JP3102783B2 - 外部電界を利用して電子放出を活性化させた冷陰極電子放出素子 - Google Patents
外部電界を利用して電子放出を活性化させた冷陰極電子放出素子Info
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J1/00—Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
- H01J1/02—Main electrodes
- H01J1/30—Cold cathodes, e.g. field-emissive cathode
- H01J1/308—Semiconductor cathodes, e.g. cathodes with PN junction layers
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- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放出電子による電
子ビームを利用する分野に応用するための電子放出素子
に係り、特に印加された電界により高密度の電子を瞬間
的に放出する冷陰極素子に関するものである。
子ビームを利用する分野に応用するための電子放出素子
に係り、特に印加された電界により高密度の電子を瞬間
的に放出する冷陰極素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にディスプレイ装置として多く利用
する陰極線管(CRT)などは、電子が放出される金属
を予熱させた後、電子を放出させる熱陰極を使用する。
これとは異なり、最近は、電子技術及び半導体工程技術
が発達するに伴い、外部から電界を加えて電子放出金属
の仕事関数を下げることにより、予熱をせず短い時間に
電子を放出させる冷陰極に関する研究が盛んに行なわれ
ている。
する陰極線管(CRT)などは、電子が放出される金属
を予熱させた後、電子を放出させる熱陰極を使用する。
これとは異なり、最近は、電子技術及び半導体工程技術
が発達するに伴い、外部から電界を加えて電子放出金属
の仕事関数を下げることにより、予熱をせず短い時間に
電子を放出させる冷陰極に関する研究が盛んに行なわれ
ている。
【0003】図1は、従来の冷陰極素子を示している。
図示のように、従来の冷陰極素子は素子製作の基礎とな
るp型基板11を備えている。このp型基板11上部に
はp+領域12が形成され、このp+領域12の周囲に
はp+型領域12から離隔された状態でn+領域13が
形成される。以後、p+領域12上部には、このp+領
域12を中心にn+領域13と連結されたn++微細板
チャンネル(shallow channel)14が形成される。この
n++微細板チャンネル14はドーピングなどにより電
子を多く含有している。n++微細板チャンネル14の
上部にはn++微細板チャンネル14上部から一定距離
で離隔されて放出電子が衝突または吸収される陽極20
が位置する。
図示のように、従来の冷陰極素子は素子製作の基礎とな
るp型基板11を備えている。このp型基板11上部に
はp+領域12が形成され、このp+領域12の周囲に
はp+型領域12から離隔された状態でn+領域13が
形成される。以後、p+領域12上部には、このp+領
域12を中心にn+領域13と連結されたn++微細板
チャンネル(shallow channel)14が形成される。この
n++微細板チャンネル14はドーピングなどにより電
子を多く含有している。n++微細板チャンネル14の
上部にはn++微細板チャンネル14上部から一定距離
で離隔されて放出電子が衝突または吸収される陽極20
が位置する。
【0004】p型基板11は結晶質の半導体物質を薄く
切って備えたもので、必要に応じて結晶性の良いエピタ
キシャル層を成長させても良い。次いで、不純物を添加
するためのドーピング、リソグラフィー、蒸着及びエッ
チングなどを繰り返してp+領域12、n+領域13及
びn++微細板チャンネル14を順に形成する。n++
微細板チャンネル14は電子の放出効率を高めるための
領域であって、多数の電子が存在する約300Å(10
-10 m)以下の厚さを持つ薄い板状のチャンネルであ
る。併せて、p+、n+及びn++などにおける“+”
記号は、半導体材料物質に含まれた不純物濃度を表わ
す。
切って備えたもので、必要に応じて結晶性の良いエピタ
キシャル層を成長させても良い。次いで、不純物を添加
するためのドーピング、リソグラフィー、蒸着及びエッ
チングなどを繰り返してp+領域12、n+領域13及
びn++微細板チャンネル14を順に形成する。n++
