JPH0355063B2 - - Google Patents

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JPH0355063B2
JPH0355063B2 JP60058271A JP5827185A JPH0355063B2 JP H0355063 B2 JPH0355063 B2 JP H0355063B2 JP 60058271 A JP60058271 A JP 60058271A JP 5827185 A JP5827185 A JP 5827185A JP H0355063 B2 JPH0355063 B2 JP H0355063B2
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gate
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は多数の送受信機間で複数ビツトのデ
ータを効率よく送受信することのできる多重伝送
装置に関する。
[従来技術の説明] 従来の多重伝送装置の例としては、例えば、特
公昭52−13367号公報に示されるようなものがあ
る。
特公昭52−13367号公報に示される多重伝送装
置は、M系列の時系列符号を発生する時系列符号
発生手段と、この時系列符号発生手段で発生され
た時系列符号を復調し、例えば、3ビツトの符号
列パターンが自己に割当てられた3ビツトのアド
レスと一致したら1ビツトのデータを1回送受信
することのできる送受信手段とを主体として構成
されており、各送受信手段は1回のアドレス一致
に基いて1ビツトのデータを1回だけ送受信する
ことができる。
ところが、一般に、多重伝送装置においては、
スイツチ情報のオンオフ情報に加えてパリテイビ
ツトを追加したり、又、オンオフ情報に加えて、
強度とかタイミングとかの情報を複数ビツトのデ
ータとして伝送したい場合がある。この様な場
合、これらデータを前記多重伝送装置を用いて伝
送しようとする場合には、アドレス一致が複数回
行われる態様で伝送しなければならず1つのデー
タを伝送するのに複数回のアドレス一致が行われ
ねばならず多くの伝送時間を要してしまうという
問題点があつた。
上記問題点を改善したものとしては、1回のア
ドレスの一致に基いて複数ビツトのデータを幅変
調方式で一気に伝送可能としてものがある。
従つて、この多重伝送装置においては例えば
512Hzの同期信号の基準時間内で、例えば4ビツ
トのデータを一気に伝送できるので、より高速に
データ伝送できることになり、又、4ビツト中に
はいわゆるパリテイビツトを含めることも可能で
あり、伝送データの信頼度を向上させることもで
きるのである。
しかしながら、近年、多重伝送装置の適用範囲
を更に拡大させることを目的として、より、多ビ
ツトのデータをより高速に多重伝送できる多重伝
送装置が望まれているが、前記のような多重伝送
装置でこれらデータを伝送しようとする場合に
は、幅変調方式でデータ伝送されているがためデ
ータ伝送路の伝送周波数が高くなり高周波ノイズ
を発生することになるという問題点があつた。
一方、高周波ノイズの防止対策としてはNRZ
コード(Non Return to Zero Code)を用いた
伝送方式が考えられるのであるが、このNRZ方
式を採用しようとする場合には送受信機双方に極
めて高精度の時計を要することになり、特に、送
受信機を多数備える多重伝送装置にあつてはその
価格を無視することは到底できず、しかも、仮に
高精度の時計を準備したとしても、データビツト
数の増加につれて誤差も増大することになるので
8ビツト又は16ビツトのごとき多数ビツトのデー
タ伝送においてはデータ伝送時における同期ずれ
を防止することは困難であるという問題点があつ
た。
[発明の目的] この発明は上記問題点を改善し、伝送路から高
周波ノイズを発生することなく複数ビツトのデー
タをNRZコードで高速伝送することができ、し
かも、高精度の時計は必ずしも要することのない
多重伝送装置を提供することを目的とする。
[発明の概要] 上記目的を達成するためにこの発明は、多重伝
送装置を、単位符号のタイムスロツト内にデータ
送受信用同期信号を複数有せしめて所定系列の時
系列符号を発生する時系例符号発生手段と、前記
時系列符号を伝送する時系列符号伝送路と、該時
系列符号伝送路に並設されるデータ伝送路と、前
記時系列符号伝送路に接続され前記所定系列の時
系列符号から所定ビツトの現在符号列パターンを
検出する符号列パターン検出手段と、検出された
符号列パターンと自己に割当てられたアドレスと
を照合するパターン・アドレス照合手段と、検出
された符号列パターンと自己に割当てられたアド
レスが一致したら前記複数のデータ送受信用同期
信号に基いてこれら周期信号毎に所定ビツトのデ
ータをNRZコードで送受信するためのデータ送
受信用信号を出力するデータ送受信用信号出力手
