JPH0512485Y2 - - Google Patents
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- JPH0512485Y2 JPH0512485Y2 JP1987168347U JP16834787U JPH0512485Y2 JP H0512485 Y2 JPH0512485 Y2 JP H0512485Y2 JP 1987168347 U JP1987168347 U JP 1987168347U JP 16834787 U JP16834787 U JP 16834787U JP H0512485 Y2 JPH0512485 Y2 JP H0512485Y2
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- board
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/14—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
- H05K7/1417—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack having securing means for mounting boards, plates or wiring boards
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
[産業上の利用分野]
本考案は、電気機器のシヤーシ等の被固定部材
に、プリント基板等の基板を立てて固定する基板
固定具に関する。
に、プリント基板等の基板を立てて固定する基板
固定具に関する。
[従来の技術]
従来より、ねじ等を使用することなく電気機器
のシヤーシ等の被固定部材に、プリント基板等の
基板を立てて固定する基板固定具が種々提案され
ている。例えば、上面、下面及び側面の三方向に
開口する溝形取付部を備えるとともに、溝形取付
部のなかに突出させた突起を有する舌片を基板と
平行に形成して、基板に穿設した孔に前記突起を
係合させて基板の脱落を防止し、また上記下面に
は溝形取付部の開口を挟んで左右に下向きの鈎状
取付部を備え、上記溝形取付部は基板の挿入によ
つて左右方向に開かされる様になつていることか
ら、溝形取付部に基板を挿入して鈎状取付部を左
右に開き、被固定部材に穿設された孔に係合させ
て、被固定部材に基板を角度をなして固定するも
のが知られている(実公昭48−289)。
のシヤーシ等の被固定部材に、プリント基板等の
基板を立てて固定する基板固定具が種々提案され
ている。例えば、上面、下面及び側面の三方向に
開口する溝形取付部を備えるとともに、溝形取付
部のなかに突出させた突起を有する舌片を基板と
平行に形成して、基板に穿設した孔に前記突起を
係合させて基板の脱落を防止し、また上記下面に
は溝形取付部の開口を挟んで左右に下向きの鈎状
取付部を備え、上記溝形取付部は基板の挿入によ
つて左右方向に開かされる様になつていることか
ら、溝形取付部に基板を挿入して鈎状取付部を左
右に開き、被固定部材に穿設された孔に係合させ
て、被固定部材に基板を角度をなして固定するも
のが知られている(実公昭48−289)。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、こうした従来の基板固定具に
は、基板を多数並列に基板固定具により被固定部
材に固定すると、基板と基板との間隔が狭く、基
板と基板との間に手を差入れて舌片をたわませ、
突起と孔との係合を解除して、基板を取り出すこ
とが困難であつた。また、基板を溝形取付部に挿
入した際に、鈎状取付部を左右に開き、被固定部
材と係合させているので、基板を外してしまう
と、被固定部材から基板固定具が外れやすく、取
扱が必ずしも容易ではないという問題があつた。
は、基板を多数並列に基板固定具により被固定部
材に固定すると、基板と基板との間隔が狭く、基
板と基板との間に手を差入れて舌片をたわませ、
突起と孔との係合を解除して、基板を取り出すこ
とが困難であつた。また、基板を溝形取付部に挿
入した際に、鈎状取付部を左右に開き、被固定部
材と係合させているので、基板を外してしまう
と、被固定部材から基板固定具が外れやすく、取
扱が必ずしも容易ではないという問題があつた。
更に、基板を溝形取付部に挿入すると、溝形取
付部はハ字状に開き、舌片の突起と基板の孔との
係合が不十分となり、基板が外れやすくなる場合
