JPH05179183A - インクジェットプリンター用の水性顔料入りインク - Google Patents

インクジェットプリンター用の水性顔料入りインク

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JPH05179183A
JPH05179183A JP4153292A JP15329292A JPH05179183A JP H05179183 A JPH05179183 A JP H05179183A JP 4153292 A JP4153292 A JP 4153292A JP 15329292 A JP15329292 A JP 15329292A JP H05179183 A JPH05179183 A JP H05179183A
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ハリー・ジヨゼフ・スピネツリ
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ミケーレ・エリーゼ・シエパード
Jerome Hochberg
ジエローム・ホーホベルク
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/324Inkjet printing inks characterised by colouring agents containing carbon black
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 水性のキャリヤ媒体、親水性セグメントと顔
料に結合するセグメントとを有する、ABまたはBAB
ブロックコポリマー中に分散された顔料粒子およびイン
クの乾燥時間を短縮するのに充分な有効量の界面活性剤
からなるインクジェットプリンター用顔料入りインクに
関する。AブロックおよびBブロックは少なくとも30
0の分子量を有する。 【効果】 これらのインクは優れた印刷性、耐水性およ
び耐にじみ性、耐光性および貯蔵安定性を有する画像を
与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はインクジェットプリンター用水
性顔料入りインク(pigmented inks)に関し、さらに詳し
くは顔料分散剤がアクリル系ブロックポリマーである水
性顔料入りインクに関する。
【0002】
【発明の背景】インクジェット印刷はコンピューターに
よって発生したような電子信号に応ずる情報の記録のた
めの非衝撃方法である。このプリンターでは電子信号は
インク小滴を作り出し、これは紙のような基体に付着さ
せられる。インクジェットプリンターは迅速な印刷速
度、比較的静かな動作、図式能力および低価格により広
く商業的に受入れられてきた。
【0003】インクジェットプリンターによって作られ
る印刷画像はたいていの印刷工程におけるように離散ド
ットから構成されている。従来の染料をベースとしたイ
ンクは多くの用途に対して満足すべきものであるとはい
え、色素が紙の繊維中を吸い上げ作用で昇るのでそぎ端
を生じて高品質の画像を記録するのに適していない。従
って特殊紙を使用しない限り画像のドットは高分解画像
を生じるに必要な鮮明な境界を有していない。また、色
素の水溶性によって印刷操作後、色素がにじみ出す傾向
がある。
【0004】染料をベースとするインクの限界は高品質
の多色画像を記録することが所望される時に特に明白と
なる。色素の選択は容易に利用可能な色素の多くが耐変
色性(すなわち、色素が紫外線の照射で薄れていく傾向
がある)を欠くかまたは所望の彩度を生ずるに充分な溶
解度を有していないので制限される。その上、印刷した
画像のドットが吸い上げられるかまたはにじむという傾
向は、高画質の印刷が各印刷色の小さくて、鮮明な輪郭
を示す点の形成に依存するものであるために頭を悩ます
問題である。染料をベースとするインクに関連した問題
のいくつかは、コーテッド紙のような特殊な基体を使用
することによってある程度克服したりまたは軽減できる
ことではあるが、なおインクジェット印刷用の改良され
たインクが求められるところである。
【0005】水性顔料分散体は当該技術分野でよく知ら
れており、塗膜、例えば塗料を種々の基体に適用するの
に商業的に使用されてきた。顔料分散体は一般に非イオ
ン的なまたはイオン的な技法のいずれかによって安定化
される。非イオン的技法を使用する時には、この顔料粒
子は水溶性で親水性部分を有し、それが水中に伸展し、
エントロピー的または立体的安定性を付与するポリマー
によって安定化される。この目的に有用な代表的ポリマ
ーにはポリビニルアルコール、セルロース系誘導体、エ
チレンオキシド変性フェノールおよびエチレンオキシド
/プロピレンオキシドポリマーが挙げられる。非イオン
的技法はpH変化またはイオン性汚染に対して敏感ではな
いが、最終製品が水に敏感であるという多くの応用にお
ける主な不利益を有している。従って、インクの用途ま
たは同種のものに使用されると顔料は水分にさらされた
ときにきたなくなるであろう。
【0006】イオン的技法では、顔料粒子はイオンを含
有するモノマーのポリマー、例えば中和したアクリル
酸、マレイン酸またはビニルスルホン酸のポリマーによ
って安定化される。ポリマーは、電荷二重層メカニズム
を通して安定性を付与しており、それによってイオンの
反発が粒子の凝集を阻止する。中和する成分は適用後蒸
発する傾向にあるので、ポリマーは次いで水溶性を低下
し最終製品は水に感受性がなくなる。
【0007】キャノン社への米国特許第4,597,79
4号は顔料がイオン的親水性セクメントおよび顔料表面
に付着する芳香族疎水性セグメントを有するポリマー中
に含まれるインクジェットプリンター用水性インク分散
体を提案している。そこで提案されたランダムポリマー
分散媒は分散顔料に対して改良された安定性を与えるも
のであるが、商業用インクジェットプリンターの並みは
ずれたニーズに合致すべく更なる改良が望まれている。
【0008】
【発明の要約】本発明は、インクジェットプリンターの
並みはずれた要求に合致すべく特に適合した顔料入りの
水性インクを提供するものであり、このインクは水性の
キャリヤ媒体(aqueous carrier medium)およびABま
たはBABブロックコポリマーによって安定化された顔
料粒子からなることを特徴とするものである。ここでこ
のブロックコポリマーにおいて: (a) Aセグメントは式CH2=C(X)(Y)を有するア
クリル系モノマーの疎水性ホモポリマーまたはコポリマ
ー〔式中Xは水素またはCH3であり、そしてYはC
(O)OR1、C(O)NR23またはCNであり、ここで
1は炭素原子1〜20個を有するアルキル、アリール
またはアルキルアリール基であり、そしてR 2およびR3
は水素または炭素原子の1〜9個を有するアルキル、ア
リールまたはアルキルアリール基である〕であり、この
Aセグメントは少なくともほぼ300の平均分子量を有
しそして水に不溶であり;そして (b) Bセグメントは親水性ポリマーまたはその塩であ
って: (1) 式CH2=C(X)(Y1)を有するアクリル系モノマ
ー〔式中、Xは水素またはCH3であり、そしてY1はC
(O)OH、C(O)NR23、C(O)OR4NR23また
はC(O)OR5であり、ここでR2およびR3は水素また
は炭素原子の1〜9個を有するアルキル、アリールまた
はアルキルアリール基であり、R4は炭素原子の1〜5
個を有するアルキルジラジカルであり、そしてR5は炭
素原子の1〜20個を有するアルキルジラジカルであっ
て、場合により1個またはそれ以上のヒドロキシルまた
はエーテル基を含むものである〕からのものであるか;
または (2) (1)のアクリル系モノマーと式CH2=C(X)
(Y)を有するアクリル系モノマー〔式中、XおよびYは
上述のAセグメントで定義した置換基である〕とのコポ
リマーであり;このBセグメントは少なくともほぼ30
0の平均分子量を有し、水に可溶であるものとする。
【0009】好ましいAセグメントは、メチルメタクリ
レート、ブチルメタクリレートまたは2−エチルヘキシ
ルメタクリレートのポリマーとコポリマーである。メタ
クリル酸またはジアルキルアミノエチルメタクリレート
(ここでアルキルはメチルからブチルである)のポリマ
ーまたはコポリマーはBセグメントとして好ましい。B
ブロックは全ポリマーの10〜90重量%、好ましくは
25〜65重量%からなるであろう。顔料入りインクは
一般にほぼ0.1〜10重量%の顔料を含有しているが
選択された顔料、ブロックポリマーおよびインクジェッ
トプリンター次第でより多い量の、例えば30重量%を
含有することができる。
【0010】このインクは非常に安定であり、低い粘度
を有し、優れた印刷性、長いクラスチング(外皮形成)
時間を有し、そして乾燥後の優れた耐にじみ性を提供す
る。これらは種々のインクジェットプリンターで使用さ
れ、特に熱インクジェットプリンターでの使用に適合し
ている。
【0011】
【発明の詳述】本発明は、一般にインクジェットプリン
ターおよび特に熱インクジェットプリンターにおける使
用に特に適した組み合せの特性を有するインクを提供す
る。このインクは貯蔵中および印刷機中の両方において
長期にわたって安定である、ポリマーによって安定化さ
れた顔料粒子の水性分散体である。このインクは特殊な
インクジェットプリンターの要求条件に適合しており、
均衡のとれた光安定性、耐にじみ性、粘度、表面張力、
高光学密度およびクラスト抵抗性(crust resistance)
を提供する。得られた印刷画像は高度の品質であり、個
々のドットはするどい端部を有してまるく、ほとんど表
