JPH0517568A - 1価のアルコールのポリオキシアルキレングリコール−モノエーテルの製法 - Google Patents

1価のアルコールのポリオキシアルキレングリコール−モノエーテルの製法

Info

Publication number
JPH0517568A
JPH0517568A JP4051399A JP5139992A JPH0517568A JP H0517568 A JPH0517568 A JP H0517568A JP 4051399 A JP4051399 A JP 4051399A JP 5139992 A JP5139992 A JP 5139992A JP H0517568 A JPH0517568 A JP H0517568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
alcohol
thf
phase
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4051399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3181666B2 (ja
Inventor
Hans-Juergen Dr Weyer
ヴアイアー ハンス−ユルゲン
Rolf Fischer
フイツシヤー ロルフ
Gerhard Jeschek
イエシエク ゲルハルト
Herbert Mueller
ミユラー ヘルベルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH0517568A publication Critical patent/JPH0517568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3181666B2 publication Critical patent/JP3181666B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
    • C08G65/04Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring from cyclic ethers only
    • C08G65/06Cyclic ethers having no atoms other than carbon and hydrogen outside the ring
    • C08G65/16Cyclic ethers having four or more ring atoms
    • C08G65/20Tetrahydrofuran

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1価のアルコールのポリオキシアルキレング
リコール−モノエーテルの製法 【構成】 テトラヒドロフランを、環状エーテル及びア
セタールよりなるコモノマーと、水の不在下でかつ1価
アルコール及び無水ヘテロポリ酸−触媒の存在下で、重
合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1価のアルコールのポ
リオキシアルキレングリコール−モノエーテルの製法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエーテルグリコール−モノエーテル
は、特開昭63−105029(JP−A105029
/1988)明細書に依れば、環状エーテル、例えばテ
トラヒドロフランのカチオン開環重合を介して、1価の
アルコールの存在で、ルユイス−酸−触媒を用いて製造
される。そのような触媒の例は、三弗化硼素、五弗化ア
ンチモン及び三塩化アルミニウムである。重合反応の開
始のために、付加的に更に3−又は4−員のエーテル、
例えばエポキシド又はオキセタンを添加しなければなら
ない。この方法における重合は連続的には実施されずか
つルユイス酸−触媒が再使用され得ないことがこの方法
の欠点である。更にこのルユイス−酸は高腐食性であ
り、従ってそれと接触する装置は、特に耐腐食性の特殊
材料から構成されなければならず、従ってこの方法は著
しく経費がかかる。勿論この方法の最も重大な欠点は、
それによって製造されるポリエーテルグリコール−モノ
エーテルが巾広い分子量分布を有することにある。しか
し多くの使用分野では、狭い分子量分布を有するポリエ
ーテルグリコール−モノエーテルが必要とされる。
【0003】特開昭59−159824(JP−A15
9824(1984))明細書には、アルコールの存在
で含水ヘテロポリ酸−触媒を用いる環状エーテルの重合
法が記載されている。この明細書の記載に依れば当然比
較的短鎖のポリマーが得られるだけである。この明細書
の有利な条件により実施されるポリテトラヒドロフラン
−モノイソプロピルエーテルの製造する試みでは、ポリ
マー生成物は単離できなかった。
【0004】米国特許(US−A)第4658065号
明細書には、ポリエーテルポリオールの製法が記載され
ていて、この場合、テトラヒドロフランを多価アルコー
ルと、含水のヘテロポリ酸−触媒を用いて共重合させて
いる。更にこの特許明細書では、ポリオキシアルキレン
グリコール−モノエーテルを当該環状エーテルと1価ア
ルコール及び含水ヘテロポリ酸−触媒及び/又は含水反
応成分との反応により製造することが提案されている。
しかしながら、この特許思想により利用される反応条件
下では、当該ポリオキシアルキレングリコール及びポリ
オキシアルキレングリコール−モノエーテルよりなる分
離困難な混合物が得られるだけであり、しかもこれは、
広巾な分子量分布を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、500ダルト
ン以上の平均分子量を有しかつ特に600〜3500ダ
ルトンの平均分子量を有しかつ狭い分子量分布を有する
このポリマーを製造することを可能とする、モノマーの
テトラヒドロフランを基礎とする1価のアルコールのポ
リオキシアルキレングリコール−モノエーテルの経済的
製法を見つけることが本発明の課題であった。更にこの
方法は、このポリマーの連続的製造に好適でありかつそ
れによって製造されるポリマーはできるだけ無色である
か又は少なくとも低い色数の要求を満たさねばならなか
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、テトラヒドロフ
