JPS6234490Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6234490Y2
JPS6234490Y2 JP1984167263U JP16726384U JPS6234490Y2 JP S6234490 Y2 JPS6234490 Y2 JP S6234490Y2 JP 1984167263 U JP1984167263 U JP 1984167263U JP 16726384 U JP16726384 U JP 16726384U JP S6234490 Y2 JPS6234490 Y2 JP S6234490Y2
Authority
JP
Japan
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lid
opening
groove
spout
recess
Prior art date
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Expired
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JP1984167263U
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JPS6182521U (ja
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Publication date
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ボデーに載置される注口の開口を開
閉する着脱自在な蓋を有する電気湯沸し器に関す
るものである。
従来例の構成とその問題点 従来のこの種の電気湯沸し器は、第1図に示す
ように、蓋101を開いた状態で運ばれたり、あ
るいは容器内の湯を排出する場合、蓋101を大
きく開くため、蓋101が外れてしまつて器体が
落下し、火傷等をするという危険性を有してお
り、これを防止するために、蓋101のヒンジ部
端部102が、注口ヒンジ部、後面の突起部10
3に引つかかる構成になつていた。
しかしながら、この構成では蓋101の開閉操
作中、常に回転軸104が係止溝部105を支点
として回転する時は問題ないが、第2図に示すよ
うに、蓋101を前方(矢印A方向)に引きなが
ら蓋101を開くと、回転軸104が前方に引つ
ぱられて、注口ヒンジ部の開口溝部106に至
り、そして蓋101の開閉中に注口ヒンジ部後面
の突起部103に乗りあげることが多く、さらに
蓋101の開閉動作を続けると、蓋101は突起
部103を支点とし回転し、そして回転軸104
が開口溝部106より抜けて、蓋101が外れて
しまうという欠点を有していた。
考案の目的 本考案は上記従来の欠点に鑑み、蓋をもつての
移動や容器内の湯を排出する場合、蓋が外れにく
く、かつ蓋の開閉動作においても、蓋の外れをな
くすことができる電気湯沸し器を提供することを
目的とする。
考案の構成 上記目的を達成するために本考案の電気湯沸し
器は、ボデーに載置され、かつ容器を係止する合
成樹脂製の注口の後側部に、後面に蓋の外れ角度
を規制する突起部を有する略箱形のヒンジ台を一
体に形成し、このヒンジ台の略中央部に、開口溝
部と係止溝部とからなる断面L字状の略L状溝を
設け、この略L状溝の係止溝部の奥の下方に、前
記注口の開口を開閉する蓋に設けた回転軸を収納
可能な凹所を設け、この凹所に前記回転軸を着脱
自在に係合させてヒンジを形成したもので、この
構成により、蓋を大きく開いた時は、前記突起部
にあたつて、蓋が外れることはなく、また蓋の開
閉動作においても、蓋の回転軸が係止溝部の奥の
下方に設けた凹所を中心として回転するため、突
起部に乗りあげて蓋が外れることはなくなるもの
である。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。第3図〜第5図において、1はポリ
プロピレン樹脂等の耐熱性を有する合成樹脂によ
り構成された注口で、この注口1は塗装鋼板製で
円筒形のボデー2の上端に載置され、かつ内側段
部1aにパツキング3を介して水を入れる容器4
が係止されている。またボデー2の下端には基台
5が設けられ、容器4の底面と基台5をねじで結
合して本体が形成されている。
6は注口1の上部開口を開閉する蓋で、この蓋
6の内部には空気を圧送するポンプ機構(図示せ
ず)が設けられ、かつ端部には回転軸7が固定さ
れている。8は注口1の後側部が設けられた略箱
形のヒンジ台で、このヒンジ台8は後面に、蓋6
の外れ角度を規制する突起部9を有し、かつ略中
央部には、開口溝部10と奥の下方に凹所11を
設けた係止溝部12が断面L字状に連接されて、
略L状溝13を形成している。この略L状溝13
には前記蓋6の回転軸7が開口溝部10より挿入
され、そして係止溝部12または凹所11に位置
してヒンジを構成しており、蓋6が開閉自在に係
合される。14は蓋6の前面嘴部に設けられたロ
ツクつまみで、このロツクつまみ14は蓋6の開
閉の際操作する。15は注口1に回動自在に係合
された把手、16は吐出口で、この吐出口16は
蓋6に装置されたポンプにより容器4内へ空気を
圧送して湯を吐出させるものである。17は電気
