JP5003099B2 - 送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ファンを回転させるためのモータが設置されたファンケース基部と、ファンを内包するようにしてファンケース基部に載置されるファンケース本体部とを有する送風装置に関する。
一般的な浴室には、浴室の換気を行うための浴室空調装置(送風装置)が設けられている。近年では、単に浴室の換気を行うだけでなく、建物内の換気機能を確保するために浴室空調装置が用いられている。
浴室空調装置は、本体ケースと、浴室内の空気を吸入するためのシロッコファン(多翼ファン)と、シロッコファンを回転させるためのファンモータと、ファンモータが設置されるファンケース基部と、モータに軸支されたシロッコファンを内包するようにしてファンケース基部に載置されるファンケース本体部とを備えている。
シロッコファンは、周縁部に複数の翼が配設された円盤状の回転ファンである。シロッコファンは、ファンケース本体部とファンケース基部とにより形成されるファンケースの内部に回転自在に設置される。シロッコファンが回転することによって、ファンケース本体部に形成された吸入開口を介して空気がファンケース内に吸入される構造となっている。
シロッコファンを使用した浴室空調装置は、その構造から設備の厚み(高さ)を低くすることができるため、装置本体をコンパクトに設計することが容易である。このため、シロッコファンを用いた送風装置は、設置スペースが限られる浴室天井等に設置し易いという特徴を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−340407号公報(第4−6頁、第1図)
しかしながら、上述したように、シロッコファンを収納するファンケースは、ファンケース本体部とファンケース基部との2つの部材によって形成されており、ファンケース本体部の端部をファンケース基部に当接させて固定させることによって構成されている。このため、ファンケース本体部およびファンケース基部の成型時の僅かな歪みや、温度変化・経時変化等に伴って当接部にズレが生ずる場合には、ファン本体ケースとファン基部ケースとの当接部の密着性が損なわれるおそれがある。
特に、ファンケース基部に対してシロッコファンを回転させるためのファンモータが設置されるため、ファンモータの重さでファンケース基部が僅かに撓んでしまって、ファン本体ケースとファン基部ケースとの当接部に隙間が生じてしまうおそれがあった。
このように、ファンケース本体部とファンケース基部との当接部の密着性が損なわれ、ファンケース本体部とファンケース基部との当接部に隙間が生じると、その隙間から空気が漏れて笛吹音や風切り音等の騒音が発生するおそれがあるという問題があった。
また、隙間が生じていない場合であっても、シロッコファンの回転に伴って生ずる空気の脈動やファンモータの駆動等によってファンケース本体部又はファンケース基部に振動が発生してしまい、この振動がファンケース本体部とファンケース基部との当接部を介してファンケース全体へと伝わってケース全体で振動音等の騒音が発生するおそれがあるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ファンケース本体部とファンケース基部との当接部における隙間の発生および振動の伝達を防止して、ファンケースにおける騒音を抑制することが可能な送風装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る送風装置は、ファンを回転させるためのファンモータが設置されたファンケース基部と、前記ファンモータの上方に設置される前記ファンを内包するようにして前記ファンケース基部に載置されるファンケース本体部とを有し、前記ファンケース本体部は、前記ファンケース基部との当接部に弾性部材が介在された状態で前記ファンケース基部に取り付けられることを特徴とする。
また、前記ファンケース本体は、当該ファンケース本体部と前記ファンケース基部とを収納する本体ケースの上面に垂設されるものであってもよい。
さらに、前記ファンケース基部に、下方に設置される他のファンを回転させるための第2ファンモータが設けられ、一方のファンにより室内の空気が吸い込まれて室内への吹き出しが行われ、他方のファンにより屋内の空気が吸い込まれて室外への排出が行われるものであってもよい。
本発明に係る送風装置によれば、ファンモータが設置されたファンケース基部に対し、前記ファンケース基部との当接部に弾性部材が介在された状態でファンケース本体部がファンケース基部に取り付けられるので、例えば、ファンケース基部に設けられたファンモータの重み等によってファンケース基部が撓んでしまったり、経時変化や温度変形等によってファンケース基部が僅かに歪んでしまっても、ファンケース本体部とファンケース基部と当接部に設けられる弾性部材がファンケース本体部とファンケース基部との隙間を塞ぐようにして拡縮し、当接部からの空気の流出を防止することができる。このため、ファンケース基部とファンケース本体部とにより形成される空間(導通路)を通過する空気が当接部の隙間から外部に漏れだしてしまって、笛吹音や風切り音等の騒音が発生することを防止することができる。
特に、前記ファンケース本体が本体ケースの上面に垂設される場合には、ファンモータの重み等によってファンケース基部が撓んでしまうと、ファンケース本体部とファンケース基部との当接部に隙間が生じ易くなる。このため、ファンケース本体部と前記ファンケース基部との当接部に弾性部材を介在させることによって、より効果的に隙間の発生を抑制することができ、風切り音等の騒音の発生を防止することが可能となる。
また、ファンケース基部に対してファンモータだけでなく第2ファンモータも設置される場合には、2つのファンモータの重みによってファンケース基部が撓み易くなる。このため、ファンケース本体部と前記ファンケース基部との当接部に弾性部材を介在させることによって、より効果的に隙間の発生を抑制することができ、風切り音等の騒音の発生を防止することが可能となる。
さらに、弾性部材は緩衝材としての役割をも果たすことができるため、ファンの回転に伴って生じ得る気流の脈動等の振動が、ファンケース本体部から当接部を介してファンケース基部へと伝達されることを弾性部材で防止することができる。また、ファンモータの駆動に伴う振動がファンケース基部から当接部を介してファンケース本体部へと伝達されることを弾性部材で防止することができる。このため、ファンやファンモータ等により生じた振動が、当接部を介してファンケース全体へと伝わってしまうことを防止することができ、送風装置全体の静音化を図ることが可能となる。
以下、本発明に係る送風装置を備えた浴室空調装置を、図面を用いて詳細に説明を行う。
図1は、浴室空調装置を示す分解斜視図であり、図2は、図1に示す浴室空調装置のA−A断面を示している。
浴室空調装置1は、本体ケース2と、送風ユニット3と、回路基板部4と、フロントパネル5とを有している。
本体ケース2は、所定の高さを有する箱体であり、不燃性の部材、例えば製造性・コスト等を考慮して鉄等の金属によって構成されている。また、本体ケース2の底面は開放されており、開放された底面開口周縁にはフランジ2aが形成されている。このフランジ2aには、フロントパネル5を下方より着脱自在に装着することが可能となっている。なお、本体ケース2は、図3に示すように、上部の箱体部2bと下部のフランジ2a部分とを分離することが可能となっている。
