JPH05169985A - 車両用電動機の冷却制御装置 - Google Patents

車両用電動機の冷却制御装置

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JPH05169985A
JPH05169985A JP34256291A JP34256291A JPH05169985A JP H05169985 A JPH05169985 A JP H05169985A JP 34256291 A JP34256291 A JP 34256291A JP 34256291 A JP34256291 A JP 34256291A JP H05169985 A JPH05169985 A JP H05169985A
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機の置かれた環境からの影響を考慮し
て、車輪駆動用モータを効率よく冷却することのできる
車両用電動機の冷却制御装置を提供すること。 【構成】 車輪の回転軸を回転可能に支持し、該回転軸
および車輪駆動用モータを収納したケースの壁面部で冷
却しながら前記車輪駆動用モータにオイルを循環供給す
るためのオイル循環路およびオイルポンプを備え、車速
とアクセル操作量と車輪駆動用モータのコイル温度と油
温に基づいて、コイル冷却用の必要オイル循環量を算出
し、オイルポンプに出力させる車両用電動機の冷却制御
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケース内に車輪駆動用
モータが収容されている電動機において、その車輪駆動
用モータを冷却するための電動機の冷却制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題の観点から電気自動車の
開発が盛んに行われている。このうち、各車輪毎に減速
機を介して直接モータを連結するというホイールモータ
を用いる方式が知られている。ところで、各車輪毎に減
速機を介して直接モータを連結しようとする場合、車輪
の上下動や旋回時に車体本体とモータや減速機とが互い
に干渉することのないようにしなければならず、これら
の設置のスペースが制限される。そこで、このように制
約されたスペース内にモータや減速機を配設するために
これらをできるだけ小型にすることが求められる。
【0003】一方電気自動車においては、車体重量に対
して高出力を得るためには、モータを小型軽量化してモ
ータの出力トルクを相当高くしなければならない。しか
しながら、モータを小型軽量で高出力トルクにしようと
すると、モータのコイルに多大な電流を流さなければな
らないため、コイルの発熱量が増大しコイルが焼損して
しまう恐れが生じる。このため、モータの目標性能を得
るために、ホイールモータ内に配設されているオイルポ
ンプによりオイルを強制的に循環させ、前記モータ内の
コイルを冷却させながら出力を上昇させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のオイルポンプに
よるモータ冷却用のオイル循環量の制御は、前記車輪駆
動用モータのコイルの温度と該コイルの温度上昇のみで
行っていた。しかし、循環する媒体であるオイルは粘性
があるために、油温によってオイルポンプ吐出量の変化
が生じ、運転初期等のオイルの粘度が高い場合、オイル
吐出量が不足し、前記車輪駆動用モータのコイルの冷却
が充分でないことがあった。
【0005】また、前記車輪駆動用モータのコイルの温
度上昇率でオイルポンプモータの制御を行うと、遅れが
生じ、効率よく前記車輪駆動用モータのコイルを冷却す
ることができない。
【0006】そこで、本発明の目的は電動機の置かれた
環境からの影響を考慮して、車輪駆動用モータを効率よ
く冷却することのできる電動機の冷却制御装置を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
構成により達成される。すなわち、車輪の回転軸を回転
