JP3440550B2 - 苗植機のフロート - Google Patents
苗植機のフロートInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、多条植で水田用の苗
植機に用いるものである。 【０００２】 【従来の技術】１行程で４条以上に苗が移植できる水田
用の苗植機は、苗植装置の歯車箱の下で中央部にセンサ
フロートを配置し、その左右に１対のサイドフロートを
配置し、それぞれのフロートの後部を横軸で回動自在に
歯車箱に取付けている。そして、それぞれのフロートが
泥面を滑走する際、その先端が上下に揺動してその滑走
を円滑にするとともに、センサフロートの先端が必要以
上に上下すると、その信号で駆動装置が作動して苗植装
置が上下に移動し、この苗植装置が泥面から一定の高さ
に保たれるように出来ている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】ここに、サイドフロー
トがセンサフロートに対して独立して上下に移動する
と、圃場（泥土）が軟いとき、サイドフロートが上下に
移動し過ぎてこれで整地された泥面が波条になるおそれ
があり、また、これらを固定すると、硬い圃場で車輪が
掘り起した土の塊の上をサイドフロートが通るようなと
き、この塊でフロート全体が浮き上って整地性能が低下
したり、センサフロートが誤信を発したりするおそれが
あった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するため、走行車体１の後部に苗植装置２が駆動
装置１７で上下に移動するように取付けられ、先端部の
上下の移動で駆動装置１７を作動して苗植装置２の泥面
からの高さを一定に保つセンサフロート１０ａが苗植装
置２の中央部に配置され、左右１対のサイドフロート１
０ｂ，１０ｂがセンサフロート１０ａの両横で先端部が
上下に移動し得るように設けられ、左右のサイドフロー
ト１０ｂ，１０ｂの先端がセンサフロート１０ａの前部
と１体的に上下動する状態と独立して上下動する状態と
の選択を、泥土の硬軟に応じてセンサフロート１０ａや
弁棒１９の作動を鈍くしたり敏感にしたりする感度調節
に連動させたことを特徴とする苗植機のフロートとし
た。 【０００５】 【作用】上記のように構成した苗植機は、水田の泥土が
軟いとき、感度調節をすると連動して１対のサイドフロ
ート１０ｂ，１０ｂの先端が中央のセンサフロート１０
ａの前部に対して固定されこれらが１体的に上下に移動
し得る。ここに、それぞれのフロート１０ａ，１０ｂ，
１０ｂが泥面を滑走してその表面を平に整地し、この整
地された部位に苗が移植される。なお、苗植装置２が泥
面から上ると、それぞれのフロート１０ａ，１０ｂ，１
０ｂの先が下り、これが限界を越えると、センサフロー
ト１０ａからの信号で駆動装置１７が作動して苗植装置
２が下る。また、これとは逆に、苗植装置２が泥面に近
寄ると、それぞれのフロート１０ａ，１０ｂ，１０ｂの
先が上り、センサフロート１０ａの信号で駆動装置１７
が苗植装置２を引き上げる。このようにして、苗植装置
２は、泥面から一定の高さに保たれて苗植付深さが均一
になる。 【０００６】また、水田の泥土が硬いときは、感度調節
をすると連動して１対のサイドフロート１０ｂ，１０ｂ
の先端が中央のセンサフロート１０ａの前部に対して独
立して上下に移動し得る。ここに、走行車体１の車輪
５，６が泥土を掘り起し、その塊の上をサイドフロート
１０ｂ，１０ｂの先端が通過することがあるが、独立し
たサイドフロート１０ｂ，１０ｂが単独で上下しながら
これを押しくずして通過する。 【０００７】 【発明の効果】以上のように、この発明によると、感度
調節に連動して中央のセンサフロート１０ａの前部と左
右のサイドフロート１０ｂ，１０ｂの先端とが１体的に
上下に移動したり、独立して上下に移動したりするよう
に使い分けられるので、水田の泥土の硬軟に応じて、常
に良好な整地と苗植装置の上下動の制御を得ることがで
きる。 【０００８】 【実施例】つぎに、この発明の実施例を説明する。図１
のように、走行車体１の後に苗植装置２が上下１対のリ
ンク３で取付けられて苗植機となっている。走行車体１
は、エンジン４の動力で駆動されるそれぞれ１対の前輪
５と後輪６を備えている。苗植装置２では、中央部の歯
車箱７、その上で前倒に傾斜して左右に往復駆動される
苗載台８、先端が上下に長い長円軌導で旋回して下降行
程で苗載台８の後端を通過してその上の苗を取り出す苗
植杆９およびフロート１０を備えている。 【０００９】苗植杆９は、５個が横並びに配置されて５
