JPH05195202A - 蒸着層を有する熱可塑性樹脂フィルム - Google Patents

蒸着層を有する熱可塑性樹脂フィルム

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JPH05195202A
JPH05195202A JP794792A JP794792A JPH05195202A JP H05195202 A JPH05195202 A JP H05195202A JP 794792 A JP794792 A JP 794792A JP 794792 A JP794792 A JP 794792A JP H05195202 A JPH05195202 A JP H05195202A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属蒸着層の密着性にすぐれた蒸着層を有す
る熱可塑性樹脂フィルムを提供すること。 【構成】 オレフィン構造単位50〜98モル%、アクリレ
ート構造単位1〜15モル%およびマレイミド構造単位1
〜35モル%からなる線状に不規則に配列した重量平均分
子量1000〜50000 のポリオレフィン系樹脂を0.3 〜50重
量%含有した熱可塑性樹脂フィルムに蒸着層を設けたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸着層を有する熱可塑性
樹脂フィルムに関する。さらに詳しくは、たとえば包装
用材料などとして好適に使用しうる帯電防止性にすぐれ
た蒸着層を有する熱可塑性樹脂フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱可塑性樹脂フィルムは、無極
性であったり、接着に関与しない極性を有するがゆえに
接着性に劣るため、あらかじめ特殊な表面処理を施した
あとでなければ金属蒸着を施すことができないという問
題があった。
【0003】そこで前記問題を解決する手段として、エ
チレンと(メタ)アクリル酸との共重合体、エチレンと
(メタ)アクリル酸エステルとの共重合体やエチレンと
グリシジル基含有ビニル化合物との共重合体などの極性
基含有樹脂を添加してフィルム化したものや、さらに空
気中におけるコロナ放電処理、不活性ガス中におけるコ
ロナ放電処理やプラズマ処理を施したり、接着剤を塗布
したのちに金属蒸着を行なっていたが、前記極性基含有
樹脂を添加する手段は、接着性を向上させるためには多
量に添加する必要があり、経済的に不利である。また、
エチレンを含有した共重合体は、エチレン含量が増加す
るにしたがって融点が低下するため、蒸着時に受ける熱
によって収縮、溶融するなどの問題がある。また各種の
物理的な表面処理では処理効果の経時変化が生じるた
め、その効果の永続性に問題がある。また接着剤の塗布
には設備的に多額の投資が必要であるなどの問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、金属蒸着層の密着性に
すぐれた蒸着層を有する熱可塑性樹脂フィルムを提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I) :
【0006】
【化4】
【0007】(式中、R1 は水素原子またはメチル基を
示す)で表わされるオレフィン構造単位50〜98モル%、
一般式(II):
【0008】
【化5】
【0009】(式中、R2 は炭素数1〜4のアルキル基
を示す)で表わされるアクリレート構造単位1〜15モル
%および一般式(III) :
【0010】
【化6】
【0011】(式中、R3 は炭素数2〜8のアルキレン
基、R4 およびR5 はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル
基、R6 は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数6〜12の
アリールアルキル基、アルキル基で置換されていてもよ
い炭素数2〜4のエポキシ基または炭素数6〜12の脂環
アルキル基、Xはハロゲン原子、CH3 OSO3 または
2 5 OSO3 を示す)で表わされるマレイミド構造
単位1〜35モル%からなる線状に不規則に配列した重量
平均分子量1000〜50000 のポリオレフィン系樹脂を0.3
〜50重量%含有した熱可塑性樹脂フィルムに蒸着層を設
けたことを特徴とする蒸着層を有する熱可塑性樹脂フィ
ルムに関する。
