JPS6020598Y2 - 注出口付蓋体 - Google Patents
注出口付蓋体Info
- Publication number
- JPS6020598Y2 JPS6020598Y2 JP9294978U JP9294978U JPS6020598Y2 JP S6020598 Y2 JPS6020598 Y2 JP S6020598Y2 JP 9294978 U JP9294978 U JP 9294978U JP 9294978 U JP9294978 U JP 9294978U JP S6020598 Y2 JPS6020598 Y2 JP S6020598Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- opening
- spout
- inner cylinder
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、一方向にのみ傾斜して注出する注出口付蓋体
に関するものであって、天板の一部に開口部14を覆う
開閉i15を設け、該開口部を内筒22の左右及び前方
に溝部24を具えた構造として形成し、前記溝部の底2
3が蓋体周縁に近い部分25を高く、蓋中心に近い部分
26を低くすると共に、その低い部分26に戻し孔27
を設けた構造を特徴とする注出口付蓋にして、液注出を
容易とするのみでなく、注出口部における所謂液切れの
悪い液を確実に容器内へ戻す蓋体に関するものである。
に関するものであって、天板の一部に開口部14を覆う
開閉i15を設け、該開口部を内筒22の左右及び前方
に溝部24を具えた構造として形成し、前記溝部の底2
3が蓋体周縁に近い部分25を高く、蓋中心に近い部分
26を低くすると共に、その低い部分26に戻し孔27
を設けた構造を特徴とする注出口付蓋にして、液注出を
容易とするのみでなく、注出口部における所謂液切れの
悪い液を確実に容器内へ戻す蓋体に関するものである。
本考案に係る蓋体10は第1図及び第2図に示す如く、
天板11の周縁から下方へ延設した短筒部12の下縁に
、容器口部に嵌着する内方突部13を具え、天板11に
おいて中心より一側方へ寄り該側方の円周を含む部に開
閉蓋15を設け、該開閉蓋15相等部分に開口部14を
形成する。
天板11の周縁から下方へ延設した短筒部12の下縁に
、容器口部に嵌着する内方突部13を具え、天板11に
おいて中心より一側方へ寄り該側方の円周を含む部に開
閉蓋15を設け、該開閉蓋15相等部分に開口部14を
形成する。
そしてこの開口部14は左右側壁21よりも低い内筒2
2を具えた構造とし、その内筒22及び左右側壁21の
両下端を接続する底部23によって左右側壁21と内筒
22との間に溝部24を形成せしめると共に、この溝部
24の底部23において、蓋体の周縁に近い部分25よ
りも、蓋体中心に最も近い部分26が最も低いように構
威し、その部分26に戻し孔27を設ける。
2を具えた構造とし、その内筒22及び左右側壁21の
両下端を接続する底部23によって左右側壁21と内筒
22との間に溝部24を形成せしめると共に、この溝部
24の底部23において、蓋体の周縁に近い部分25よ
りも、蓋体中心に最も近い部分26が最も低いように構
威し、その部分26に戻し孔27を設ける。
モして又、内筒22の前方において蓋体の周縁部分を内
筒22よりも低い堤壁28とし、内筒22と堤壁28と
の間にも溝部を形成すると共に、該堤壁部分における内
筒上縁を注出口29として所謂朝顔状に前記外筒上方へ
拡張した構造とする。
筒22よりも低い堤壁28とし、内筒22と堤壁28と
の間にも溝部を形成すると共に、該堤壁部分における内
筒上縁を注出口29として所謂朝顔状に前記外筒上方へ
拡張した構造とする。
尚、前記開閉蓋15のヒンジ部16を天板11よりやや
低(し、その段部17に開閉蓋15用突起18を設ける
。
低(し、その段部17に開閉蓋15用突起18を設ける
。
尚、内筒22上端にして注出口29方向への両側に設け
た注出案内壁30をもって開口部分を狭くするように設
ける。
た注出案内壁30をもって開口部分を狭くするように設
ける。
この様に本考案は天板11の一部に開口部を覆う開閉蓋
15を設け、蓋体10の中心から偏心し、且つ、前記開
閉蓋15に覆われる開口部14を内筒22の前方及び左
右側方に溝部を具える如く、内筒22と内筒22の左右
に位置する左右側壁21と、又、前方に位置する堤壁2
8とをもって形威し、且つ前記内筒の高さを前記天板1
1の高さよりも低くし、又、前記溝部24の底が蓋体周
縁に近い部分25を高く、蓋体中心に近い部分26を低
くすると共に、その低い部分に戻し孔27を設けた構造
を特徴とする注出口付蓋体である。
15を設け、蓋体10の中心から偏心し、且つ、前記開
閉蓋15に覆われる開口部14を内筒22の前方及び左
右側方に溝部を具える如く、内筒22と内筒22の左右
に位置する左右側壁21と、又、前方に位置する堤壁2
8とをもって形威し、且つ前記内筒の高さを前記天板1
1の高さよりも低くし、又、前記溝部24の底が蓋体周
縁に近い部分25を高く、蓋体中心に近い部分26を低
くすると共に、その低い部分に戻し孔27を設けた構造
を特徴とする注出口付蓋体である。
本考案に係る蓋体10は上述の如き構造であるから、容
器の口部に蓋体の内方突起13をもって嵌着した後、所
望時に開閉蓋15を突起18に抗して上げ、開口部を開
くと、開閉蓋は突起18によって開いた状態を維持する
。
器の口部に蓋体の内方突起13をもって嵌着した後、所
望時に開閉蓋15を突起18に抗して上げ、開口部を開
くと、開閉蓋は突起18によって開いた状態を維持する
。
然る後、容器を傾けると、収容した液体は開口部14の
内筒21によって導びかれ、且つ注出案内壁30によっ
て横溢を防止され乍ら注出口29に集中されて注出口2
9から所望箇所へ注出される。
内筒21によって導びかれ、且つ注出案内壁30によっ
て横溢を防止され乍ら注出口29に集中されて注出口2
9から所望箇所へ注出される。
注出終了後容器を正立すると、注出が止まり液体は注出
口29の内側に沿って容器内に戻るが、注出口において
液切の悪い部分は蓋体周縁に近い注出口29の外側を伝
わり、左右側壁及び堤壁により内筒の側方及び前方に形
威された溝部24の底が高い部分25に下り、次で溝底
に沿って蓋体の中心に近い最も低い部分26へ流下し、
そこで戻し孔27を経て容器内に収まる。
口29の内側に沿って容器内に戻るが、注出口において
液切の悪い部分は蓋体周縁に近い注出口29の外側を伝
わり、左右側壁及び堤壁により内筒の側方及び前方に形
威された溝部24の底が高い部分25に下り、次で溝底
に沿って蓋体の中心に近い最も低い部分26へ流下し、
そこで戻し孔27を経て容器内に収まる。
本考案に係る蓋体において液切れの悪い部分は、注出に
容器を正立したとき内筒22の前方及び左右に設けた溝
部に沿って蓋体中心に近い場所に設けた戻し孔27から
容器内に収まるようにしたから液切れの悪い部分が容器
へ完全に戻る。
容器を正立したとき内筒22の前方及び左右に設けた溝
部に沿って蓋体中心に近い場所に設けた戻し孔27から
容器内に収まるようにしたから液切れの悪い部分が容器
へ完全に戻る。
そして注出口29を蓋体周縁近くに設けたのに対して、
前記戻し孔27を内筒22の外側に設けた溝24におけ
る蓋体中心に近くに設けたから、注出時に容器を傾けた
とき、注出口29位置よりも戻し孔27の方が常に高い
位置となり、注出の為に容器を傾けたとき戻し孔27を
経て液が流出することを確実に防止できるのである。
前記戻し孔27を内筒22の外側に設けた溝24におけ
る蓋体中心に近くに設けたから、注出時に容器を傾けた
とき、注出口29位置よりも戻し孔27の方が常に高い
位置となり、注出の為に容器を傾けたとき戻し孔27を
経て液が流出することを確実に防止できるのである。
この様に、注出口29を蓋体10中心から偏心;させ内
筒22の左右に左右側壁21を、内筒の前方における蓋
体10の周縁部分には堤壁28を形威し、左右側壁21
及び堤壁28と内筒22との間に溝部24を形成するも
のであり、内筒22を天板11よりも低くして開閉蓋を
設けた構造であるから、一体成形により製造が容易にし
て注出口29の外側に流れた液を容器内に戻し得る蓋体
である。
筒22の左右に左右側壁21を、内筒の前方における蓋
体10の周縁部分には堤壁28を形威し、左右側壁21
及び堤壁28と内筒22との間に溝部24を形成するも
のであり、内筒22を天板11よりも低くして開閉蓋を
設けた構造であるから、一体成形により製造が容易にし
て注出口29の外側に流れた液を容器内に戻し得る蓋体
である。
そして、開口部14の両側に注出案内壁3oを設けた場
合注出液を注出口29に集中さてて所望箇所への注出を
容易とするのみでなく、注出液の横溢を防止し、且つ注
出口29における液切れを良好とすることができる。
合注出液を注出口29に集中さてて所望箇所への注出を
容易とするのみでなく、注出液の横溢を防止し、且つ注
出口29における液切れを良好とすることができる。
第1図は本考案に係る注出口付蓋の斜視図にして、第2
図及び第3図は夫々要部断面図。 10・・・・・・蓋体、11・・・・・・天板、12・
・・・・・短筒部、13・・・・・・内方突起、14・
・・・・・開口部、15・・・・・・開閉蓋、16・・
・・・・ヒンジ、17・・・・・・段部、18・・・・
・・突起、21・・・・・・左右側壁、22・・・・・
・内筒、23・・・・・・底部、24・・・・・・溝部
、25・・・・・・溝の底の高い部分、26・・・・・
・溝の底の低い部分、27・・・・・・戻し孔、28・
・・・・・堤壁、29・・・・・・注出口、3o・・曲
注出案内壁、空気抜き穴。
図及び第3図は夫々要部断面図。 10・・・・・・蓋体、11・・・・・・天板、12・
・・・・・短筒部、13・・・・・・内方突起、14・
・・・・・開口部、15・・・・・・開閉蓋、16・・
・・・・ヒンジ、17・・・・・・段部、18・・・・
・・突起、21・・・・・・左右側壁、22・・・・・
・内筒、23・・・・・・底部、24・・・・・・溝部
、25・・・・・・溝の底の高い部分、26・・・・・
・溝の底の低い部分、27・・・・・・戻し孔、28・
・・・・・堤壁、29・・・・・・注出口、3o・・曲
注出案内壁、空気抜き穴。
Claims (2)
- (1)天板の一部に開口部を覆う開閉蓋を設け、蓋体中
心から偏心し、且つ、前記開閉蓋に覆われている開口部
を、その内部に内筒を有し内筒の左右側方及び前方に溝
部を具える如く内筒の左右に位置する側壁を天板から下
方に設け、更に内筒の前方に位置する堤壁を設ける形状
として形成し、且つ、前記内筒の高さを前記天板の高さ
よりも低くし、前記溝部の底が蓋体周縁に近い部分を高
く、蓋体中心に近い部分を低くすると共に、その低い部
分に戻し孔を設けた構造を特徴とする注出口付蓋。 - (2)開口部の内筒において、内筒上端に注出口方向へ
の両側に注出案内壁を開口部を狭くするように設けた第
1項記載の注出口付蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9294978U JPS6020598Y2 (ja) | 1978-07-07 | 1978-07-07 | 注出口付蓋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9294978U JPS6020598Y2 (ja) | 1978-07-07 | 1978-07-07 | 注出口付蓋体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5510571U JPS5510571U (ja) | 1980-01-23 |
JPS6020598Y2 true JPS6020598Y2 (ja) | 1985-06-20 |
Family
ID=29023590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9294978U Expired JPS6020598Y2 (ja) | 1978-07-07 | 1978-07-07 | 注出口付蓋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020598Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-07 JP JP9294978U patent/JPS6020598Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5510571U (ja) | 1980-01-23 |
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