JP2011179741A - 天井埋込形換気扇 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室に取り付けられた天井埋込形換気扇のダクト以外の部分で発生した結露水の発生を抑え、入浴中のユーザーに結露水が降りかかることを防止できることを目的とする。
【解決手段】天井裏に挿入して取り付けられ、下面に室内側2に臨む開口3を有する箱状のフレーム4と、下面に吸込口5を有し側面に吐出口6を有したスクロール状のケーシング7と、ケーシング7内に配設される遠心送風羽根8と、開口3を前記室内側2から覆って着脱自在に装着される化粧パネル9を備え、ケーシング7には、吸込口5を形成するオリフィス12とを備え、オリフィス12とケーシング7とフレーム4とが同一部品で形成したことにより、部品と部品の継ぎ目がなくなり、継ぎ目の隙間から結露水が流れ出ることを防ぐこととなるので、入浴中のユーザーに結露水が降りかかることを防止できる天井埋込形換気扇を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に浴室の天井面や側面に取り付けられ、屋外と本体とをダクトによって連通し、浴室内の空気を換気する天井埋込形換気扇に関する。
従来、この種の天井埋込形換気扇の一例として、特許文献1に記載されたものが知られている。
以下、その天井埋込形換気扇について、図11を参照しながら説明する。
図11に示す通り、この換気扇本体101における本体ケース102の内部上方には電動機103が固定されている。電動機103の回転軸104には送風羽根105が固定され、電動送風機を形成している。前記の送風羽根105は、ケーシング106の外縁側立設部にて形成された吸気室内に配設されたものであり、その下方に位置するオリフィス形状をした吸気口107から室内空気を吸気し、側方に位置する排気口108から室外へと排気する。また、前記送風羽根105の下方は、前記の吸気口107が形成された上記ケーシング106の底部106aによって覆われている。そして、ケーシング106と換気扇本体101とは別部品によって構成されている。
特許第2826247号公報
このような従来の天井埋込形換気扇では、浴室に取り付けられた天井埋込形換気扇のケーシング106内部で発生した結露水はダクト109より排出されるが、ケーシング106と換気扇本体101とが別部品であるため、継ぎ目110から結露水が漏れことがあり、漏れた結露水は浴室内に滴下してしまい、入浴中のユーザーに降りかかるという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、浴室に取り付けられた天井埋込形換気扇の継ぎ目からの結露水の漏れの発生を防ぎ、更に、換気扇本体内部に発生する結露水自体の量を抑え、入浴中のユーザーに結露水が降りかかることを防止することができる天井埋込形換気扇を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、天井裏に挿入して取り付けられ、下面に室内側に臨む開口を有する箱状のフレームと、前記フレーム内に、下面に吸込口を有し側面に吐出口を有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記開口を前記室内側から覆って着脱自在に装着される化粧パネルと、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機を前記フレームの天面に備え、前記ケーシングには、前記吸込口を形成するオリフィスとを備え、前記オリフィスと前記ケーシングと前記フレームとが同一部品で形成し前記天面を鋼板で形成したものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、天井裏に挿入して取り付けられ、下面に室内側に臨む開口を有する箱状のフレームと、前記フレーム内に、下面に吸込口を有し側面に吐出口を有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記開口を前記室内側から覆って着脱自在に装着される化粧パネルと、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機を前記フレームの天面に備え、前記ケーシングには、前記吸込口を形成するオリフィスとを備え、前記オリフィスと前記ケーシングと前記フレームとが同一部品で形成し前記天面を鋼板で形成したという構成にしたことにより、浴室に取り付けられた天井埋込形換気扇のケーシング内で発生した結露水が部品の継ぎ目部分から漏れることを抑え、入浴中のユーザーに結露水が降りかかることを防止できるという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の天井埋込形換気扇の取付状態を示す断面図 