【0012】
【作用および実施例】本発明の熱可塑性樹脂フィルム
は、前記したように、一般式(I) :
【0013】
【化7】
【0014】(式中、R1 は水素原子またはメチル基を
示す)で表わされるオレフィン構造単位50〜98モル%、
一般式(II):
【0015】
【化8】
【0016】(式中、R2 は炭素数1〜4のアルキル基
を示す)で表わされるアクリレート構造単位1〜15モル
%および一般式(III) :
【0017】
【化9】
【0018】(式中、R3 は炭素数2〜8のアルキレン
基、R4 およびR5 はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル
基、R6 は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数6〜12の
アリールアルキル基、アルキル基で置換されていてもよ
い炭素数2〜4のエポキシ基または炭素数6〜12の脂環
アルキル基、Xはハロゲン原子、CH3 OSO3 または
2 5 OSO3 を示す)で表わされるマレイミド構造
単位1〜35モル%からなる線状に不規則に配列した重量
平均分子量1000〜50000 のポリオレフィン系樹脂を0.3
〜50重量%含有した熱可塑性樹脂フィルムに蒸着層を設
けたものである。
【0019】前記ポリオレフィン系樹脂中のオレフィン
構造単位の割合は50〜98モル%である。該オレフィン構
造単位の割合が50モル%未満であるばあいには、前記ポ
リオレフィン系樹脂の軟化点が高くなり、前記ポリオレ
フィン系樹脂の可撓性を損い、また98モル%をこえるば
あいには、前記ポリオレフィン系樹脂の帯電防止性が小
さくなりすぎるようになる。なお、本発明においては、
前記オレフィン構造単位の割合は、軟化点および帯電防
止性の釣り合いの点から、85〜97モル%であることが好
ましい。前記オレフィン構造単位において、R1 は水素
原子またはメチル基であり、これらの基は1分子中に混
在していてもよい。
【0020】前記ポリオレフィン系樹脂中のアクリレー
ト構造単位の割合は1〜15モル%である。該アクリレー
ト構造単位の割合が1モル%未満であるばあいには、前
記ポリオレフィン系樹脂の強靭性や耐衝撃性を損い、ま
た15モル%をこえるばあいには、前記ポリオレフィン系
樹脂の軟化点が低くなり、熱可塑性樹脂に配合したとき
にタックやベタツキが生じるようになる。本発明におい
て、前記アクリレート構造単位が含まれていることによ
り、熱可塑性樹脂に配合したときに強靭性、耐衝撃性、
フィルム形成性および接着性が付与される。なお、本発
明においては、前記アクリレート構造単位の割合は、軟
化点と強靭性および耐衝撃性との釣り合いの点から、3
〜7モル%であることが好ましい。
【0021】前記アクリレート構造単位において、R2
は炭素数1〜4のアルキル基である。かかるR2 の具体
例としては、たとえばメチル基、エチル基、n- プロピ
ル基、i- プロピル基、n- ブチル基、i- ブチル基な
どがあげられ、これらの基は1分子中に混在していても
よい。なお、これらの基のなかでは、メチル基およびエ
チル基はえられる前記ポリオレフィン系樹脂の軟化点を
維持するうえで好ましいものである。
【0022】前記ポリオレフィン系樹脂中のマレイミド
構造単位の割合は1〜35モル%である。該マレイミド構
造単位の割合が1モル%未満であるばあいには、帯電防
止性が小さくなりすぎ、また35モル%をこえるばあいに
は、前記ポリオレフィン系樹脂に吸湿性が生じる。な
お、本発明においては、前記マレイミド構造単位の割合
は、帯電防止性および吸湿性の釣り合いの点から、3〜
15モル%であることが好ましい。
【0023】前記マレイミド構造単位において、R3
炭素数2〜8のアルキレン基である。かかるR3 の具体
例としては、たとえばエチレン基、プロピレン基、ヘキ
サメチレン基、ネオペンチレン基などがあげられ、これ
らの基は1分子中に混在していてもよい。なお、これら
の基のなかでは、製造の容易性および経済性の面からエ
チレン基およびプロピレン基が好ましく、とくにプロピ
レン基が好ましい。
【0024】前記R4 およびR5 はそれぞれ炭素数1〜
4のアルキル基である。かかるR4 およびR5 の具体例
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
があげられ、これらの基は1分子中に混在していてもよ
い。なお、これらの基のなかでは、帯電防止性の点から
