JPH0512988A - 半導体電子放出素子 - Google Patents

半導体電子放出素子

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JPH0512988A
JPH0512988A JP3249214A JP24921491A JPH0512988A JP H0512988 A JPH0512988 A JP H0512988A JP 3249214 A JP3249214 A JP 3249214A JP 24921491 A JP24921491 A JP 24921491A JP H0512988 A JPH0512988 A JP H0512988A
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JP
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carrier concentration
semiconductor
concentration
type semiconductor
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JP3249214A
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Takeo Tsukamoto
健夫 塚本
Nobuo Watanabe
信男 渡辺
Masahiko Okunuki
昌彦 奥貫
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J1/00Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J1/02Main electrodes
    • H01J1/30Cold cathodes, e.g. field-emissive cathode
    • H01J1/308Semiconductor cathodes, e.g. cathodes with PN junction layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/02Manufacture of electrodes or electrode systems
    • H01J9/022Manufacture of electrodes or electrode systems of cold cathodes

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 高濃度P型半導体領域104と金属電極10
7から形成されたショットキ障壁接合を利用した半導体
電子放出素子において、P型半導体領域103を包囲し
て、103よりもキャリア濃度の低いP型半導体層10
2を設けた。 【効果】 高濃度N型半導体のガードリングを必要とせ
ず、低電圧における降状を防止できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体電子放出素子に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体電子放出素子のうち、アバ
ランシェ増幅機構を用いたものとしては、例えば米国特
許第4259678号及び米国特許第4303930号
に記載されているものが知られている。この半導体電子
放出素子は、半導体基板上にP型半導体層とN型半導体
層とを形成し、そのN型半導体層の表面にセシウム等を
付着させて表面の仕事関数を低下させることにより電子
放出部を形成したものである。前記P型半導体層と前記
N型半導体層とにより形成されたPN接合の両端に逆バ
イアス電圧を印加してアバランシェ増幅を起こすことに
より電子をホット化し、電子放出部より半導体基板表面
に垂直な方向に電子放出を行うものである。
【0003】また特開平1−220328号公報に開示
されているように、P型半導体層と金属材料あるいはP
型半導体層と金属化合物とによりショットキ障壁接合を
形成し、そのショットキ障壁接合の両端に逆バイアス電
圧を印加してアバランシェ増幅を起こすことにより電子
をホット化し、電子放出部により半導体基板表面に垂直
な方向に電子放出を行うものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体電子
放出素子はPN接合あるいはショットキ障壁接合の両端
に逆バイアス電圧を印加した時に、空乏層幅が最も薄く
形成される高濃度P型半導体領域においてアバランシェ
降状を起こし、そこで生成されるエネルギーの高い電子
