JP2874866B1 - 調理鍋用の蓋 - Google Patents

調理鍋用の蓋

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JP2874866B1
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Abstract

【要約】 【課題】 鍋を例えば手前に煽り起こすように動かすこ
とで、炒め物をこぼすこと無く美味しく炒めることが可
能な調理鍋用の蓋を提供すること。 【解決手段】 蓋体における空間部を経て対峙している
内側部と外側部に通気孔を夫々開口すると共に、この内
側部の通気孔と外側部の通気孔が内外方向に一致してい
ない態様に形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は調理鍋用の蓋に関
し、炒め物の調理に多用される中華鍋やフライパン等の
各種の鍋に最適な蓋に関係している。
【0002】
【従来の技術】例えば、中華鍋で野菜の炒め物を調理す
る場合、美味しく炒めるには中華鍋を上手に動かして野
菜を反しながら炒めるのが決め手になる。すなわち、繰
り返し野菜を反すことで、野菜に熱をとおし且つ野菜か
ら蒸発する水分を飛ばして、美味しく仕上がるように炒
められるのである。ところが、野菜がこぼれず且つ反る
ように中華鍋を動かすのには熟練した技術が要求され、
その技術を習得するのが大変であり、又、非力な者には
上手に動かすこと自体が大変な労力的負担になる。この
ことは、フライパンによる様々な炒め物についても同様
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、第1には、鍋を例えば手前に煽り起こすように動か
すことで、炒め物をこぼすこと無く美味しく炒めること
が可能な調理鍋用の蓋を、第2には、さらに、分離させ
て洗浄容易である調理鍋用の蓋を、第3には、さらに、
動かし易いように鍋側の柄と併せ持つことが可能な調理
鍋用の蓋を、第4には、さらに、鍋側に取り付けること
が可能な調理鍋用の蓋を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した課題を
達成するため、蓋体における空間部を経て対峙している
内側部と外側部に通気孔を夫々開口すると共に、この内
側部の通気孔と外側部の通気孔が内外方向に一致してい
ない態様に形成してあることを特徴とする。また本発明
では、前記蓋体が、内側部と外側部とに分離可能な態様
であることを特徴とする。また本発明では、前記蓋体
が、柄を備えていることを特徴とする。また本発明で
は、前記蓋体が、調理鍋に対して開閉自在に取付可能な
態様の取付部を有していることを特徴とする。
【0005】本発明における蓋体は、平板状又はお椀状
のいずれであっても良く、お椀状である態様のものでは
炒め物が反り易く有効である。内側部と外側部は、一体
の態様のもの、分離可能な別体の態様のもののいずれで
あっても良い。そして、通気孔は蒸気が逃げられる一方
で、炒め物が詰まるようなことが無い適宜形状及び孔径
のものにする。この通気孔は、孔径が通水可能である場
合には、油通しや湯通しをする際に用いられるところの
穴開きおたまとしても活用し得る。また、柄は鍋側の柄
と適合して、合わせた状態で握り易い形態にしてあるの
が良い。また、取付部による蓋体の開閉方向は、柄側を
基準として、12時方向又は3時方向又は9時方向のい
ずれであっても良い。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2には本発明の調理鍋
用蓋の実施の1形態を例示しており、蓋体1は、空間部
2を隔てて対峙している内側部3と外側部4からなるお
椀状のもので、鍋12の開口部13に対して同部を閉じ
(図6参照)可能な態様に形成していて、この内側部3
及び外側部4には通気孔5を夫々開口してある。そし
て、内側部3の通気孔5と外側部4の通気孔5は、内外
方向に一致していない態様に配設して形成してあり、鍋
12へ被蓋させて炒めている状態で、蒸気が内側部3の
通気孔5から空間部2に流入した後に同空間部2を経て
外側部4の通気孔5より外へ流出し得るようにしてある
と共に、仮に炒め物或いは汁等が内側部3の通気孔5か
ら空間部2内に入り込むようなことがあっても、先ず外
側部4内面に当たり外へのダイレクトな流出が妨げられ
るようにしてある。
【0007】また、外側部4外面中央には、嘴状の流出
口6を空間部2と連通させて形成してあり、空間部2内
に入り込んだ炒め物や汁を流出口6を経て外へ出せる
(図3参照)ようにしてある。この流出口6は、図1の
平面図上で、9時の方向に向けて開口形成していて、右
利きの人が左手で持ち、反時計回りにまわして反転させ
て、流出口6から注ぎ出せるようにしてある。さらに、
流出口6の上流側には凹状汁溜部7を形成して、反転さ
せた際の外側部4内面を伝い流れる汁などが汁溜部7に
いったん溜まり得るようにしてある。又、流出口6は把
手としての摘み部8を兼ねている。この摘み部8は、指
で摘み易い態様(図3に想像線で示す例)や、汁が汁溜
部7から流出口6へ流れ出やすい態様(図3の想像線で
示す)のものにしても良い。蓋体1側縁には柄9を備え
てある。この柄9は、鍋12の柄14と適合する形態に
形成していて、柄9及び14を合わせ易く且つ合わせた
状態で握り持ち易いようにしてある。(図6参照)
【0008】図4には本発明の調理鍋用蓋の実施の他の
1形態を例示しており、構成は前記した図1の態様のも
のと基本的に同一であるため、共通している構成の説明
は省略して、相違する構成について説明する。蓋体1
は、内側部3と外側部4に分離可能な態様に形成してあ
り、具体的には、内側部3の外周縁部3a外周面と外側
部4の外周縁部4a内周面とに相互に適合する螺子部1
0を形成して着脱可能にしてある。
【0009】図5には本発明の調理鍋用蓋の実施の他の
1形態を例示しており、構成は前記した図1の態様のも
のと基本的に同一であるため、共通している構成の説明
は省略して、相違する構成について説明する。蓋体1
は、右側縁の蝶番11を鍋12における開口部13右側
縁に取り付けていて、鍋12の開口部13を開閉可能に
してある。
【0010】前記した各態様では、蓋体1に柄9が備え
られているタイプについて例示したが、これに限定され
ず、柄9が無いタイプであっても良く、この場合は摘み
部8を把手として有効に活用することになる。また、内
側部3と外側部4との分離可能な態様として、前記した
螺子によるものの他に、例えば、嵌め込み態様のもの、
圧入による態様のもの等があり、別体の内側部3と外側
部4を一体的に組める態様であれば良い。
【0011】
【発明の効果】
A.請求項1により、鍋に蓋した状態で、鍋を例えば手
前に煽り起こすように動かすことで、炒め物をこぼすこ
と無く美味しく炒めることができる。 B.請求項2により、さらに、洗浄時には内側部と外側
部に分割させて、簡単且つ容易に洗浄することができ
る。 C.請求項3により、さらに、動かし易いように、鍋側
の柄と合わせ持つことができる。 D.請求項4により、さらに、鍋側に取り付けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の調理鍋用蓋の実施の1形態を例示し
ている平面図。
【図2】 図1の(2)−(2)拡大縦断面図。
【図3】 裏返した状態の拡大縦断面図。
【図4】 本発明の調理鍋用蓋の実施の他の1形態を例
示している縦断面図。
【図5】 本発明の調理鍋用蓋を鍋に取り付けた状態の
縦断面図。
【図6】 本発明の調理鍋用蓋を鍋の開口部に被せた状
態の縦断面図。
【図7】 鍋から離した状態の縦断面図。
【符号の説明】
1 蓋体 2 空間部 3 内側部 3a 内側部の外周縁部 4 外側部 4a 外側部の外周縁部 5 通気孔 6 流出口 7 汁溜部 8 摘み部 9 柄 10 螺子部 11 蝶番(取付部) 12 鍋 13 鍋の開口部 14 鍋の柄

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体における空間部を経て対峙している
    内側部と外側部に通気孔を夫々開口すると共に、この内
    側部の通気孔と外側部の通気孔が内外方向に一致してい
    ない態様に形成してあることを特徴とする調理鍋用の
    蓋。
  2. 【請求項2】 前記蓋体が、内側部と外側部とに分離可
    能な態様であることを特徴とする請求項1記載の調理鍋
    用の蓋。
  3. 【請求項3】 前記蓋体が、柄を備えていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の調理鍋用の蓋。
  4. 【請求項4】 前記蓋体が、調理鍋に対して開閉自在に
    取付可能な態様の取付部を有していることを特徴とする
    請求項1、2、3のいずれか1項記載の調理鍋用の蓋。
JP8987998A 1998-04-02 1998-04-02 調理鍋用の蓋 Expired - Fee Related JP2874866B1 (ja)

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