同天井埋込形換気扇の部品構成を示す分解斜視図 同天井埋込形換気扇のアダプタ部の接合部を示す図((a)底面図、(b)側面図) 同天井埋込形換気扇の化粧パネルの形状を示す図((a)正面図、(b)側面図) 同天井埋込形換気扇の天井に取付ける状態を示す断面図 本発明の実施の形態2の天井埋込形換気扇を示す斜視図 同天井埋込形換気扇の空気層の位置を示す図((a)上面図、(b)側面図) 同天井埋込形換気扇のカバーとオリフィスの位置関係を示す断面図 本発明の実施の形態3の天井埋込形換気扇の化粧パネルを示す図((a)正面図、(b)側面図) 本発明の実施の形態4の天井埋込形換気扇吸湿材の貼り付け位置を示す断面図 従来の浴室に取付けられる天井埋込形換気扇を示す断面図
本発明の請求項1記載の天井埋込形換気扇は、天井裏に挿入して取り付けられ、下面に室内側に臨む開口を有する箱状のフレームと、前記フレーム内に、下面に吸込口を有し側面に吐出口を有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記開口を前記室内側から覆って着脱自在に装着される化粧パネルと、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機を前記フレームの天面に備え、前記ケーシングには、前記吸込口を形成するオリフィスとを備え、前記オリフィスと前記ケーシングと前記フレームとが同一部品で形成し前記天面を鋼板で形成したという構成を有する。これにより、ケーシングやオリフィスやフレームの部品と部品の継ぎ目がなくなり、継ぎ目の隙間から結露水が流れ出ることを防ぐこととなるので、入浴中のユーザーに結露水が降りかかることを防止できるという効果を奏する。
また、吐出口を有する着脱可能なアダプタ部を設け、前記アダプタ部とフレームとの接合部分にそれぞれ対応する凸凹形状を有し、前記アダプタ部と前記フレームとの接合手段を、前記アダプタ部側に設ける爪形状部によって上下にスライドさせ前記アダプタ部と前記フレームとを取り外し可能とした構成にしてもよい。これにより、アダプタ部とフレームとの接合が迷路構造になるので、フレーム外からの冷気をフレーム内に侵入することを防ぎ、結果結露水の発生を防ぐこととなるので、結露水の発生量を少なくすることができるという効果を奏する。
また、天面の下部に樹脂の板を設け、樹脂の前記板には電動機の外郭の大きさよりも少し大きい穴を設け、前記穴を貫通させて前記電動機を前記天面に固定したという構成にしてもよい。これにより、樹脂の板により冷気がフレーム内に伝導すること防ぎ、また、フレーム内の湿気が温度の低い板金に直接触れることを防ぎフレーム内の天面から発生する結露水を削減することとなるので、フレームの天面からの結露水の発生量を少なくすることができるという効果を奏する。
また、フレームの外郭には、開口部を有した空気層を介して樹脂で形成した壁で覆い、前記開口部には別部品で前記空気層を密閉空間としたという構成にしてもよい。これにより、空気層による断熱構造により、フレーム内面の壁部と空気の温度差を少なくすることとなるので、フレームの周囲の結露水の発生量を少なくすることができるという効果を奏する。
また、開口に、オリフィスに重ならないカバーを設けて覆うという構成にしてもよい。これにより、湿気を含んだ空気の流れを限定し、発生面積の低減することとなるので、開口からオリフィスの吸込口にかけて結露水の発生量を少なくすることができるという効果を奏する。
また、カバーを、オリフィスのベルマウス開口にかけて最短距離で結んだ面で形成したという構成にしてもよい。これにより、湿気を含んだ空気の流れを限定し結露水の発生面積を減らし、かつ、風量の圧力損失を極力抑えることとなるので、開口からオリフィスの吸込口にかけて結露水の発生量を少なくすることができ、かつ、圧力損失を抑え騒音の増加を防ぐことができるという効果を奏する。
また、開口からオリフィスのベルマウス開口にかけて、前記オリフィスとほぼ同じ開口面積の開口形状を有した第2のオリフィスを設け、前記第2のオリフィスの前記開口形状以外は前記開口を塞ぎ、前記オリフィスのベルマウスと第2のオリフィスとの隙間を少し空けたという構成にしてもよい。これにより、湿気を含んだ空気の流れを限定し結露水の発生面積を減らし、オリフィスと第2のオリフィスの隙間で消音することとなるので、開口からオリフィスの吸込口にかけて結露水の発生量を少なくするこができ、かつ、消音効果によって低騒音することができるという効果を奏する。