微細板チャンネル14は電子の放出効率を高めるための
領域であって、多数の電子が存在する約300Å(10
-10 m)以下の厚さを持つ薄い板状のチャンネルであ
る。併せて、p+、n+及びn++などにおける“+”
記号は、半導体材料物質に含まれた不純物濃度を表わ
す。
【0005】更に、このような従来の電子放出素子にお
いて、n+領域13と陽極20との間には電圧VA が、
n+領域13とp型基板11との間には電圧VB が印加
される。電圧VA は微細板チャンネル14の表面から電
子を放出させるためのものであって、約400〜500
V程度の高電圧であり、この電圧VA は電子放出素子の
特性及び真空度、製作に使われた半導体物質の種類等に
応じて調節できる値である。電圧VB はp+領域12と
n++微細板チャンネル14により形成されるpn接合
に印加する電圧であって、約5〜10V程度である。
いて、n+領域13と陽極20との間には電圧VA が、
n+領域13とp型基板11との間には電圧VB が印加
される。電圧VA は微細板チャンネル14の表面から電
子を放出させるためのものであって、約400〜500
V程度の高電圧であり、この電圧VA は電子放出素子の
特性及び真空度、製作に使われた半導体物質の種類等に
応じて調節できる値である。電圧VB はp+領域12と
n++微細板チャンネル14により形成されるpn接合
に印加する電圧であって、約5〜10V程度である。
【0006】図1に示したように、電圧VB がp型基板
11及びn+領域13を通じて印加されると、n++微
細板チャンネル14及びp+領域12におけるpn接合
は逆方向バイアス状態となり、n++微細板チャンネル
14では電子なだれ降伏現象が発生する。電子なだれ降
伏現象とは、印加された逆バイアス電圧により高濃度に
ドーピングされた半導体物質内で、電子の連鎖的な衝突
によって新しく生成された多数の電子が電流伝導に寄与
する現象である。このように生成された多くの電子は、
n++微細板チャンネル14の材料である半導体物質の
仕事関数を克服可能なエネルギーを持つように加速され
真空中に放出される。この時、n++微細板チャンネル
14上部を仕事関数が少ない物質で表面処理する場合、
p型基板11及びn+領域13に順方向電圧を印加して
も電子は放出される。
11及びn+領域13を通じて印加されると、n++微
細板チャンネル14及びp+領域12におけるpn接合
は逆方向バイアス状態となり、n++微細板チャンネル
14では電子なだれ降伏現象が発生する。電子なだれ降
伏現象とは、印加された逆バイアス電圧により高濃度に
ドーピングされた半導体物質内で、電子の連鎖的な衝突
によって新しく生成された多数の電子が電流伝導に寄与
する現象である。このように生成された多くの電子は、
n++微細板チャンネル14の材料である半導体物質の
仕事関数を克服可能なエネルギーを持つように加速され
真空中に放出される。この時、n++微細板チャンネル
14上部を仕事関数が少ない物質で表面処理する場合、
p型基板11及びn+領域13に順方向電圧を印加して
も電子は放出される。
【0007】ところが、前述した従来の冷陰極素子は、
高濃度ドーピング状態を維持させて電子が放出されるn
++微細板チャンネル14を物理的に製作しても、多く
の電子を効率的に放出させるためには、n++微細板チ
ャンネル14の上部をセシウムCsなどのように仕事関
数の小さい物質で表面処理しなければならない。しか
し、かかる表面処理物質は、電子放出の際放出された電
子と共に蒸気化されて蒸発するため、当初の表面処理状
態を維持することは困難である。併せて、n++微細板
チャンネル14と上部の陽極20との間には約10-9〜
10-11torr の高真空状態を維持しなければならない
が、やはりこれも非常に難しい問題である。
高濃度ドーピング状態を維持させて電子が放出されるn
++微細板チャンネル14を物理的に製作しても、多く
の電子を効率的に放出させるためには、n++微細板チ
ャンネル14の上部をセシウムCsなどのように仕事関
数の小さい物質で表面処理しなければならない。しか
し、かかる表面処理物質は、電子放出の際放出された電
子と共に蒸気化されて蒸発するため、当初の表面処理状
態を維持することは困難である。併せて、n++微細板
チャンネル14と上部の陽極20との間には約10-9〜
10-11torr の高真空状態を維持しなければならない
が、やはりこれも非常に難しい問題である。
【0008】更に、前述した従来の冷陰極素子は、素子
全体の面積に比べて電子が放出される部分の面積が小さ
くて、放出される電子の数及び放出面積の利用効率が低
かった。勿論、電子の放出面積を増加させて製作するこ
