JPH05139709A - 窒化アルミニウム粉末 - Google Patents

窒化アルミニウム粉末

Info

Publication number
JPH05139709A
JPH05139709A JP3304845A JP30484591A JPH05139709A JP H05139709 A JPH05139709 A JP H05139709A JP 3304845 A JP3304845 A JP 3304845A JP 30484591 A JP30484591 A JP 30484591A JP H05139709 A JPH05139709 A JP H05139709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum nitride
powder
average particle
nitride powder
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3304845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2516295B2 (ja
Inventor
Hitofumi Taniguchi
人文 谷口
Noboru Yagimura
昇 柳村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP3304845A priority Critical patent/JP2516295B2/ja
Publication of JPH05139709A publication Critical patent/JPH05139709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2516295B2 publication Critical patent/JP2516295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】一次粒子の凝集の程度が極めて小さく、焼結に
よる収縮の小さい窒化アルミニウム粉末を得る。 【構成】比表面積から算出した平均粒径(D1 )と沈降
法で測定した平均粒径(D2 )とが、0.2μm≦D1
≦1.5μm、好ましくは0.3μm≦D1 ≦1.0μ
mであり、D2 /D1 <2.00、好ましくは D2
1 <1.95を共に満足する窒化アルミニウム粉末。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一次粒子の凝集の程度
が極めて小さい窒化アルミニウム粉末に関する。
【0002】
【技術の技術】最近、窒化アルミニウム粉末は、熱伝導
率が高く、エレクトロニクス材料として極めて有用な窒
化アルミニウム焼結体の原料として脚光を浴びている。
窒化アルミニウム粉末は、例えば、特開昭59−500
08号公報により公知である。上記の公報に記載された
窒化アルミニウム粉末は、高純度且つ微粒子であり、高
熱伝導率及び透光性等の優れた性質を有する窒化アルミ
ニウム焼結体の原料として使用されている。即ち、上記
公報には、平均粒子径が2μm以下の粉末で、酸素含有
量が1.5重量%以下、且つ窒化アルミニウム組成をA
lNとするとき含有する陽イオン不純物が0.3重量%
以下である窒化アルミニウム粉末が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の窒化アルミニウ
ム粉末は、高純度且つ微粒子であるために優れた性質を
有する窒化アルミニウム焼結体の原料となる。しかしな
がら、上記の窒化アルミニウム粉末は、シート等に成形
した後に焼結した場合、焼結による収縮率が大きく、寸
法安定性の点で十分に満足できるものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
焼結時の収縮率が小さく、寸法安定性が良好な窒化アル
ミニウム粉末を得ることを目的として研究を重ねてき
た。その結果、比表面積から換算した平均粒径と、沈降
法で測定した平均粒径とが特定の関係を有する窒化アル
ミニウム粉末が、上記の目的を達成することを見い出
し、本発明を完成させるに至った。
【0005】即ち、本発明は、比表面積から算出した平
均粒径(D1 )と沈降法で測定した平均粒径(D2 )と
が下記式 0.2μm≦D1 ≦1.5μm D2 /D1 <2.00 を共に満足することを特徴とする窒化アルミニウム粉末
である。
【0006】本発明に於ける比表面積は、BET法によ
る窒素ガス吸着で得られたものである。この比表面積か
ら真球換算により平均粒径(D1 )を求めることができ
る。この方法で求めた平均粒径(D1 )は、窒化アルミ
