JP2929752B2 - 乗用野菜移植機 - Google Patents
乗用野菜移植機Info
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- JP2929752B2 JP2929752B2 JP8204791A JP8204791A JP2929752B2 JP 2929752 B2 JP2929752 B2 JP 2929752B2 JP 8204791 A JP8204791 A JP 8204791A JP 8204791 A JP8204791 A JP 8204791A JP 2929752 B2 JP2929752 B2 JP 2929752B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用走行車体で植付部
を牽引して使用する乗用野菜移植機に関するものであ
る。
を牽引して使用する乗用野菜移植機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】苗を載せる苗載台と該苗載台上の苗を圃
場に植えつける植付装置を備えた複数の移植機を乗用走
行車体で牽引し、複数条に同時に苗を植え付けるように
した乗用野菜移植機がある。この種の乗用野菜移植機
は、乗用走行車体と各移植機の間に作業ステップが設け
られており、この作業ステップに作業者が乗り込み、各
移植機の苗載台に適宜苗を補給するようになっている。
場に植えつける植付装置を備えた複数の移植機を乗用走
行車体で牽引し、複数条に同時に苗を植え付けるように
した乗用野菜移植機がある。この種の乗用野菜移植機
は、乗用走行車体と各移植機の間に作業ステップが設け
られており、この作業ステップに作業者が乗り込み、各
移植機の苗載台に適宜苗を補給するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記乗用野菜移植機が
使用されるような広い圃場では、耕耘だけを行なった平
坦な圃場にそのまま苗を植え付けるのが一般的である。
この場合、圃場の凹凸で乗用走行車体が上下動すること
により、移植機の高さが変動して植付深さが一定しない
という問題と、作業ステップが揺れて苗補給用作業者が
不安定であるという問題があった。
使用されるような広い圃場では、耕耘だけを行なった平
坦な圃場にそのまま苗を植え付けるのが一般的である。
この場合、圃場の凹凸で乗用走行車体が上下動すること
により、移植機の高さが変動して植付深さが一定しない
という問題と、作業ステップが揺れて苗補給用作業者が
不安定であるという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
にかかる乗用野菜移植機は、苗を載せる苗載台と該苗載
台上の苗を圃場に植え付ける植付装置を備えた複数の移
植機を乗用走行車体で牽引する乗用野菜移植機であっ
て、前記乗用走行車体の後方に乗用走行車体の車輪と正
面視同位置に配置した支持輪で支持され前記乗用走行車
体で牽引される牽引台車を設け、当該牽引台車の上に各
移植機の苗載台に苗を補給する作業者が乗るための作業
ステップを取り付けるとともに、当該牽引台車に前記移
植機を昇降自在に取り付け、移植機に設けた圃場面の高
さを検出するセンサの検出結果に基づいて移植機を適宜
昇降させるようにしたことを特徴としている。
に、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
にかかる乗用野菜移植機は、苗を載せる苗載台と該苗載
台上の苗を圃場に植え付ける植付装置を備えた複数の移
植機を乗用走行車体で牽引する乗用野菜移植機であっ
て、前記乗用走行車体の後方に乗用走行車体の車輪と正
面視同位置に配置した支持輪で支持され前記乗用走行車
体で牽引される牽引台車を設け、当該牽引台車の上に各
移植機の苗載台に苗を補給する作業者が乗るための作業
ステップを取り付けるとともに、当該牽引台車に前記移
植機を昇降自在に取り付け、移植機に設けた圃場面の高
さを検出するセンサの検出結果に基づいて移植機を適宜
昇降させるようにしたことを特徴としている。
【０００５】
【作用】牽引台車を支持する一対の支持輪は乗用走行車
体の車輪で踏み固められた跡を通るので、牽引台車の揺