ラン又はテトラヒドロフランの混合物を、環状エーテル
及びアセタールの群よりなる1種又は数種のコモノマー
の、テトラヒドロフランの使用量に対して合計して95
モル%までと、水の不在下でかつ1価のアルコール及び
無水の複素重合酸−触媒の存在下で重合させることを特
徴とする1価のアルコールのポリオキシアルキレングリ
コール−モノエーテルの製法が見い出された。
【0007】従って本発明による方法は、ポリオキシア
ルキレングリコール−鎖の末端で1価のアルコールでエ
ーテル化されているテトラヒドロフラン(THF)を基
礎とするポリオキシアルキレングリコールの製造に用い
られる。
【0008】モノマーTHFを基礎として製造されるそ
のようなポリオキシアルキレングリコール−モノエーテ
ルは、そのポリオキシアルキレングリコール−部分に関
する限り、THFから又はTHF及びコモノマーの環状
エーテル及び/又はアセタールから開環重合によって製
造されうる。例えば、エチレンオキシド、プロピレンオ
キシド及び他の置換されたエポキシド、例えばエピクロ
ルヒドリン、1,2−ブチレンオキシド、2,3−ブチ
レンオキシド、イソブチレンオキシド、オキセタン及び
オキセタン誘導体、例えば3,3−ジメチルオキセタ
ン、3,3−ビス−クロルメチル−オキセタン、5−員
の環状エーテル及びアセタール、例えばメチルテトラヒ
ドロフラン、1,3−ジオキソラン、6−員の環状エー
テル、例えばテトラヒドロピラン、1,4−ジオキサ
ン、1,3−ジオキサン、7−及び高級員の環状エーテ
ル、例えばオキセパン、クラウンエーテル及びテトラヒ
ドロフランの環状オリゴマーが挙げられる。勿論これら
のコモノマーの混合物をTHFと重合させることもでき
る。
【0009】コモノマーは一般に、使用されるTHFに
対して、合計して95モル%までの量で、有利に0.1
〜70モル%、特に1〜30モル%の量で使用される。
しかしながら本発明による方法により1価のアルコール
のポリ−THF−モノエーテルはモノマーTHFからだ
けで特に有利に製造される。
【0010】本発明の意味におけるヘテロポリ酸とは、
少なくとも2個の異なる中心原子を有する無機のポリ酸
のことであり、これは金属の多塩基性弱酸素酸、殊にク
ロム、モリブデン、バナジウム又はタングステンの酸素
酸及び/又はこれらの金属の相応する酸化物、Cr
3、MoO3、V25もしくはWO3及び他の金属又は
非金属、例えば砒素、弗素、沃素、燐、セレン、珪素、
ゲルマニウム又はテルルのそれから、混合部分無水物と
して生ずる。このヘテロポリ酸中の最初に挙げた元素と
最後に挙げた元素との間の原子比は一般に値2.5〜1
2を有し、この原子比の値は殊に9又は12である。
【0011】本発明による方法で使用しうるヘテロポリ
酸として、次の化合物が例として挙げられる:ドデカモ
リブダト燐酸(H3PMo1240・nH2O)、ドデカモ
リブダト珪酸(H4SiMo1240・nH2O)、ドデカ
モリブダトセリウム(IV)酸(H8CeMo1242
nH2O)、ドデカモリブダト砒(V)酸(H3AsMo
1240・nH2O)、ヘキサモリブダトクロム(II
I)酸(H3CrMo6246・nH2O)、ヘキサモリ
ブダトニッケル(II)酸(H4NiMo6246・5
2O)、ヘキサモリブダト沃素酸(H3IMo624
nH2O)、オクタデカモリブダト二燐酸(H62Mo
1862・11H2O)、オクタデカモリブダト二砒
(V)酸(H6As2Mo1862・25H2O)、ノナモ
リブダトマンガン(IV)酸(H6MnMo932・nH
2O)、ウンデカモリブダトバナダト燐酸(H4PMo11
VO40・nH2O)、デカモリブダトジバナダト燐酸
(H5Mo10240・nH2O)、ドデカバナダト燐酸
(H7PV1236・nH2O)、ドデカウォルフラマト珪
酸(H4SiW1240・7H2O)、ドデカウォルフラマ
ト燐酸(H3PW124 0・nH2O)、ドデカウォルフラ
マト硼酸(H5BW1240・nH2O)、オクタデカウォ
ルフラマト二燐酸(H621862・14H2O)、オ
クタデカウォルフラマト二砒(V)酸(H6As218
62・14H2O)、ヘキサモリブダトヘキサウォルフラ
マト燐酸(H3PMo6640・nH2O)。当然、ヘテ
ロポリ酸の混合物を使用することもできる。殊に本発明
による方法ではその容易な入手性により、ドデカウォル
フラマト燐酸、ドデカモリブダト燐酸、ノナモリブダト
燐酸、ドデカモリブダト珪酸及びドデカウォルフラマト
珪酸を使用する。
【0012】遊離のヘテロポリ酸を本発明により有利に
使用するが、その塩、特にそのアルカリ金属−及びアル
カリ土類金属塩を触媒として使用することも可能であ
る。ヘテロポリ酸及びその塩は公知化合物でありかつ公
知方法により、例えばブラウアー(Brauer)(著
者)の方法により:ハンドブッハ・デア・プレパラティ
ベン(Handbuch der Praeparat
iven)、アンオルガニッシェン・ヒェミー(Ano
nganischen Chemie)、III巻、1
774−1798頁、エンケ(Enke)、スツッツガ
ルト、1981年又はTop.Curr.Chem.7
6巻、1(1978年)の方法により製造されうる。
【0013】そうして製造されるヘテロポリ酸は一般に
水和化された形で存在しかつ本発明による方法でのその
使用前にその中に含有される配位結合水は除去される。
この脱水は有利に熱的に、例えばジ・マクロモレキュラ
ーレ・ヒェミー(Makromol.Chem.)19
0巻、929頁(1989年)の方法により実施されう
る。ヘテロポリ酸の脱水化のためのもう1つの可能性
は、使用されるヘテロポリ酸に従って、ヘテロポリ酸を
有機溶剤中に、例えばジアルキルエーテル又はアルコー
ル中に溶かし、有機溶剤で水をヘテロポリ酸とのその配
位結合から排除しかつ溶剤と共沸留去することにある。
この方法により製造される無水のヘテロポリ酸は触媒と
して直接本発明による方法に導入されうる。
【0014】ヘテロ酸−触媒を不均一系触媒の形で本発
明による方法で使用することもできる。そのために有利
にヘテロポリ酸を反応条件下で不活性の担体物質、例え
ば活性炭、二酸化珪素、二酸化チタン又は二酸化ジルコ
ニウム上に、自体慣用の方法で、例えば次のように塗布
する。すなわち該当担体物質をヘテロポリ酸の溶液と共
に溶剤、殊に有機溶剤中に浸しかつ引続き100〜30
0、殊に130〜250℃の温度で、減圧下で、水が触