ニウム粉末の一次粒径を表わす。
【0007】一方、沈降法、例えば、堀場製作所製自動
粒度分布測定器CAPA−500を用いて測定した平均
粒径(D2 )は、一次粒子が凝集して形成された凝集粒
子の平均粒径を表わす。
【0008】本発明に於いては、上記の比表面積から算
出した平均粒径(D1 )は、0.2μm≦D1 ≦1.5
μmの範囲でなければならない。D1 が0.2μm未満
の窒化アルミニウム粉末は、比表面積が大きくなり、そ
れにつれて酸素含有量も大きくなり過ぎるために優れた
物性の焼結体が得られなくなる。D1 が1.5μmを越
える窒化アルミニウム粉末は、焼結が十分に進まないた
めに緻密な焼結体を得ることができない。上記の平均粒
径(D1 )は、0.3μm≦D1 ≦1.0μmの範囲で
あることが好ましい。
【0009】次に、前記の比表面積から算出した平均粒
径(D1 )と沈降法で測定した平均粒径(D2 )とは、
2 /D1<2.00でなければならない。D2 /D1
の値が2.00を越えた場合には、焼結時の収縮率が十
分に小さい窒化アルミニウム粉末を得ることができな
い。D2 /D1 は、1.95以下であることが好まし
く、1.90以下であることがより好ましく、さらに
1.80以下であることが寸法安定性の点から最も好ま
しい。
【0010】因に、前記した特開昭59−50008号
公報に記載された窒化アルミニウム粉末は、比表面積
(4.2m2 /g)から算出した平均粒径(D1 )が
0.44μmであり、沈降法により測定した平均粒径
(D2 )が1.22μmであり、D2 /D1 =2.77
である。
【0011】本発明の窒化アルミニウム粉末は、D2
1 <2.00であることから、一次粒子の凝集の程度
が極めて小さい粉末であるといえる。
【0012】本発明の窒化アルミニウム粉末は、上記の
条件を満足しておれば良いが、さらに熱伝導率等に優れ
た窒化アルミニウム焼結体を得るためには、酸素含有量
や陽イオン不純物の少ないことが好ましい。即ち、Al
Nを窒化アルミニウム組成とするとき、不純物となる酸
素含有量が1.5重量%以下、陽イオン不純物が0.3
重量%以下である窒化アルミニウム粉末が好適である。
さらに、酸素含有量が0.4〜1.3重量%、陽イオン
不純物が0.2重量%以下である窒化アルミニウム粉末
がより好適である。
【0013】尚、本発明に於ける窒化アルミニウムはア
ルミニウムと窒素の1:1化合物であり、これ以外のも
のをすべて不純物として扱う。ただし窒化アルミニウム
粉末の表面は空気中で不可避的に酸化されAl−N結合
がAl−O結合に置き変っているが、この結合Alは陽
イオン不純物とはみなさない。従って、Al−N,Al
−Oの結合をしていない金属アルミニウムは陽イオン不
純物である。
【0014】本発明に於ける上記窒化アルミニウム粉末
はどのような方法によって得られたものであっても良
い。
【0015】一般には、下記に示す方法によって好適に
製造することができる。即ち、アルミナと、硫黄含有量
が500〜7000ppmのカーボンとを重量比で1:
1.5〜1:4の範囲で混合して得た粉末を非酸化性雰
囲気中において1300〜1700℃で焼成する方法で
ある。
【0016】ここで、原料となるカーボンは特定の硫黄
含有量を有するものでなければならない。即ち、硫黄含
有量は500ppm〜7000ppm、好ましくは10
00〜5000ppm、更に好ましくは2000〜50
00ppmである。この範囲をはずれた場合には、前記
した本発明の窒化アルミニウム粉末は得られない。
【0017】また、本発明に於いて原料となるカーボン
は、特定の比表面積と吸油量とを有することが好まし
い。即ち、比表面積は60m2 /g以上、好ましくは1
00〜300m2 /gであり、また、吸油量は、80c
c/100g以上、好ましくは100〜200cc/1
00gであることが好ましい。
【0018】一方の原料であるアルミナは、Al2 3
で表わされるものが何ら制限なく採用される。後述する
焼成によりアルミナになり得るアルミニウム化合物、例
えば、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アル
ミニウム、ミョウバン、水酸化アルミニウム等を焼成す
ることにより得たアルミナであっても良い。即ち、焼成
によりアルミナになり得るアルミニウム化合物とカーボ
ンとを混合し、後述する条件により焼成して該アルミニ
ウム化合物を分解してアルミナとし、さらに焼成して窒
化反応を行なう方法も本発明で採用することができる。
【0019】アルミナの粒径は比表面積から算出した粒
径(D3 )と沈降法で測定した平均粒径(D4 )とが、
下記式 0.1μm≦D3 ≦1.0μm D4 /D3 ≦8.00 を共に満足するものが好適に用いられる。ここで、アル