れや振動が少ない。この牽引台車に作業ステップが取り
付けられているので、苗補給用作業者が安定して作業を
行なうことができる。また、この牽引台車を基準として
移植機の昇降制御を行なうので、圃場面の凹凸の影響を
受けにくく植付深さが一定する。
体の車輪で踏み固められた跡を通るので、牽引台車の揺
れや振動が少ない。この牽引台車に作業ステップが取り
付けられているので、苗補給用作業者が安定して作業を
行なうことができる。また、この牽引台車を基準として
移植機の昇降制御を行なうので、圃場面の凹凸の影響を
受けにくく植付深さが一定する。
【０００６】
【実施例】図１および図２はレタス用の乗用野菜移植機
をあらわし、この乗用野菜移植機１は、四輪式トラクタ
（乗用走行車体）２の後部に設けた３Ｐリンク装置３に
牽引台車５を取り付け、さらに該牽引台車に５組の移植
機６，…を平行リンク装置７で装着してなる。
をあらわし、この乗用野菜移植機１は、四輪式トラクタ
（乗用走行車体）２の後部に設けた３Ｐリンク装置３に
牽引台車５を取り付け、さらに該牽引台車に５組の移植
機６，…を平行リンク装置７で装着してなる。
【０００７】３Ｐリンク装置３は、左右一対のロワリン
ク１１，１１と長さ調節可能な１本のトップリンク１２
を有し、油圧シリンダ（図示を省略）で駆動される駆動
アーム１５の先端部と前記ロアリンク１１，１１の中間
部とがリフトロッド１６，１６で連結されており、駆動
アーム１５を回動させてロアリンク１１，１１を上下に
揺動させることにより牽引台車５が昇降する。また、ト
ップリンク１２の長さを調節すると牽引台車５の取付角
度が変えられる。
ク１１，１１と長さ調節可能な１本のトップリンク１２
を有し、油圧シリンダ（図示を省略）で駆動される駆動
アーム１５の先端部と前記ロアリンク１１，１１の中間
部とがリフトロッド１６，１６で連結されており、駆動
アーム１５を回動させてロアリンク１１，１１を上下に
揺動させることにより牽引台車５が昇降する。また、ト
ップリンク１２の長さを調節すると牽引台車５の取付角
度が変えられる。
【０００８】牽引台車５は、水平に設けた台車フレーム
２０の前後に、前記ロワリンク１１，１１およびトップ
リンク１２の後端部に連結される前枠２１と、平行リン
ク装置６の支持枠である後枠２２をそれぞれ垂直に突設
してなり、台車フレーム２０の左右両側部に一対の支持
輪２３，２３が軸支されている。牽引台車５全体は３Ｐ
リンク装置３で半ば吊られた状態で一対の支持輪２３，
２３によって圃場面上に支持される。支持輪２３，２３
は、正面視においてトラクタ２の前輪２５，２５および
後輪２６，２６と同位置に配置され、後輪２６，２６の
通過跡を通るようになっている。台車フレーム２０の上
部には作業ステップ２８が設けられ、その上に苗補給作
業者用の座席２９が設置されている。また、台車フレー
ム２０の左右両端部から斜め上向きに突出するブラケッ
ト３１，３１に、苗箱を載せる複数段の棚３１，…を有
する予備苗載台３２，３２が取り付けられている。ブラ
ケット３１は回転可能に設けられており、作業時にはブ
ラケット３１，３１を外向きにして予備苗載台３２，３
２の間隔を拡げ、収納時にはブラケット３１，３１を内
向きにして予備苗載台３１，３１の間隔を狭めるように
する。さらに、トラクタ２から伝動軸３５を介して伝動
される植付部ミッションケース３６が前枠２１に設けら
れ、該植付部ミッションケースから後記伝動ケース４０
に伝動する移植機伝動軸３７が台車フレーム２０の下方
に配設されている。
２０の前後に、前記ロワリンク１１，１１およびトップ
リンク１２の後端部に連結される前枠２１と、平行リン
ク装置６の支持枠である後枠２２をそれぞれ垂直に突設
してなり、台車フレーム２０の左右両側部に一対の支持
輪２３，２３が軸支されている。牽引台車５全体は３Ｐ
リンク装置３で半ば吊られた状態で一対の支持輪２３，
２３によって圃場面上に支持される。支持輪２３，２３
は、正面視においてトラクタ２の前輪２５，２５および
後輪２６，２６と同位置に配置され、後輪２６，２６の
通過跡を通るようになっている。台車フレーム２０の上
部には作業ステップ２８が設けられ、その上に苗補給作
業者用の座席２９が設置されている。また、台車フレー
ム２０の左右両端部から斜め上向きに突出するブラケッ
