JPH0511044U - 車両試験装置用安全棚 - Google Patents

車両試験装置用安全棚

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JPH0511044U
JPH0511044U JP5900291U JP5900291U JPH0511044U JP H0511044 U JPH0511044 U JP H0511044U JP 5900291 U JP5900291 U JP 5900291U JP 5900291 U JP5900291 U JP 5900291U JP H0511044 U JPH0511044 U JP H0511044U
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JP
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safety
safety shelf
vertical frame
vehicle
slide rail
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定男 藤森
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Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試験装置に設置する安全棚を移動可能とする
とともに、試験装置にセットした車両のドアを開ける
際、安全棚が邪魔とならないよう回動してどけることが
できる安全棚を提供すること。 【構成】 スライドレール5に摺動自在にコマ部2を装
着し、このコマ部2の挿入孔2aに安全棚本体1におけ
る一方の縦枠棒1a下部を回動自在かつ出入自在に挿着
し、他方の縦枠棒1bに装着したロック棒6をスライド
レール5の側部部材9に設けた複数の係止孔8に出入可
能に構成したこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両試験装置であるシャシダイナモメータ等で試験する車両の駆 動輪とローラ部所に立入らないように設置する安全棚の改良構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両試験装置、例えばシャシダイナモメータで車両の動的性能試験を行 う場合には、駆動輪をシャシダイナモメータのローラ中心上に載置して行う。こ の運転試験中に車輪とローラとの間に誤って作業員が巻込まれる事故を防止する ために、試験装置の床上に固定式の安全棚を設置していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の如き従来の車両試験装置用安全棚では、試験する車両の車種によって、 ホイールベース長が異なるため、このホイールベース長に合わせるようローラの 移動調整することになるが、この際安全棚は固定式なので移動できず、安全棚が 作業員の安全上不適切な位置にきてしまうことがあるという問題があった。さら に、このローラの位置移動に追従して安全棚を移動させるため、ローラ部のピッ トカバーに安全棚を付けようとしても、このピットカバーには安全棚を取り付け られるだけの取付スペースがない。よって従来は安全棚をローラに追従して移動 させることができなかった。
【0004】 また、試験装置に安全棚を設置した場合、試験中に車両のドアを開けて車両の 内部機器を操作しようとする際には、その都度安全棚を取り外し、取り付けせね ばならず手間がかかるという問題があった。
【0005】 本考案は上述の点に鑑み、車両試験装置におけるローラの移動調整に追従して 、安全棚を移動でき、しかも試験装置にセットした車両のドアを開けるときには 、安全棚が邪魔とならないようこれを安易にどけることができるようにした車両 試験装置用安全棚を新たに提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の車両試験装置用安全棚は、車両試験装置に設けたスライドレールに、 摺動自在にコマ部を装着し、このコマ部の挿入孔に安全棚本体における一方の縦 枠棒下部を回動自在かつ出入自在に挿着し、他方の縦枠棒に摺動自在に装着した ロック棒の先端を、スライドレールの側部部材に設けた複数の各係止孔に出入自 由に構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
上述のように構成することにより、スライドレールに沿ってコマ部を移動し、 複数の係止孔にロック棒の先端を選択的に挿着することによって、安全棚本体1 をローラの位置に合わせて移動調整可能とする。
【0008】 また、ロック棒の先端を係止孔から引き外すことにより、コマ部に挿入した縦 枠棒を中心に安全棚本体を回動して試験装置にセットした車両のドアを開ける際 、安全棚が邪魔とならないようにできるものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の車両試験装置用安全棚の一実施例を図1ないし図6によって説 明する。
【0010】 図1は本例の安全棚を取り出して示す部分断面正面図であり、図で1は安全棚 本体、2はコマ部、3はロック部である。安全棚本体1は図示するようにパイプ 材を矩形枠形に形成したものである。
【0011】 コマ部2は、図3にも示す如く、安全棚本体1の一方の縦枠棒1aの下部に装 着する。コマ部2は、図5にも示す如く、車両試験装置のピットカバーにおける ローラ4の両側部にそれぞれ平行に設置した断面U字状の溝であるスライドレー ル5内に摺動自在に装着する。このスライドレール5の溝開口の上部両側には、 一対の側部部材9,10を所定間隔を開けて設置する。コマ部2の中央部には縦 枠棒1aの下突出部を回動自在かつ引き抜き自由に挿着するための挿入孔2aを 穿設する。
【0012】 ロック部3は、図4にも示す如く安全棚本体1の他方の縦枠棒1bに装着する 。すなわち、管である縦枠棒1bの中空内部に、ロック棒6を摺動自在に通す。 このロック棒6の下端部は、縦枠棒1bの下端開口から所定長さ延出し、又は引 込み可能とする。さらに、ロック棒6の上端部は、鉤状に折曲し、縦枠棒1bの 上部ハンドル部6aを縦長に切欠開口した操作窓7から外方に突出せしめる。ま た、各スライドレール5におけるローラ4の移動範囲に対応した所定部位には、 図4及び図5にも示す如く、各スライドレール5に設けた側部部材9に所定間隔 を置いて複数の係止孔8を穿設する。係止孔8は、ロック棒6の下端部が出入可 能な孔であって、この係止孔8にロック棒8の下端部を挿入した状態で安全棚本 体1を支持するものである。なお、係止孔8の底部には緩衝機11を設置する。
【0013】 次に、上述のように構成した本例の安全棚の使用法及び作動を説明する。まず 、安全棚本体1を車両試験装置にセットするには、縦枠棒1aの下端部を、図1 及び図3に示す如く、コマ部2の挿入孔2aに挿着する。そしてコマ部2をスラ イドレール5に沿って移動し、ローラ4に対応する位置において、図4にも示す 如く縦枠棒1bの下端部を所要の係止孔8に挿着し、図6に示す如く安全棚をセ ットする。
【0014】 次に、車両試験装置にセットした車両のドアを開ける場合には、このとき邪魔 になる安全棚本体1を開ける。すなわち、ハンドル部6aを操作窓7に添って上 に引き上げることにより、係止孔8からロック棒6の先端を引き抜く。これによ り、安全棚本体1はコマ部2に挿入した縦枠棒1aを中心に回動自在となるので 、安全棚本体1を図2に示す如く回動して開く。このように安全棚本体1を車両 から遠ざけた状態では、安全棚は車両のドア開閉の邪魔にならないので、車両の ドアを自由に開閉できるものである。
【0015】 次に安全棚本体1を車両試験装置から取り外す場合には、上述の如く、ロック 棒6を係止孔8から引き外すとともに、縦枠棒1aの下部をコマ部の挿入孔2a から引き抜く。これにより安全棚本体1は何ら拘束されることはなくなる。よっ て、作業者は安全棚本体1を所望の場所に持ち運ぶことができるものである。
【0016】 尚、本考案は上述の実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱し ない範囲内においてその他種々の構成を取り得ることは勿論である。
【0017】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案の車両試験装置用安全棚によれば、車両試験装置に 設けたスライドレールに、摺動自在にコマ部を装着し、このコマ部の挿入孔に安 全棚本体における一方の縦枠棒下部を回動自在かつ出入自在に挿着し、他方の縦 枠棒に摺動自在に装着したロック棒の先端を、スライドレールの側部部材に設け た複数の各係止孔に出入自由に構成したので、スライドレールに沿ってコマ部を 移動し、複数の係止孔にロック棒の先端を選択的に挿着することによって、安全 棚本体をローラの位置に合わせて自由に移動調整できるという効果がある。
【0018】 また、ロック棒の先端を係止孔から引き外すことにより、コマ部に挿入した縦 枠棒を中心に安全棚本体を回動して試験装置にセットした車両のドアを開ける際 、安全棚が邪魔とならないようにできるという効果がある。さらに、安全棚本体 のロック棒を係止孔から引き抜き、縦枠棒をコマ部の挿入孔から引き抜いて取り 外し、自由に持ち運び可能とするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両試験装置用安全棚の一実施例を示
す要部部分断面正面図。
【図2】上記実施例の要部平面図。
【図3】上記実施例のコマ部部分の縦断面図。
【図4】上記実施例のロック部部分の部分断面図。
【図5】上記実施例の車両試験装置における要部を示す
平面図。
【図6】上記実施例の車両試験装置における要部を示す
側面図。
【符号の説明】
1…安全棚本体 1a,1b…縦枠棒 2…コマ部 2a…挿入孔 3…ロック部 4…ローラ 5…スライドレール 6…ロック棒 8…係止孔 9,10…側部部材

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車両試験装置に設置したスライドレール
    に、コマ部を摺動自在に装着し、当該コマ部の挿入孔に
    安全棚本体における一方の縦枠棒下部を回動自在かつ出
    入自在に挿着し、他方の縦枠棒に装着したロック棒の先
    端を上記スライドレールの側部部材に設けた複数の係止
    孔に選択的に出入自由に構成したことを特徴とする車両
    試験装置用安全棚。
JP5900291U 1991-07-26 1991-07-26 車両試験装置用安全柵 Expired - Lifetime JP2570576Y2 (ja)

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JP5900291U JP2570576Y2 (ja) 1991-07-26 1991-07-26 車両試験装置用安全柵

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JPH0511044U true JPH0511044U (ja) 1993-02-12
JP2570576Y2 JP2570576Y2 (ja) 1998-05-06

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ID=13100649

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US11268882B2 (en) 2018-07-30 2022-03-08 Meidensha Corporation Safety fence and vehicle testing device

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JP2570576Y2 (ja) 1998-05-06

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