苗載台支持枠43の上に左右に滑動自在に支持さ
れ、かつ前部が苗載台支持フレーム44に設けたローラ
45に支持されている。苗載台39の上面は植付条数分
の苗載部39a…に仕切られ、各苗載部ごとに苗送りベ
ルト46が取り付けられている。また、苗載台39の後
方には、植付装置40…に対応する苗取出口47…が形
成された受板48が苗載台支持枠43に固定して設けら
れている。苗載台39が左右に往復動することにより、
台上の苗が苗取出口47に順次供給される。苗載台39
が左右行程の端部に到達して横1列分の苗を供給し終え
ると、苗送りベルト46が作動して台上の苗を1列分だ
け後方に移送する。受板48上の最後列の苗はポットホ
ルダ49に受け止め支持される。
【0013】植付装置40は、所定の軌動に沿って上下
運動を行なう植付杆40aを有し、この植付杆40aが
軌道の上部で前記苗取出口47に供給された苗を挟持
し、軌道の下部で該苗を圃場に植付けるようになってい
る。作業を停止した時は、図示を省略した定位置クラッ
チの働きにより、図1および図3に示す如く、軌道の最
上部で植付杆40aが停止する。植付装置40を取り付
けた植付杆支持フレーム38…は、後上りの状態で設け
られている。このため、停止時に植付杆40aが苗載台
39上の苗やポットホルダ49よりも上方に位置し、作
業ステップ20a上の作業者から植付杆40aがよく見
える。
【0014】鎮圧輪41は植付条を挟んで設けた左右一
対で1組となっており、伝動ケース36の左右両側部に
基部が固着された鎮圧輪支持フレーム50より垂下され
た支持アーム51…下端部に設けられた枢支軸52に基
部側が回動自在に枢着された揺動アーム53に回転自在
に装着されている。そして、各条の鎮圧輪41…が互い
に干渉するのを避けるために、奇数条の鎮圧輪は前方に
延ばした揺動アーム53…に枢支し偶数条の鎮圧輪は後
方に延ばした揺動アーム53…に枢支して、奇数条と偶
数条の鎮圧輪とを前後にずらせて配置している。一対の
鎮圧輪41・41は、上部ほど互いの間隔が広くなるよ
うに傾斜して支持され、一対の鎮圧輪41・41が植え
付けた苗の両側の土壌を鎮圧するように前記揺動アーム
53をスプリングで下向きに回動する方向に付勢してい
る。
【0015】苗補給補助台42は、苗補給の際に補助苗
載台27から取り出した苗箱を一旦載せるためのもの
で、植付杆支持フレーム38・38から立設した苗補給
補助台フレーム54の上に設けられ、作業ステップ20
aの上に立った作業者の腰の位置程度の高さで、該作業
者の手が届く範囲にある。また、この苗補給補助台フレ
ーム54は作業ステップ20a上の作業者の手摺りにも
なる。なお、図1に示す如く、作業者が作業ステップ2
0aの上に立った場合でも、停止位置にある植付杆40
aの視界を遮らないように設けておくのが好ましい。
【0016】苗植付位置の前方には、機体幅分の整地ロ
ーラ55と、これの後方に位置するそり状整地体56と
が設けられている。整地ローラ55は、水平枠20の左
右両側に基部が枢着された左右揺動アーム57・57の
先端に設けられた枢支軸57aに転動自在に支持されて
おり、畝上面を平に整地できるように構成されている。
【0017】57b・57bは前記枢支軸57aの左右
両端部に下端が連結された支持杆であって、その上部は
平行リンク装置4の上リンク31・31に固着の摺動案
内パイプ57c・57c内を貫通して設けられており、
その上端には摺動案内パイプ57c・57cの上面に接
当するストッパー57d・57dが設けられている。然
して、苗植付作業時には摺動案内パイプ57c・57c
の上面とストッパー57d・57dとの間には隙間Lが
あり、整地ローラ55は多少上下動できるようになって
いる。尚、整地ローラ55の整地面は右半分と左半分と
が逆方向の螺旋55a・55bに形成されており、削り
とられた余分な土(イ)が左右に排出されるように構成
されている。
【0018】整地体56は、5条の苗植付位置ロ…の前
方を整地できる平板にて形成され左右拡縮リンク58・
58にて吊られており、圃場面の凹凸に追随して上下動
するようになっている。そして、整地体56は圃場面の
高さを検出するための感知センサでもあり、該整地体5
6の上下動によって油圧バルブ35が切り替わるように
構成されている。例えば、圃場面が高くなって整地体5
6が上動すると、油圧シリンダー5が伸びる方向に油圧
バルブ35が作動され、また圃場面が低くなって整地体
56が下動すると、油圧シリンダー5が縮む方向に油圧
バルブ35が作動される。このように、圃場面の凹凸に
基づいて植付部6を適宜昇降させて苗の植付深さを一定
に維持するのである。
【0019】一対の台車支持輪23・23は、各々前枠
21に固着の左右油圧シリンダー59・59のピストン
ロッド59a・59a先端に回転自在に枢支されてい
る。そして、作業台車3の地上高を検出する左右センサ
ー60・60を設けて、該左右センサー60・60の検
出により左右油圧シリンダー59・59を伸縮させて台
車支持輪23・23を上下動させて作業台車3の地上高
を一定に制御するよう構成している。