面にじみ、けば立ち、滲み出し(strike through)がな
いのである。
【0012】〔アクリル系ブロックポリマー〕このポリ
マーは、ABまたはBABブロックコポリマーであっ
て、ここでAブロックは疎水性で顔料を結びつけるのに
役立ち、Bブロックは親水性で水性媒体に顔料を分散す
るのに役立つものである。特定の用途のためのポリマー
の選択は選ばれた顔料と水性媒体の如何によって決めら
れる。一般にポリマーはABまたはBABブロックコポ
リマーであり、ここで (a) Aセグメントは式CH2=C(X)(Y)を有するア
クリル系モノマーの疎水性ホモポリマーまたはコポリマ
ー〔式中、Xは水素またはCH3であり、そしてYはC
(O)OR1、C(O)NR23またはCNであり、ここで
1は炭素原子の1〜20個を有するアルキル、アリー
ルまたはアルキルアリール基であり、そしてR2および
3は水素または炭素原子の1〜9個を有するアルキ
ル、アリールまたはアルキルアリール基である〕であ
り、このAセグメントは少なくともほぼ300の平均分
子量を有しそして水に不溶であり;そして (b) Bセグメントは親水性ポリマーまたはその塩であ
って: (1) 式CH2=C(X)(Y1)を有するアクリル系モノマ
ー〔式中、Xは水素またはCH3であり、そしてY1はC
(O)OH、C(O)NR23、C(O)OR4NR23また
はC(O)OR5であり、ここでR2およびR3は水素また
は炭素原子の1〜9個を有するアルキル、アリールまた
はアルキルアリール基であり、R4は炭素原子の1〜5
個を有するアルキルジラジカルであり、そしてR5は炭
素原子の1〜20個を有するアルキルジラジカルであっ
て、場合により1個またはそれ以上のヒドロキシルまた
はエーテル基を含むものである〕からのものであるか;
または (2) (1)のアクリル系モノマーと式CH2=C(X)
(Y)を有するアクリル系モノマー〔式中、XおよびYは
上述のAセグメントで定義した置換基である〕とのコポ
リマーであり;このBセグメントは少なくともほぼ30
0の平均分子量を有し、水に可溶であるものとする。そ
の単数または複数のBブロックは一般に重量で全ブロッ
クポリマーの10〜90重量%、好ましくは25〜65
重量%を構成している。
【0013】このAブロックは上記した式を有する少な
くとも1つのアクリル系モノマーから製造されたポリマ
ーまたはコポリマーである。R1、R2およびR3基は場
合によりヒドロキシ、エーテル、OSi(CH3)基お
よび同様の置換基を含有してもよい。選択することので
きる代表的なモノマーには、次のモノマーがあるがこれ
らに限定されるものではない:メチルメタクリレート
(MMA)、エチルメタクリレート(EMA)、プロピ
ルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート(BMA
またはNBMA)、ヘキシルメタクリレート、2−エチ
ルヘキシルメタクリレート(EHMA)、オクチルメタ
クリレート、ラウリルメタクリレート(LMA)、ステ
アリルメタクリレート、フェニルメタクリレート、ヒド
ロキシルエチルメタクリレート(HEMA)、ヒドロキ
シプロピルメタクリレート、2−エトキシエチルメタク
リレート、メタクリロニトリル、2−トリメチルシロキ
シエチルメタクリレート、グリシジルメタクリレート
(GMA)、p−トリルメタクリレート、ソルビルメタ
クリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、ヘキ
シルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、
オクチルアクリレート、ラウリルアクリレート、ステア
リルアクリレート、フェニルアクリレート、ヒドロキシ
エチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、アクリロニトリル、2−トリメチルシロキシエチル
アクリレート、グリシジルアクリレート、p−トリルア
クリレートおよびソルビルアクリレートなどである。好
ましいAブロックはメチルメタクリレート、ブチルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルメタクリレートから製
造されたホモポリマーおよびコポリマーまたはメチルメ
タクリレートとブチルメタクリレートとのコポリマーで
ある。
【0014】またこのAブロックは親水性モノマー、例
えばCH2=C(X)(Y1)のようなモノマーを包含しても
よい。〔ここで式中、Xは水素またはCH3であり、Y1
はC(O)OH、C(O)NR23、C(O)OR4NR
23、C(O)OR5またはそれらの塩であり、ここでR2
およびR3は水素またはC1〜C9のアルキル、アリール
またはアルキルアリールであり、R4はC1〜C5のアル
キルジラジカルであり、R5はC1〜C20のアルキルジラ
ジカルでありこれは溶解度にいくらかの変化を付与する
ようにヒドロキシルまたはエーテル基を含有することが
できる〕。しかしながら、Aブロックを完全に水溶性に
するのに充分な親水性モノマーまたはその塩はAブロッ
ク中に存在してはならない。
【0015】このBブロックは上記の式を有する少なく
とも1個のアクリル系モノマーから製造したポリマーで
ある。代表的モノマーとしてはメタクリル酸(MA
A)、アクリル酸、ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト(DMAEMA)、ジエチルアミノエチルメタクリレ
ート、第3−ブチルアミノエチルメタクリレート、ジメ
チルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチル
アクリレート、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミ
ド、メタクリルアミド、アクリルアミドおよびジメチル
アクリルアミド等が挙げられる。メタクリル酸またはジ
メチルアミノエチルメタアクリレートのホモポリマーま
たはコポリマーが好ましい。
【0016】酸を含有するポリマーは直接製造されるか
または重合後除去されるブロッキング基を有するブロッ
クされたモノマーから製造される。ブロッキング基の除
去後に、アクリル酸またはメタクリル酸を生ずるブロッ
クされたモノマーの例としては、トリメチルシリルメタ
クリレート(TMS−MAA)、トリメチルシリルアク
リレート、1−ブトキシエチルメタクリレート、1−エ
トキシエチルメタクリレート、1−ブトキシエチルアク
リレート、1−エトキシエチルアクリレート、2−テト
ラヒドロピラニルアクリレートおよび2−テトラヒドロ
ピラニルメタクリレートが挙げられる。
【0017】このBブロックは他のモノマー、例えばA
ブロックに使用されたようなモノマーと、酸またはアミ
ノ基を含有するモノマーとのコポリマーであることがで
きる。酸またはアミノモノマーはBブロック組成の10
〜100%の範囲で、好ましくは20〜60%の範囲で
使用することができる。一般にBブロック(S)は重量
で全ブロックポリマーの10〜90重量%、好ましくは
25〜65重量%を構成する。
【0018】本発明を実施するのに選択されるブロック
ポリマーは、数平均分子量20,000以下、好ましく
は15,000以下、そして典型的には1,000〜3,
000の範囲の分子量を有している。好ましいブロック
コポリマーは各AおよびBブロックに対して数平均分子
量500〜1,500の範囲の分子量を有している。
【0019】選択されうる代表的ABおよびBABブロ
ックポリマーは次のものを含み、ここで挙げられた数値
は各モノマーの重合の程度を示す。2本斜線はブロック
間の分離を示し、1本斜線はランダムコポリマーを示し
ている。例えば、MMA//MMA/MAA 10//5/
7.5は10モノマー単位の長さの分子量1000であ
るMMAのAブロックと、MMAの5モノマー単位とM
AAの7.5モノマー単位を有するMMAとMAAとの
コポリマーであるその分子量が1145のBブロックと
を有するABブロックポリマーである。
【0020】 ABブロックポリマー 分子量 EHMA//EHMA/MAA 3//3/5 1618 5//2.5/2.5 1700 5//5/10 2840 20//10/10 6800 15//11/22 7040 EHMA//LMA/MAA 10//10/12 5552 EHMA//MMA/EHMA/MAA 15//5/5/12 4502 EHMA//MMA/MAA 5//5/10 2350 5//10/10 2850 EHMA//MAA 15//5 3400
【0021】 BMA//BMA/MAA 5//2.5/2.5 1280 10//5/10 3000 20//10/20 6000 15//7.5/3 3450 5//5/10 2300 5//10/5 2560 BMA//MMA/MAA 15//15/5 4060 15//7.5/3 3140 10//5/10 2780
【0022】 MMA//MMA/MAA 10//5/10 2360 10//5/5 1930 10//5/7.5 2150 20//5/7.5 3150 15//7.5/3 2770 MMA//EHMA/MAA 5//5/10 2350 10//5/10 2850
【0023】 BMA/MMA//BMA/MAA 5/5//5/10 2780 BMA//HEMA/MAA 15//7.5/3 3360 7.5//7.5/3 2300 15//7.5/7.5 3750 BMA//BMA/DMAEMA 10//5/10 3700 BMA//BMA/DMAEMA/MAA 10//5/5/5 2635