媒中にそれ以上認められなくなるまで乾燥する。
【0015】本発明による方法では原則的に、1価のア
ルコールの全ての種類、例えば脂肪族、環状脂肪族アル
コール、例えばシクロヘキサノール、芳香族及び芳香脂
肪族アルコール、例えばベンジルアルコールが使用可能
である。更にこれらは反応条件下で不活性の置換基、例
えばアルキル基、ハロゲン原子又はアルコキシ基を有し
てよい。同様に、不飽和の脂肪族又は環状脂肪族アルコ
ール、例えばクロチルアルコール又はシクロヘキセノー
ルが置換されてよい。しかしながら本発明による方法で
は殊に1価の脂肪族のC1−〜C18−アルコール、特に
1−〜C8−アルコールを使用する。1価のC1−〜C4
−アルコール、例えばメタノール、エタノール、プロパ
ノール、イソプロパノール及び三級ブタノールの使用が
特に有利である。
【0016】“平均分子量(mittleres Mo
lekulargewicht)”又は“平均分子質量
(mittlere Molmasse)”とは、本明
細書においては生成される重合体中に含有されるポリマ
ーの分子量の数平均Mnのことである。
【0017】反応混合物のアルコール含量は、生ずる重
合体の平均分子量に影響する。通例、反応混合物中の1
価アルコールの含量が高ければ高い程、生ずる重合体の
平均分子量は低くなる。従って製造されるポリマーの平
均分子量は反応混合物のアルコール含量が減少すれば増
加する。極めて僅少なアルコール含量では、環状オキシ
アルキレンオリゴマーが増加生成されうる。
【0018】更に反応混合物のアルコール含量はその相
特性に影響する。高いアルコール含量では反応混合物は
均質相から成り、それによって後に後処理の際に触媒の
分離が困難になりうる。極めて低いアルコール含量では
ヘテロポリ酸はもはや完全には反応混合物によって溶解
されない。本発明による方法では殊に反応混合物の次の
ようなアルコール含量で作業する、すなわちそのアルコ
ール含量では反応混合物中に2つの均質な液相が生じ、
その際、より重い下相はヘテロポリ酸−触媒及びアルコ
ールの大部分をモノマーの出発物質及び新たに生成され
たポリマーと共に含有しかつこの際より軽い上相はアル
コール及び触媒の残量のほかに実質的にモノマーの出発
物質及びその中に溶解されたポリマーから組成されてい
る。
【0019】特に本発明による方法の不連続実施態様で
は、アルコール0.1〜15mol、殊に1〜8ml/
ヘテロポリ酸molのアルコール含量で有利に作業す
る。本発明による方法の連続的操作法では実際に生成物
−及びモノマー含有の上相中に溶けたアルコールの一部
は継続して生成物と一緒に反応器から流出されるが、実
際に触媒−含有の下相中に存在するアルコールはポリオ
キシアルキレングリコール−モノエーテルの製造の際に
消費されるので、消費及び流出されるアルコールの補充
のために、反応混合物へのアルコール供給を、触媒相に
おける前記の濃度割合が適応するように調節することが
有利である。この条件下では2つの均質な液相からなる
前記の反応系が生じ、その際、実際に任意の平均分子質
量のポリオキシアルキレングリコール−モノエーテル、
しかしながら特に500ダルトン以上の平均分子質量を
有するようなポリオキシアルキレングリコール−モノエ
ーテル及び殊に有利に600〜3500ダルトンの範囲
の経済的に特に重要な平均分子質量を有するポリオキシ
アルキレングリコール−モノエーテルが目的とされかつ
良好な選択性と共に製造されうる。
【0020】特に連続方法における一定の平均分子質量
及び狭い分子量分布のポリオキシアルキレングリコール
−モノエーテルの製造のために、そのようなポリマーの
製造に必要なアルコール濃度が触媒相中でできる限り一
定に保たれることが有利であることが判明した。従って
連続方法では、反応混合物中のアルコールは、変換の際
のその消費に相応して、生成物−含有の上相と共に流出
されるアルコールを考慮して、新たな又は回収されるア
ルコールの供給によって継続して、アルコール濃度が触
媒相中で十分に一定に保たれる方法で補充されるように
有利に行なわれる。本発明による方法の不連続実施態様
では、前記の要因は当然通例は連続方法における程絶対
的には方法結果に作用しない。勿論今までは、アルコー
ル濃度を濃縮されたヘテロポリ酸−含有の触媒相中で測
定し得る信頼できる方法は得られず、特に、連続的な工
業方法の要求に相応する新たなアルコールの供給をそれ
と接続されたアナログ型調整法を介して調節しうるため
に、この触媒相中のアルコール濃度を十分に速かにかつ
正確に測定しうる方法は無かった。
【0021】触媒相中のアルコールの濃度は、有利に液
状触媒相の導電性の測定によって調査しうることが判明
した。本発明による方法では導電性の測定を、例えば、
技術、開閉器及び測定装置に依り、(例えばT.及び
L.シェドロブスキー(Shedlovsky)によ
り、A.バイスベルガー(Weissberger)、
B.W.ロジター(Rossiter)(発行(E
d.))テクニクス・オブ・ケミストリー(Techn
iques of Chemistry)、I巻、16
3〜204頁、ウイリー−インターサイエンス(Wil
ey−Interscience)、ニューヨーク、1
971年に記載されているような)、実施する。触媒相
中の該当アルコールの濃度は、得られる電導度測定値に
依りあらかじめ設定された較正曲線に基づいて簡単に確
かめられる。通例、異なった、適用されたアルコール−
ヘテロポリ酸−系には、独自の較正曲線を用意すること
が有利である。電導度測定は電気的測定法であるので、
測定装置は、アルコール供給のアナログ型調整のための
アルコール配量装置と極めて簡単に接続できる。この組
合された測定−及び配量−方法は、特に本発明による方
法の連続実施態様の際に、生成物品質に極めて有利に作
用する。
【0022】本発明による方法で生成されたポリオキシ
アルキレン−モノエーテルの平均分子量は、添加される
ヘテロポリ酸触媒及びアルコールの量に依るばかりでな
く、使用されるヘテロポリ酸もしくは使用されるアルコ
ールの種類によっても影響される。
【0023】例えば、他の点は同一の条件下で、THF
及びイソプロパノールと無水のドデカウォルフラマト燐
酸との反応の際に、平均分子質量1900を有するポリ
マーが見い出され、それに対してドデカウォルフラマト
珪酸の使用では、平均分子質量1500を有するポリマ
ーが生成されかつ1価アルコールとしてエタノールの使
用では、平均分子質量1900のポリ−THF−モノエ