ミナ粉末の比表面積は、BET法による窒素ガス吸着で
得られたものである。この比表面積から真球換算により
粒径(D3 )を求めることができる。この方法で求めた
粒径(D3 )は、アルミナ粉末の一次粒径を表す。
【0020】一方、沈降法、例えば、堀場製作所製自動
粒度分布測定器CAPA−500を用いて測定した平均
粒径(D4 )は、一次粒子が凝集して形成された凝集粒
子の平均粒径を表す。上記の粒径(D3 )はさらに、
0.1μm≦D3 ≦0.8μmの範囲であることが好ま
しい。また、D4 /D3 は6.00以下であることが好
ましく、さらに5.00以下であることが生成された窒
化アルミニウム粉末の凝集を抑制する点からより好まし
い。
【0021】上記した原料のカーボンとアルミナに含ま
れる不純物は、殆んどそのまま窒化アルミニウム粉末中
に残存して不純物となる。従って、高純度の窒化アルミ
ニウム粉末を得るためには、カーボンの灰分は、0.3
重量%以下、好ましくは0.2重量%以下であり、アル
ミナの純度は99.0重量%以上、好ましくは99.5
重量%以上であることが好適である。
【0022】アルミナとカーボンの混合比は1:1.5
〜1:4の範囲でなければならず、より単分散したAl
N粉末を得る目的から、1:2〜1:3.5の範囲が好
適である。アルミナとカーボンの混合比が1:1.5〜
1:4の範囲をはずれた場合には、本発明の凝集の程度
の極めて小さい窒化アルミニウム粉末を得ることができ
ない。
【0023】アルミナとカーボンの混合は乾式あるいは
湿式のどちらでも良いが、通常、十分な混合を達成する
ためには、湿式混合が好ましい。通常、混合手段はボー
ルミルによる混合が好適であるが、この際使用する容
器、ボール等は高純度アルミナ質あるいはプラスチック
質などを用い、不純物の混入を極力防止するのが好まし
い。ボールミルとしては、公知のもの、例えば回転式ボ
ールミル,バイブロボールミル等が挙げられる。また、
アトライターによる混合も採用し得る。また反応率を上
げ未反応アルミナ分の量を極小とするため十分均一な混
合を行うのが好ましい。混合粉末は焼成炉によって13
00〜1700℃、好ましくは1450〜1650℃の
温度で通常3〜10時間焼成することにより本発明の窒
化アルミニウム粉末が得られる。焼成温度が上記の下限
温度より低い温度では窒化反応が十分進行せず、目的の
窒化アルミニウム粉末が得られない場合があるので好ま
しくない。また、焼成温度が前記の上限温度を越える高
い温度では窒化反応は十分進行するが、しばしば生成す
る窒化アルミニウム粉末の粒子径が大きくなるか、ある
いは凝集が著しくなり、本発明の微粉末を得ることがで
きない場合があるので好ましくない。
【0024】前記焼成の際には焼成炉の炉材や焼成ボー
トなどの材質について不純物の原因とならないように配
慮するのが好ましい。また焼成の雰囲気は窒素を含む雰
囲気、通常は高純度の窒素ガスかあるいはそれにアンモ
ニアガスなどを加えたガスが好適であり、通常これらの
反応ガスを窒化反応が十分進行するだけの量、連続的又
は間欠的に供給しつつ焼成するとよい。
【0025】上記焼成後の混合物は窒化アルミニウム粉
末の他に未反応のカーボンを含有するので一般には混合
物を650〜750℃の温度で空気中あるいは酸素中で
焼成し、残存するカーボンを酸化除去すると好ましい。
酸化温度が高すぎると窒化アルミニウム粉末の表面が過
剰に酸化され、目的とする粉末が得られ難い傾向がある
ので適当な酸化温度と時間を選択するのが好ましい。
【0026】
【発明の効果】本発明の窒化アルミニウム粉末は、一次
粒子の凝集の程度が極めて小さい。このため、本発明の
窒化アルミニウム粉末を用いて焼結を行なった場合、線
収縮率を14%以下とすることができる。このように、
本発明の窒化アルミニウム粉末は、寸法安定性が良好で
あり、工程能力指数を著しく高めることができる。特に
高融点金属のペーストを表面に印刷して焼成する同時焼
成法に於いて、金属との収縮率の差を小さくすることが
できるために好適に使用される。
【0027】さらに、酸素含有量及び陽イオン不純物の
少ない窒化アルミニウム粉末を原料として用いた場合に
は、上記の効果に加えて、高熱伝導性、さらには透光性
を有する窒化アルミニウム焼結体を得ることができる。
【0028】
【実施例】本発明をさらに具体的に説明するために以下
に実施例及び比較例を掲げるが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。
【0029】尚、以下の実施例及び比較例に於ける各種
の物性の測定は次の方法により行なった。
【0030】1)カーボンの灰分量:JIS K−62
21−1970に従い、750℃の灰化後の重量から求
