JPH0777116B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0777116B2
JPH0777116B2 JP25992285A JP25992285A JPH0777116B2 JP H0777116 B2 JPH0777116 B2 JP H0777116B2 JP 25992285 A JP25992285 A JP 25992285A JP 25992285 A JP25992285 A JP 25992285A JP H0777116 B2 JPH0777116 B2 JP H0777116B2
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ヤン・ツヴイアー
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エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフアブリケン
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J1/00Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J1/02Main electrodes
    • H01J1/30Cold cathodes, e.g. field-emissive cathode
    • H01J1/308Semiconductor cathodes, e.g. cathodes with PN junction layers

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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、n形領域とその下側にあるp形領域との間
にpn接合を有する半導体基体を具え、そのpn接合に逆方
向に電圧が印加された時、なだれ増倍によって前記半導
体基体に電子が発生され、それら電子が前記半導体基体
より放射されるカソードにより電子電流を発生する半導
体装置に関するものである。
かかる装置は1981年1月15日の公報に公開されたオラン
ダ特許出願第7905470号に公知である。
この出願ではなかんずくフラット表示装置が、放射領域
を有する半導体装置から発生する電子によって活性化さ
れる螢光スクリーンを備えて図示されており、その放射
領域はxyマトリックスに組織され、そこでは各時間異な
った群の放射領域の駆動に依存して、電子放射の異なっ
たパターンそれ故に異なった螢光パターンが発生する。
関連する例では、半導体カソードが使用されその動作は
pn接合が逆方向バイアスされた時の電子のなだれ増倍に
基づいている。そのpn接合は放射表面の面で削減された
ブレークダウン電圧を有し、その位置で、ブレークダウ
ン電圧でその空乏区域が表面まで延在せず、発生する電
子を通過させるに十分薄い表面層でそこから分離されて
残るような厚みと不純物濃度とを有しており、n形導電
層によって表面から分離されている。
前記特許出願はまた、かかる半導体カソードが電子管に
使用され、その放射表面がほぼ環状である応用を開示し
ている。通常の陰極線管へのかかる半導体カソードの使
用では、そこに示される実施態様におけるごとく一般に
仮想源からはスタートせず、半導体カソードによって放
射される電子はいわゆるクロスオーバーで一緒になる。
電子はそれで発生するビームの表面にそって主として動
き、それは前記特許出願にも記載したごとく電子光学的
観点から有利であろう。
一般に所望の電子電流は半導体カソードが使用される陰
極線管のタイプにより決まっている。例えば、ほぼ20μ
mを超える直径を有する環状放射表面を有する半導体カ
ソードによっては、100μA以上の電子電流(ビーム電
流)が発生可能である。全放射表面と半導体カソードの
効率に関係するこの電子電流によって電子電流密度が決
まる。
この電子電流密度は実際には安定度が生じる程度に低め
られる。真空系でのどの残留ガス(例えばH2O,CO2
O2)も電子放射表面に吸着され、もともと半導体基体で
発生する電子の、仕事関数を削減するためにこの表面に
置かれたセシウムの単一原子層と原位置で、そして半導
体結晶と相互に影響し合う。半導体基体から放射される
電子の影響(主として発生する熱の影響)で、その時形
成された化合物は分解され吸着された原子は排除される
(吸着が解かれる)。吸着された原子は電界の影響で
(例えば調整電流により発生する電界)放射領域から拡
散によってまた排除される。これらの機構が確実に十分
影響力を有するよう、実際に可能でありまたは所望であ
る値より高い値まで調整電流を調整して電子電流密度を
増加することが屡々要求される。
本発明の目的は、より安定度の高い冒頭に述べた種類の
装置を提供せんとするものである。
この目的を達成するために、本発明装置は、冒頭に述べ
た種類の半導体装置において、前記カソードが複数の相