ト３１，３１に、苗箱を載せる複数段の棚３１，…を有
する予備苗載台３２，３２が取り付けられている。ブラ
ケット３１は回転可能に設けられており、作業時にはブ
ラケット３１，３１を外向きにして予備苗載台３２，３
２の間隔を拡げ、収納時にはブラケット３１，３１を内
向きにして予備苗載台３１，３１の間隔を狭めるように
する。さらに、トラクタ２から伝動軸３５を介して伝動
される植付部ミッションケース３６が前枠２１に設けら
れ、該植付部ミッションケースから後記伝動ケース４０
に伝動する移植機伝動軸３７が台車フレーム２０の下方
に配設されている。
【０００９】５組の移植機６，…は伝動ケース４０を共
用しており、この伝動ケースを共通のフレームとしてそ
れぞれ前後位置を揃えて一体に組みつけられている。各
移植機６は、苗を載せる苗載台４１と該苗載台上の苗を
圃場に植え付ける植付装置４２を備えてなる。苗載台４
１は前部が上位となるよう傾斜させて設けられ、これが
左右に往復動することにより後部に設けた苗取出口４４
に苗が順次供給される。横１列分の苗を供給し終える
と、苗送りベルト４５が作動して台上の苗を１列分だけ
後方に移送する。レタス用の場合、苗載台４１の角度α
は２５度程度としておくのが良い。植付装置４２は、所
定の無端軌道に沿って上下運動を行なう植付杆４６を有
し、該植付杆に取り付けた一対の移植爪４７，４７で前
記苗取出口４４に供給された苗を挟持し、それを圃場に
植え付けるようになっている。移植後の土壌は鎮圧輪４
８，４８で鎮圧される。
用しており、この伝動ケースを共通のフレームとしてそ
れぞれ前後位置を揃えて一体に組みつけられている。各
移植機６は、苗を載せる苗載台４１と該苗載台上の苗を
圃場に植え付ける植付装置４２を備えてなる。苗載台４
１は前部が上位となるよう傾斜させて設けられ、これが
左右に往復動することにより後部に設けた苗取出口４４
に苗が順次供給される。横１列分の苗を供給し終える
と、苗送りベルト４５が作動して台上の苗を１列分だけ
後方に移送する。レタス用の場合、苗載台４１の角度α
は２５度程度としておくのが良い。植付装置４２は、所
定の無端軌道に沿って上下運動を行なう植付杆４６を有
し、該植付杆に取り付けた一対の移植爪４７，４７で前
記苗取出口４４に供給された苗を挟持し、それを圃場に
植え付けるようになっている。移植後の土壌は鎮圧輪４
８，４８で鎮圧される。
【００１０】平行リンク装置７は、前記後枠２２と、該
後枠に回動自在に取り付けた各一対の上リンク５０，５
０および下リンク５１，５１と、これら上下リンクの後
端部に連結された連結枠５２とからなり、連結枠５２か
ら後方に突出するローリング軸５３に移植機の伝動ケー
ス４０が装着される。水平フレーム２０に基部側を枢着
したピッチングシリンダ５４のピストンロッドが一対の
上リンク５０，５０に横架した横軸５５に連結されてお
り、このピッチングシリンダ５４を伸縮させることによ
り５組の移植機７，…からなる植付部全体が昇降する。
また、連結枠４２にほぼ水平に設けたローリングシリン
ダ５７のピストンロッドが伝動ケース４０に固着した連
結片５８に連結されており、このローリングシリンダ５
７を伸縮させることにより植付部全体がローリング軸５
３回りに回動する。
後枠に回動自在に取り付けた各一対の上リンク５０，５
０および下リンク５１，５１と、これら上下リンクの後
端部に連結された連結枠５２とからなり、連結枠５２か
ら後方に突出するローリング軸５３に移植機の伝動ケー
ス４０が装着される。水平フレーム２０に基部側を枢着
したピッチングシリンダ５４のピストンロッドが一対の
上リンク５０，５０に横架した横軸５５に連結されてお
り、このピッチングシリンダ５４を伸縮させることによ
り５組の移植機７，…からなる植付部全体が昇降する。
また、連結枠４２にほぼ水平に設けたローリングシリン
ダ５７のピストンロッドが伝動ケース４０に固着した連
結片５８に連結されており、このローリングシリンダ５
７を伸縮させることにより植付部全体がローリング軸５
３回りに回動する。
【００１１】伝動ケース４０の下側には、圃場面上を滑
走する３個のそり状のセンサ６０，６１，６１が設けら
れている。中央のセンサ６０は圃場面の高さを検出する
ためのピッチング感知センサであり、これの検出結果に
