JPS5934682Y2 - 壁面収納部の水切り構造 - Google Patents

壁面収納部の水切り構造

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Publication number
JPS5934682Y2
JPS5934682Y2 JP1979026022U JP2602279U JPS5934682Y2 JP S5934682 Y2 JPS5934682 Y2 JP S5934682Y2 JP 1979026022 U JP1979026022 U JP 1979026022U JP 2602279 U JP2602279 U JP 2602279U JP S5934682 Y2 JPS5934682 Y2 JP S5934682Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
water
wall
groove
horizontal piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979026022U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55124555U (ja
Inventor
三男 寺園
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1979026022U priority Critical patent/JPS5934682Y2/ja
Publication of JPS55124555U publication Critical patent/JPS55124555U/ja
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Publication of JPS5934682Y2 publication Critical patent/JPS5934682Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は壁面収納部の水切り構造に関するもので、さら
に詳述すれば壁1に凹設した収納孔2内に前面開口の台
所用具や風呂用品や洗面用具を収納する収納箱3を嵌め
込み、収納箱3の開口下縁4に前方に開口した水切り溝
5を凹設し、水切り溝5の下面6を開口方向に向けて前
下りに傾斜するように形成し、下面6の前縁に連らねて
前方縦片部14を水切り溝5の上面の前縁よりも後方位
置から下方に垂設するとともに前方縦片部14の下縁か
ら後方に下段横片15を形成し、下段横片15に前方下
方に傾斜する水切部を形成し、下段横片15の後端部に
上方に突曲した水返し溝1γを形成し、水返し溝1γの
後端部から壁1への取付用の釘打ち片16を垂設して威
る壁面収納部の水切り構造に係るもので、その目的とす
るところは収納箱内に収納した収納物より流れ出た水が
開口下縁を回り込んで壁内部に浸入するのを防止できる
壁面収納部の水切り構造を提供するにある。
以下本考案を図示実施例に従って詳述する。
壁1は例えば浴室とか台所とか洗面所のように水を多用
する箇所のもので、その内側面には枠体γを取着してあ
り、枠体γにて囲まれる凹所が収納孔2である。
収納箱3は真空成形又はプレスにより一枚板より成形さ
れている。
収納箱本体8は前面開口の角箱状のもので、その開口縁
から後方に向けて折り返し片9を全周にわたって周設し
てあり、上方及び側力の折り返し片9の先端には上方及
び側力に向けて外鍔10を突設しである。
さらにこの外鍔10の先端からは前方に向けて水返し片
11を突設しである。
下方の折り返し片9からは後方縦片部12を下方に向け
て突設してあり、この後方縦片部12より前方に向けて
前下りに傾斜した下方横片13を突設してあり、折り返
し片9、後方縦片部12及び下方横片13とで水切り溝
5を形成してL・る。
このように、下方横片13を前方に向けて前下りに傾斜
させることで、下方横片13の上表面、つまり水切り溝
5の下面6を開口方向に向けて前下りに傾斜させである
さらにこの下方横片13の上記水切り溝5の上面の前縁
よりも後方位置より下方に向けて前方縦片部14を突設
してあり、この前方縦片部14の下縁より後方に下段横
片15を突出しである。
この下段横片15は前記の下方横片13に対して逆テー
バとなっており、前方縦片部14を伝った水滴が下段横
片15を伝って後方に進まない水切部となっている。
さらに下段横片15の端部より下方に釘打ち片16を突
設しである。
釘打ち片16の接続せる下段横片15の端部は上刃に実
間状に折曲してあり、下方開口の水返し溝11を形威し
である。
収納箱3の外鍔10及び釘打ち片16はそれぞれ釘18
にて枠体γに固着しである。
しかして収納箱3内に台所用具や風呂用品や洗面用具を
収納するとこれらから水が流れ出し、この水は収納箱3
の下面部19上を開口下縁4に向って流れて行くもので
ある。
この時水の一部は折り返し片9を回り込んで水切り溝5
内に入り込むが、水切り溝5の下面6が開口方向に向け
て下り勾配に形威しであるため、水切り溝5内に流れ込
んだ一部の水も外部へ排出されてしまい、壁1内に水が
浸入しないものである。
しかしながら水切り溝5より排出された水の一部が前方
縦片部14と下段横片15とを回り込む場合があり得る
が、この場合は下段横片15の水返し溝11にて水切り
され、それ以上奥に水が浸入しないようになっている。
収納箱3の上方及び側力にあっては下方捏水仕舞に注意
する必要がなく、外鍔10に設けた水返し片11で十分
水の浸入を止めることができるものである。
また収納箱3の下端部40部分における水切部について
別の実施例を示せば第5図のようなもので、前方縦片部
14と下段横片15との接続部分が下方に向けて突出さ
せてあり、この部分を水切り突条21とする。
このように水切り突条21を設けると水切り溝5より流
出した水は水切り突条21より完全に水切りされ、下段
横片15側へ水が回り込むことがないものである。
すなわち本考案は、前方にのみに開口した水切り溝の前
下りに傾斜する下面の前縁部に連らねて前方縦片部を水
切り碑の上下の前縁よりも抜力位置から下方に垂設しで
あるので、水切り溝に入り込もうとする水は水切り溝の
上面の前縁から滴下されるのであり、そして滴下が行な
われろ前縁はこれの下方にある前方縦片部よりも前方に
ある故1滴下した水は前方縦片部に当ることがなく、確
実に排水することができ、そして、滴下により排水され
ることがない水は、水切り溝内に入り込むのであるが、
この入り込んだ水は、開口の前縁側に向けて下り傾、科
している下面の前縁に集まり、これらが前方縦部の下縁
から再び滴下により排水でき、そしてこれら二重の滴下
構成を越えて最終的に残った水は取付用の釘打ち片に伝
い込もうとするのであるが、このような伝い込みは下段
横片に前方下刃に傾斜する水切部によって防止でき、し
かも上方に実開した水返し溝にお(・て確実に水返しが
でき、下段横片の後端部から垂設された取付用の釘打ち
片に水が伝わることを確実に防止でき、釘打ち片に打た
れた釘を伝って水が壁内に浸入することを確実に防止す
ることができ、つまり、2箇所における滴下構成と、こ
れに加えて水切部と水返し溝との四重の水切りを行なう
ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の外観斜視図、第2図は本考
案の収納箱の一実施例の外観斜視図、第3図は第2図に
示すA−A′縦断面図、第4図は第2図に示すB−B’
横断面図、第5図は本考案の収納箱の下端部の他の実施
例の縦断面図で、1は壁、2は収納孔、3は収納箱、4
は収納箱の下端部、5は水切り溝、6は下面、14は前
方縦片部、15は下段横片、16は釘打ち片、1γは水
返し溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁に凹設した収納孔内に前面開口の台所用具や風呂用品
    や洗面用具を収納する収納箱を嵌め込み、収納箱の開口
    下縁に前方に開口した水切り溝を凹設し、水切り溝の下
    面を開口方向に向けて前下りに傾斜するように形成し、
    下面の前縁に連らねて前方縦片部を水切り溝の上面の前
    縁よりも後方位置から下方に垂設するとともに前方縦片
    部の下縁から後方に下段横片を形成し、下段横片に前方
    下刃に傾斜する水切部を形成し、下段横片の後端部に上
    方に突曲した水返し溝を形成し、水返し溝の後端部から
    壁への取付用の釘打ち片を垂設して成る壁面収納部の水
    切り構造。
JP1979026022U 1979-02-28 1979-02-28 壁面収納部の水切り構造 Expired JPS5934682Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979026022U JPS5934682Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 壁面収納部の水切り構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979026022U JPS5934682Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 壁面収納部の水切り構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55124555U JPS55124555U (ja) 1980-09-03
JPS5934682Y2 true JPS5934682Y2 (ja) 1984-09-26

Family

ID=28867490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979026022U Expired JPS5934682Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 壁面収納部の水切り構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542756Y2 (ja) * 1987-01-22 1993-10-27

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527225B2 (ja) * 1972-09-07 1977-03-01

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50116739U (ja) * 1974-03-07 1975-09-23
JPS557648Y2 (ja) * 1975-06-30 1980-02-20

Patent Citations (1)

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JPS527225B2 (ja) * 1972-09-07 1977-03-01

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JPS55124555U (ja) 1980-09-03

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