JPH0567429A - 電子放出素子 - Google Patents

電子放出素子

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JPH0567429A
JPH0567429A JP22708191A JP22708191A JPH0567429A JP H0567429 A JPH0567429 A JP H0567429A JP 22708191 A JP22708191 A JP 22708191A JP 22708191 A JP22708191 A JP 22708191A JP H0567429 A JPH0567429 A JP H0567429A
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JP
Japan
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region
electron
type semiconductor
emitting device
semiconductor layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP22708191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Tsukamoto
健夫 塚本
Nobuo Watanabe
信男 渡辺
Norio Kaneko
典夫 金子
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子放出素子におけるpn接合の周囲に発生
するリークを防ぐために設けられるガードリングを不要
とする電子放出素子を提供する。 【構成】 不純物濃度3×1016/cm3 のp型半導体
層102の上部の300nmの深さに不純物濃度5×1
17/cm3 以上の第1の領域としてp型半導体領域1
05を形成し、p型半導体層102の上部の30mmの
深さに、p型半導体領域105を含むさらに広い範囲に
高濃度のn型半導体層104を形成することにより、第
1の領域の外側に第2の領域が形成され、第2の領域に
は第1の領域を取り囲むように厚い空乏層が形成され、
この空乏層が、ガードリングと同等の作用を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板の表面上に
基板に平行に形成されたn型半導体層を有し、該n型半
導体層の下にpn接合が形成されている電子放出素子に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子放出素子は電子なだ
れ増幅(以下、アバランシェ増幅と称す)を起こさせ、
ホット化した電子を外部に放出させるもので、米国特許
第4259678号および米国特許第4303930号
に記載されているように、p型半導体層とn型半導体層
とを接合してダイオード構造とし、このダイオードの両
端に逆バイアスをかけてアバランシェ増幅を発生させて
電子をホット化し、セシウム等を付着させたn型半導体
層表面より電子が放出されるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子放
出素子は、pn接合の周囲にリークが発生するので、こ
のリークを防ぐためにpn接合によるガードリング構造
を有している。ところが、このガードリングのもつ容量
が素子部の容量に比較して大きく、このため、電子放出
素子の直接変調の周波数の上限が低くなって、この素子
のアプリケーションの範囲が狭く限定され、また、ガー
ドリング構造を形成するために多くの素子面積を必要と
するので素子の微細化、集積化が困難であり、さらに、
高濃度のn型半導体領域のガードリング形成のためには
不純物を高濃度で深い位置に注入する必要があり、その
ために、長時間のイオン注入や拡散を必要とし、プロセ
スコストが高くなるという欠点がある。
【0004】本発明の目的は、ガードリングの形成を不
要として直接変調の周波数範囲が広くスイッチング特性
に優れ、微細化が容易で、かつ、安価に製造することが
できる電子放出素子を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子放出素子
は、半導体基板の表面上に、該基板に平行に形成された
n型半導体層を有し、該n型半導体層の下にpn接合が
形成されている電子放出素子において、少なくとも一つ
のp型半導体からなる第1の領域と第1の領域より不純
物の濃度の小さい少なくとも一つのp型半導体層からな
る第2の領域がそれぞれpn接合を形成し、かつ、第1
の領域の周囲に接して第2の領域が構成されている。さ
らに、下記特徴の少なくとも一つを有するものも含まれ
ていてもよい。
【0006】(1)前記第1の領域の不純物の濃度が第
2の領域の不純物の濃度の2倍以上である。
【0007】(2)前記第1の領域の不純物の濃度が5
×1017/cm3 以上で第2の領域の不純物の濃度が
2.5×1017/cm3 以下である。
【0008】(3)n型半導体層の厚さが50nm以下
である。
【0009】(4)n型半導体層の表面に仕事関数の小
さい材料が吸着あるいは蒸着されている。