互に分離されたn形サブ領域を具え、当該複数のサブ領
域が第1の電気接続および第2の電気接続との間に並列
に接続されていることを特徴とするものである。
本発明は、半導体カソードの安定度が、小さい放射サブ
領域の群がもとの放射パターンで決められる表面にわた
って均一に分配され、放射サブ領域の全表面積がもとの
パターンのそれより著しく小さいという本発明の手段で
増大するという認識に基づいている。原理的にこれはす
でに約1μm2の表面積を有する非常に小さなパターン
や約0.5μmの環状幅の約10μmの直径を有する環状パ
ターンにまた適用されている。
“共通な電気的接続”とは、例えば1つの群に属する同
じ形のすべての半導体区域を、内部接続する対応する半
導体区域用の共通のメタライゼーションや、高不純物濃
度が埋め込まれた半導体区域の使用で、1つの群に属す
るすべてのサブ領域を実際に等しく調整するような手段
が、取られるという意味であるとここでは理解すべきで
ある。前記オランダ国特許出願第7905470号明細書に記
載されている半導体カソードの形、例えば電子放射領域
の群が環状または環状領域に均一に分配されているよう
なものが使用されると、pn接合のすべてのp形領域はそ
の時半導体基体のより低い側でのメタライゼーションを
介して電気的な導電方法で内部接続され、また一方n形
領域は放射表面の外側の深いn拡散を介して内部接続さ
れる。しかしながら、そこに示される加速電極は別々の
電位がかけられるいくつかの部分に順次に分割されても
よい。またこの電極は別に全くまたは部分的に省略され
てもよい。
本発明に係わる好適な実施態様は、前記複数のサブ領域
が環状パターンに従って配列されることを特徴とするも
のである。かかる実施態様は前述のごとく電子光学的考
察からとくに適切である。放射サブ領域の他の配列もま
た可能で、オランダ国特許出願第8300631号や第8400632
号明細書記載の表示装置またはレーザー材料の活性化の
ための線形配列がある。
前記手段によれば、高い局所的電流密度が得られ、それ
は原理的にカソードの所望の安定度につながる。にもか
かわらず、より効率的な電流密度はできるだけ高いこと
が、逆方向バイアスされたpn接合の前記カソードには特
に望まれる。これはなかんずくいわゆる充填率(放射サ
ブ領域の表面積の総和を全表面積で除した商)ができる
だけ高くなければならないことを意味する。
しかしながらこの形のカソードでは、充填率が増加する
と、主要な表面に接するn形領域でのシリーズ抵抗によ
る電流供給の問題がおこる。これは、順次に電位差に起
因する高電流を伴って、種々の電子放射領域でのpn接合
の調整を不均一とする。さらに、n形領域での抵抗に起
因してカソードは実際には低いダイオード電流を呈する
(カソードの構造、特にp形領域のシリーズ抵抗によっ
て決まる最大許容電流の10から20%程度)。
さらに、n形表面領域での高い電流密度は高い電界を発
生し、セシウムを移転させ、その結果再び放射の不安定
度と不均質が生じる。
上述の問題は、さらに本明細書で取扱う第2の発明によ
り解決される。すなわち本明細書で取扱う第2の発明
は、その主要な表面に接するn形領域とp形領域間にpn
接合を有する半導体基体を具え、一方そのpn接合に逆方
向電圧がかかると、なだれ増倍によって前記半導体基体
に電子が発生し、それら電子が半導体基体から放射さ
れ、前記pn接合が前記主要な表面に主として平行に電子
放射領域の領域ですくなくとも延在し、前記pn接合の他
の部分よりより低いブレークダウン電圧を局所的に有
し、より低いブレークダウン電圧を有するその部分が、
ブレークダウン電圧で前記pn接合の空乏区域がその表面
まで延在せず、発生する電子を通過させるに十分薄い表
面層でそこから分離されて残るような厚みと不純物濃度
有する、n形導電層によってその表面から分離され、か
つ、そのn形領域が電気的導電材料の層で被覆され、そ
の導電層はそのn形領域に接触し、前記電子放射領域の
領域で開口部が備えられる、カソードにより電子電流を
発生する半導体装置であって、前記開口部が前記主要な
表面の電子放射領域で相互に分離された複数のサブ領域
により構成され、複数の当該サブ領域が第1のおよび第
2の電気接続間に並列に接続されていることを特徴とす
るものである。
かくて、n形領域に平行な低抵抗電流路が得られ、それ
でかかるカソードは前述の問題のない高効率電流密度で
動作することができる。
高充填率の得られるかかる半導体装置の好適な実施態様
は、前記電子放射領域が実際上ストリップ状であること
を特徴とするものである。
以上いくつかの実施態様と図面を参照し、本発明を詳細
に説明する。
添付図面にはスケールが記入されてないが、説明を明確
にするため断面特に厚み方向の大きさは著しく誇張され
ている。同じ導電形の半導体区域は一般に同一方向のハ
ッチがつけられ、図面中対応する部分には同じ参照番号
がつけられている。
第1図ならびに第2図の半導体装置1は半導体基体2、
例えばシリコンを具え、その主要な表面3に複数の放射
サブ領域4を有し、これらはこの実施態様では第1図に