基づいて前記ピッチングシリンダ５４が伸縮し、苗の植
付深さを一定に維持する。また、左右両側のセンサ６
１，６１は圃場面の左右傾斜を検出するためのローリン
グ感知センサであり、これの検出結果に基づいて前記ロ
ーリングシリンダ５７が伸縮し、各条の苗の植付深さが
常に同じになるようにする。
走する３個のそり状のセンサ６０，６１，６１が設けら
れている。中央のセンサ６０は圃場面の高さを検出する
ためのピッチング感知センサであり、これの検出結果に
基づいて前記ピッチングシリンダ５４が伸縮し、苗の植
付深さを一定に維持する。また、左右両側のセンサ６
１，６１は圃場面の左右傾斜を検出するためのローリン
グ感知センサであり、これの検出結果に基づいて前記ロ
ーリングシリンダ５７が伸縮し、各条の苗の植付深さが
常に同じになるようにする。
【００１２】作業を開始するに際しては、各移植機６，
…の苗載台４１，…に苗を載置するとともに、予備苗載
台３２，３２の各棚３１，…に苗箱ごと苗を積んでお
く。そして、作業ステップ２８に苗補給作業者が乗り込
み、植付部に伝動を行ないつつトラクタ２を発進させ
る。苗の植付けが進み苗載台４１，…の苗の残量が少な
くなってきたならば、苗補給作業者が予備苗載台３２，
３２の苗を随時苗載台４１，…の上に補給する。牽引台
車５の支持輪２３，２３はトラクタ２の後輪２６，２６
の轍を通るので、牽引台車５があまり上下動しない。こ
のため、作業ステップ２８上の苗補給作業者が容易に作
業を行なうことができる。また、この上下変動の少ない
牽引台車５を基準として各移植機６，…の昇降制御およ
びローリング制御を行なうので、これら制御が正確に行
なわれる。
…の苗載台４１，…に苗を載置するとともに、予備苗載
台３２，３２の各棚３１，…に苗箱ごと苗を積んでお
く。そして、作業ステップ２８に苗補給作業者が乗り込
み、植付部に伝動を行ないつつトラクタ２を発進させ
る。苗の植付けが進み苗載台４１，…の苗の残量が少な
くなってきたならば、苗補給作業者が予備苗載台３２，
３２の苗を随時苗載台４１，…の上に補給する。牽引台
車５の支持輪２３，２３はトラクタ２の後輪２６，２６
の轍を通るので、牽引台車５があまり上下動しない。こ
のため、作業ステップ２８上の苗補給作業者が容易に作
業を行なうことができる。また、この上下変動の少ない
牽引台車５を基準として各移植機６，…の昇降制御およ
びローリング制御を行なうので、これら制御が正確に行
なわれる。
【００１３】図３および図４に示す乗用野菜移植機はブ
ロッコリ等の苗移植用である。トラクタ２の後部に設け
た３Ｐリンク装置３に牽引台車５´を取り付けた構成は
前実施例１と同様であるが、この乗用野菜移植機１´で
は、４組の移植機６´，…がそれぞれ独立に設けられ、
各移植機６´，…が平行リンク装置７´，…で別々に牽
引台車５´に装着されている。さらに、各平行リンク装
置７´，…の支持枠２２´，…は牽引台車５´に設けた
レール７０に摺動自在に取り付けられており、該レール
に沿って平行リンク装置７´，…の取付位置をずらせる
ことにより、各移植機６´，…の間隔が変えられ、条間
を調節することができる。
ロッコリ等の苗移植用である。トラクタ２の後部に設け
た３Ｐリンク装置３に牽引台車５´を取り付けた構成は
前実施例１と同様であるが、この乗用野菜移植機１´で
は、４組の移植機６´，…がそれぞれ独立に設けられ、
各移植機６´，…が平行リンク装置７´，…で別々に牽
引台車５´に装着されている。さらに、各平行リンク装
置７´，…の支持枠２２´，…は牽引台車５´に設けた
レール７０に摺動自在に取り付けられており、該レール
に沿って平行リンク装置７´，…の取付位置をずらせる
ことにより、各移植機６´，…の間隔が変えられ、条間
を調節することができる。
【００１４】移植機６´は、各々個別に伝動ケース４０
´備え、前実施例と同様の苗載台４１、植付装置４２、
鎮圧輪４８，４８等が設けられている。ブロッコリ用移
植機の場合、苗載台４１の角度βを１５度程度としてお
くのが良い。また、各移植機６´ごとに、圃場面の高さ
を検出するためのそり状ピッチング感知センサ６０´が
設けられている。
´備え、前実施例と同様の苗載台４１、植付装置４２、
鎮圧輪４８，４８等が設けられている。ブロッコリ用移
植機の場合、苗載台４１の角度βを１５度程度としてお
くのが良い。また、各移植機６´ごとに、圃場面の高さ
を検出するためのそり状ピッチング感知センサ６０´が
設けられている。
【００１５】平行リンク装置７´は、前記支持枠２２´
と、該支持枠に回動自在に取り付けた各一対の上リンク
５０´，５０´および下リンク５１´，５１´と、これ
ら上下リンクの後端部に連結された連結枠５２´とから
なり、連結枠５２´に移植機の伝動ケース４０´が一体
に設けられている。支持枠２２´に基部側を枢着したピ
ッチングシリンダ５４´のピストンロッドが一対の上リ
ンク５０´，５０´に横架した横軸５５´に連結されて
おり、このピッチングシリンダ５４´を伸縮させること
により移植機６´が昇降する。
と、該支持枠に回動自在に取り付けた各一対の上リンク
５０´，５０´および下リンク５１´，５１´と、これ
ら上下リンクの後端部に連結された連結枠５２´とから
なり、連結枠５２´に移植機の伝動ケース４０´が一体
に設けられている。支持枠２２´に基部側を枢着したピ
ッチングシリンダ５４´のピストンロッドが一対の上リ
ンク５０´，５０´に横架した横軸５５´に連結されて
おり、このピッチングシリンダ５４´を伸縮させること
により移植機６´が昇降する。
【００１６】ピッチング感知センサ６０´，…の検出結
果に基づいて各条ごとに移植機６´，…の昇降制御を行
なう。この乗用野菜移植機１´の場合も、牽引台車５´
の支持輪２３，２３がトラクタ２の後輪２６，２６の轍
を通り、牽引台車５´の上下変動が少ないため、ピッチ
ング制御が高精度で行なわれる。また、作業ステップ２
８上の苗補給作業者が安全かつ容易に作業を行なえるこ
とも前実施例と同様である。
果に基づいて各条ごとに移植機６´，…の昇降制御を行
なう。この乗用野菜移植機１´の場合も、牽引台車５´
の支持輪２３，２３がトラクタ２の後輪２６，２６の轍
を通り、牽引台車５´の上下変動が少ないため、ピッチ
ング制御が高精度で行なわれる。また、作業ステップ２
８上の苗補給作業者が安全かつ容易に作業を行なえるこ
とも前実施例と同様である。
【００１７】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
乗用野菜移植機は、乗用走行車体で牽引する牽引台車に
移植機を昇降自在に取り付け、移植機に設けた圃場面の
高さを検出するセンサの検出結果に基づいて移植機を適
宜昇降させるようにした構成であり、前記牽引車体を支
持する一対の支持輪が乗用走行車体の後輪で踏み固めら
れた跡を通るようになっているので、牽引台車の揺れや
振動が少なく、移植機の昇降制御を正確に行なえるよう
になった。また、揺れや振動の少ない牽引台車に苗補給
用の作業ステップが設けられているので、作業者が安全
かつ容易に苗補給作業を行なうことができるようになっ
た。
乗用野菜移植機は、乗用走行車体で牽引する牽引台車に
移植機を昇降自在に取り付け、移植機に設けた圃場面の
高さを検出するセンサの検出結果に基づいて移植機を適
宜昇降させるようにした構成であり、前記牽引車体を支
持する一対の支持輪が乗用走行車体の後輪で踏み固めら
れた跡を通るようになっているので、牽引台車の揺れや
振動が少なく、移植機の昇降制御を正確に行なえるよう
になった。また、揺れや振動の少ない牽引台車に苗補給
用の作業ステップが設けられているので、作業者が安全
かつ容易に苗補給作業を行なうことができるようになっ
た。
【図１】本発明の１実施例である乗用野菜移植機の全体
側面図である。
側面図である。
【図２】図１に示した乗用野菜移植機の平面図である。
【図３】本発明の異なる実施例である乗用野菜移植機の
全体側面図である。
全体側面図である。
【図４】図４に示した乗用野菜移植機の平面図である。
１，１´ 乗用野菜移植機 ２ トラクタ（乗用走行車体） ５，５´ 牽引台車 ６，６´ 移植機 ７，７´ 平行リンク装置 ２３ 支持輪 ２５ 前輪 ２６ 後輪 ２８ 作業ステップ ４１ 苗載台 ４２ 植付装置 ６０，６０´ ピッチング感知センサ ６１ ローリング感知センサ
Claims (1)
- 【請求項１】 苗を載せる苗載台と該苗載台上の苗を圃
場に植え付ける植付装置を備えた複数の移植機を乗用走
行車体で牽引する乗用野菜移植機であって、前記乗用走