また、本体ケース2の一側面には、他室内の空気を吸入するための他室吸込口2cが形成されており、また、本体ケース2の他側面には、送風ユニット3により吸入された空気を浴室空調装置1の外部へ排気するための排気口2dが形成されている。
回路基板部4は、本体ケースの上端部に設置されている。回路基板部4の内部には、浴室空調装置1の制御を行うための制御部60(図8(b)参照)を備えた回路基板等が収納されている。
送風ユニット3は、図2〜図4に示すように、換気ファンケース(ファンケース本体部)10と、循環ファンケース(ファンケース基部)11と、循環案内部12と、ファンカバー13と、換気ファンユニット14と、循環ファンユニット15とを有している。
換気ファンケース10は、底面が開放された略円筒形状のケースであって、側壁部に本体ケースの排気口2dへ連通する側部開口10aが形成されている。また、換気ファンケース10は、換気シロッコファン14aを収納するために、換気シロッコファン14aよりも拡径を呈している。換気ファンケース10は、本体ケース2の上端部において天井面より一定の空間距離Lを確保するようにして垂設されており、また、換気ファンケース10の底面開口周縁部10bには、発泡ゴム(例えば、EPDM(Ethylene Propylene Diene Methylene Linkage):エチレン−プロピレン−ジエンゴム)16が取り付けられている。
循環ファンケース11は、換気ファンケース10に対応する筒幅を有する略円筒状のケースであり、換気ファンケース10と同様に底面が開放されている。循環ファンケース11の側部には、循環案内部12に連通する側部開口11a(図6参照)が形成されている。なお、円柱状をなす循環ファンケース11は、循環シロッコファン15aを収納するために、循環シロッコファン15aよりも拡径を呈している。また、循環ファンケース11の天井面上側には、換気ファンユニット14用の整流部材が形成される第1床板部17aと、次述する導通路10eの一部を形成する第2床板部17bとが張り合わされている。
循環案内部12は、循環ファンケース11内に導入された空気を浴室内へと導くための案内部である。循環案内部12は、図2に示すように、一端が循環ファンケース11の側部開口11aに接続され、他端が次述するファンカバー13の端部に形成される吹出口13aに接続される筒状部材であり、図6に示すように、循環ファンケース11の側部開口11a側の筒内幅に比べて吹出口13a側の筒内幅の方が幅広となっている。
また、循環案内部12の内部には、ヒータ18が設けられている。本実施例においては、ヒータ18として、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータが用いられている。ただし、ヒータ18はPTCヒータに限定されるものではなく、カーボンヒータ等の他の加熱手段を用いてもよい。
換気ファンユニット14は、主板14bの周縁部に多数の翼14cが設けられる換気シロッコファン(ファン)14aと、換気シロッコファン14aを回転駆動する換気ファンモータ(ファンモータ)14dとを備えている。換気ファンモータ14dは、循環ファンケース11の天井面上側に固定されており、換気シロッコファン14aは、上方に向けて立設された換気ファンモータ14dの回転軸14eに固定される。
換気ファンケース10は、換気ファンユニット14を内包するようにして循環ファンケース11の天井面に載置される。換気ファンケース10の底面開口周縁部10bには発泡ゴム16が設けられているので、この発泡ゴム16を介して換気ファンケース10が循環ファンケース11に固定される。このため、発泡ゴム16によって、換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接部における間隙の発生を防止することが可能となっている。
換気シロッコファン14aは、図5に示すように、換気ファンケース10の円形状空間部10cにおいて舌状部10d寄りに偏芯した状態に配設されている。換気シロッコファン14aが設置された換気ファンケース10では、換気シロッコファン14aに対向する換気ファンケース10の内壁面によって、舌状部10d付近を起点とし側部開口10aを出口(ファン出口)とする環状の導通路10eが形成される。
なお、換気シロッコファン14aが換気ファンケース10に対して偏芯した状態で設置されるため、導通路10eは起点から側部開口10aに進むに従って通路幅が次第に拡幅された状態となる。また、換気ファンケース10の上面には、図2、図3に示すように、換気シロッコファン14aの主板14bを回転軸14e方向から臨むようにして換気用吸込口10fが形成されている。
導通路10eを形成する循環ファンケース11の天井面上側には、前述した第1床板部17aに形成される整流部材が設けられている。この整流部材は、導通路10eを通過する空気の整流を行うためのものであり、換気シロッコファン14a寄りの位置に設けられる第1換気整流部材19aと、第1換気整流部材19aの上流側に位置する第2換気整流部材19bとにより構成されている。
循環ファンユニット15は、主板15bの周縁部に多数の翼15cが設けられる循環シロッコファン(他のファン)15aと、循環シロッコファン15aを回転駆動する循環ファンモータ(第2ファンモータ)15dとを備えている。循環ファンモータ15dは、循環ファンケース11の天井面下側に固定されており、循環シロッコファン15aは、下方に向けて垂設された循環ファンモータ15dの回転軸15eに固定されている。
円筒状をなす循環ファンケース11は、循環シロッコファン15aよりも拡径を呈しているので、循環ファンケース11の天井面下側に循環ファンモータ15dが固定されることによって、循環ファンユニット15が循環ファンケース11に内設される。
循環シロッコファン15aは、図6に示すように、循環ファンケース11の円形状空間部11cにおいて、舌状部11d寄りに偏芯した状態に配設される。循環シロッコファン15aが設置された循環ファンケース11では、循環シロッコファン15aに対向する循環ファンケース11の内面によって、舌状部11dを起点とし側部開口11aを出口とする環状の導通路11eが形成される。
なお、循環シロッコファン15aが循環ファンケース11に対して偏芯した状態で設置されるため、導通路11eは、起点となる舌状部11d付近から側部開口11aに進むに従って通路幅が次第に拡幅された状態となる。
また、循環ファンケース11の天井面下側には、図6に示すように、導通路11eを通過する空気の整流を行うために第1循環整流部材20aが、循環シロッコファン15a寄りの位置に設けられており、さらに、第1循環整流部材20aの上流位置には第2循環整流部材20bが設けられている。
ファンカバー13は、図2、図3に示すように、循環ファンケース11の底部開口を覆うようにして本体ケース2の底面に設置されている。循環ファンケース11がファンカバー13に固定されることによって、循環ファンケース11が本体ケース2内に固定される構造となっている。
ファンカバー13には、循環シロッコファン15aの主板15bを回転軸15e方向から臨むようにして循環用吸込口13bが形成され、また、ファンカバー13の端部には、循環案内部12の端部に連通する吹出口13aが形成されている。