があり、確実に被固定部材と基板との固定が行わ
れない場合があるという問題があつた。
付部はハ字状に開き、舌片の突起と基板の孔との
係合が不十分となり、基板が外れやすくなる場合
があり、確実に被固定部材と基板との固定が行わ
れない場合があるという問題があつた。
そこで本考案は上記の問題点を解決することを
目的とし、取扱が容易な、しかも被固定部材と基
板とを確実に固定する基板固定具を提供すること
にある。
目的とし、取扱が容易な、しかも被固定部材と基
板とを確実に固定する基板固定具を提供すること
にある。
考案の構成
[問題点を解決するための手段]
かかる目的を達成すべく、本考案は問題点を解
決するための手段として次の構成を取つた。即
ち、 被固定部材に当接する板状部の反当接面に立設
された柱状部に、該立設方向から基板の角部が挿
入される溝を有し、該溝の背面の前記柱状部に前
記基板が挿入される方向に延出された弾性舌状部
を形成し、該弾性舌状部の先端側に前記溝と直交
する平坦面を形成すると共に、前記弾性舌状部の
先端近傍に、前記基板に予め形成された矩形の切
欠と係止する前記溝内に突出された係止突起と、
反係止突起側には反挿入方向に鈎状に曲げられた
鈎状解錠部とを設け、前記板状部の当接面に基板
挿入方向に突出された弾性係合部を備え、該弾性
係合部が前記被固定部材に穿設された係合孔に係
合して、前記被固定部材に前記基板を固定するこ
とを特徴とする基板固定具の構成がそれである。
決するための手段として次の構成を取つた。即
ち、 被固定部材に当接する板状部の反当接面に立設
された柱状部に、該立設方向から基板の角部が挿
入される溝を有し、該溝の背面の前記柱状部に前
記基板が挿入される方向に延出された弾性舌状部
を形成し、該弾性舌状部の先端側に前記溝と直交
する平坦面を形成すると共に、前記弾性舌状部の
先端近傍に、前記基板に予め形成された矩形の切
欠と係止する前記溝内に突出された係止突起と、
反係止突起側には反挿入方向に鈎状に曲げられた
鈎状解錠部とを設け、前記板状部の当接面に基板
挿入方向に突出された弾性係合部を備え、該弾性
係合部が前記被固定部材に穿設された係合孔に係
合して、前記被固定部材に前記基板を固定するこ
とを特徴とする基板固定具の構成がそれである。
[作用]
前記構成を有する基板固定具は、基板の角部が
挿入される溝を有する柱状部が、基板を保持し、
基板が溝に挿入される際に、基板の角部が、溝内
に突出された弾性舌状部をたわめて係止突起を押
し出し、弾性舌状部の先端に設けられた係止突起
が、基板に予め形成された矩形の切欠と係止す
る。このとき、平坦面と切欠とが接して、溝から
の、基板の脱落を防止し、弾性係合部が、被固定
部材に穿設された係合孔に係合して、被固定部材
に基板を固定する。また、鈎状解錠部に指の爪や
工具の先端を引つかけて、弾性舌状部をたわま
せ、係止突起と切欠との係止を解除し、基板を容
易に引き出すことができる。従つて、取扱が容易
で、しかも被固定部材と基板とを固定する。
挿入される溝を有する柱状部が、基板を保持し、
基板が溝に挿入される際に、基板の角部が、溝内
に突出された弾性舌状部をたわめて係止突起を押
し出し、弾性舌状部の先端に設けられた係止突起
が、基板に予め形成された矩形の切欠と係止す
る。このとき、平坦面と切欠とが接して、溝から
の、基板の脱落を防止し、弾性係合部が、被固定
部材に穿設された係合孔に係合して、被固定部材
に基板を固定する。また、鈎状解錠部に指の爪や
工具の先端を引つかけて、弾性舌状部をたわま
せ、係止突起と切欠との係止を解除し、基板を容
易に引き出すことができる。従つて、取扱が容易
で、しかも被固定部材と基板とを固定する。
[実施例]
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案の一実施例である基板固定具の
一部断面斜視図である。この基板固定具は、合成
樹脂、例えばナイロン樹脂により一体成形されて
おり、被固定部材1、例えば、電気機器のシヤー
シ等に当接する板状部2を有し、この板状部2の
被固定部材1との反当接面2aには、略垂直に柱
状部4が立設されている。柱状部4には、立設さ
れた方向に沿つて、断面矩形の溝6が形成されて
おり、この溝6の幅は、基板8、例えば、プリン
ト基板の幅と同じか、若しくはわずかに広い程度
に形成されおり、溝6の中間部6aはこの幅より
広く形成されている。よつて、溝6への基板8の
挿入が容易となる。また、溝6の先端部6bは、
溝6が広がるように傾斜して形成されている。
一部断面斜視図である。この基板固定具は、合成