を固体表面より外部へ放出させるものである。しかしな
がら、PN接合あるいはショットキ障壁接合の周囲での
空乏層の形状は、印加電圧とそこの半導体のキャリア濃
度によって決定される曲率半径を有するためにそこでの
電界が大きくなり、高濃度P型領域でアバランシェ降状
が生じるよりも低い印加電圧において降状が起こってし
まい、素子特性を悪化させてしまう。また、このPN接
合あるいはショットキ障壁接合のP型半導体のキャリア
濃度を低下させることにより空乏層周囲の曲率半径を大
きくし、そこでの降状を起こりにくくすることが可能で
あるが、電子を供給するための電極とアバランシェ降状
を起こす高濃度P型半導体領域との間の抵抗値が高くな
り、その高抵抗領域での電圧降下やジュール熱の発生等
問題点が生じる。そこで従来の素子においては、この空
乏層周囲の曲率半径を大きく形成してそこでの降状を防
止するために、N型半導体によるガードリングが必要で
あった。従って、従来の素子構造ではリング状のN型半
導体領域を高濃度に形成するために、注入量を多くする
ために長時間を有するイオン注入や熱拡散等のプロセス
が必要であった。また、その高濃度N型半導体のガード
リングに電圧を印加するために、そのガードリング上に
N型半導体に対してオーム性接合電極を特性良く形成し
なければならなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は前記目
的を達成するため、以下の手段を講じるものである。シ
ョットキ障壁接合を形成するP型半導体の周囲をそのP
型半導体よりもキャリア濃度の低い領域で形成する。一
般に、半導体のショットキ障壁接合に逆バイアスを印加
することにより形成される空乏層の幅は、その半導体の
キャリア濃度が低いほど広くなる。従って、ショットキ
障壁接合の周囲を低濃度の半導体で包囲することによ
り、形成される空乏層周囲の曲率半径を大きくすること
が可能となり、その中心部に位置する高濃度P型半導体
領域においてアバランシェ降状を起こす電圧を印加した
時に、その周囲での降状を防止することが可能である。
従来は、このショットキ障壁接合の周囲での降状を制御
するためにも高濃度N型半導体によるガードリングを用
いていたが、本発明によればそれを必要とせずに、そこ
での降状を防止することが可能となった。また、電子放
出する高濃度P型半導体領域を複数個有するマルチ電子
放出素子において、電子を供給するための高濃度P型半
導体を形成後に、前記キャリア濃度の低い半導体領域と
なる層をエピタキシャル成長し、そのキャリア濃度の低
い半導体層中にアバランシェ降状を起こす高濃度P型半
導体領域とその周囲に位置してその高濃度P型半導体領
域に電子を供給する経路となるP型半導体領域とをイオ
ン注入で形成することが可能となり、従来よりも製造行
程の簡略化が可能となった。更に、前記N型半導体のガ
ードリングを必要としないために、複数の素子を高密度
に配列することが可能となった。
【0006】すなわち本発明によれば、素子動作時にお
けるPN接合あるいショットキ障壁接合の空乏層周囲で
発生する低電圧での降状を、キャリア濃度の低い半導体
領域により防止することが可能となり、従来の素子にお
いて必要であった高濃度N型半導体によるガードリング
を省略することが可能となった。従って、素子の製造行
程の簡略化と、素子サイズの小型化、更にマルチ素子に
おける素子密度の向上とが可能となった。
【0007】本発明で用いられるキャリア濃度の低い半
導体領域は、P型半導体のキャリア濃度の10分の1以
下のキャリア濃度をもつことが望ましい。
【0008】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の一実施例に係る半導体電子
放出素子を示した概略図である。図1,(a)は平面
図、図1,(b)は図1,(a)のA−A′断面図であ
る。図中101は高濃度P型半導体基板、102は本発
明の特徴であるP型半導体領域103を包囲するそのP
型半導体103よりもキャリア濃度の低いP型半導体
層、104はアバランシェ増幅を起こす高濃度P型半導
体領域、105は絶縁膜、106はP型半導体に対する
オーム性接合電極、107はショットキ障壁接合となる
金属電極、108は電極、109は電源、110は計算
により求めた電子放出時の空乏層である。
【0009】以下、図1に示した半導体電子放出素子の
製造行程について説明する。
【0010】(1)キャリア濃度が5×1018cm-3
ZnドープのGaAs半導体基板101上に、MBE
(分子線エピタキシャル成長)法によりキャリア濃度が
1×1014cm-3となるようにBeをドープしたP型G
aAs半導体層102を成長させた。
【0011】(2)P型半導体領域103には、高濃度