【0024】 BABブロックポリマー 分子量 BMA/MAA//BMA//BMA/MAA 5/10//10//5/10 4560 MMA/MAA//MMA//MMA/MAA 5/7.5//10//5/7.5 3290
【0025】好ましいブロックポリマーは、メチルメタ
クリレート//メチルメタクリレート/メタクリル酸(1
0//5/7.5)、2−エチルヘキシルメタクリレート/
/2−エチルヘキシルメタクリレート/メタクリル酸
(5//5/10)、n−ブチルメタクリレート//n−ブ
チルメタクリレート/メタクリル酸(10//5/1
0)、エチルヘキシルメタクリレート//メチルメタクリ
レート/メタクリル酸(5//10/10)、n−ブチル
メタクリレート//2−ヒドロキシエチルメタクリレート
/メタクリル酸(5//10/10)、n−ブチルメタク
リレート//2−ヒドロキシエチルメタクリレート/メタ
クリル酸(15//7.5/3)、メチルメタクリレート/
/エチルヘキシルメタクリレート/メタクリル酸(5//
5/10)およびブチルメタクリレート//ブチルメタク
リレート/ジメチルアミノエチルメタクリレート(10
//5/10)ポリマーである。
【0026】Bブロックを水性媒体中に可溶化するため
にBブロック中に含有された酸またはアミノ基のいずれ
かを塩にすることが必要である。酸モノマーの塩は有機
塩基、例えばモノ、ジ、トリメチルアミン、モルホリ
ン、n−メチルモルホリン;アルコールアミン、例えば
ジメチルエタノールアミン(DMEA)、メチルジエタ
ノールアミン、モノ、ジおよびトリエタノールアミン;
ピリジン;水酸化アンモニウム;テトラ−アルキルアン
モニウム塩、例えばテトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド;アルカ
リ金属、例えばリチウム、ナトリウムおよびカリウム等
から選ばれる対応成分で調製することができる。好まし
い中和剤には、ジメチルエタノールアミン並びに水酸化
ナトリウムおよび水酸化カリウム、特に感熱ジェットプ
リンターで使用されるインクとして好ましいとされた水
酸化カリウムが挙げられる。アミノモノマーの塩は、有
機酸、例えば酢酸、ギ酸、蓚酸、ジメチロールプロピオ
ン酸、ハロゲン、例えば塩化物、弗化物および臭化物、
並びに無機酸、例えば硫酸、硝酸等から選ばれる対応成
分で調製することができる。また、アミノ基をテトラア
ルキルアンモニウム塩に転換することも可能である。酢
酸およびギ酸は好ましい中和剤である。酸基およびアミ
ノ基両方を含有するポリマーである両性ポリマーはその
ままで使用しうるかまたは酸または塩基の添加のいずれ
かで中和することもできる。
【0027】ABおよびBABポリマーは段階的重合
法、例えばウエブスターの米国特許第4,508,880
号に記載されているような陰イオンまたはグループ移動
重合法によって有利に製造することができ、そしてこの
特許の開示を参照によって本明細書に組込むものとす
る。このように製造されたポリマーは正確に制御された
分子量、ブロックサイズおよび大変狭い分子量分布を有
している。このポリマーは典型的に2以下の分散度、一
般に1.0〜1.4の範囲内の分散度を有している。分散
度はポリマーの重量平均分子量をその数平均分子量で割
ったものである。数平均分子量はゲル透過クロマトグラ
フィー(GPC)で測定することができる。また、AB
またはBABブロックポリマーはフリーラジカル重合に
より生成させることができ、そこで開始単位は2つのは
っきり異なった温度で重合を開始する2つの異なった部
分から構成されている。しかしながら、この方法はブロ
ックコポリマーにホモポリマーと結合生成物との混入を
引き起こすかもしれない。
【0028】また、ABブロックポリマーは慣用の陰イ
オン重合技術を用いて製造することができ、ここではコ
ポリマーの第1ブロックが形成され、第1ブロックが完
成すると第2のモノマーの流れが開始されて次のポリマ
ーのブロックを生成する。副反応を最小にし、所望の分
子量のブロックを生成するように低い反応温度(例え
ば、0〜−70℃)がこの場合維持される。
【0029】これらの技術の多く、特にグループ移動重
合方法では、開始剤は非官能性のものであっても、酸グ
ループ(そのままでかまたはブロックされた形で使用さ
れた)を含有していてもまたはアミノグループを含有し
ていても良い。まず初めに疎水性のAブロックまたは親
水性のBブロックのいずれかが生成される。また、BA
BブロックポリマーはまずBブロックの1つを重合さ
せ、次いで疎水性のAブロックを重合させ、次いで第2
のBブロックを重合させる陰イオン重合またはグループ
移動重合技術によっても製造することができる。
【0030】〔顔料〕広くさまざまな有機系および無機
系の顔料が、単独または組合せでインクを作るのに選択
される。ここで使用される“顔料”という用語は不溶性
の着色剤を意味する。顔料粒子はインクジェットプリン
ター装置特に通常10〜50ミクロンの範囲にある直径
を有する射出ノズルにおいてインクの自由流動を許容す
るのに充分に小さいものである。また、粒子のサイズは
顔料の分散安定性に影響を有しており、これはインクの
寿命の全体を通して重要である。微小粒子のブラウン運
動は凝集から粒子を防ぐのを助けるであろう。また、最
大の色の濃さと光沢のために小さい粒子を使用するのが
望ましい。有用な粒子サイズの範囲は約0.005ミク
ロン〜15ミクロンである。好ましくは、粒子サイズは
0.005〜5ミクロンの範囲に、最も好ましくは0.0
05〜1ミクロンの範囲にあるべきである。
【0031】選択された顔料は乾いたかまたは湿った形
態で使用してよい。例えば、顔料は通常水性媒体中で製
造され、生成した顔料は水で湿ったプレスケーキとして
得られる。プレスケーキの形態では、乾燥形態における
程度まで凝集しない。従って、水で湿ったプレスケーキ
の形態の顔料では乾燥顔料のようなインクを調製する工
程で解凝集の操作などを必要としない。有利に選択しう
る代表的で商業的な乾燥顔料は次に示す通りである。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】水で湿ったプレスケーキの形態で使用する
ことができる代表的な商業的な顔料には、ホーコフター
ブルーBF−585−P、トルイジンレッドY
(C.I.ピグメントレッド3)、クインドマジェンタ
(ピグメントレッド122)、マジェンタRV−683
1プレスケーキ(モベイケミカル社、ハーモンデビジョ
ン、ハレドン、NJ)、サンファーストマジェンタ1
22(サンケミカル社、シンシナチ、OH)、インドR
ブリリアントスカーレット(ピグメントレッド123、
C.I.No.71145)、トルイジンレッドB(C.
I.ピグメントレッド3)、ウオッチャングR レッドB
(C.I.ピグメントレッド48)、パーマネントルービ
ンF6B13−1731(ピグメントレッド184)、
ハンザR イエロー(ピグメントイエロー98)、ダラマ
ールR イエローYT−839−P(ピグメントイエロー
74、C.I.No.11741)、サンブライトR イエ
ロー17(サンケミカルコープ社、シンシナチ、O
H)、トルイジンイエローG(C.I.ピグメントイエロ
ー1)、ピグメントスカーレット(C.I.ピグメントレ
ッド60)、オーリックブラウン(C.I.ピグメントブ
ラウン6)等がある。黒色顔料、例えばカーボンブラッ
クは一般に水性プレスケーキの形では入手できない。
【0036】また、金属または金属酸化物の細かい粒子
は本発明を実施するのに使用することができる。例え
ば、金属および金属酸化物は磁気インクジェットの製造
に適している。また、微細な粒子サイズの酸化物、例え
ばシリカ、アルミナ、チタニア等が選択される。さら
に、微細な金属粒子、例えば銅、鉄、鋼、アルミニウム
および合金を適切な用途のために選択することができ
る。
【0037】〔水性キャリヤ媒体〕水性キャリヤ媒体は
水または水と少なくとも1個の水溶性有機溶剤との混合
物である。適当な混合物の選択は特定の作用、例えば所
望の表面張力および粘度、選択された顔料、顔料入りイ
ンクジェットインクの乾燥時間およびインクが印刷され
る紙のタイプの要求条件に依存する。選ばれる水溶性有
機溶媒の代表例としては、(1)アルコール、例えばメチ
ルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコ
ール、イソ−プロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、第二−ブチルアルコール、第三−ブチルアルコー
ル、イソ−ブチルアルコール、フルフリルアルコールお
よびテトラヒドロフルフリルアルコール、(2)ケトンま
たはケトアルコール、例えばアセトン、メチルエチルケ
トンおよびジアセトンアルコール、(3)エーテル、例え
ばテトラヒドロフランおよびジオキサン、(4)エステ
ル、例えばエチルアセテート、エチルラクテート、エチ
レンカーボネートおよびプロピレンカーボネート、(5)
多価アルコール、例えばエチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、プロピレング
リコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレング
リコール、グリセロール、2−メチル−2,4−ペンタ
ンジオール、1,2,6−ヘキサントリオールおよびチオ
ジグリコール、(6)アルキレングリコールから誘導され
た低級アルキルモノまたはジエーテル、例えばエチレン
グリコールモノ−メチル(または−エチル)エーテル、
ジエチレングリコールモノ−メチル(または−エチル)
エーテル、プロピレングリコールモノ−メチル(または
−エチル)エーテル、トリエチレングリコールモノ−メ
チル(または−エチル)エーテルおよびジエチレングリ
コールジ−メチル(または−エチル)エーテル、(7)窒
素を含有する環式化合物、例えばピロリドン、N−メチ
ル−2−ピロリドンおよび1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノンおよび(8)硫黄含有化合物、例えばジメチ
ルスルホキシドおよびテトラメチルスルホンが挙げられ
る。
【0038】水と多価アルコール、例えばジエチレング
リコールとの混合物が水性キャリヤ媒体として好まし
い。水とジエチレングリコールの混合物の場合には、水
性キャリヤ媒体として通常約30%水/70%ジエチレ
ングリコール〜約95%水/5%ジエチレングリコール
を含有している。好ましい比はほぼ60%水/40%ジ
エチレングリコールから約95%水/5%ジエチレング
リコールである。パーセントは水性キャリヤ媒体の全重
量に基づいたものである。
【0039】〔界面活性剤〕界面活性剤は本発明のイン
クジェット顔料インクに加えられ、その乾燥特性を改良
することができる。有用な界面活性剤は、マニュファク
チュアリングコンフェクショナーパブリシング社(グレ
ンロック NJ.)によって刊行されたMcCutcheon著Emuls
ifiers and Detergentsから選ぶことができる。界面活
性剤の選択は印刷される紙の種類によるところが大き
い。当該技術分野の当業者が印刷に使用される特定紙に
適した界面活性剤を選択しうることは予想されるところ
である。
【0040】例えば、次の界面活性剤がミード社(デイ
ントン、オハイオ)によって製造されたスタイル105
7と表示されたギルバートボンド紙(25%綿)の印刷
に有用であることがわかった。
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】インクジェットプリンターの印刷速度は現
在ではインクが紙材に浸透する比較的に遅い速度によっ
て限定されている。インクジェット用インクへの界面活
性剤の添加は潜在的な毒性の添加物や不安定化する添加
物を導入することなしに種々の紙を急速に湿潤させるこ
とを可能にする。乾燥時間は界面活性剤を含有しないイ
ンクでは約70秒必要としたのが界面活性剤含有インク
ではわずかに5秒に短縮される。さらに、界面活性剤の
添加はインクの安定性、インクカートリッジの構成材料
を損なうかまたは毒性あるいは可燃性を導入する恐れの
ある比較的に多量の溶剤(インクに含まれる界面活性剤
2%に対して15%の)を加える必要性もなく高速印刷
に適したインクを製造することができる。界面活性剤は
インクの乾燥スピードを増加するので、紙上の印刷画像
のにじみも防げる。
【0045】インク組成物として選ばれた界面活性剤
は、他の成分、特にポリマーと相溶性であることが必要
であり、界面活性剤はそれと同じ種類の、すなわち陰イ
オン性または陽イオン性であるべきである。非イオン性
界面活性剤はいずれのタイプのポリマーをも使用するこ
とができる。全インク組成物の約0.1%〜約10%の
界面活性剤濃度が有効であり、約0.5%〜約3%の濃
度が好ましい。
【0046】好ましい界面活性剤は、非イオン性である
トリトンR X−100以外は陰イオン性湿潤剤であるシ
ルウェットR L−77、 シンスラポールR KB、 トリト
RX−100、 エーロゾルR MAおよびエーロゾルR
OTまたはその混合物である。組成物中に使用されるポ
リマーと共に例示された陰イオン性、陰イオン性または
非イオン性界面活性剤が組成物中で用いられる。然しな
がら陽イオン性界面活性剤は陽イオン性または非イオン
性ポリマーを含有するインク組成物と一緒に使用するこ
とができる。また両性の界面活性剤も有用であることが
見出されている。
【0047】〔インク製造〕インクは、選択された顔料
とアクリル系ブロックコポリマーを水、水溶性溶媒また
は水性キャリヤ媒体中でプレミックスし、ついで顔料を
解膠(デフロキュレート)して製造される。場合により
分散剤を存在させることができる。陰イオン性/非イオ
ン性界面活性剤、例えばダニエルのディスパース−エイ
ドW−22とW−28および/または重合系顔料分散
剤、例えばロームアンドハース社により製造されたタモ
ールSNおよびサートマー社により製造されたSMA1
000樹脂がこの目的のために使用することができる。
解膠(すなわち、分散)工程は水平型ミニミル、ボール
ミル、アトリッター中で、または少なくとも1000ps
iの液体圧で混合物を液体ジェット相互作用チェンバー
内の多数のノズルを通過させ水性キャリヤ媒体中に顔料
粒子の均一な分散液を生成させて実施できる。
【0048】一般に顔料入りインクのジェットインクは
濃縮した形態で製造し、続いて適当な濃度に希釈しイン
クジェット印刷システムに使用するのが望ましい。この
方法は設備からの顔料入りインクのより大量の製造を可
能にする。もし顔料分散液が溶媒中で調製されるなら
ば、水でまたは、場合により他の溶媒で適切な濃度に希
釈する。もし水中で調製されるならば、追加する水また
は水溶性溶媒で希釈して所望の濃度の顔料分散液をつく
る。希釈することによって特定な用途のための所望の粘
度、着色、色調、飽和密度および印刷被覆面積に合わせ
うる。
【0049】有機顔料の場合に、インクは多くの熱イン
クジェット印刷用途として全インク組成物の重量でほぼ
30重量%までの顔料を含有しうるが、一般にほぼ0.
1〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%である。
もし無機の顔料が選択されるならば、インクは有機顔料
を使用する対応したインクよりもより多い重量%の顔料
を含有する傾向にあり、ある場合にはほぼ75重量%の
ような多量でありうるが、これは一般に無機顔料が有機
顔料より大きい比重を有するからである。アクリル系ブ
ロックポリマーは全インク組成物の重量でほぼ0.1〜
20重量%の範囲で、好ましくはほぼ0.1〜5重量%
の範囲で存在する。もしポリマーの量があまりに多くな
るとインクの色濃度は許容できない程低くなり、所望の
インク粘度を維持するのが困難となるであろう。もしア
クリル系ブロックコポリマー量が不充分に存在している
とすると、顔料粒子の分散液安定性が悪くなるように作
用する。水性キャリヤ媒体の量は、有機顔料が選ばれる
時インクの全重量に基づいてほぼ70〜99.8重量
%、好ましくはほぼ90〜99.8重量%の範囲であ
り、無機顔料が選ばれる時ほぼ25〜99.8重量%、
好ましくはほぼ70〜99.8重量%の範囲内にある。
他の添加剤、例えば殺生物剤、保湿剤、キレート化剤お
よび粘度調節剤を慣用的な目的のためにインクに加えて
もよい。添加剤の選択または添加剤の組み合わせは選択
した添加剤の界面の挙動に支配される。場合によって
は、他のアクリル系および非アクリル系ポリマーを加え
て特性、例えば耐水性および耐にじみ性を改良すること
ができる。これらは溶媒をベースとする乳濁液または水
溶性ポリマーでありうる。
【0050】ジェット速度、小滴の分離長さ、小滴のサ
イズおよび流れの安定性は大いにインクの表面張力およ
び粘度によって影響される。インクジェット印刷システ
ムを用いる用途に適した顔料入りインクジェットインク
は、約20dyne/cm〜約70dyne/cm、さらに好ましく
は30dyne/cm〜約70dyne/cmの範囲にある表面張力
を有すべきである。受け入れられうる粘度は20cpより
は大きくなく、そして好ましくは約10〜約10.0cP
の範囲のものである。インクは広範囲の射出条件、すな
わち駆動電圧および熱インクジェット印刷装置について
のパルス幅、ドロップ−オン−デマンド型の装置かまた
は連続型の装置のいずれかのための圧電要素の駆動振動
数およびノズルの型状およびサイズに適合する物理的特
性を有する。このインクは長期間の優秀な貯蔵安定性を
有し、そしてインクジェット装置をつまらせない。画像
記録材料、例えば紙、織物、フィルムなどへのインクの
固定化は速やかで確実に行われ、その縁部分での印刷ド
ットはなめらかでインクの拡がりもわずかである。印刷
したインク画像は鮮明な色調、高密度、優れた耐水性、
耐光性を有している。さらにインクはそれが接触してい
るインクジェット印刷装置の部品を腐食せず、本質的に
無臭であり、無毒性で不燃性である。
【0051】本発明を実施例によりさらに説明するが、
この実施例に限定されるものではない。
【0052】
【実施例】ブロックポリマーを次の手順を用いて製造し
た。 〔製法1〕EHMA//EHMA/MAA 5//5/1
0、酸開始剤、酸ブロック第1ポリマーを次の手順を用
いて製造した。
【0053】3リットルフラスコにメカニカル撹拌機、
温度計、窒素導入口、乾燥管付出口および添加漏斗を備
えつけた。800gのテトラヒドロフラン(THF)お
よび1.0gのp−キシレンをフラスコに仕込んだ。つ
いで、アセトニトリル中の触媒のテトラブチルアンモニ
ウムm−クロロベンゾエート1.0モル溶液700mlを
加えた。開始剤の1,1−ビス(トリメチルシロキシ)
−2−メチルプロペン73.0g(0.315モル)を注
入した。フィードI〔アセトニトリル中のテトラブチル
アンモニウムm−クロロベンゾエート1.0モル溶液7
00ml〕をスタートさせ、150分にわたって加えた。
フィードII〔2−エチルヘキシルメタクリレート31
2.4g(1.58モル)とトリメチルシリルメタクリレ
ート500.0g(3.16モル)〕を0分でスタートさ
せ、50分にわたって加えた。フィードIIが終了(モノ
マーの99%以上が反応した)した後80分経って、フ
ィードIII〔2−エチルヘキシルメタクリレート312.
0g(1.58モル)〕をスタートさせ、30分かかっ
て加えた。
【0054】180分経って、メタノール200gと水
250gを上記溶液に加えた。120分還流させた。つ
いで溶媒の1470gとヘキサメチルジシロキサンをス
トリップして取出しながら一方でi−プロパノールの6
70gを加えた。これによりEHMA//EHMA/MA
A、5//5/10 ポリマーが55%固体で製造され
た。
【0055】上述のブロックポリマーを次の手順を用い
て中和した。手順A:N,N−ジメチルエタノールアミン 上記のように製造したEHMA//EHMA/MAAブロ
ックポリマーを、このブロックコポリマー溶液にアミン
を加え、均一な溶液が得られるまで通常2〜3時間撹拌
して中和(100%)した。中和後、脱イオン水でほぼ
25%固体に戻した。
【0056】
【表7】 固体重量% 25 pH:8.4
【0057】手順B:水酸化カリウム 上記のように製造したEHMA//EHMA/MAAブロ
ックポリマーを、このブロックコポリマー溶液に15%
水酸化カリウム水溶液を加え、均一溶液が得られるまで
撹拌して中和(100%)した。中和後、脱イオン水で
ほぼ25%固体に戻した。
【0058】
【表8】 固体重量% 25 pH:8.0
【0059】〔製法2〕MMA//MMA/MAA、10
//5/5.7のブロックポリマー、分子量2150を次
の手順を用いて製造した。
【0060】3リットルフラスコにメカニカル撹拌機、
温度計、窒素導入口および添加漏斗を備えつけた。84
5gのテトラヒドロフラン(THF)および2.4gの
p−キシレンをフラスコに仕込んだ。ついで触媒のアセ
トニトリル中のテトラブチルアンモニウムm−クロロベ
ンゾエート1.0モル溶液0.9mlを加えた。開始剤の
1,1−ビス(トリメチルシロキシ)−2−メチルプロ
ペン75.6g(0.326モル)を注入した。フィード
I〔アセトニトリル中のテトラブチルアンモニウムm−
クロロベンゾエート1.0モル溶液0.9ml〕をスタート
させ、150分にわたって加えた。フィードII〔メチル
メタクリレート164g(1.64モル)とトリメチル
シリルメタクリレート387g(2.45モル)〕を0
分でスタートさせ、38分にわたって加えた。フィード
IIが終了(モノマーの99%以上が反応した)した後5
5分経って、フィードIII〔メチルメタクリレート32
6.7g(3.27モル)〕をスタートさせ、30分にわ
たって加えた。
【0061】400分経って、乾燥メタノールの155
gを上記溶液に加えて、蒸留を開始した。蒸留の第1段
階の間に、55℃以下の沸点を有する物質320gをフ
ラスコから除去した。除去されるべきメトキシトリメチ
ルシラン(沸点=54℃)の理論量は280.0gであ
る。蒸留は第2段階の間に続けられ、沸点は76℃に上
昇した。蒸留の第2段階の間にi−プロパノールを全量
で904g加えた。合計で溶媒の1161gを除去し
た。
【0062】ブロックポリマーを上記の如くN,N−ジ
メチルエタノールアミン(手順A)および水酸化カリウ
ム(手順B)を用いて中和した。
【0063】〔製法3〕NBMA//NBMA/MAA
(10//5/10)のブロックポリマーを次の手順を用
いて製造した。
【0064】1リットルフラスコにメカニカル撹拌機、
温度計、窒素導入口、乾燥管付出口および添加漏斗を備
えつけた。350gのテトラヒドロフラン(THF)お
よび1.0gのp−キシレンをフラスコに仕込んだ。つ
いで、触媒のアセトニトリル中のテトラブチルアンモニ
ウムm−クロロベンゾエート1.0モル溶液300mlを
加えた。開始剤の1,1−ビス(トリメチルシロキシ)
−2−メチルプロペン20.0g(0.086モル)を注
入した。フィードI〔アセトニトリル中のテトラブチル
アンモニウムm−クロロベンゾエート1.0モル溶液3
00ml〕をスタートさせ、150分にわたって加えた。
フィードII〔n−ブチルメタクリレート61.1g(0.
43モル)とトリメチルシリルメタクリレート136.
0g(0.86モル)〕を0分でスタートさせ、20分
にわたって加えた。フィードIIが終了(モノマーの99
%以上が反応した)した後200分経って、フィードII
I〔n−ブチルメタクリレート121.8g(0.86モ
ル)〕をスタートさせ、30分にわたって加えた。
【0065】400分経って、乾燥メタノール55gを
上記溶液に加え、蒸留を開始した。蒸留の第1段階の間
に、55℃以下の沸点を有する物質112gをフラスコ
から除去した。除去されるべきメトキシトリメチルシラ
ン(沸点=54℃)の理論量は98gである。蒸留は第
2段階の間に続けられ、沸点は76℃に上昇した。蒸留
の第2段階の間にi−プロパノールを全量で420g加
えた。合計で508gの溶媒を除去した。
【0066】ブロックポリマーを、上記の如くN,N−
ジメチルエタノールアミン(手順A)および水酸化カリ
ウム(手順B)を用いて中和した。
【0067】〔製法4〕BMA//BMA/MAA、5//
2.5/5、分子量1500のブロックコポリマーを次
の手順を用いて製造した。
【0068】3リットルフラスコにメカニカル撹拌機、
温度計、窒素導入口、乾燥管付出口および添加漏斗を備
えつけた。780gのテトラヒドロフラン(THF)お
よび3.6gのp−キシレンをフラスコに仕込んだ。つ
いで、触媒のアセトニトリル中のテトラブチルアンモニ
ウムm−クロロベンゾエート1.0モル溶液3.2mlを加
えた。開始剤の1,1−ビス(トリメチルシロキシ)−
2−メチルプロペン144.0g(0.62モル)を注入
した。フィードI〔アセトニトリル中のテトラブチルア
ンモニウムm−クロロベンゾエート1.0モル溶液3.2
ml〕をスタートさせ、130分にわたって加えた。フィ
ードII〔n−ブチルメタクリレート220g(1.55
モル)とトリメチルシリルメタクリレート490g
(3.1モル)〕を0分でスタートさせ、40分にわた
って加えた。フィードIIが終了(モノマーの99%以上
が反応した)した後30分経って、フィードIII〔n−
ブチルメタクリレート440g(3.1モル)〕をスタ
ートさせ、30分にわたって加えた。
【0069】240分経って、乾燥メタノール216g
を上記溶液に加えて、蒸留を開始した。蒸留の第1段階
の間に、55℃以下の沸点を有する物質210gをフラ
スコから除去した。蒸留は第2段階の間続けられ、沸点
は76℃に上昇した。i−プロパノールを全量で900
g加えて、蒸留を全量で溶媒の1438gが除去されて
しまうまで続けた。このようにしてBMA//BMA/M
AA 5//2.5/5ポリマーが57.7%固体で調製さ
れた。
【0070】ブロックポリマーを、N,N−ジメチルア
ミノエタノール(手順A)および水酸化カリウム(手順
B)を用いて製法1に記載したように中和した。
【0071】〔製法5〕EHMA//MMA/MAA、5
//10/10のブロックコポリマーを次の手順を用いて
製造した。
【0072】12リットルフラスコにメカニカル撹拌
機、温度計、窒素導入口、乾燥管付出口および添加漏斗
を備えつけた。3255gのテトラヒドロフラン(TH
F)および7.9gのp−キシレンをフラスコに仕込ん
だ。ついで、触媒のアセトニトリル中のテトラブチルア
ンモニウムm−クロロベンゾエート1.0モル溶液4.0
mlを加えた。開始剤の1−メトキシ−1−トリメチルシ
ロキシ−2−メチルプロペン195.1g(1.12モ
ル)を注入した。フィードI〔アセトニトリル中のテト
ラブチルアンモニウムm−クロロベンゾエート1.0モ
ル溶液4.0ml〕をスタートさせ、150分にわたって
加えた。フィードII〔エチルヘキシルメタクリレート1
079g(5.44モル)〕を0分でスタートさせ、3
0分にわたって加えた。フィードIIが終了(モノマーの
99%以上が反応した)した後、40分経って、フィー
ドIII〔メチルメタクリレート1086.5g(10.9
モル)とトリメチルシリルメタクリレート1774g
(11.2モル)〕をスタートさせ、30分にわたって
加えた。
【0073】240分経って、乾燥メタノール675g
を上記溶液に加えて、蒸留を始めた。蒸留の第1段階の
間に、55℃以下の沸点を有する物質1050.0gを
フラスコから除去した。蒸留は第2段階の間続けられ、
沸点は76℃に上昇した。i−プロパノールを全量で4
025g加えて、蒸留を全量で溶媒5035gが除去さ
れてしまうまで続けた。このようにしてEHMA//MM
A/MAA 5//10/10ポリマーが48%固体で調
製された。
【0074】ブロックポリマーN,N−ジメチルアミノ
エタノール(手順A)および水酸化カリウム(手順B)
を用いて製法1に記載したように中和した。
【0075】実施例1(黒) 次の成分をビーカー中に磁気櫂棒撹拌を行いながら順番
に徐々に加えた。
【0076】
【表9】
【0077】撹拌を顔料の凝集塊や乾燥かたまりが見え
なくなるまで10〜15分間続けた。混合物をミニモー
ターミル100(アイガーマシナリー社、ベンセンビ
ル、IL 60106)に加えた。粉砕を4500rpmで
行った。5分後、約1mlのジメチルアミノエタノール
(ペンウォルト社、フィラデルフィア、PA 1910
2)を用いてpH7.5〜8.5に調節した。粉砕は55分
続けられ、その時点で粒子サイズはブルックヘブンBI
−90パーチクルサイザー(ブルックヘブンインスツル
メント社、ホルツビル、NY 11742)で測定する
と167nmであった。分散液を真空下、3M 114A
液体フィルターバック(3M社、セントポール、MN
55144)で濾過した。
【0078】上記の分散液160gを25%の中和した
ポリマー溶液の38.4部(上記)、脱イオン水91.5
部およびジエチレングリコール30.1部を用いて希釈
した。完成品の黒色インクを上記分散液の75部へ20
%ジエチレングリコール75部を加え30分にわたって
撹拌して製造した。
【0079】このインクは次のような物理的特性を有し
ていた。
【0080】表面張力: 38.0 dynes/cm 粘 度: 4.3 cps pH : 8.1 黒色インクは良好な熱安定性を有し、目視により判断し
て優れた印刷性を備えていて、これはヒューレットパッ
カードデスクジェットプリンター(ヒューレットパッカ
ード社、パロアルト、CA、購入)においてきれいで鮮
明な黒色特性を示した(表I、IIおよびIII参照)。
【0081】実施例2 黒色インクジェットインクを次の手順を用いて製造し
た。
【0082】
【表10】
【0083】上述の成分を実施例1に記載したようにビ
ーカー中でプレミックスさせ、約2時間水平ミニミルで
分散させ、ついで60部の水と15部のジエチレングリ
コールで希釈した。ついで仕上りのインクを2ミクロン
フィルターフエルトで濾過して未分散粒子を除去した。
インクは次の物理的特性を有していた。
【0084】粘 度: 3.3 cps 表面張力: 50.8 dynes/cm pH : 8.5 粒子サイズ:110nm(107nm、温度(temp.)サイ
クリング後) このインクをヒューレット−パッカードデスクジェット
プリンター(ヒューレットパッカード社、パロアルト、
CA)上できれいにしかも均一な密度で印刷した。−2
0℃(4時間)/70℃(4時間)での4サイクル後の
分散安定性は非常に良好であった(3ナノメートル変
化)。(表I、IIおよびIII参照)。
【0085】実施例3(黒色) 黒色のインクジェットインクを次の手順で製造した。
【0086】
【表11】
【0087】上述の成分を実施例1に記載したようにビ
ーカー中でプレミックスさせ、約2時間水平ミニミルで
分散させ、ついで60部の水と15部のジエチレングリ
コールで希釈した。ついで仕上りのインクを2ミクロン
フィルターフエルトで濾過して未分散粒子を除去した。
インクは次の物理的特性を有していた。
【0088】粘 度: 3.2 cps 表面張力: 45.5 dynes/cm pH : 8.9 粒子サイズ:107nm(106nm、温度サイクリング
後) このインクは優れた熱安定性を有し、ヒューレット−パ
ッカードデスクジェットプリンター(ヒューレットパッ
カード社、パロアルト、CA)上できれいにしかも均一
な密度で印刷される。(表I、IIおよびIII参照)。
【0089】実施例4(黒色) 黒色のインクジェットインクを次の手順で製造した。
【0090】
【表12】
【0091】上述の成分を実施例1に記載したようにビ
ーカー中でプレミックスし、約2時間水平ミニミルで分
散し、ついで57.6部の水と14.4部のジエチレング
リコールで希釈した。ついで仕上りのインクを2ミクロ
ンフィルターフエルトで濾過して未分散粒子を除去し
た。インクは次の物理的特性を有していた。
【0092】粘 度: 3.8 cps 表面張力: 45.1 dynes/cm pH : 7.7 粒子サイズ:165nm(162nm、温度サイクリング
後) このインクは優れた熱安定性を有し、ヒューレット−パ
ッカードデスクジェットプリンター(ヒューレットパッ
カード社、パロアルト、CA)上できれいにしかも均一
な密度で印刷される。(表I、IIおよびIII参照)。
【0093】対照例1(ランダムポリマー) 同一の化学組成と類似の分子量を有するランダムポリマ
ーを対照例としてラジカル重合で製造した。
【0094】メカニカル混合機、還流冷却器、窒素導入
口、温度計および加熱マントルを備えた4つ口フラスコ
に2−プロパノール166gと2−ブタノン82gを仕
込み、還流するように加熱した。これにメチルメタクリ
レート1081g、メタクリル酸463gおよびn−ド
デシルメルカプタン46gからなる溶液を180分にわ
たって加えた。2,2−アゾビス−(2,4−ジメチルバ
レロニトリル)(VAZO 52、デュポン社製造)9
3g、2−プロパノール463gおよび2−ブタノン2
32gからなる第2フィード溶液を第1フィードと同時
に、しかも210分かかって加えた。添加が終了した
後、混合を30分還流しながら続けた。ポリマー溶液を
真空乾燥で90%固体に濃縮した。次に水性インクビヒ
クルを次のように製造した。
【0095】
【表13】 ついで、分散液とインクを次のように製造した。
【0096】
【表14】
【0097】上述の成分を実施例1に記載したようにビ
ーカー中でプレミックスし、約2時間水平ミニミルで分
散させ、ついで60部の水と15部のジエチレングリコ
ールで希釈した。ついで仕上りのインクを2ミクロンフ
ィルターフエルトで濾過して未分散粒子を除去した。イ
ンクは次の物理的特性を有していた。
【0098】粘 度: 3.8 cps 表面張力: 48.9 dynes/cm pH : 8.7 粒子サイズ:98nm(103nm、温度(temp.)サイク
リング後) このインクはブロックコポリマー分散液を用いる実施例
において製造されたインクと比較して熱インクジェット
プリンター上で不揃いで印刷された。(表I、IIおよび
III参照)。
【0099】実施例5(シアン色) シアン色インクを次の手順を用いて製造した。
【0100】
【表15】
【0101】上述の成分を実施例1に記載したようにビ
ーカー中でプレミックスし、ついでミニモーターミル1
00(アイガーマシナリー社、ベンゼンビル、IL60
6)中で0.75mmガラスビーズを用い4500rpmのモ
ータースピードで24分間分散させた。得られた10%
の細かな顔料分散液を真空下、1ミクロンフィルターク
ロスで濾過した。仕上りの分散液は次の物理的特性を有
する。
【0102】粘 度: 5.76 cps 表面張力: 46.9 dynes/cm pH : 7.8 粒子サイズ:121nm この分散液を印刷テストのためにジエチレングリコール
と水の10/90 ジエチレングリコール/水混合物中
で2%インクに希釈した。印刷テストをヒューレットパ
ッカードプリンター(ヒューレットパッカード社、パロ
アルト、CA)で行なった。(表I、IIおよびIII参
照)。
【0103】実施例6(黄色) 黄色インクを次の手順を用いて製造した。
【0104】
【表16】
【0105】上述の成分を実施例1に記載したようにビ
ーカー中でプレミックスし、4500rpmのモータース
ピードで0.75mmガラスビーズを用いミニモーターミ
ル100中で90分間分散させた。ついでその物質をさ
らに粒子のサイズを小さくするために7000〜900
0psi(493〜634kg/cm2)の圧力下40分、ミク
ロ流動化装置(モデル110F、ミクロフルイディスク
社、ニュートン、MA 02164)を通過させた。得
られた細かい分散液を製法3に記載したように調製した
30部の25%ポリマー溶液と95部の水で希釈し、つ
いで僅かの減圧下、1ミクロンフィルタークロスで濾過
した。仕上りの10%分散液は次の物理的特性を有す
る。
【0106】粘 度: 6.25 cps 表面張力: 49.8 dynes/cm pH : 8.92 粒子サイズ:205nm この分散液を印刷テストのためにジエチレングリコール
と水の10/90 ジエチレングリコール/水混合物中
で2%インクに希釈した。印刷テストをヒューレットパ
ッカードディスクジェットプリンター(ヒューレットパ
ッカード社、パロアルト、CA)で行なった。(表I、
IIおよびIII参照)。
【0107】実施例7(マゼンタ色) マゼンタ色インクを次の手順を用いて製造した。
【0108】
【表17】
【0109】上述の成分を実施例1に記載したようにビ
ーカー中でプレミックスし、ついで4500rpmのモー
タースピードで0.75mmガラスビーズを用いて24分
間ミニモーターミル100で分散させた。得られた10
%の細かな顔料分散液を僅かな減圧下、1ミクロンフィ
ルタークロスで濾過した。仕上りの分散液は次の物理的
特性を有している。
【0110】粘 度: 6.53 cps 表面張力: 41.1 dynes/cm pH : 9.07 粒子サイズ:153nm この分散液を印刷テストのためにジエチレングリコール
と水の10/90 ジエチレングリコール/水混合物中
で2%インクに希釈した。印刷テストをヒューレットパ
ッカードディスクジェットプリンター(ヒューレットパ
ッカード社、パロアルト、CA)で行った。(表I、II
およびIII参照)。
【0111】実施例8(マゼンタ色) マゼンタ色インクを次の手順を用いて製造した。
【0112】
【表18】
【0113】上述の成分を実施例1に記載したようにプ
レミックスし、ついで4500rpmのモータースピード
で0.75mmガラスビーズを用いて42分間、ミニモー
ターミル100で分散させた。得られた10%の細かい
顔料分散液を減圧下、1ミクロンフィルタークロスで濾
過した。仕上りの分散液は次の物理的特性を有してい
た。
【0114】 粘 度: 13.2 cps(30rpmで測定) 表面張力: 45.8 dynes/cm pH : 7.6 粒子サイズ:164nm この分散液を印刷テストのためにジエチレングリコール
と水の混合物の10/90 ジエチレングリコール/水
混合物中で2%および4%インクになるように希釈し
た。印刷テストをインク小滴が感熱メカニズムで発生す
るヒューレットパッカードディスクジェットプリンター
(ヒューレットパッカード社、パロアルト、CA)およ
びインク小滴が圧電変換器の振動で発生するゼロックス
4020カラーインクジェットプリンター(ゼロックス
社、フレモント、CA 94538)によって行なっ
た。(表I、IIおよびIII参照)。
【0115】実施例9(マゼンタ色) マゼンタ色インクを次の手順で製造した。
【0116】
【表19】
【0117】上述の成分を実施例1に記載されたように
ビーカー中でプレミックスし、ついで4500rpmのモ
ータースピードで0.75mmガラスビーズを用いて24
分間ミニモーターミル100で分散させた。得られた細
かな10%の顔料分散液を減圧下、1ミクロンのフィル
タークロスで濾過した。仕上りの分散液は次の物理的特
性を有していた。
【0118】 粘 度: 27.4 cps(12rpmで測定) 表面張力: 53.5 dynes/cm pH : 8.89 粒子サイズ:158nm この分散液を印刷テストのためにジエチレングリコール
と水の混合物の10/90 ジエチレングリコール/水
混合物中で2%インクになるように希釈した。印刷テス
トをインク小滴が圧電変換器の振動によって発生するゼ
ロックス4020カラーインクジェットプリンター
(ゼロックス社、フレモント、CA 94538)で行
った。(表I、IIおよびIII参照)。
【0119】 表 I 〔分散安定性〕 サンプル 前(nm) 後(nm) 対照例1 98 103 実施例1 167 198 実施例2 110 107 実施例3 107 106 実施例4 165 162 実施例5 125 118 実施例6 205 211 実施例7 153 163 実施例8 164 148 実施例9 158 151 注:分散液を4回70℃(4時間)/−20℃(4時