ともできるが、このような電子放出面積を増加すること
により放出電子の数を増加させることには限界があり、
電子放出効率を増加させるために付加される表面処理及
び真空状態における問題が一層加重されるという問題が
発生する。
全体の面積に比べて電子が放出される部分の面積が小さ
くて、放出される電子の数及び放出面積の利用効率が低
かった。勿論、電子の放出面積を増加させて製作するこ
ともできるが、このような電子放出面積を増加すること
により放出電子の数を増加させることには限界があり、
電子放出効率を増加させるために付加される表面処理及
び真空状態における問題が一層加重されるという問題が
発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的は基板
上部に単数または複数の活性領域が形成されるように製
作し、特に外部から電界を印加して電気的に発生させた
反転層で微細板チャンネルを形成し、この微細板チャン
ネルにおいてショットキー効果及び電子なだれ降伏特性
が発生するように駆動することにより、高密度の電子が
放出される、外部電界を利用して電子放出を活性化させ
た冷陰極電子放出素子を提供することである。
点を解決するために案出されたもので、その目的は基板
上部に単数または複数の活性領域が形成されるように製
作し、特に外部から電界を印加して電気的に発生させた
反転層で微細板チャンネルを形成し、この微細板チャン
ネルにおいてショットキー効果及び電子なだれ降伏特性
が発生するように駆動することにより、高密度の電子が
放出される、外部電界を利用して電子放出を活性化させ
た冷陰極電子放出素子を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、反転層である微細板
チャンネルを物理的に形成するが、このような微細板チ
ャンネルの下部に多数の活性領域が位置するように製作
することにより、多数の活性領域により高密度の電子を
放出させる、外部電界を利用して電子放出を活性化させ
た冷陰極電子放出素子を提供することである。
チャンネルを物理的に形成するが、このような微細板チ
ャンネルの下部に多数の活性領域が位置するように製作
することにより、多数の活性領域により高密度の電子を
放出させる、外部電界を利用して電子放出を活性化させ
た冷陰極電子放出素子を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した本発明の目的を
達成するための外部電界を利用して電子放出を活性化さ
せた冷陰極電子放出素子は、前記電子放出素子の基礎と
なるp型の基板と;所定の配列状態を持つように前記基
板上部に形成された少なくとも一つのp型の活性領域
と;前記活性領域から離隔されるように前記活性領域周
囲に、前記活性領域を囲むように前記基板上部に形成さ
れたn型の接触領域と;前記接触領域と電気的に絶縁さ
れた状態で前記接触領域上部に形成されたゲート領域を
含み、前記ゲート領域及び前記基板間に加えられた電圧
により、前記活性領域の上部を中心にn型の反転領域が
電気的に形成されることを特徴とする。
達成するための外部電界を利用して電子放出を活性化さ
せた冷陰極電子放出素子は、前記電子放出素子の基礎と
なるp型の基板と;所定の配列状態を持つように前記基
板上部に形成された少なくとも一つのp型の活性領域
と;前記活性領域から離隔されるように前記活性領域周
囲に、前記活性領域を囲むように前記基板上部に形成さ
れたn型の接触領域と;前記接触領域と電気的に絶縁さ
れた状態で前記接触領域上部に形成されたゲート領域を
含み、前記ゲート領域及び前記基板間に加えられた電圧
により、前記活性領域の上部を中心にn型の反転領域が
電気的に形成されることを特徴とする。
【0012】前述した本発明の他の目的を達成するため
の外部電界を利用して電子放出を活性化させた冷陰極電
子放出素子は、前記電子放出素子の基礎となるp型の基
板と;前記基板上部に形成された少なくとも二つ以上の
p型の活性領域と;前記活性領域から離隔されるように
前記活性領域の周囲で、前記活性領域を囲むように前記
基板上部に形成されたn型の接触領域と;前記活性領域
の上部を中心に前記接触領域に連結されたn型の反転領
域を含むことにより形成される。
の外部電界を利用して電子放出を活性化させた冷陰極電
子放出素子は、前記電子放出素子の基礎となるp型の基
板と;前記基板上部に形成された少なくとも二つ以上の
p型の活性領域と;前記活性領域から離隔されるように
前記活性領域の周囲で、前記活性領域を囲むように前記
基板上部に形成されたn型の接触領域と;前記活性領域
の上部を中心に前記接触領域に連結されたn型の反転領
