JP2506704B2 - ポツト等のヒンジ装置 - Google Patents
ポツト等のヒンジ装置Info
- Publication number
- JP2506704B2 JP2506704B2 JP61304292A JP30429286A JP2506704B2 JP 2506704 B2 JP2506704 B2 JP 2506704B2 JP 61304292 A JP61304292 A JP 61304292A JP 30429286 A JP30429286 A JP 30429286A JP 2506704 B2 JP2506704 B2 JP 2506704B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- locking
- opening
- pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、容器開口部を開閉する蓋体を有するポット
等のヒンジ装置に関するものである。
等のヒンジ装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種のポット等のヒンジ装置は、例えば実開
昭61−47934号公報に示されているように、第６図〜第
８図のような構造となっていた。
昭61−47934号公報に示されているように、第６図〜第
８図のような構造となっていた。
すなわち、ボデー51の上端に載置された注口52の後部
上面に、開口溝部53と、係止溝部54を連設してなるＬ字
状溝55を有するヒンジ台56が設けられ、そして注口52に
係止された容器57の開口部を気密的に封鎖するパッキン
グ58を有する蓋体59に固定架設された支軸60が、前記Ｌ
字状溝55に係合されてヒンジ装置を構成していた。
上面に、開口溝部53と、係止溝部54を連設してなるＬ字
状溝55を有するヒンジ台56が設けられ、そして注口52に
係止された容器57の開口部を気密的に封鎖するパッキン
グ58を有する蓋体59に固定架設された支軸60が、前記Ｌ
字状溝55に係合されてヒンジ装置を構成していた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、蓋体59で容器57の開口部
を封鎖しようとする時に、ヒンジ台54のＬ字状溝55が係
止溝部54から開口溝部53へと単に連設しているので、蓋
体59の支軸60が、前方向に移動し、蓋体59のパッキング
58と注口52の開口側壁面の前部が当接し、容器57の気密
が保てず、吐出不良を発生せる欠点を有していた。
を封鎖しようとする時に、ヒンジ台54のＬ字状溝55が係
止溝部54から開口溝部53へと単に連設しているので、蓋
体59の支軸60が、前方向に移動し、蓋体59のパッキング
58と注口52の開口側壁面の前部が当接し、容器57の気密
が保てず、吐出不良を発生せる欠点を有していた。
また、蓋体59をヒンジ台56にセットし、回動する際、
支軸60がＬ字状溝53の開口溝部54底部に位置したまま、
蓋体59を閉じようとすると、蓋体59の前方下部が注口52
に乗り上げ、そこを支点として回動しようとするため、
支軸60がＬ字状溝53よりはずれてしまう欠点もあった。
支軸60がＬ字状溝53の開口溝部54底部に位置したまま、
蓋体59を閉じようとすると、蓋体59の前方下部が注口52
に乗り上げ、そこを支点として回動しようとするため、
支軸60がＬ字状溝53よりはずれてしまう欠点もあった。
本発明は、このような問題点を解決するもので蓋体閉
時の気密を確実にさせ、吐出性が極めて良好で、かつ蓋
体閉時の操作性が極めて容易なポット等のヒンジ装置を
提供することを目的とするものである。
時の気密を確実にさせ、吐出性が極めて良好で、かつ蓋
体閉時の操作性が極めて容易なポット等のヒンジ装置を
提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、ボデーに載置
され、かつ容器を係止する注口の後部上面に設けられた
ヒンジ台と、このヒンジ台に形成された開口溝部と係止
溝部からなる略Ｌ字状溝に着脱自在に係合される支軸を
有し、前記容器を気密的に封鎖するパッキング等を備え
た蓋体とよりなり、前記略Ｌ字状溝の係止溝部は、開口
溝部より係止部に向けて下降させてヒンジ装置を構成し
たものである。
され、かつ容器を係止する注口の後部上面に設けられた
ヒンジ台と、このヒンジ台に形成された開口溝部と係止
溝部からなる略Ｌ字状溝に着脱自在に係合される支軸を
有し、前記容器を気密的に封鎖するパッキング等を備え
た蓋体とよりなり、前記略Ｌ字状溝の係止溝部は、開口
溝部より係止部に向けて下降させてヒンジ装置を構成し
たものである。
作用 この構成により、蓋体閉時の支軸の移動を防止でき、
容器内の気密を確実なものとし、また、蓋体セット時の
支軸の係止溝部への案内ができるので、蓋体回動時の支
軸はずれが防止でき、吐出性及び操作性に優れたポット
等のヒンジ装置を提供することができるものである。
容器内の気密を確実なものとし、また、蓋体セット時の
支軸の係止溝部への案内ができるので、蓋体回動時の支
軸はずれが防止でき、吐出性及び操作性に優れたポット
等のヒンジ装置を提供することができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第１図〜第５図において、１はポリプロピレン樹脂
等の耐熱性を有する合成樹脂により構成された注口で、
この注口１は印刷処理鋼板製のボデー２の上端に載置さ
れ、かつ内側段部に容器パッキング３を介して水を入れ
る容器４が係止されている。また、ボデー２の下端には
基台５が設けられ、そしてこの基台５と容器４の底面と
をねじ結合して本体を構成している。６は、注口１の後
部上面に設けられたヒンジ台で、開口溝部７と係止溝部
８を連設してなる略Ｌ字状溝９を有し、係止溝部８は、
開口溝部７側から係止部10に向けて下降させている。
る。第１図〜第５図において、１はポリプロピレン樹脂
等の耐熱性を有する合成樹脂により構成された注口で、
この注口１は印刷処理鋼板製のボデー２の上端に載置さ
れ、かつ内側段部に容器パッキング３を介して水を入れ
る容器４が係止されている。また、ボデー２の下端には
基台５が設けられ、そしてこの基台５と容器４の底面と
をねじ結合して本体を構成している。６は、注口１の後
部上面に設けられたヒンジ台で、開口溝部７と係止溝部
８を連設してなる略Ｌ字状溝９を有し、係止溝部８は、
開口溝部７側から係止部10に向けて下降させている。
11は、注口１の上部に位置して容器４の開口部を開閉