可能に支持し、該回転軸および車輪駆動用モータを収納
したケースの壁面部で冷却しながら前記車輪駆動用モー
タにオイルを循環供給するためのオイル循環路およびオ
イルポンプを備えた車両用電動機の冷却装置において、
車速検出手段と、アクセル操作量検出手段と、前記車輪
駆動用モータのコイル温度検出手段と、油温検出手段
と、前記車速検出手段と前記アクセル操作量検出手段と
前記車輪駆動用モータのコイル温度検出手段と前記油温
検出手段の各検出値に基づいて、前記車輪駆動用モータ
のコイル冷却用の必要オイル循環量を算出するオイル循
環量算出手段と、前記オイル循環量算出手段の算出オイ
ル量をオイルポンプに出力させるオイルポンプ出力制御
手段と、を備えた車両用電動機の冷却制御装置である。
【0008】
【作用および発明の効果】車両の速度とアクセル操作量
と車輪駆動用モータのコイル温度に基づいてオイル循環
量を算出し、その算出値により前記車輪駆動用モータの
コイル冷却用の必要オイル循環量を算出する。そして実
測油温に基づいて、前記オイル循環量を出力するように
オイルポンプの駆動力を補正してオイルポンプに出力さ
せる。その結果、コイルの冷却が効果的に行われるた
め、車輪駆動用のモータの損傷が防げ、その耐久性が向
上する。
【0009】
【実施例】以下、実施例は図面を参照して説明する。図
2は本発明のホイールモータの冷却装置の断面図であ
る。なお、図3に図2の部分拡大図を示す。ケース本体
10は、円筒状のサポート側ハウジング11とホイール
側ハウジング12からなる2分割構造となっており、両
者は図示しないボルトで固定されている。さらに、サポ
ート側ハウジング11はホイール側ハウジング12とは
反対側にプレート13、カバー14が図示しないボルト
で固定され、図示しないサポートにボルトで固定されて
いる。また、底部にはオイルポンプモータ16が設けら
れ、プレート13とカバー14との間で構成する油路1
を通して底部の油溜18からオイルが供給されるように
構成されており、オイルポンプモータ16の入口側には
オイルシール19が設けられている。カバー14の外周
面には、多数の冷却用フィン15とヒートパイプ17が
設けられている。油路1の上端にはプレート13に設け
られている出力ポート13bが形成され、ケース上端に
設けられた油路2に連通しており、油路2にはオイル吐
出口2aが設けられている。そして、このケース本体1
0の内部には、偏平、中空にしたロータ23を有する電
動モータ20が収容され、そのロータ23の中空部に遊
星歯車減速装置30が収容されている。
【0010】電動モータ20のステータ21にはコイル
22が巻回されている。電動モータ20のロータ23
は、中空の鉄心で構成され外周に永久磁石24が保持バ
ンドで固定される共に、その一方端に永久磁石24から
突き出た薄肉部26が設けられ、この薄肉部26および
その反対側の両端で回転自在に支持されている。図示の
例では、その一端がハウジング11側でボールベアリン
グ41により支持され、他端が遊星歯車減速装置30の
リングギヤ31側でボールベアリング42により支持さ
れており、遊星歯車減速装置30のリングギヤ31がハ
ウジング12に圧入、ボルトにより固定されている。
【0011】また、遊星歯車減速装置30のサンギヤ3
3は、ハウジング11側にボールベアリング43により
支持される共に、ロータ23の中空内側にスプライン嵌
合されている。サンギヤ33に挿入固定されたレゾルバ
シャフト37の回転はレゾルバ36により検出されるよ
うになっている。また、サンギヤ33は中空になってお
り、この中空部分には油路2から連通して潤滑用油路2
bが設けられ、油路2bを通して直接潤滑油が供給され
るようになっており、油路2bからサンギヤ中空部へ連
通する部分6cはシールリング38により密閉されてい
る。
【0012】ピニオンシャフト34は、出力回転軸とな
るアウトプットキャリア51に連結され、プラネタリギ
ヤ32は、ピニオンシャフト34にニードルローラ45
で回転可能に支持され、リングギヤ31とサンギヤ33
