JPH05164374A - ダクト用換気扇 - Google Patents

ダクト用換気扇

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Publication number
JPH05164374A
JPH05164374A JP3336894A JP33689491A JPH05164374A JP H05164374 A JPH05164374 A JP H05164374A JP 3336894 A JP3336894 A JP 3336894A JP 33689491 A JP33689491 A JP 33689491A JP H05164374 A JPH05164374 A JP H05164374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
main body
ventilation fan
exhaust port
mounting plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3336894A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Mifune
晃 三船
Ryuichi Tominaga
隆一 富永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3336894A priority Critical patent/JPH05164374A/ja
Publication of JPH05164374A publication Critical patent/JPH05164374A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 換気扇本体1とダクト取付板11とよりなるダ
クト用換気扇であって、ダクト取付板11には係止孔16が
穿孔され、換気扇本体1の側面にはダクト取付板11の係
止孔16に係止する係止爪17が形成され、かつ排気口8に
対向する換気扇本体1の側面を上方に向かうにしたっが
て排気口8側に湾曲させた、あるいはこの側面上端角部
を大きく面取りしたダクト用換気扇。 【効果】 換気扇本体とダクト取付板との係止機構によ
り、両者を一体として容易に取り扱うことができ、換気
扇本体を天井内に挿入する際に、換気扇本体の排気口に
対向する側面の上端角部が邪魔になって挿入し辛いとい
うことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井面に取り付けら
れ、屋外と連通しているダクトと接続することで室内の
空気を入れかえるダクト用換気扇に関するもので、特に
浴室用ユニットバスに装着されるものである。
【0002】
【従来の技術】一般にダクト用換気扇は、天井裏に配設
されたダクトと接続して使用するため換気扇本体の取り
付け作業やメンテナンス作業が容易な構造が望まれてい
る。
【0003】このため従来より、実公昭57−3332
4号公報(F24F 7/10)にみられるような取り
付け工事を簡単にしたダクト用換気扇がある。このよう
なダクト用換気扇を図5にしたがい説明すると、30は換
気扇本体であり、本体ケ−ス31内上部には回転軸に送風
羽を設けた電動機32が配設されている。そして、換気扇
本体30下部に形成された吸気口33の室内側にはグリル34
が装着されており、また、本体ケ−ス31側面には排気口
35が形成されている。36は天井37に設けた開口部であ
り、この開口部36にダクト取付板38を装着している。こ
のダクト取付板38は本体ケ−ス31側面に形成された排気
口35と連通する円錐筒状をしたダクト接続部39を有して
おり、このダクト接続部39には屋外排気口に連通したダ
クト40が接続されている。
【0004】上記構成のダクト用換気扇の天井への装着
は図6のように、まずダクト取付板38を天井37に設けた
開口部36の一縁部にネジで取り付ける。そして排気口35
の形成された本体の一側面をダクト取付板38に摺動させ
るように下方より挿入させる。そして、換気扇本体30の
フランジ部41をネジで天井37に固定することにより換気
扇本体30が装着され、換気扇本体30の排気口35は屋外排
気口に連通したダクト40と接続されることになる。
【0005】しかしながら、上記構成においては浴室用
ユニットバスなどのように工場で大量に製造される製品
に組み込もうとした場合、まずダクト取付板を浴室用ユ
ニットバスの天井などの開口部に固定し、それから本体
を摺動させるように挿入して固定するために、作業工程
が多く、非常に面倒である。また、使用時におけるメン
テナンスのことを考えると、ダクト取付板と換気扇本体
とは分離されている構成が望ましく、またそれぞれが別
々に固定されるためにダクト取付板と換気扇本体との係
止機構もなく、一度にダクト取付板と換気扇本体とを固
定する作業などが厄介である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑み、従来のダクト取付板と換気扇本体とが分離されて
いる構成のダクト用換気扇において、浴室用ユニットバ
スなどのように工場で大量に製造される製品に装着する
場合の取付作業が容易であるダクト用換気扇を提供する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記事情に鑑み
てなされたものであり、天井等に設けられたダクト用換
気扇取付用の開口部にダクト取付板を装着して、該ダク
ト取付板を天井裏に突設し、該ダクト取付板に形成した
ダクト接続部に排気用のダクトを接続すると共に、前記
開口部に換気扇本体を嵌合装着し、該換気扇本体の側面
に設けた排気口を前記ダクト接続部に連通するようした
ダクト用換気扇において、前記ダクト取付板には係止孔
が穿孔され、前記換気扇本体の側面には前記ダクト取付
板の係止孔に係止する係止爪が形成され、かつ前記排気
口に対向する換気扇本体の側面が、上方に向かうにした
っがて、前記排気口側に湾曲したこと、または前記排気
口に対向する換気扇本体の側面の上端角部が大きく面取
りされたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記のように構成されたダクト用換気扇におい
ては、従来のようにメンテナンスを容易にするためにダ
クト取付板と換気扇本体とが分離された構成であるにも
係わらず、換気扇本体とダクト取付板との係止機構によ
り、両者を一体として取り扱うことが容易にでき、さら
には本体ケ−スの排気口に対向する側面が、上方に向か
うにしたがって排気口側に湾曲している、あるいは排気