めた。
【0031】2)カーボンの吸油量:JIS K−62
21−1970に従い、ジブチルフタレートの滴下量か
ら求めた。
【0032】3)比表面積:N2 吸着によるBET法で
求めた。(島津製作所(製)「フローソーブ2300」
を使用) 4)粉末の平均一次粒径(D1、D3) 平均一次粒径(μm)=6/(S×ρ) S:粉末比表面積(m2 /g) ρ:粉末みかけ密度 6:定数 5)粉末の平均凝集粒径(D2、D4):遠心沈降法にて
求めた。(堀場製作所(株)製「CAPA500」を使
用) 6)粉末中の不純物量 陽イオン不純物量:粉末をアルカリ溶融後、酸で中和
し、溶液のICP発光分光分析により定量した。(島津
製作所(株)製「ICPS−1000」を使用) 不純物カーボン量:粉末を酸素気流中で燃焼させ、発生
したCO,CO2 ガス量から定量した。(堀場製作所
(株)製「EMIA−110」を使用) 不純物酸素量:グラファイトるつぼ中での粉末の高温の
熱分解法により発生したCOガス量から求めた。(堀場
製作所(株)製「EMGA 2800」を使用) 7)イオウ含有量:自動燃焼式イオウ分試験器(滴定
法)(吉田科学(株)製)を使用。
【0033】8)みかけ密度:ヘリウム置換式圧力比較
法で求めた。(島津製作所(製)「オートピクノメータ
ー1320」を使用) 9)シート成形体密度(d(g)):AlN粉末と分散
剤とを有機溶媒中に分散させてスラリーとし、これをド
クターブレード法により成形して得た成形体の寸法と重
量とから生密度を求め、この値からAlN粉末だけの成
形密度を計算して求めた。
【0034】 d(g)=(成形体生密度)×(スラリー中のAlN重
量)/{(スラリー重量)−(有機溶媒重量)} 10)AlN焼結体密度(d(s)):アルキメデス法
により求めた。(東洋精機(株)製「高精度比重計D−
H」を使用) 11)AlN焼結体熱伝導率:レーザーフラッシュ法に
より求め、検量線による厚さ補正を行った。(理学電機
(株)製「熱定数測定装置PS−7」を使用) 12)焼結時の収縮率:焼結前後の寸法測定により求め
た。
【0035】収縮率=(1−焼結体寸法/焼結前の成形
体寸法)×100 実施例1 純度99.9%,沈降法により測定した平均粒径
(D4 )0.95μm,比表面積8.0m2 /g,比表
面積から計算した粒径(D3 )0.19μm,D4 /D
3 =5.00のAl23 500gと、灰分量0.08
重量%,イオウ含有率2980ppm,比表面積115
2 /g,吸油量120cc/100gのカーボン12
00gとをナイロン製ポットとボールを用い、混合し
た。混合粉末を高純度黒鉛製るつぼに入れ、N2 ガス流
下で1550℃,6時間加熱し、しかる後、未反応のカ
ーボンを酸化除去した。
【0036】得られた粉末のX線回折パターンはAlN
のピークのみを示した。得られた粉末の特性は表2のN
o.1に示したとおりである。
【0037】次に、得られたAlN粉末400gとY2
315g,ソルビタントリオレエート4g,トルエン
132g,エタノール108gとを内容積4.8リット
ルのナイロン製ポットに仕込みナイロン被覆ボールを用
いて24時間混合した。混合スラリーに、ポリビニルブ
チラール28g,ベンジルブチルフタレート28g,ト
ルエン44g,エタノール36gを加え、更に24時間
ボールミル混合した。得られたスラリーを粘度が250
00cps(at25℃)になるまで真空脱泡を行っ
た。
【0038】脱泡後のスラリーをドクターブレードシー
ト成形法で成形し、厚さ1mmの成形体を得た。この成
形体を34mm口の金型で打ちぬき焼結テスト用サンプ
ルとした。シート成形体密度(d(g))は2.11
(g/cm3 )であった。
【0039】打ちぬいた成形体をマッフル炉中で空気
中、600℃,3時間脱脂処理した。ついでこの成形体
を、BN製るつぼに入れ、焼結テストを行った。焼結は
2 気流中で、室温から1800℃までの昇温速度を5
℃/minとし、1800℃で7時間保持後、自然冷却
の条件下で行った。得られた焼結体は熱伝導率、寸法お
よび密度の測定に供した。
【0040】得られた焼結体の密度は3.32g/cm
3 であり、焼結時の収縮率は13.6%であった。また
熱伝導率は182W/m・Kであった。
【0041】実施例2 表1に示したアルミナ粉末およびカーボンとを種々の重
量比で混合し、実施例1と同様にして焼成した。得られ
た粉末のX線回折パターンは、すべてAlN単相であっ
た。次に実施例1と同様の方法で成形,焼成を行い、焼
結体物性と焼結時の収縮率を測定した。結果を表2に示
した。
【0042】表1のNo.7〜9は比較例である。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比表面積から算出した平均粒径(D1