樹脂、例えばナイロン樹脂により一体成形されて
おり、被固定部材1、例えば、電気機器のシヤー
シ等に当接する板状部2を有し、この板状部2の
被固定部材1との反当接面2aには、略垂直に柱
状部4が立設されている。柱状部4には、立設さ
れた方向に沿つて、断面矩形の溝6が形成されて
おり、この溝6の幅は、基板8、例えば、プリン
ト基板の幅と同じか、若しくはわずかに広い程度
に形成されおり、溝6の中間部6aはこの幅より
広く形成されている。よつて、溝6への基板8の
挿入が容易となる。また、溝6の先端部6bは、
溝6が広がるように傾斜して形成されている。
一方、柱状部4の溝6が形成された側に溝6の
幅と同じ間隔で、板状部2と柱状部4とを連接す
る一対の補強保持部10,12が設けられてお
り、両補強保持部10,12の縁部10a,12
aはその幅が広がる方向に傾斜して形成されてい
る。また、柱状部4の溝6が形成された側と反対
側にも、板状部2と柱状部4とを連接するリブ1
4が設けられている。
幅と同じ間隔で、板状部2と柱状部4とを連接す
る一対の補強保持部10,12が設けられてお
り、両補強保持部10,12の縁部10a,12
aはその幅が広がる方向に傾斜して形成されてい
る。また、柱状部4の溝6が形成された側と反対
側にも、板状部2と柱状部4とを連接するリブ1
4が設けられている。
更に、柱状部4に溝6の方向に沿つて、柱状部
4がコ字状に切りかかれて、即ち基板8が挿入さ
れる方向に延出されて、溝6の背面6cに弾性舌
状部16が形成されている。この弾性舌状部16
の先端には、溝6内に突出され、弾性舌状部16
の先端側に溝6と直交する平坦面18aが形成さ
れ、溝6側に係止突起18が設けられると共に、
係止突起18の反対側に基板8が挿入される方向
と反対方向に鈎状に曲げられた鈎状解錠部20が
形成されている。
4がコ字状に切りかかれて、即ち基板8が挿入さ
れる方向に延出されて、溝6の背面6cに弾性舌
状部16が形成されている。この弾性舌状部16
の先端には、溝6内に突出され、弾性舌状部16
の先端側に溝6と直交する平坦面18aが形成さ
れ、溝6側に係止突起18が設けられると共に、
係止突起18の反対側に基板8が挿入される方向
と反対方向に鈎状に曲げられた鈎状解錠部20が
形成されている。
また、板状部2の当接面2bの中間部2cは、
当接面2bより窪まされており、この中間部2c
から基板8の挿入方向に矢状の弾性係合部22が
突設されている。この弾性係合部22は、中間部
2cから突設された柱部22aと、柱部22aの
先端から中間部2cに向かつて、矢状に延出され
た弾性嵌合部22b,22bとを備え、弾性嵌合
部22b,22bの先端は、階段状に形成されて
いる。
当接面2bより窪まされており、この中間部2c
から基板8の挿入方向に矢状の弾性係合部22が
突設されている。この弾性係合部22は、中間部
2cから突設された柱部22aと、柱部22aの
先端から中間部2cに向かつて、矢状に延出され
た弾性嵌合部22b,22bとを備え、弾性嵌合
部22b,22bの先端は、階段状に形成されて
いる。
次に、本実施例の基板固定具の作動について説
明する。
明する。
まず、被固定部材1には、第1図に二点鎖線で
示すような、予め略矩形の係合孔1aが穿設され
ており、この係合孔1aの幅は、両弾性嵌合部2
2b,22bの先端の開き幅より小さく形成され
ている。また、基板8には、基板8の角部8bの
近傍に、基板8の縁を含んで切りかかれた矩形の
切欠8aが予め形成されている。
示すような、予め略矩形の係合孔1aが穿設され
ており、この係合孔1aの幅は、両弾性嵌合部2
2b,22bの先端の開き幅より小さく形成され
ている。また、基板8には、基板8の角部8bの
近傍に、基板8の縁を含んで切りかかれた矩形の
切欠8aが予め形成されている。
前記係合孔1aに弾性係合部22が挿通され、
弾性嵌合部22b,22bがたわまされて、被固
定部材1と当接面2bとが当接するまで挿入され
る。よつて、弾性嵌合部22b,22bがその弾
性によつて開き、弾性嵌合部22b,22bの階
段状の両先端が係合孔1aに嵌合して、弾性係合
部22が係合孔1aに係合する。尚、本実施例の
基板固定具は、一般には第8図に示すように、一
組の基板固定具が、溝6を向かい合わせた被固定
部材1に穿設された二つの係合孔1aに各々弾性
係合部22が係合されて用いられる。
弾性嵌合部22b,22bがたわまされて、被固
定部材1と当接面2bとが当接するまで挿入され
る。よつて、弾性嵌合部22b,22bがその弾
性によつて開き、弾性嵌合部22b,22bの階
段状の両先端が係合孔1aに嵌合して、弾性係合
部22が係合孔1aに係合する。尚、本実施例の
基板固定具は、一般には第8図に示すように、一
組の基板固定具が、溝6を向かい合わせた被固定
部材1に穿設された二つの係合孔1aに各々弾性
係合部22が係合されて用いられる。
次に、基板8の角部8bが、溝6に沿つて、溝
6に挿入され、基板8の角部8bが、係止突起1
8に当接すると、弾性舌状部16をたわませて、
係止突起18を溝6の外に押し出し、板状部2の
反当接面2aに当接するまで挿入される。基板8
は反当接面2aと当接し、被固定部材1と直接接
触することがなく、基板8の接続端子等と被固定
部材1とが短絡することがない。当接するまで挿
入されると、弾性舌状部16の弾性によつて、係
止突起18が切欠8a内に入り込み、切欠8aと
係止突起18とが係止する。これにより、被固定
部材1に基板8を固定する。このとき、係止突起
18の平坦面18aと切欠8aとが接するので、
基板8を外そうとする力が作用しても、弾性舌状
部16が基板8の切欠8a側へたわむので、基板
8aが容易に外れることがない。
6に挿入され、基板8の角部8bが、係止突起1
8に当接すると、弾性舌状部16をたわませて、
係止突起18を溝6の外に押し出し、板状部2の
反当接面2aに当接するまで挿入される。基板8
は反当接面2aと当接し、被固定部材1と直接接
触することがなく、基板8の接続端子等と被固定
部材1とが短絡することがない。当接するまで挿
入されると、弾性舌状部16の弾性によつて、係
止突起18が切欠8a内に入り込み、切欠8aと
係止突起18とが係止する。これにより、被固定
部材1に基板8を固定する。このとき、係止突起
18の平坦面18aと切欠8aとが接するので、
基板8を外そうとする力が作用しても、弾性舌状
部16が基板8の切欠8a側へたわむので、基板
8aが容易に外れることがない。
また、基板8を取り外す際には、鈎状解錠部2
0に指の爪やマイナスドライバ等の工具の先端を
引つかけて、弾性舌状部16をたわませ、切欠8
aと係止突起18との係止を解除し、基板8を引
き出す。
0に指の爪やマイナスドライバ等の工具の先端を
引つかけて、弾性舌状部16をたわませ、切欠8
aと係止突起18との係止を解除し、基板8を引
き出す。
前述した如く本実施例の基板固定具は、基板8
を溝6に挿入する際には、弾性舌状部16をたわ
めて係止突起18を押し出し、基板8が反当接面
2aに当接するするまで挿入されると、係止突起
18が切欠8a内に入り込み、切欠8aと係止突
起18とが係止し、被固定部材1に基板8を固定
する。また、基板8を取り外す際には、鈎状解錠
部20に指の爪やマイナスドライバ等の工具の先
端を引つかけて、弾性舌状部16をたわませ、切
欠8aと係止突起18との係止を解除し、基板8
を引き出す。
を溝6に挿入する際には、弾性舌状部16をたわ
めて係止突起18を押し出し、基板8が反当接面
2aに当接するするまで挿入されると、係止突起
18が切欠8a内に入り込み、切欠8aと係止突
起18とが係止し、被固定部材1に基板8を固定
する。また、基板8を取り外す際には、鈎状解錠
部20に指の爪やマイナスドライバ等の工具の先
端を引つかけて、弾性舌状部16をたわませ、切
欠8aと係止突起18との係止を解除し、基板8
を引き出す。
従つて、本実施例の基板固定具によると、平坦
面18aと切欠8aとが接するので、基板8を引
き抜く外力が作用しても、弾性舌状部16を外側
にたわませようとする作用力にはならない。ま
た、基板8を吊下げて使用する場合でも、平坦面
18aと切欠8aとが接するが、弾性舌状部16
を外側にたわませようとする作用力にはならな
い。
面18aと切欠8aとが接するので、基板8を引
き抜く外力が作用しても、弾性舌状部16を外側
にたわませようとする作用力にはならない。ま
た、基板8を吊下げて使用する場合でも、平坦面
18aと切欠8aとが接するが、弾性舌状部16
を外側にたわませようとする作用力にはならな
い。
従つて、基板8を引き抜こうとしても、基板8
は容易には引き抜けないので、運搬中に基板8が
基板固定具から外れて、それに気付かずに電源を
入れた際にシヨートし、半導体等を破損するとい
つた重大な事故を招くことはない。
は容易には引き抜けないので、運搬中に基板8が
基板固定具から外れて、それに気付かずに電源を
入れた際にシヨートし、半導体等を破損するとい
つた重大な事故を招くことはない。
一方、基板8のメンテナンス等の為に、基板8
を外す場合、基板8の側面とシヤーシの壁面との
距離が近く十分なスペースがない場合でも、柱状
部4に沿つてドライバの先端を差入れることによ
り、鈎状解錠部20に引つかけて、容易に、弾性
舌状部20をたわませることができる。あるい
は、第8図に示すように、基板8が被固定部材1
に多数併設され、基板8同士の間隔が狭くても、
弾性舌状部16が基板8の外側にあるので、容易
に鈎状解錠部20に指の爪やマイナスドライバ等
の工具の先端を引つかけて、基板8を取り外すこ
とができる。また、基板8を取り外しても、弾性
係合部22により係合孔1aに確実に係合してい
るので、容易に外れることはなく、取扱が容易で
ある。更に、弾性舌状部16は、溝6の背面6c
に設けられているので、溝6の幅が広がつたとし
ても、切欠8aと係止突起18との係合が不十分
になることはなく、被固定部材1と基板8とを確
実に固定する。
を外す場合、基板8の側面とシヤーシの壁面との
距離が近く十分なスペースがない場合でも、柱状
部4に沿つてドライバの先端を差入れることによ
り、鈎状解錠部20に引つかけて、容易に、弾性
舌状部20をたわませることができる。あるい
は、第8図に示すように、基板8が被固定部材1
に多数併設され、基板8同士の間隔が狭くても、
弾性舌状部16が基板8の外側にあるので、容易
に鈎状解錠部20に指の爪やマイナスドライバ等
の工具の先端を引つかけて、基板8を取り外すこ
とができる。また、基板8を取り外しても、弾性
係合部22により係合孔1aに確実に係合してい
るので、容易に外れることはなく、取扱が容易で
ある。更に、弾性舌状部16は、溝6の背面6c
に設けられているので、溝6の幅が広がつたとし
ても、切欠8aと係止突起18との係合が不十分
になることはなく、被固定部材1と基板8とを確
実に固定する。
以上本考案の実施例について説明したが、本考
案はこの様な実施例に何等限定されるものではな
く、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々
なる態様で実施し得ることは勿論である。
案はこの様な実施例に何等限定されるものではな
く、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々
なる態様で実施し得ることは勿論である。
考案の効果
以上詳述したように本考案の基板固定具は、基
板を引き抜こうとする外力が作用しても、平坦部
が切欠に接して、弾性舌状部を外側にたわませよ
うとする作用力にはならず、基板は外れ難い。ま
た、基板を外す際には、基板固定具の廻りに十分
なスペースがない場合でも、鈎状解錠部にドライ
バの先端や指の爪等を引つかけてたわませ、係止
突起と切欠との係止を解除して、容易に基板を引
き抜くことができる。更に、弾性係合部は、被固
定部材の係合孔に係合し、基板を外しても、当該
係合には影響がなく、基板固定具が外れてしまう
ことがなく、取扱が容易である。しかも、溝の背
面に弾性舌状部を設けているので、溝が広がつて
も、基板が外れ難いという効果を奏する。
板を引き抜こうとする外力が作用しても、平坦部
が切欠に接して、弾性舌状部を外側にたわませよ
うとする作用力にはならず、基板は外れ難い。ま
た、基板を外す際には、基板固定具の廻りに十分
なスペースがない場合でも、鈎状解錠部にドライ
バの先端や指の爪等を引つかけてたわませ、係止
突起と切欠との係止を解除して、容易に基板を引
き抜くことができる。更に、弾性係合部は、被固
定部材の係合孔に係合し、基板を外しても、当該
係合には影響がなく、基板固定具が外れてしまう
ことがなく、取扱が容易である。しかも、溝の背
面に弾性舌状部を設けているので、溝が広がつて
も、基板が外れ難いという効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例としての基板固定具
の一部断面斜視図、第2図は同正面図、第3図は
同右側面図、第4図は同左側面図、第5図は同上
面図、第6図は同下面図、第7図は第4図のAA
断面図、第8図は本基板固定具の使用説明図であ
る。 1……被固定部材、1a……係合孔、2……板
状部、4……柱状部、6……溝、8……基板、8
a……切欠、16……弾性舌状部、18……係止
突起、20……鈎状解錠部、22……弾性係合
部。
の一部断面斜視図、第2図は同正面図、第3図は
同右側面図、第4図は同左側面図、第5図は同上
面図、第6図は同下面図、第7図は第4図のAA
断面図、第8図は本基板固定具の使用説明図であ
る。 1……被固定部材、1a……係合孔、2……板
状部、4……柱状部、6……溝、8……基板、8
a……切欠、16……弾性舌状部、18……係止
突起、20……鈎状解錠部、22……弾性係合
部。
Claims (1)
- 被固定部材に当接する板状部の反当接面に立設
された柱状部に、該立設方向から基板の角部が挿
入される溝を有し、該溝の背面の前記柱状部に前
記基板が挿入される方向に延出された弾性舌状部
を形成し、該弾性舌状部の先端側に前記溝と直交
する平坦面を形成すると共に、前記弾性舌状部の
先端近傍に、前記基板に予め形成された矩形の切
欠と係止する前記溝内に突出された係止突起と、
反係止突起側には反挿入方向に鈎状に曲げられた
鈎状解錠部とを設け、前記板状部の当接面に基板
挿入方向に突出された弾性係合部を備え、該弾性
係合部が前記被固定部材に穿設された係合孔に係
合して、前記被固定部材に前記基板を固定するこ
とを特徴とする基板固定具。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987168347U JPH0512485Y2 (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 | |
US07/260,568 US4927111A (en) | 1987-11-02 | 1988-10-21 | Board mount |
DE8813469U DE8813469U1 (ja) | 1987-11-02 | 1988-10-27 | |
DE3836553A DE3836553C2 (de) | 1987-11-02 | 1988-10-27 | Plattenträger |
GB8825396A GB2212001B (en) | 1987-11-02 | 1988-10-31 | Board mount |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987168347U JPH0512485Y2 (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0171210U JPH0171210U (ja) | 1989-05-12 |
JPH0512485Y2 true JPH0512485Y2 (ja) | 1993-03-31 |
Family
ID=15866375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987168347U Expired - Lifetime JPH0512485Y2 (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4927111A (ja) |
JP (1) | JPH0512485Y2 (ja) |
DE (2) | DE3836553C2 (ja) |
GB (1) | GB2212001B (ja) |
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1987
- 1987-11-02 JP JP1987168347U patent/JPH0512485Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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- 1988-10-21 US US07/260,568 patent/US4927111A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-10-27 DE DE3836553A patent/DE3836553C2/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-10-27 DE DE8813469U patent/DE8813469U1/de not_active Expired
- 1988-10-31 GB GB8825396A patent/GB2212001B/en not_active Expired - Lifetime
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JPH0171210U (ja) | 1989-05-12 |
GB2212001B (en) | 1991-10-09 |
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