域を含むことにより形成される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は反転層の特性を示す微細
板チャンネルの製作及び発生過程、及びこの反転層の下
部に形成される単数または複数の活性領域の構造に特徴
がある。すなわち、第1構造は電子放出素子を動作する
時に印加する電界により電気的に反転層を発生させ動作
させる特徴があり、この反転層の下部には一つまたは多
数の活性領域が位置する構造に製作される。更に、他の
構造は、電子放出素子を製作する時に反転層は物理的に
形成させるが、この反転層の下部に多数の活性領域が位
置するように製作することにより、電子放出効率を向上
させた構造である。
板チャンネルの製作及び発生過程、及びこの反転層の下
部に形成される単数または複数の活性領域の構造に特徴
がある。すなわち、第1構造は電子放出素子を動作する
時に印加する電界により電気的に反転層を発生させ動作
させる特徴があり、この反転層の下部には一つまたは多
数の活性領域が位置する構造に製作される。更に、他の
構造は、電子放出素子を製作する時に反転層は物理的に
形成させるが、この反転層の下部に多数の活性領域が位
置するように製作することにより、電子放出効率を向上
させた構造である。
【0014】以下、添付した図面を参照して本発明の望
ましい実施例を詳述する。図2は本発明の第1実施例に
よる、外部電界を利用して電子放出を活性化させた冷陰
極電子放出素子の構造図であり、図3は該冷陰極電子放
出素子の動作を説明するために電源印加方法を示す図で
ある。図2に示した冷陰極電子放出素子は、素子製作の
基礎となるp型基板51上部に一つのP+活性領域52
を形成し、このp+活性領域52の周囲にはn+接触領
域53を形成する。次いで、p+活性領域52の上部が
開放されるように絶縁層54を形成し、この絶縁層54
の上部にはゲート層55を形成する。ゲート層55の上
部から一定距離で離隔された位置には、放出された電子
のビームが一定の方向性を持つように陽極の衝突吸収部
60が形成される。
ましい実施例を詳述する。図2は本発明の第1実施例に
よる、外部電界を利用して電子放出を活性化させた冷陰
極電子放出素子の構造図であり、図3は該冷陰極電子放
出素子の動作を説明するために電源印加方法を示す図で
ある。図2に示した冷陰極電子放出素子は、素子製作の
基礎となるp型基板51上部に一つのP+活性領域52
を形成し、このp+活性領域52の周囲にはn+接触領
域53を形成する。次いで、p+活性領域52の上部が
開放されるように絶縁層54を形成し、この絶縁層54
の上部にはゲート層55を形成する。ゲート層55の上
部から一定距離で離隔された位置には、放出された電子
のビームが一定の方向性を持つように陽極の衝突吸収部
60が形成される。
【0015】図3は図2の冷陰極電子放出素子を動作さ
せるために電源印加方法を示す図である。電圧VA 及び
電圧VB は前述した通りであり、電圧VG はゲート層5
5とn+接触領域53間に印加されるもので、約300
V程度である。この電圧VGは電子放出素子を製作する
時に物理的に形成させた従来の微細板チャンネルのよう
なチャンネルを電気的に発生させるために使用され、こ
の電圧VG を調節することにより電気的な微細板チャン
ネルから放出される電子のビームを効果的に制御するこ
とができる。更に、電圧VG も電気的な反転層58の効
果的な発生及び放出電子の効率的な制御のために調整可
能な電圧である。
せるために電源印加方法を示す図である。電圧VA 及び
電圧VB は前述した通りであり、電圧VG はゲート層5
5とn+接触領域53間に印加されるもので、約300
V程度である。この電圧VGは電子放出素子を製作する
時に物理的に形成させた従来の微細板チャンネルのよう
なチャンネルを電気的に発生させるために使用され、こ
の電圧VG を調節することにより電気的な微細板チャン
ネルから放出される電子のビームを効果的に制御するこ
とができる。更に、電圧VG も電気的な反転層58の効
果的な発生及び放出電子の効率的な制御のために調整可
能な電圧である。
【0016】本実施例の冷陰極電子放出素子において、
ゲート層55とp型基板51間の総電位差(VG +
VB )は、p+活性領域52とこのp+活性領域52の
周囲の基板51のp型領域、及びn+接触領域53の半
導体物性的特性を変化させてn++反転層58を発生さ
せる。図4及び図5は本発明の第2実施例による冷陰極
電子放出素子を示すものである。図4は基板上部に複数
のp+活性領域を形成させ、このようなp+活性領域の
上部に微細板チャンネルを物理的に形成させた構造の冷
陰極電子放出素子を示したものであり、図5はp型基板