【0010】(5)仕事関数の小さい材料がCs,Ba
を含む1A,2A族の金属、Yを含む3A族の金属、L
aを含むランタノイド系の金属のいずれかである。
【0011】(6)n型半導体層と、前記第1の領域
と、前記第2の領域のイオン注入法で形成されたもので
ある。
【0012】(7)同一半導体基板上に複数個形成され
たものである。
【0013】
【作用】第1の領域の周囲に第2の領域が接して構成さ
れ、かつ、第2の領域の周囲に酸化膜領域が接して構成
されているので、第1の領域の空乏層が第2の領域に形
成される空乏層より薄く形成され、かつ第2の領域に形
成される空乏層が第1の領域を取り囲むように形成され
る。このため、接合の周囲には比較的高い降伏電圧を有
する極めて厚い空乏層が形成され、その中に比較的低い
電圧をもつ薄い空乏層が形成され、第2の領域の空乏層
がガードリングと同等の働きを示すため、pn接合によ
るガードリングの形成が不要になる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明の電子放出素子の第1の実施
例の構成を示す部分断面図、図2はその平面図である。
【0016】この電子放出素子は、Si(100)が使
用されたp型半導体基板101上に3×1016/cm3
の不純物濃度をもつp型半導体層102がCVD法によ
りエピタキシャル成長されている。次に、p型半導体層
102の表面近くに高濃度のp型半導体領域105が、
フォーカスイオンビーム(以下、FIBと記す)による
イオン注入でBイオンを深さ約300nmに不純物濃度
5×1017〜20×1017/cm3 となるようにアニー
ルを行って形成されている。また、高濃度のn型半導体
層104が、フォーカスしていない一般のイオン注入装
置により、適当なレジストをマスクとして用いてAsイ
オンをp型半導体層102の表面に深さ30nmまで1
×1019〜1×1021/cm3の濃度になるように注入
されアニールして形成されている。さらに酸化層103
が、スパッタリング法によりp型半導体層102の表面
上に形成し、フッ酸系のエッチング液で適当な形状にパ
ターニングされている。
【0017】また、p型半導体基板101の裏面にAu
−Inを抵抗加熱を用いて蒸着し、適当な温度でアニー
ルを行なうことによりオーミック電極108が形成さ
れ、さらに、AlをEB蒸着法で蒸着し、電極形状にパ
ターニングを行なって、オーミック電極107が形成さ
れている。
【0018】次に、本実施例の動作について説明する。
【0019】このように制作された電子放出素子におい
て、電源109により、p型半導体基板101とn型半
導体層104との間に逆バイアスをかけると、高濃度の
p型半導体領域105とn型半導体層104との接合部
に形成される空乏層の中でアバランシェ増幅が発生し、
生成されたホットエレクトロンは極めて薄く形成された
n型半導体層104を通り抜けて真空領域にしみだし、
外部に設けられた引き出し電極等の電界によって素子外
部に取り出される。
【0020】本実施例の電子放出素子は、p型半導体層
102の濃度をp型半導体領域105の濃度よりも低く
し、さらにp型半導体層102がp型半導体領域105
を取り囲むように形成することで、空乏層106を形成
し、接合のエッジ部で不均一なブレークダウンを防止し
て、極めて均一かつ微小な電子放出領域を形成すること
ができる。
【0021】また、この方法により従来必要であったp
n接合によるガードリングを不要として取り除いたた
め、素子の接合容量を低減し、良好なスイッチング特性
を得ることができた。
【0022】また、n型半導体層104の表面にBa,
Cs等のアルカリ金属を付着させるか、あるいは、Y,
La,等の仕事関数の低い材料を付着あるいは蒸着する
ことで表面の仕事関数を下げて電子をより多く取り出す
ことも可能である。
【0023】また、本実施例では示さなかったが、放出
された電子を引き出すための電極を素子の上部に絶縁層
を介して形成してもよい。
【0024】図3は本発明の電子放出素子の第2の実施
例の構成を示す部分断面図である。
【0025】以下、第2の実施例について、図3を用い
て説明する。
【0026】本実施例は、本発明の電子放出素子を同一
基板上に複数配列し、素子間のクロストークを防ぐよう
に構成したものである。
【0027】本実施例の構成を製造プロセスにしたがっ
て説明する。
【0028】(1)図3に示されるように、GaAs
(100)を用いた半絶縁性のp型半導体基板201上
に、深さ800nm、3×1018/cm3 のの不純物濃
度をもつp型半導体層101と、深さ800nm、3×
1016/cm3 の不純物濃度をもつp型半導体層102
をMBE法でエピタキシャル成長させて形成する。
【0029】(2)高濃度のp型半導体領域105を、
FIBによるイオン注入法を用い、直接マスクレスで、
Beイオンを、深さ約300nm、不純物濃度5×10
17〜20×1017/cm3 となるように注入し、アニー
ルを行なって形成する。
【0030】(3)高濃度のp型半導体領域203を、
FIBによるイオン注入法を用いて、直接マスクレス
で、Beイオンを、深さ1μm、不純物濃度が5×10
18〜20×1018/cm3 となるように注入し、アニー
ルを行なって形成する。
