JPH0481376B2 - - Google Patents

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JPH0481376B2
JPH0481376B2 JP5827085A JP5827085A JPH0481376B2 JP H0481376 B2 JPH0481376 B2 JP H0481376B2 JP 5827085 A JP5827085 A JP 5827085A JP 5827085 A JP5827085 A JP 5827085A JP H0481376 B2 JPH0481376 B2 JP H0481376B2
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JP5827085A
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JPS61218245A (ja
Inventor
Sunao Suzuki
Kazuyoshi Okada
Noryuki Abe
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/836,622 priority patent/US4712211A/en
Priority to DE8686104077T priority patent/DE3687800T2/de
Priority to EP86104077A priority patent/EP0196060B1/en
Publication of JPS61218245A publication Critical patent/JPS61218245A/ja
Publication of JPH0481376B2 publication Critical patent/JPH0481376B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は多数の送受信機間で複数ビツトのデ
ータを効率よく送受信することのできる多重伝送
装置に関する。
[従来技術の説明] 従来の多重伝送装置の例としては、例えば、特
公昭52−13367号公報に示されるようなものがあ
る。
特公昭52−13367号公報に示される多重伝送装
置は、M系列符号を同期信号で幅変調した時系列
符号発生手段と、時系列符号を復調して得られる
3ビツトの符号列パターンが自己に割当てられた
アドレス符号と一致したら1ビツトのデータを1
回送受信することのできる送受信手段とを主体と
して構成されており、各送受信手段は1回のアド
レス一致に基づいて1ビツトのデータを1回だけ
送受信することができるものである。
ところが、一般に多重伝送装置においては、ス
イツチ情報のオンオフ情報に加えてパリテイビツ
トを追加したり、又、前記のオンオフ情報に加え
て、強度とかタイミングとかの情報を複数のビツ
トのデータとして伝送したい場合がある。この様
な場合、これらデータを前記多重伝送装置を用い
て伝送しようとする場合には、前記アドレス一致
が複数回行われる態様で伝送しなければならず1
つのデータを伝送するのに複数回のアドレス一致
が行われねばならず多くの伝送時間を要してしま
うという問題点があつた。
そこで本出願人は特願昭58−105541号(特開昭
59−230348号公報)により上記の問題点を改善し
た多重伝送装置を提案した。それは1回のアドレ
ス一致に基いて複数ビツトのデータを幅変調方式
で一気に伝送可能としたものである。
従つて、この多重伝送装置においては例えば
512Hzの同期信号の基準時間内で、例えば4ビツ
トのデータを伝送することができるので、より高
速にデータを伝送できることになり、又、4ビツ
ト中にはいわゆるパリテイビツトを含めることも
可能であるので、伝送データの信頼度を向上させ
ることができることになる。
しかしながら、近年、多重伝送装置の適用範囲
を拡大させることを目的としてより多ビツトのデ
ータをより高速に伝送できる多重伝送装置が望ま
れているが、特願昭58−105541号(特開昭59−
230348号公報)に記載の多重伝送装置でこれらデ
ータ伝送しようとする場合には、データ伝送路の
伝送周波数が高くなり過ぎ高周波ノイズを発生し
てしまうということが考えられる。
一方、高周波ノイズの防止対策としてはNRZ
コード(Non Return to Zero Code)を用いた
伝送(以下、この伝送方式をNRZ方式と呼ぶ)
が考えられるのであるが、この方式を採用しよう
とする場合には送受信機双方に極めて高精度の時
計を要することになり、特に、送受信機を多数備