上部に複数のp+活性領域を形成させて外部から電界を
印加して電気的に微細板チャンネルを発生させる冷陰極
電子放出素子を示したものである。
ゲート層55とp型基板51間の総電位差(VG +
VB )は、p+活性領域52とこのp+活性領域52の
周囲の基板51のp型領域、及びn+接触領域53の半
導体物性的特性を変化させてn++反転層58を発生さ
せる。図4及び図5は本発明の第2実施例による冷陰極
電子放出素子を示すものである。図4は基板上部に複数
のp+活性領域を形成させ、このようなp+活性領域の
上部に微細板チャンネルを物理的に形成させた構造の冷
陰極電子放出素子を示したものであり、図5はp型基板
上部に複数のp+活性領域を形成させて外部から電界を
印加して電気的に微細板チャンネルを発生させる冷陰極
電子放出素子を示したものである。
【0017】図4の冷陰極電子放出素子は、図示のよう
に、素子製作のためのp型基板51の上部に一定間隔と
形態を持つように多数のp+活性領域52を平行した形
態に形成し、このような多数のp+活性領域52の周囲
に電源を印加するためのn+接触領域53を形成する。
そして、p+活性領域52の上部を中心にn+接触領域
53と連結されるように、ドーピングなどの方法でn+
+反転層の微細板チャンネル58を物理的に形成する。
更に、微細板チャンネル58及びn+接触領域53と絶
縁されるように絶縁層54を形成し、この絶縁層54の
上部にゲート層55を各々形成させ、且つゲート層55
から所定空間だけ離隔されるように衝突吸収部60を形
成する。
に、素子製作のためのp型基板51の上部に一定間隔と
形態を持つように多数のp+活性領域52を平行した形
態に形成し、このような多数のp+活性領域52の周囲
に電源を印加するためのn+接触領域53を形成する。
そして、p+活性領域52の上部を中心にn+接触領域
53と連結されるように、ドーピングなどの方法でn+
+反転層の微細板チャンネル58を物理的に形成する。
更に、微細板チャンネル58及びn+接触領域53と絶
縁されるように絶縁層54を形成し、この絶縁層54の
上部にゲート層55を各々形成させ、且つゲート層55
から所定空間だけ離隔されるように衝突吸収部60を形
成する。
【0018】図4に示された冷陰極電子放出素子の構造
は、p+活性領域52の上部にn++反転層の微細板チ
ャンネル58が物理的に形成されているので、絶縁層5
4及びゲート層55のいずれも省略した構造で製作する
ことができる。前述のように、図5の冷陰極電子放出素
子は、複数のp+活性領域52の上部に外部からの電界
を印加してn++反転層の微細板チャンネル58を形成
させた構造の冷陰極電子放出素子である。従って、図4
の構造とは異なり、図5の電子放出素子は、製作の際、
n++反転層58を物理的に形成させない。更に、図5
の電子放出素子は図4の構造と類似しているが、各p+
活性領域52の間に絶縁層54’及びゲート層55’が
形成されている。すなわち、n++反転層の微細板チャ
ンネルが外部電界(電圧)により効果的に発生できるよ
うに、各々のp+活性領域の上部が開放された形態をと
っている。
は、p+活性領域52の上部にn++反転層の微細板チ
ャンネル58が物理的に形成されているので、絶縁層5
4及びゲート層55のいずれも省略した構造で製作する
ことができる。前述のように、図5の冷陰極電子放出素
子は、複数のp+活性領域52の上部に外部からの電界
を印加してn++反転層の微細板チャンネル58を形成
させた構造の冷陰極電子放出素子である。従って、図4
の構造とは異なり、図5の電子放出素子は、製作の際、
n++反転層58を物理的に形成させない。更に、図5
の電子放出素子は図4の構造と類似しているが、各p+
活性領域52の間に絶縁層54’及びゲート層55’が
形成されている。すなわち、n++反転層の微細板チャ
ンネルが外部電界(電圧)により効果的に発生できるよ
うに、各々のp+活性領域の上部が開放された形態をと
っている。
【0019】図4及び図5に示した電子放出素子の電源
印加方法は、前述したことと同様であり、図4の構造に
おいて、絶縁層54及びゲート層55のいずれも省略さ
れた形態に電子放出素子が製作された場合には、ゲート
層55に印加する電圧VG を省略する。前記のような図
4及び図5の電子放出素子の動作は、図3で説明したこ
とと類似する。特に、多数のp+活性領域52が形成さ
れていることにより、電子放出素子が動作する時に物理
的または電気的な微細板チャンネルには高濃度の電子が
存在するようになる。これにより電子放出の効率が一層
増加される特性があり、印加される電圧の大きさをある
程度減少させる効果もある。
印加方法は、前述したことと同様であり、図4の構造に
