JPH0722449B2 - 苗植機 - Google Patents

苗植機

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JPH0722449B2
JPH0722449B2 JP59202573A JP20257384A JPH0722449B2 JP H0722449 B2 JPH0722449 B2 JP H0722449B2 JP 59202573 A JP59202573 A JP 59202573A JP 20257384 A JP20257384 A JP 20257384A JP H0722449 B2 JPH0722449 B2 JP H0722449B2
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JP
Japan
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seedling planting
traveling wheels
ground
planting machine
float
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石田  伊佐男
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水田圃場にて苗植付け作業を行なう苗植機
に関するものである。
〔従来技術とその課題〕 従来、この種の苗植機は、苗植付け作業を行なう際に、
既に植付けた苗に泥水を押寄せないように接地フロート
の前後中間部分の裏面を上方へ凹ませて泥水が接地フロ
ートの左右側に通過できるよう構成したものがあった。
然し乍ら、従来の苗植機では、接地面積が少なくなり、
水田の泥土面が軟らかいときは接地フロートが沈込んで
十分な機体支持力が得られない欠点があるばかりでな
く、整地性能が悪くなる問題点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、前記の従来技術のもつ課題を解決するため
に、水田圃場にて耕盤上を走行する走行車輪6・25・26
を設け、該走行車輪6・25・26の外側方に位置し泥土面
上に接地して機体の左右傾斜を支持する左右接地フロー
ト20・21を設けた苗植機において、該左右接地フロート
20・21の前側部ロと後側部ハの上下厚みt2・t3を厚く
し、前後中間部イの厚みt1を上面を大きく凹ませて泥水
が横ぎるように薄く形成し、該薄い中間部イを走行車輪
6・25・26の後部外側方に位置させたことを特徴とする
苗植機としたものである。
〔作用効果〕
この発明は、前記の構成としたから、従来の接地フロー
トの裏側を上方へ凹ませて左右方向へ泥水を通過させる
ものに比較して整地性能が良く、十分な接地面積を確保
できて機体の左右傾斜を防止でき、然も、接地フロート
が泥水を外側方の既に植付けた苗の方へ押寄せて苗を倒
してしまうことを防止できる。更には、接地フロートの
薄い中間部イが走行車輪6・25・26の後部外側方に位置
しているので、走行車輪6・25・26が転動する際に持ち
上げる泥土を前記接地フロートの外側から薄い中間部イ
を通って流れ込む泥水が洗い流して、泥土の大きな塊が
圃場にできるのを防止し、きれいな苗植付け圃場面とな
って良好な苗植付け作業が行なえ、植付け後の苗の成育
も良い。
〔実施例〕
この発明の一実施例である歩行型の苗植機に基づいて詳
細に説明する。
1はエンジン、2はエンジン1の左側面に取付けられ、
後端部がエンジン1の後側に廻り込むように設けられた
ミッションケースである。
3・4は筒状のフレームで、基部を前記ミッションケー
ス2に止着され後方に延ばされている。そして、左側の
フレーム3内に伝動軸が内装されている。
5は横ケースで、前記フレーム3・4の後端部を連結
し、このケース5内にも伝動軸が内装されている。
6は走行車輪で、前記左右のフレーム3・4間に位置
し、前記ミッションケース2に基部が取付けられたスイ
ングチェンケース7の後部に軸承されている。
8・9は植付伝動ケースで、前記横ケース5の左右両側
に取付けられている。10は苗タンク移動用の縦ケース、
11は苗タンク支持用の枠である。
12・12は操縦ハンドルで、基部側を前記縦ケース10と枠
11とに連結し、先端部を後方上方に左右に分れて延設し
ている。
13・13は苗植付具で、前記植付伝動ケース8・9の下部
内側に設けられている。14は苗タンクで、前記縦ケース
10、枠11、操縦ハンドル12・12に支持され、左右に往復
動されるように設けられている。
15は油圧装置で、油圧シリンダー16aの基部側に油圧切
替バルブ17を取付けて、このバルブ側を前記右側フレー
ム4に枢結され、ピストン16bをフレーム4に枢支点を
もつリンク18を介してチェンケース7に枢結され、ピス
トン16bの突出で走行車輪6が下動されるよう設けられ
ている。19はバルブ切替レバーを示す。そして、後述の
右接地フロート21とこのレバー19とをロッド24で連動し
ている。
20・21は接地フロートで、合成樹脂で、前後中間部イの
上面を凹ませてその厚みt1を薄く、前側部ロの厚みt2
後側部ハの厚みt3とを厚くしてあり、後側部ハの上面を
金具22を介して前記縦ケース10、枠11に枢結し、前端部