チルエーテルが得られ、一方ヘキサデカノール−1では
平均分子質量3600のポリ−THF−モノヘキサデシ
ルエーテルが生じる。
【0024】すなわち使用されるヘテロポリ酸もしくは
1価アルコールの量及び種類の変化によって、一定の平
均分子量及び同時に比較的狭い分子量分布を有するポリ
オキシアルキレングリコール−モノエーテルが寸法通り
に裁断されて製造される。この方法のパラメーターの調
整は通例若干の僅かな慣用実験で最適にすることができ
る。
【0025】本発明による方法は連続的にも不連続的に
も実施されうる。そのためにヘテロポリ酸は、使用され
るモノマーの100重量部に対して、10〜300重量
部、殊に50〜150重量部の量で使用するのが有利で
ある。より多量のヘテロポリ酸を反応混合物に加えるこ
とも可能である。
【0026】ヘテロポリ酸は固形で変換に供給されてよ
く、その後でこれは他の反応成分との接触によって次第
に液状触媒相の生成下に溶媒和される。固体のヘテロポ
リ酸を、使用すべきアルコール及び/又は使用すべきモ
ノマーと混合しかつその際得られる触媒溶液を液状触媒
相として反応器中に導入するように方法を行なうことも
できる。その際、触媒相もモノマーの出発物質も反応器
中に前もって装入されてよい。しかし両成分を同時に反
応器中に導入することもできる。
【0027】重合は、通例0〜150℃の温度で、殊に
30〜80℃で行なわれる。この際、大気圧下で有利に
作業されるが、圧力下、特に反応系の固有圧下での変換
が同様に目的にかないかつ有利であると実証されうる。
【0028】重合は、有利に2相系で実施されるので、
両相の良好な十分な混合に配慮されねばならない。この
ために、反応器は回分法でも連続方法でも、効率性の混
合装置、例えば撹拌機を装備していることが必要であ
る。このために不連続方法では通例撹拌釜を使用し、こ
の際両液相は変換終了後に互いに分けられる。
【0029】しかしながら連続方法が有利に使用され
る。この際、変換は慣用の連続方法に適した反応器又は
反応装置中で、例えば2相系の良好な十分な混合を保証
する内部構造を備えている管状反応器中で又はしかし撹
拌釜カスケード中でも実施されてよく、この際、変換に
続いて更にモノマー−及び生成物−含有の上相から触媒
相の連続分離が行なわれる。本発明による方法では、有
利に、図面に概略で示されているような装置を使用す
る。
【0030】この装置とは、外部加熱装置か又は内部加
熱装置を備えていてよく、かつ個々の反応成分の導入及
び不活性ガスの通気のための通例は別々の送入管5を備
えていて、他の点はそれ自体として慣用の構造の、相分
離器2と組合された撹拌釜1である。図面中では、概略
のために釜加熱器の描写を放棄しかつ1個だけの送入管
5を、全ての他の管を代表して記入した。更に反応器
に、圧力調整装置6及び排出管7が取り付けられてい
る。全てのこれらの装置は別々の制御装置8,9及び1
0、例えば滑り弁又は弁を備えていて、これはこれらの
管の開閉並びに送入の調節を可能にする。反応器は撹拌
機12を備えていて、これはブシュ13で密閉された案
内11を通って外へ連結している。撹拌釜1はほぼ上三
分の1もしくは下三分の1の高さに設置された供給管3
もしくは4を介して相分離器2と連結している。反応の
際に得られる生成物溶液は、有利に供給管3の上部に装
置されている排出管18を経て、装置から取り出され
る。生成物溶液の排出は、例えば滑べり弁又は弁であっ
てもよい制御装置19を経て調節される。
【0031】この連続装置の操作のために、反応成分を
反応器中に前もって装入しかつ所望の反応温度で撹拌機
12で強力に十分に混合し、この際、触媒相及び上相よ
りなるエマルジョン様の混合物が生じる。反応混合物中
で撹拌機によって発生し流れによって、エマルジョン様
の混合物が供給管3を経て相分離器2に至り、その中で
触媒相及びモノマー及び生成物−含有の上相はそれらの
異なる密度に基づき混合分離するという結果がもたらさ
れる。この際、ほぼ波線16の上部及び波線17の下部
に、混濁したエマルジョン様の反応混合物から、澄明な
無色の生成物−含有の上相もしくは使用されたヘテロポ
リ酸に応じて異なった着色の澄明な触媒相が分離する。
生成物相は排出口18を経て取り出され、一方触媒相は
供給管4を経て撹拌機12によって生じた吸引流により
再び撹拌釜中に流れ戻りかつそこで新たにモノマー及び
生成物−含有の上相と共に渦動される。線14及び15
は、運転中の撹拌釜もしくは相分離器中の大体の液体メ
ンスカスもしくは液体レベルを表示している。注入管5
を経て新たなモノマー及び新たなアルコールを撹拌釜中
に装入する。この際、アルコール供給は、液状触媒相中
に沈みこませた電導度測定セル20に依り、所望のアル
コール含量が触媒相中に基準精度の範囲で一定で留まる
ように、調節される。新たなモノマーを、常法で充填水
位調整器を経て調節されて反応器に配量する。新たなモ
ノマーを、生成物及び未反応モノマーが反応装置から排
出されないように有利に供給する。この方法で、持続時
間、従って重合時間を調節することもでき、それにより
もう1つの手段が生ずるポリマーの平均分子量の影響及
び調整に用いられる。一般に、重合は触媒量及び反応温
度に依り、回分法では0.5〜50時間、殊に1〜10
時間及び特に有利に1〜8時間の間に実施される。連続
方法では、通例1〜8及び殊に2〜5時間の持続時間が
調整される。連続変換の開始には、前記の反応系は定常
平衡が生じるまで一定時間を必要としかつその間、排出
口18を制御装置19に依り閉じたままであること、要
するに生成物溶液を反応装置から出さないことが有利で
ある。
【0032】触媒相は、反応装置中に残留しかつ生成物
−含有の上相と共に少量の触媒が出されることによって
生じる触媒ロスに相応して、供給によって継続して新た
に及び/又は場合により排出された触媒の復帰によって
補充される。
【0033】ポリ−THF−モノエーテルの製造のため
にヘテロポリ酸−不均一触媒を使用する場合には、これ
を懸濁触媒として、しかし殊に固床触媒として使用する
ことができる。固床触媒の使用の際には反応混合物を塔
底部法又は灌漑法でヘテロポリ酸−不均一触媒を経て導
入することができる。
【0034】本発明による方法は、不活性ガス雰囲気下
で有利に実施され、この際、任意の不活性ガス、例えば
窒素ガス又はアルゴンガスを使用することができる。反
応成分はその使用前にその中に場合により含有される水
及び過酸化物を除去する。