おいて、絶縁層54及びゲート層55のいずれも省略さ
れた形態に電子放出素子が製作された場合には、ゲート
層55に印加する電圧VG を省略する。前記のような図
4及び図5の電子放出素子の動作は、図3で説明したこ
とと類似する。特に、多数のp+活性領域52が形成さ
れていることにより、電子放出素子が動作する時に物理
的または電気的な微細板チャンネルには高濃度の電子が
存在するようになる。これにより電子放出の効率が一層
増加される特性があり、印加される電圧の大きさをある
程度減少させる効果もある。
【0020】ゲート層55から離隔されている衝突吸収
部60は、電子の放出効率を高め、放出電子による電子
ビームが方向性を持つようにする。本実施例の冷陰極電
子放出素子を利用して画面表示装置を製作する場合、コ
レクターとして使用される衝突吸収部60には蛍光物質
が塗布され画面が形成される。また、バンドギャップエ
ネルギーが大きくて仕事関数が小さな物質でp+活性領
域52上部を表面処理する場合、電子放出効率が増加す
る。
部60は、電子の放出効率を高め、放出電子による電子
ビームが方向性を持つようにする。本実施例の冷陰極電
子放出素子を利用して画面表示装置を製作する場合、コ
レクターとして使用される衝突吸収部60には蛍光物質
が塗布され画面が形成される。また、バンドギャップエ
ネルギーが大きくて仕事関数が小さな物質でp+活性領
域52上部を表面処理する場合、電子放出効率が増加す
る。
【0021】本実施例の冷陰極電子放出素子は、電子放
出の効率を増加させるために、p+活性領域52、絶縁
層54及びゲート層55を多様な形状で製作することが
できる。すなわち、p+活性領域52が四角状態であれ
ば、この周囲に形成されるn+接触領域53は効率的な
動作のためにある程度似たような形状に製作されるわけ
であり、絶縁層54及びゲート層55も似たような形状
に製作されることにより、多様な形状に製作することが
できる。
出の効率を増加させるために、p+活性領域52、絶縁
層54及びゲート層55を多様な形状で製作することが
できる。すなわち、p+活性領域52が四角状態であれ
ば、この周囲に形成されるn+接触領域53は効率的な
動作のためにある程度似たような形状に製作されるわけ
であり、絶縁層54及びゲート層55も似たような形状
に製作されることにより、多様な形状に製作することが
できる。
【0022】図6は図4及び図5に示された冷陰極電子
放出素子の動作特性に係わる等価回路図である。ダイオ
ードDzはn++反転層の微細板チャンネル58及び複
数のp+活性領域52により形成される多数のpn接合
等価ダイオードを示し、抵抗Rbは各pn接合が示す等
価抵抗を表わす。図示のように、微細板チャンネル58
及び複数のp+活性領域52によるpn接合における動
作は、一つの等価ダイオードDz及び一つの等価抵抗R
bによる多数の直列連結形態が並列連結されたような動
作特性を表わす。従って、冷陰極電子放出素子全体の動
作抵抗は極めて小さく、これにより電子の放出効率は一
層増加する。また、製造過程及び動作過程における誤り
により幾つかのp+活性領域52が活性化されなくても
他のp+活性領域52が動作するので、電子放出素子の
効率がやや減少するだけで全体的な動作には大きな影響
は及ばない。従って、前述のように、本発明は単数また
は複数の活性領域と、外部電界により反転層の微細板チ
ャンネルを形成させて動作させることにより、高密度の
電子を放出させることが可能になる。
放出素子の動作特性に係わる等価回路図である。ダイオ
ードDzはn++反転層の微細板チャンネル58及び複
数のp+活性領域52により形成される多数のpn接合
等価ダイオードを示し、抵抗Rbは各pn接合が示す等
価抵抗を表わす。図示のように、微細板チャンネル58
及び複数のp+活性領域52によるpn接合における動
作は、一つの等価ダイオードDz及び一つの等価抵抗R
bによる多数の直列連結形態が並列連結されたような動
作特性を表わす。従って、冷陰極電子放出素子全体の動
作抵抗は極めて小さく、これにより電子の放出効率は一
層増加する。また、製造過程及び動作過程における誤り
により幾つかのp+活性領域52が活性化されなくても
他のp+活性領域52が動作するので、電子放出素子の
効率がやや減少するだけで全体的な動作には大きな影響
は及ばない。従って、前述のように、本発明は単数また
は複数の活性領域と、外部電界により反転層の微細板チ
ャンネルを形成させて動作させることにより、高密度の
電子を放出させることが可能になる。
【0023】
【発明の効果】前述のように、本発明による冷陰極電子
放出素子は、外部電界による反転層で高密度の電子を瞬
