JPH0532027Y2 - - Google Patents

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JPH0532027Y2
JPH0532027Y2 JP1987091000U JP9100087U JPH0532027Y2 JP H0532027 Y2 JPH0532027 Y2 JP H0532027Y2 JP 1987091000 U JP1987091000 U JP 1987091000U JP 9100087 U JP9100087 U JP 9100087U JP H0532027 Y2 JPH0532027 Y2 JP H0532027Y2
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oil
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tempura
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は天ぷらなべの蓋の改良に関するもの
である。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来の天ぷらなべには蓋付きのものもある。例
えば、この蓋は支持蓋板と開閉蓋体とからなり、
支持蓋板がなべ本体上の一側に支持されるととも
に、開閉蓋体がこの支持蓋体に対しヒンジにより
上下方向へ回動可能に支持され、使用時には開閉
蓋体を上方へ開きその内面を上向きにして支持蓋
体上に重ねることができるようになつている。そ
して、この開閉蓋体の内面上に直接天ぷらを載せ
てその油を切ることも行われているようである
が、同内面上に天ぷらを直接載せるため、天ぷら
から垂れ落ちて同内面上を流れる油が別の天ぷら
に付着し易くなり、油切り効果が悪くなる。これ
は開閉蓋体の内面を天ぷらの油切りとして利用す
ることを全く考慮していないためである。
また、開閉蓋体の内面上を後端縁まで流れ落ち
てきた油がヒンジに付着すると、この油がヒンジ
をつたつて開閉蓋体の表面側へ流れ、さらに同表
面から支持蓋体の表面上に垂れ落ちて蓋の表面を
汚すということもあつた。
そこで、開閉蓋体の内面に油切り専用の載置台
を取り付けることにより、油切りを確実に行うと
ともに、ヒンジを突部により覆うことにより、蓋
表面の油汚れ防止を図れるようにしたものが本考
案である。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本考案は後記する実施例の図面に示
すように、なべ本体2とその蓋3とからなる天ぷ
らなべにおいて、この蓋3にはなべ本体2上に支
持される支持蓋体7と、この支持蓋体7の前端縁
7bに対し内面13を上向きにして開くことがで
きるようにヒンジ11により上下方向へ回動可能
に支持した開閉蓋体8とを設け、この開閉蓋体8
の内面13上には油切り用載置台19を取り付け
るとともに、この開閉蓋体8の後端縁8bには前
記ヒンジ11を覆う突部15を設けたものであ
る。
(作用) このように構成された本考案においては、開閉
蓋体8を開いた状態で、油切り用載置台19に天
ぷらを載せることができる。その油は開閉蓋体8
の内面13上に垂れ落ちる。一旦垂れ落ちた油は
同内面13上を流れ落ちる途中で油切り用載置台
19上の天ぷらに再び付着することがない。ま
た、開閉蓋体8の内面13上を後端縁8bまで流
れ落ちてきた油は突部15があるため、ヒンジ1
1に付着することもない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図に示すように天ぷらなべ1はなべ本体2
と蓋3とからなる。なべ本体2の前後両側にはグ
リツプ4,5が取着されている。前側のグリツプ
4には第2図に示すように油温警告装置6が装着
されている。
第1図に示すように蓋3は支持蓋体7と開閉蓋
体8とからなる。支持蓋体7の下縁7aには係止
突板9が形成されているとともに、後側のグリツ
プ5側においてなべ本体2の周縁2aには係止孔
10が形成され、この係止突板9が係止孔10に
係入された状態で、支持蓋体7の下縁7aがなべ
本体2の後側においてその周縁2a上に支持され
ている。開閉蓋体8はその後端縁8bで支持蓋体
7の前端縁7bに対し一対のヒンジ11により上
下方向へ回動可能に支持され、なべ本体2に対し
蓋3を閉じた状態では、開閉蓋体8の下縁8aが
なべ本体2の中央から前側においてその周縁2a
上に載せられるようになつている。開閉蓋体8の
前端には摘み12が取着され、第2図に示すよう
に開閉蓋体8を上方へ開きその内面13を上向き
にして支持蓋体7上に重ねたとき、この摘み12
が後側のグリツプ5上に載るようになつている。
第3図に示すように開閉蓋体8の内面13には
前後方向へ延びる複数の突条14が並設されてい
るとともに、開閉蓋体8の後端縁8bには前記両
ヒンジ11を覆う突部15が形成され、各突条1
4の後端はこの両突部15及び後端縁8bから少
し離れている。この後端縁8bの中央部には両突
部15間において口部16が形成されている。支
持蓋体7の前端縁7bには開閉蓋体8を上方へ開
いて支持蓋体7上に重ねたとき開閉蓋体8の口部
16よりも前方へ若干突出する受皿部17が突設
され、この受皿部17の前端縁中央に口部17a
が開閉蓋体8の口部16の真下で形成されてい
る。開閉蓋体8の内面13全体は開いた状態で口
部16側へ傾斜している。又、支持蓋体7の受皿
部17もその口部17a側へ傾斜している。
開閉蓋体8の内面13の前端中央部には止め金
具18が螺着されている。油切り用載置台19は
外枠19aとこの外枠19a間に架設された載置
杆19bとからなり、載置杆19bが止め金具1
8に係止された状態でこの載置台19は開閉蓋体
8の内面13に対し離間して取り付けられてい
る。この油切り用載置台19の後端には開閉蓋体
8を開いたとき上方へ立ち上がつた状態となる折
曲部20が形成されている。
さて、このように構成された天ぷらなべ1にお
いては、第2図に示すように、開閉蓋体8を上方
へ開いて支持蓋体7上に重ねた状態で、油切り用
載置台19に天ぷらを載せることができる。その
油は開閉蓋体8の内面13上に垂れ落ち、各突条
14に沿つて徐々に流れ、後端縁8b付近に集ま
る。この油のうち、両突部15間の油は後端縁8
bからつたつて落ちることなく口部16側へ流
れ、同口部16から受皿部17aの口部17に垂
れ落ちさらに同口部17aから垂れ落ちてなべ本
体2内に戻る。又、開閉蓋体8の内面13上を後
端縁8bまで流れ落ちてきた油はその後端縁8b
において突部15により左右方向へ流れを変えら
れるので、後端縁8b付近に集まつた油がヒンジ
11に付着することもない。
従つて、油切り用載置台19上に載せた天ぷら
から開閉蓋体8の内面13上に一旦垂れ落ちた油
は、同内面13上を流れる途中で油切り用載置台
19上の天ぷらに再び付着することがなく、油切
りを確実に行うことができるばかりでなく、従来
のように、開閉蓋体8の内面13側からヒンジ1
1をつたつて開閉蓋体8及び支持蓋体7の表面側
に油が回り込むこともなく、油切りした油により
蓋3の表面が汚れることを確実に防止できる。
又、開閉蓋体8の内面13上を流れる油は開閉
蓋体8の口部16に集まり、さらに支持蓋体7の
口部17を経てなべ本体2内に戻るので、開閉蓋
体8の後端縁8bから開閉蓋体8の表面上につた
つて流れたり、さらには同表面から支持蓋体7の
表面上に垂れ落ちたりすることはなくなり、蓋3
の表面が油で汚れることはなくなる。
考案の効果 要するに本考案によれば、開閉蓋体8の内面1
3に油切り用載置台19があるので、油切りを確
実に行うことができるばかりでなく、ヒンジ11
を突部15により覆つたことにより、開閉蓋体8
の内面13側から油がヒンジ11をつたつて表面
側へ回り込むのを防止でき、油切りされた油によ
り蓋3の表面が汚れることを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る天ぷらなべにおいてそ
の蓋を閉めた状態を示す一部切欠正面図、第2図
は同じく開いた状態を示す一部切欠正面図、第3
図は第2図に示す蓋の開閉蓋体のみを示す部分平
面図、第4図は同じく部分側面図である。 1……天ぷらなべ、2……なべ本体、3……
蓋、7……支持蓋体、8……開閉蓋体、13……
内面、14……突条、15……突部、16……口
部、17……受皿部、17a……口部、19……
油切り用載置台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 なべ本体2とその蓋3とからなる天ぷらなべに
    おいて、 この蓋3にはなべ本体2上に支持される支持蓋
    体7と、この支持蓋体7の前端縁7bに対し内面
    13を上向きにして開くことができるようにヒン
    ジ11により上下方向へ回動可能に支持した開閉
    蓋体8とを設け、この開閉蓋体8の内面13上に
    は油切り用載置台19を取り付けるとともに、こ
    の開閉蓋体8の後端縁8bには前記ヒンジ11を
    覆う突部15を設けたことを特徴とする油切り付
    き天ぷらなべ。
JP1987091000U 1987-06-12 1987-06-12 Expired - Lifetime JPH0532027Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987091000U JPH0532027Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987091000U JPH0532027Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63199731U JPS63199731U (ja) 1988-12-22
JPH0532027Y2 true JPH0532027Y2 (ja) 1993-08-17

Family

ID=30951382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987091000U Expired - Lifetime JPH0532027Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

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JP (1) JPH0532027Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524378A (en) * 1975-06-24 1977-01-13 Tadashi Narayama Frying pan

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524378A (en) * 1975-06-24 1977-01-13 Tadashi Narayama Frying pan

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63199731U (ja) 1988-12-22

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