に常時噛み合うように配設されている。
【0013】アウトプットフランジ52は、アウトプッ
トキャリア51の外周にスプライン嵌合されてナット5
3により軸方向に移動不能に固定され、リングギヤ31
のプラネタリギヤ32と噛み合う外側で複列アンギュラ
ベアリング44によって支持されている。複列アンギュ
ラベアリング44のところへは油路2cを通して潤滑油
が供給されるようになっており、オイルシール39でシ
ールされている。そして、アウトプットフランジ52に
は、ブレーキディスク板56がスプライン嵌合されると
共に、タイヤ55を保持したホイール54がボルト・ナ
ットにより取り付けられる。
【0014】このようにロータ23の中空部を利用して
遊星歯車減速装置30を配置したので、軸方向の長さを
短縮して偏平、小型化、高速回転を可能にして加減速性
能を良好にすることができ、しかも、ロータ23を偏平
にして径を大きくしてもロータ23の横に薄肉部26を
設けその両端のロータ23外周に近い方で両側から挟み
込むように2点支持するので問題は生ぜず、さらに同芯
性を高め、ロータ23の傾き、ステータ21との間隙の
変動を少なくすることができる。
【0015】一方、ケース本体10の下部に油溜18が
設けられており、油溜18下部に吸込口3aをもつポン
プ室ケース3がハウジング11に多数のボルトにて固定
され、ポンプ室3bを形成し、吸込口3aはポンプ室3
bと連通されている。図4から明らかなように、ポンプ
室3bには遠心ポンプからなるオイルポンプモータ16
のブレード4が配設されていて、このブレード4はハウ
ジング11に固設したオイルポンプモータ16によって
回転されるようになっている。
【0016】図2で示すようにポンプ室3bはハウジン
グ11に設けられた油路2dに連通しており、さらに、
プレート13、カバー14にて形成される油路1へプレ
ート13の開孔部である入力ポート13aを通して連通
している。
【0017】図5に示すように、油路1の上部はプレー
ト13の開孔部である出力ポート13bを通じてハウジ
ング11に形成された油路2へ連通され、車輪駆動用モ
ータのコイル22のエンドに油が当たるように吐出口2
aがケース本体10内の空間と連通している。すなわ
ち、ポンプ室3bに連通する油路1および油路2により
車輪駆動用モータ20の冷却用オイルの連通手段が構成
されている。
【0018】潤滑用オイルの連通手段は、ハウジング1
1に形成されている油路2と連通している油路2bを通
して、サンギヤ33の中空部分と油路6cにて連通され
ている。油路6aを通じてサンギヤ33の中空部分は、
サンギヤ33とプラネタリギヤ32の歯面間に連通し、
油路6bとアウトプットキャリア51に形成されている
油路51a、そして、ピニオンシャフト34に形成され
ている油路34aを通してニードルローラ45とピニオ
ンシャフト34、プラネタリギヤ32内の空間部に連通
されている。また、ケース本体10内空間と、複列アン
ギュラボールベアリング44はハウジング12に形成さ
れた油路2cにより連通している。
【0019】本実施例では、図1に示されているよう
に、オイルポンプの駆動用モータ16はオイルポンプ駆
動用モータ制御装置60に接続されている。このモータ
制御装置60にはアクセル操作量センサ61、モータ回
転数センサ(車速センサ)36、およびステータ21の
コイル22に埋め込まれて設けられたコイル温度センサ
62がそれぞれ接続されている。
【0020】また、油溜18には油温センサ63、ケー
ス本体10の外部には外気温度センサ(図示せず。)が
備えられている。そして油溜18、オイルポンプモータ
16、ブレード4、モータ制御装置60、油路1、2、
・・・、入力ポート13a、出力ポート13b、吐出口
2aおよびオイルポンプ16と前記各種センサによって
冷却装置が構成されている。
【0021】次に、本実施例の作用について説明する。
図示されないアクセルペダルを踏み込むと、車輪駆動用
モータ20のコイル22にアクセル開度の応じた量の電
流が流れる。これによって、車輪駆動用モータ20が駆