メチル基およびエチル基が好ましい。
【0025】前記R6 は炭素数1〜12のアルキル基、炭
素数6〜12のアリールアルキル基、アルキル基で置換さ
れていてもよい炭素数2〜4のエポキシ基または炭素数
6〜12の脂環アルキル基である。かかるR6 の具体例と
しては、たとえばメチル基、エチル基、n- プロピル
基、i- プロピル基、n- ブチル基、i- ブチル基、n
- オクチル基、n- ラウリル基などのアルキル基;ベン
ジル基、4- メチルベンジル基などのアリールアルキル
基;エポキシエチル基、1,2- エポキシプロピル基、
2,3- エポキシプロピル基、1,2- エポキシブチル
基、1,2- エポキシ- 2,3- エポキシブチル基など
のアルキル基で置換されていてもよいエポキシ基;シク
ロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基などの脂環アル
キル基があげられ、これらの基は1分子中に混在してい
てもよい。なお、前記R6 としては、耐熱性の点から、
直鎖状アルキル基およびアリールアルキル基が好まし
く、また帯電防止性の点から低級アルキル基が好まし
い。とくに好ましいR6 としては、メチル基およびエチ
ル基があげられる。
【0026】前記Xは、たとえばCl、Br、Iなどの
ハロゲン原子、CH3 OSO3 またはC2 5 OSO3
であり、これらは1分子中に混在していてもよい。な
お、これらのなかでは、帯電防止性の点からCl、CH
3 OSO3 およびC2 5 OSO3 が好ましい。
【0027】前記ポリオレフィン系樹脂の重量平均分子
量は、1000〜50000 である。該重量平均分子量が1000未
満であるばあいには、分子量が小さくなりすぎて加熱し
たときに揮散し、また50000 をこえるばあいには、熔融
したときの粘度が大きくなりすぎ、作業性がわるくな
る。好ましい重量平均分子量は3000〜35000 である。
【0028】なお、本発明における重量平均分子量と
は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)で測定した単分散のポリスチレン換算の重量平均分
子量をいう。
【0029】前記ポリオレフィン系樹脂は、テトラヒド
ロフラン(THF)やキシレンなどの通常のゲルパーミ
エーションの溶離液に難溶であるので、その重量平均分
子量を容易に測定することができないが、超高温GPC
法(絹川、高分子論文集、44巻、2号、139 〜141 頁(1
987 年))にしたがって測定することができる。
【0030】前記ポリオレフィン系樹脂の中間体である
前記一般式(I) で表わされるオレフィン構造単位、前記
一般式(II)で表わされるアクリレート構造単位および一
般式(IV):
【0031】
【化10】
【0032】(式中、R3 、R4 およびR5 は前記と同
じ)で表わされるマレイミド構造単位からなる線状に不
規則に配列した重量平均分子量1000〜50000 のオレフィ
ン系共重合体は、たとえば以下の方法によってえられ
る。
【0033】まず、前記ポリオレフィン系樹脂の中間体
を製造する原料としては、とくに限定はないが、たとえ
ばオートクレーブ中にベンゼン、トルエンなどの溶媒を
用い、アクリレート、無水マレイン酸および過酸化ベン
ゾイルなどのラジカル重合開始剤を溶解させ、オレフィ
ンをえられた溶液に所定量吹きこみ、50〜80℃で200〜3
00 kg/cm2 の圧力下で8〜12時間反応させ、その後オ
ートクレーブ中の内容物を大量のたとえばエーテルなど
の溶媒中に投入する方法などの公知の方法によってえら
れるオレフィン- アクリレート- 無水マレイン酸共重合
体が用いられる。ここでそれぞれの単量体の仕込モル比
は、目的とする共重合体の構造単位の割合にほぼ等しく
なる。
【0034】かくしてえられるオレフィン- アクリレー
ト- 無水マレイン酸共重合体を原料として前記ポリオレ
フィン系樹脂およびその中間体がえられる。
【0035】前記オレフィン- アクリレート- 無水マレ
イン酸共重合体から前記ポリオレフィン系樹脂およびそ
の中間体を製造する方法についてはとくに限定がない
が、以下にその一例について説明する。
【0036】前記オレフィン- アクリレート- 無水マレ
イン酸共重合体をたとえばベンゼン、トルエン、キシレ
ン、シクロヘキサノン、デカン、クメン、シメンなどの
芳香族または脂肪族炭化水素、ケトンなどの不活性溶媒
