JPS6327620Y2 - - Google Patents

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JPS6327620Y2
JPS6327620Y2 JP1981084857U JP8485781U JPS6327620Y2 JP S6327620 Y2 JPS6327620 Y2 JP S6327620Y2 JP 1981084857 U JP1981084857 U JP 1981084857U JP 8485781 U JP8485781 U JP 8485781U JP S6327620 Y2 JPS6327620 Y2 JP S6327620Y2
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JP
Japan
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dew
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lid
container
rice
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JP1981084857U
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JPS57196415U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は露導入部を、蓋体枢着用のホルダ又は
ホルダに近い器体の口縁に設けることを基本とし
て、蓋体開放時に蓋体の露が外部に流れ落ちるの
を確実に防止するようにした炊飯器の露受装置に
関する。
蓋体開放時に、該蓋体に付着する露を受ける露
受装置としては、例えば第10図に示す、蓋体a
と器体bとの蝶番部分cにその両側で開口する露
受部dを設けたものが実公昭54−2456号公報によ
つて開示されているが、この露受部dは、常時蝶
番部分cの両側で外部に開口しているため、ゴミ
等が推積しやすく不衛生となりがちであり、又こ
のような外部に突出する露受部dは炊飯器の外観
を損なう。なお複数個のしかも互いに連通する露
受室を設けた露受装置が実開昭50−108768号公報
によつて提案されているが、連通路が狭路とな
り、その洗浄に手間取る等の不便がある。
本考案はかかる問題点を解決しうる炊飯器の露
受装置の提供を目的とし、以下その一実施例を図
面により説明する。
図において本考案の露受装置1は、飯器3を収
容した器体4の一側縁にホルダ5を取付け、該ホ
ルダ5によつて蓋体6を枢支するとともに、ホル
ダ5に設けられる露受容器37に、蓋体6に付着
しかつ開蓋時に流下する炊飯時の露を導入、貯留
するものであつて、器体4にはその上縁周囲にリ
ング状の口縁7を取付けている。該口縁7は、そ
の上面に、対置される内堤9、外堤10間で露溝
11を形成しており、又本実施例では外堤10を
前記ホルダ5の取付内方で欠切し、該欠切部12
から露溝11内の露をホルダ5に流出しうる。
なお前記飯器3は、段差部13を介して外方に
向かうフランジ部14を張出しており、該フラン
ジ部14の外端縁は内堤9をこえ露溝11の上方
に臨む。又前記段差部13には、蓋体6の内面に
取付けられる飯器蓋17の周縁が、蓋体6の閉止
時において密接でき、又飯器蓋17には蓋体6の
透孔19を通る調圧器20が固定される。前記ホ
ルダ5は、第3〜4図に示すように、上面bを、
露溝11の底面aと面一とし、かつ口縁7外周に
密接する底板22を具え、かつ該底板22には透
孔からなる露導入部8が穿設されるとともに、前
記欠切部12の両端で立上がる一対の軸受片2
3,23を立設し、該軸受片23,23の上端の
透孔24により、蓋体6を枢支する。又軸受片2
3,23は背板25によつてその後縁が連結さ
れ、露導入部8は、背板25と軸受片23,23
とにより囲まれる。なお背板25の背部に蓋体6
をその開放状態で保持する受片26を設けてい
る。さらにホルダ5は底板22の下方に、背部が
開口する露受取付孔27と、前方が開口されかつ
コード挿通孔30を具えるコード取付部28とか
らなる縦断面略乙字の箱体部29を設け、又箱体
部29の両側壁外面に前後方向にのびる突条31
を形成する。ホルダ5は底板22下方にカバー具
35が取付けられる。該カバー具35は、前記突
条31に係合する溝部36によつて箱体部29に
着脱でき箱体部29を覆う、横断面コ字に形成さ
れ、又その内面には、前記露受取付孔26に挿入
しうる露受容器37を設けることにより、その取
付によつてホルダ5には露受容器37が形成され
る。
蓋体6はその把持部41から軸受片23,23
間に挿入される突片42を突出させており、その
先端部を通る支持ピン40により蓋体6は器体4
に開閉自在に取付けられる。又突片42間には支
持ピン40を中心として湾曲しかつ前記背板25
上端に接近する円弧片44を設けることにより、
前記露導入部8は隠蔽される。蓋体6の内面は、
前記飯器蓋17を、その外端が突出することなく
納める凹部46に形成されるとともに、その周縁
に、樋状のガイド部材50が設けられる。ガイド
部材50は、蓋体6の開放状態において、飯器蓋
17から落下する露を受けかつ案内し、かつホル
ダ5上方の途切れ部51から前記露導入部8近傍
に滴下できる。なお図中52は器体4の係止片5
3に係合して蓋体6を器体4に密着させるロツク
レバー、又54はヒータである。
然して本考案の装置1において、蓋体6は前記
受片26により90゜をこえる角度で係止されるこ
とにより飯器3を開放するとともに、飯器蓋17
に、その炊飯中に付着する露は、蓋体6の傾斜と
ともに一部は口縁7の露溝11に、大部分は開放
後に徐々に下方に流れ、蓋体6の内面に落ちる。
蓋体6では前記ガイド部材50に沿つて流れ、途
切れ部51から露導入部8近傍に滴下し、該露導
入部8をへて露受容器37に貯水され、外部への
滴水を防ぐ。なお該貯水は次の炊飯時に蒸発し又
は適宜カバー具35を取外し排出する。露導入部
37は軸受片23間に設けられ、かつ軸受片23
と、背板25と、円弧片44により蓋体6の閉止
時に掩蔽されため、ゴミ等の露導入部8および露
受容器37等への侵入が略防止され衛生的である
他、従来の第10図に示す露受部dに比べてコン
パクトとなり、炊飯器の美観を向上できる。なお
前記実施例において、底板22を中凹状にしかつ
その中央に露導入部8を設けるとともに、露溝1
1の底面aを底板22の上面bよりも高く形成し
かつ露溝11を底板22に向かつて傾斜させるこ
とにより露排水を円滑にすることができる。第5
〜6図は露溝11に、露導入部8を形成した本考
案の他の実施例を示す。露導入部8は、露溝11
の底面aを外方に向かい下方に傾斜した樋状部か
らなり、外堤10はその近傍において切除され
る。ホルダ5は外堤10の欠除部を補なう円弧片
57を底板22前縁に設け、円弧片57の下方に
前記露導入部8を挿入する挿入口59を設けてい
る。該挿入口59は底板22下方の、背部を開口
しかつ露受容器37を嵌着する露受取付孔27に
連通する。
叙上のごとく本考案の炊飯器の露受装置は器体
と蓋体とを枢着するホルダの軸受片器体の口縁に
露導入部を設けているため、該露導入部を外部か
ら隠蔽することが容易となり、従つてゴミ等の付
着を防止でき衛生的であり、又蓋体にホルダ上方
に配した途切れ部を有するガイド部材を設けたた
め、滴下する露の外部への飛散がなく、周囲の汚
損を著減できる結果衛生的かつ洗浄が容易とな
り、取扱いが便利となる。さらに露受容器をホル
ダ内に設けているため、例えば前記実開昭50−
108767号公報が開示する複数個の露受室を設ける
必要もなく、その洗浄が極めて容易となり取扱い
の手間を減じうる一方、炊飯器外部の無為な凹凸
をなくし外観を単純化できその美観を向上しうる
等優れた効果を奏しうる。なお本考案の装置にお
いて、露受容器はホルダと一体に成形することも
できるなど、種々な態様のものに変形させうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその開蓋状態を示す断面図、第3図は器体と
蓋体との枢支部分を示す斜視図、第4図はホルダ
と露受容器を示す斜視図、第5図は本考案の他の
実施例をその開蓋状態で示す断面図、第6図はそ
の要部を示す分解斜視図、第7図は従来装置の一
例を示す正面部分図である。 3……飯器、4……器体、5……ホルダ、6…
…蓋体、7……口縁、8……露導入部、17……
飯器蓋、22……底板、23……軸受片、25…
…背板、37……露受容器、50……ガイド部
材、51……途切れ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 飯器を収容した器体の一側縁に、一対の軸受片
    を有するホルダを取付け、かつ該ホルダによつ
    て、前記器体を閉蓋する蓋体を枢支するととも
    に、前記ホルダ内に露受容器を設けかつホルダの
    軸受片間の器体の口縁に前記露受容器に通じる露
    導入部を設ける一方、蓋体開放状態において、蓋
    体よ付着する露を案内できかつホルダ上方に配し
    た途切れ部から露を前記露導入部に滴下させうる
    ガイド部材を前記蓋体に設けたことを特徴とする
    炊飯器の露受装置。
JP1981084857U 1981-06-08 1981-06-08 Expired JPS6327620Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981084857U JPS6327620Y2 (ja) 1981-06-08 1981-06-08

Applications Claiming Priority (1)

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JP1981084857U JPS6327620Y2 (ja) 1981-06-08 1981-06-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57196415U JPS57196415U (ja) 1982-12-13
JPS6327620Y2 true JPS6327620Y2 (ja) 1988-07-26

Family

ID=29880197

Family Applications (1)

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JP1981084857U Expired JPS6327620Y2 (ja) 1981-06-08 1981-06-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5937025U (ja) * 1982-09-01 1984-03-08 松下電器産業株式会社 炊飯器
JPS59232517A (ja) * 1983-06-16 1984-12-27 松下電器産業株式会社 炊飯装置
KR100793408B1 (ko) 2006-09-26 2008-01-09 쿠쿠전자주식회사 전기압력밥솥
JP5609438B2 (ja) * 2010-08-31 2014-10-22 パナソニック株式会社 炊飯器

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JPS5644622B2 (ja) * 1977-10-17 1981-10-21

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JPS5644622U (ja) * 1979-09-12 1981-04-22

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JPS5644622B2 (ja) * 1977-10-17 1981-10-21

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JPS57196415U (ja) 1982-12-13

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