【0035】反応条件下で不活性の有機溶剤、例えば脂
肪族及び芳香族炭化水素並びにハロゲン化炭化水素の添
加は可能であり、かつ触媒−及び上相の相分離が容易に
されることから有利に作用しうる。本発明による方法で
は、通例モノマーは反応成分としても溶剤としても使わ
れる。
【0036】重合体−含有の上相の後処理は、例えば、
その中に含有されるヘテロポリ酸−痕跡量を塩基、例え
ばアルカリ金属−又はアルカリ土類金属−水酸化物溶
液、アンモニア、アルカリ金属−又はアルカリ土類金属
−炭酸塩溶液又は−炭酸水素塩溶液の添加によって中和
し、その中に含有されるモノマーを留去しかつ蒸留残査
中に残留するポリオキシアルキレングリコール−モノエ
ーテルを沈殿した塩の分離のために濾過する方法で行な
われてよい。蒸留の際に回収されるモノマーは勿論再び
反応にもどすことができる。
【0037】本発明による方法により、1価アルコール
のポリオキシアルキレングリコール−モノエーテル及び
特に1価アルコールのポリ−THF−モノエーテルは経
済的にかつ良好な収率で、選択的にかつ狭い分子量分布
を有して並びに低い色数を有する純粋な形で得られう
る。本発明により製造可能なモノエーテルは、例えば特
殊なポリウレタン(特開昭(JP−A)63−1050
29号)の製造に使用され、かつ更に特殊な滑油(欧州
特許機構(EP−A)第336171号明細書)のため
に、モーター油の添加剤として(特開昭(JP−A)5
4−159411号)並びに紡糸油として(特開昭63
−211371号)使用される。
【0038】本発明による方法により得られるポリオキ
シアルキレングリコール−モノエーテルは、極めて純粋
な形でかつ狭い分子量分布を有して生じ、その際、その
平均分子量Mnは本発明による方法で目的に合せて調整
され得るので、このポリオキシアルキレングリコール−
モノエーテルから、高い純度、一定の平均分子量及び狭
い分子量分布の相応するポリオキシアルキレングリコー
ルを、例えば水性酸を用いるモノエーテル基の慎重な加
水分解により遊離させることが有利である。平均分子質
量500〜3500のポリオキシアルキレングリコール
−モノ−t−ブチルエーテル及び特にポリ−THF−モ
ノ−t−ブチルエーテルがこの目的に特に好適である。
【0039】
【実施例】実施例により製造されたポリマーの平均分子
質量(Mn)を、ゲル透過クロマトグラフィーにより測
定し、この際、標準ポリスチロールを検定に使用した。
得られたクロマトグラムから数平均Mnを次の式:
【0040】
【数1】
【0041】[式中ciは得られるポリマー混合物中の
個々のポリマー種iの濃度を表わしかつMiは個々のポ
リマー種iの分子量を表わす]により計算した。次で分
散度Dとして表示される分子量分布を分子量の重量平均
(Mw)及び分子量の数平均(Mn)の比から次の式:
【0042】
【数2】
【0043】により算出した。重量平均Mwを得られる
クロマトグラムから式:
【0044】
【数3】
【0045】により測定した。分散度の測定に引用され
る試料は一般的に通例のように揮発性の短鎖ポリマーの
除去のための前もっての簡単−蒸留(Kurzweg−
Destillation)をさせず、従って予備的簡
単−蒸留により予期されるはずのものよりも高いDの値
が確認された。
【0046】全ての使用された反応成分は水及び過酸化
物を含有しなかった。
【0047】例1 THF100g、イソプロパノール1.3g及び無水ド
デカウォルフラマト燐酸50gを、撹拌機及び還流冷却
器を有するガラスフラスコ中で4時間アルゴン雰囲気中
で強力な撹拌下で60℃に加熱した。室温に冷却後に反
応混合物を2つの液相に分けかつ上相からTHF及びイ
ソプロパノールを留去した。無色の粘性ポリマー20g
が残留した。生成したポリオキシテトラメチレングリコ
ール−モノイソプロピルエーテルは平均分子量(Mn
1900及び分散度1.9を有した。
【0048】例2 THF100g、ブタノール−2(1.6g)及び無水
ドデカモリブダト燐酸50gを撹拌機及び還流冷却器を
有するガラスフラスコ中で5時間アルゴン雰囲気中で強
力な撹拌下で50℃に加熱した。室温への冷却後に反応
混合物を2つの液相に分けかつ上相からTHF及びブタ
ノール−2を留去した。無色の粘性ポリマー25gが残
留した。生成したポリ−THF−モノ−2−ブチルエー
テルは、平均分子量2100及び分散度1.8を有し
た。
【0049】例3 THF100g、n−オクタノール2.9g及び無水ド
デカウォルフラマト燐酸50gを撹拌機及び還流冷却器
を有するガラスフラスコ中で6時間アルゴン雰囲気中で
強力な撹拌下で60℃に加熱した。室温に冷却後に反応
混合物を2つの液相に分けかつ上相からTHF及びn−
オクタノールを留去した。無色の粘性ポリマー21gが
残留した。生成したポリ−THF−モノオクチルエーテ
ルは、平均分子量1500及び分散度1.9を有した。
【0050】例4 THF100g、シクロヘキサノール2.2g及び無水
ドデカウォルフラマト燐酸50gを撹拌機及び還流冷却
器を有するガラスフラスコ中で4時間アルゴン雰囲気中
で強力な撹拌下で60℃に加熱した。室温に冷却後に反
応混合物を2つの液相に分けかつ上相からTHF及びシ
クロヘキサノールを留去した。無色の粘性ポリマー25
gが残留した。生成したポリ−THF−モノシクロヘキ
シルエーテルは、平均分子量1800及び分散度1.9
を有した。
【0051】例5 THF100g、n−ヘキサデカノール5.5g及び無
水ドデカウォルフラマト燐酸50gを撹拌機及び還流冷
却器を有するガラスフラスコ中で4時間アルゴン雰囲気
中で強力な撹拌下で60℃に加熱した。室温に冷却後に
反応混合物を2つの液相に分けかつ上相からTHF及び
n−ヘキサデカノールを留去した。無色の粘性ポリマー
35gが残留した。生成したポリ−THF−モノヘキサ
デシルエーテルは、平均分子量3600を有した。
【0052】例6 THF100g、エタノール1.0g及び無水ドデカウ
ォルフラマト燐酸50gを撹拌機及び還流冷却器を有す
るガラスフラスコ中で4時間アルゴン雰囲気中で強力な
撹拌下で60℃に加熱した。室温に冷却後に反応混合物
を2つの液相に分けかつ上相からTHF及びエタノール
を留去した。無色の粘性ポリマー23gが残留した。生
成したポリ−THF−モノエチルエーテルは平均分子量
1100及び分散度1.7を有した。
【0053】例7 THF1000g、メタノール16g及び無水ドデカウ
ォルフラマト燐酸500gを撹拌機及び還流冷却器を有