P型半導体基板101までキャリア濃度が2×1016
-3とほぼ均一になるように、FIB(集束イオンビー
ム)注入法によりBeイオンを注入した。更に、FIB
注入法によりキャリア濃度が2×1018cm-3となるよ
うにBeイオンを注入し、高濃度P型半導体領域104
を形成した。これらの注入行程が終了した後、850
℃、10秒間の熱処理により、注入部を活性化した。
【0012】(3)絶縁膜105としてSiO2を真空
蒸着し通常のフォトリソグラフィーにより開口部を形成
した。高濃度P型GaAs半導体基板101裏面にはA
u/Crを蒸着し、400℃、5分の熱処理によりオー
ム性接合電極107を形成した。
【0013】(4)P型GaAs半導体に対してショッ
トキ障壁接合を形成する材料としてWを選択し、電子ビ
ーム蒸着により厚さ8nmの電極106を形成した。ま
た、電極108としては、Alを蒸着した後、通常のフ
ォトリソグラフィーにより形成した。
【0014】この様にして作製した半導体電子放出素子
(図1)を真空度1×10-7Torrに保たれた真空チ
ャンバ内に設置し、電源109により逆バイアス5Vを
印加したところ、高濃度P型半導体領域上部のW表面に
より約0.1nAの電子放出が観測された。キャリア濃
度の低い領域102を高濃度N型半導体のガードリング
で置き換えた従来の素子の電流電圧特性とほぼ同様の特
性が得られた、更に印加電圧に対する電子放出特性も同
様であった。この電子放出時の空乏層の様子を計算によ
り求めて示したのが破線110である。この空乏層の形
状から分かる様にショットキ障壁接合の周辺部には低電
圧印加時において降状が起こる様な断面形状が小さな曲
率半径となる空乏層端を有しない。従って、本発明のキ
ャリア濃度の低い領域102により、従来の高濃度N型
半導体によるガードリングが不要となった。
【0015】ここで、図1及び図2を用いて、本発明の
半導体電子放出素子の動作原理を説明する。図1におい
て原理的に半導体材料としては、例えばSi,Ge,G
aAs,GaP,AlAs,GaAsP,AlGaA
s,SiC,BP,AlN,ダイヤモンド等が適用可能
であり、特に間接遷移型でバンドギャップの大きい材料
が適している。また後述するアバランシェ増幅を生じて
電子放出に関与する高濃度P型半導体領域104を包囲
するP型半導体層103の周囲での低電圧印加時の降状
の防止を、従来の様な高濃度N型半導体のガードリング
でなく、キャリア濃度の低い領域102で可能としたの
が本発明の特徴である。このキャリア濃度の低い領域1
03の形成方法としては、上記製造法に示した様に、低
濃度エピタキシャル層を用いる方法や、P型半導体層に
N型となるSiイオンをそのP型半導体のキャリア濃度
と同程度注入し、キャリアの相殺によりキャリア濃度の
低い領域を形成する方法がある。また、電極107の材
料としては、Wの他にAl,Au,LaB6等一般に知
られている前記P型半導体に対してショットキ障壁接合
を形成するものであれば良い。ただし、この電極表面の
仕事関数は小さいほど電子放出効率が増大するので、そ
の材料の仕事関数が大きい場合は表面にCs等の低仕事
関数材料を薄く被覆することにより電子放出効率が向上
する。
【0016】図2を用いて、本発明の半導体電子放出素
子における電子放出過程について説明する。P型半導体
とショットキ障壁接合を形成するショットキダイオード
に逆バイアス電圧を印加することにより、P型半導体の
伝導帯の底Ecはショットキ障壁を形成する電極の真空
準位Evacよりも高いエネルギー準位となる。アバラ
ンシェ増幅によって生成された電子は、半導体−金属電
極界面に生ずる空乏層内の電界によって格子温度よりも
高いエネルギーを得て、ショットキ障壁接合を形成する
電極へと注入される。ショットキ障壁接合を形成する電
極表面の仕事関数よりも大きなエネルギーを持った電子
は、真空中へ放出される。従って前述のように、電極表
面を低仕事関数処理をすることは電子放出量の増加につ
ながる。
【0017】(実施例2)図3は本発明の一実施例に係
るPN接合を用いた半導体電子放出素子を示した概略図
である。図3,(a)は平面図、図3,(b)は図3,
(a)のA−A′断面図である。図中301は高濃度P
型半導体基板、302は本発明の特徴であるP型半導体
領域303を包囲するそのP型半導体303よりもキャ
リア濃度の低いP型半導体層、304はアバランシェ増
幅を起こす高濃度P型半導体領域、305はP型半導体
302,303,304とそれぞれPN接合を形成する
高濃度N型半導体層、306は絶縁膜、307はP型半
導体301に対するオーム性接合電極、308は高濃度
N型半導体層305に対するオーム性接合電極、309
は電子放出効率を上昇させるための低仕事関数材料の薄