1点鎖線5で示される環状パターンにそい配列されてい
る。実際の放射サブ領域4は例えば酸化シリコンの絶縁
層22の開口部7の面に位置している。
半導体装置はp形基板8と、深いn形区域9および浅い
区域11からなるn形区域9,11との間にpn接合を具えてい
る。放射サブ領域4の面ではpn接合はイオン注入さたp
形領域10と浅い区域11との間に形成され、区域11はその
位置で、pn接合6のブレークダウン電圧においてpn接合
の空乏区域がその表面まで延在せず、ブレークダウンで
発生する電子を通過させるに十分薄い表面層でそこから
分離されて残るような厚みと不純物濃度とを有してい
る。高い不純物濃度のp形領域10の故に、そのpn接合は
電子放射が開口部7の面のサブ領域4でのみほぼおこる
ような、より低いブレークダウン電圧を開口部7内に有
する。さらに装置には電極12がある。この電極はこの実
施態様では2つの分割電極12a,12bに分割され、それで
発生電子は偏向される。しかし電極12は必ずしも存在す
る必要はない。n形区域9に接触するために接触孔14が
接触メタライゼーション13のために絶縁層22に設けら
れ、一方より低い側で基板8は高い不純物濃度のp形区
域15と接触メタライゼーション16とを介して接続され
る。開口部7内ではセシウムの単一層が電子の仕事関数
を削減するため表面3に適用される。
第1図および第2図図示の半導体装置の構造、動作およ
び製作方法のさらに詳細な説明は、前記オランダ国特許
出願第7905470号明細書を参照されたい。そこに示され
る実施態様では、環状放射パターンは表面にある酸化物
に環状の開口部を設け、そこでのpn接合のブレークダウ
ン電圧が他の部分に比し削減されている手段で得られ
る。かかる環状パターンは第1図に1点鎖線5で示され
ている。この目的のために規定される環状ストリップは
ストリップ巾約3μmでリングの直径は約200μmであ
る。
本発明によれば装置は環状の放射領域ではなく、複数の
(約25)分離放射サブ領域4が約200μmの直径を有す
るリングに配列されている。分離放射サブ領域4は好適
には円で約2μmの直径を有する。かくて全放射面積は
約1800μm2から80μm2に削減される。
全体の放射電流が変化しないとすれば、放射電流密度は
かなり大きくなる。かかる放射電流密度の増加は、セシ
ウム層17に吸着さているイオン、原子ならびに分子
2O,CO2,O2)をより急速に開放する。同時にサブ放
射領域4がより小さいのでそのn形領域6,11をよぎる電
流密度はより高い。それに関連したより高い電界が放射
サブ領域4からの吸着イオンの拡散を促進させる。かく
て電子放射の安定度は著しく増大する。
第3図は第1図の部分18の平面図で、放射領域4と一点
鎖線5で示される領域のみが示されている。
第4図は同じ部分18を示し、約1μmの断面が放射サブ
領域4として選択されている。同じ放射電流では、放射
サブ領域の数は放射サブ領域の直径に逆比例して増加す
る。約200μmの直径を有する変わらないパターン5で
はかかる小さな放射サブ領域を具えた装置は約50の放射
サブ領域4を具えている。
一般に、局所的電流密度の利得は、放射サブ領域4の直
径が小さくなるほど大きくなり、この直径は好適には10
nmと10μmの間の存在する。
放射パターンはまた第5図に示されるように環状パター
ンにわたって一様に分配されてもよく、第5図ではかか
るパターンの部分が約5μmの領域5の巾と約1μmの
放射サブ領域4の直径で表わされている。
他方半導体カソードの安定度は、環状パターンに関し上
述したと同じ方法で、数多のより小さな放射サブ領域を
この表面に一様に分配することによって全放射面積を削
減すれば増大する。
第6図は、例えば約1.5μmのもとの直径を有する領域
5が約0.5μmの直径を有する3つの放射サブ領域4に
如何に分割されるかを示している。
かかる分割は約10μmよりより小さな領域5の直径を有
するパターンに特に適切である。より大きな直径(10-1
00μm)で第5図に示されたと同じ装置はしばしば有利
に使用される。この方法が一点鎖線5で示される正方形
の放射サブ領域に使用された本発明に係る装置が第7,8
図に示される。この場合の参照番号は第1,2図と同じ意
味を有し、一方電極12は輪郭のみで示されているのは注
目すべきことで、これはこの電極が必ずしも常に存在し
なくてもよいということを再度示している。
環状の形態に配置される代りに、放射サブ領域4はまた
線形パターンに従って、例えば表示装置への適用または
前記オランダ国特許出願第8300631号および第8400632号
明細書に記載のごとき応用のために配列される。
第9図と第10図に示される半導体装置1は、主要な表面
3にこの実施態様ではストリップ状で、一点鎖線5によ
って第9図に示される円形パターンのなかに位置する複
数の放射サブ領域を有する、例えばシリコンの半導体基
体2を具えている。放射サブ領域は例えばタンタルのよ
うな導電材料の層13中の開口部7の面に位置している。
半導体装置はp形基板8と、深いn形区域9と浅い区域
11からなるn形区域9,11との間にpn接合6を有してい