える多重伝送装置にあつてはその価格を無視する
ことは到底できず、しかも、仮に高精度の時計を
準備したとしても、データビツト数の増加につれ
て誤差を増大することになるので16ビツトの如き
多数ビツトのデータ伝送においてはデータ伝送時
における同期ずれを防止することは困難であると
いう問題点があつた。
[発明の目的] この発明は上記問題点を改善し、複数ビツトの
データを高速に伝送することができ、しかも、伝
送路から高周波ノイズを発生することがない多重
伝送装置を提供することを目的とする。
[発明の概要] 上記目的を達成するためにこの発明は、多重伝
送装置を、一つの符号を基準時間幅で他の符号を
この基準時間幅の複数倍の時間幅で規定しこれ等
符号を所定系列に従つた時系列符号として繰り返
し発生する時系列符号発生手段と、前記時系列符
号を伝送する時系列符号伝送路と、該伝送路と併
設されるデータ伝送路と、前記時系列符号伝送路
と接続され前記時系列符号の単位符号に同期した
符号列クロツク信号及び前記時系列符号の復調信
号並びに前記基準時間毎に前記他の符号の中間位
置で得られる中間同期信号を再生する同期信号再
生手段と、前記符号列クロツク信号と前記時系列
符号の復調信号とを受けて順次復調される符号列
パターンを検出する符号列・パターン検出手段
と、前記中間同期信号でデータ送受信用時計の補
正を行いながらデータ送受信用信号を形成するデ
ータ送受信用信号形成手段と、前記データ送受信
用信号に同期し前記データ伝送路を介してNRZ
コードでデータの送受信を行うデータ送受信手段
と、を具備せしめて構成し、データ送受信用時計
を前記中間同期信号で補正いすることにより
NRZ方式の伝送を可能とした。
[実施例の説明] 以下、この発明について一実施例を挙げ詳細に
説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る多重伝送装
置の回路図、第2図a〜nは、各部の信号状態を
示すタイムチヤートである。
第1図に示したように、多重伝送装置1は時系
列符号伝送路3と、データ伝送路5とを有し、時
系列符号伝送路3に一点鎖線で囲つて示した時系
列符号発生手段7を接続し、同じく一点鎖線で囲
つて示した同期信号再生手段9、符号列パターン
検出手段11、データ送受信用信号形成手段1
3、データ送受信手段15を備えた送受信装置を
前記時系列符号伝送路3及びデータ伝送路5に接
続して成る。
本例は、送受信装置を送信機又受信機いずれに
も使用できる例で示している。なお、図には送受
信装置を1体のみ示してあるが、実際には、図示
の如き送受信装置が多数接続されて多重伝送装置
を構成するものである。
時系列符号発生手段7の構成は次の通りであ
る。
時系列符号発生手段7は符号列発生回路17と
同期回路19とから成る。
符号列発生回路17は3ビツトのシフトレジス
タ21とエクスクルシブオアゲート23とで構成
され、シフトレジスタ21の第1ビツトg1と第2
ビツトg2の出力がエクスクルシブオアゲート23
の入力とされエクスクルシブオアゲート23の出
力は第3ビツトg3の入力とされている。そして、
第3ビツトg3には時系列符号発生手段7の出力信
号ADRSが入力されるようになつている。
而して、前記第3ビツトg3に前記信号ADRSが
入力されると、第3ビツトg3の値は第2ビツトg2
に、第2ビツトg2の値は第1ビツトg1に移ること
になり、又第3ビツトg3にはエクスクルシブオア
ゲート23の出力値が移ることになり、第1ビツ
トg1から、1100101の如き3ビツトM系列符号が
時系列的に出力されるようになる。
同期化回路19は前記第1ビツトg1の出力を受
けるインバータ25と、基準時計27と、前記イ
ンバータ25の出力と、この時計27から出力さ
れる周期taの基準クロツク信号tとを受けるアン
ドゲート29と、該アンドゲート29の出力端子
に接続された立上がり周期ワンシヨツト回路31
と、該立上り周期ワンシヨツト回路31の出力を
入力端子に受ける立下り同期ワンシヨツト回路3
3と、並びに、該立下がり同期ワンシヨツト回路
33の出力をリセツト端子RESに、前記基準時
計27からの基準クロツク信号tをクロツク入力
端子CLKに、又、反転出力端子の出力をデータ
端子Dに受けると共に、セツト端子SETを接地
したD形フリツプフロツプ35とを有して成り、
該フリツプフロツプ35の出力端子Qは前記シフ
トレジスタ21の第3ビツトg3及び前記時系列符
号伝送路3に接続されて構成されている。
立上り同期ワンシヨツト回路31はアンドゲー
ト29の出力がローレベルからハイレベルに変化
するときに同期してパルス幅tbのパルスを1回出
