JPH0220906Y2 - - Google Patents

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JPH0220906Y2
JPH0220906Y2 JP4442483U JP4442483U JPH0220906Y2 JP H0220906 Y2 JPH0220906 Y2 JP H0220906Y2 JP 4442483 U JP4442483 U JP 4442483U JP 4442483 U JP4442483 U JP 4442483U JP H0220906 Y2 JPH0220906 Y2 JP H0220906Y2
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float
muddy water
transmission case
wall
rice transplanter
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JP4442483U
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JPS59150212U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、機体横巾方向軸心周りで昇降操作自
在な車輪駆動用伝動ケースと後端側を支点に上下
揺動自在な整地フロートとを、機体横巾方向に並
設すると共に、泥水がフロート上面側に流動する
ことを阻止する壁状体を、前記フロートの少なく
とも前方側部分の周縁部に立設した田植機に関す
る。
上記田植機によれば、整地フロート上面への泥
水の乗上げを抑制して、整地フロートが乗上げ泥
水の重量のために泥中に深く沈み込んで機体進行
に伴い多量の泥水を押圧流動させてしまう不都合
を回避できるようにしたものである。ところで、
壁状体によつてフロート上面側への泥水流動を阻
止させるようにしても、フロート上面への泥水乗
上げを完全に無くすことは実際上困難となり、そ
して、フロート上面に乗上げた泥水は、壁状体の
ためにフロート外部への流動が阻止されるものと
なるため、その結果、使用に伴い泥がフロート上
面部に堆積してしまう新たな不都合を生じるもの
となり、改善の余地があつた。
本考案は、上記実状に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、フロート上面部に泥水が乗上
げることがあつても、その泥水を迅速に排出でき
るようにし、しかも、そのために、機体直進時や
機体旋回時に泥水がフロート上面部に多量に乗上
げてしまう不都合を本来構成を有効利用して回避
させるようにする点にある。
本考案による田植機の特徴構成は、前記壁状体
における前記伝動ケースに隣接する機体前後方向
に沿う部分で、且つ、側面視において最大ストロ
ークあるいはその近くに下降動させた前記伝動ケ
ースにラツプする部分に、泥水排出用口を形成し
た点にある。
すなわち、壁状体に泥水排出用口を形成して、
フロート上面部に泥水が乗上がることがあつて
も、その泥水を迅速にフロート外に排出できるよ
うにしてある。そして、特に本案によれば、泥水
排出用口を、壁状体における伝動ケースに隣接す
る機体前後方向に沿う部分で、且つ、側面視にお
いて最大ストロークあるいはその近くに下降動さ
せた伝動ケースにラツプする部分に形成して、機
体の直進時において排出用口から泥水がフロート
上面側に流動することを抑制するのみならず、伝
動ケースを最大ストロークあるいはその近くに下
降動させて行なう機体の旋回時に、排出用口から
泥水がフロート上面側に流動することを伝動ケー
スそのものによつて阻止させてある。
つまり、泥水排出用口を、壁状体における機体
前後方向に沿う部分に形成することによつて、機
体直進時での排出用口からフロート上面側への泥
水流動を阻止し、且つ、そのようにしながらも、
伝動ケースによつて、機体旋回時に排出口からフ
ロート上面側への泥水流動を阻止させるようにし
てある。
従つて、壁状体によつてフロート上面側への泥
水の乗上げを抑制する利点を活かしながらも、そ
れに拘らずフロート上面部に泥水が乗上げること
があつても、その泥水を迅速に排出させて、フロ
ート上面部での泥堆積を抑制することができるも
のであり、もつて、整地フロートによつて常に良
好な整地作用を行なわせるようにしながら良好な
苗植付を行なえる実用上の利点大な田植機を得る
に至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、左右一対の推
進車輪1,1を設けると共に、機体が車輪軸心周
りで後方揺動することを阻止する3個の整地フロ
ート2,2,2Aを、機体横巾方向に並設して進
行できるように構成すると共に、機体後部に、一
定ストロークで横往復移動する苗のせ台3、及
び、上下に循環作動する4個の植付爪4を夫々設
けて、機体進行に伴い順次4条の苗植付けを行な
うように構成し、更に、苗のせ台3の背部に、歩
行作業者が支承する操縦ハンドル5を設け、もつ
て、4条植えの歩行型田植機を構成してある。
第1図乃至第4図に示すように、前記両車輪
1,1の夫々に対する駆動用伝動ケース6,6
を、前記3個のフロート2,2,2Aの隣り合う
もの同志の間に位置させて、且つ、エンジン7に
直結のミツシヨンケース8に機体横巾方向軸心X
周りで昇降自在に枢支させて設けると共に、それ
ら伝動ケース6,6に立設のアーム6A,6A
夫々を、長手方向中央箇所の縦軸心Y周りで揺動
自在な横断面形状U字状の揺動アーム9の両遊端
部夫々に、押引ロツド10,10にて各別に連動
連結して、左右車輪1,1を背反昇降できるよう
に構成してある。又、第3図乃至第5図に示すよ
うに、左右車輪1,1を同時に同方向に昇降操作
するための油圧シリンダ11を、シリンダチユー
ブ11Aを機体に固定支持した状態で設けると共
に、シリンダピストン11Bの端部にスライド自
在に外嵌着した枠体12に、前記揺動アーム9に
対する上下一対の支点ピン13a,13bを、回
転自在に内嵌させて、前記両車輪1,1が同時に
同方向に自由昇降することを許容するように構成
してある。さらに、左右車輪1,1を同高さ側へ
復帰付勢するための一対の押圧コイルスプリング
14,14を、揺動アーム9とシリンダピストン
11Bに一体移動するように取付けた受枠15と
の間に設けてある。但し、一対の押圧スプリング
14,14は、左右車輪1,1の自由昇降に対し
て、下降側に復帰付勢する緩衝スプリングに兼用
されている。
もつて、硬盤深さに合わせて昇降させる等、両
車輪1,1を昇降操作できるように構成し、しか
も、硬盤の凹凸に応じて左右車輪1,1を背反昇
降させて、機体が左右に傾斜することを抑制でき
るように構成してある。
又、前記両支点ピン13a,13bのうち下方
のピン13bをシリンダ11の伸長時において係
入案内するガイド枠16を、前記ミツシヨンケー
ス8と苗植付部とを連動連結する伝動ケース兼用
の筒状機枠17に取付け、もつて、シリンダピス
トン11Bが、シリンダチユーブ11Aに対して
回転すること、及び、左右揺動することを阻止で
きるようにしてある。
前記3個のフロート2,2,2Aの夫々を、そ
の後端側を支点Pに上下揺動自在に枢支すると共
に、それらフロート2,2,2Aのうち中央のも
の2Aを、車体前端部に突出させ、そして、第3
図に示すように、押引ロツド18を、中央フロー
ト2Aの前端部に枢支連結すると共に、そのロツ
ド18を、前記油圧シリンダ11に対する制御弁
19に、揺動リンク20を介して連動連結し、も
つて、中央フロート2Aの対機体上下揺動角を設
定角度内に維持させるように、左右車輪1,1を
自動昇降操作できるようにしてある。但し、図中
21は、揺動リンク20を車輪下降操作側に係止
揺動させる係止アームであつて、圃場内での旋回
時や路上走行時等において、車輪1,1を強制的
に下降させるべく手動操作されることになる。
前記中央フロート2Aを構成するに、第6図及
び第7図に示すように、泥水がフロート上面側に
流動することを阻止する壁状22を、フロート前
方側部分の周縁部に、フロート2Aのブロー成形
時に一体成形加工して立設すると共に、その壁状
体22における前記両伝動ケース6,6の夫々に
隣接する機体前後方向に沿う部分で、且つ、側面
視において最大ストロークあるいはその近くに下
降動させた伝動ケース6,6の夫々にラツプする
部分に、泥水排出用口23を形成し、もつて、フ
ロート上面部に泥水が乗上がることを抑制できる
と共に、フロート上面部に泥水が乗上がることが
あつても、その泥水を迅速に排出できるように構
成してある。
本案は、上記実施例の如く、昇降制御用のフロ
ート2Aに適用すれば、泥水のためにフロート2
Aの上下揺動が適正通り行なわれなくなることを
抑制できるものとなつて、その利点が顕著となる
が、整地専用のフロートにも適用できるものであ
る。そして、壁状体22を設けるに、フロート2
Aの全周縁部に設けるようにしたり、又、別体の
板材をフロート2Aに付設して壁状体22を構成
する等、壁状体22の具体構成は各種変更でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る田植機の実施例を示し、第
1図は歩行型田植機の側面図、第2図は車輪とフ
ロートとの配置状態を示す平面図、第3図及び第
4図の夫々は車輪昇降操作構造を示す側面図と平
面図、第5図は第3図における−線矢視図、
第6図は中央フロートの前方側部分を示す斜視
図、第7図は第3図における−線矢視図であ
る。 2A……整地フロート、6……伝動ケース、2
2……壁状体、23……泥水排出用口、P……支
点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体横巾方向軸心X周りで昇降操作自在な車輪
    駆動用伝動ケース6と後端側を支点Pに上下揺動
    自在な整地フロート2Aとを、機体横巾方向に並
    設すると共に、泥水がフロート上面側に流動する
    ことを阻止する壁状体22を、前記フロート2A
    の少なくとも前方側部分の周縁部に立設した田植
    機であつて、前記壁状体22における前記伝動ケ
    ース6に隣接する機体前後方向に沿う部分で、且
    つ、側面視において最大ストロークあるいはその
    近くに下降動させた前記伝動ケース6にラツプす
    る部分に、泥水排出用口23を形成してある田植
    機。
JP4442483U 1983-03-28 1983-03-28 田植機 Granted JPS59150212U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4442483U JPS59150212U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 田植機

Applications Claiming Priority (1)

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JP4442483U JPS59150212U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 田植機

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Publication Number Publication Date
JPS59150212U JPS59150212U (ja) 1984-10-08
JPH0220906Y2 true JPH0220906Y2 (ja) 1990-06-06

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ID=30174956

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JP4442483U Granted JPS59150212U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 田植機

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JPS59150212U (ja) 1984-10-08

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