る。放射サブ領域の面で、pn接合はイオン注入されたp
形領域10と浅い区域11との間に位置し、区域11はその位
置で、pn接合6のブレークダウン電圧においてpn接合の
空乏区域がその表面まで延在せず、ブレークダウンで発
生する電子を通過させるに十分薄い表面層でそこから分
離されて残るような厚みと不純物濃度とを有している。
高い不純物濃度のp形領域10の故に、そのpn接合は電子
放射が開口部7の面の領域でのみ実際にはおこるような
より低いブレークダウン電圧を開口部7内に有してい
る。
開口部7の内部に、例えばセシウムのような仕事関数を
削減する材料の単一層が表面3に付けられる。
この実施態様では、n形区域9,11は絶縁層22の接触孔14
を介して導電層13の手段で接触され、層22はn形区域9,
11の外側で表面3を覆っている。電流供給が主として層
13を介して起こるということから、有効電流密度は著し
く増大する。層13の電位差はまた小さくそれで例えばセ
シウムを輸送するような強い電界は発生しない。
より低い側では、基板8は高不純物濃度p形区域15と接
触メタライゼーション16とを介して接続される。
第9図のストリップ状の開口部7は巾が約1μmで相対
距離約1μmで置かれる。第9図に示される形態では、
充填率約50%が得られる。
導電層13に関しては、材料は好適には例えばタンタルの
ようなシリコン中で拡散しないまたはほぼしないものが
選択される。
第9および第10図図示の装置は簡単な方法例えばイオン
注入のn形区域9,11をまず用意することによって製作さ
れる。
次に金属パターン13が例えばリフト−オフ技術の手段で
用意される。一方このようにして得られたメタルパター
ンをマスクとして、次にp形区域10がイオン注入の手段
で開口部7の面に用意され、その結果pn接合6のブレー
クダウン電圧がその位置で減少される。第9および第10
図図示の半導体装置の構造と動作に関するより詳細な説
明は、前記オランダ国特許出願第7905470号を参照され
たい。
開口部7はストリップ状ではなく環状に選んでもよく、
この場合放射表面は全表面にわたってほぼ均一に分配さ
れる。カソードの安定度は開口部7の幅それ故電子放射
サブ領域が削減されると増大する。
第11図は半導体基体2の他に、半導体基体から発生する
電子電流19により活性される螢光スクリーン23を具え
た、本発明応用例のフラット表示装置の立面的斜視図を
線図的に示す。半導体基体と螢光スクリーン間距離は例
えば5mmで、それらが置かれる空間は排気されている。
5から10KV程度の電圧が半導体基体とスクリーン23間に
電圧原24を介して印加され、カソードの画像がこのカソ
ードと同程度であるような高電界をスクリーンと半導体
装置間にかける。
放射領域4は線形パターン5に従う半導体基体の表面に
備えられ、それは補助的な電子システム(図示され
ず)、必要なら半導体基体2に集積化された手段で活性
化される。
線形パターンに従う放射をする1つまたは複数の群は、
同じ方法で各時間駆動され、それでこの応用例では駆動
に従って文字がスクリーン23上に表示される。
第12図は陰極線管例えばハーメチックシールされた真空
管20で、そのテーパが漏斗状で、端部の壁がその内面に
螢光スクリーン21で被覆された本発明の別の応用例の撮
像管を線図的に示す。この真空管はさらにフォーカス電
極25,26と偏向電極27,28を具えている。電子ビーム19は
上述のような1つまたは複数のカソードで発生し、それ
らカソードは半導体基体2の上にあり、ホールダー29に
マウントされている。半導体装置の電気的接続はリード
スルー部材30を介して外部と接触される。
勿論本発明は、以上示されてきた実施態様には限定され
ず、いくつかの変形が本発明の範囲内で当業者にとり可
能である。
例えば電子はなだれ増倍とは全く異なった原理により放
射領域で発生さてもよい。NEAカソードの原理または英
国特許出願第8133501号ならびに第8133502号明細書に基
づく原理からなっていてもよい。
さらに放射領域は必ずしも環状または正方形に選択され
る必要はなく、色々な他の形例えば矩形または長楕円形
でもよく、特に第1,2図図示の装置は電子光学的観点か
らはすぐれている。
半導体技術の可能性から、放射サブ領域の直径は第6図
示の実施態様で述べた0.5μmの値よりより小さく選択
できよう。それで一方では領域5はより多くの放射サブ
領域に分割されてもよいし、他方同数の放射サブ領域で
より小さな直径が領域5用に選択されてもよい。
第6図の丸いパターンがある場合には環状パターンで有
利に起き替えられるのと同じ方法で、第9図のストリッ
プ状パターンは第13図示のごとき矩形状パターンで起き
換えられてもよい。
さらに第8図の装置で、放射サブ領域4は接触拡散9に
接する一様なn形層11で得られてもよいし、削減された
ブレークダウン電圧は例えばボロン注入の手段で開口部
