JPS62116677A - 記録液 - Google Patents

記録液

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JPS62116677A
JPS62116677A JP60256768A JP25676885A JPS62116677A JP S62116677 A JPS62116677 A JP S62116677A JP 60256768 A JP60256768 A JP 60256768A JP 25676885 A JP25676885 A JP 25676885A JP S62116677 A JPS62116677 A JP S62116677A
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water
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祥司 小池
Kazuo Iwata
岩田 和夫
Shinichi Tochihara
伸一 栃原
Yasuko Tomita
康子 富田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、筆記用具、プリンター等の種々の記録器具に
使用する記録液(以下インクという)、特に記録ヘッド
のオリフィスから液滴を飛翔させて記録を行うインクジ
ェット記録方式に好適なインクに関する。
(従来の技術) インクジェット記録方式は、記録時の騒音の発生が少な
く、また、カラー化対応が容易で高解像度の記録画像が
高速で得られるという利点を有している。
インクシエンド記録方式では、インクとして各種の水溶
性染料を水または水と有機溶剤との混合液に溶解させた
ものが多く使用されている。この場合、使用されるイン
クの特性として、粘度、表面張力等の物性値が適当な範
囲にあること、溶解成分の溶解安定性が高く、微細なオ
リフィスを目詰まりさせないこと、充分に高い濃度の記
録画像を与えること、保存中に物性値の変化または固形
分の析出が生じないことが要求される。
更に上記の特性に加え、被記録材の種類に制限されずに
記録が行えること、定着速度が大きいこと、記録画像の
耐光性、耐水性、#溶剤性(特に耐アルコール性)に優
れていること、解像度の優れた記録画像を与えること等
の性質も要求される。
上記の如き種々の要求性能を満足させるために、従来か
ら水溶性染料等の色素、媒体としての水および有機溶剤
、界面活性剤等の添加剤等について種々の研究が行われ
ている。
しかしながら、現在までの多くの研究にも関わらず、必
ずしも上記の要求性能はすべて満足されておらず、その
ために印字段階におけるインクの性能の劣る点をカバー
すべくインクジェット記録用紙と称される被記録材が数
多く提案されている。
(発明が解決しようとしている問題点)上記の如く、特
定のインクを用い、該インクに適合すべく処理されたイ
ンクジェット記録用紙を使用すれば、印字品位およびイ
ンクの定着性については殆ど満足できる結果が得られる
。しかしながら、一般に広く使用されているコピー用紙
、レポート用紙、ポンド紙、伝票用紙、連続伝票用紙、
高サイズ紙、低サイズ紙、普通紙等にインクシエンド記
録を実施すると、使用した紙の性質に従って、定着、乾
燥の遅れ、インクの滲み等種々の問題が発生する。
例えばインクジェット記録用インクには、一般に乾燥防
止、ノズルの目詰まり防止等の目的でグリコール等の有
機溶剤が添加されているが、このようなインクでサイズ
度の高い普通紙に記録を行うと、これらの紙は吸液性が
低いためインクの乾燥に長時間を要して実用性がなく、
またインクの吸収性を高めるために、インク中に界面活
性剤を添加することも行われているが、この場合には乾
燥速度は向上するものの、印字の滲みが大となり、高品
質の画像が得られないという別の問題が生じる。また界
面活性剤の代わりに強アルカリ性物質を添加することも
提案されているが、この場合には、紙の内添剤の種類に
よって画像品質等が左右され、例えば中性紙等には効果
がない。また、このようなインクは強アルカリ性である
ため、家庭やオフィスでの使用には危険度が高い。
従って1本発明の目的は、特にインクジェット記録用イ
ンクとして前述の如き一般的な必要性能を有するととも
に、いずれの種類の被記録材に対しても十分な乾燥・定
着速度を有し、且つ高品位の画像を形成することができ
るインクを提供することである。
(発明の開示) すなわち、本発明は、色素、下記一般式で表わされる化
合物および液媒体からなることを特徴とする記録液であ
る。
R1 Hλ (但し、と記式中のR4およびR2は水素原子、または
炭素数1〜2のアルキル基であり、且っnは4〜20の
整数である。) 本発明を更に詳細に説明すると、従来、水溶性染料を含
むインク、特にインクジェット記録用インクには、ポリ
オキシエチレン鎧を有する界面活性剤等を添加して、イ
ンクの浸透性を高めてインクの乾燥・定着速度を向上さ
せることは知られているが、このようなインクでは被記
録材である紙の種類によっては印字の滲みが著しく、高
品質の画像を形成し得なかったのに対し、本発明者は前
記の一般式で表わされる化合物をインクに包含させるこ
とによって、種々のインクジェット記録用インクとして
の性能を保持したまま、いずれの記録用紙に対しても、
特に従来は滲み易くて使用し得なかった低サイズ度の紙