力するものであり、又、立上がり同期ワンシヨツ
ト回路33は立上がり同期ワンシヨツト回路31
の出力がハイレベルからローレベルに変化すると
きに同期してパルス幅tbのパルスを1回出力する
ものである。これら2つのワンシヨツト回路3
1,33により、アンドゲート29の出力値がロ
ーレベルからハイレベルに変化したときを基準と
してパルス幅tbのパルス信号を時間tbだけ遅らせ
てフリツプフロツプ35のリセツト端子RESに
出力することができる。
上記構成の時系列符号発生手段7の各部の信号
状態を第2図a〜fを用いて説明する。
第2図aは前記基準時計27から出力される同
期taの基準クロツクtの信号状態を示している。
第2図bはシフトレジスタ21の第1ビツトg1
の、第2図cは第2ビツトg2の、第2図dは第3
ビツトg3の信号状態をそれぞれ示している。第2
図eは立上り同期ワンシヨツト回路33の出力信
号状態を示している。第2図fはフリツプフロツ
プ35の出力端子Qの信号状態即ち、時系列符号
ADRSを示している。
第2図b,c,dに示されるように、第3ビツ
トの信号g3は、1つ手前の第1及び第2ビツトの
信号の排他的論理和によつて形成されており、こ
の第3ビツトg3の信号は、時刻t0,t1,t2……t7
領域分けされた同期符号列信号ADRSの立上り磁
気に同期してg2,g1に順次に移つている。インバ
ータ25は前記第1ビツトの出力を反転する。ア
ンドゲート29はこの反転信号と基準時計のクロ
ツク信号tとの論理積をとり、その出力をワンシ
ヨツト回路31,33を介してフリツプフロツプ
35のリセツト端子RESに出力する。従つて、
第2図eに示したように、フリツプフロツプ35
のリセツト端子RESには、第2図に示した時刻
t2,t3,t5を基準として時間tbの遅れを伴つて出
力される幅tbのパルス信号が現われることにな
る。
フリツプフロツプ35は、クロツク端子CLK
に入力される基準クロツクtの立上がりに同期し
てその出力端子Qの出力を反転するが、同時に第
2図eに示したリセツト端子RESへの入力信号
に基いて、ハイレベルにある信号をローレベル化
して第2図fに示したような時系列伝送路ADRS
を形成する。この信号ADRSの符号1を示す信号
は基準クロツク信号の2倍周期の信号であり、そ
の中央一に立下がり部を有する。又、信号ADRS
の符号Oを示す信号周期は基準クロツクtの周期
taと同一であり、そのハイレベルの幅は前記立上
り同期ワンシヨツト回路31で規定される時間tb
に等しくなる。以上が時系列符号発生手段7の動
作を表わしている。
次に、同期信号再生手段9の構成は次に通りで
ある。同期信号再生手段9はクロツク・符号列再
生部37と、中間同期信号形成部39とから成
る。
クロツク・符号列再生部37は前記時系列符号
伝送路3に接続される立上がり同期ワンシヨツト
回路41と、該立上りワンシヨツト回路41の出
力端子に接続されインバータ43と、該インバー
タ43の出力端子をクロツク端子CLKに接続す
ると共にデータ入力端子Dに前記時系列符号伝送
路3からの信号を受けるD形フリツプフロツプ4
5とから成る。
フロツク・符号列再生部37の立上り同期ワン
シヨツト回路41に時系列符号ADRSが入力され
ると、この信号ADRSの立上りに同期してパルス
幅tcのパルス信号が出力され第2図gに示したよ
うな符号列クロツク信号Cが形成される。
又、この符号列クロツク信号Cはインバータ4
3により反転されフリツプフロツプ45のクロツ
ク入力端子CLKに入力される一方、フリツプフ
ロツプ45のデータ入力端子Dには時系列符号
ADRSが入力されている。従つて、このフリツプ
フロツプ45は第2図hに示したような符号列の
復調信号Mを出力するようになる。この信号Mは
第2図fに示した1100……の幅変調信号ADRSを
パルス幅tcだけ位相を遅らせたNRZコードの信
号となる。
中間同期信号形成部39は前記同期符号列信号
伝送路3から同期符号列信号ADRSを受けこの信
号ADRSの立下りに同期して時間tdの幅のパルス
信号を発生する立下がり同期ワンシヨツト回路4
7と、該ワンシヨツト回路47の出力と前記イン
バータ43からの信号とを受けるアンドゲート4
9とから成つている。
立下り同期ワンシヨツト回路47は第2図hに
示したADRS信号を受けるのでその出力は第2図
iに示した通りの信号S1となる。
アンドゲート49は第2図iに示した信号S1
前記インバータ43で第2図hに示した信号Mを
反転させた信号との論理積をとり、第2図jに示
した波形の中間同期信号S2を出力する。この信号
S2は第2図iに示した信号S1のO符号位置での中
間パルスを除去した態様であり時間幅tdで1符号