条植の苗植装置２となっている。フロート１０は、中央
のセンサフロート１０ａと、左右１対のサイドフロート
１０ｂ，１０ｂで構成され、それぞれの後部が横軸１１
で歯車箱７に回動自在に取付けられ、この回りに揺動し
てそれぞれの先端部が上下に移動し得るようになってい
る。バー１２が歯車箱７の中央から前に伸び、その先端
部とセンサフロート１０ａの先端部とに腰折リンク１３
の両端が取付けられ、センサフロート１０ａの垂れ下り
が防止されるようになっている。同様に、歯車箱７の先
端部と、それぞれのサイドフロート１０ｂ，１０ｂの先
端部とに腰折リンク１４，１４が取付けられている。 【００１０】リンク３，３の先端が横軸１５，１５で走
行車体１に取付けられ、その軸回りの回動で後端の取付
枠１６が上下に移動するようになっている。そして、こ
の取付枠１６に歯車箱７が取付けられている。駆動装置
１７がシリンダ１７ａおよびピストン１７ｂでなる油圧
装置で構成され、それぞれの両端が走行車体１と上側の
リンク３とに取付けられ、ポンプ（図示していない）が
吐出した油がシリンダ１７ａ内に送り込まれると、ピス
トン１７ｂが押し出されてリンク３，３が反時計方向に
回動し、苗植装置２が引き上げられるように出来てい
る。なお、シリンダ１７ａ内の油を抜き落すと、ピスト
ン１７ｂが引き戻され、苗植装置２が下降する。バー１
２に取付けた弁箱１８に、センサフロート１０ａの先か
ら上に伸びる弁棒１９が差し込まれて切替弁となってい
る。そして、弁棒１９が弁箱１８に押し込まれると、前
記のポンプから吐出された油がシリンダ１７ａ内に流れ
込み、引き下げられると、シリンダ１７ａ内の油がタン
ク内に戻るようになっている。なお、弁棒１９の上記の
移動は、周知のように、センサフロート１０ａの先端の
上下動、および、オペレータのレバー操作で行なわれ
る。 【００１１】図２および図３のように、ブラケット２０
がセンサフロート１０ａの前部に固定され、横杆２１の
中央が前後方向のピン２２で回動自在に取付けられてい
る。ブラケット２３，２３がそれぞれの先端に固定さ
れ、これに固定されたピン２４，２４が横杆２１の横端
の長孔２１ａ，２１ａに差し込まれ、中央のセンサフロ
ート１０ａに対して左右のサイドフロート１０ｂ，１０
ｂがシーソー状態に上下するようになっている。 【００１２】左右１対のＬ形の爪２５，２５の中央がピ
ン２６，２６で横杆２１に取付けられ、それぞれがばね
２７，２７で引かれると、それぞれの下端がセンサフロ
ート１０ａの上面に接触し、横杆２１のピン２２回りの
揺動が阻止されるようになっている。ワイヤー２８，２
８の端がそれぞれの爪２５，２５の横端に取付けられ、
レバー２９（図１）を操作すると、ワイヤー２８，２８
が引かれて爪２５，２５が図３の鎖線のように回動し、
爪２５，２５の下端がセンサフロート１０ａの土面から
離れ、横杆２１がピン２２の回りに自由に揺動し得る状
態になり、レバー２９を戻すとばね２７，２７で爪２
５，２５が戻されて、横杆２１がセンサフロート１０ａ
に固定される。 【００１３】センサフロート１０ａとサイドフロート１
０ｂ，１０ｂを連結する横杆は、左右独立させて構成し
ても良い。感度調節と称し、泥土の硬軟に応じてセンサ
フロート１０ａや弁棒１９の作動を鈍くしたり、敏感に
したりする装置を用いることがあるが、上記のワイヤー
２８，２８の作動を上記の感度調節に連動させることが
できる。 【００１４】オートローリングと称し、走行車体が横方
向に傾斜したとき、苗植装置２を前後方向の軸の回りに
駆動装置で回動させ、この苗植装置２を常に水平に保つ
ものがあり、その作動と解除とが選択出来るようになっ
ている。この発明を上記の装置に施し、オートローリン
グの作動時には左右のサイドフロート１０ｂ，１０ｂが
自由に上下動を行い、オートローリングを作動させない
ときには、サイドフロート１０ｂ，１０ｂがセンサフロ
ート１０ａに１体化されるようにすることができる。 【００１５】走行車体１にその前後方向の傾斜を検出す
るセンサを設け、走行車体１が前上りに傾斜すると、サ
イドフロート１０ｂ，１０ｂがセンサフロート１０ａと
自動的に１体化し、それ以外のときにはサイドフロート
１０ｂ，１０ｂが自由に上下に揺動し得るようにするこ
とが出来る。図４および図５のように、中央のセンサフ
ロート１０ａは、上から見て中央後部が切り欠がれた形
状とし、この切欠部３０で１つの苗植杆９が苗を移植す
る構成が採用できる。このとき、切欠部３０の前方で底
面に下方への突出部３１を設けるとともに、この突出部
３１の左右において底面にこれより上った溝部３２，３
２を設ける。このセンサフロート１０ａが泥面を滑走す