また、電動機の運転を制御する電装部を、天面の上部に設けたという構成にしてもよい。これにより、電源接続部を本体内部に設けず、天井裏空間に設けることで、浴室天井裏から引き込まれる電源の接続を本体に電源挿入口を設け、湿気の多い室内側に引き込むことなく天井裏で簡潔することができ、冷気の侵入を防ぎ安全性の向上させることとなるので、冷気の侵入を防ぐことで結露水の発生を削減し、かつ、安全性を高めることができるという効果を奏する。
また、化粧パネルの形状が、天井面と平行となるフラットな横格子の形状としたという構成にしてもよい。これにより、化粧パネルに付着したしずく重力により最下点に集中することがなくなり、しずくが成長しないでルーバーに保持させることとなるので、別部材を用いず、入浴中のユーザーに結露水が降りかかることを防止できるという効果を奏する。
また、遠心送風羽根の主板が、電動機を下面からみて完全に覆うという構成にしてもよい。これにより、遠心送風羽根によって電動機を覆うことで、電動機表面に湿気の接触のリスクを減らし、錆および結露水の発生を防ぐこととなるので、別部材を用いず、入浴中のユーザーに結露水が降りかかることを防止できるという効果を奏する。
また、側面の吐出口に対向するフレームの側面は、上方に向かうに従って、前記側面の前記吐出口側に傾いているという構成にしてもよい。これにより、アダプタ部分を外さなくても天井への取付をすることとなるので、施工性を向上させることができるという効果を奏する。
また、遠心送風羽根の主板が、天井面側に設けたという構成にしてもよい。これにより、ケーシングの天面側をカットしても、遠心送風羽根の性能に影響を及ぼしにくいこととなるので、施工性を向上させ、かつ、性能を低下させて騒音を増大させないという効果を奏する。
また、遠心送風羽根の表面に、汚れを防止するコーティングを設けたという構成にしてもよい。これにより、遠心送風羽根のお手入れをしなくとも埃が遠心送風羽根に付着することなく、埃が付着することで風量が低下し回転数が増加することを防ぐこととなるので、お手入れの手間をなくし、圧力損失により騒音の増大を防ぐことができるという効果を奏する。
また、フレームの内側面に、吸湿材を貼り付けたという構成にしてもよい。これにより、吸湿材で結露水を吸収し、結露水の滴下を防ぐこととなるので、別部材を用いず、入浴中のユーザーに結露水が降りかかることを防止できるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1から図5に示すように、天井裏に挿入して天井面1に取り付けられ、下面に室内側2に臨む開口3を有する箱状のフレーム4と、前記フレーム4内に、下面に吸込口5を有し側面に吐出口6Aを有したスクロール状のケーシング7と、前記ケーシング7内に配設される遠心送風羽根8と、前記開口3を前記室内側2から覆って着脱自在に装着される中央部が湾曲し吐出した化粧パネル9と、前記遠心送風羽根8を回転駆動する電動機10を前記フレーム4の天面11に備え、前記ケーシング7には、前記吸込口5を形成するオリフィス12とを備え、前記オリフィス12と前記ケーシング7と前記フレーム4とが同一部品で形成し前記天面11を鋼板で形成されており、天面11の下部に樹脂の板13を設け、樹脂の前記板13には電動機10の外郭の大きさよりも少し大きい穴14を設け、前記穴14を貫通させて前記電動機10を前記天面11にねじによって固定されており、ケーシング7側から電動機10を見た場合、電動機10を固定するねじも天面11も、前記樹脂の板13によって完全に隠れる構成となっている。
また、吐出口6Bを有する着脱可能なアダプタ部15を設け、前記アダプタ部15とフレーム4との接合部分16にそれぞれ対応する凸凹形状17を有し、フレーム4側の凸凹形状17aとアダプタ部15側の凸凹形状17bとがそれぞれ嵌り合うようになっており、前記アダプタ部15と前記フレーム4との接合手段を、前記アダプタ部15側に設ける爪形状部18によって上下にスライドさせ前記アダプタ部15と前記フレーム4とを取り外し可能とした構成となっている。
また、電動機10の運転を制御する電装部19を、天面11の上部に設けており、フレーム4内部の空間と全く分け隔てた状態になっており、天面11の上部の天井裏空間22で全ての電気工事が完結する構成となっている。
また、遠心送風羽根8の主板20が、電動機10を下面からみて完全に覆っており、下側から見て電動機10が全く見えない状態になっており、遠心送風羽根8の主板20は天井面1側に寄った状態になっている構成となっている。また、遠心送風羽根8に埃などの汚れが付着しにくいコーティングもしくは、帯電防止材のような、静電気による埃の付着のリスクを減らす材料を混ぜて成形している。
また、側面の吐出口6に対向するフレーム4の側面21は、上方に向かうに従って、前記側面21の前記吐出口6側に傾いており、その上部にある樹脂の板13もその傾きに沿うように傾いており、前記板13によってケーシング7の一部を形成している。