するガラスフラスコ中で4時間アルゴン雰囲気中で強力
な撹拌下で60℃に加熱した。引続き更に100時間、
メタノール1.6重量%を含有するTHF250g(毎
時)を配量しかつ同量の有機相を除去した。有機相に同
容量のn−オクタンを混合し、この際液状のヘテロポリ
酸が分離した。次いで両相を分け、有機相を活性炭に通
しかつ引続き易揮発性成分、例えばTHF、メタノール
及びオクタンを真空中で留去する。無色の粘性ポリマー
へのTHF−変換率は平均23%であった。生成したポ
リ−THF−モノメチルエーテルは、平均分子量190
0を有した。得られた生成物の分散度は、簡単−蒸留な
しで1.7であった。
【0054】例8 THF80g、1,4−ジオキサン20g、イソプロパ
ノール3.6g及び無水ドデカウォルフラマト燐酸50
gを撹拌機及び還流冷却器を有するガラスフラスコ中で
4時間アルゴン雰囲気中で強力な撹拌下で60℃に加熱
した。室温に冷却後に反応混合物を2つの液相に分けか
つ上相から未反応のTHF、1,4−ジオキサン及びイ
ソプロパノールを留去した。澄明な粘性ポリマー14g
が残留した。生成したコポリマーのポリ−オキシアルキ
レングリコール−モノイソプロピルエーテルは平均分子
量1600を有した。
【0055】比較例(特開昭59−159824(JP
−A159824(1984))に対して) THF100g、イソプロパノール1.3g及び非乾燥
化のドデカウォルフラマト燐酸(水含量:H2O25m
ol/ヘテロポリ酸mol)50gを撹拌機及び還流冷
却器を有するガラスフラスコ中で4時間アルゴン雰囲気
中で強力な撹拌下で60℃に加熱した。室温に冷却後に
反応混合物にクロロホルム0.5l及び水0.5 lを
加えかつ撹拌した。相分離を行なった後に溶剤をクロロ
ホルム相から留去した。残渣は残らなかった。
【0056】例9 重合のために、活性炭上のドデカウォルフラマト燐酸を
含有する担体触媒を使用した。触媒を次のようにして製
造した:非乾燥ドデカウォルフラマト燐酸150gを無
水THF1500g中に溶かし、活性炭(メルク(Me
rck)、粘度0.5−0.85mm)750gを加え
かつ2時間室温で撹拌した。引続き、担体触媒を濾別し
かつ使用前に、触媒中に水がもはや検出できなくなるま
で、150℃で減圧下で乾燥させた。担体触媒は、H3
PW124010重量%を含有した。
【0057】そうして製造した触媒150gを油熱の二
重ジャケット管中に固定床として配置した。THF33
0g及びエタノール4gの混合物を60℃で8時間この
触媒を経由して循環させた。次いで液相を真空中濃縮さ
せた。澄明な粘性残渣6.5gが残留した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施するための装置の概略
図。
【符号の説明】
1 撹拌釜 2 相分離器 3及び4 連結管 5 装入管 6 圧力調整装置 7 排出管 8,9及び10 制御装置 12 撹拌機 13 ブシュ 20 電導度測定セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト イエシエク ドイツ連邦共和国 グリユンシユタツト イム ツアウンリユツケン 14 (72)発明者 ヘルベルト ミユラー ドイツ連邦共和国 フランケンタール カ ロシユトラーセ 53

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 テトラヒドロフラン又はテトラヒドロフ
    ランと環状エーテル及びアセタールの群からの1種以上
    のコモノマー合計95モル%まで(テトラヒドロフラン
    の使用量に対して)との混合物を、水の不在下に、かつ
    1価のアルコール及び無水のヘテロポリ酸−触媒の存在
    下に重合させることを特徴とする、1価のアルコールの
    ポリオキシアルキレングリコール−モノエーテルの製
    法。
JP05139992A 1991-03-13 1992-03-10 1価のアルコールのポリオキシアルキレングリコール−モノエーテルの製法 Expired - Fee Related JP3181666B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4108045A DE4108045A1 (de) 1991-03-13 1991-03-13 Verfahren zur herstellung von polyoxyalkylenglykol monoethern von einwertigen alkoholen
DE4108045.9 1991-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0517568A true JPH0517568A (ja) 1993-01-26
JP3181666B2 JP3181666B2 (ja) 2001-07-03

Family

ID=6427141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05139992A Expired - Fee Related JP3181666B2 (ja) 1991-03-13 1992-03-10 1価のアルコールのポリオキシアルキレングリコール−モノエーテルの製法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US5414143A (ja)
EP (1) EP0503393B1 (ja)
JP (1) JP3181666B2 (ja)
DE (2) DE4108045A1 (ja)
ES (1) ES2106100T3 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004113710A1 (de) * 2003-06-20 2004-12-29 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur überwachung der abgasrückführung einer brennkraftmaschine