間)の温度サイクルに付した。粒子サイズをブルックヘ
ブンBI−90パーチクルサイザー(ブルックヘブンイ
ンスツルメント社、ホルツビル、NY 11742)で
測定した。
【0120】表 II 〔印刷性−実施例印刷性〕 対照例1 不 良 実施例1 良 好 実施例2 良 好 実施例3 良 好 実施例4 良 好 実施例5 良 好 実施例6 良 好 実施例7 良 好 実施例8 良 好 実施例9 良 好
【0121】(a) 印刷性をヒューレットパッカードデ
ィスクジェット(ヒューレットパッカード社、パロアル
ト、CA)および/またはゼロックス4020カラーイ
ンクジェットプリンター(ゼロックス社、フレモント、
CA 94538)で種々のタイプの紙とフィルムを用
い測定した。
【0122】(b) 「不良」はしばしばのドット(点)
なしと噴射によるむらのある印刷を意味する。「良好」
は鮮明な縁と均一な高密度を有する非常に小さいドット
を意味する。
【0123】(c) すべてのサンプルは優れた耐光性と
良好な耐水性および耐にじみ性を有していた。
【0124】 表 III〔外皮形成時間(Crusting Time)〕 サンプル 短期(a) 長期(b) 相対湿度/温度(c) 対照例1 60 70 54/23 実施例1 60 71/22 実施例2 60 90 54/23 実施例3 60 90 54/23 実施例4 60 80 54/23 実施例5 70 180 30/26 実施例6 120 300 30/26 実施例7 60 300 30/26 実施例8 60 180 30/26 実施例9 90 300 26/25 (a) 最初の置き違えたドット。 (b) 第5回の置き違えたドット。 (c) 外皮形成時間は印刷カートリッジが印刷の前に排
出(真空で排出)したりまたは吐出できないように改造し
たディスクジェットプリンターで測定した。
【0125】実施例10 ブロックポリマーを次の手順で製造した。 〔製法6〕BMA//MAA 10//10、酸開始剤、酸
ブロックポリマーを次の手順で製造した。
【0126】12リットルフラスコにメカニカル撹拌
機、温度計、窒素導入口、乾燥管付出口および添加漏斗
を備えつけた。3750gのテトラヒドロフラン(TH
F)および5.0gのp−キシレンをフラスコに仕込ん
だ。ついで、触媒のアセトニトリル中のテトラブチルア
ンモニウムm−クロロベンゾエート1.0モル溶液3ml
を加えた。開始剤の1,1−ビス(トリメチルシロキ
シ)−2−メチルプロペン290.0g(1.25モル)
を注入した。フィードI〔テトラブチルアンモニウムm
−クロロベンゾエートのアセトニトリル中の1.0モル
溶液の3ml〕をスタートさせ、150分にわたって加え
た。フィードII〔トリメチルシリルメタクリレート、1
975.0g(12.5モル)〕を0分でスタートさせ、
50分にわたって加えた。フィードIIが終了(モノマー
の99%以上が反応した)した後80分経って、フィー
ドIII〔ブチルメタクリレート1770.0g(12.5
モル)〕をスタートさせ、30分かかって加えた。
【0127】180分経って、メタノール780gを上
記溶液に加えた。これを120分還流させた。ついで溶
媒の5133gをストリップして取出しながら一方でi
−プロパノール2350gを加えた。このようにしてB
MA//MAA 10//10 ポリマーが50%固体で調製
された。
【0128】上述のブロックポリマーを次の手順を用い
て中和させた。 手順A:N,N−ジメチルエタノールアミン 上記のように製造したBMA//MAAブロックポリマー
を、このブロックコポリマー溶液にアミンを加え、均一
な溶液が得られるまで通常2〜3時間撹拌して中和(1
00%)した。中和後、脱イオン水でほぼ25%固体に
希釈した。
【0129】
【表20】 固体重量%:25 pH :8.4
【0130】手順B:水酸化カリウム 上記のように製造したBMA//MAAブロックポリマー
は、このブロックコポリマー溶液に15%水酸化カリウ
ム水溶液を加え、均一溶液が得られるまで撹拌して中和
(100%)した。中和後、脱イオン水でほぼ25%固
体に希釈した。
【0131】
【表21】 固体重量%:25 pH :8.4
【0132】実施例I(黒) 黒色インクをブラックコポリマー分散剤使用のカーボン
ブラックFW−200顔料(デグサ社、アレンダール、
NJ)の水中における濃縮分散液から製造した。カーボ
ンブラック固体の14%および水酸化カリウムでpH8.
0に中和したBMA//MAA(10//10)コポリマー
分散剤固体の9.3%を含有する水中における濃縮カー
ボンブラックFW−200顔料分散液を次の成分から磁
気棒撹拌押器を有するビーカーに順番に加えることによ
って調製した。
【0133】
【表22】
【0134】撹拌を顔料の凝集塊や乾燥かたまりが見え
なくなるまで10〜15分間続けた。混合物をミニモー
ターミル100(アイガーマシナリー社、ベンゼンビ
ル、IL 60106)に加えた。粉砕を4500rpmで
行った。5分後、水酸化カリウムを用いてpHを7.5〜
8.5に調節した。粉砕を55分間続け、その時点で粒
子サイズをブルックヘブンBI−90パーチクルサイザ
ー(ブルックヘブンインスツルメント社、ホルツビル、
NY 11742)で測定すると167nmであった。分
散液を真空下、3M 114A液体フィルターバッグ
(3M社、セントポール、MN 55144)で濾過し
た。
【0135】黒色インクを次の成分を混合し、30分間
撹拌することによって上記の如く調製されたカーボンブ
ラックFW−200顔料の分散液から製造した。
【0136】
【表23】
【0137】インクをスタイル1057(ミード社、デ
ィトン、OH)と呼ばれるギルバートボンド紙(25%
綿)上でヒューレット−パッカードディスクジェット
(ヒューレットパッカード社、パロアルト、CA)によ
り評価した。結果を以下の表IVに示す。
【0138】表 IV 試料番号 乾燥時間(秒) 1(対照) 170以上 2 75 3 5.0以下 4 =10
【0139】湿潤剤を含有するインクは湿潤剤を含有し
ないインクを比べると良好に印刷され、非常に速やかに
触覚的にみても乾燥される。
【0140】実施例2 シアン色インクをブロックコポリマー分散体、使用のハ
ウコフタールブルーGBT−583(クックソン顔料、
ウェイン、NJ)の水中における濃縮分散液から製造し
た。シアン顔料固体15%および水酸化カリウムでpH
8.0に中和したBMA//MAA 10//10 コポリマ
ー分散剤固体15%を含有する水中における濃縮シアン
顔料分散液を次の成分から磁気棒撹拌器を有するビーカ
ーに順番に加えることによって調製した。
【0141】
【表24】
【0142】撹拌を顔料の凝集塊や乾燥かたまりが見え
なくなるまで10〜15分間続けた。混合物をミニモー
ターミル100(アイガーマシナリー社、ベンゼンビ
ル、IL 60106)に加えた。粉砕を4500rpmで
行った。5分後、水酸化カリウムを用いてpHを7.5〜
8.5に調節した。粉砕を55分間続け、その時点で粒
子サイズをブルックヘブンBI−90パーチクルサイザ
ー(ブルックヘブンインスツルメント社、ホルツビル、
NY 11742)で測定すると100nmであった。分
散液を真空下、3M 114A液体フィルターバッグ
(3M社、セントポール、MN 55144)で濾過し
た。
【0143】シアン色インクを次の成分を混合し、30
分間撹拌することによって上述の如く調製されたシアン
顔料の分散液から製造した。
【0144】
【表25】
【0145】湿潤剤を含有するインクは湿潤剤を含有し
ないインクを比べると良好に印刷され、触覚的に見ても
非常に速やかに乾燥される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハワード・マトリツク アメリカ合衆国ニユージヤージー州07732. ハイランズ.トウインライツテラス5デイ ー (72)発明者 アーサー・チヤールズ・シヨー アメリカ合衆国ペンシルベニア州19331. コンコードビル.ピー・オー・ボツクス 789 (72)発明者 ハリー・ジヨゼフ・スピネツリ アメリカ合衆国デラウエア州19802.ウイ ルミントン.ビツグロツクドライブ4604 (72)発明者 ミケーレ・エリーゼ・シエパード アメリカ合衆国カリフオルニア州エスコン デイード.フエリシタレイン1351 (72)発明者 ジエローム・ホーホベルク アメリカ合衆国デラウエア州19803.ウイ ルミントン.チヤタムドライブ2413

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性のキャリヤ媒体およびABまたはB
    ABブロックコポリマーによって安定化された顔料粒子
    からなる熱インクジェット顔料入りインクにおいて、こ
    のインクがインクの乾燥時間を短縮するのに充分な界面
    活性剤の有効量を含有することを特徴とする上記顔料入
    りインク。
  2. 【請求項2】 界面活性剤が陰イオン性または非イオン
    性である請求項1記載の熱インクジェット顔料入りイン
    ク。
  3. 【請求項3】 界面活性剤が全インク組成物の約0.1
    %〜約10%の量で存在する請求項1記載の熱インクジ
    ェット顔料入りインク。
  4. 【請求項4】 界面活性剤がポリアルキレンオキシド変
    性のポリジメチルシロキサン、ポリエチレンオキシド、
    オクチルフェノキシポリエトキシエタノール、スルホコ
    ハク酸ナトリウムのジオクチルエステル、スルホコハク
    酸ナトリウムのジヘキシルエステルまたはその混合物で
    ある請求項1記載の熱インクジェット顔料入りインク。
  5. 【請求項5】 水性のキャリヤ媒体およびABまたはB
    ABブロックコポリマーによって安定化された顔料粒子
    およびインク乾燥時間を短縮するのに充分な界面活性剤
    の有効量からなる顔料入りインクであって: (a) Aセグメントは式CH2=C(X)(Y)を有するア
    クリル系モノマーの疎水性ホモポリマーまたはコポリマ
    ー〔式中、Xは水素またはCH3であり、そしてYはC
    (O)OR1、C(O)NR23またはCNであり、ここで