上記構成により、ケーシング7やオリフィス12やフレーム4の部品と部品の継ぎ目がなくなり、継ぎ目の隙間から結露水が流れ出ることを防ぎ、アダプタ部15とフレーム4との接合が迷路構造になるので、フレーム4外からの冷気をフレーム4内に侵入することを防ぎ、その結果、冷気による結露水の発生も防ぐ。また、フレーム4内上側では樹脂の板13により冷気がフレーム4内に伝導すること防ぎ、更に、フレーム4内の湿気が温度の低い板金でできている天面11に直接触れることを防ぎフレーム4内の天面11から発生する結露水を削減する。また、天面11を板金にしているため、電動機10から発生する熱が放熱され、電動機10自体の温度を下げることができる。また、電装部19をフレーム4内部に設けず、天井裏空間22に設けることで、浴室天井裏から引き込まれる電源の接続をフレーム4に電源挿入口を設け、湿気の多い室内側2に引き込むことなく天井裏空間22で完結することができ、冷気の侵入を防ぎ安全性を向上させる。また、遠心送風羽根8の主板20によって電動機10を覆うことで、電動機10表面に湿気の接触のリスクを減らし、錆および結露水の発生を防ぐ。そして、ケーシング7の天面11側をカットしても、遠心送風羽根8の主板20が天面11側に寄っており、カットした側にあるため、もともと羽根としての効率が悪い部分の体積がカットされていることとなり、性能に影響を及ぼしにくく、カットした形状により、図5に示すようにアダプタ部15を外さなくても天井面1への取付をすることが可能となる。また、遠心送風羽根8には埃が付着しにくく、埃が付着することによる羽根の仕事の効率が低下したり、回転数が増加することを防ぐ。
このように本発明の実施の形態1の天井埋込形換気扇によれば、浴室に取り付けられた天井埋込形換気扇のケーシング7内で発生した結露水の漏れを抑え、フレーム4内部で発生する結露水の量を少なくすることができ、別部材を用いず、入浴中のユーザーに結露水が降りかかることを防止できることとなる。また、電装部19に浴室内の湿気を寄せ付けることなく、電動機10の温度上昇も緩和することで製品の安全性を高めることができることとなる。また、部品を取り外すことなく直接、天井面1に取り付けることができるため、施工性を向上させ、かつ、性能を低下させて騒音を増大させないこととなり、ユーザーにお手入れの手間をなくすことができることとなる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、図6から図8に示すように、上記実施の形態1に対し、フレーム4の外郭には、開口部23を有した空気層24を介して樹脂で形成した壁で覆い、前記開口部23には別部品25で前記空気層24を密閉空間とし、開口3に、オリフィス12に重ならないカバー26を設けて覆い、カバー26を、オリフィス12のベルマウス開口27にかけて最短距離で結んだ面で形成しており、開口3からオリフィス12のベルマウス開口27にかけて、前記オリフィス12とほぼ同じ開口面積の開口形状28を有した第2のオリフィス29を設け、前記第2のオリフィス29の前記開口形状28以外は前記開口3を塞ぎ、前記オリフィス12のベルマウス開口27と第2のオリフィス29との隙間を少し空けた構成とした点が相違する。
上記構成により、カバー26によって湿気を含んだ空気の流れを限定し、発生面積を低減し、空気抵抗が少ないため圧力損失を増大させることがなく、前記オリフィス12のベルマウス開口27と第2のオリフィス29との隙間によりサイレンサーの役割をし送風騒音を消音する。
このように本発明の実施の形態2の天井埋込形換気扇によれば、フレームの周囲の結露水の発生量を少なくすることができ、かつ、圧力損失を抑え騒音の増加を防ぐことができ、更に消音効果を得ることができることとなる。
(実施の形態3)
図9に示すように、上記実施の形態1および2に対し、化粧パネル9Aの形状が、天井面と平行となるフラットな横格子の形状とした構成とした点が相違する。
上記構成により、化粧パネル9Aに付着したしずく重力により最下点に集中することがなくなり、しずくが成長しないでルーバーに保持させる。また、化粧パネル9A内部にも結露水がたまるが、フラットな形状であるため、より化粧パネル9A内部に結露水を保水できる。
このように本発明の実施の形態3の天井埋込形換気扇によれば、別部材を用いず、入浴中のユーザーに結露水が降りかかることを防止できることとなる。
(実施の形態4)
図10に示すように、上記実施の形態1に対し、フレーム4の内側面に、吸湿材30を貼り付けた構成とした点のみ相違する。
上記構成により、吸湿材30で結露水を吸収し、結露水の滴下を防ぐ。
このように本発明の実施の形態4の天井埋込形換気扇によれば、別部材を用いず、入浴中のユーザーに結露水が降りかかることを防止できることとなる。
本発明にかかる天井埋込換気扇は、結露水の滴下を減少させることを可能とするものであるので、浴室に使用される、天井に埋め込んだスクロール形状と遠心送風羽根を有する換気扇等としても有用である。
1 天井面
2 室内側
3 開口
4 フレーム
5 吸込口
6 吐出口
6A 吐出口
6B 吐出口
7 ケーシング
8 遠心送風羽根
9 化粧パネル
9A 化粧パネル
10 電動機
11 天面
12 オリフィス
13 板
14 穴
15 アダプタ部
16 接合部分
17 凸凹形状
18 爪形状部
19 電装部
20 主板
21 側面
22 天井裏空間
23 開口部
24 空気層
25 別部品
26 カバー
27 ベルマウス開口
28 開口形状
29 第2のオリフィス
30 吸湿材

Claims (14)

  1. 天井裏に挿入して取り付けられ、下面に室内側に臨む開口を有する箱状のフレームと、前記フレーム内に、下面に吸込口を有し側面に吐出口を有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記開口を前記室内側から覆って着脱自在に装着される化粧パネルと、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機を前記フレームの天面に備え、前記ケーシングには、前記吸込口を形成するオリフィスとを備え、前記オリフィスと前記ケーシングと前記フレームとが同一部品で形成し前記天面を鋼板で形成したことを特徴とする天井埋込形換気扇。
  2. 吐出口を有する着脱可能なアダプタ部を設け、前記アダプタ部とフレームとの接合部分にそれぞれ対応する凸凹形状を有し、前記アダプタ部と前記フレームとの接合手段を、前記アダプタ部側に設ける爪形状部によって上下にスライドさせ前記アダプタ部と前記フレームとを取り外し可能としたことを特徴とする請求項1に記載の天井埋込形換気扇。
  3. 天面の下部に樹脂の板を設け、樹脂の前記板には電動機の外郭の大きさよりも少し大きい穴を設け、前記穴を貫通させて前記電動機を前記天面に固定したことを特徴とする請求項1または2に記載の天井埋込形換気扇。
  4. フレームの外郭には、開口部を有した空気層を介して樹脂で形成した壁で覆い、前記開口部には別部品で前記空気層を密閉空間としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の天井埋込形換気扇。
  5. 開口に、オリフィスに重ならないカバーを設けて覆うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の天井埋込形換気扇。
  6. カバーを、オリフィスのベルマウス開口にかけて最短距離で結んだ面で形成したことを特徴とする請求項5に記載の天井埋込形換気扇。
  7. 開口からオリフィスのベルマウス開口にかけて、前記オリフィスとほぼ同じ開口面積の開口形状を有した第2のオリフィスを設け、前記第2のオリフィスの前記開口形状以外は前記開口を塞ぎ、前記オリフィスのベルマウスと第2のオリフィスとの隙間を少し空けたことを特徴とする請求項5に記載の天井埋込形換気扇。
  8. 電動機の運転を制御する電装部を、天面の上部に設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の天井埋込形換気扇。
  9. 化粧パネルの形状が、天井面と平行となるフラットな横格子の形状としたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の天井埋込形換気扇。
  10. 遠心送風羽根の主板が、電動機を下面からみて完全に覆うことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の天井埋込形換気扇。
  11. 側面の吐出口に対向するフレームの側面は、上方に向かうに従って、前記側面の前記吐出口側に傾いていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の天井埋込形換気扇。
  12. 遠心送風羽根の主板が、天井面側に設けたことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の天井埋込形換気扇。
  13. 遠心送風羽根の表面に、汚れを防止するコーティングを設けたことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の天井埋込形換気扇。
  14. フレームの内側面に、吸湿材を貼り付けたことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の天井埋込形換気扇。
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