膜、310は電源、311は計算により求めた電子放出
時の空乏層である。
【0018】以下、図1に示した半導体電子放出素子の
製造行程について説明する。
【0019】(1)キャリア濃度が5×1018cm-3
ZnドープのGaAs半導体基板301上に、MBE
(分子線エピタキシャル成長)法によりキャリア濃度が
1×1014cm-3となるようにBeをドープしたP型G
aAs半導体層102を成長させた。
【0020】(2)P型半導体領域303には、高濃度
P型半導体基板301までキャリア濃度が2×1016
-3とほぼ均一になるように、FIB(集束イオンビー
ム)注入法によりBeイオンを注入した。更に、FIB
注入法によりキャリア濃度が2×1018cm-3となるよ
うにBeイオンを注入し、高濃度P型半導体領域304
を形成した。これらの注入行程が終了した後、850
℃、10秒間の熱処理により、注入部を活性化した。
【0021】(3)次に高濃度N型半導体層305を形
成するためにMBE法により、キャリア濃度が1×10
19cm-3となるようにSiイオンをドープして、厚さ
0.01μmの高濃度N型GaAs層を形成した。
【0022】(4)絶縁膜306としてSiO2を真空
蒸着し通常のフォトリソグラフィーにより開口部を形成
した。高濃度P型GaAs半導体基板301裏面にはA
u/Crを蒸着し、400℃、5分の熱処理によりオー
ム性接合電極07を形成した。また、高濃度N型GaA
s層305に対するオーム性接合電極308としては、
Au/Au−Ge合金を通常のフォトレジストを用いた
リフトオフ法によりパターン蒸着して形成した。
【0023】(5)低仕事関数材料としてCs(セシウ
ム)を選択し、電子ビーム蒸着により単原子層程度蒸着
し、低仕事関数材料薄膜309とした。
【0024】この様にして作製した半導体電子放出素子
を真空度1×10-9Torrに保たれた高真空チャンバ
内に設置し、電源310により逆バイアス6Vを印加し
たところ、高濃度P型半導体領域上部のCs表面より約
10nAの電子放出が観測された。キャリア濃度の低い
領域302を高濃度N型半導体のガードリングで置き換
えた従来の素子の電流電圧特性とほぼ同様の特性が得ら
れた。更に印加電圧に対する電子放出特性も同様であっ
た。この電子放出時の空乏層の様子を計算により求めて
示したのが破線311である。この空乏層の形状から分
かる様にPN接合の周辺部には低電圧印加時において降
状が起こる様な断面形状が小さな曲率半径となる空乏層
端を有しない。従って、本発明のキャリア濃度の低い領
域302により、従来の高濃度N型半導体によるガード
リングが不要となった。
【0025】(実施例3)図4は本発明の他の実施例に
係る半導体電子放出素子を同一基板上にマトリクス状に
並べたマルチ電子放出素子の一部分を示す概略図であ
る。図4,(a)は平面図、図4,(b)は図4,
(a)のA−A′断面図である。図中、401は高抵抗
GaAs半導体基板、402は高濃度P型GaAs半導
体領域、403はキャリア濃度が1×1013cm-3程度
のP型GaAs半導体層、404はキャリア濃度が2×
1016cm-3であるP型GaAs半導体領域、405は
P型GaAs半導体層402まで届く高濃度P型GaA
s半導体領域、406はキャリア濃度が2×1018cm
-3のP型GaAs半導体領域、407は絶縁膜、408
はP型GaAsに対するオーム性接合となるAu/Cr
電極、409はP型GaAsに対してショットキ障壁接
合を形成する薄いW膜、410はAI電極、411は絶
縁体のゲート支持体、412は金属膜によるゲートであ
る。
【0026】以下、図4に示したショットキ障壁接合を
用いたマルチ電子放出素子の製造行程について説明す
る。
【0027】(1)キャリア濃度が1×1012cm-3
下の半絶縁性GaAs半導体基板401に対して、キャ
リア濃度が5×1018cm-3以上となるようにFIB
(集束イオンビーム)注入法によりBeイオン注入を行
い、X方向に長いストライプ状の高濃度P型半導体領域
402を形成した。
【0028】(2)MBE(分子線エピタキシャル成
長)法により、キャリア濃度が1×1013cm-3以下の
P型GaAs半導体層403を成長した。
【0029】(3)P型半導体領域404には表面から
高濃度P型GaAs半導体層402に至るまでほぼ均一
に不純物濃度が2×1016cm-3となるように、FIB
注入法により40keV、140keV及び200ke
Vにそれぞれ加速したBeイオンを順次注入した。次
に、高濃度P型半導体領域405にも404と同様にし
てキャリア濃度が5×1018cm-3以上となるようにF
IB注入した。更に、FIB注入法により不純物濃度が