の丁度中間位置に立ち上りを有する信号である。
データ送受信用信号形成手段13の構成は次の
通りである。
データ送受信用信号形成手段13はオアゲート
51とリセツトセツトフリツプフロツプ53と、
データ送受信用時計55と、カウンタ57とを図
示の如く接続して成る。
オアゲート51は前記符号列クロツク信号Cと
前記アンドゲート49からの出力信号S2とを入力
し第2図kに示した合成信号DSYを出力する。
フリツプフロツプ35は前記信号DSYをセツ
ト端子Sに受けその出力端子Qから発信指令信号
S3を出力する。又、信号S3はカウンタ57のカウ
ント開始信号ともされ、時計55が所定周波数の
信号を8回繰り返したらカウンタ57から停止信
号S4(第2図には図示せず)を前記フリツプフロ
ツプ53のリセツト端子Rに出力する。
従つて、フリツプフロツプ53のセツト端子S
に第2図kに示したような中間周期信号DSYが
入力されれば、時計55から第2図nに示したよ
うな8ビツト単位のデータ送受信用信号Dcが
(時間△t)だけ出力されることになる。カウン
タ55のカウントアツプ後に時計55は発振を中
止する。
第2図nに示されるように、符号1の領域では
途中の中央位置で休止部を有し、16ビツトデータ
に関し中央位置で再度の同期がとられて、即ち、
時計55が補正されて、8ビツトづつ2回のデー
タ送受信用信号が出力されることになる。
符号列パターン検出手段11の構成は次の通り
である。
符号列パターン検出手段11は符号列検出部5
9とゲート制御部61を有している。
符号列パターン検出部59は、シフトレジスタ
63とラツチ部65とから成つている。
ゲート制御部61はゲート制御用メモリ67と
主ゲート制御用ラツチ回路69とを有している。
ゲート制御用メモリ67はアドレス記憶部67a
と制御信号記憶部67bとを有している。
シフトレジスタ63は図において左側ビツトに
順次入力されてくる符号列の復調信号Mを符号列
クロツク信号Cを用いて順次右側ビツトにシフト
して、第2図mに示したような110,111,011…
…の如き7種の符号れつパターンを順次に検出す
る。
アドレス記憶部67aには所定のアドレスが記
憶されており、制御信号記憶部67bには、この
アドレスに対応して制御すべきゲート状態を記憶
している。制御信号記憶部67bは2ビツトで形
成され、最初のビツトG1には該当アドレスに対
応して送受いずれかのデータ伝送が行われるか否
かを示しており、送受いずれか行われるときには
1、そうでないときには0と記憶している。又次
のビツトG2には該当アドレスに対応して送受い
ずれのデータ伝送を行うかの区分が示されてお
り、1は送信0は受信を示している。なお、第1
ビツトG1が0であるときは送受いずれの伝送も
行われないので第2ビツトに何らの記載を要しな
い。
ラツチ回路69は前記シフトレジスタ63に検
出された符号列パターンが前記アドレス記憶部に
記載されたアドレスと一致したら前記符号列クロ
ツク信号Cの立ち上がりに同期して前記第1ビツ
トG1の状態信号1をラツチし、次の符号列クロ
ツク信号の立上がりでハイレベルのラツチ信号
L1を出力し、その次のクロツク信号Cの立上が
りまでこの出力を持続する。又、第2ビツトG2
は、その状態が1であればハイレベルの、0であ
ればローレベルの信号を信号L2として出力して
いる。
ラツチ部65は前記ラツチ信号L1を受けて、
シフトレジスタ63の現在パターンをラツチす
る。以上の符号列パターン検出手段で形成された
各信号の利用方式1については後述する。
データ送受信手段15の構成は次の通りであ
る。
データ送受信手段15はゲート71と送受信部
73とを有している。
ゲート部71はラツチ回路75と主ゲート7
7、送信ゲート79、受信ゲート81並びにイン
バータ83を有して成る。
主ゲート77は前記ラツチ信号L1を受けてお
り、この信号L1がハイレベルにあるときゲート
を開放する。
一方、送信ゲート79と受信ゲート81の制御
回路にはその途中にインバータ83が介在されて
おり、両者は相互に開又は閉動作を逆方向に行
う。詳細には、ラツチ回路75に入力される信号
L2がハイレベルにあるときは送信ゲート79を
開くと共に受信ゲート81を閉じ、ローレベルに
あるときはこれとは逆に受信ゲートを開けて送信
ゲートを閉じる。
送受信部73は送信部73Tと受信部73Rと
から成る。
送信部73Tは前記データ送受信用信号Dcを
受け、この信号Dcに同期してパラレル信号を
NRZ方式のシリアルデータとして送信ゲート7
9に送るパラレルシリアル変換器85と、アドレ
ス記憶部87aとこのアドレス記憶部87aに記
憶されたアドレスに対応して出力すべきデータを