ると、中央部の泥土が他よりも押し下げられて水がたま
り、この水たまりの中で苗植杆９が泥面に苗３３を差し
込むので、苗植杆９が泥面から抜け上るとき、その水で
洗われて苗の持ち帰りが防止される。
植機に用いるものである。 【０００２】 【従来の技術】１行程で４条以上に苗が移植できる水田
用の苗植機は、苗植装置の歯車箱の下で中央部にセンサ
フロートを配置し、その左右に１対のサイドフロートを
配置し、それぞれのフロートの後部を横軸で回動自在に
歯車箱に取付けている。そして、それぞれのフロートが
泥面を滑走する際、その先端が上下に揺動してその滑走
を円滑にするとともに、センサフロートの先端が必要以
上に上下すると、その信号で駆動装置が作動して苗植装
置が上下に移動し、この苗植装置が泥面から一定の高さ
に保たれるように出来ている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】ここに、サイドフロー
トがセンサフロートに対して独立して上下に移動する
と、圃場（泥土）が軟いとき、サイドフロートが上下に
移動し過ぎてこれで整地された泥面が波条になるおそれ
があり、また、これらを固定すると、硬い圃場で車輪が
掘り起した土の塊の上をサイドフロートが通るようなと
き、この塊でフロート全体が浮き上って整地性能が低下
したり、センサフロートが誤信を発したりするおそれが
あった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するため、走行車体１の後部に苗植装置２が駆動
装置１７で上下に移動するように取付けられ、先端部の
上下の移動で駆動装置１７を作動して苗植装置２の泥面
からの高さを一定に保つセンサフロート１０ａが苗植装
置２の中央部に配置され、左右１対のサイドフロート１
０ｂ，１０ｂがセンサフロート１０ａの両横で先端部が
上下に移動し得るように設けられ、左右のサイドフロー
ト１０ｂ，１０ｂの先端がセンサフロート１０ａの前部
と１体的に上下動する状態と独立して上下動する状態と
の選択を、泥土の硬軟に応じてセンサフロート１０ａや
弁棒１９の作動を鈍くしたり敏感にしたりする感度調節
に連動させたことを特徴とする苗植機のフロートとし
た。 【０００５】 【作用】上記のように構成した苗植機は、水田の泥土が
軟いとき、感度調節をすると連動して１対のサイドフロ
ート１０ｂ，１０ｂの先端が中央のセンサフロート１０
ａの前部に対して固定されこれらが１体的に上下に移動
し得る。ここに、それぞれのフロート１０ａ，１０ｂ，
１０ｂが泥面を滑走してその表面を平に整地し、この整
地された部位に苗が移植される。なお、苗植装置２が泥
面から上ると、それぞれのフロート１０ａ，１０ｂ，１
０ｂの先が下り、これが限界を越えると、センサフロー
ト１０ａからの信号で駆動装置１７が作動して苗植装置
２が下る。また、これとは逆に、苗植装置２が泥面に近
寄ると、それぞれのフロート１０ａ，１０ｂ，１０ｂの
先が上り、センサフロート１０ａの信号で駆動装置１７
が苗植装置２を引き上げる。このようにして、苗植装置
２は、泥面から一定の高さに保たれて苗植付深さが均一
になる。 【０００６】また、水田の泥土が硬いときは、感度調節
をすると連動して１対のサイドフロート１０ｂ，１０ｂ
の先端が中央のセンサフロート１０ａの前部に対して独
立して上下に移動し得る。ここに、走行車体１の車輪
５，６が泥土を掘り起し、その塊の上をサイドフロート
１０ｂ，１０ｂの先端が通過することがあるが、独立し
たサイドフロート１０ｂ，１０ｂが単独で上下しながら
これを押しくずして通過する。 【０００７】 【発明の効果】以上のように、この発明によると、感度
調節に連動して中央のセンサフロート１０ａの前部と左
右のサイドフロート１０ｂ，１０ｂの先端とが１体的に
上下に移動したり、独立して上下に移動したりするよう
に使い分けられるので、水田の泥土の硬軟に応じて、常
に良好な整地と苗植装置の上下動の制御を得ることがで
きる。 【０００８】 【実施例】つぎに、この発明の実施例を説明する。図１
のように、走行車体１の後に苗植装置２が上下１対のリ
ンク３で取付けられて苗植機となっている。走行車体１
は、エンジン４の動力で駆動されるそれぞれ１対の前輪
５と後輪６を備えている。苗植装置２では、中央部の歯
車箱７、その上で前倒に傾斜して左右に往復駆動される
苗載台８、先端が上下に長い長円軌導で旋回して下降行
程で苗載台８の後端を通過してその上の苗を取り出す苗
植杆９およびフロート１０を備えている。 【０００９】苗植杆９は、５個が横並びに配置されて５
条植の苗植装置２となっている。フロート１０は、中央
