JP3014876U - 空調用シャッター付グリル - Google Patents
空調用シャッター付グリルInfo
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- JP3014876U JP3014876U JP1995001821U JP182195U JP3014876U JP 3014876 U JP3014876 U JP 3014876U JP 1995001821 U JP1995001821 U JP 1995001821U JP 182195 U JP182195 U JP 182195U JP 3014876 U JP3014876 U JP 3014876U
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- JP
- Japan
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- frame
- shutter
- outer cylinder
- grill
- attached
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 グリルの清掃作業を容易且つ迅速にできるよ
うにした空調用シャッター付グリルを提供する。 【構成】 グリルの外筒1のダクト側内部に風量調整羽
根4を取付けたシャッター枠3の受座5を設け、又同外
筒の内部ダクト側周縁に吊り軸6を架設し、同吊り軸と
係合する係合溝8を先端に設けた掛止アーム7をシャッ
ター枠3に枢着し、シャッター枠3を外筒内部のダクト
側となる奥の方へ挿入し掛止アーム7の係合溝8を吊り
軸6に係合させてシャッター枠3を外筒1に脱着自在に
取付け、外筒1の室内側口縁にシャッター枠3を出し入
れできる程の大きな開口を有する筒状グリル外枠11を
取付け、同グリル外枠又は外筒1に同一方向に横溝14
を設けた横溝付金具13を複数取付け、空気変向整流用
羽根16を複数取付けた中枠15に上記横溝と係合する
係止ピン17を取付け、中枠15をグリル外枠11内に
挿入し中枠15の係止ピン17を横溝付金具13の横溝
14に係合させる。
うにした空調用シャッター付グリルを提供する。 【構成】 グリルの外筒1のダクト側内部に風量調整羽
根4を取付けたシャッター枠3の受座5を設け、又同外
筒の内部ダクト側周縁に吊り軸6を架設し、同吊り軸と
係合する係合溝8を先端に設けた掛止アーム7をシャッ
ター枠3に枢着し、シャッター枠3を外筒内部のダクト
側となる奥の方へ挿入し掛止アーム7の係合溝8を吊り
軸6に係合させてシャッター枠3を外筒1に脱着自在に
取付け、外筒1の室内側口縁にシャッター枠3を出し入
れできる程の大きな開口を有する筒状グリル外枠11を
取付け、同グリル外枠又は外筒1に同一方向に横溝14
を設けた横溝付金具13を複数取付け、空気変向整流用
羽根16を複数取付けた中枠15に上記横溝と係合する
係止ピン17を取付け、中枠15をグリル外枠11内に
挿入し中枠15の係止ピン17を横溝付金具13の横溝
14に係合させる。
Description
【0001】
本考案は、ビル空調・一般住宅空調・工場空調・車両空調等の空調設備・空調 装置における空気吹出口・空気吸込口に取付けられ、空気の風向変更・風量調整 ・空気整流を行う羽根を取付けた空調用シャッター付グリルに関する。
【0002】
従来のシャッター付グリルは、空気吹出口・空気吸込口の口縁に取付けられる 筒状の外筒に、風量調整羽根を取付けたシャッター枠と、グリルの外枠と、風向 変更整流用の羽根を複数取付けた中枠とからなり、シャッター枠と中枠とは順に 外筒の内側に挿入され、複数のねじでもって外筒に取付けられるものである。 そして、グリルの羽根・シャッター枠・グリル外枠・中枠は、長く使用すると ゴミ・汚れが付着し、空気を汚すようになり、非衛生的となり、定期的・不定期 的に清掃される。 しかしながら、従来のグリル構造では、シャッター枠・中枠は外筒にねじで取 付けられるので、ドライバーを使って壁・天井面のグリルから羽根を有する中枠 ・シャッター枠を取り外ししなくてはならず、又清掃後のシャッター枠・中枠の 取付けもねじ止め作業が必要となり、清掃作業においてシャッター枠・中枠の脱 着操作に手間どり、手軽且つ迅速に清掃が行えなかった。そのため、グリルが清 掃されず、そのまま長期間放置されることが多くなっていた。
【0003】
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、グリルの シャッター枠・中枠を簡単に脱着できるようにし、グリルの清掃作業を容易且つ 迅速にできるようにした空調用シャッター付グリルを提供することにある。