間的に放出させるので、予熱が不要であり、また、下部
基板またはその背面に、論理回路、記憶素子、電源印加
などのための回路を共に形成させて動作させる場合、動
作効率が増加し素子の軽薄短小化及び高機能化が可能で
あり、更に、CRT(陰極線管)、FED(Field Emis
sion Display; 電界放出表示装置)、マイクロ波素子、
電子ビームリトグラフィ、レーザー、光センサなどの広
範囲な分野に応用することができる等の効果がある。
放出素子は、外部電界による反転層で高密度の電子を瞬
間的に放出させるので、予熱が不要であり、また、下部
基板またはその背面に、論理回路、記憶素子、電源印加
などのための回路を共に形成させて動作させる場合、動
作効率が増加し素子の軽薄短小化及び高機能化が可能で
あり、更に、CRT(陰極線管)、FED(Field Emis
sion Display; 電界放出表示装置)、マイクロ波素子、
電子ビームリトグラフィ、レーザー、光センサなどの広
範囲な分野に応用することができる等の効果がある。
【図1】従来の冷陰極素子を説明するための図である。
【図2】本発明の電界により反転層を形成する冷陰極電
子放出素子の構造図である。
子放出素子の構造図である。
【図3】本冷陰極電子放出素子の動作を説明するための
電源印加方法を示す図である。
電源印加方法を示す図である。
【図4】本発明による冷陰極電子放出素子の一例示図で
ある。
ある。
【図5】本発明による冷陰極電子放出素子の一例示図で
ある。
ある。
【図6】図4及び図5に示した冷陰極電子放出素子の動
作特性を示す等価回路図である。
作特性を示す等価回路図である。
51 p型基板 52 p+活性領域 53 n+接触領域 54 絶縁層 55 ゲート層 58 n++反転層 60 衝突吸収部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 1/308 H01J 29/04 H01J 31/12
Claims (11)
- 【請求項1】 電子を放出させるための冷陰極電子放出
素子において、 前記電子放出素子の基礎となるp型の基板と、 所定の配列形態を持つように前記基板上部に形成された
少なくとも一つのp型の活性領域と、 前記活性領域から離隔されるように前記活性領域の周囲
で、前記活性領域を囲むように前記基板上部に形成され
たn型の接触領域と、 前記接触領域と電気的に絶縁された状態で前記接触領域
上部に形成されたゲート領域とを含み、 前記ゲート領域及び前記基板間に加えられた電圧によ
り、前記活性領域の上部を中心にn型の反転領域が電気
的に形成される冷陰極電子放出素子。 - 【請求項2】 前記p型の活性領域は、前記電子の放出
効率を増加させる構造で配列されることを特徴とする請
求項1に記載の冷陰極電子放出素子。 - 【請求項3】 前記p型の活性領域は、前記活性領域の
上部を、電子の放出効率を増加させるための物質で表面
処理することを特徴とする請求項1に記載の冷陰極電子
放出素子。 - 【請求項4】 前記電子放出素子は、前記ゲート領域上
部から一定距離で離隔されるように形成され、前記放出
された電子が衝突するか吸収される衝突吸収層を更に含
む請求項1に記載の冷陰極電子放出素子。 - 【請求項5】 前記衝突吸収層は、その表面を蛍光物質
で塗布することを特徴とする請求項4に記載の冷陰極電
子放出素子。 - 【請求項6】 電子を放出させるための冷陰極電子放出
素子において、 前記電子放出素子の基礎となるp型の基板と、 前記基板上部に形成された少なくとも二つ以上のp型の
活性領域と、 前記活性領域から離隔されるように前記活性領域の周囲
で、前記活性領域を囲むように前記基板上部に形成され
たn型の接触領域と、 前記活性領域の上部を中心に前記接触領域に連結された
n型の反転領域を含む冷陰極電子放出素子。 - 【請求項7】 前記p型の活性領域は、前記電子の放出
効率を増加させる構造で配列されることを特徴とする請
求項6に記載の冷陰極電子放出素子。 - 【請求項8】 前記p型の活性領域は、前記活性領域の
上部を、電子の放出効率を増加させるための物質で表面
処理することを特徴とする請求項6に記載の冷陰極電子
放出素子。 - 【請求項9】 前記電子放出素子は、前記活性領域の上
部から一定距離で離隔されるように形成され、前記放出
された電子が衝突するか吸収される衝突吸収層を更に含
む請求項6に記載の冷陰極電子放出素子。 - 【請求項10】 前記衝突吸収層は、その表面を蛍光物
質で塗布することを特徴とする請求項9に記載の冷陰極
電子放出素子。 - 【請求項11】 前記電子放出素子は前記接触領域と電
気的に絶縁された状態で前記接触領域上部に形成された