に溶解し、これに前記オレフィン- アクリレート- 無水
マレイン酸共重合体の無水マレイン酸含有量に対して10
0 〜150 モル%のジアルキルアミノアルキルアミンを添
加し、130 〜180 ℃にて反応させて無水マレイン酸構造
単位に含まれる酸無水物基をジアルキルアミノアルキル
イミド基に変換することにより、ポリオレフィン系樹脂
の中間体がえられる。
【0037】つぎに、たとえばアルキルハライド、ジア
ルキル硫酸塩などの公知の4級化剤で前記中間体を、カ
チオン変性することにより、本発明に用いられる線状の
ランダム共重合体であるポリオレフィン系樹脂がえられ
る。
【0038】かくしてえられるポリオレフィン系樹脂は
すぐれた帯電防止性を呈するばかりでなく、マレイミド
基にもとづく特有のすぐれた耐熱性を呈する。その理由
は定かではないが、おそらくポリオレフィン系樹脂に含
まれたマレイミド構造単位が空気中の水分を取り込み、
- がイオン化して電気伝導性を示すため、低い電気抵
抗を示すことに起因するものと考えられる。
【0039】また、本発明においては、マレイミド構造
単位が高温下であっても揮発性を示さず、かつ本発明に
用いられるポリオレフィン系樹脂中に化学的に組み込ま
れているので、加工時における揮散がなく、加工後にお
いてはブロッキングの発生や熱可塑性樹脂の物性の低下
を招くことがないものと考えられる。
【0040】本発明に用いられる熱可塑性樹脂フィルム
は、前記ポリオレフィン系樹脂を含有したものであり、
熱可塑性樹脂と混合して用いられる。
【0041】前記熱可塑性樹脂としては、たとえばポリ
プロピレン、エチレン含量が2〜30重量%のエチレン-
プロピレン共重合体、前記エチレン- プロピレン共重合
体にブテン-1をさらに共重合した三元共重合体、高圧法
低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、直鎖
状超低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレ
ン- 酢酸ビニル共重合体、前記エチレン- 酢酸ビニル共
重合体のケン化物、エチレン- (メタ)アクリル酸共重
合体、エチレン- (メタ)アクリル酸エステル共重合
体、エチレン- (メタ)アクリル酸- 無水マレイン酸三
元共重合体、エチレン-(メタ)アクリル酸エステル- 無
水マレイン酸三元共重合体などのポリオレフィン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリスチ
レン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ABS 系樹脂など
があげられ、これらの樹脂は、単独でまたは2種以上を
混合して用いられる。
【0042】なお、前記ポリオレフィン系樹脂の使用量
は、前記ポリオレフィン系樹脂と前記熱可塑性樹脂の総
量に対して0.3 〜50重量%、好ましくは0.5 〜30重量%
である。かかるポリオレフィン系樹脂の使用量は、0.3
重量%未満であるばあいには、ポリオレフィン系樹脂の
高分子量が災いして表層部分に存在する量が少なくなる
ので接着性が低下するようになり、また50重量%をこえ
るばあいには、ポリオレフィン系樹脂の融点の低さが顕
著になり、結果として収縮、溶融などの不具合を生じる
ようになる。
【0043】本発明に用いられる熱可塑性樹脂フィルム
の製造法についてはとくに限定がなく、公知の各種の製
膜方法を採用することができる。かかる熱可塑性樹脂フ
ィルムの製造法の具体例としては、たとえばキャスト
法、インフレーション法、チューブラ法、テンター法な
どがあげられる。
【0044】なお、本発明に用いられる熱可塑性樹脂フ
ィルムは、未延伸、縦一軸延伸あるいは二軸延伸のいず
れのものであってもよい。
【0045】前記熱可塑性樹脂フィルムの厚さについて
はとくに限定はなく、えられる熱可塑性樹脂フィルムの
用途に応じて適宜選択すればよいが、通常かかるフィル
ムの厚さは2〜200 μmとされる。
【0046】なお、本発明においては、本発明の目的が
阻害されない範囲内で、たとえば炭酸カルシウム、タル
ク、ガラス単繊維などの無機充填剤、酸化防止剤、難燃
剤、着色剤、多官能モノマーなどの各種助剤などを熱可
塑性樹脂フィルム中に含有せしめてもよい。
【0047】また、本発明においては、前記ポリオレフ
ィン系樹脂には公知の低分子量の界面活性剤を前記ポリ
オレフィン系樹脂に対して30重量%をこえない範囲内で