【0004】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1)グリルの外筒のダクト側内部に風量調整羽根を取付けたシャッター枠の受座 を設け、又同外筒の内部ダクト側周縁に吊り軸を架設し、同吊り軸と係合する係 合溝を先端に設けた掛止アームをシャッター枠に枢着し、シャッター枠を外筒内 部のダクト側となる奥の方へ挿入し掛止アームの係合溝を吊り軸に係合させてシ ャッター枠を外筒に脱着自在に取付け、外筒の室内側口縁にシャッター枠を出し 入れできる程の大きな開口を有する筒状グリル外枠を取付け、同グリル外枠又は 外筒に同一方向に横溝を設けた横溝付金具を複数取付け、空気変向整流用羽根を 複数取付けた中枠に上記横溝と係合する係止ピンを取付け、中枠をグリル外枠内 に挿入し中枠の係止ピンを横溝付金具の横溝に係合させて中枠を脱着自在に取付 けてなる空調用シャッター付グリル 2)掛止アームの室内側先端に握棒を設けた前記1)記載の空調用シャッター付 グリル 3)横溝が奥に進入するにつれ室内側へ寄ってきて傾斜したものとした前記1) 又は2)記載の空調用シャッター付グリル にある。
【0005】
本考案では、シャッター枠・中枠をグリルから取り外す場合、まず中枠を横溝 の導入口方向に押圧してスライドさせれば、中枠のピンがダクト側の金具の横溝 に沿って移動し、導入口より外れ、その後中枠を室内側へ引き出せば、中枠をグ リルから容易に取り出せる。次に、中枠を取外した後、グリル外枠内に手を入れ てシャッター枠の掛止アーム又は握棒を少し回動させると、掛止アームの先端の 係合溝が吊り軸から抜け出てシャッター枠は外筒から分離され、グリル外枠の内 部開口から分離したシャッター枠を引き出しグリル外へ取り出すものである。こ のように、シャッター枠・中枠をグリルから外して外筒・グリル外枠及びシャッ ター枠を清掃する。 シャッター枠・中枠をグリル(外筒)に取付ける場合は、上記の逆の手順でシ ャッター枠及び中枠を動かす。まず、シャッター枠をグリル外枠の開口を介して 外筒内部の奥の方まで挿入する。挿入されたシャッター枠は外筒内部の受座に当 接し、この位置で停止し、その停止位置でシャッター枠の掛止アームを回動操作 する。回転により掛止アームの係合溝は外筒に架設した固定の吊り軸に係合し、 シャッター枠は外筒内に固定する。 次に、中枠をグリル外枠内に挿入し、中枠をスライドさせて中枠の係止ピンを 横溝付金具の横溝へ挿入させて係止ピンを横溝に係合させて中枠を固定する。 特に、横溝が溝進入につれ室内側に寄ってくるように傾斜したものでは、その 係合は中枠の揺動・振動・地震等の原因では簡単に外れないようにし、グリルを 使用中に中枠が脱落するのを防ぐ。 又、掛止アームに握棒があるものは、掛止アームの回動操作が簡単にできる。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は実施例のグリルの縦断正面図、図2は実施例のグリルの縦断側面図、図 3は実施例のシャッター枠を示す縦断正面図、図4は実施例の中枠を示す縦断正 面図、図5は実施例のシャッター枠を示す縦断側面図、図6は実施例の中枠を示 す縦断側面図である。 図中、1はグリルの外筒、2はダクト、3はシャッター枠、4は同シャッター 枠の風量調整羽根、5は受座、6はグリルの外筒1の内部ダクト側周縁の中央に 懸架した吊り軸、7は掛止アーム、8は同掛止アーム7の先端の係合溝、9は掛 止アーム7の枢軸、10は風量調整羽根4の取付回転軸、11はグリル外枠、1 2は同グリル外枠の開口、13は外筒1に取付けた横溝付金具、14は同横溝付 金具13の傾斜した横溝、15は中枠、16は同中枠に取付けた空気変向整流用 羽根、17は中枠15内側に突設した係止ピン、18は横溝付金具13を空気吹 出口の外筒1に取付けるL字金具、19は同L字金具に横溝付金具13を連結す るねじ、20は空気吹出口、21は天井壁、22は掛止アーム7の下端の握棒で ある。 この実施例では、グリルはダクト2に連続するように天井壁21の空気吹出口 20にねじでもって取付ける。グリルの取付状態を図1,2に示している。グリ ルを清掃して中枠15,シャッター枠3を取り外す場合は、中枠15を図1にお いて左方向に少しスライドさせる。すると、係止ピン17が横溝付金具13の横 溝14から抜け出して外れ、この状態で中枠15を室内側(下方)へ引き出すと 中枠15は簡単にグリル外枠11から取り外すことができる。 その後、グリル外枠11の開口12から手を挿入し、握棒22を掴んで掛止ア ーム7を枢軸9まわりに回動させると、掛止アーム7の先端の係合溝8から吊り 軸6が外れ、シャッター枠3が外筒1と分離され、グリル外枠11の開口12か ら引き出すことでシャッター枠3を取り出すことができる。 このように、羽根16を有する中枠15及び風量調整羽根4を有するシャッタ ー枠3を取り出し、汚れが多い羽根部分を容易に洗滌・清掃できる。又、グリル 外枠11及び外筒1の内面も手を挿入して容易に清掃できる。 清掃後のシャッター枠3,中枠15の取付けは、上記の取り外し操作の逆の手 順で行えば容易に且つ迅速に取付けられる。 ここで、横溝14が奥に進入するにつれ室内側(下方)に寄ってくるものであ るので、中枠15が弱い揺動・地震・振動を受けても脱落がないようになってい る。