格納している出力データ記憶部87bとを備えた
データ出力用メモリ87を有している。出力デー
タ記憶部87bは入力処理回路89からの入力信
号を所定アドレスに対応させて16ビツト又はその
半分の8ビツトの情報として記憶している。この
情報中にはパリテイビツトを加えることができる
ことは勿論である。
パラレルシリアル変換器85は、前記符号列パ
ターン検出部59のラツチ部65にラツチされた
符号列パターンがアドレス記憶部87aに記憶し
ているアドレスと一致したならば、そのアドレス
記憶部に対応する位置に記憶されている出力デー
タ記憶部87bの16ビツト又は8ビツトのデータ
を入力し、前記データ送受信用信号Dcに同期し
てこれらデータを送信ゲート79、主ゲート77
を介して順次にデータ伝送路5にシリアルに出力
する。なお、出力データ記憶部に記憶されるデー
タはアドレス110,001,010,101ては16ビツト、
111,011,100では8ビツトである。この制約は、
1の符号列信号の時間幅を0の符号列信号の2倍
の時間幅にとつていることに起因する。
受信部73Rは、前記受信ゲート81を介して
入力される16ビツト又は8ビツトのシリアルデー
タを前記データ送受信用信号Dcに同期して入力
し、パラレルデータに変換するシリアルパラレル
変換器91と、該シリアルパラレル変換器91で
受信されたパラレルデータを前記ラツチ部65で
指定されたアドレス位置に格納する受信データ格
納メモリに93とを有して成る。
受信データ格納メモリ93はアドレス設定部9
3aとデータ格納部93bとから成るが、データ
格納部93bに格納されたデータは、適宜出力処
理回路95に出力されて所定の処理が行われるも
のである。
多重伝送装置1の構成は以上の通りである。こ
こで、16ビツトデータの送信に際するデータ出力
信号の中間補正の作用について詳述する。
今、第2図に示した時刻t0でシフトレジスタ6
3に符号列パターン110が現われたとする。この
パターンはアドレス記憶部67aに記憶されたア
ドレス110と一致したとすると共に、このアドレ
スに対応して制御信号記憶部67bには1,1と
記載されているとする。すると、ラツチ回路69
は第1ビツトG1の状態1をラツチし、次の符号
列クロツク信号cの立上がり、即ち第2図に示し
た時刻t1でハイレベル信号を出力し、主ゲート7
7を次の立上がり時刻t2まで開放すると共にその
ハイレベル信号をラツチ部65に出力する。
ラツチ部65はハイレベルのラツチ信号L1
受けてそのときのシフトレジスタ63の符号列パ
ターン110をラツチし、第2図に示した時刻t1
らt2までの間この状態を保持することになる。
又、このとき、ビツトG2には1と記載されて
おり、これはデータ送信すべき状態を示すので、
ラツチ回路75はハイレベル信号を出力し第2図
に示した時刻t1からt2にかけて送信ゲート79を
開放すると共に受信ゲート81を閉じるように作
用する。データ送受信用信号形成手段13では、
フリツプフロツプ53のセツト端子Sは第2図k
に示したデータ送受信用同期記号DSYを受けて
おり、第2図に示した時刻t1からt2にかけて時計
55の出力端子から第2図nに示したデータ出力
用信号Dcを出力する。
この信号Dcは、時刻t1に同期して所定周波数
で8回発振され、暫く休止した上で、時刻t1とt2
との中間時刻t1′で同期されこの時刻t1′に同期し
て再度8回発振する態様である。
従つて、パラレルシリアル変換器85はデータ
出力用メモリ87のアドレス110に相当する16ビ
ツトのデータを時刻t1から8ビツト又、時刻t1
から8ビツト2回に分けてNRZコードで出力す
る。パラレルシリアル変換器85から出力された
16ビツトのデータはゲート79、主ゲート77を
介してデータ伝送路5に送られて、所定の受信器
(図示せず)で受信されることになる。
一方データの受信は次の通りに行われる。即
ち、今、符号列パターン検出手段11のアドレス
記憶部67a及び受信部73Rのアドレス記憶部
93aに例えばアドレス010が割当てられている
とする。そして、シフトレジスタ63に符号列パ
ターン010が現われたとすると、送信の場合と同
様にして第2図に示される時刻t6から時刻t7にか
けて主ゲート77及び受信ゲート81が開かれ
て、図示しない送信機から第2図に示した時刻t6
からt7にかけてデータ伝送路5、主ゲート77、
受信ゲート81を介してシリアルパラレル変換器
91に16ビツトのデータが8ビツトづつ2回に分
けて入力されることになる。シリアルパラレル変
換器91はデータ送受信用信号Dcに同期して8
ビツトづつ2回に分けて入力する。
以上の通り送信及び、受信に際しては複数ビツ