する蓋体で注口１と略同外形をなし、下面には、容器４
を気密的に封鎖するパッキング12を有し、かつ、後部に
は略Ｌ字状溝９に回転自在に係止される支軸13が固定架
設されている。14は、この蓋体11の閉時をロックするロ
ックつまみである。
する蓋体で注口１と略同外形をなし、下面には、容器４
を気密的に封鎖するパッキング12を有し、かつ、後部に
は略Ｌ字状溝９に回転自在に係止される支軸13が固定架
設されている。14は、この蓋体11の閉時をロックするロ
ックつまみである。
上記構成から明らかなように、本発明の実施例におい
ては、蓋体11で容器４の開口部を封鎖しようとする時、
支軸13が位置する係止溝部８は、開口溝部７側から係止
部10に向けて下降させているので、支軸13は故意に引張
らない限り係止部10より移動することはなく、従って蓋
体11全体の前方向へのズレが防止でき、蓋体11の下面に
設けられたパッキング12が注口１の前方向の開口側壁面
と当接することがなく、容器４の気密が確保できる。
ては、蓋体11で容器４の開口部を封鎖しようとする時、
支軸13が位置する係止溝部８は、開口溝部７側から係止
部10に向けて下降させているので、支軸13は故意に引張
らない限り係止部10より移動することはなく、従って蓋
体11全体の前方向へのズレが防止でき、蓋体11の下面に
設けられたパッキング12が注口１の前方向の開口側壁面
と当接することがなく、容器４の気密が確保できる。
また、蓋体11をヒンジ台６にセットし回動する際、支
軸13を開口溝部７より挿入すると、係止溝部８を係止部
10に向けて下降しているので、支軸13が蓋体11の自重に
より係止部10側に移動して、蓋体11を閉じる時には支軸
13は係止部10に確実に位置しており、支軸13のはずれが
防止できるものである。
軸13を開口溝部７より挿入すると、係止溝部８を係止部
10に向けて下降しているので、支軸13が蓋体11の自重に
より係止部10側に移動して、蓋体11を閉じる時には支軸
13は係止部10に確実に位置しており、支軸13のはずれが
防止できるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、蓋体の支軸を係止する
ヒンジ台の係止溝部を係止部へ向けて下降させているた
め、蓋体で容器開口部を閉じる際に、蓋体の前ズレが防
止され、蓋体に設けられたパッキングで確実に容器内の
気密を確保できるばかりでなく、蓋体の支軸を係止部に
案内するので、蓋体の支軸のはずれを防止でき、その結
果吐出性及び操作性に優れたものとでき、その実用的効
果は大なるものである。
ヒンジ台の係止溝部を係止部へ向けて下降させているた
め、蓋体で容器開口部を閉じる際に、蓋体の前ズレが防
止され、蓋体に設けられたパッキングで確実に容器内の
気密を確保できるばかりでなく、蓋体の支軸を係止部に
案内するので、蓋体の支軸のはずれを防止でき、その結
果吐出性及び操作性に優れたものとでき、その実用的効
果は大なるものである。
第１図，第２図はそれぞれ本発明の一実施例を示すポッ
ト等のヒンジ装置の要部側面図、第３図は同ポットの蓋
体の裏面図、第４図は同要部断面図、第５図は同全体斜
視図、第６図は従来からあるポットのヒンジ装置の要部
断面図、第７図は同ヒンジ装置の要部斜視図、第８図は
同蓋体の裏面斜視図である。 １……注口、２……ボデー、４……容器、６……ヒンジ
台、７……開口溝部、８……係止溝部、９……略Ｌ字状
溝、10……係止部、11……蓋体、12……パッキング、13
……支軸。
ト等のヒンジ装置の要部側面図、第３図は同ポットの蓋
体の裏面図、第４図は同要部断面図、第５図は同全体斜
視図、第６図は従来からあるポットのヒンジ装置の要部
断面図、第７図は同ヒンジ装置の要部斜視図、第８図は
同蓋体の裏面斜視図である。 １……注口、２……ボデー、４……容器、６……ヒンジ
台、７……開口溝部、８……係止溝部、９……略Ｌ字状
溝、10……係止部、11……蓋体、12……パッキング、13
……支軸。
Claims (1)
- 【請求項１】ボデーに載置され、かつ容器を係止する注
口の後部上面に設けられたヒンジ台と、このヒンジ台に
形成された開口溝部と係止溝部からなる略Ｌ字状溝に着
脱自在に係合される支軸を有し、前記容器を気密的に封
鎖するパッキング等を備えた蓋体とよりなり、前記略Ｌ
字状溝の係止溝部は、開口溝部側より係止部に向けて下
降させてなるポット等のヒンジ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61304292A JP2506704B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | ポツト等のヒンジ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61304292A JP2506704B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | ポツト等のヒンジ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63154130A JPS63154130A (ja) | 1988-06-27 |
| JP2506704B2 true JP2506704B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=17931275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61304292A Expired - Lifetime JP2506704B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | ポツト等のヒンジ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506704B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6234490Y2 (ja) * | 1984-11-02 | 1987-09-03 |
-
1986
- 1986-12-19 JP JP61304292A patent/JP2506704B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63154130A (ja) | 1988-06-27 |
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