JPH0513320Y2 - - Google Patents

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JPH0513320Y2
JPH0513320Y2 JP7869787U JP7869787U JPH0513320Y2 JP H0513320 Y2 JPH0513320 Y2 JP H0513320Y2 JP 7869787 U JP7869787 U JP 7869787U JP 7869787 U JP7869787 U JP 7869787U JP H0513320 Y2 JPH0513320 Y2 JP H0513320Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、外形より突出しないヒンジ台に軸支
される蓋体を有する電気湯沸し器に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種の電気湯沸し器は、例えば特願昭
60−182134号に示されているように第7図のよう
な構造となつていた。すなわち、本体外被を構成
する印刷処理鋼板製のボデー51の上端に載置さ
れ容器52を係止する注口53の上面に外形より
突出しないように設けられたヒンジ台54に軸支
され容器52開口部を開閉する蓋体55に前記ヒ
ンジ台54と対応して外形より突出しないように
設けられたヒンジ部56を備え、蓋体55はヒン
ジ部56の部分で上蓋57と下蓋58が接合さ
れ、若干の隙間59を有していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 このような従来の構成では、蓋体55を開けて
この後閉める操作を行う際、蓋体55内部に流入
した蒸気が露結した水滴が蓋体55の開操作によ
つて最下方となるヒンジ部56に集合し、引き続
き蓋体の閉操作を行うことにより隙間59より水
滴が蓋体55より流出し、ヒンジ台54に滴下し
このヒンジ台54の外壁面に沿つて流下しボデー
51の外面を経て床面に達してしまい、床面を汚
すばかりでなく、印刷処理鋼板製のボデー51の
下端面を腐蝕させる欠点を有していた。
また、蓋体55を開く際に、ヒンジ台54に抱
合されている蓋体55のヒンジ部56にねじり力
が作用する場合があり、このためヒンジ部56が
広がりヒンジ台54とヒンジ部56の間に隙間を
発生させ外観の品位を低下させるばかりでなく、
蓋体55開時のヒンジ部56のがたつきが大きく
なり操作性を低下させるものであつた。
本考案は、このような問題点を解決するもの
で、蓋体内部に付着した水滴の本体外部への流出
を防止し、ボデーの防蝕を図ると共に床面を汚す
虞れがないものとするばかりでなく、ヒンジ部の
開きを防止して外観の品位を維持すると共にがた
つきの拡大を防止して操作性良好な電気湯沸し器
を提供することを目的とするものである。
〈問題を解決するための手段〉 この問題を解決するために本考案は、液体を収
容する容器と、容器内の液体を加熱する加熱装置
と、容器を係止する注口と、注口を載置し前記容
器を覆うボデーと、注口の上面後部に外形より突
出しないように設けられたヒンジ台に軸支され注
口上面に載置される蓋体とよりなり、蓋体はヒン
ジ台を抱合し且つヒンジ台に軸支される支軸を固
着する一対の支持リブを備えると共に、この支持
リブの内側端面に連設し中心方向に凸となるリブ
を立設するヒンジ部を有し、注口のヒンジ台は両
側に中心方向に下降する傾斜面で形成される凹部
を設けて電気湯沸し器を構成したものである。
〈作用〉 上記構成によれば、蓋体に付着した水滴が蓋体
を開けた時にヒンジ部に集中してヒンジ部に設け
てある中心方向に凸となるリブにより支持リブの
両側に流下し、この後蓋体を閉めても蓋体のヒン
ジ部の支持リブの両側に溜つた水滴は、注口のヒ
ンジ台の両側に設けられた中心方向に下降する傾
斜面で形成された凹部を設けてあるので、この凹
部に滴下し、容器内へ復水させ、ヒンジ部からの
本体外部への流出を防止しボデーの防蝕を図ると
共に床面の汚染を防止するばかりでなく、蓋体を
開ける際に発生するねじり力は、ヒンジ部の中心
方向に凸となるリブが支持リブを継いでいるの
で、ヒンジ部の開き方向へは阻止され、ヒンジ部
の開きによる蓋体開時のぐらつきの拡大を防止
し、操作性と外観の品位に優れたものとすること
ができるものである。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。第1図は本考案の一実施例における電
気湯沸し器の要部の一部欠截断面図、第2図は同
電気湯沸し器の要部の一部欠截側断面図、第3図
は同電気湯沸し器のヒンジ台の斜視図、第4図は
同電気湯沸し器の蓋体の裏面の一部欠截断面図、
第5図は同電気湯沸し器側断面図、第6図は同電
気湯沸し器全体斜視図である。第1図〜第6図に
おいて、1は液体を収容する容器で、底部に加熱
装置を有している。3は容器1の上端より外方に
延設されたフランジ部で、このフランジ部3より
容器1は容器パツキング4を介して注口5に水密
的に取り付けられている。6は注口5の上方に位
置して設けられた蓋体で、注口5の後部上面に外
形より突出しないように設けられたヒンジ台7に
抱合するヒンジ部8を有し、ヒンジ台7に開閉自
在に、且つ、着脱自在に軸支されている。9はヒ
ンジ部8に設けられた支軸であり、ヒンジ台7に
設けられた溝に係止され、ヒンジ部8を形成する
一対の支持リブ10に固着されている。11は支
持リブ10の内側端面を連設する蓋体の中心方向
に凸となるリブであり、蓋体6に一体成形され円
弧状をなしている。12は蓋体6に設けられ、容
器1と連通する蒸気通路であり、蒸気口13によ
り外部に開口されている(第5図)。14はヒン
ジ台7の両側に設けられた凹部で、この凹部14
は中心方向に下降する傾斜面を備えている。15
は注口5を載置し、容器1を覆うボデーであり、
印刷処理鋼板製である。16はボデー15の下部
に設けられた基台である。
次に上記構成における動作を説明する。容器1
に水等の液体を入れ、加熱装置2に通電して沸騰
させると蒸気が発生する。この蒸気は通常蒸気通
路12を経て蒸気口13より外部に噴出するが、
一部蒸気通路12と蒸気口13の接合部より蓋体
6の内部に流入することがある。この蒸気は蓋体
6の内壁に露結し水滴Wとなる(第1図)。この
後、水等を容器1内に給水すべく蓋体6を開ける
と、蓋体6内部に付着した水滴Wは最下部となる
ヒンジ部8に集中するが、ヒンジ部8に中心方向
に凸となるリブ11を支持リブ10の内側端面に
連設して設けてあるので、水滴Wは第1図の破線
の如く支持リブ10の両側に溜り、この後蓋体6
を閉めると、支持リブ10の両側に溜つた水滴W
は、支持リブ10に沿つて注口5、ヒンジ台7の
両側に滴下するが、ヒンジ台7の両側には中心方
向に下降する傾斜面で形成する凹部14が設けて
あるので容器1内に復水され、ヒンジ部8からの
ボデー15や床面への流出がないものである。
また、蓋体6を開ける際、ヒンジ台7に係止さ
れている支軸9にねじり力が作用する場合がある
が、支軸9を固着している支持リブ10の内側端
面にリブ11が連設されているので、この支持リ
ブ10を開く方向の力は、リブ11により阻止さ
れ、ヒンジ部8の開きを防止できるものであり、
蓋体6の開時のぐらつきの拡大がないものである
と共に、ヒンジ台7とヒンジ部8の隙間が拡大さ
れないものである。
なお、本実施例では、リブ11は円弧状として
いるが、∧字状のものであつても同様の効果が得
られる。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によれば、液体を収容する
容器と、容器内の液体を加熱する加熱装置と、容
器を係止する注口と、注口を載置し前記容器を覆
うボデーと、注口の上面後部に外形より突出しな
いように設けられたヒンジ台に軸支され注口上面
に載置される蓋体とよりなり、蓋体はヒンジ台を
抱合し、ヒンジ台に軸支される支軸を固着する一
対の支持リブを備えると共に、この支持リブの内
側端面に連設し中心方向に凸となるリブを立設す
るヒンジ部を有し、注口のヒンジ台は両側に中心
方向に下降する傾斜面で形成される凹部を設ける
構成としたので、蓋体内部に露結した水滴のヒン
ジ部から本体外部への流出を防止し、ボデーの防
蝕を図ると共に床面の汚染も防止できるばかりで
なく、ヒンジ部の開きを防止して外観の品位を維
持すると共に、がたつきの拡大を防止して操作性
良好なものとすることができ、その実用的価値は
大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における電気湯沸し
器の要部の一部欠截断面図、第2図は同電気湯沸
し器の要部の一部欠截側断面図、第3図は同電気
湯沸し器のヒンジ台の斜視図、第4図は同電気湯
沸し器の蓋体の裏面の一部欠截断面図、第5図は
同電気湯沸し器側断面図、第6図は同電気湯沸し
器全体斜視図、第7図は従来の電気湯沸し器の要
部の一部欠截側断面図である。 1……容器、2……加熱装置、5……注口、6
……蓋体、7……ヒンジ台、8……ヒンジ部、9
……支軸、10……支持リブ、11……リブ、1
4……凹部、15……ボデー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体を収容する容器と、この容器内の液体を加
    熱する加熱手段と、前記容器を係止する注口と、
    この注口を載置し前記容器を覆うボデーと、前記
    注口の上面後部に外形より突出しないように設け
    られたヒンジ台に軸支され且つ前記注口上面に載
    置される蓋体とよりなり、前記蓋体はヒンジ台を
    抱合し且つこのヒンジ台に軸支される支軸を固着
    する一対の支持リブを備えると共に、この支持リ
    ブの内側端面に連設して前記蓋体の中心方向に凸
    となるリブを立設するヒンジ部を有し、前記注口
    のヒンジ台は両側に中心方向に下降する傾斜面で
    形成される凹部を設けてなる電気湯沸し器。
JP7869787U 1987-05-27 1987-05-27 Expired - Lifetime JPH0513320Y2 (ja)

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JP7869787U JPH0513320Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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JP7869787U JPH0513320Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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JPS63189122U JPS63189122U (ja) 1988-12-05
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