行車体の後方に乗用走行車体の車輪と正面視同位置に配
置した支持輪で支持され前記乗用走行車体で牽引される
牽引台車を設け、当該牽引台車の上に各移植機の苗載台
に苗を補給する作業者が乗るための作業ステップを取り
付けるとともに、当該牽引台車に前記移植機を昇降自在
に取り付け、移植機に設けた圃場面の高さを検出するセ
ンサの検出結果に基づいて移植機を適宜昇降させるよう
にしたことを特徴とする乗用野菜移植機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204791A JP2929752B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 乗用野菜移植機 |
| US07/834,249 US5402740A (en) | 1990-06-22 | 1991-06-24 | Vehicular machine for transplanting vegetal seedlings |
| DE69127533T DE69127533T2 (de) | 1990-06-22 | 1991-06-24 | Schleppergezogene pflanzmaschine |
| PCT/JP1991/000847 WO1992000001A1 (en) | 1990-06-10 | 1991-06-24 | Vehicular machine for transplanting vegetables |
| EP91911364A EP0489175B1 (en) | 1990-06-22 | 1991-06-24 | Vehicular machine for transplanting vegetables |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204791A JP2929752B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 乗用野菜移植機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111311A JPH05111311A (ja) | 1993-05-07 |
| JP2929752B2 true JP2929752B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=13763603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8204791A Expired - Fee Related JP2929752B2 (ja) | 1990-06-10 | 1991-03-19 | 乗用野菜移植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2929752B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020202795A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | 株式会社クボタ | 移植機 |
| WO2020256021A1 (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | 株式会社クボタ | 移植機 |
| JP2020202796A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | 株式会社クボタ | 移植機 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-03-19 JP JP8204791A patent/JP2929752B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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|---|---|
| JPH05111311A (ja) | 1993-05-07 |
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