動して回転軸であるサンギヤ33が回転する。その場
合、コイル22に流れる電流が図示されない制御装置に
よりアクセルの踏み込み信号、モータ回転数センサ36
からの出力信号、および図示されない前、後進設定部か
らの前進信号に基づいて制御されるので、回転軸である
サンギヤ33は設定トルクで前進方向に回転する。
【0022】回転軸であるサンギヤ33の回転はプラネ
タリギヤ32に伝えられ、プラネタリギヤ32がピニオ
ンシャフト34を中心として回転する。このため、プラ
ネタリギヤ32はリングギヤ31の歯に噛み合いながら
回転軸であるサンギヤ33の軸心を中心として回動す
る。このプラネタリギヤ32の回動によりアウトプット
キャリア51が回転する。その場合、遊星歯車減速装置
30により、アウトプットキャリア51の回転速度は回
転軸であるサンギヤ33の回転速度に対し所定の減速率
で減速される。
【0023】アウトプットキャリア51が回転すると、
アウトプットフランジ52およびホイール54を介して
タイヤ55が回転する。従って、車両が前方へ発進す
る。アクセルペダルをさらに踏み込むと、車輪駆動用モ
ータ20のトルクが増大するので車両速度が増大する。
【0024】車両を後進させる場合には、前、後進設定
部(図示せず。)を後進に設定することにより車両を後
進させることができる。
【0025】ところで、コイル22に電流が流れると、
内部抵抗が存在するためにコイル22は発熱する。この
発熱に対処するためにオイルポンプモータ16が駆動さ
れ、油溜18に充填されているオイルはカバー14とプ
レート13にて形成される油路1に供給される。油路1
を形成しているカバー14には冷却用フィン15および
ヒートパイプ17が設けられており、オイルが油路1を
上昇する過程で冷却される。こうして、冷却されたオイ
ルは油路1を形成しているプレート13に設けられた出
力ポート13bからケース本体10の上部に設けられた
油路2へ導かれる。そして、油路2の吐出口2aよりコ
イルエンドに向かって噴出されてコイル22を冷却し、
オイルガイドに沿ってコイルエンドに接触しながら、油
溜18に還元される。また、吐出口2aより噴出された
オイルは油路2cを通ってリングギヤ31側の複列アン
ギュラボールベアリング44の冷却を行う。
【0026】また、油路2b、6cを通してサンギヤ3
3の中空回転部分に供給されたオイルは遠心力によりサ
ンギヤ33に形成された油路6a、6bそしてアウトプ
ットキャリア51、ピニオンシャフト34に形成された
油路51a、34aを通してプラネタリギヤ32、サン
ギヤ33およびリングギヤ31の歯面間へ、また、ニー
ドルローラベアリング45へ圧送され、これらの潤滑を
行う。このようにして回転部分の遠心力で摩擦面である
減速装置30の歯面、軸受部にオイルを噴出させるため
に確実に給油されるのでこれらの寿命の延長を図ること
ができる。
【0027】図1に示されているように、オイルポンプ
モータ16は所定の制御パラメータ、すなわちモータ回
転数センサ(車速センサ)36、アクセル操作量センサ
61、車輪駆動用モータ20のコイル温度センサ62お
よび油温センサ63からの各出力信号に基づいてモータ
制御装置60によって制御される。
【0028】次にこのようなオイルポンプモータ16の
制御方法について説明する。まず、制御のメインルーチ
ンを図6で説明する。図6に示すように、制御装置の初
期設定の後、車速センサ36とアクセル操作量センサ6
1、車輪駆動用モータ20のコイル温度センサ62、油
量センサ63等の入力を行い、その入力データをコンピ
ュータ語に変換して各輪(タイヤ)55のトルクを決定
する(ステップ5)。
【0029】トルクは図7に示すフローに従い、車速と
アクセル操作量とで得られるトルクマップ(図8)から
求める(ステップ102)。この時、例えば、車輪55
にスリップが発生した場合、スリップを抑制し、有効な
駆動力と車両の安定性を確保するためのトルク量の修正
を行う(ステップ103)。各車輪55のトルク量が決
まると、各センサのデータをとり込むのに時間がかかる