ゲート領域を更に含む請求項6に記載の冷陰極電子放出
素子。
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KR4929/1998 | 1998-02-18 | ||
KR4047/1998 | 1998-02-18 | ||
KR1019980004929A KR100354532B1 (ko) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 복수방출부 냉음극소자 |
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JPH11312457A JPH11312457A (ja) | 1999-11-09 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP3339499A Expired - Fee Related JP3102783B2 (ja) | 1998-02-11 | 1999-02-10 | 外部電界を利用して電子放出を活性化させた冷陰極電子放出素子 |
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---|---|
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JP (1) | JP3102783B2 (ja) |
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KR100730165B1 (ko) | 2005-11-21 | 2007-06-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 발광 소자 및 이를 이용한 평판 디스플레이 장치 |
JP4795915B2 (ja) * | 2006-11-09 | 2011-10-19 | 日本電信電話株式会社 | 電子放出素子 |
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---|---|---|---|---|
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GB2090053B (en) * | 1980-12-19 | 1984-09-19 | Philips Electronic Associated | Mesfet |
JP3353943B2 (ja) * | 1992-06-01 | 2002-12-09 | モトローラ・インコーポレイテッド | 反転モード電子放出器 |
JP3142388B2 (ja) * | 1992-09-16 | 2001-03-07 | 富士通株式会社 | 陰極装置 |
DE69316960T2 (de) * | 1992-11-12 | 1998-07-30 | Koninkl Philips Electronics Nv | Elektronenröhre mit Halbleiterkathode |
JP2861755B2 (ja) * | 1993-10-28 | 1999-02-24 | 日本電気株式会社 | 電界放出型陰極装置 |
US5631196A (en) * | 1994-07-18 | 1997-05-20 | Motorola | Method for making inversion mode diamond electron source |
KR100194668B1 (ko) * | 1995-12-05 | 1999-07-01 | 윤종용 | 전력용 절연 게이트 바이폴라 트랜지스터 |
JPH1012166A (ja) | 1996-06-26 | 1998-01-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電界放出型画像表示装置及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-02-10 JP JP3339499A patent/JP3102783B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-02-11 US US09/248,122 patent/US6340859B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11312457A (ja) | 1999-11-09 |
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