    と沈降法で測定した平均粒径(D2 )とが下記式 0.2μm≦D1 ≦1.5μm D2 /D1 <2.00 を共に満足することを特徴とする窒化アルミニウム粉
    末。
JP3304845A 1991-11-20 1991-11-20 窒化アルミニウム粉末 Expired - Fee Related JP2516295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3304845A JP2516295B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 窒化アルミニウム粉末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3304845A JP2516295B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 窒化アルミニウム粉末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05139709A true JPH05139709A (ja) 1993-06-08
JP2516295B2 JP2516295B2 (ja) 1996-07-24

Family

ID=17937964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3304845A Expired - Fee Related JP2516295B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 窒化アルミニウム粉末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2516295B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005092789A1 (ja) * 2004-03-29 2005-10-06 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha 窒化アルミニウム粉末及び窒化アルミニウム焼結体
WO2012029868A1 (ja) * 2010-09-03 2012-03-08 株式会社トクヤマ 球状窒化アルミニウム粉末
JP2014198647A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社トクヤマ 窒化アルミニウム粉末の製造方法
JP2014201474A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 株式会社トクヤマ 窒化アルミニウム粉末の製造方法
US9090469B2 (en) 2010-09-28 2015-07-28 Tokuyama Corporation Method of producing a spherical aluminum nitride powder
JP6346718B1 (ja) * 2017-03-22 2018-06-20 日本碍子株式会社 窒化アルミニウム粒子
CN108290736A (zh) * 2016-01-29 2018-07-17 株式会社德山 氮化铝粒子

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005092789A1 (ja) * 2004-03-29 2005-10-06 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha 窒化アルミニウム粉末及び窒化アルミニウム焼結体
JPWO2005092789A1 (ja) * 2004-03-29 2008-02-14 電気化学工業株式会社 窒化アルミニウム粉末及び窒化アルミニウム焼結体
US7553469B2 (en) 2004-03-29 2009-06-30 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Aluminum nitride powder and aluminum nitride sintered compact
US7737065B2 (en) 2004-03-29 2010-06-15 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Process for producing aluminum nitride sintered compacts
US9073755B2 (en) 2010-09-03 2015-07-07 Tokuyama Corporation Spherical aluminum nitride powder