に対しても、滲みのない高品質の記録画像が得られるこ
とを知見したものである。
本発明で使用し主として本発明を特徴づける前記一般式
で表わされる化合物は、フェノールまたは炭素数1〜2
のアルキル基を1個または2個有するアルキルフェノー
ルにエチレンオキサイドを付加させて得られるものであ
り、その製造方法自体は従来公知の方法に準する。
従来、アルキルフェノール類にエチレンオキサイドを付
加させてなる化合物は、ノニオン系の界面活性剤として
公知であるが従来のこのようなノニオン系の界面活性剤
は、そのHLBを適当にするためにアルキル基の炭素数
が一般的に8〜12のものであり、このようなノニオン
系の界面活性剤は従来のインクジェット用インク中にも
使用されており、見かけ上のインクの乾燥・定着、すな
わち被記録材中へのインクの吸収性を高める作用を示す
ものであるが、被記録材が、例えば低サイズ紙の如き紙
である場合には、優れた吸液性が逆に災いして、インク
の激しい滲みを生じるものであった。
本発明者は、このようなインクジェシト用インクの滲み
の改善について鋭意研究の結果、上記の如きアルキルフ
ェノールのエチレンオキサイド付加物においては、フェ
ノールのアルキル基を無くするか、あるいはアルキル基
があってもその炭素数を1〜2個のものとし、且つエチ
レンオキサイドの付加モル数を4〜20モルとすること
によって、上記の如きインクの滲みの問題が解決され、
且つ高サイズ紙であっても優れたインクの乾燥・のであ
る。
以上の如き本発明で使用する前記一般式の化合物の好ま
しい具体例を挙げると次の通りである。
生立jjL    見     現     11  
  水素原子  水素原子   42      tt
      tr      53      tt 
     //      64      tt  
    //      75      tt   
   //      86      //    
  n     107      tt      
//     153      tt      /
/     209p−メチル   〃     5 11      //      tt      7
12      tt      tt      8
13      tt      tt     10
14      tt      tt     l 
515     P−エチル   //      1
31 6         //         /
/         B1 7         tt
         //        1 01  
B         tt         tt  
      1 219     p−メチル  0−
メチル   620      tt      //
      821      tt      tt
     l Q22      tt      /
/     1223     P−エチル   //
     1024      //      tt
     10以上の如き本発明で使用する化合物に対
して、従来のノニオン系の界面活性剤の如く、アルキル
基がノニル基、オクチル基、ドデシル基等の如き中〜高
級のアルキル基である場合には、このようなノニオン系
の界面活性剤をインク中に添加するとインクの吸収性は
優れるものの、一般の普通紙の如き低サイズ紙の場合に
は、インクの滲みが激しく、印字品位が大幅に低下する
ものであった。
またインクの乾燥・定着性と滲みとのバランスからして
、アルキル基の炭素数を3〜4個としだ例も提案されて
いるが、このような炭素数のアルキル基であっても、佇
通紙等に対しては滲みの問題は十分に解決し得す、やは
り易学品位の低下は避けられなかった。
また、エチレンオキサイドの付加モル数(n)について
みれば、nが3以下のものでは、インクの浸透力増加の
効果は優れているものの、草気圧が高くなり、インクジ
ェ・ント記録装置のノズル内での目詰まりの防止効果が
なく、逆に水との相溶性が不十分となり、ノズルの目詰
まりを促進させる場合も認められた。また、nが21以
上になると、インクの粘度が上昇し、ノズルからの安定
した吐出が不可能となり、また印字後の乾燥・定着速度
が極めて遅くなるものであった。
以上の如き前記一般式で表わされる化合物のインク中へ
の添加量は特に制限されないが、インク中で占める前記
一般式で表わされる化合物の割合が0.5重量%未満で
は、インクの乾燥一定着速度が不十分となり、また60
屯量%を越えると、インクの粘度か過度に」二昇したり
、印字の滲みが過度となったり、またインクの安定性も
低下するので、一般式で表わされる化合物はインク中で
0.5〜60重量%を占める割合が好ましい。
本発明のインクに使用する色素それ自体は公知のもので
よく、例えば、顔料や分散染料の如く不溶性の色素も使
用することができるが、好ましいものは、直接染料、酸
性染料、塩基性染料、反応性染料、食品用色素等に代表
される水溶性染料である。特にインクジェット記録方式
のインクとして好適であり、発色性、祥明性、安定性、
#光性その他の要求される性能を満たすものとしては、
例えば、 C:、1.ダイレクトブラック17.19.32.51
.62.71.108.146.154;c、r、ダイ
レクトブルー6.22.25.71.86.90.10
6.199; C,1,ダイレクトレッド1.4.17.28.83: C,1,ダイレクトイエロー12.24.26.44.