発熱体(図示せず)への通電接続口である。
上記構成において、次にその作用を説明する。
蓋6がヒンジ台8にセツトされて、蓋6が閉じら
れているときは、回転軸7は係止溝部12に位置
している。次に、ロツクつまみ14を操作して、
蓋6を開き始めて、ある一定の角度まで開くと、
第5図に示すように、回転軸7は係止溝部12か
ら凹所11へ移動する。これは蓋6の自重による
もので、開閉操作の中で自然に行なわれる。この
場合、蓋6の回転は凹所11を支点として行なわ
れるため、操作するロツクつまみ14が蓋6の前
方にあつて蓋6が前方へ引かれても、回転軸7が
移動して開口溝部10に至ることはない。そのた
めに、蓋6の後端部6aが突起部9に乗りあげる
ことはなくなるので、蓋6が外れてしまうことは
ない。
考案の効果 以上のように本考案によれば、注口の後側部
に、後面に蓋の外れ角度を規制する突起部を有す
る略箱形のヒンジ台を一体に形成し、このヒンジ
台の略中央部に、開口溝部と係止溝部とからなる
断面L字状の略L状溝を設け、この略L状溝の係
止溝部の奥の下方に、前記注口の開口を開閉する
蓋に設けた回転軸を収納可能な凹所を設け、この
凹所に前記回転軸を着脱自在に係合させてヒンジ
を形成したもので、ヒンジ台の後面に設けられ、
かつ蓋の外れ角度を規制する突起部の存在によ
り、蓋を大きく開いて、すなわち注口との角度50
゜以上に開いて、蓋の嘴部(第3図の14近傍)
と器体の鼻部(第3図の16近傍)をもつて排湯
する場合においても、蓋が注口から外れるという
ことはなく、その結果、排湯中に器体が落下して
湯がこぼれて火傷するなどの危険はなく、また蓋
の開閉途中においては、係止溝部の奥の下方に凹
所を設けているため、回転軸は凹所を中心に回転
することになり、その結果、蓋の後端が突起部に
乗りあげて蓋が外れるということもなくなるた
め、安全性と操作性の著しい改善をはかることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示す電気湯沸し
器の一部側断面図、第3図は本考案の一実施例を
示す電気湯沸し器の側面図、第4図は同湯沸し器
の要部斜視図、第5図は同湯沸し器の要部側断面
図である。 1……注口、2……ボデー、4……容器、6…
…蓋、7……回転軸、8……ヒンジ台、9……突
起部、10……開口溝部、11……凹所、12…
…係止溝部、13……略L状溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデーに載置され、かつ容器を係止する合成樹
    脂製の注口の後側部に、後面に蓋の外れ角度を規
    制する突起部を有する略箱形のヒンジ台を一体に
    形成し、このヒンジ台の略中央部に、開口溝部と
    係止溝部とからなる断面L字状の略L状溝を設
    け、この略L状溝の係止溝部の奥の下方に、前記
    注口の開口を開閉する蓋に設けた回転軸を収納可
    能な凹所を設け、この凹所に前記回転軸を着脱自
    在に係合させてヒンジを形成した電気湯沸し器。
JP1984167263U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPS6234490Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984167263U JPS6234490Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984167263U JPS6234490Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Publication Number Publication Date
JPS6182521U JPS6182521U (ja) 1986-05-31
JPS6234490Y2 true JPS6234490Y2 (ja) 1987-09-03

Family

ID=30725064

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JP1984167263U Expired JPS6234490Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2506704B2 (ja) * 1986-12-19 1996-06-12 松下電器産業株式会社 ポツト等のヒンジ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58180115A (ja) * 1982-04-16 1983-10-21 松下電器産業株式会社 電気湯沸し器

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JPS58180115A (ja) * 1982-04-16 1983-10-21 松下電器産業株式会社 電気湯沸し器

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JPS6182521U (ja) 1986-05-31

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