2×1018cm-3となるようにBeイオンを注入し、ア
バランシェ増幅を起こす高濃度P型半導体層領域406
を形成した。
【0030】以上(1)から(3)のFIB注入行程と
MBE成長行程とは、それぞれの装置が真空トンネルで
接続されているので、大気にさらされることなく行われ
た。これらの注入行程が終了した後、850℃、10秒
間の熱処理により、注入部を活性化した。
【0031】(4)絶縁膜407としてAIN(窒素ア
ルミニウム)を真空蒸着し、通常のフォトリソグラフィ
ーにより開口部を形成した。
【0032】(5)高濃度P型半導体領域405上には
Au/Crを真空蒸着し、400℃、5分の熱処理によ
りオーム性接合電極308を形成した。
【0033】(6)P型GaAs半導体に対してショッ
トキ障壁接合を形成する材料としてWを選択し、電子ビ
ーム蒸着により厚さ8nmの電極409を形成した。ま
た、AIを真空蒸着した後、通常のフォトリソグラフィ
ーによりパターニング処理を行い電極310を形成し
た。
【0034】(7)絶縁材料による支持体411及びゲ
ート412としてはSiO2及びWをそれぞれ真空蒸着
法により順次堆積し、通常のフォトリソグラフィーによ
り形成した。
【0035】この様にして作製された電子放出部がX方
向に30個、Y方向に15個マトリクス状に並んだマル
チ半導体電子放出素子を真空度が1×10-7Torrに
排気した真空チャンバ内に設置し、マルチ素子全部に逆
バイアス7Vを印加したところ、合計約70nAの電子
放出が確認された。本素子においても電流電圧特性や電
子放出特性は、N型半導体のガードリングを有する半導
体電子放出素子の場合とほぼ同様であった。
【0036】本素子においては、本発明の特徴であるキ
ャリア濃度の低い領域403として、キャリア濃度が1
×1013cm-3以下のP型GaAs半導体のMBE成長
膜を用いた。この様な低濃度の半導体は逆バイアス印加
時に空乏層が大きく広がるために、低電圧での降状の原
因となる空乏層端の曲率半径を大きくすることが可能
で、ショットキ障壁周囲での降状を防止することが可能
である。
【0037】(実施例4)図6に本発明の表示装置の実
施例である、CRTディスプレイを示した。図5は従来
のCRTディスプレイである。
【0038】図5及び図6中、525はガラス製チュー
ブ、526は電子偏向手段としての偏向コイル、527
は蛍光面、528は放出された電子のクロスオーバーポ
イント、529は熱電子源用フィラメントであり、この
フィラメントを図7においては本発明の電子放出素子6
12に変えている。更に図7においては図6と同様な位
置にクロスオーバーポイントを持つ様に、レンズ電極6
11を形成している。
【0039】本実施例では、本発明の電子放出素子を用
いることにより、長寿命、安定なCRTを構成すること
ができる。
【0040】(実施例5)図7に本発明の表示装置の第
2の実施例を示した。本実施例は、本発明の電子放出素
子を多数マトリクス状に配置した基板をフラットディス
プレイ用の電子源として利用した例である。
【0041】図7中、731は本発明の電子放出素子6
12を多数配置した半導体基板、732及び733は、
X、Yアドレス手段であるX、Y制御グリッド基板、7
32X、733Yは732、733における制御グリッド
を示している。734は加速グリッド、735はメタル
バッグ、736は蛍光体、737は透明ガラスパネルで
ある。今、映像信号発生器743から映像信号が740
の信号分解装置に入力されて表示すべき点(ドット)を
X方向、Y方向に分離して、X方向のアドレスがアドレ
スデコーダー739に、Y方向のアドレスがアドレスデ
コーダー738に入ると、表示すべき点のX、Y方向の
両グリッドが電位的に電子放出素子の電子を引き出す方
向に転換し、電子が制御グリッド基板732、733を
通り抜けて加速グリッド734へ到達する。加速グリッ
ド734には高電圧741がかけられており、電子は大
きなエネルギーを得て蛍光体736を明るく光らせ、輝
点742を生じる。
【0042】以上の様に極めて簡単な構成で従来のCR
Tに変わる長薄型ディスプレイが構成できる。
【0043】(実施例6)図8は、本発明の電子線描画
装置の実施例を示す図である。図8中、830は本発明
の電子放出素子612をマトリクス状に配置した基板で
あり、843は電子線描画レジスト、842はレジスト
基板である。描画のオン/オフは描画データから解析さ
れて、エミッタ、ベース間に伝えられる。描画すべきデ
ータがエミッタ、ベース間に伝えられた場合は、エミッ
タ、コレクタ間の電位差が変化して電子を放出し、レン
ズ電極617により描画レジスト843に収束させて感
光させる。
【0044】本実施例では、本発明の電子放出素子を用