さらに、ファンカバー13の他端部には、開閉ユニット22が設けられている。開閉ユニット22は、循環ファンケース11の外側壁面と本体ケース2の内壁面との間に配設されている。開閉ユニット22は、中心部に設けられる開閉モータ30と、開閉モータ30を中心部に収納するとともに浴室の空気を換気用吸込口10fへと導くための底面開口31を左右に形成する開閉ユニットフレーム32と、底面開口31の開閉を行う開閉シャッタ33とを有している。開閉ユニット22が、ファンカバー13の端部に設けられているので、底面開口31は、本体ケース2の左右角部に形成される。
また、開閉シャッタ33は、開閉ユニットフレーム32の底面開口31に回動自在に設けられている。開閉シャッタ33のシャッタ軸33aは、開閉ユニットフレーム32の壁面を貫通して開閉モータ30に対してギア30a、33bを介して接続されている。開閉モータ30の駆動制御は制御部60により行われており、制御部60の制御に応じて開閉モータが駆動されることによってシャッタ軸33aが回転し、開閉シャッタ33の開閉が行われる構造となっている。
フロントパネル5には、図1に示すように、底面開口31および循環用吸込口13bの設置位置に対応するようにして、パネル吸込口5aが形成されている。また、フロントパネル5には、ファンカバー13の吹出口13aの設置位置に対応するようにしてパネル吹出口5bが形成されている。
このようにして構成される送風ユニット3および回路基板部4を本体ケース2内に設置してフロントパネル5を取り付けた後に、換気ファンモータ14dを駆動させて換気シロッコファン14aを回転させると、他室吸込口2cの空気が換気用吸込口10fを介して換気ファンケース10内へと吸入される。また、換気ファンモータ14dを駆動させて換気シロッコファン14aを回転させ、さらに、開閉モータ30を駆動させて底面開口31を開放させると、換気シロッコファン14aの回転に伴って、底面開口31より浴室内の空気が換気ファンケース10内に吸入される。
底面開口31および他室吸込口2cより換気ファンケース10内に吸入された空気は、換気ファンケース10の導通路10eを介して排気口2dへと導かれ、浴室空調装置1より屋外へと排出される。
また、循環ファンモータ15dを駆動させて循環シロッコファン15aを回転させ、さらにヒータ18を動作させると、循環シロッコファン15aの回転に伴って、浴室内の空気が循環用吸込口13bを介して循環ファンケース11内に吸入される。循環ファンユニット15へと吸入された空気は、循環ファンケース11に形成された導通路11eおよび循環案内部12により形成された循環風路を介して吹出口13aへと導かれる。このとき、循環案内部12を通過する空気は、必要に応じてヒータ18で暖めることができるため、ヒータ18により温風となった空気を浴室内に循環させることが可能である。
次に、本実施形態に係る浴室空調装置1を浴室に設置する場合について説明する。図7は、浴室空調装置1を、洗面所42に隣接した浴室43に設置した状態を示している。
浴室43の天井パネル43aには、浴室空調装置1の本体ケース2を収納可能な開口部が形成されており、浴室空調装置1の本体ケース2をこの開口部より天井裏に収納することによって、浴室空調装置1が浴室43に設置される。本体ケース2は、天井裏から吊り下げられるか、又は天井パネル43aに固定されるようにして設置されており、固定された本体ケース2の下面に対して、フロントロントパネル5が浴室43に露出するようにして取り付けられる。
浴室空調装置1の他室吸込口2cには、第1他室排気ダクト44の一端が第1他室排気ダクト接続部45を介して接続されている。また、第1他室排気ダクト44の他端は、洗面所42の天井に設置される洗面所排気吸込口42aを備えた連結ユニット46に連結されており、この第1他室排気ダクト44と連結ユニット46とを介して洗面所42と浴室空調装置1とが連通された状態となっている。
また、連結ユニット46には、トイレ41の天井に形成されるトイレ排気吸込口47に一端が連結された第2他室排気ダクト48が接続されており、この第2他室排気ダクト48、連結ユニット46および第1他室排気ダクト44を介してトイレ41と浴室空調装置1とが連通された状態となっている。
さらに、浴室空調装置1の排気口2dには、建物の外壁に設置された排気グリル50に一端が接続された排気ダクト51が、排気ダクト接続部52を介して接続されている。
なお、浴室空調装置1に他室吸込口2cを複数、例えば2カ所設けて、一方の他室吸込口2cに第1他室排気ダクト44を連結させて洗面所42と浴室空調装置1とを連通させ、他方の他室吸込口2cに第2他室排気ダクト44を連結させてトイレ41と浴室空調装置1とを連通させる構造としてもよい。また、浴室空調装置1に他室吸込口2cを設けず、他室からの空気の吸込みを行わない構成としてもよい。
浴室43には、洗濯物等を吊すためのランドリパイプ53を設置することが可能となっている。浴室空調装置1のヒータ18で加熱された温風をランドリパイプ53に掛けられた洗濯物等に当てることによって、洗濯物を素早く乾かすことが可能となる。
また、浴室43の入口には浴室ドア54が設けられており、浴室ドア54の下部には空気取入口(ガラリ)54aが形成されている。浴室空調装置1により浴室43内の空気の吸込みが行われた場合には、浴室43内の空気の吸込みに伴って、洗面所42の空気が空気取入口54aを介して浴室43内に導かれる。
さらに、洗面所42の壁面には、浴室空調装置1の操作を行うための操作パネル55が設けられている。図8(a)は、操作パネル55の一例を示した図である。操作パネル55は、表示部55aと、暖房運転モードを選択する暖房モードボタン55b、涼風運転モードを選択する涼風モードボタン55cと、換気運転モードを選択する換気モードボタン55dと、乾燥運転モードを選択する乾燥モードボタン55eと、24時間換気モードを選択する24時間換気モードボタン55hとが設けられている。
また、操作パネル55には選択した運転モードを利用者が確認できるように、例えば各ボタン55b〜55eに対応してランプ55fが設けられており、選択された運転モードのボタン55b〜55eに対応してランプ55fが点灯するようになっている。さらに、タイマボタン55gを設けて、設定した時間に所望の運転モードが実行開始又は終了できるようにしてもよい。
また、操作パネル55に設けられた24時間換気モードボタン55hが選択されている場合には、浴室空調装置1が、24時間換気運転モードによる運転を行う。所定の建物では24時間換気を行うことが義務付けられており、24時間換気では、住宅全体又は住宅の所定エリアの容積を所定の換気回数(例えば0.5回/時間)換気する必要がある。このため、浴室空調装置1に24時間換気運転モードを設けることによって、建物内の換気が行われている。
利用者が操作パネル55を操作して、浴室空調装置1の運転モードの選択を行うと、図8(b)に示すように、選択された情報が回路基板部4に収納された制御部60に伝達される。制御部60は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等で構成されており、この制御部60の制御によってヒータ18と、換気ファンモータ14dと、循環ファンモータ15dと、開閉モータ30との駆動制御が行われる。制御部60は、図示しないメモリ等に格納されたプログラム従って、利用者により選択された暖房運転モード、換気運転モード、涼風運転モードおよび乾燥運転モードに応じた制御を、ヒータ18、換気ファンモータ14d、循環ファンモータ15d、開閉モータ30に対して実行する。
次に、上述した運転モードに対応して実行される浴室空調装置1の動作について説明する。
<換気運転モード・24時間運転モードについて>
操作パネル55において利用者により換気モードボタン55dが押下されて、換気運転モードが選択されると、制御部60は換気運転モードによる制御動作を実行する。
具体的に、制御部60は、循環ファンモータ15dを停止させて循環シロッコファン15aの回転を止めると共にヒータ18を停止させる。また、制御部60は、換気ファンモータ14dを駆動させて換気シロッコファン14aを回転させると共に、開閉モータ30を駆動して開閉シャッタ33を回動させて、底面開口31を開放させる。
換気シロッコファン14aが回転すると、フロントパネル5のパネル吸込口5a、底面開口31を介して、浴室43の空気が換気用吸込口10fより換気ファンケース10の内部へと吸込まれる。
同時に、換気シロッコファン14aの回転によって、洗面所42の空気が第1他室排気ダクト44を介して他室吸込口2cへと導かれ、また、トイレ41の空気が第1他室排気ダクト44および第2他室排気ダクト48を介して他室吸込口2cへと導かれて、換気用吸込口10fより換気ファンケース10内部へと吸込まれる。
図9、図10は、底面開口31を介して導かれた浴室43の空気が、循環ファンケース11の外側面および換気ファンケース10の外側面と本体ケース2の内壁面との間の空間を通って、換気用吸込口10fより換気ファンケース10内部へと導かれる状態を示している(図9および図10の矢印A1)。また、図9、図10には、他室吸込口2cを介して導かれた洗面所42およびトイレ41の空気が、循環ファンケース11の外側面および換気ファンケース10の外側面と本体ケース2の内壁面との間の空間を通って、換気用吸込口10fより換気ファンケース10内部へと導かれる状態を示している(図9および図10の矢印B1)。
換気シロッコファン14aの回転によって、吸い込まれた空気が換気ファンケース10内部へと導かれる場合には、開閉ユニット22が、ファンカバー13の端部に設けられ、2カ所の底面開口31が、本体ケース2の左右角部に確保されているので、浴室43からの吸込風量を増やすことができ、十分な吸込風量を確保することが可能となる。
特に、底面開口31は、本体ケース2と循環ファンケース11との間であって循環ファンケース11の外周に沿って設けられた空間(隙間)に位置するようにして開閉ユニットフレーム32により形成されており、浴室43からの吸込開口面積を従来に比べて広く確保することができるので、浴室43からの吸込風量を従来よりも多くすることが可能となる。
換気ファンケース10内に吸込まれた空気は、換気ファンケース10内に形成された導通路10eを通って導通路10eの出口となる側部開口10a方向へと導かれる。導通路10eを側部開口10a方向へと通過する気流は、次第に通路幅の拡幅が大きくなるので風速が増大する。
このとき、導通路10eには、第1換気整流部材19aと第2換気整流部材19bとが設けられているので、風速の増大に伴う気流の乱れを第1換気整流部材19aおよび第2換気整流部材19bによって整流することができ、導通路10eにおける気流の乱れを抑制して円滑な空気の排出を実現すると共に、気流の乱れによる騒音の発生を抑制することが可能となる。
さらに、換気ファンケース10の底面開口周縁部10bの全周には、発泡ゴム16が設けられている。このため、例えば、循環ファンケース11に設けられた換気ファンモータ14dおよび循環ファンモータ15dの重み等によって循環ファンケース11が撓んでしまったり、経時変化や温度変形等によって循環ファンケース11が僅かに歪んでしまうおそれがあっても、換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接部に設けられた発泡ゴム16が換気ファンケース10と循環ファンケース11との隙間を塞ぐようにして拡縮し、当接部からの空気の流出を防止することができる。このため、導通路10eを通過する空気が当接部の隙間から送風ユニット3の外部に漏れだしてしまって、笛吹音や風切り音等の騒音が発生することを防止することができる。
特に、浴室空調装置1では、換気ファンケース10が本体ケース2の上端部において天井面より一定の空間距離Lを確保するようにして垂設されているので、換気ファンモータ14dや循環ファンモータ15dの重み等によって循環ファンケース11が撓んでしまうと、換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接部に隙間が生じ易くなる。このため、発泡ゴム16を換気ファンケース10の底面開口周縁部10bの全周に取り付けることによって、より効果的に隙間の発生を抑制することができ、風切り音等の騒音の発生を防止することが可能となる。
また、循環ファンケース11の上面に第1床板部17aや第2床板部17b等の別部材が張り合わされた状態で換気ファンケース10と循環ファンケース11とが固定される場合には、撓んだ循環ファンケース11によって循環ファンケース11と床板部17a、17bとの間、又は換気ファンケース10と床板部17a、17bとの間に隙間が生じ易い傾向がある。このため、発泡ゴム16を当接部に介在させることによって効果的に隙間の発生を抑制することが可能となる。
さらに、換気ファンモータ14d等の配線を送風ユニット3の外部へと導くために、意図的に換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接部にケーブルを通す場合であっても、発泡ゴム16の拡縮によってケーブルにより生じ得る隙間を塞ぐことができるので、隙間の発生を効果的に抑制することが可能となる。
また、発泡ゴム16が緩衝材の役割をも果たすため、換気シロッコファン14aの回転に伴う気流の脈動等の振動が、換気ファンケース10から当接部を介して循環ファンケース11へと伝達することを発泡ゴム16で防止することができる。さらに、換気ファンモータ14dの振動が循環ファンケース11から当接部を介して換気ファンケース10へと伝達することを発泡ゴム16で防止することができる。このため、換気ファンユニット14で発生した換気ファンケース10又は循環ファンケース11の振動が、当接部を介して送風ユニット3全体へと伝わってしまうことを防止することができ、浴室空調装置1全体の静音化を図ることが可能となる。
導通路10eを通って導通路10eの出口となる側部開口10aへと導かれた空気は、排気ダクト51を通って排気グリル50より屋外へと排気される(図9および図10の矢印C1)。
換気ファンユニット14によって浴室43内の空気が屋外に排気されるので、浴室ドア54に設けた空気取入口54aから洗面所42の空気が吸込まれることとなる。このように、換気運転モードで浴室空調装置1を稼働させることにより、浴室43内の湯気や湿気を積極的に屋外へ排気することができるので、浴室43の結露等を抑制することができ、カビの発生を抑えることが可能となる。
なお、操作パネル55において利用者により24時間換気モードボタン55hが押下されて、浴室空調装置1により24時間運転モードでの運転が行われる場合においても、制御部60は、上述した換気運転モードの動作と同様に、循環ファンモータ15dを停止させ、換気ファンモータ14dを駆動させて換気シロッコファン14aを回転させるとともに、開閉モータ30を駆動して開閉シャッタ33を回動させ、底面開口31を開放させる。
このように制御部60が、24時間換気運転モードの運転を開始する場合には、上述した換気運転モードと同様に空気が流れることとなり、建物内の換気を行うことが可能となる。また、換気運転モードと同様に空気が流れるため、24時間換気を行う場合であっても、第1換気整流部材19aおよび第2換気整流部材19bによって本体ケース2内における気流の乱れを抑制することができると共に、発泡ゴム16によって換気ファンケース10と循環ファンケース11との間における隙間の発生を防止することができ、さらに、騒音の発生を抑制することが可能となる。
なお、24時間換気運転モードでは、通常は換気ファンユニット14の換気ファンモータ14dが連続稼働されて常時換気が行われることとなるが、建物の換気回数として0.5回/時間の換気要件を満たすように換気ファンユニット14を断続稼働する構成としてもよい。
また、24時間換気は必ずしも浴室43だけの換気を目的とするものではないので、例えば、24時間換気モードにより浴室空調装置1を稼働させる場合に、開閉シャッタ33の回動角度を少なくして底面開口31の開放量を少なくしてもよい。このように、底面開口31の開放量を少なくすることによって、浴室43から吸入される風量よりも第1他室排気ダクト44および第2他室排気ダクト48を介して他室より吸入される風量の方が多くなるので、建物全体の換気効率を向上させることが可能となる。
また、24時間換気モードによる運転を行う場合には、換気ファンユニット14の換気シロッコファン14aの回転時間が昼夜問わず長くなる傾向にあるため、換気シロッコファン14aの回転速度を遅くすることによって騒音の発生を抑制することも可能である。
さらに、浴室空調装置1に複数の他室吸込口2cが設けられている場合には、他室排気ダクト接続部52等に電動式のシャッタ等を設けて、シャッタの開度を変更するようにしてもよい。このようにシャッタの開度を変更することによって、他室より吸込まれる空気の量を調整することができ、住宅全体で換気される風量を所定の量に保つことが可能となる。
<暖房モードについて>
操作パネル55において利用者により暖房モードボタン55bが押下されて、暖房運転モードが選択されると、制御部60は暖房運転モードによる制御動作を実行する。
具体的に、制御部60は、換気ファンモータ14dを停止させて換気シロッコファン14aの回転を止める。また、制御部60は、開閉モータ30を駆動させて開閉シャッタ33を回動させて底面開口31を閉塞させる。さらに、制御部60は、循環ファンモータ15dを駆動させて循環シロッコファン15aを回転させると共にヒータ18を通電させる。
循環シロッコファン15aが回転すると、フロントパネル5のパネル吸込口5aを介して、ファンカバー13の循環用吸込口13bから浴室43の空気が吸込まれる(図11)。循環用吸込口13bから吸込まれた空気は、循環シロッコファン15aによって循環ファンケース11内に吸込まれる(図11の矢印A2)。
循環ファンケース11内に吸込まれた空気は、循環ファンケース11内に形成された導通路11eを通って循環案内部12へと導かれる。
このとき、導通路11eには、第1循環整流部材20aと第2循環整流部材20bとが設けられているので、風速の増大に伴う気流の乱れを第1循環整流部材20aおよび第2循環整流部材20bによって整えることができ、導通路11eにおける気流の乱れを抑制して円滑な空気の排出を実現することができると共に、気流の乱れによる騒音の発生を抑制することが可能となる。
さらに、換気ファンケース10の底面開口周縁部10bの全周に発泡ゴム16が設けられているので、発泡ゴム16が緩衝材の役割をも果たし、循環シロッコファン15aの回転による気流の脈動等の振動や循環ファンモータ15dの駆動に伴う振動等が、当接部を介して循環ファンケース11から換気ファンケース10へと伝わることを防止することが可能となる。このため、循環ファンケース11で発生した振動が、送風ユニット3全体へと伝わってしまうことを防止することができ、浴室空調装置1全体の静音化を図ることが可能となる。
その後、導通路11eを通って、循環案内部12へと導かれた空気は、循環案内部12に設けられたヒータ18により暖められた後に、ファンカバー13の吹出口13aおよびフロントパネル5のパネル吹出口5bを介して浴室43内に吹き出される(図11の矢印B2)。
このように、浴室空調装置1を暖房運転モードで動作させることにより、浴室43内の空気を循環させながら暖房して、浴室内の温度を上げることができる。浴室空調装置1を暖房運転モードで動作させることによって、浴室43内をあらかじめ暖めておくこと(いわゆる予備暖房)ができるので、入浴開始時に利用者が寒さを感じることなく快適に入浴を行うことが可能となる。また、入浴の最中に浴室43内に吹き出す温風量を少なくして浴室43を暖めること(いわゆる入浴暖房)によって、浴室の洗場で体を洗う場合等においても利用者が寒さを感じることなく快適に入浴を行うことができる。
なお、上述実施形態では、換気ファンモータ14dを停止させて換気シロッコファン14aを回転させないこととしたが、洗面所42等の他室から吸込んだ空気を排気するために、開閉シャッタ33で底面開口31を閉塞した状態で換気シロッコファン14aを回転させるようにしてもよい。底面開口31を閉塞した状態で換気シロッコファン14aを回転させることにより、浴室43内の暖められた空気が換気ファンユニット14で吸込まれにくくなるので、暖かい空気が浴室43外に排出される(逃げてしまう)ことを防止することができる。
また、底面開口31を閉塞した状態で換気シロッコファン14aを回転させる場合であっても、このとき、導通路に設けられた第1換気整流部材19aと第2換気整流部材19bとによって、導通路10eの気流の乱れを整えて円滑な空気の排出を実現することができると共に、気流の乱れによる騒音の発生を抑制することが可能となる。
さらに、底面開口31を閉塞した状態で換気シロッコファン14aを回転させる場合であっても、換気ファンケース10の底面開口周縁部10bの全周に発泡ゴム16が設けられているので、発泡ゴム16が換気ファンケース10と循環ファンケース11との隙間を塞ぐようにして拡縮し、当接部からの空気の流出を防止することができる。このため、導通路10eを通過する空気が当接部の隙間から送風ユニット3外部に漏れだしてしまって、笛吹音や風切り音等の騒音が発生してしまうことを防止することができる。
また、発泡ゴム16は緩衝材の役割をも果たすため、換気ファンユニット14で発生した振動が送風ユニット3全体へと伝わってしまうことを防止することができ、浴室空調装置1全体の静音化を図ることが可能となる。
<乾燥モードおよび涼風モードについて>
操作パネル55において利用者により乾燥モードボタン55eが押下されて、乾燥運転モードが選択されると、制御部60は乾燥運転モードによる制御動作を実行する。
具体的に、制御部60は、換気ファンモータ14dを駆動させて換気シロッコファン14aを回転させる。また、制御部60は、開閉モータ30を駆動させて開閉シャッタ33を回動させ、底面開口31を開放させる。さらに、制御部60は、循環ファンモータ15dを駆動させて循環シロッコファン15aを回転させると共にヒータ18を通電させる。
換気シロッコファン14aが回転すると、フロントパネル5のパネル吸込口5a、底面開口31を介して、浴室43の空気が換気用吸込口10fより換気ファンケース10の内部へと吸込まれる(図12の矢印A1)。
同時に、換気シロッコファン14aの回転によって、洗面所42の空気が第1他室排気ダクト44を介して他室吸込口2cへと導かれ、また、トイレ41の空気が第1他室排気ダクト44および第2他室排気ダクト48を介して他室吸込口2cへと導かれて、換気用吸込口10fより換気ファンケース10内部へと吸込まれる(図12の矢印B1)。
このとき、開閉ユニット22がファンカバー13の端部に設けられ、2カ所の底面開口31が、本体ケース2の左右角部に確保されているので、浴室43からの吸込風量を増やすことができ、十分な吸込風量を確保することが可能となる。
特に、底面開口31は、本体ケース2と循環ファンケース11との間であって循環ファンケース11の外周に沿って設けられた空間(隙間)に位置するようにして形成されており、浴室43からの吸込開口面積を従来に比べて広く確保することができるので、浴室からの吸込風量を従来よりも多くすることが可能となる。
換気ファンケース10内に吸込まれた空気は、換気ファンケース10内の導通路10eへと導かれる。導通路10eを側部開口10aへと通過する気流は、次第に通路幅の拡幅が大きくなるので風速が増大する。
このとき、導通路10eには、第1換気整流部材19aと第2換気整流部材19bとが設けられているので、風速の増大に伴う気流の乱れを第1換気整流部材19aおよび第2換気整流部材19bによって整流することができ、導通路10eにおける気流の乱れを抑制して円滑な空気の排出を実現することができると共に、気流の乱れによる騒音の発生を抑制することが可能となる。
さらに、換気ファンケース10の底面開口周縁部10bの全周には、発泡ゴム16が設けられている。このため、循環ファンケース11に設けられた換気ファンモータ14dおよび循環ファンモータ15dの重み等によって循環ファンケース11が撓んでしまったり、経時変化や温度変形等によって循環ファンケース11が僅かに歪んでしまうおそれがあっても、換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接部に設けられた発泡ゴム16が換気ファンケース10と循環ファンケース11との隙間を塞ぐようにして拡縮し、当接部からの空気の流出を防止することができる。このため、導通路10eを通過する空気が当接部の隙間から送風ユニット3の外部に漏れだしてしまって、笛吹音や風切り音等の騒音が発生してしまうことを防止することができる。
特に、浴室空調装置1では、換気ファンケース10が本体ケース2の上端部において天井面より一定の空間距離Lを確保するようにして垂設されているので、換気ファンモータ14dや循環ファンモータ15dの重み等によって循環ファンケース11が撓んでしまうと、換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接部に隙間が生じ易くなる。このため、発泡ゴム16を換気ファンケース10の底面開口周縁部10bの全周に取り付けることによって、より効果的に隙間の発生を抑制することができ、風切り音等の騒音の発生を防止することが可能となる。
また、循環ファンケース11の上面に第1床板部17aや第2床板部17b等の別部材が張り合わされた状態で換気ファンケース10と循環ファンケース11とが固定される場合には、撓んだ循環ファンケース11によって循環ファンケース11と床板部17a、17bとの間、又は換気ファンケース10と床板部17a、17bとの間に隙間が生じ易い傾向がある。このため、発泡ゴム16を当接部に介在させることによって効果的に隙間の発生を抑制することが可能となる。
さらに、換気ファンモータ14d等の配線を送風ユニット3の外部へと導くために、意図的に換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接部にケーブルを通す場合でも、発泡ゴム16の拡縮によってケーブルにより生じ得る隙間を塞ぐことができるので、隙間の発生を効果的に抑制することが可能となる。
また、発泡ゴム16が緩衝材の役割をも果たすため、換気シロッコファン14aの回転に伴って生ずる気流の脈動等の振動が、換気ファンケース10から当接部を介して循環ファンケース11へと伝達することを、発泡ゴム16で防止することができる。さらに、換気ファンモータ14dの振動が循環ファンケース11から当接部を介して換気ファンケース10へと伝達することを発泡ゴム16で防止することができる。このため、発泡ゴム16によって、換気ファンユニット14で発生した換気ファンケース10又は循環ファンケース11の振動が、当接部を介して送風ユニット3全体へと伝わることを防止することができ、浴室空調装置1全体の静音化を図ることが可能となる。
そして、導通路10eを通って導通路10eの出口となる側部開口10aへと導かれた空気は、排気ダクト51を通って排気グリル50より屋外へと排気される(図12の矢印C1)。
一方で、循環シロッコファン15aが回転すると、フロントパネル5のパネル吸込口5aを介して、ファンカバー13の循環用吸込口13bから浴室43の空気が吸込まれる。循環用吸込口13bから吸込まれた空気は、循環シロッコファン15aによって循環ファンケース11内に吸込まれる(図12の矢印A2)。
循環ファンケース11内に吸込まれた空気は、循環ファンケース11内に形成された導通路11eを通って循環案内部12へと導かれる。
このとき、導通路11eには、第1循環整流部材20aと第2循環整流部材20bとが設けられているので、風速の増大に伴う気流の乱れを第1循環整流部材20aおよび第2循環整流部材20bによって整えることができ、導通路11eにおける気流の乱れを抑制して円滑な空気の排出を実現することができると共に、気流の乱れによる騒音の発生を抑制することが可能となる。
さらに、換気ファンケース10の底面開口周縁部10bの全周に発泡ゴム16が設けられているので、発泡ゴム16が緩衝材の役割をも果たし、循環ファンユニット15の振動が当接部を介して循環ファンケース11から換気ファンケース10へと伝わってしまうことを防止することが可能となる。このため、循環ファンケース11で発生した振動が、送風ユニット3全体へと伝わってしまうことを防止することができ、浴室空調装置1全体の静音化を図ることが可能となる。
その後、導通路11eを通って、循環案内部12へと導かれた空気は、循環案内部12に設けられたヒータ18により暖められた後に、吹出口13aおよびフロントパネル5のパネル吹出口5bを介して浴室43内に吹き出される(図12の矢印B2)。
このように、浴室空調装置1を乾燥モードで動作させることによって、換気ファンユニット14により浴室43内の空気を屋外に排出させつつ、循環ファンユニット15で浴室43内を暖めることができるので、浴室43内のランドリパイプ53に吊した衣類の乾燥等を行うことが可能となる。また、浴室43内の空気の一部が屋外に排気され、空気取入口54aから洗面所42等の空気を取り込むことによって浴室43内の換気が行われるので、湿気等を排出して、洗濯物の乾燥を促進することができる。
なお、利用者によって操作パネル55の涼風モードボタン55cが押下されて、涼風運転モードが選択された場合、制御部60は、ヒータ18が停止される以外、上述した乾燥運転モードと同様の制御動作を実行する。このため、浴室空調装置1が涼風運転モードにより動作された場合であっても、上述した乾燥運転モードによる動作と同じように、導通路10eに、第1換気整流部材19aと第2換気整流部材19bとが設けられ、導通路11eには第1循環整流部材20aと第2循環整流部材20bとが設けられているので、これらの整流部材によって導通路10eおよび導通路11eにおける気流の乱れを抑制して円滑な空気の排出を実現することができると共に、気流の乱れによる騒音の発生を抑制することが可能となる。
さらに、換気ファンケース10の底面開口周縁部10bの全周には、発泡ゴム16が設けられているので、循環ファンケース11に設けられた換気ファンモータ14dおよび循環ファンモータ15dの重み等によって循環ファンケース11が撓んでしまったり、経時変化や温度変形等によって循環ファンケース11が僅かに歪んでしまうおそれがあっても、換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接部に設けられた発泡ゴム16が換気ファンケース10と循環ファンケース11との隙間を塞ぐようにして拡縮し、当接部からの空気の流出を防止することができる。このため、導通路10eを通過する空気が当接部の隙間から送風ユニット3の外部に漏れだしてしまって笛吹音や風切り音等の騒音が発生することを防止することができる。
また、発泡ゴム16が緩衝材の役割をも果たすため、換気シロッコファン14aの回転に伴って生ずる気流の脈動等の振動が当接部を介して換気ファンケース10から循環ファンケース11へと伝わってしまったり、換気ファンモータ14dや循環ファンモータ15dの駆動に伴う振動が換気ファンケース10から循環ファンケース11へと伝わってしまうことを防止することができる。このため、換気ファンユニット14又は循環ファンユニット15により生じた振動が、当接部を介して送風ユニット3の全体へと伝わってしまうことを防止することができ、浴室空調装置1全体の静音化を図ることが可能となる。
涼風運転モードにより浴室空調装置1が稼働されることによって、浴室43内の湿度の高い空気を排気し、浴室43内の空気を循環させながら浴室43内の温度に応じた涼風を吹き出すことができるので、浴室空調装置1を夏場等に扇風機として使用することが可能となる。
以上説明したように、本発明に係る送風装置を備えた浴室空調装置1では、換気ファンケース10の底面開口周縁部10bの全周には、発泡ゴム16が設けられているので、例えば、循環ファンケース11に設けられた換気ファンモータ14dおよび循環ファンモータ15dの重み等によって循環ファンケース11が撓んでしまったり、経時変化や温度変形等によって循環ファンケース11が僅かに歪んでしまうおそれがあっても、換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接部に設けられた発泡ゴム16が換気ファンケース10と循環ファンケース11との隙間を塞ぐようにして拡縮し、当接部からの空気の流出を防止することができる。このため、導通路10eを通過する空気が当接部の隙間から送風ユニット3の外部に漏れだしてしまって、笛吹音や風切り音等の騒音が発生してしまうことを防止することができる。
特に、本実施形態に示す浴室空調装置1のように、換気ファンケース10が本体ケース2の上端部において天井面より一定の空間距離Lを確保するようにして垂設されている場合には、換気ファンモータ14dや循環ファンモータ15dの重み等によって循環ファンケース11が撓んでしまうと、換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接部に隙間が生じ易くなる。このため、発泡ゴム16を換気ファンケース10の底面開口周縁部10bの全周に取り付けることによって、より効果的に隙間の発生を抑制することができ、風切り音等の騒音の発生を防止することが可能となる。
また、本実施形態において説明したように、循環ファンケース11の天井面上面に床板部17a、17b等の別部材が張り合わされた状態で換気ファンケース10と循環ファンケース11とが固定される場合には、撓んだ循環ファンケース11によって循環ファンケース11と別部材との間、又は換気ファンケース10と別部材との間に発生し易い隙間を発泡ゴム16によって効果的に塞ぐことが可能となる。
さらに、換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接部の隙間にケーブルを通す必要がある場合であっても、発泡ゴム16の拡縮によってケーブルにより生じ得る隙間を塞ぐことができるので、隙間の発生を効果的に抑制することが可能となる。
また、発泡ゴム16が緩衝材の役割をも果たすため、換気ファンユニット14や循環ファンユニット15の振動が当接部を介して送風ユニット3の全体へと伝わってしまうことを防止することができ、浴室空調装置1全体の静音化を図ることが可能となる。
以上、浴室空調装置1の実施形態を、運転モード毎に場合分けをして説明したが、本発明に係る送風装置は上述した実施形態に限定されるものではない。いわゆる当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本実施形態では、発泡ゴム16を換気ファンケース10の底面開口周縁部10bの全周に設けることとしたが、発泡ゴム16は必ずしも底面開口周縁部10bの全周に設ける必要はなく、換気ファンケース10と循環ファンケース11との当接面であって、隙間が生じ易い箇所に設置されていればよい。例えば、本実施形態で説明したように、循環ファンケース11の天井面等に床板部等の別部材が張り合わされる場合には、この別部材が張り合わされた箇所において隙間が生じ易くなる傾向が強いので、このような場所に発泡ゴム16を設置することによって、効果的に隙間の発生を抑制することが可能となる。
さらに、上記実施形態では、ユニット化された循環ファンユニット15および換気ファンユニット14を用いて説明を行ったが、回転ファンは必ずしもユニット化されたものに限定されるものではなく、回転ファン、ファンモータ等が別体に構成されるものであってもよい。さらに、上記実施形態では、送風用のファンとしてシロッコファンを用いる場合について説明を行ったが、回転ファンは必ずしもシロッコファンに限定されるものではなく、ラジアルファンのような多翼ファンを用いるものであってもよい。
また、上記実施形態では、換気ファンユニット14を循環ファンユニット15の上側に配置した構成例を示して説明を行ったが、本発明に係る送風装置は、循環ファンユニット15が換気ファンユニット14の上側に配置される構成としてもよい。
さらに、上記実施形態では、循環ファンユニット15と換気ファンユニット14とを用いて空気の換気と循環とを別々のシロッコファンで行う浴室空調装置1を説明したが、換気ファンユニット14と循環ファンユニット15とを1台のファンユニットで兼用し、ダンパー等を用いて空気の換気および循環を制御する構造としてもよい。このような構造とした場合であっても、ファンモータおよびシロッコファンが固定されるファンケース基部と、シロッコファン等を内包するようにしてファンケース基部に載置されるファンケース本体部との当接部に発泡ゴムを設置することによって、発泡ゴムがファンケース基部とファンケース本体部との隙間を塞ぐようにして拡縮し、笛吹音や風切り音等の騒音を防止することができる。
また、このような構造においても発泡ゴムが緩衝材の役割を果たすため、ファンユニットの振動(シロッコファンの回転に伴って発生する気流の脈動等の振動や、ファンモータの駆動に伴う振動等)が当接部を介して送風ユニットの全体へと伝わってしまうことを防止することができ、浴室空調装置全体の静音化を図ることが可能となる。
さらに、本実施形態において弾性部材として説明した発泡ゴムは、実施形態に示したものに限定されるものではなく、他のゴム部材(例えば、発泡性を備えないゴム等)やシリコン部材等の他の弾性部材を用いるものであってもよい。
また、上記実施形態に示した浴室空調装置1は、換気シロッコファン14aの回転軸14eと循環シロッコファン15aの回転軸15eとを鉛直向きに配置する構成としたが、換気シロッコファン14aの回転軸14eと循環シロッコファン15aの回転軸15eとを水平向きに配置する構成にしてもよい。
さらに、上記実施形態に示した浴室空調装置1は、換気ファンユニット14と循環ファンユニット15とを上下に配置する構成としたが、換気ファンユニット14と循環ファンユニット15とを左右に配置する構成にしてもよい。
また、上述した実施形態では浴室空調装置1についての説明を行ったが、本発明に係る送風装置は浴室用の空調装置に限定されるものではなく、浴室以外に用いられる空調装置であってもよい。
実施形態に係る浴室空調装置を示す斜視図である。 図1に示す浴室空調装置のA−A断面を示す側方断面図である。 実施形態に係る本体ケースおよび送風ユニット3の構成を示した展開側面図である。 実施形態に換気浴室空調装置を示す展開斜視図である。 図2におけるB−B断面を矢印方向から示した平面断面図である。 実施形態に係る本体ケースおよび送風ユニットを図2の矢印C方向より示した平面図である。 実施形態に係る浴室空調装置を浴室に設置した状態を示す概略構成図である。 (a)は、実施形態に操作パネルを示した図であり、(b)は、浴室空調装置の制御機能を示したブロック図である。 換気運転モード時における浴室空調装置の空気の流れを示した浴室空調装置の斜視図である。 換気運転モード時における浴室空調装置の動作状態と空気の流れとを示した浴室空調装置の側方断面図である。 暖房運転モード時における浴室空調装置の動作状態と空気の流れとを示した浴室空調装置の側方断面図である。 乾燥運転モード時における浴室空調装置の動作状態と空気の流れとを示した浴室空調装置の側方断面図である。
符号の説明
1 …浴室空調装置(送風装置)
2 …本体ケース
2a …(本体ケースの)フランジ
2b …(本体ケースの)箱体部
2c …(本体ケースの)他室吸込口
2d …(本体ケースの)排気口
3 …送風ユニット
4 …回路基板部
5 …フロントパネル
5a …(フロントパネルの)パネル吸込口
5b …(フロントパネルの)パネル吹出口
10 …(送風ユニットの)換気ファンケース(ファンケース本体部)
10a …(換気ファンケースの)側部開口
10b …(換気ファンケースの)底面開口周縁部
10c …(換気ファンケースの)円形状空間部
10d …(換気ファンケースの)舌状部
10e …(換気ファンケースにおける)導通路
10f …(換気ファンケースの)換気用吸込口
11 …(送風ユニットの)循環ファンケース(ファンケース基部)
11a …(循環ファンケースの)側部開口
11c …(循環ファンケースの)円形状空間部
11d …(循環ファンケースの)舌状部
11e …(循環ファンケースにおける)導通路
12 …(送風ユニットの)循環案内部
13 …(送風ユニットの)ファンカバー
13a …(ファンカバーの)吹出口
13b …(ファンカバーの)循環用吸込口
14 …(送風ユニットの)換気ファンユニット
14a …(換気ファンユニットの)換気シロッコファン(ファン)
14b …(換気シロッコファンの)主板
14c …(換気シロッコファンの)翼
14d …(換気ファンユニットの)換気ファンモータ(ファンモータ)
14e …(換気ファンモータの)回転軸
15 …(送風ユニットの)循環ファンユニット
15a …(循環ファンユニットの)循環シロッコファン(他のファン)
15b …(循環シロッコファンの)主板
15c …(循環シロッコファンの)翼
15d …(循環ファンユニットの)循環ファンモータ(第2ファンモータ)
15e …(循環ファンモータの)回転軸
16 …発泡ゴム(弾性部材)
17a …第1床板部
17b …第2床板部
18 …(循環案内部の)ヒータ
19a …第1換気整流部材
19b …第2換気整流部材
20a …第1循環整流部材
20b …第2循環整流部材
22 …開閉ユニット
30 …開閉モータ
30a、30b …ギア
31 …底面開口
32 …開閉ユニットフレーム
33 …開閉シャッタ
33a …(開閉シャッタの)シャッタ軸
41 …トイレ
42 …洗面所
42a …洗面所排気吸込口
43 …浴室
43a …天井パネル
44 …第1他室排気ダクト
45 …第1他室排気ダクト接続部
46 …連結ユニット
47 …トイレ排気吸込口
48 …第2他室排気ダクト
50 …排気グリル
51 …排気ダクト
52 …排気ダクト接続部
53 …ランドリパイプ
54 …浴室ドア
54a …(浴室ドアの)空気取入口
55 …操作パネル
55a …(操作パネルの)表示部
55b …(操作パネルの)暖房モードボタン
55c …(操作パネルの)涼風モードボタン
55d …(操作パネルの)換気モードボタン
55e …(操作パネルの)乾燥モードボタン
55f …(操作パネルの)ランプ
55g …(操作パネルの)タイマボタン
55h …(操作パネルの)24時間換気モードボタン
60 …(回路基板部の)制御部

Claims (1)

  1. 上方に向けて設置される第1ファンを回転させるための第1ファンモータと、
    下方に向けて設置される第2ファンを回転させるための第2ファンモータと、
    前記第1ファンモータおよび前記第2ファンモータが設置されるファンケース基部と、
    前記ファンケース基部の上面より上方に位置する前記第1ファンを内包するようにして、前記ファンケース基部の当該上面に弾性部材を介在させた状態で設置されるファンケース本体部とを有し、
    前記第1ファンあるいは前記第2ファンのいずれか一方のファンにより室内の空気が吸い込まれて室内への吹き出しが行われ、他方のファンにより屋内の空気が吸い込まれて室外への排出が行われる送風装置であって、
    前記ファンケース本体部は、当該ファンケース本体部と前記ファンケース基部とを収納する本体ケースに垂設され、
    前記ファンケース本体部と前記ファンケース基部の上面とにより形成される前記第1ファンの風路の隙間を前記弾性部材で塞ぐことにより空気の流出を防止するようにしたこと
    を特徴とする送風装置。
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