ため、ここで入力を始め(ステップ6)、バッテリ残量
を演算する(ステップ7)。この演算は例えば鉛電池を
使用した場合、バッテリ容量が減少したときに加速時や
坂道走行時などでアクセル踏み込み量が大きいとトルク
決定量が大きくなり、バッテリ出力電流は増加し、バッ
テリ出力電圧は低下する。よって、バッテリ容量を演算
することによってトルク指令値を修正し、バッテリのサ
イクル寿命、充電寿命などの低下を防ぐ。
【0030】こうして求めたトルクは、図6に示すモー
タトルク指令のための10msec割り込みルーチンで
各車輪に応じたトルク量を出力するよう指令する(ステ
ップ12)。その後、オイルポンプの循環油量の制御に
入る(ステップ8)。
【0031】そのルーチンを図9に示す。まず、車速セ
ンサ36とアクセル操作量センサ61との検出値からの
入力データに基づきトルク算出手段(図示せず。)で算
出される基準となるトルク指令によるオイル循環量QT
に、車輪駆動用モータ20のコイル温度の状態によるオ
イル循環量Qtを加算する。さらに、精度よくオイル循
環量を求めるためには次のようなステップを踏んでもよ
い。すなわち、電動機構成部材の摩擦面における冷却の
ためのオイル循環量Qv、車速により電動機ケーシング
よりの放熱量が変化するためのオイル循環量QEをそれ
ぞれの算出手段(図示せず。)で算出する(ステップ2
01)。そして、これらを加算して総オイル循環量QO
を算出する(ステップ202)。
【0032】なお、オイル循環量QT、Qt、Qvおよび
Eはそれぞれ図10、図11、図12、図13のマッ
プから求める。また、トルク指令によるオイル循環量Q
Tを算出する方法は QT=油の密度×比熱×体積×{(コイルに流れる電
流)2×コイルの抵抗値}÷(熱伝達率×コイル表面
積) で求める。
【0033】コイル温度の状態によるオイル循環量Qt
は、コイル温度と油量との関係より求められる。また、
電動機構成部材の摩擦面における冷却のためのオイル循
環量Qvは電動機の軸受、歯車等の減摩および冷却を行
うために摩擦発生熱量の全部を油で持ち去るための必要
オイル循環量である。Qvは、 Qv=β×(軸受への給油量)(β:係数) で求められ、給油量は、例えば、軸受の場合、 給油量=(摩擦力×摩擦面のころがり周速度)÷(2×
油の比熱×油膜の温度上昇) で求められる。
【0034】また、車速により電動機ケーシングよりの
放熱量が変化するためのオイル循環量QEは電動機のケ
ース表面と外気との熱伝導率が増大し、車速が上がると
放熱効果が増大することを考慮に入れるものである。Q
Eは QE=UA△T(U:熱伝達率、A:ケース表面積、△
T:ケース表面温度−外 気温) により算出される。なお、外気温度センサ(図示せず)
は前記QEを求めるときに用いる。
【0035】こうして求めた総オイル循環量QOの出力
のための駆動力は油温センサ63により求めた油温によ
り補正される(ステップ203)。その方法は図14に
示すように、基準である油温が60℃の場合にステップ
202(図9)で決定した必要総オイル循環量QO(l
/min)を出力するためには、オイルポンプ印加電圧
V=V1である。そのときの油温が20℃であったとす
ると、実オイル循環量はQ1となり、冷却不足でホイー
ルモータ6の性能は低下してしまう。そこで、油温セン
サ33により総オイル循環量QOを満たすオイルポンプ
印加電圧V=V2を出力させる。
【0036】こうして、車両が始動時または停止時でな
い限り上記印加電圧Vを出力する(ステップ208)。
その結果、コイルの冷却が効果的に行われるため、車輪
駆動用のモータの損傷が防げ、その耐久性が向上する。
【0037】また、車両始動時または停止時にはオイル
ポンプモータ16のモータ印加電圧VはV=0となるよ
う設計されているので、t0秒以上V=0であると潤滑
系の油膜切れが生じないようにV=α(αは正の一定
値)を出力する(ステップ205)。一定時間(t
1秒)経過してもV=αであると時間カウントをやめク
リアする。
【0038】また、オイルポンプの制御は図15に示す