のセンサフロート１０ａと、左右１対のサイドフロート
１０ｂ，１０ｂで構成され、それぞれの後部が横軸１１
で歯車箱７に回動自在に取付けられ、この回りに揺動し
てそれぞれの先端部が上下に移動し得るようになってい
る。バー１２が歯車箱７の中央から前に伸び、その先端
部とセンサフロート１０ａの先端部とに腰折リンク１３
の両端が取付けられ、センサフロート１０ａの垂れ下り
が防止されるようになっている。同様に、歯車箱７の先
端部と、それぞれのサイドフロート１０ｂ，１０ｂの先
端部とに腰折リンク１４，１４が取付けられている。 【００１０】リンク３，３の先端が横軸１５，１５で走
行車体１に取付けられ、その軸回りの回動で後端の取付
枠１６が上下に移動するようになっている。そして、こ
の取付枠１６に歯車箱７が取付けられている。駆動装置
１７がシリンダ１７ａおよびピストン１７ｂでなる油圧
装置で構成され、それぞれの両端が走行車体１と上側の
リンク３とに取付けられ、ポンプ（図示していない）が
吐出した油がシリンダ１７ａ内に送り込まれると、ピス
トン１７ｂが押し出されてリンク３，３が反時計方向に
回動し、苗植装置２が引き上げられるように出来てい
る。なお、シリンダ１７ａ内の油を抜き落すと、ピスト
ン１７ｂが引き戻され、苗植装置２が下降する。バー１
２に取付けた弁箱１８に、センサフロート１０ａの先か
ら上に伸びる弁棒１９が差し込まれて切替弁となってい
る。そして、弁棒１９が弁箱１８に押し込まれると、前
記のポンプから吐出された油がシリンダ１７ａ内に流れ
込み、引き下げられると、シリンダ１７ａ内の油がタン
ク内に戻るようになっている。なお、弁棒１９の上記の
移動は、周知のように、センサフロート１０ａの先端の
上下動、および、オペレータのレバー操作で行なわれ
る。 【００１１】図２および図３のように、ブラケット２０
がセンサフロート１０ａの前部に固定され、横杆２１の
中央が前後方向のピン２２で回動自在に取付けられてい
る。ブラケット２３，２３がそれぞれの先端に固定さ
れ、これに固定されたピン２４，２４が横杆２１の横端
の長孔２１ａ，２１ａに差し込まれ、中央のセンサフロ
ート１０ａに対して左右のサイドフロート１０ｂ，１０
ｂがシーソー状態に上下するようになっている。 【００１２】左右１対のＬ形の爪２５，２５の中央がピ
ン２６，２６で横杆２１に取付けられ、それぞれがばね
２７，２７で引かれると、それぞれの下端がセンサフロ
ート１０ａの上面に接触し、横杆２１のピン２２回りの
揺動が阻止されるようになっている。ワイヤー２８，２
８の端がそれぞれの爪２５，２５の横端に取付けられ、
レバー２９（図１）を操作すると、ワイヤー２８，２８
が引かれて爪２５，２５が図３の鎖線のように回動し、
爪２５，２５の下端がセンサフロート１０ａの土面から
離れ、横杆２１がピン２２の回りに自由に揺動し得る状
態になり、レバー２９を戻すとばね２７，２７で爪２
５，２５が戻されて、横杆２１がセンサフロート１０ａ
に固定される。 【００１３】センサフロート１０ａとサイドフロート１
０ｂ，１０ｂを連結する横杆は、左右独立させて構成し
ても良い。感度調節と称し、泥土の硬軟に応じてセンサ
フロート１０ａや弁棒１９の作動を鈍くしたり、敏感に
したりする装置を用いることがあるが、上記のワイヤー
２８，２８の作動を上記の感度調節に連動させることが
できる。 【００１４】オートローリングと称し、走行車体が横方
向に傾斜したとき、苗植装置２を前後方向の軸の回りに
駆動装置で回動させ、この苗植装置２を常に水平に保つ
ものがあり、その作動と解除とが選択出来るようになっ
ている。この発明を上記の装置に施し、オートローリン
グの作動時には左右のサイドフロート１０ｂ，１０ｂが
自由に上下動を行い、オートローリングを作動させない
ときには、サイドフロート１０ｂ，１０ｂがセンサフロ
ート１０ａに１体化されるようにすることができる。 【００１５】走行車体１にその前後方向の傾斜を検出す
るセンサを設け、走行車体１が前上りに傾斜すると、サ
イドフロート１０ｂ，１０ｂがセンサフロート１０ａと
自動的に１体化し、それ以外のときにはサイドフロート
１０ｂ，１０ｂが自由に上下に揺動し得るようにするこ
とが出来る。図４および図５のように、中央のセンサフ
ロート１０ａは、上から見て中央後部が切り欠がれた形
状とし、この切欠部３０で１つの苗植杆９が苗を移植す
る構成が採用できる。このとき、切欠部３０の前方で底
面に下方への突出部３１を設けるとともに、この突出部
３１の左右において底面にこれより上った溝部３２，３
２を設ける。このセンサフロート１０ａが泥面を滑走す
ると、中央部の泥土が他よりも押し下げられて水がたま