用いてもよい。このように30重量%をこえない範囲内で
界面活性剤を用いたばあいには、えられるフィルムから
のブリードが認められない。
【0048】本発明に用いられる蒸着層の金属の種類に
ついてはとくに限定はない。かかる金属の具体例として
は、たとえばアルミニウム、金、銀、銅、亜鉛、錫、パ
ラジウム、コバルト、ニッケル、これらの複合金属また
は合金などがあげられる。
【0049】また、前記蒸着層の厚さは、本発明の蒸着
層を有する熱可塑性樹脂フィルムの用途に応じて適宜調
整すればよいが、通常10〜50nm、なかんづく20〜30nmと
される。
【0050】本発明の蒸着層を有する熱可塑性樹脂フィ
ルムは、フィルムと蒸着層との密着性に格段にすぐれた
ものであるので、フィルムの酸素透過性が著しく小さく
なったものである。したがって、本発明のフィルムは、
酸素により内容物が変質しやすいもの、たとえば油菓子
などの包装用袋材をはじめとする低ガス透過性が要求さ
れる各種の包装用資材として好適に使用しうるものであ
る。
【0051】また、本発明のフィルムには、さらに少な
くとも片面にコロナ放電処理を施して表面濡れ張力をあ
げ、水溶性の各種コーティング剤との接着性を向上させ
ることができる。またコーティング剤層を設け、各種フ
ィルム、シート、ヒートシーラント層などを積層して複
合体とし、各種包装材料、梱包材料として用いることも
できる。また、本発明のフィルムの少なくとも片面に金
属膜を蒸着し、さらにヒートシーラント層を設けて各種
包装材料、梱包材料として用いることもできる。
【0052】つぎに本発明の蒸着層を有する熱可塑性樹
脂フィルムを実施例にもとづいてさらに詳細に説明する
が、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではな
い。
【0053】実施例1 式:
【0054】
【化11】
【0055】で表わされるオレフィン構造単位85モル
%、式:
【0056】
【化12】
【0057】で表されるアクリレート構造単位5モル%
および式:
【0058】
【化13】
【0059】で表わされるマレイミド構造単位10モル%
からなる線状に不規則に配列した重量平均分子量38400
のポリオレフィン系樹脂をエチレン含量が2.3 重量%の
ポリエチレン- ポリプロピレン共重合体(メルトインデ
ックス:4.3g/10分)100 部(重量部、以下同様)に対
して20部添加し、ドライブレンドしてフィルム用樹脂組
成物とした。
【0060】つぎにシリンダー温度220 〜250 ℃、口金
温度240 〜250 ℃に設定されたTダイ法押出し機に導入
したのち、溶融、混練りし、押出して20℃に設定された
冷却ロールを通して厚さが900 μm、幅が660 mmの未延
伸フィルムを成形した。
【0061】つぎにフィルムを135 ℃の温度に加熱し、
長さ方向に5.0 倍延伸後、直角方向に170 ℃の温度で9.
0 倍に延伸し、ついで140 ℃でリラックス処理を行なっ
て巻き取った。このフィルムは20μmの厚さを有するも
のであった。このフィルムを巻出機、蒸着装置、冷却装
置および巻取機を内装する真空蒸着機に装着し、蒸着装
置のルツボにアルミニウムを所定量投入後、蒸着機を密
閉し、真空ポンプを作動させて蒸着系内を10-5〜10-4To
rrの真空にした。フィルムを所定の速度で走行させなが
らルツボを700 〜800 ℃に加熱してアルミニウムを蒸着
させ、冷却装置で冷却しながらフィルムの表面にアルミ
ニウムを厚さが25nmとなるように蒸着させて巻き取っ
た。
【0062】つぎにえられたフィルムの蒸着層が設けら
れていない面にコーティング剤層を設け、各種表皮材、
フィルム、シート、その他の発泡体、金属箔、紙、天然
繊維や合成繊維からなる不織布または合成皮革を積層
し、複合体としたのち、各種の方法で所望の形状に成形
することができた。
【0063】実施例2 高圧法低密度ポリエチレン(密度:0.923 g/cm3 、メ
ルトインデックス:5.6 g/10分、粒子径:32メッシュ
パス)85部と、式:
【0064】
【化14】
【0065】で表わされるオレフィン構造単位85モル
%、式:
【0066】
【化15】
【0067】で表わされるアクリレート構造単位5モル
%および式:
【0068】
【化16】
【0069】で表わされるマレイミド構造単位10モル%
からなる線状に不規則に配列した重量平均分子量35000
のポリオレフィン系樹脂15部をドライブレンドし、シリ
ンダー温度200 〜220 ℃、口金温度230 ℃に設定された
Tダイ法押出し機に導入したのち、溶融、混練し、押出
ししたのち、20℃に設定された冷却ロールを通して未延
伸フィルムをえた。このフィルムは、厚さが32μmのも
のであった。
【0070】つぎに、フィルムに実施例1と同様にして
アルミニウム蒸着層の厚さが30nmとなるように蒸着を施
した。
【0071】えられた蒸着層を有するフィルムの物性を
以下の方法にしたがって調べた。その結果を表1に示
す。
【0072】(表面抵抗)フィルムを10cm×10cmに切出
し、20℃、60%RH(相対湿度)にコントロールされた
恒温恒湿中に48時間放置してエージングする。
【0073】エージング終了後、前記と同雰囲気内で表
面抵抗を測定する。
【0074】測定器:武田理研(株)製デジタルマルチ
メーター、タイプTR-6843 を使用し、図1に示す形状
の電極1(直径34mmの円形電極1aと外形80mm、内径66mm
の環状電極1b、いずれも厚さ6mm)上に絶縁層2(厚さ
9mm)を施し、重量1kgの荷重3をのせ、円形電極1bと
の電位差を500 Vにしたときの蒸着フィルム4の蒸着面
の電気抵抗(Ω)を測定し、Ω/□で表わす。
【0075】(ブロッキング剪断力)2枚の蒸着フィル
ムを幅3cm、長さ4cmにわたって重ね合わせ、この上に
500gの重りをのせ、40℃、80%RHの雰囲気中に24時
間入れたのち、2枚のフィルムの剪断剥離力をショッパ
ー型引張り試験機で求める。
【0076】剪断剥離力が1000g以下でかつ蒸着層の脱
落のないものを合格とする。なお、好ましくは500 g以
下である。
【0077】(蒸着強さ)巻出し機、蒸着装置、冷却装
置および巻取機を内装する真空蒸着機に装置し、蒸発装
置のルツボにアルミニウムを所定量投入後、蒸着機を密
閉し、真空ポンプを作動させて蒸着系内を密閉し、真空
ポンプを作動させて蒸着系内を10-5〜10-4Torrの真空状
態にした。フィルムを所定の速度で走行させ、冷却装置
で冷却させながら、ルツボを700 〜800 ℃に加熱してア
ルミニウム層の厚さが25nmとなるように蒸着させて巻き
取った。
【0078】この蒸着フィルムの蒸着面にセロハン粘着
テープ(ニチバン(株)製、幅24mm)を貼合わせ、50mm
/分の速度で180 ℃剥離したあとの蒸着金属の付着面積
にもとづいてつぎの5段階評価を行なった。
【0079】 剥離後の蒸着面積 接着指数 100 % 5 90%以上〜 100%未満 4 70%以上〜 90%未満 3 50%以上〜 70%未満 2 50 %未満 1 なお、蒸着膜の接着指数が4以上を合格とする。
【0080】(酸素透過率)ゼネラル・フード(GENERAL
FOOD)法で測定する。測定条件は以下のとおりである。
【0081】測定温度:25℃ ガス: 99.99 %乾燥酸素 前記測定値をcc(NPT) /24hr・m2 /0.1mm /atm で表
記する。なお、蒸着前のフィルムについて求めたものを
表1中においてカッコを付けて表わす。
【0082】前記測定値で蒸着前の1/2以下を合格と
する。
【0083】実施例3 直鎖状低密度ポリエチレン(密度:0.935 g/cm3 、メ
ルトインデックス:8.5 g/10分)88部と、式:
【0084】
【化17】
【0085】で表わされるオレフィン構造単位80モル
%、式:
【0086】
【化18】
【0087】で表わされるアクリレート構造単位1モル
%および式:
【0088】
【化19】
【0089】で表わされるマレイミド構造単位19モル%
からなる線状に不規則に配列した重量平均分子量27000
のポリオレフィン系樹脂12部を用い、ドライブレンド
し、シリンダー温度220 〜230 ℃、口金温度250 ℃に設
定されたTダイ法押出し機に導入したのち、溶融、混練
し、20℃に設定された冷却ロールを通して150 μmの厚
さの未延伸フィルムをえた。つぎにこのフィルムを135
℃の温度に加熱して縦方向に5倍に延伸して一軸延伸フ
ィルムをえた。このフィルムは、厚さが25μmのもので
あった。
【0090】つぎにえられたフィルムに実施例1と同様
にしてアルミニウム蒸着層の厚さが30nmとなるように蒸
着を施した。
【0091】えられた蒸着層を有するフィルムの物性を
実施例2と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0092】実施例4 ポリプロピレン(メルトインデックス:2.5 g/10分)
98部と、式:
【0093】
【化20】
【0094】で表わされるオレフィン構造単位88モル
%、式:
【0095】
【化21】
【0096】で表わされるアクリレート構造単位3モル
%および式:
【0097】
【化22】
【0098】で表わされるマレイミド構造単位9モル%
からなる線状に不規則に配列した重量平均分子量33000
のポリオレフィン系樹脂2部とを、ドライブレンドし、
シリンダー温度230 〜250 ℃、口金温度250 ℃に設定さ
れたTダイ法押出し機に導入したのち、溶融、混練し、
押出したのち、20℃に設定された冷却ロールを通して厚
さ450 μmの未延伸フィルムをえた。つぎにこのフィル
ムを155 ℃の温度に加熱してテンター法同時二軸延伸装
置にかけて縦および横方向に各6倍に延伸して同時2軸
延伸フィルムをえた。えられたフィルムは、厚さが12.5
μmのものであった。
【0099】つぎにえられたフィルムにアルミニウムの
かわりに錫を用いたほかは実施例1と同様にして錫蒸着
層の厚さが28nmとなるように蒸着を施した。
【0100】えられた蒸着層を有するフィルム積層物の
物性を実施例2と同様として調べた。その結果を表1に
示す。
【0101】実施例5 ナイロン−6(東レ(株)製、CM1021T 、粒子径:32メ
ッシュパス)85部と、式:
【0102】
【化23】
【0103】で表わされるオレフィン構造単位85モル
%、式:
【0104】
【化24】
【0105】で表わされるアクリレート構造単位5モル
%および式:
【0106】
【化25】
【0107】で表わされるマレイミド構造単位10モル%
からなる線状に不規則に配列した重量平均分子量35000
のポリオレフィン系樹脂15部をドライブレンドしてフィ
ルム用樹脂組成物とした。つぎにシリンダー温度230 〜
250 ℃、口金温度250 〜260 ℃に設定したほかは実施例
1と同様にして溶融、混練し、押出ししたのち、20℃に
設定された冷却ロールを通して未延伸フィルムをえた。
このフィルムは、厚さが24μmのものであった。
【0108】つぎに、フィルムに実施例1と同様にして
アルミニウム蒸着層の厚さが30nmとなるように蒸着を施
した。
【0109】えられた蒸着層を有するフィルムの物性を
実施例2と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0110】
【表1】
【0111】比較例1 高圧法低密度ポリエチレン(密度:0.923 g/cm3 、メ
ルトインデックス:5.6 g/10分)85部および帯電防止
剤としてステアリン酸モノグリセライド15部を混合して
フィルム用樹脂組成物をえた。えられたフィルム用樹脂
組成物を用いて実施例2と同様にして厚さ32μmのフィ
ルムをえた。
【0112】つぎにえられたフィルムに実施例1と同様
にしてアルミニウム蒸着層の厚さが25nmとなるように蒸
着を施した。えられた蒸着層を有するフィルムの物性を
実施例2と同様にして調べた。その結果を表2に示す。
【0113】比較例2 直鎖状低密度ポリエチレン(密度:0.935 g/cm3 、メ
ルトインデックス:8.5 g/10分)88部および帯電防止
剤としてステアリン酸モノグリセライドと式:
【0114】
【化26】
【0115】で表わされるベタイン型両性界面活性剤を
15:85の重量比で混合したもの12部を混合してフィルム
用樹脂組成物をえた。つぎにえられたフィルム用樹脂組
成物を用いて実施例4と同様にして厚さ18μmのフィル
ムをえた。
【0116】つぎにえられたフィルムにアルミニウムの
かわりに錫を用いたほかは実施例1と同様にして錫蒸着
層の厚さが30nmとなるように蒸着を施した。
【0117】えられたフィルムの物性を実施例2と同様
にして調べた。その結果を表2に示す。
【0118】比較例3 エチレン含量3重量%のエチレン- プロピレン共重合体
(メルトインデックス:4.3 g/10分)93部および帯電
防止剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ソーダとポリ
エチレングリコールを30:70の重量比で混合したもの7
部を混合してフィルム用樹脂組成物をえた。
【0119】つぎにえられたフィルム用樹脂組成物を実
施例1と同様にして厚さ18μmの逐次二軸延伸フィルム
をえた。
【0120】つぎにえられたフィルムにアルミニウムの
かわりに金を用いたほかは実施例1と同様にして金蒸着