【0020】例えば、作業台車3と圃場面との間隔hが
左右同等に狭まったときには、左右センサー60・60
が共に上動し左右油圧シリンダー59・59が伸びる方
向に作動される。また、作業台車3と圃場面との間隔h
が左右同等に広がったときには、左右センサー60・6
0が共に下動し左右油圧シリンダー59・59が縮む方
向に作動される。更に、作業台車3と圃場面との間隔h
が左側のみ狭まったときには左センサー60が上動し左
油圧シリンダー59が伸びる方向に作動され、逆に作業
台車3と圃場面との間隔hが左側のみ広がったときには
左センサー60が下動し左油圧シリンダー59が縮む方
向に作動される。そして、作業台車3と圃場面との間隔
hが右側のみ狭まったときには右センサー60が上動し
右油圧シリンダー59が伸びる方向に作動され、逆に作
業台車3と圃場面との間隔hが右側のみ広がったときに
は右センサー60が下動し右油圧シリンダー59が縮む
方向に作動される。
【0021】このように、作業台車3の地上高が一定に
制御されるので、作業台車3に装着された整地ローラー
55の圃場面に対する高さが一定となり所望の整地作業
が行なえる。また、作業台車3に装着された植付部6も
略々所定の上下高さになり、植付部6の整地体56によ
る上下動制御が適正に行なえ苗の植付深さが一定とな
る。従って、良好なる苗移植作業が行なえる。
【0022】尚、畑地での野菜苗移植作業においては、
例えば、圃場に形成された畝A1・A2・A3間の畝溝
B1・B2を牽引車輌2の左右前輪7・7及び左右後輪
8・8が通るようにして移植作業を行なうが、前工程で
畝A1に苗を移植するときに畝溝B1は左前後車輪7・
8が通過しているので車輪によって押し潰されて畝溝B
1は深くなっている。すると、畝A2に苗を移植すると
きには、畝溝B1とB2とはその深さが異なるようにな
るので、牽引車輌2は多少傾いて走行するようになる
が、作業台車3の地上高を検出する左右センサー60・
60の検出により台車支持輪23・23を各々単独に上
下動させて作業台車3が圃場面に沿うようにその地上高
が制御されるから、作業台車3に装着された整地ローラ
ー55及び植付部6は圃場面に対して所定の位置に保持
され良好な苗移植作業が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である乗用型移植機の全体側
面図である。
【図2】乗用型移植機の要部平面図である。
【図3】乗用型移植機の要部側面図である。
【図4】作用説明用の要部平面図である。
【図5】作用説明用の要部背面図である。
【符号の説明】
1 乗用型移植機 2 牽引車輌 3 作業台車 6 植付部 23 台車支持輪 60 センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車支持輪23・23を有する作業台車
    3を牽引車輌2に装着し、該作業台車3に上下動自在に
    植付部6を設けた乗用型移植機において、前記作業台車
    3の地上高を検出するセンサー60を設けて、該センサ
    ー60の検出により台車支持輪23・23を上下動させ
    て作業台車3の地上高を一定に制御するように構成した
    ことを特徴とする乗用型移植機。
JP1397392A 1992-01-29 1992-01-29 乗用型移植機 Pending JPH05207808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1397392A JPH05207808A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 乗用型移植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1397392A JPH05207808A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 乗用型移植機

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Publication Number Publication Date
JPH05207808A true JPH05207808A (ja) 1993-08-20

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ID=11848166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1397392A Pending JPH05207808A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 乗用型移植機

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JP (1) JPH05207808A (ja)

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