り、この水たまりの中で苗植杆９が泥面に苗３３を差し
込むので、苗植杆９が泥面から抜け上るとき、その水で
洗われて苗の持ち帰りが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明を施した苗植機の側面図。
【図２】その１部の拡大した平面図。
【図３】その１部のさらに拡大した正面図。
【図４】そのセンサフロートの平面図。
【図５】その側面図。
【図６】そのＡ−Ａ線切断正面図。
【図７】そのセンサフロートが滑走した泥土の断面図。
【図８】その作用図。
【符号の説明】
１ 走行車体
２ 苗植装置
１０ａ センサフロート
１０ｂ サイドフロート
１７ 駆動装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鈴木 隆
愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地 井関農
機株式会社 技術部内
(56)参考文献 特開 昭58−94308（ＪＰ，Ａ)
特開 昭64−20016（ＪＰ，Ａ)
実開 昭58−24120（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭55−172026（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A01C 11/02
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 走行車体１の後部に苗植装置２が駆動装
置１７で上下に移動するように取付けられ、先端部の上
下の移動で駆動装置１７を作動して苗植装置２の泥面か
らの高さを一定に保つセンサフロート１０ａが苗植装置
２の中央部に配置され、左右１対のサイドフロート１０
ｂ，１０ｂがセンサフロート１０ａの両横で先端部が上
下に移動し得るように設けられ、左右のサイドフロート
１０ｂ，１０ｂの先端がセンサフロート１０ａの前部と
１体的に上下動する状態と独立して上下動する状態との
選択を、泥土の硬軟に応じてセンサフロート１０ａや弁
棒１９の作動を鈍くしたり敏感にしたりする感度調節に
連動させたことを特徴とする苗植機のフロート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12483494A JP3440550B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 苗植機のフロート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12483494A JP3440550B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 苗植機のフロート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07327428A JPH07327428A (ja) | 1995-12-19 |
| JP3440550B2 true JP3440550B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=14895254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12483494A Expired - Fee Related JP3440550B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 苗植機のフロート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3440550B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106332582A (zh) * | 2016-10-13 | 2017-01-18 | 栾翠莲 | 一种插秧机浮船 |
| JP7097835B2 (ja) * | 2019-02-08 | 2022-07-08 | 株式会社クボタ | 水田作業機 |
-
1994
- 1994-06-07 JP JP12483494A patent/JP3440550B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07327428A (ja) | 1995-12-19 |
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