方法でもよい。この方法は図9に示す総オイル循環量Q
Oの算出のステップ201、202の代わりにステップ
301で示すトルクと車輪駆動用モータのコイル温度と
車速に基づき予め求められている設定オイル循環量QO
を算出するものである。オイル循環量QOは例えば図1
6、図17に示すように車速毎に予め求めてあるオイル
ポンプモータ制御装置60内のメモリ(図示せず。)の
マップから求める。この場合の制御ブロック図を図21
に示す。
【0039】オイルポンプモータの特性として図18に
示すように各電圧におけるトルクと回転数の関係があ
る。よって、各車輪駆動用モータの状況に応じてオイル
ポンプ印加電圧を与え、回転数も変化させて必要循環量
を出力する。
【0040】本発明は以下のような実施例をも採用でき
る。 (1)図19に示すように、車速センサ36と、アクセ
ル操作量センサ61と、車速センサ36とアクセル操作
量センサ61の検出値に基づいて前記車輪駆動用モータ
20の駆動力を算出する車輪駆動用モータ駆動力算出手
段72と、該駆動力算出手段72の駆動力算出値に基づ
いて必要オイル循環量を算出する駆動力指令によるオイ
ル循環量算出手段73と、車輪駆動用モータ20のコイ
ル温度検出手段62と、コイル温度センサ62のコイル
温度検出値に基づいてコイル冷却用の必要オイル循環量
を算出するオイル循環量算出手段74と、前記各オイル
循環量算出手段74により算出されたオイル循環量を加
算して総オイル循環量を算出する総オイル循環量算出手
段70と、油温センサ63と、該油温センサ63の検出
油温に基づいて、総オイル循環量算出手段70の算出し
た総オイル循環量を出力するためのオイルポンプ駆動力
補正手段75と、前記オイルポンプ駆動力補正手段75
で算出した総オイル循環量をオイルポンプに出力させる
オイルポンプ出力制御手段71とを備えた車両用電動機
の冷却制御装置である。
【0041】この車両用電動機の冷却制御装置では車両
の速度とアクセルの操作量から算出される車輪駆動用モ
ータ20駆動力に基づいて算出される必要オイル循環量
と車輪駆動用モータ20のコイル温度に基づいて算出さ
れるコイル冷却用の必要オイル循環量とを加算して総オ
イル循環量を算出し、実測油温に基づいて、前記総オイ
ル循環量を補正出力するようにオイルポンプの駆動力を
補正し、前記総オイル循環量をオイルポンプに出力させ
る。
【0042】(2)図20に示すように図19の車両用
電動機の冷却装置にさらに追加して、車速センサ36の
検出車速に基づいて算出される電動機の構成部材の摩擦
面を冷却するために必要な摩擦面冷却用オイル循環量で
総オイル循環量算出手段の総オイル循環量を補正する摩
擦面冷却用オイル循環量算出手段77と、外気温センサ
64と、車速センサ36と外気温センサ64の検出値に
基づいて算出される放熱量変化により総オイル循環量算
出手段70の総オイル循環量を補正する放熱によるオイ
ル循環量補正手段76とを備えた車両用電動機の冷却制
御装置である。
【0043】上記実施例では、前記(1)の実施例にさ
らに、車速に基づいて算出される電動機の構成部材の摩
擦面を冷却するために必要な摩擦面冷却用オイル循環量
と車速と外気温度の検出値に基づいて算出される放熱量
変化により総オイル循環量を補正することで、より正確
に総オイル循環量決定できる。
【0044】(3)図21に示すように車速センサ36
と、アクセル操作量センサ61と、車速センサ36とア
クセル操作量センサ61の検出値に基づいて車輪駆動用
モータ20の駆動力を算出する車輪駆動用モータ駆動力
算出手段72と、車輪駆動用モータ20のコイル温度セ
ンサ62と、車速と駆動力とコイル温度とに基づき必要
なオイル循環量を予め設定してあるオイル循環量記憶手
段77と、車速センサ36の車速検出値と車輪駆動用モ
ータ駆動力算出手段72の駆動力算出値と前記コイル温
度センサ62のコイル温度検出値により求められるオイ
ル循環量記憶手段77のオイル循環量に基づき必要なオ
イル循環量を算出するオイル循環量算出手段70と、油
温センサ63と、該油温センサ63の検出油温に基づい
て、総オイル循環量算出手段70の算出した総オイル循
環量を補正出力するためのオイルポンプ駆動力補正手段
75と、オイルポンプ駆動力補正手段75で算出した総
オイル循環量をオイルポンプに出力させるオイルポンプ
出力制御手段71とを備えた車両用電動機の冷却制御装
置である。
【0045】上記実施例では、車速と車両用モータ駆動
力とコイル温度とに基づき必要なオイル循環量を予め設
定しておき、そのオイル循環量を出力するように油温に
よる補正をしてオイルポンプを駆動させるつもりであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動機冷却装置の制御ブロック図であ
る。
【図2】本発明による電動機の冷却装置を電動車両のホ
イールモータに適用した一実施例の垂直断面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】図2におけるII−II線に沿う垂直断面図であ
る。
【図5】図2におけるカバー側から見た図である。
【図6】本発明の一実施例のオイルポンプモータ制御メ
インルーチンのフローチャートである。
【図7】前記実施例のオイルポンプモータ制御の各車輪
のトルク決定のサブルーチンのフローチャートである。
【図8】前記実施例の車速とアクセル操作量とで得られ
るトルクマップである。
【図9】前記実施例のオイルポンプのオイル循環量決定
のサブルーチンのフローチャートである。
【図10】トルク指令値に対応したオイル循環量算出マ
ップである。
【図11】コイル温度に対応したオイル循環量算出マッ
プである。
【図12】電動機構成部材の摩擦面の冷却用のオイル循
環量算出マップである。
【図13】電動機ケースよりの放熱量に対応したオイル
循環量算出マップである。
【図14】油温によるオイル循環量に対するオイルポン
プモータ印加電圧の補正値を求めるマップである。
【図15】本発明の他の実施例のオイルポンプモータ制
御フローチャートである。
【図16】前記実施例のオイル循環量算出マップであ
る。
【図17】前記実施例のオイル循環量算出マップであ
る。
【図18】前記実施例のオイルポンプモータの各電圧に
おけるトルクと回転数の関係図である。
【図19】本発明の実施例の電動機冷却装置の制御ブロ
ック図である。
【図20】本発明の実施例の電動機冷却装置の制御ブロ
ック図である。
【図21】本発明の実施例の電動機冷却装置の制御ブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…ケース、16…オイルポンプモータ、18…油溜、
20…車輪駆動用モータ、22…コイル、36…車速セ
ンサ、60…オイルポンプモータ制御装置、61…アク
セル操作量センサ、62…車輪駆動用モータコイル温度
センサ、63…油温センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の回転軸を回転可能に支持し、該回
    転軸および車輪駆動用モータを収納したケースの壁面部
    で冷却しながら前記車輪駆動用モータにオイルを循環供
    給するためのオイル循環路およびオイルポンプを備えた
    車両用電動機の冷却装置において、 車速検出手段と、 アクセル操作量検出手段と、 前記車輪駆動用モータのコイル温度検出手段と、 油温検出手段と、 前記車速検出手段と前記アクセル操作量検出手段と前記
    車輪駆動用モータのコイル温度検出手段と前記油温検出
    手段の各検出値に基づいて、前記車輪駆動用モータのコ
    イル冷却用の必要オイル循環量を算出するオイル循環量
    算出手段と、 前記オイル循環量算出手段の算出オイル量をオイルポン
    プに出力させるオイルポンプ出力制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする車両用電動機の冷却制御装置。
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