層の厚さが18nmとなるように蒸着を施した。
【0121】えられた蒸着層を有するフィルムの物性を
実施例2と同様にして調べた。その結果を表2に示す。
【0122】比較例4 ポリプロピレン(メルトインデックス:2.5 g/10分)
98部および帯電防止剤としてステアリルジエタノールア
ミン2部を混合してフィルム用樹脂組成物をえた。えら
れたフィルム用樹脂組成物を用いて実施例4と同様にし
てフィルムをえた。
【0123】つぎにえられたフィルムに実施例1と同様
にしてアルミニウム蒸着層の厚さが23nmとなるように蒸
着を施した。
【0124】えられた蒸着層を有するフィルムの物性を
実施例2と同様にして調べた。その結果を表2に示す。
【0125】
【表2】
【0126】表1に示した結果から、本発明に用いられ
る熱可塑性樹脂フィルムは、金属蒸着性にすぐれたもの
であるため、フィルムと金属蒸着層とがきわめて強固に
接着しており、金属蒸着層に亀裂や脱落がないことがわ
かる。
【0127】一方、比較例1〜4でえられた蒸着層を有
するフィルムは、従来の比較的低分子量の界面活性剤型
帯電防止剤が用いられたものであり、表2に示した結果
から、蒸着を施すことができても接着強度が小さく、若
干の摩擦で蒸着層が脱落したり、蒸着層に亀裂があるた
め、酸素ガスの透過率が大きいことがわかる。
【0128】以上のことから、本発明の蒸着層を有する
熱可塑性樹脂フィルムは、金属蒸着性および蒸着膜接着
性にすぐれているのみならず、強固に接着した蒸着層を
有することにより酸素透過率が小さいものであるので、
たとえば包装用材料などとして広範囲の分野に好適に使
用しうることがわかる。
【0129】
【発明の効果】本発明の蒸着層を有する熱可塑性樹脂フ
ィルムは、きわめてすぐれた金属膜蒸着強度を有し、金
属蒸着膜に亀裂や脱落のない蒸着フィルムであり、また
熱可塑性樹脂フィルムの弱点であった酸素透過率を格段
に小さくしたものであるから、たとえば包装材料などと
して好適に使用しうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例および比較例において、蒸着層
を有するフィルムの表面抵抗の測定方法に用いた装置の
概略説明図である。
【符号の説明】
1 電極 2 絶縁層 3 荷重 4 蒸着フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C23C 26/00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) : 【化1】 (式中、R1 は水素原子またはメチル基を示す)で表わ
    されるオレフィン構造単位50〜98モル%、一般式(II): 【化2】 (式中、R2 は炭素数1〜4のアルキル基を示す)で表
    わされるアクリレート構造単位1〜15モル%および一般
    式(III) : 【化3】 (式中、R3 は炭素数2〜8のアルキレン基、R4 およ
    びR5 はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基、R6 は炭
    素数1〜12のアルキル基、炭素数6〜12のアリールアル
    キル基、アルキル基で置換されていてもよい炭素数2〜
    4のエポキシ基または炭素数6〜12の脂環アルキル基、
    Xはハロゲン原子、CH3 OSO3 またはC2 5 OS
    3 を示す)で表わされるマレイミド構造単位1〜35モ
    ル%からなる線状に不規則に配列した重量平均分子量10
    00〜50000 のポリオレフィン系樹脂を0.3 〜50重量%含
    有した熱可塑性樹脂フィルムに蒸着層を設けたことを特
    徴とする蒸着層を有する熱可塑性樹脂フィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005307192A (ja) * 2004-03-26 2005-11-04 Toyota Central Res & Dev Lab Inc ポリオレフィン複合材料、その製造方法及び成形体
JP2009128933A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Toppan Printing Co Ltd 積層品及び収納具

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