JP2011038095A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Mitsubishi Chemicals Corp ポリオキシアルキレングリコールの製造方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4108045A1 (de) * 1991-03-13 1992-09-17 Basf Ag Verfahren zur herstellung von polyoxyalkylenglykol monoethern von einwertigen alkoholen
DE4320432A1 (de) * 1993-06-21 1994-12-22 Bayer Ag Substituierte Mono- und Bipyridylmethylderivate
DE4435934A1 (de) * 1994-10-07 1996-04-11 Basf Ag Verfahren zur Entfernung von Heteropolyverbindungen aus Polyethern, Polyestern und Polyetherestern
CN1071346C (zh) * 1994-10-07 2001-09-19 巴斯福股份公司 聚醚、聚酯和聚醚酯的纯化
DE4435920A1 (de) * 1994-10-07 1996-04-11 Basf Ag Verfahren zur Abtrennung von Heteropolyverbindungen aus Polyethern, Polyestern und Polyetherestern
US5648557A (en) * 1994-10-27 1997-07-15 Mobil Oil Corporation Polyether lubricants and method for their production
US5756604A (en) * 1995-08-31 1998-05-26 Hodogaya Chemical Co., Ltd. Process for producing polyether, and process for recycling and reusing herteropolyacid
US6103939A (en) * 1998-11-12 2000-08-15 Basf Aktiengesellschaft Process for the preparation of 1,4-butanediol monoethers
US6673889B1 (en) 1999-06-28 2004-01-06 Omnova Solutions Inc. Radiation curable coating containing polyfuorooxetane
US8551192B2 (en) 2009-04-15 2013-10-08 Invista North America S.A.R.L. Miscibility of otherwise immiscible compounds
KR101583107B1 (ko) * 2009-04-15 2016-01-07 인비스타 테크놀러지스 에스.에이 알.엘. 비혼화성 화합물의 혼화성 개선

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54159411A (en) * 1978-06-07 1979-12-17 Nippon Oil & Fats Co Ltd Engine oil composition
US4481123A (en) * 1981-05-06 1984-11-06 Bayer Aktiengesellschaft Polyethers, their preparation and their use as lubricants
JPS59159824A (ja) * 1983-03-02 1984-09-10 Asahi Glass Co Ltd ポリエ−テル化合物の製造方法
JPS60158218A (ja) * 1984-01-30 1985-08-19 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリオキシテトラメチレングリコ−ルの製造法
US4658065A (en) * 1984-03-28 1987-04-14 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Process for producing polyether polyol and a product
JPH0713139B2 (ja) * 1984-03-28 1995-02-15 旭化成工業株式会社 ポリエーテルポリオール共重合体の製造方法
JPH0730176B2 (ja) * 1984-11-21 1995-04-05 旭化成工業株式会社 ポリアルキレンエーテルポリオールの合成方法
JPS61120830A (ja) * 1984-11-16 1986-06-07 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリエ−テルポリオ−ルの製法
EP0181621B1 (en) * 1984-11-13 1991-09-04 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Process for purification of polyalkylene ether
JPS61123627A (ja) * 1984-11-19 1986-06-11 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリテトラメチレングリコ−ルの製法
JPS61126134A (ja) * 1984-11-22 1986-06-13 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリアルキレンエ−テルポリオ−ルを製造する方法
US4584414A (en) * 1984-12-21 1986-04-22 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for preparing improved poly(tetramethylene ether) glycol by alcoholysis
JPH0643487B2 (ja) * 1985-05-22 1994-06-08 旭化成工業株式会社 ポリアルキレンエ−テルポリオ−ルの製造方法
JPS6279223A (ja) * 1985-10-02 1987-04-11 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリアルキレンエ−テルポリオ−ルの製造法
DE3606479A1 (de) * 1986-02-28 1987-09-03 Basf Ag Verfahren zur herstellung von polyoxibutylenpolyoxialkylenglykolen mit enger molekulargewichtsverteilung und vermindertem gehalt an oligomeren cyclischen ethern
JPS63105029A (ja) * 1986-10-22 1988-05-10 Hodogaya Chem Co Ltd ポリエ−テルモノアルコ−ルの製法
JPS63211371A (ja) * 1987-02-25 1988-09-02 三洋化成工業株式会社 紡糸油剤
EP0336171B1 (en) * 1988-04-06 1993-07-28 Nippon Oil Co. Ltd. Use of lubricating oil compositions for refrigerators
DE3904488A1 (de) * 1989-02-15 1990-08-16 Huels Chemische Werke Ag Polyether, deren herstellung und verwendung
US5180856A (en) * 1989-02-15 1993-01-19 Huels Aktiengesellschaft Polyethers, their production and use
DE4108045A1 (de) * 1991-03-13 1992-09-17 Basf Ag Verfahren zur herstellung von polyoxyalkylenglykol monoethern von einwertigen alkoholen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004113710A1 (de) * 2003-06-20 2004-12-29 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur überwachung der abgasrückführung einer brennkraftmaschine
JP2011038095A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Mitsubishi Chemicals Corp ポリオキシアルキレングリコールの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
ES2106100T3 (es) 1997-11-01
DE4108045A1 (de) 1992-09-17
EP0503393A3 (en) 1993-08-25
EP0503393B1 (de) 1997-08-27
DE59208824D1 (de) 1997-10-02
US5414143A (en) 1995-05-09
EP0503393A2 (de) 1992-09-16
US5714638A (en) 1998-02-03
JP3181666B2 (ja) 2001-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101142248B (zh) 生产聚甲醛的方法
JPH0517568A (ja) 1価のアルコールのポリオキシアルキレングリコール−モノエーテルの製法
US5416240A (en) Preparation of poloxy-alkylene glycols
JP3181665B2 (ja) モノカルボン酸のポリオキシアルキレングリコールモノエステルの製造法
US7485696B2 (en) Oxytetramethylene glycol copolymer and method for producing the same
EP1219658B1 (en) Polyoxytetramethylene glycol and process for producing the same
JPH0730176B2 (ja) ポリアルキレンエーテルポリオールの合成方法
US5395959A (en) Adjustment of the average molecular weight of polyoxyalkylene glycols and polyoxyalkylene derivatives in the heteropolyacid-catalyzed polymerization of cyclic ethers and/or acetals with ring cleavage
KR101382065B1 (ko) 폴리테트라히드로푸란 또는 테트라히드로푸란 공중합체의 제조 방법
KR100366117B1 (ko) 폴리에테르 글리콜의 분자량 분포를 조절하는 방법
JP4395203B2 (ja) ポリエーテルジオールの製造方法
JPS61123626A (ja) 分子中にポリオキシアルキレン基を有する重合体の製造方法
US7902386B2 (en) Method for the depolymerization of mixtures that contain mono-and/or diesters of polytetrahydrofurane
US20060052550A1 (en) Method for the production of tetrahydrofuran copolymers
JPS61143428A (ja) ポリアルキレンエ−テルポリオ−ルの製造方法
JPH0713139B2 (ja) ポリエーテルポリオール共重合体の製造方法
KR20060006907A (ko) 테트라히드로푸란 공중합체의 제조 방법
JP2000044672A (ja) ポリエ―テルグリコ―ルの分子量分布を制御する方法
JPS61235430A (ja) イオウ含有ポリアルキレンエーテルポリオールの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010313

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees