JPS626804B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS626804B2 JPS626804B2 JP6427782A JP6427782A JPS626804B2 JP S626804 B2 JPS626804 B2 JP S626804B2 JP 6427782 A JP6427782 A JP 6427782A JP 6427782 A JP6427782 A JP 6427782A JP S626804 B2 JPS626804 B2 JP S626804B2
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- JP
- Japan
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- groove
- opening
- hinge
- shaped groove
- hole
- Prior art date
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- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は本体開口を開閉する着脱自在の蓋を有
する電気湯沸し器に関し、開閉ヒンジの強度向上
と成型加工を容易に行うことを目的とするもので
ある。
する電気湯沸し器に関し、開閉ヒンジの強度向上
と成型加工を容易に行うことを目的とするもので
ある。
従来、この種の電気湯沸し器のヒンジ部は、ポ
リプロピレン樹脂等の耐熱性を有する合成樹脂製
の注口の後側部に一体成型され、略箱形の形状を
成していた。ヒンジ部の略中央部には、蓋の後方
に設けられた回動軸を着脱自在に係止するL状溝
を有し、このL状溝の成型においては、ヒンジ部
の両側方へピンを抜くスライド成型を行なつてい
た為、成型時に金型ピンの折れ、樹脂のくらいつ
き、抜きテーパー大等の問題があり、成型が非常
に困難であつた。従つて、ヒンジ部の回動軸保持
幅は小さく、強度的には、非常に弱く精度も悪い
ため、蓋取付後のガタツキを生じていた。
リプロピレン樹脂等の耐熱性を有する合成樹脂製
の注口の後側部に一体成型され、略箱形の形状を
成していた。ヒンジ部の略中央部には、蓋の後方
に設けられた回動軸を着脱自在に係止するL状溝
を有し、このL状溝の成型においては、ヒンジ部
の両側方へピンを抜くスライド成型を行なつてい
た為、成型時に金型ピンの折れ、樹脂のくらいつ
き、抜きテーパー大等の問題があり、成型が非常
に困難であつた。従つて、ヒンジ部の回動軸保持
幅は小さく、強度的には、非常に弱く精度も悪い
ため、蓋取付後のガタツキを生じていた。
本発明は上記従来の欠点を解消するものであ
り、以下に本発明の一実施例について添付図面と
ともに説明する。
り、以下に本発明の一実施例について添付図面と
ともに説明する。
図において、1はポリプロピレン樹脂等の耐熱
性を有する合成樹脂製の注口であり、塗装鋼板製
で円筒形のボデー2の上端に載置され、内側段部
1aにパツキング3を介して水を入れる容器4が
係止されている。ボデイー2の下端には基台5が
設けられ、容器4の底面と基台5をねじ結合して
本体が形成されている。
性を有する合成樹脂製の注口であり、塗装鋼板製
で円筒形のボデー2の上端に載置され、内側段部
1aにパツキング3を介して水を入れる容器4が
係止されている。ボデイー2の下端には基台5が
設けられ、容器4の底面と基台5をねじ結合して
本体が形成されている。
6は注口1の上部開口を開閉する蓋であり、内
部に空気を圧送するポンプ機構(図示せず)が設
けられ回動軸8が固定架設されている。
部に空気を圧送するポンプ機構(図示せず)が設
けられ回動軸8が固定架設されている。
9は注口1の後側部に設けられた下面が開口し
た略箱形のヒンジ台であり、開口溝部9aと係止
溝部9bが断面L字状に連設されて、L状溝10
が形成されている。このL状溝10には前記蓋6
の回転軸8が開口溝部9aより挿入され係止溝部
9bに位置してヒンジを構成し蓋6が開閉自在に
係合される。
た略箱形のヒンジ台であり、開口溝部9aと係止
溝部9bが断面L字状に連設されて、L状溝10
が形成されている。このL状溝10には前記蓋6
の回転軸8が開口溝部9aより挿入され係止溝部
9bに位置してヒンジを構成し蓋6が開閉自在に
係合される。
係止溝部9bの底面中央部には透孔11が設け
られており、開口溝部9aの底面下部は本体の外
方向へ向けて下降する傾斜面12が形成されてい
る。
られており、開口溝部9aの底面下部は本体の外
方向へ向けて下降する傾斜面12が形成されてい
る。
13は仕切壁であり、前記透孔11の両側端に
接して設けられ、下面13aは器体外方に向けて
下降する傾斜にされている。
接して設けられ、下面13aは器体外方に向けて
下降する傾斜にされている。
14はヒンジ台9の側壁9cの下方に設けられ
た突起リブであり上面14aは器体外方に向けて
下降する傾斜に形成されている。
た突起リブであり上面14aは器体外方に向けて
下降する傾斜に形成されている。
15は注口1に回動自在に係合された把手、1
6は吐出口であり、蓋6に装着されたポンプによ
り容器4内へ空気を圧送して湯を吐出させるもの
である。17は電気発熱体(図示せず)への通電
接続口である。
6は吐出口であり、蓋6に装着されたポンプによ
り容器4内へ空気を圧送して湯を吐出させるもの
である。17は電気発熱体(図示せず)への通電
接続口である。
尚、通常、円筒形のボデー2は板体をロール曲
げ加工し継ぎ目を折り重ねて(はぜ合せとも云
う)製作され、この継ぎ目は注口1のヒンジ台9
の下部に位置されるものである。
げ加工し継ぎ目を折り重ねて(はぜ合せとも云
う)製作され、この継ぎ目は注口1のヒンジ台9
の下部に位置されるものである。
上記構成において作用の説明をする。
ヒンジ台9の略中央部に設けられているL状溝
10の底面中央部に透孔11を有しているので、
前記L状溝10の成型においては、上下前後の四
方向に分割する金型によつて成形が可能となる。
上型は、L状溝10を形成する開口溝部9aの中
央部を成型し、前後のスライドピンは、ヒンジ台
9の側壁9cと突起リブ14及び前記側壁9c近
くで短い部分のL状溝10を成型し、下型では、
ヒンジ台9の裏面及び前記透孔11を成型する。
前述の如く前後のスライドピンでL状溝10両側
の浅い部分のみを成型するのみでヒンジ台9の全
長に亘るL状溝を形成することができるので、成
型性の向上を図るとともに、回転軸8を係止溝部
9bに係合し、蓋6を一定限度以上に開く力を加
えてもヒンジ台の破壊強度が強いので安全であ
る。更に、スライドピンは前述の如く短い為、抜
きテーパーを小さくでき、L状溝の寸法精度を高
めることができ回転軸と係止溝部との嵌合ガタが
少くできるのでヒンジ台に蓋を取付けた時の横方
向ガタを防止することができる。
10の底面中央部に透孔11を有しているので、
前記L状溝10の成型においては、上下前後の四
方向に分割する金型によつて成形が可能となる。
上型は、L状溝10を形成する開口溝部9aの中
央部を成型し、前後のスライドピンは、ヒンジ台
9の側壁9cと突起リブ14及び前記側壁9c近
くで短い部分のL状溝10を成型し、下型では、
ヒンジ台9の裏面及び前記透孔11を成型する。
前述の如く前後のスライドピンでL状溝10両側
の浅い部分のみを成型するのみでヒンジ台9の全
長に亘るL状溝を形成することができるので、成
型性の向上を図るとともに、回転軸8を係止溝部
9bに係合し、蓋6を一定限度以上に開く力を加
えてもヒンジ台の破壊強度が強いので安全であ
る。更に、スライドピンは前述の如く短い為、抜
きテーパーを小さくでき、L状溝の寸法精度を高
めることができ回転軸と係止溝部との嵌合ガタが
少くできるのでヒンジ台に蓋を取付けた時の横方
向ガタを防止することができる。
また、容器3に水を入れて湯沸しすると、蓋6
の内面下部18に蒸気が露結する。容器3への給
水のため蓋6を開くと、露結した水滴は蓋6の回
動軸部7に流下し、ヒンジ台9上に滴下する。ヒ
ンジ台9の中央部に滴下した水は、L状溝10の
開口溝部9aを通り、L状溝10の底面に設けら
れた透孔11に至り、前記開口溝部9aの底面下
部先端より下方へ滴下される。この時、L状溝1
0の底面に設けてある透孔11がボデー2の最大
外径より十分外側に位置しているので水は、ボデ
ー2に接することなく床面へ滴下することはいう
までもない。また、ヒンジ台9の両側に位置する
突起リブ14へ滴下した水は、突起リブ14aの
上面14aが器体外方に向けて下降する傾斜面と
なつている為、この面を通り床面へ滴下される。
従つて透孔11の作用による欠点はないものであ
る。
の内面下部18に蒸気が露結する。容器3への給
水のため蓋6を開くと、露結した水滴は蓋6の回
動軸部7に流下し、ヒンジ台9上に滴下する。ヒ
ンジ台9の中央部に滴下した水は、L状溝10の
開口溝部9aを通り、L状溝10の底面に設けら
れた透孔11に至り、前記開口溝部9aの底面下
部先端より下方へ滴下される。この時、L状溝1
0の底面に設けてある透孔11がボデー2の最大
外径より十分外側に位置しているので水は、ボデ
ー2に接することなく床面へ滴下することはいう
までもない。また、ヒンジ台9の両側に位置する
突起リブ14へ滴下した水は、突起リブ14aの
上面14aが器体外方に向けて下降する傾斜面と
なつている為、この面を通り床面へ滴下される。
従つて透孔11の作用による欠点はないものであ
る。
以上の説明から明らかなように、本発明の電気
湯沸し器はヒンジ台の略中央部に設けられている
L状溝の底面中央部に透孔を設けることによりL
状溝を成型する際に、L状溝の中央部は上下型に
より成型し、両側の浅い部分のみを前後型のスラ
