JPH0422090B2 - - Google Patents

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JPH0422090B2
JPH0422090B2 JP30428486A JP30428486A JPH0422090B2 JP H0422090 B2 JPH0422090 B2 JP H0422090B2 JP 30428486 A JP30428486 A JP 30428486A JP 30428486 A JP30428486 A JP 30428486A JP H0422090 B2 JPH0422090 B2 JP H0422090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
hinge
container
support shaft
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP30428486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63154129A (ja
Inventor
Tadashi Inuzuka
Mitsuoki Maeda
Takafumi Mera
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30428486A priority Critical patent/JPS63154129A/ja
Publication of JPS63154129A publication Critical patent/JPS63154129A/ja
Publication of JPH0422090B2 publication Critical patent/JPH0422090B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、容器開口部を開閉する蓋体を有する
ポツト等のヒンジ装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種のポツト等のヒンジ装置は、例え
ば特開昭60−182134号公報に示されているように
第10図、第11図のような構造となつたいた。
すなわち、ボデー51の上端に載置された注口
52の後部上面に、開口溝部53と係止溝部54
を連設してなるL字状溝55を有するヒンジ台5
6が設けられ、そして注口52に係止された容器
57の開口部を気密的に封鎖するパツキング58
を有する蓋体59に固定架設された支軸60が、
前記L字状溝55に係合されてヒンジ装置を構成
していた。
発明解決しようとする問題点 このような従来の構成では、蓋体59で容器5
7の開口部を封鎖しようとする時に、ヒンジ台5
4のL字状溝55が係止溝部54から開口溝部5
3へと連設しているので、蓋体59の支軸60
が、前方向に移動し、蓋体59のパツキング58
と注口52の開口側壁面の前部が当接し、容器5
7の気密が保てず、吐出不良を発生させる欠点を
有していた。
また、同様に蓋体59で容器57の開口部を封
鎖しようとする時に、蓋体59の回軸着脱自在と
しているため、ヒンジ台56の幅方向と支軸60
を固定架設する部分の幅方向にスキマが必要とさ
れるので、蓋体59がヒンジ台56を支点として
左右方向に振れ、蓋体59のパツキング58と注
口52の開口側壁面の左・右部が当接し、容器5
7の気密が保てず、吐出不良を発生させる欠点も
有していた。
さらに、蓋体59をヒンジ台56にセツトし、
回動する際、支軸60がL字状溝53の開口溝部
54底部に位置したまま、蓋体59を閉じようと
すると、蓋体59の前方下部が注口52に乗り上
げ、そこを支点として回動しようとするため、支
軸60がL字状溝53よりはずれてしまう欠点も
あつた。
本発明は、このような問題点を解決するもの
で、蓋体閉時の気密を確実にさせ、吐出性が極め
て良好で、かつ蓋体閉時の操作性が極めて容易な
ポツト等のヒンジ装置を提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、ボデー
に載置され、かつ容器を係止する注口の後部上面
に設けられたヒンジ台と、このヒンジ台に形成さ
れた開口溝部と係止溝部からなるL字状溝に着脱
自在に係合される支軸を有し前記容器を気密的に
封鎖するパツキング等を備えた蓋体とよりなり、
前記注口のヒンジ台の両側に突出部を設けると共
に、この突出部に対応する蓋体のヒンジ部には、
蓋体の着脱時にこの突出部を逃がす蓋体の着脱角
度と略同等の斜面で形成される凹部と、蓋体の着
脱角度未満で前記ヒンジ台の突出部と当接し前記
支軸をL状溝の係止溝部に位置させる壁面を設
け、且つ、前記突出部の上面と蓋体の壁面下面に
傾斜面或いは円弧面を設けてヒンジ装置を構成し
たものである。
作 用 この構成により、蓋体閉時の支軸の移動や、蓋
体の左右ガタを防止でき、容器内の気密を確実な
ものとし、また、蓋体セツト時に支軸を係止溝部
に案内し、回動時の蓋体はずれを防止できるた
め、吐出性が良好で操作性の容易なポツト等のヒ
ンジ装置を提供することができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。第1図〜第9図において、1はポリプ
ロピレン樹脂等の耐熱性を有する合成樹脂により
構成された注口で、この注口1は印刷処理鋼板製
のボデー2の上端に載置され、かつ内側段部に容
器パツキング3を介して水を入れる容器4が係止
されている。また、ボデー2の下端には基台5が
設けられ、そしてこの基台5と容器4の底面とを
ねじ結合して本体を構成している。6は、注口1
の後部上面に設けられたヒンジ台で、開口溝部7
と係止溝部8を連設してなるL字状溝9を有して
いる。10は、ヒンジ台6の両側に設けられたく
ぼみ部で、このくぼみ部10は容器4側に向つて
底くなる傾斜面を形成している。
11は、注口1の上部に位置して容器4の開口
部を開閉する蓋体で、注口1と略同外形をなし、
下面には、容器4を気密的に封鎖するパツキング
12を有し、かつ、後部のヒンジ部13には、L
字状溝9に回転自在に係止される支軸14が固定
架設されている。15は、この蓋体11の閉時を
ロツクするロツクつまみである。
16は、ヒンジ台6の両側に設けられた突出部
であり、上面は傾斜面17を有している。18は
ヒンジ台6の後面に設けられた凸部であり、第5
図に示す如く、蓋体11が着脱角度を越える角度
時に蓋体11のヒンジ部13の略中央壁面19が