【0031】(4)高濃度のn型領域104をフォーカ
スしていない一般のイオン注入装置を用いて、適当なレ
ジストをマスクとして用い、Siイオンを深さ30n
m、1×1018〜1×1020/cm3 の濃度になるよう
に注入を行ない、アニールを行なって形成する。
【0032】(5)酸化膜をスパッタイング法により形
成し、フッ酸系エッチング液で適当な形状にパターニン
グを行ない、素子分離領域の絶縁層103を形成する。
【0033】(6)p型半導体基板の表面にAu−Cr
を抵抗加熱を用いて蒸着し、適当な温度でアニールを行
ないオーミック電極204を形成する。
【0034】(7)プロトンを適当なマスクを用いて注
入し、極めて比抵抗の大きなノンドーブ領域202を形
成し素子分離を行なう。
【0035】(8)Au−Geを抵抗加熱法で蒸着し、
電極形状にパターニングを行ない、適当にアニールを行
ないオーミック電極107を形成する。
【0036】このように作成された電子放出素子に対
し、p型半導体のオーミック電極204とn型半導体の
オーミック電極107との間に逆バイアスをかけること
により、電子放出素子をそれぞれ独立して制御すること
ができる。
【0037】次に本発明の電子放出素子の応用例につい
て説明する。
【0038】図4は従来のCRTの概略的断面図、図5
は本発明の電子放出素子をCRTディスプレイに利用し
た場合の応用例を示している。
【0039】従来のCRTは、ガラス製チューブ401
と電子偏向手段としての偏向コイル402と、蛍光面4
03と、熱電子源用のフィラメント405からなってい
る。図5に示すCRTは図4と同様な位置に電子のクロ
スオーバーポイント404をもつようにレンズ電極50
2を形成し、本発明による電子放出素子501を使用す
ることで長寿命、安定なCRTを構成することができ
た。
【0040】図6は本発明による電子放出素子を同一基
板上に多数配設した場合の第1の応用例を示すフラット
ディスプレイの分解図である。本応用例は、本発明によ
る電子放出素子をマトリクス状に配置した基板をフラッ
トディスプレイ用の電子源として利用したものである。
【0041】このフラットディスプレイは本発明による
電子放出素子501を多数配置した半導体基板601
と、XYアドレスとしてのX方向制御グリッド基板60
2と、Y方向制御グリッド基板603と、X方向制御グ
リッド602Xと、Y方向制御グリッド603Yと、加
速グリッド604と、メタルバック605、蛍光体60
6、透明ガラスパネル607を含む結像部とからなる。
いま、映像信号発生器613から映像信号610の信号
分解装置に入力されて表示すべき点(ドット)をX方
向、Y方向に分離してX方向のアドレスがアドレスデコ
ーダー609に入り、Y方向のアドレスがアドレスデコ
ーダー608に入ると、表示すべき点のX,Y方向の両
グリッドが電位的に電子放出素子の電子を引き出す方向
に転換し、表示すべき点の電子が基板602,603を
通り抜けて基板604へ到達する。基板604には高電
圧611かけられており、電子は大きなエネルギーをも
らって蛍光体606を明るく光らせ、輝点612を得る
ことができる。以上のように極めて簡単な構成で従来の
CRTに代わる超薄型ディスプレイを構築することがで
きる。また、X,Yアドレスの方法はこの方式に限定さ
れることはなく、直接電子放出素子をアドレスし、変調
する方式を用いてもよい。
【0042】図7は本発明の電子放出素子を同一基板上
に複数配設した場合の第2の応用例の電子線描画システ
ムの部分斜視図である。
【0043】この電子線描画システムは、本発明による
電子放出素子501がマトリクス状に配置され電子放出
素子基板701と、半導体基板702と、電子線描画レ
ジスト703と、収束レンズ704,705からなる。
描画のON/OFF制御は描画データから解析されて電
子放出素子501へのバイアスが制御される。描画すべ
きデータが伝えられた場合は、電子放出素子501が電
子を放出する電位にバイアスされて電子を放出し、引き
出し電極(不図示)にて引き出され、レンズ電極(不図
示)にて基板上に収束させて電子ビームレジスト703
を感光させる。
【0044】上記構成において、本発明による電子放出
素子を多数配置した基板を用いて電子線描画システムを
構築することで、極めて高精度、小型、高速な描画シス
テムを作ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体基板の表面上に、n型半導体層が存在し、前記n
型半導体層の下部に、pn接合が形成されている電子放
出素子において、少なくとも一つのp型半導体からなる
第1の領域と第1の領域より不純物の濃度の小さい少な
くとも一つのp型半導体層からなる第2の領域がそれぞ
れpn接合を形成し、かつ、第1の領域の周囲に接して
第2の領域が構成されていることにより、第1の領域の
空乏層が第2の領域に形成される空乏層よりも薄く形成
され、かつ第2の領域に形成される空乏層が第1の領域
を取り囲むように形成される。このため接合の周囲には
比較的高い降伏電圧をもつ極めて厚い酸化膜による絶縁
領域と、同様に高い降伏電圧をもつ厚い空乏層が存在
し、その中に比較的低い降伏電圧をもつ薄い空乏層が形
成され、半絶縁性領域と第2の領域の空乏層がガードリ
ングと同等な働きを示すことにより、次に示す効果があ
る。
【0046】(1)pn接合によるガードリングの形成
が不要になる。
【0047】(2)製造プロセスを簡略化できるだけで
なく、スイッチング速度の高速化、変調周波数の向上を
実現することが可能となる。
【0048】(3)ガードリング形成に必要な面積が不
要となって、より一層の小型化が可能となる。
【0049】(4)高濃度のp型半導体領域を設けるこ
とができ、接合部での均一なアバランシェ増幅を生ぜし
めるることが可能となり、均一性がよく、微小スポット
の電子ビームを得ることが可能となる。
【0050】(5)電子放出素子の構成を極めて単純な
のもとし、かつ微細化し、接合部の容量を低減すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子放出素子の第1の実施例の構成を
示す部分断面図である。
【図2】図1に示す実施例の平面図である。
【図3】本発明の電子放出素子の第2の実施例の構成を
示す部分断面図である。
【図4】従来のCRTを示す概略的断面図である。
【図5】本発明の電子放出素子をCRTディスプレイに
利用した場合の応用例を示す断面図である。
【図6】本発明の電子放出素子を同一基板上に多数配設
した場合の第1の応用例を示すフラットディスプレイの
分解図である。
【図7】本発明の電子放出素子を同一基板上に複数配設
した場合の第2の応用例を示す電子線描画システムの部
分斜視図である。
【符号の説明】
101 p型半導体基板 101’,102 p型半導体層 105,203 p型半導体領域 103 絶縁層 104 n型半導体層 106 空乏層 107 n型オーミック電極 108,204 p型オーミック電極 109 バイアス電源 201 半導体基板 202,205 ノンドープ領域 401 ガラス製チューブ 402 偏向コイル 403 蛍光面 404 クロスオーバーポイント 405 熱電子放出素子 501 電子放出素子 502 レンズ電極 601 半導体基板 602 X方向制御グリッド基板 602X X方向制御グリッド 603 Y方向制御グリッド基板 603Y Y方向制御グリッド 604 加速グリッド 605 メタルバック 606 蛍光体 607 透明ガラスパネル 608,609 アドレスレコーダー 610 信号分解装置 611 電源 612 輝点 613 映像信号発生器 701 電子放出素子基板 702 半導体基板 703 電子線描画レジスト 704,705 収束レンズ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面上に、該基板に平行に
    形成されたn型半導体層を有し、該n型半導体層の下に
    pn接合が形成されている電子放出素子において、 少なくとも一つのp型半導体からなる第1の領域と第1
    の領域より不純物の濃度の小さい少なくとも一つのp型
    半導体層からなる第2の領域が前記n型半導体層との間
    にそれぞれpn接合を形成し、かつ、第1の領域の周囲
    に接して第2の領域が構成されていることを特徴とする
    電子放出素子。
  2. 【請求項2】 第1の領域の不純物の濃度が第2の領域
    の不純物の濃度の2倍以上である請求項1記載の電子放
    出素子。
  3. 【請求項3】 第1の領域の不純物の濃度が5×1017
    /cm3 以上であり、第2の領域の不純物の濃度が2.
    5×1017/cm3 以下である請求項2記載の電子放出
    素子。
  4. 【請求項4】 n型半導体層の厚さが50nm以下であ
    る請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子放出素
    子。
  5. 【請求項5】 n型半導体層の表面に仕事関数の小さい
    材料が吸着あるいは蒸着されている請求項1乃至4のい
    ずれか一項に記載の電子放出素子。
  6. 【請求項6】 仕事関数の小さい材料がCs,Baを含
    む1A,2A族の金属、Yを含む3A族の金属、Laを
    含むランタノイド系の金属のいずれかである請求項5記
    載の電子放出素子。
  7. 【請求項7】 n型半導体層と、第1の領域と、第2の
    領域のイオン注入法で形成された請求項1乃至6のいず
    れか一項に記載の電子放出素子。
  8. 【請求項8】 同一半導体基板上に複数個形成された請
    求項1乃至7のいずれか一項に記載の電子放出素子。
JP22708191A 1991-09-06 1991-09-06 電子放出素子 Pending JPH0567429A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100730165B1 (ko) * 2005-11-21 2007-06-19 삼성에스디아이 주식회사 발광 소자 및 이를 이용한 평판 디스플레이 장치
WO2024007758A1 (zh) * 2022-07-06 2024-01-11 华为技术有限公司 电子源、控制方法、芯片检测设备及芯片制造设备

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