を左右のフレーム3・4に上下動リンク23で連結してい
る。
尚、第3図と第4図に示すように、接地フロートの前後
中間部イの薄い部分が外側前方から後側後方へ向うよう
に構成することもよい。
上例の構成において、苗植付け作業中では、左右の接地
フロート20・21の底面は水田の泥土面Aに接して滑走
し、泥土面A上の水の深さA4の上面に接地フロート20・
21の前側部ロと後側部ハとが突出するが前後中間部イは
水面Bよりも低く水中に没している。
このため、苗植付け時及び接地フロート20・21を泥土面
Aに当接したままで旋回を行なう時に、泥水が接地フロ
ート20・21の前後中間部イの上面を通過し、泥水を外側
方へ押し寄せて既に植付けた苗を押し倒すような事態を
防止でき、良好な苗植え作業が行なえる。
尚、実施例のように、耕盤Cの深さによって接地フロー
ト20・21が上下動するが、このフロート21が、耕盤Cが
深くて上動するとき油圧切替バルブ17が切替えられてピ
ストン16bを突出し、走行車輪6を下動する。逆に、耕
盤Cが浅いと該フロート21が下動し、バルブ17がピスト
ン16bが引込むよう上動して走行車輪6を上動する。こ
のように、走行車輪6が接地フロートの上下動で上下に
制御されるが、このような構成の田植機や湛水播種機に
おいては、接地フロートの前後中間部が低くて水中に潜
る構成にすると接地フロートの上下動が安定し、走行車
輪6の上下制御が安定する。
第5図〜第7図は、左右一対の走行車輪25・26を有して
水田を推進する場合の牽引車体部の実施例で、走行ミッ
ションケース27の左右に一対のチェンケース28・29を上
下動自由に枢結し、この後端左右両側に走行車輪25・26
を軸承している。30は油圧装置で、左右中間部に設けた
油圧シリンダー31の後端部にピストン32を突出ならしめ
ている。そして、このピストン32に前後動自由なメタル
33を設け、これに上下方向のピン34で左右中間が枢着さ
れる天秤杆35を取付けこの左右両側にロッド36・37を介
して、前記チェンケース28・29と一体のアーム38・39を
連接している。
そして、この天秤杆35は平面視において、後側部側が左
右外方へ広がるく字状に構成されている。
40は係止ピンで、天秤杆35の上下方向の孔に挿通され操
縦者側のハンドル部分に設けたレバーとワイヤー41で連
動されていて、出入操作可能に設けている。そして、前
記メタル33側に、天秤杆35の左右両端側が前後方向の同
じ位置にあって走行車輪25・26が同一高さにあるとき、
前記係止ピン40が挿通される係止孔42を設けている。
そして、このような構成とすると左右の走行車輪25・26
が上下同じ高さに復元されるよう働き、ピン40を係止孔
42へ係合し易くなる。尚、図中、43・44はばねである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例である走行型の田植機を示し、
第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は接地フロー
トの別個の側面図、第4図はその平面図、第5図は別例
の要部の平面図、第6図はその拡大平面図、第7図はそ
の背断面図である。 図中符号、6・25・26は走行車輪、20・21は左右接地フ
ロート、イは左右接地フロートの前後中間部、ロは左右
接地フロートの前側部、ハは左右接地フロートの後側
部、t1・t2・t3は左右接地フロートの厚みを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水田圃場にて耕盤上を走行する走行車輪6
    ・25・26を設け、該走行車輪6・25・26の外側方に位置
    し泥土面上に接地して機体の左右傾斜を支持する左右接
    地フロート20・21を設けた苗植機において、該左右接地
    フロート20・21の前側部ロと後側部ハの上下厚みt2・t3
    を厚くし、前後中間部イの厚みt1を上面を大きく凹ませ
    て泥水が横ぎるように薄く形成し、該薄い中間部イを走
    行車輪6・25・26の後部外側方に位置させたことを特徴
    とする苗植機。
JP59202573A 1984-09-26 1984-09-26 苗植機 Expired - Fee Related JPH0722449B2 (ja)

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JPS6178310A JPS6178310A (ja) 1986-04-21
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CN113141218B (zh) * 2020-03-06 2023-03-31 立讯精密工业(滁州)有限公司 宽频高方向性耦合器及其宽频驻波比检测装置

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JPS5125451U (ja) * 1974-08-14 1976-02-25
JPS5485917A (en) * 1977-12-21 1979-07-09 Kubota Ltd Rice transplanter

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