トのデータをデータ送受信用時計の誤差が問題と
ならない程度のビツト数(本例では8ビツト)に
分解して、分解されたデータの先頭で同期がとら
れるので、データの送受に際して同期ずれは生じ
ない。
なお、以上の実施例の説明では16ビツト又は8
ビツトのデータの伝送を例に示したがデータのビ
ツト数はこれに限定されるものではなく、8ビツ
トと4ビツト、32ビツトと16ビツトの如くその他
のビツト数であつてよい。
又、以上の実施例の説明では、基準時計の周期
を基準周期とし、一の符号を基準周期に他の符号
をこの基準周期の2倍にとつて、他の符号の中間
位置で中間同期の信号をとるようにした例を挙げ
たが、中間同期の態様はこれに限定されるもので
はなく、例えば、前記他の符号周期を2倍以外の
複数倍とし、この他の符号の複数の中間点で所定
の中間同期信号を得るようにすることができるこ
とは勿論である。
[発明の効果] 以上の通りこの発明は、一の符号と他の符号と
の符号周期を異ならしめて符号周期の長い方の符
号中間位置で同期信号を得るようにし、この同期
信号でデータ送受信用時計の中間補正を行いなが
ら複数ビツトのデータ伝送を、1回のアドレス一
致でNRZ方式で一気に行うようにしたものであ
るから、複数ビツトのデータを高速に伝送できる
と共にデータ送受に関する同期ずれを生ずること
がなく、かつ、伝送路から高周波ノイズを発生す
ることがない多重伝送装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも実施例を示し、第1図は多重伝
送装置の回路図、第2図は第1図に示した多重伝
送装置の各部における信号状態を示すタイムチヤ
ートである。 1……多重伝送装置、3……時系列符号伝送
路、5……データ伝送路、7……時系列符号発生
手段、9……同期信号再生手段、11……符号
列・パターン再生手段、13……データ送受信用
信号形成手段、15……データ送受信手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一つの符号を基準時間幅で他の符号をこの基
    準時間幅の複数倍の時間幅で規定しこれ等符号を
    所定系列に従つた時系列符号として繰り返し発生
    する時系列符号発生手段と、前記時系列符号を伝
    送する時系列符号伝送路と、該伝送路と併設され
    るデータ伝送路と、前記時系列符号伝送路と接続
    され前記時系列符号の単位符号に同期した符号列
    クロツク信号及び前記時系列符号の復調信号並び
    に前記基準時間毎に前記他の符号の中間位置で得
    られる中間同期信号を再生する同期信号再生手段
    と、前記符号列クロツク信号と前記時系列符号の
    復調信号とを受けて順次復調される符号列パター
    ンを検出する符号列・パターン検出手段と、前記
    中間同期信号でデータ送受信用時計の補正を行い
    ながらデータ送受信用信号を形成するデータ送受
    信用信号形成手段と、前記データ送受信用信号に
    同期し前記データ伝送路を介してNRZコードで
    データの送受信を行うデータ送受信手段と、を具
    備して成る多重伝送装置。
JP5827085A 1985-03-25 1985-03-25 多重伝送装置 Granted JPS61218245A (ja)

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JP5827085A JPS61218245A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 多重伝送装置
US06/836,622 US4712211A (en) 1985-03-25 1986-03-05 Network system utilizing an intermediate synchronizations signal and predetermined code string patterns
DE8686104077T DE3687800T2 (de) 1985-03-25 1986-03-25 Netzwerksystem.
EP86104077A EP0196060B1 (en) 1985-03-25 1986-03-25 Network system

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JPS61218245A JPS61218245A (ja) 1986-09-27
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