86.98.100.142; C,1,ダイレクトオレンジ34.39.44.46.
60゜ C,1,ダイレクトバイオレット47.48;C,1,
ダイレクトブラウン109: C,1,ダイレクトグリーン59等の直接染料、C1■
。アシッドブラック2.7.24.26.31.52.
63.112.118; C,1,アシッドブルー9.22.40.59.93.
102.104.113.117.120.167.2
29.234.254;C,1,アシッドレッド1.6
.8.32.37゜51.52.80.85.87.9
2.94.115.180.256.317.315;
C,1,アシッドイエロー11.17.23.25.2
9.42.49.61.71: C,1,アシッドオレンジ7.19; C,1,アシッドバイオレット49等の酸性染料、C,
1,リアクティブイエロー2.3.13.15.17.
18.23.24.37.42.57.58.64.7
5.76.77.79.81.84、85、87. 8
8. 91、92、93.95、102 、111. 
115. 116.130 、131  、132、1
33、135.136、137、139、140. 1
42.143 、144、145、146、147.1
48、 151 、162、163 ;c、 r、リア
クティブオレンジ5.7.11.12゜13.15.1
6.35.45.46.56.62.70.72.74
.82.84.87.91.92.93.95.97.
99;C,1,リアクティブレンド3.13.16.2
1.22.23.24.29.31.33.35.45
.49、55、63.85、106.109.111、
112.113.114.118、126、128.1
30.131.141、151. 170.171.1
74゜176、177、183.184.186.18
7、188、190.193.194.195、196
.200.201.202.204.206.218.
221、: C,1,リアクティブバイオレット1.4.5.6.2
2.24.33.36.38; C,1,リアクティブブルー2.3.5.8.10.1
3.14.15.18.19.21.25.27.28
.38.39.40.41.49.52.63.71.
72.74.75.77.78.79.89、too、
ioi、104.105、119. 122.147.
158.160、 162.166.169.170゜
171、172.173.174.176.179、1
84.190.191.194.195、198,20
4.211.216.217、: C,1,リアクティブグリーン5.8.12.15.1
9.23゜ C,1,リアクティブブラウン2.7.8.9゜11.
16.17.18.21.24.26.31.32.3
3; C,1,リアクティブブラックl、5.8.13.14
.23.31.34.39等の反応性染料がが好ましく
、 その他、C,1,ベーシックブラック2;CA、ベーシ
ッ’) ブルー1.3.5.7.9.24.25.26
.28.29; C,1,ベーシックレッド1.2.9.12.13.1
4.37; c、r、ベー°シックバイオレット7.14.27゜c
、 r、フードブラック1.2等が挙げられる。
上記の色素の例は本発明のインクに対して特に好ましい
ものであり、本発明のインクに使用する色素はこれらの
色素に限定されるものではない。
このような色素は、インク中において一般には約0.5
〜30重量%、より好ましくは1〜25重量%を占める
割合で使用する。
本発明のインクに使用する溶媒は、水または水と水溶性
有機溶剤との混合溶媒であり、特に好適なものは水と水
溶性有機溶剤との混合溶媒であって、水溶性有機溶剤と
してインクの乾燥防止効果を有する多価アルコールを含
有するものである。
また、水としては、種々のイオンを含有する一般の水で
なく、脱イオン水を使用するのが好ましい。水と混合し
て使用される水溶性有機溶剤としては、例えば、メチル
アルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
5ec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコー
ル、イソブチルアルコール等の炭素数1〜4アルキルア
ルコール類ニジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等
のケトンまたはケトアルコール類:テトラヒドロフラン
、ジオキサン等のエーテル類:ポリエチレングリコール
、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコ
ール類:エチレングリコール、プロピレングリコール、
ブチレングリコール、トリエチレングリコール、l、2
゜6−ヘキサンドリオール、チオジグリコール、ヘキシ
レングリコール、ジエチレングリコール等のアルキレン
基が2〜6(11の炭素原子を含むアルキレングリコー
ル類;グリセリン:エチレングリコールメチル(または
エチル)エーテル、ジエチレングリコールメチル(また
はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチ
ル(またはエチル)エーテル等の多価アルコールの低級
アルキルエーテル類;N−メチル−2−ピロリドン。
1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、トリエタノ
ールアミン、スルホラン等が挙げられる。
これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジェチ 。
レンゲリコール等の多価アルコール、トリエチレングリ
コールモノメチル(またはエチル)エーテル等の多価ア
ルコールの低級アルキルエーテルが好ましいものである
インク中の上記水溶性有機溶剤の含有量は、一般にはイ
ンクの全重量中で2〜70重量%、好ましくは5〜65
重量%、より好ましくは10〜60重量%を占める範囲
である。
また、本発明のインクは上記の成分の外に必要に応じて
、界面活性剤、粘度調整剤、表面張力調整剤等を包含し
得る。特に界面活性剤に関しては、従来使用されている
如き界面活性剤は、印字時の滲みに対する影響が大であ
るので、本発明の目的には多量に使用するべきではなく
、例えばインク中で0.5重量%、好ましくは0.4重
量%、より好ましくは0.3重量%以下を占める割合に
抑えるべきである。
本発明のインクは主として上記の成分からなるものであ
り、すでに述べた通り、本発明のインクは、特にインク
ジェット記録方式に用いた場合には、インクの吐出安定
性、インク流路中の安定性、保存安定性等一般的な要求
性能を満たすとともに、従来は印字時の滲みのために高
品質の画像を形成し得なかったインクジェット記録用紙
以外の普通紙等の被記録材においても滲みのない高品質
の画像を形成することができ、且つ乾燥・定着性も著し
く優れたものである。従って、本発明のインクを使用す
ることによってコピー用紙、レポート用紙、ポンド紙、
伝票用紙等の如くオフィスや一般家庭で広く使用されて
いる紙をインクジェット記録方式の被記録材として十分
に利用できるので、インクジェット記録方式の普及を一
般と加速させることが可能である。
以上の如き作用効果を奏する本発明のインクは、種々の
筆記具、種々のプリンター用のインクとして有用なもの
であり1紙、プラスチックシート、布帛その他の任意の
被記録材に優れた印字品質の画像を与えるものである。
使用方法の好ましい1例としてインクジェット記録方法
を説明する。このようなインクジェット記録方法は、イ
ンクをノズルより効果的に離脱させて、射程体である被
記録材にインクを付与し得る方式であれば、いかなる方
式でもよく、それらの方式の代表的なものは、例えば、
アイイーイーイー トランス アクシ目ンズ オン イ
ンダストリイ アプリケイションズ(IEEE  Tr
ansactions on  Industr7  
Applications) Vol、J^−13、N
o、1 (1977年2.3月号)、日経エレクトロニ
クスの1976年4月19日号、1973年1月29日
号および1974年5月6日号に記載されている。これ
らに記載の方式は、本発明のインクの使用に好適なもの