7の中に局所的に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明半導体装置の平面図、 第2図は、第1図線II-IIでの断面図、 第3図は、第1図の部分18の拡大図、 第4図は、かかる部分の他の実施例を示す図、 第5,6および7図は、本発明に係わる他の半導体装置の
平面図、 第8図は第7図の線VI-VIでの断面図、 第9図は、充填率の高い本発明に係わる半導体装置の平
面図、 第10図は、第9図の線X−Xでの断面図、 第11図は、本発明の応用例としての半導体装置で作られ
た表示装置を示し、 第12図は、本発明の別の応用例としての半導体装置を具
えた撮像装置を示し、 第13図は、本発明に係わるさらに他の半導体装置を示す
図である。 1……半導体装置 2……半導体基体 3……主要な表面 4……放射サブ領域 5……1点鎖線領域 6……pn接合 7……開口部 8……p形基板 9……深いn形区域 10……イオン注入p形領域 11……浅いn形区域 12……電極 12a,12b……分割電極 13……接触メタライゼーション 14……接触孔 15……高不純物濃度のp形区域 16……接触メタライゼーション 17……セシウム層 18……第1図の部分 19……電子電流 20……ハーメチックシール真空管 21……螢光スクリーン 22……絶縁層 23……螢光スクリーン 24……電圧源 25,26……フォーカス電極 27,28……偏向電極 29……ホールダー 30……リードスルー部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n形領域とその下側にあるp形領域との間
    にpn接合を有する半導体基体を具え、そのpn接合に逆方
    向に電圧が印加された時、なだれ増倍によって前記半導
    体基体に電子が発生され、それら電子が前記半導体基体
    より放射されるカソードにより電子電流を発生する半導
    体装置において、 前記カソードが複数の相互に分離されたn形サブ領域を
    具え、当該複数のサブ領域が第1の電気接続および第2
    の電気接続との間に並列に接続されていることを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】前記複数のサブ領域が、主要な表面の1部
    にわたってほぼ均一に分配されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記複数のサブ領域が、環状パターンに従
    って配列されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記半導体基体が、分離して調整可能なサ
    ブ領域の複数の群を具えることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項から第3項のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記複数のサブ領域がせいぜい100μm2
    表面面積を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項から第4項のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】その主要な表面に接するn形領域とp形領
    域間にpn接合を有する半導体基体を具え、一方そのpn接
    合に逆方向電圧がかかると、なだれ増倍によって前記半
    導体基体に電子が発生し、それら電子が半導体基体から
    放射され、前記pn接合が前記主要な表面に主として平行
    に電子放射領域の領域ですくなくとも延在し、前記pn接
    合の他の部分よりより低いブレークダウン電圧を局所的
    に有し、より低いブレークダウン電圧を有するその部分
    が、ブレークダウン電圧で前記pn接合の空乏区域がその
    表面まで延在せず、発生する電子を通過させるに十分薄
    い表面層でそこから分離されて残るような厚みと不純物
    濃度を有する、n形導電層によってその表面から分離さ
    れ、かつ、そのn形領域が電気的導電材料の層で被覆さ
    れ、その導電層はそのn形領域に接触し、前記電子放射
    領域の領域で開口部が備えられる、カソードにより電子
    電流を発生する半導体装置において、 前記開口部が前記主要な表面の電子放射領域で相互に分
    離された複数のサブ領域により構成され、複数の当該サ
    ブ領域が第1のおよび第2の電気接続間に並列に接続さ
    れていることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】前記複数のサブ領域がほぼストリップ状で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の半
    導体装置。
  8. 【請求項8】前記複数のサブ領域がほぼ円形の表面領域
    に分配されていることを特徴とする特許請求の範囲第6
    項または第7項に記載の半導体装置。
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