いることにより、高精度、小型、高速な描画システムを
作ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、PN
接合あるいはショットキ障壁接合を利用した半導体電子
放出素子において、そのショットキ障壁接合の周囲での
低電圧時における降状を防止するための高濃度N型半導
体のガードリングを必要とせずに、従来の素子と同様の
素子特性を得ることが可能となった。従って従来の素子
と比較して、製造行程の簡略化及び素子サイズの小型
化、更にマルチ電子放出素子の高密度化が可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した半導体電子放出素子の平面図
及び断面図である。
【図2】本発明の素子の動作原理を説明するためのバン
ド図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るGaAs半導体の
PN接合を用いた電子放出素子の平面図(a)及び断面
図(b)である。
【図4】本発明の第3の実施例に係る半導体電子放出素
子をマルチ化した時の平面図(a)及び断面図(b)で
ある。
【図5】従来のCRTディスプレイを示す断面図であ
る。
【図6】本発明の表示装置の一実施例であるCRTディ
スプレイを示す断面図である。
【図7】本発明の表示装置の一実施例であるフラットデ
ィスプレイを示す図である。
【図8】本発明の電子線描画装置の一実施例を示す図で
ある。
【符号の説明】
101 半導体基板 102 P型半導体層 103 低濃度P型半導体領域 104 高濃度P型半導体領域 105 絶縁体層 106 オーム性電極 107 ショットキ障壁接合電極 108 電極 109 電源 110 空乏層 301 半導体基板 302 P型半導体層 303 低濃度P型半導体領域 304 高濃度P型半導体領域 305 高濃度N型半導体層 306 絶縁膜 307,308 オーム性電極 309 低仕事関数材料薄膜 310 電源 311 空乏層 401 半導体基板 402 高濃度P型半導体領域 403 P型半導体層 404 低濃度P型半導体領域 405 高濃度P型半導体領域 406 高濃度P型半導体領域 407 絶縁膜 408 オーム性電極 409 ショットキ障壁接合電極 410 Al電極 411 ゲート支持体 412 ゲート 525 カラス製チューブ 526 偏向コイル 527 蛍光面 528 クロスオーバーポイント 529 熱電子源用フィラメント 611 レンズ電極 612 電子放出素子 731 半導体基板 732 X方向制御グリッド基板 732X X方向制御グリッド 733 Y方向制御グリッド基板 733Y Y方向制御グリッド 734 加速グリッド 735 メタルバッグ 736 蛍光体 737 透明ガラスパネル 738,739 アドレスデコーダー 740 信号分解装置 741 電源 742 輝点 743 映像信号発生器 830 電子放出素子基板 842 レジスト基板 843 電子線描画レジスト

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体の表面にショットキ接合を有する
    半導体電子放出素子において、 前記ショットキ接合を形成する電極下に、第1のキャリ
    ア濃度を有する領域と、第2のキャリア濃度を有する領
    域と第3のキャリア濃度を有する領域が存在し、前記第
    1、第2、第3の領域のキャリア濃度が第1の領域のキ
    ャリア濃度>第2の領域のキャリア濃度>第3の領域の
    キャリア濃度の関係があり、 前記第3のキャリア濃度を有する領域の内側に少なくと
    も1つの前記第2のキャリア濃度を有する領域が存在
    し、かつ、前記第2のキャリア濃度を有する領域の内側
    に少なくとも1つの前記第1のキャリア濃度を有する領
    域が存在する構造であることを特徴とする半導体電子放
    出素子。
  2. 【請求項2】 前記第2、第3の領域がキャリア供給の
    ための高濃度P型半導体に接するように形成されてお
    り、第1の領域が高濃度P型半導体と離れて形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体電子放出素子。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2の領域がP型半導体であ
    り、第3の領域がP型半導体あるいはN型半導体あるい
    はアンドープ半導体あるいは半絶縁性半導体のいずれか
    の組み合わせであることを特徴とする請求項1記載の半
    導体電子放出素子。
  4. 【請求項4】 前記第2の領域のキャリア濃度が前記第
    1のキャリア濃度の2分の1以下であり、前記第3のキ
    ャリア濃度が前記第1のキャリア濃度の10分の1以下
    であることを特徴とする請求項1記載の半導体電子放出
    素子。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2の領域がイオン注入法で
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の半導体電子
    放出素子。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体電子放出素子が同
    一基板上に複数配置された電子放出素子において、前記
    第3の領域を用いてそれぞれの素子を電気的に分離した
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体電子放出素
    子。
  7. 【請求項7】 前記対1の領域のキャリア濃度が5×1
    17cm-3〜5×1018cm-3であり、第2の領域のキ
    ャリア濃度が1×1016cm-3〜2×1018cm-3であ
    り、第3の領域のキャリア濃度が1×1013cm-3〜1
    ×1017cm-3であることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体電子放出素子。
  8. 【請求項8】 前記ショットキ接合を形成する電極の厚
    さが0.1μm以下であることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体電子放出素子。
  9. 【請求項9】 半導体の表面にpn接合を有する半導体
    電子放出素子において、前記PN接合を形成する最表面
    の半導体層下に、第1のキャリア濃度を有する領域と、
    第2のキャリア濃度を有する領域と第3のキャリア濃度
    を有する領域が存在し、前記第1、第2、第3の領域の
    キャリア濃度が第1の領域のキャリア濃度>第2の領域
    のキャリア濃度>第3の領域のキャリア濃度の関係があ
    り、 前記第3のキャリア濃度を有する領域の内側に少なくと
    も1つの前記第2のキャリア濃度を有する領域が存在
    し、かつ、前記第2のキャリア濃度を有する領域の内側
    に少なくとも1つの前記第1のキャリア濃度を有する領
    域が存在する構造であることを特徴とする半導体電子放
    出素子。
  10. 【請求項10】 前記第2、第3の領域がキャリア供給
    のための高濃度P型半導体に接するように形成されてお
    り、第1の領域が高濃度P型半導体と離れて形成された
    ことを特徴とする請求項9記載の半導体電子放出素子。
  11. 【請求項11】 前記最表面の半導体がn型半導体であ
    り、前記第1、第2の領域がP型半導体であり、第3の
    領域がP型半導体あるいはn型半導体あるいはアンドー
    プ半導体あるいは半絶縁性半導体のいずれかの組み合わ
    せであることを特徴とする請求項9記載の半導体電子放
    出素子。
  12. 【請求項12】 前記第2の領域のキャリア濃度が前記
    第1のキャリア濃度の2分の1以下であり、前記第3の
    キャリア濃度が前記第1のキャリア濃度の10分の1以
    下であることを特徴とする請求項9記載の半導体電子放
    出素子。
  13. 【請求項13】 前記第1、第2の領域がイオン注入法
    で形成したことを特徴とする請求項9に記載の半導体電
    子放出素子。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の半導体電子放出素子が
    同一基板上に複数配置された電子放出素子において、前
    記第3の領域を用いてそれぞれの素子を電気的に分離し
    たことを特徴とする請求項9に記載の半導体電子放出素
    子。
  15. 【請求項15】 前記第1の領域のキャリア濃度が5×
    1017cm-3〜5×1018cm-3であり、第2の領域の
    キャリア濃度が1×1016cm-3〜2×1018cm-3
    あり、第3の領域のキャリア濃度が1×1013cm-3
    1×1017cm-3であることを特徴とする請求項9に記
    載の半導体電子放出素子。
  16. 【請求項16】 最表面の半導体層の厚さが0.1μm
    以下であることを特徴とする請求項9に記載の半導体電
    子放出素子。
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