であり、その幾つかを説明すると、先ず静電吸引方式が
あり、この方式では、ノズルとノズルの数mm前方に置
いた加速電極との間に強電界を与えて、ノズルよりイン
クを粒子化して次々に引出し、引出したインクが偏向電
極間を飛翔する間に情報信号を偏向電極に与えて記録す
る方式と、インク粒子を偏向することなく、情報信号に
対応してインク粒子を噴射する方式とがあり、いずれも
本発明のインクに有効である。
第2の方式としては、小型ポンプでインクに高圧を加え
、ノズルを水晶振動子等で機械的に振動させることによ
り、強制的に微少インク粒子を噴射する方式であり、噴
射されたインク粒子は噴射と同時に、情報信号に応じて
帯電させる。帯電したインク粒子は偏向電極板間を通過
する際、帯電量に応じて偏向される。この方式を利用し
た別の方式としてマイクロドツトインクジェット方式と
称される方式もあり、この方式では、インク圧力、励振
条件をある範囲の適正値に保ち、ノズル先端より大小二
種類のインク液滴を発生し、この中小径液滴のみを記録
により利用するものである。この方式の特徴は、従来並
みの太いノズル口径でも微少液滴群を得ることができる
点であ乙。
第3の方式としてはピエゾ素子方式があり、この方式で
は、インクに加える圧力手段として、他方式の如くポン
プの様な機械的手段でなく、ピエゾ素子を利用する。ピ
エゾ素子に電気信号を与えて機械的変位を生じさせるこ
とにより、インクに圧力を加え、ノズルより噴射させる
方式である。
また、特開昭54−51837号公報に記載されている
方法で、熱エネルギーの作用を受けたインクが急激な体
積変化を生じ、この状態変化による作用力によって、イ
ンクをノズルから吐出させるインクジェット方式も有効
に使用することができる。
以上の例は本発明のインクの好ましい使用方法を示すも
のであり、本発明のインクはこれらの用途に限定されず
、 インクジェット記録方式以外のインク、例えばその
他のプリンターや筆記用具のインクとしても有用である
ことは勿論である。
次に実施例、比較例および応用例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。なお、文中、部および%とあるのは
特に断りのない限り重量基準である。
丈1」[L二重 下記の成分を5時間かきまぜた後、水酸化ナトリウムの
0.1%水溶液にてpHを7.5に調節し、更にポアサ
イズ0.45ミクロンのメンブランフィルタ−(商品名
フロロボアフィルター、住友電工製)にて加圧濾過し、
本発明のインクとした。
・   1のインクの組 前記具体例間、6の化合物      20部C,T、
ダイレクトブラー2り154    5部水     
                     75部啄
−例2のインクの組成 前記具体例M、3の化合物      20部市記具体
例陽、7の化合物      10部グリセリン   
         5部C,1,フードブラック2  
       4部水               
           61部3 イン 前記具体例間、10の化合物      8部グリセリ
ン            3部テhラエチレングリコ
ール       5部エチレングリコール     
    15部C,T、 7 シー/ドブJl/−25
43部水                     
    66部−14のインクの組成 前記具体例間、21の化合物     20部トリエチ
レングリコールジメチルエーテル10部 ノニオン系界面活性剤(商品名:サーフイノール104
、日信化学工業株製) 0.1部C,1,リアクティブ
レッド221     4部水           
               66部−5のインクの
組成 前記具体例間、2の化合物       6部グリセリ
ン            5部ポリエチレングリコー
ル300    10部C,1,ダイレクトイエロー8
6      2部C,1,アシッドイエロー23  
     2a水                 
        75部比JL医」ニー) 実施例1における前記具体例間、6の化合物に代えて、
下記第1表に示した値の化合物を用いた以外は実施例1
と全く同様な処理をして比較用のインクとした。
揖      旦ユ      1 比較例1     水素    水素    l比較例
2     水素    水素   25比較例3  
  p−n−ノニル   水素   10比較例4  
  p−r+−ブチル   水素   10比較例5 
   Cz%  0  (CJCHzO)loH実施例
1〜5および比較例1〜5の各水性インクの性状を後記
第2表に示す。
使用例 実施例1〜5および比較例1〜5の各水性インクにおい
て溶解性に問題のなかったインクを、特開昭54−51
837号公報に記載されている方法による熱エネルギー
を利用したインクジェットプリンター(ノズルの大きさ
40X 50 gm、ノズル数24禾)に搭載して、連
続伝票用紙およびコピー用紙に印字し吐出安定性および
用紙とにおけるインクの定着性と滲みの評価をした。
更に安定吐出したインクについては印字ヘッドにキャッ
ピング操作をせずに5分間放置し、再び印字操作を行っ
た。3行印字を行ったところでプリンターの電源を切り
、24木のノズルの目詰まりの様子を見た。結果を第3
表に示す。
実施例1   43.6   2.8   0実施例2
   41.0   3.5   0実施例3   4
6.3   2.5   0実施例4   33.6 
  2.5   0実施例5   52.4   2.