【0007】
以上の様に、本考案によれば、シャッター枠は掛止アームの係合溝と吊り軸と の係合で脱着自在であり、又中枠も横溝と係止ピンとの係合で脱着自在となって いて、掛止アームの回動操作と中枠のスライド操作によって容易且つ迅速にシャ ッター枠・中枠が脱着自在にできる。よって、グリルの清掃における脱着の手間 が大巾に軽減でき、清掃を容易且つ迅速に行えるものとし、衛生的に維持管理す ることが容易にできる。
【図1】実施例のグリルの縦断正面図である。
【図2】実施例のグリルの縦断側面図である。
【図3】実施例のシャッター枠を示す縦断正面図であ
る。
る。
【図4】実施例の中枠を示す縦断正面図である。
【図5】実施例のシャッター枠を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図6】実施例の中枠を示す縦断側面図である。
1 外筒 2 ダクト 3 シャッター枠 4 風量調整羽根 5 受座 6 吊り軸 7 掛止アーム 8 係合溝 9 枢軸 10 取付回転軸 11 グリル外枠 12 開口 13 横溝付金具 14 横溝 15 中枠 16 羽根 17 係止ピン 18 L字金具 19 ねじ 20 空気吹出口 21 天井壁 22 掛止アームの握棒
Claims (3)
- 【請求項1】 グリルの外筒のダクト側内部に風量調整
羽根を取付けたシャッター枠の受座を設け、又同外筒の
内部ダクト側周縁に吊り軸を架設し、同吊り軸と係合す
る係合溝を先端に設けた掛止アームをシャッター枠に枢
着し、シャッター枠を外筒内部のダクト側となる奥の方
へ挿入し掛止アームの係合溝を吊り軸に係合させてシャ
ッター枠を外筒に脱着自在に取付け、外筒の室内側口縁
にシャッター枠を出し入れできる程の大きな開口を有す
る筒状グリル外枠を取付け、同グリル外枠又は外筒に同
一方向に横溝を設けた横溝付金具を複数取付け、空気変
向整流用羽根を複数取付けた中枠に上記横溝と係合する
係止ピンを取付け、中枠をグリル外枠内に挿入し中枠の
係止ピンを横溝付金具の横溝に係合させて中枠を脱着自
在に取付けてなる空調用シャッター付グリル。 - 【請求項2】 掛止アームの室内側先端に握棒を設けた
請求項1記載の空調用シャッター付グリル。 - 【請求項3】 横溝が奥に進入するにつれ室内側へ寄っ
てきて傾斜したものとした請求項1又は2記載の空調用
シャッター付グリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001821U JP3014876U (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 空調用シャッター付グリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001821U JP3014876U (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 空調用シャッター付グリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3014876U true JP3014876U (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=43150465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995001821U Expired - Lifetime JP3014876U (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 空調用シャッター付グリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014876U (ja) |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP1995001821U patent/JP3014876U/ja not_active Expired - Lifetime
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