    1は炭素原子の1〜20個を有するアルキル、アリー
    ルまたはアルキルアリール基であり、そしてR2および
    3は水素または炭素原子の1〜9個を有するアルキ
    ル、アリールまたはアルキルアリール基である〕であ
    り、このAセグメントは少なくともほぼ300の平均分
    子量を有しそして水に不溶であり;そして (b) Bセグメントは親水性ポリマーまたはその塩であ
    って: (1) 式CH2=C(X)(Y1)を有するアクリル系モノマ
    ー〔式中、Xは水素またはCH3であり、そしてY1はC
    (O)OH、C(O)NR23、C(O)OR4NR23また
    はC(O)OR5であり、ここでR2およびR3は水素また
    は炭素原子の1〜9個を有するアルキル、アリールまた
    はアルキルアリール基であり、R4は炭素原子の1〜5
    個を有するアルキルジラジカルであり、そしてR5は炭
    素原子の1〜20個を有するアルキルジラジカルであっ
    て、場合により1個またはそれ以上のヒドロキシルまた
    はエーテル基を含むものである〕からのものであるか;
    または (2) (1)のアクリル系モノマーと式CH2=C(X)
    (Y)を有するアクリル系モノマー〔式中、XおよびYは
    上述のAセグメントで定義した置換基である〕とのコポ
    リマーであり;このBセグメントは少なくともほぼ30
    0の平均分子量を有し、水に可溶であるが、但し、該セ
    グメントBは該ブロックコポリマーの約10〜90重量
    %を構成するものであることからなる顔料入りインク。
  6. 【請求項6】 界面活性剤が陰イオン性または非イオン
    性である請求項5記載の顔料入りインク。
  7. 【請求項7】 界面活性剤が全インク組成物の約0.1
    %〜約10%の量で存在する請求項5記載の顔料入りイ
    ンク。
  8. 【請求項8】 界面活性剤がポリアルキレンオキシド変
    性のポリジメチルシロキサン、ポリエチレンオキシド、
    オクチルフェノキシポリエトキシエタノール、スルホコ
    ハク酸ナトリウムのジオクチルエステル、スルホコハク
    酸ナトリウムのジヘキシルエステルまたはその混合物で
    ある請求項5記載の顔料入りインク。
  9. 【請求項9】 上記ブロックコポリマーのAセグメント
    が、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プ
    ロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ヘキシ
    ルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレー
    ト、オクチルメタクリレート、ラウリルメタクリレー
    ト、ステアリルメタクリレート、フェニルメタクリレー
    ト、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロ
    ピルメタクリレート、2−エトキシエチルメタクリレー
    ト、メタクリロニトリル、2−トリメチルシロキシエチ
    ルメタクリレート、グリシジルメタクリレート、p−ト
    リルメタクリレート、ソルビルメタクリレート、メチル
    アクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレ
    ート、ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、2
    −エチルヘキシルアクリレート、オクチルアクリレー
    ト、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリレート、
    フェニルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレー
    ト、ヒドロキシプロピルアクリレート、アクリロニトリ
    ル、2−トリメチルシロキシエチルアクリレート、グリ
    シジルアクリレート、p−トリルアクリレートおよびソ
    ルビルアクリレートからなる群から選ばれた少なくとも
    1つのモノマーから製造されるホモポリマーまたはコポ
    リマーである請求項5記載の顔料入りインク。
  10. 【請求項10】 上記ブロックコポリマーのAセグメン
    トがメチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート
    または2−エチルヘキシルメタクリレートのポリマーで
    ある請求項9記載の顔料入りインク。
  11. 【請求項11】 Aセグメントがメチルメタクリレート
    とn−ブチルメタクリレートのコポリマーである請求項
    10記載の顔料入りインク。
  12. 【請求項12】 上記ブロックコポリマーのBセグメン
    トが、メタクリル酸、アクリル酸、ジメチルアミノエチ
    ルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレー
    ト、第3−ブチルアミノエチルメタクリレート、ジメチ
    ルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルア
    クリレート、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミ
    ド、メタクリルアミド、アクリルアミドおよびジメチル
    アクリルアミドからなる群から選ばれた少なくとも1つ
    のモノマーから製造されるホモポリマーまたはコポリマ
    ーである請求項5または10記載の顔料入りインク。
  13. 【請求項13】 上記ブロックコポリマーのBセグメン
    トが、メタクリル酸またはジメチルアミノエチルメタク
    リレートのポリマーである請求項5または10記載の顔
    料入りインク。
  14. 【請求項14】 上記インクがほぼ0.1〜10%の顔
    料、0.1〜20%のブロックコポリマーおよび70〜
    99.8%の水性のキャリヤ媒体を含有する請求項5記
    載の顔料入りインク。
  15. 【請求項15】 上記インクがほぼ0.1〜5%の顔
    料、0.1〜5%のブロックコポリマーおよび90〜9
    9.8%の水性のキャリヤ媒体を含有する請求項14記
    載の顔料入りインク。
  16. 【請求項16】 上記ブロックコポリマーのAセグメン
    トがメチルメタクリレート、ブチルメタクリレートまた
    は2−エチルヘキシルメタクリレートのポリマーであ
    り、Bセグメントがメタクリル酸またはジメチルアミノ
    エチルメタクリレートのポリマーである請求項14記載
    の顔料入りインク。
  17. 【請求項17】 Bセグメントが上記ブロックコポリマ
    ーのほぼ25〜65重量%を構成している請求項5また
    は14記載の顔料入りインク。
  18. 【請求項18】 Aセグメントモノマーがメチルメタク
    リレートであり、Bセグメントがメチルメタクリレート
    とメタクリル酸のコポリマーである請求項5または14
    記載の顔料入りインク。
  19. 【請求項19】 Aセグメントモノマーが2−エチルヘ
    キシルメタクリレートであり、Bセグメントが2−エチ
    ルヘキシルメタクリレートとメタクリル酸のコポリマー
    である請求項5または14記載の顔料入りインク。
  20. 【請求項20】 Aセグメントモノマーがn−ブチルメ
    タクリレートであり、Bセグメントがn−ブチルメタク
    リレートとメタクリル酸のコポリマーである請求項5ま
    たは14記載の顔料入りインク。
  21. 【請求項21】 Aセグメントモノマーがエチルヘキシ
    ルメタクリレートであり、Bセグメントがメチルメタク
    リレートとメタクリル酸のコポリマーである請求項5ま
    たは14記載の顔料入りインク。
  22. 【請求項22】 Aセグメントモノマーがn−ブチルメ
    タクリレートであり、Bセグメントが2−ヒドロキシエ
    チルメタクリレートとメタクリル酸のコポリマーである
    請求項5または14記載の顔料入りインク。
  23. 【請求項23】 Aセグメントモノマーがメチルメタク
    リレートであり、Bセグメントが2−ヒドロキシエチル
    メタクリレートとメタクリル酸のコポリマーである請求
    項5または14記載の顔料入りインク。
  24. 【請求項24】 Aセグメントモノマーがメチルメタク
    リレートであり、Bセグメントがエチルヘキシルメタク
    リレートとメタクリル酸のコポリマーである請求項5ま
    たは14記載の顔料入りインク。
  25. 【請求項25】 Aセグメントモノマーがブチルメタク
    リレートであり、Bセグメントがブチルメタクリレート
    とジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマーで
    ある請求項5または14記載の顔料入りインク。
  26. 【請求項26】 水性のキャリヤ媒体が水と多価アルコ
    ールの混合物である請求項5記載の顔料入りインク。
  27. 【請求項27】 顔料粒子がほぼ0.01〜5ミクロン
    の大きさを有する請求項5記載の顔料入りインク。
  28. 【請求項28】 表面張力がほぼ30〜70ダイン/セ
    ンチの範囲にあり、粘度がほぼ1.0〜10.0cpの範囲
    にある請求項5記載の顔料入りインク。
  29. 【請求項29】 Bセグメントに対する中和剤が有機塩
    基、アルカノールアミン、アルカリ金属ヒドロキシドお
    よびそれらの混合物からなる群より選ばれる請求項5記
    載の顔料入りインク。
  30. 【請求項30】 Aセグメントモノマーがn−ブチルメ
    タクリレートであり、Bセグメントがメチルメタクリレ
    ートとメタクリル酸のコポリマーである請求項5または
    14記載の顔料入りインク。
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