3   0比較例1   47.0   4.2   
 X比較例2   45.1   7.7   0比較
例3   38.0   3.4   0比較例4  
 42.4   2.7   0比較例5   50.
8   2.6   0注1 評価基準 O:インクが完全に均一化している。
×;油状物質の分離が認められる。
イ   ン   り        123451蛍玉
aヨ  oooo。
定−」L−性濾」 連続伝票用紙  ■  ooo。
コピー紙   O■  O■  ■ ど゛  み  木本3 2I続伝票用紙  O○  0 00 コピ一紙   oooo   ○ 目  詰  り木4    0001    1−±−
!L−例一 イ   ン   り       ユ       名
       旦       互し四女亙上*l  
X  X  OO 定−」L−hj式 連続伝票用紙  x    oo    xコピー紙 
  Δ  ■  ■   ×産−jε−+Jヨ 連続伝票用紙  o   ×   Δ   Oコピー紙
   o   X   x   O止−1−セリ 10
   1   1   0木l 英文字を印字した部分
のドツト構成をルーペで観察して評価した。
O;ドツト構成に乱れが全くない。
×;ドツト構成に乱れがあったり、サ テライトドツトの発生あり。
*2 印字して10秒後、30秒後に印字部を濾紙(商
品名:No、5C東洋科学 産業■製)にて擦った。
O;10秒でカスレなし。
0;10秒でカスレ小。
Δ;30秒でカスレ小。
X;30秒でカスレ大。
木3 印字ドラ)300個中の滲みのあるドツトの個数
をパーセントで評価した。
○;滲みが10%未満。
Δ;滲みが10%以上20%未満。
×;滲みが20%以上。
本424本のノズル中目詰まりがあった個数。尚、実施
例4および実施例5のイ ンクは回復操作を行うことで目詰まり は解消されたが、比較例1のインクは 完全に回復しなかった。
特許出願人   キャノン株式会社 ゛こ4−ざご 代理人  弁理士 告 1)勝 広−−゛″、−。
):ゝン奔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)色素、下記一般式で表わされる化合物および液媒
    体からなることを特徴とする記録液。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、上記式中のR_1およびR_2は水素原子、ま
    たは炭素数1〜2のアルキル基であり、且つnは4〜2
    0の整数である。)
  2. (2)一般式で表わされる化合物が、記録液中で0.5
    〜60重量%を占める特許請求の範囲第(1)項に記載
    の記録液。
JP60256768A 1985-08-06 1985-11-18 記録液 Expired - Lifetime JPH0621251B2 (ja)

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JP60256768A JPH0621251B2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18 記録液
DE3626567A DE3626567C3 (de) 1985-08-06 1986-08-06 Aufzeichnungsflüssigkeit und deren Verwendung in Schreibgeräten, Druckern und Tintenstrahldruckgeräten
GB8619192A GB2180252B (en) 1985-08-06 1986-08-06 Recording liquid and recording method by use thereof
US07/168,593 US4923515A (en) 1985-08-06 1988-03-03 Recording liquid having organic solvent with plural (C2 H4 O) moieties and recording method using the same
US07/478,580 US5099255A (en) 1985-08-06 1990-02-07 Recording method using recording liquid having organic solvent with plural (C2 H4 O) moieties
HK689/91A HK68991A (en) 1985-08-06 1991-08-29 Recording liquid and recording method by use thereof
SG889/91A SG88991G (en) 1985-08-06 1991-10-22 Recording liquid and recording method by use thereof

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JP2002265830A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Seiren Co Ltd インクジェットプリント用インク組成物

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