JP2012056774A (ja) * 2010-09-03 2012-03-22 Tokuyama Corp 球状窒化アルミニウム粉末
WO2012029868A1 (ja) * 2010-09-03 2012-03-08 株式会社トクヤマ 球状窒化アルミニウム粉末
US9090469B2 (en) 2010-09-28 2015-07-28 Tokuyama Corporation Method of producing a spherical aluminum nitride powder
JP2014198647A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社トクヤマ 窒化アルミニウム粉末の製造方法
JP2014201474A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 株式会社トクヤマ 窒化アルミニウム粉末の製造方法
CN108290736A (zh) * 2016-01-29 2018-07-17 株式会社德山 氮化铝粒子
EP3409643A4 (en) * 2016-01-29 2019-10-30 Tokuyama Corporation ALUMINUM NITRIDE PARTICLE
US11097948B2 (en) 2016-01-29 2021-08-24 Tokuyama Corporation Nitride aluminum particle
CN108290736B (zh) * 2016-01-29 2021-12-31 株式会社德山 氮化铝粒子
JP6346718B1 (ja) * 2017-03-22 2018-06-20 日本碍子株式会社 窒化アルミニウム粒子
WO2018173170A1 (ja) * 2017-03-22 2018-09-27 日本碍子株式会社 窒化アルミニウム粒子
US11136271B2 (en) 2017-03-22 2021-10-05 Ngk Insulators, Ltd. Aluminum nitride particles

Also Published As

Publication number Publication date
JP2516295B2 (ja) 1996-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101398682B1 (ko) 육방 격자 질화붕소 분말 및 그 제조방법
US4778778A (en) Process for the production of sintered aluminum nitrides
WO2015194552A1 (ja) 窒化ケイ素粉末、窒化ケイ素焼結体及び回路基板、ならびに窒化ケイ素粉末の製造方法
KR20220106119A (ko) 질화규소 소결체의 제조 방법
JP2516295B2 (ja) 窒化アルミニウム粉末
KR960006248B1 (ko) 질화알루미늄소결체와 그의 제조방법
JP3636370B2 (ja) 窒化アルミニウム粉末及びその製造方法
US4376652A (en) High density high strength Si3 N4 ceramics prepared by pressureless sintering of amorphous Si3 N4 powder and Ti
JPS6278103A (ja) 窒化アルミニウム粉末の製造方法
JP2680681B2 (ja) 窒化アルミニウム粉末の製造方法
JP2525077B2 (ja) 窒化アルミニウム粉末の製造方法
JP2723411B2 (ja) 窒化アルミニウム粉末
JPH0563406B2 (ja)
JPH0251841B2 (ja)
WO2021100617A1 (ja) 六方晶窒化ホウ素粉末
KR950006209B1 (ko) 질화알루미늄 소결체 및 그 제조방법
JPH05117039A (ja) 窒化アルミニウム質粉末およびその製造法
JP2528300B2 (ja) 窒化アルミニウム質焼結体
JP3449641B2 (ja) 窒化アルミニウム粉末
WO2022210369A1 (ja) 窒化ケイ素焼結体の製造方法
JPS6222952B2 (ja)
JPH0512299B2 (ja)
JPS61201608A (ja) 高純度窒化アルミニウム粉末の製造方法
JPH013075A (ja) 窒化アルミニウム質焼結体の製造方法
JP2518409B2 (ja) 窒化アルミニウム粉末の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees