JP3451642B2 - 苗植機 - Google Patents

苗植機

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JP3451642B2
JP3451642B2 JP34179292A JP34179292A JP3451642B2 JP 3451642 B2 JP3451642 B2 JP 3451642B2 JP 34179292 A JP34179292 A JP 34179292A JP 34179292 A JP34179292 A JP 34179292A JP 3451642 B2 JP3451642 B2 JP 3451642B2
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JP
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seedling
float
gate
center
seedlings
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正文 佐伯
哲 加藤
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、乗用型苗植機に用い
るものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】乗用型
苗植機は、隣接する2条又は単独の1条の苗植位置を整
地するフロートで構成されていて、その先端が個々に独
立して上下するため、泥面に対する苗植装置の左右方向
の支持力が低く、苗植装置が必要以上に左右方向に揺動
して苗の移植が不安定となるおそれがあった。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するため、左右一対の駆動車輪5,5を有する走
行車体1の後方に複数条植えの苗植装置2が設けられ、
中央一条分の苗植込位置を整地するセンタ−フロート2
2の上下動に起因して苗植装置2が昇降する苗 植機にお
いて、前記センタ−フロート22は苗植込位置より前側
に配置され、センタ−フロート22の左右に設けられた
1対の横フロート21,21が該フロート21,21前
部の連結部21aで一体に接続されて平面視門型のフロ
−トを構成し、中央一条分の苗植込位置及びセンタ−フ
ロート22が前記門型のフロ−トで囲まれた領域内に配
置されると共に、前記中央一条分の苗植込位置と隣接す
る左右それぞれ一条分の隣接苗植込位置が門型のフロ−
トの左右外側に配置され、門型のフロ−トの左右外側に
張り出す整地部21b,21bでそれぞれ一条分の隣接
苗植込位置が整地される構成としたことを特徴とする苗
植機とした。 【0004】 【作用】上記のように構成された苗植機は、水田の耕盤
上で回転する左右1対の駆動車輪5,5によって前進
し、苗植装置2により複数条に苗を移植する。センタ−
フロート22により中央一条分の苗植込位置を整地し、
門型のフロ−トの左右外側に張り出す整地部21b,2
1bでそれぞれ一条分の隣接苗植込位置を整地する。
して、この作業中、門型のフロ−トで囲まれた領域には
苗植込位置が中央一条分だけ配置されるため、門型のフ
ロ−トの左右幅が極端に大きくならずに適切な左右幅に
狭められるので、門型のフロ−トが一体となって泥面上
に苗植装置2を安定して支持する。また、センタ−フロ
ート22が前記門型のフロ−トで囲まれた領域内に配置
されているので、駆動車輪5,5から後方に発生する泥
水流は、先ず門型のフロ−トにより抑えられセンタ−
フロート22に弱められた状態で達する。従って、セン
タ−フロート22は苗植込位置より前側に配置された小
型の構造にしても、センタ−フロート22が泥水流の影
響を受けにくく、該センタ−フロート22の上下動に起
因して苗植装置2が地面に追従して適正に昇降する。 【0005】 【効果】以上のように、この発明によると、適切な左右
幅で一体化された門型のフロ−トで苗植装置を軟い泥
土上で支え、従来の個々独立して揺動するフロートに比
較して苗植装置の支持力が向上し、苗植機において苗植
装置の左右の揺動が著しく安定した。そして、センタ−
フロート22が泥水流の影響を受けにくくなるので、セ
ンタ−フロート22を小型の構造としながら、該センタ
−フロート22が適正に地面に追従して上下動し、苗植
装置2が適確に昇降すると共に、センタ−フロート22
により中央一条分の苗植込位置を十分に整地することが
でき。 【0006】 【実施例】図1および図2のように、走行車体1の後方
に苗植装置2がリンク3で連結されて乗用型の苗植機と
なっている。走行車体1は、機体4の後部に左右1対の
駆動車輪5,5が配置され、前部のエンジンの動力を受
けて水田の耕盤上で回転するように出来ている。支柱6
が機体4の後端から上に延び、上下1対のリンク3,3
の先端がこれに回動自在に取付けられている。取付枠7
がリンク3,3の後端に取付けられ、上方のリンク3が
シリンダ8から出没するピストンロッド9でその先端の
取付軸の回りに回動すると、この取付枠7が同じ姿勢で
上下に移動するようになっている。 【0007】苗植装置2は、中央部の歯車箱10その上
で左右に往復駆動される苗載台11、苗載台11の下端
部を通って旋回する苗植杆12及び水田の泥面を滑走す
るフロートで構成されている。歯車箱10は、前後方向
のローリング軸13で取付枠7の下部に揺動自在に取付
られ、走行車体1の動力が伝動軸14で導入されるよう
になっている。 【0008】苗載台11は、先上りに傾斜し、その上に
3枚のマット苗を横並びに載せるようになっている。そ
して、下端と下腹部の中間とが苗受板15と支持具16
で支えられ、歯車箱10から左右に突出した横移動棒1
7に連結され、伝動軸14で導入された動力でもって左
右に往復駆動されるように出来ている。 【0009】1対の伝動ケース18,18が苗載台11
の下端の下を通って後に延びている。左の伝動ケース1
8の後端からスリーブ19aが左右に伸び、右の伝動ケ
ース18からスリーブ19bが右に伸び、それぞれの端
に回転ケース20,20,20が取付けられ、さらにそ
れぞれの回転ケース20の外側に苗植杆12が取付けら
れて3条植に構成されている。すなわち、上から見て左
右方向に3組の苗植杆12,12,12は等間隔に配置
され、横からみて上下に長い円軌道で旋回し、下降の途
中で苗受板15の苗取口を通過し、苗載台11上の苗の
1株分を取り出して下の泥面に移植するようになってい
る。 【0010】フロートは、つぎのように構成されてい
る。1対の横フロート21,21がそれぞれの駆動車輪
5,5の後方に配置され、先端部が連結部21aで接続
されて一体構成となっている。1対の整地部21b,2
1bがそれぞれの横フロート21,21の前部から外側
に張り出し、左右の苗植杆12,12が苗を移植する泥
面を整地するようになっている。センターフロート22
がその中間部に配置され、中央の苗植杆12が苗を移植
する泥面を整地するようになっている。そして、それぞ
れの伝動ケース18,18の下腹部からアーム23が斜
後下に伸び、その下端が横フロート21,21のブラケ
ット24,24(図3)に横軸25,25で取付けられ
ている。そのため、アーム23,23を回すと、横軸2
5,25が上下して苗の植付深さが変化する。横フロー
ト21,21は、走行車体1の前進中に泥面の凹凸に応
じて横軸25,25の回りに揺動する。アーム26が歯
車箱10から前に伸び、連結部21aの上面に設けられ
たブラケット27(図3)とその突端との間に腰折リン
ク28が設けられている。 【0011】センサーフロート22は、後部が歯車箱1
0から斜後下に伸びるアーム29の下端に回動自在に取
付けられ、泥面に対する苗植装置2の高低によって先端
部が上下に移動するように出来ている。そして、歯車箱
10に取付けられた弁箱30に、センサーフロート22
の前部に取付けられた弁棒31が挿し込まれ、この弁棒
31の摺動で弁箱30内の油路が切り換られてシリンダ
8内にポンプから吐出した油が供給されたり、その中の
油が抜き落されるようになっている。 【0012】図3のように、連結部21aの下面を横フ
ロート21,21の下面よりも高く設け、センサーフロ
ート22で中央の苗植杆12の苗植込位置を整地するよ
うにしても良い。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明を施した苗植機の平面図。 【図2】その後部の拡大した側面図。 【図3】そのフロートの拡大した正面図。 【符号の説明】 1 走行車体 2 苗植装置 5 駆動車輪 12 苗植杆 21 横フロート21a 連結部 21b 整地部 22 センサーフロート 25 横軸

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右一対の駆動車輪5,5を有する走行
    車体1の後方に複数条植えの苗植装置2が設けられ、
    央一条分の苗植込位置を整地するセンタ−フロート22
    の上下動に起因して苗植装置2が昇降する苗植機におい
    て、前記センタ−フロート22は苗植込位置より前側に
    配置され、センタ−フロート22の左右に設けられた
    対の横フロート21,21が該フロート21,21前部
    連結部21aで一体に接続されて平面視門型のフロ−
    トを構成し、中央一条分の苗植込位置及びセンタ−フロ
    ート22が前記門型のフロ−トで囲まれた領域内に配置
    されると共に、前記中央一条分の苗植込位置と隣接する
    左右それぞれ一条分の隣接苗植込位置が門型のフロ−ト
    の左右外側に配置され、門型のフロ−トの左右外側に張
    り出す整地部21b,21bでそれぞれ一条分の隣接苗
    植込位置が整地される構成としたことを特徴とする苗植
    機。
JP34179292A 1992-12-22 1992-12-22 苗植機 Expired - Lifetime JP3451642B2 (ja)

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JPH06181610A JPH06181610A (ja) 1994-07-05
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