イドピンで成型することができ、成型性の向上、
ヒンジ部の強度向上、L状溝の精度向上に伴う蓋
取付後のガタツキの防止ができ、また、同様にヒ
ンジ部に水が流下した際に、ボデーへ接すること
なく床面へ滴下できるのでボデーの腐食を生じさ
せたりする欠点を生じずその工業的価値は大なる
ものである。
湯沸し器はヒンジ台の略中央部に設けられている
L状溝の底面中央部に透孔を設けることによりL
状溝を成型する際に、L状溝の中央部は上下型に
より成型し、両側の浅い部分のみを前後型のスラ
イドピンで成型することができ、成型性の向上、
ヒンジ部の強度向上、L状溝の精度向上に伴う蓋
取付後のガタツキの防止ができ、また、同様にヒ
ンジ部に水が流下した際に、ボデーへ接すること
なく床面へ滴下できるのでボデーの腐食を生じさ
せたりする欠点を生じずその工業的価値は大なる
ものである。
第1図は本発明の一実施例を示す電気湯沸し器
の側面図、第2図は同要部斜視図、第3図は同要
部背面図、第4図は同要部の一部切欠き側断面
図、第5図は同要部の斜視図である。 1……注口、2……ボデー、4……容器、6…
…蓋、7……回動軸部、8……回動軸、9……ヒ
ンジ台、10……L状溝、11……透孔。
の側面図、第2図は同要部斜視図、第3図は同要
部背面図、第4図は同要部の一部切欠き側断面
図、第5図は同要部の斜視図である。 1……注口、2……ボデー、4……容器、6…
…蓋、7……回動軸部、8……回動軸、9……ヒ
ンジ台、10……L状溝、11……透孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ボデーに載置され容器を係止する合成樹脂製
の注口の後側部に下面開口で略箱形のヒンジ台を
一体に形成し、このヒンジ台の略中央部に開口溝
部と係止溝部からなる断面L字状のL状溝を設
け、係止溝部底面の略中央部に透孔を設け、前記
L状溝に注口の開口を開閉する蓋に設けた回転軸
を着脱自在に係合させてヒンジを形成してなる電
気湯沸し器。 2 透孔に隣接する開口溝部底面をボデー外方に
向けて傾斜させ、透孔の前後端に接して仕切壁を
設け、かつ、この仕切壁の下端面を外方に向けて
傾斜させた特許請求の範囲第1項記載の電気湯沸
し器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6427782A JPS58180115A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 電気湯沸し器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6427782A JPS58180115A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 電気湯沸し器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58180115A JPS58180115A (ja) | 1983-10-21 |
JPS626804B2 true JPS626804B2 (ja) | 1987-02-13 |
Family
ID=13253561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6427782A Granted JPS58180115A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 電気湯沸し器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58180115A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01117311U (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-08 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147934U (ja) * | 1984-09-05 | 1986-03-31 | 松下電器産業株式会社 | 電気湯沸し器 |
JPS6234490Y2 (ja) * | 1984-11-02 | 1987-09-03 |
-
1982
- 1982-04-16 JP JP6427782A patent/JPS58180115A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01117311U (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58180115A (ja) | 1983-10-21 |
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