口に対向する側面の上端角部が大きく面取りされている
ので、換気扇本体を天井内に挿入する際に、換気扇本体
の排気口に対向する側面の上端角部が邪魔になって挿入
し辛いということがなく、作業が容易に行える。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を、図1乃至図4に基づき
詳述する。
【0010】1は本実施例における換気扇本体であり、
本体ケ−ス2内の上部には電動機3が固定されている。
この電動機3の回転軸4には送風羽根5が固定されてお
り、電動送風機を形成している。送風羽根5はケ−シン
グ6で形成された吸気室内に配設され、吸気口7より室
内空気を吸気し、排気口8より室外に排気している。9
は換気扇本体1の下部開口を覆うグリルであり、バネ材
よりなるグリル支持具10で装着されており、補修や換気
扇本体内の掃除の際に容易に取り外すことができる。
【0011】11はダクト取付板であり、天井面に形成さ
れた開口の縁部に固定されており、天井裏に突設されて
いる。そしてこのダクト取付板11には透孔12が穿設され
ており、その周縁にダクト13に接続されるダクト接続部
14が突設されている。このダクト接続部14は円錐筒状を
形成しており、屋外排気口に連通したダクト13の接続を
容易にしている。さらにこのダクト接続部14内には、シ
ャッタ−15が装着されている。このシャッタ−15はアル
ミ材などの薄板で形成され、非常に軽量であるため、電
動送風機の送風羽根5の回転による室内空気の排気気流
により、その風圧で上方に押し上げられ、排気口8が開
口される。また通常使用されてない状態では排気口8を
塞いでおり、外気の室内への逆流を防いでいる。
【0012】ダクト取付板11の下部には図2に示すよう
に、係止孔16が穿孔されており、またこの係止孔16に対
応する本体ケ−ス2の側面下部には係止爪17が形成され
ている。係止爪17は係止片18上に突設されているが、こ
の係止片18は2本の切欠き19、19により形成され、弾性
を有している。また係止爪17は上方に向って傾斜してい
るために、換気扇本体1のダクト取付板11への挿着の際
には係止片18が押されながら挿入され、完全に挿入され
た状態で係止爪17と係止孔16が完全に係合して取付けが
完了する。この状態では係止爪17と係止孔16の係合によ
り換気扇本体1とダクト取付板11が一体として取り扱
え、容易に換気扇本体1がダクト取付板11から抜け落ち
ることはもない。またダクト取付板11から換気扇本体1
を取外す際には、係止片18を換気扇本体1の内側へ変形
させることによって、係止爪17と係止孔16の係合を解除
して取外すことができる。
【0013】次に図3に従い取付方法を説明すると、換
気扇本体1とダクト取付板11は係止爪17と係止孔16の係
合により一体化しておき、まず天井21に設けた取付用の
開口22にダクト接続部14から挿入する。そしてダクト接
続部14がほぼ挿入できた状態で、換気扇本体1を回転さ
せるようにして挿入する。ここで本体ケ−ス2の排気口
8に対向する側面20は上方に向かうにしたっがて、排気
口8側に湾曲した形状となっているため、本体ケ−ス2
の排気口8に対向する側面20の上端角部が邪魔になって
挿入し辛いということがない。また本実施例において
は、本体ケ−ス2の排気口8に対向する側面20が上方に
向かうにしたっがて、排気口8側に湾曲しているが、上
端角部が大きく面取りされた状態になっていても勿論よ
い。そして換気扇本体1のフランジ23をネジで天井21に
固定することによって、取付が完了する。
【0014】本発明は、上述の如く換気扇本体1とダク
ト取付板11とを一体で天井21に取付ける場合に、両者を
一体としてより組み込み易い構成、及び形状としたもの
である。しかしながら、換気扇本体1とダクト取付板11
とは着脱自在の構成となっており、従来通りの取付け方
法も勿論可能であるし、メンテナンスの際も図4のごと
く、換気扇本体1をダクト取付板11に上下方向に摺動さ
せることにより、簡単に着脱ができるものである。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上述べたように、換気扇本体
とダクト取付板との係止機構により、両者を一体として
容易に取り扱うことができ、さらに本体ケ−スの排気口
に対向する側面は上方に向かうにしたがって排気口側に
湾曲しているので、あるいは排気口に対向する側面の上
端角部が大きく面取りされた状態となっているので、換
気扇本体を天井内に挿入する際に、換気扇本体の排気口
に対向する側面の上端角部が邪魔になって挿入し辛いと
いうことがなく、工場などでの量産性のあるユニットバ
スなどへの取付作業が簡素化され、作業性の向上を図れ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施例の側面断面図である。
【図2】同実施例の斜視図である。
【図3】同実施例の取付過程を示す一部断面側面図であ
る。
【図4】同実施例のメンテナンス時の着脱状態を示す一
部断面側面図である。
【図5】本発明の従来例の側面断面図である。
【図6】同従来例の取付過程を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 換気扇本体 11 ダクト取付板 13 ダクト 14 ダクト接続部 16 係止孔 17 係止爪 18 係止片 20 側面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井等に設けられたダクト用換気扇取付
    用の開口部にダクト取付板を装着して、該ダクト取付板
    を天井裏に突設し、該ダクト取付板に形成したダクト接
    続部に排気用のダクトを接続すると共に、前記開口部に
    換気扇本体を嵌合装着し、該換気扇本体の側面に設けた
    排気口を前記ダクト接続部に連通するようしたダクト用
    換気扇において、前記ダクト取付板には係止孔が穿孔さ
    れ、前記換気扇本体の側面には前記ダクト取付板の係止
    孔に係止する係止爪が形成され、かつ前記排気口に対向
    する換気扇本体の側面は、上方に向かうにしたっがて、
    前記排気口側に湾曲したことを特徴とするダクト用換気
    扇。
  2. 【請求項2】 前記排気口に対向する換気扇本体の側面
    は、上端角部が大きく面取りされたことを特徴とする請
    求項1に記載のダクト用換気扇。
JP3336894A 1991-12-19 1991-12-19 ダクト用換気扇 Pending JPH05164374A (ja)

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