この凸部18と当接し、支軸14を開口溝部7へ
移動させないように構成している。(着脱角度は
約45゜) 20は、蓋体11のヒンジ部13に形成された
凹部であり、第6図に示す如く蓋体11の着脱角
度と略同等の角度である斜面21で形成されてお
り、支軸14が開口溝部7に位置した場合に、ヒ
ンジ台6の突出部16を逃がすように構成してい
る。
22は、蓋体11のヒンジ部13の壁面であ
り、第7図に示す如く蓋体11の着脱角度未満時
に、ヒンジ台6の突出部16と当接し、支軸14
を係止溝部8に位置させるように構成している。
23は、この壁面22の下面の円弧面である。
上記構成から明らかなように、本発明の実施例
においては、蓋体11で容器4の開口部を封鎖し
ようとする時、蓋体11のヒンジ部13の壁面2
2が、ヒンジ台6の突出部16と当接し、支軸1
4をL字状溝9の係止溝部8に位置させるので、
蓋体11全体が、前方へ移動することがなく、蓋
体11の下面に設けられたパツキング12が注口
1の前方向の開口側壁面と当接することがなく、
容器4の気密が確保できる。
また、同様に蓋体11で容器4の開口部を封鎖
しようとする時、ヒンジ台6の両側で、蓋体11
のヒンジ部の壁面22とヒンジ台6の突出部16
とを当接させると同時に、支軸14を係止溝部8
の後方壁面に押しあてるので、蓋体11の支軸1
4は前後方向に確実に固定されてしまうばかりで
なくねじり方向のガタが除去されてしまい、従つ
て蓋体11の左右ガタを防止して、蓋体11のパ
ツキング12を注口1の開口側壁面との当接を防
ぎ、容器4の気密が確保できる。
さらに、蓋体11をヒンジ台6にセツトし回動
する際、蓋体11のヒンジ部13の壁面22の円
弧面23がヒンジ台6の突出部16の傾斜面17
に沿つて移動すると同時に、支軸14は、開口溝
部7から係止溝部8へ移動するので、支軸14の
はずれが防止できるものである。
また、蓋体11を開いて手でもつた場合におい
て、開き角度が、蓋体11の着脱角度(45゜)よ
り大きい時は、蓋体11のヒンジ部13の略中央
壁面19が、ヒンジ台6の後面の凸部18と当接
して、支軸14を開口溝部7へ移動させないの
で、蓋体11のはずれを防止できることは言うま
でもない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ヒンジ台の両側
に突出部を設け、この突出部と当接する壁面を蓋
体に設けているので、蓋体で容器開口部を閉じる
際に、蓋体の前ズレを防止すると共に、蓋体の左
右ガタを防ぎ、蓋体に設けられたパツキングで確
実に容器内の気密を確保できるばかりでなく、突
出部の上面と壁面下面に傾斜面或いは円弧面を設
けているので、蓋体の支軸をL状溝の係止溝部に
案内するので、蓋体の支軸はずれを防止でき、そ
の結果吐出性良好で操作性の容易なものとでき、
その実用的効果は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すポツト等のヒ
ンジ装置のヒンジ台要部側面図、第2図は同ポツ
ト等のヒンジ装置の蓋体ヒンジ部断面図、第3図
は同ポツト等のヒンジ装置のヒンジ台斜視図、第
4図は同ポツト等のヒンジ装置の蓋体裏面図、第
5図〜第7図は同ポツト等のヒンジ装置の要部側
面図、第8図は同ポツトの断面図、第9図は同ポ
ツトの全体斜視図、第10図は従来のポツト等の
ヒンジ装置の断面図、第11図は従来のポツト等
のヒンジ装置の要部斜視図である。 1……注口、2……ボデー、4……容器、6…
…ヒンジ台、7……開口溝部、8……係止溝部、
9……L字状溝、11……蓋体、12………パツ
キング、13……ヒンジ部、14……支軸、16
……突出部、17……傾斜面、20……凹部、2
1……斜面、22……壁面、23……円弧面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ボデーに載置され、かつ容器を係止する注口
    の後部上面に設けられたヒンジ台と、このヒンジ
    台に形成された開口溝部と係止溝部からなるL字
    状溝に着脱自在に係合される支軸を有し、前記容
    器を気密的に封鎖するパツキング等を備えた蓋体
    とよりなり、前記注口のヒンジ台の両側に突出部
    を設けると共に、この突出部に対応する蓋体のヒ
    ンジ部には、蓋体の着脱時に前記突出部を逃がす
    蓋体の着脱角度と略同等の斜面で形成される凹部
    と、蓋体の着脱角度未満で前記ヒンジ台の突出部
    と当接し前記支軸を前記L字状溝の係止溝部に位
    置させる壁面を設け、かつ、前記突出部の上面と
    前記蓋体のヒンジ部壁面下面に傾斜面あるいは円
    弧面を設けてなるポツト等のヒンジ装置。
JP30428486A 1986-12-19 1986-12-19 ポット等のヒンジ装置 Granted JPS63154129A (ja)

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JP30428486A JPS63154129A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 ポット等のヒンジ装置

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JP30428486A JPS63154129A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 ポット等のヒンジ装置

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JPS63154129A JPS63154129A (ja) 1988-06-27
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JP30428486A Granted JPS63154129A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 ポット等のヒンジ装置

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Families Citing this family (6)

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JPS63154129A (ja) 1988-06-27

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