段と、前記データ伝送路に接続された前記データ
送受信用信号に基いて前記データ伝送路との間で
複数ビツトのデータを送受信するデータ送受信手
段と、を具備せしめて構成し、複数ビツトのデー
タを時計誤差が影響しない範囲の所定ビツトに分
割し、1又は複数の同期信号に同期して前記タイ
ムスロツト内で複数回のデータ伝送をNRZコー
ドで行うようにした。
[実施例の説明] 以下、この発明について2つの実施例を挙げ詳
細に説明する。
まず、第1及び第2実施例に共通に使用される
第1図について説明する。
多重伝送装置1はアドレスクロツク線(時系列
符号伝送路)3とデータ線(データ伝送路)5と
を有しており、アドレスクロツク線3にアドレス
クロツク発生器(時系列符号発生手段)7が接続
されている。送信機9は回線L1を介してアドレ
スクロツク線3に接続され回線L2を介してデー
タ線5に接続されている。同様に受信機11な回
線L3を介してアドレスクロツク線3に接続され
回線L4を介してデータ線5に接続されている。
図には送受信機共に1つだけしか図示していない
が、実際には、適宜の数の送受信機が接続されこ
れら送受信機に所定のアドレスが付けられて、例
えば、同一アドレスが付された送受信機間で所定
のデータ伝送が行われるものである。
送信機9は前記回線L1を介してアドレスクロ
ツク線3と接続されるアドレス再生回路(符号列
パターン検出手段)13、該回路13と回線L5
を介して接続されるアドレス一致回路(パター
ン・符号列照合手段)15、該回路15及び前記
アドレス再生回路13と回線L6及びL7を介し
て接続される発振・同期回路(データ送受信用信
号形成手段)17T並びに、該回路17Tと回線
L8を介して接続されると共に前記データ線5と
回線L2を介して接続されるパリテイビツト発生
手段19、前記回線L8及び前記パリテイビツト
発生回路19と回線L9を介して接続されるパラ
レルシリアル変換回路21、該回路21と回線L
10を介して接続される入力バツフア回路23で
構成されている。ここに、パリテイビツト発生回
路19、パラレルシリアル変換回路21、入力バ
ツフア回路23は合わせて送信手段を形成する。
受信機11は、前記送信機9と同様のアドレス
再生回路13と、アドレス一致回路15と、発
振・同期回路17Rとを有しており、これにパリ
テイチエツク回路25及びシリアルパラレル変換
回路27並びに出力データクラツチ回路29で形
成される受信手段を加えて構成されている。シリ
アルパラレル変換回路27と出力データクラツチ
回路29とは回線L11を介して接続され、パリ
テイチエツク回路25と出力データクラツチ回路
29とは回線L12を介して接続されている。
なお、送信機9の図下方に示した矢印INは図
示しないエンコーダ回路からのデータ入力回線を
示しており、又、受信機11の図下方に示した矢
印OUTは伝送データの出力回路を示している。
なお、以上の構成の多重伝送装置のデータの流れ
については第1実施例の後段で詳説する。
(第1実施例) 第2図にアドレスクロツク発生器7の回路図を
示した。第3図は各部の信号状態を示すタイムチ
ヤートである。
アドレスクロツク発生器7は第3図Cに示した
ような所定周期Tの基準クロツク信号S3を発生
する基準クロツク発生器31、該発生器31から
のクロツク信号S3を受けて第3図aに示したよ
うなM系列符号信号S1を発生するM系列信号発
生器33、同じくクロツク信号S3を受けて第3
図bに示したようなパルス幅△tのパルス信号S
2を発生するパルス発生器35を有している。基
準クロツク信号S3は、前記したように周期はT
でありデユーテイ50%である。M系列信号発生器
33はその内部にシフトレジスタ及びエクスクル
シブオアゲート等を有し前記クロツク信号S3に
基いて1,0符号を5次のM系列符号とし、これ
を符号列信号S1として時系列的に出力する。パ
ルス発生器35はその内部に時間幅△tの立上り
同期ワンシヨツト回路を有しており、前記クロツ
ク信号の立上り及び立下り時期に周期してパルス
幅△t、周期T/2のパルス信号S2を作つてい
る。
アドレスクロツク発生器7はスチツチング用ゲ
ート回路37を有している。
スイツチング用ゲート回路37は前記M系列の
符号列信号S1を反転するインバータ39と、該
インバータ39で反転された信号及び前記パルス
信号S2を入力するアンドゲート41と、前記基
準クロツク信号S3及び前記符号信号S1とを入
力するアンドゲート43、並びに、該アンドゲー
ト43の出力及び前記アンドゲート41の出力を
入力するオアゲート45とで構成され、入力され
るS1,S2,S3信号を所定タイミングでスイ
ツチングしてその出力たるアドレスクロツク信号
S4を前期アドレスクロツク線3に送出してい
る。
アドレスクロツク信号S4は、前記アンドゲー
ト41で形成される符号0でのパルス信号と前記
アンドゲート43で形成される符号1での基準ク
ロツク信号とをオアゲート45で重畳し、時系列
符号に後述する中間補正用の周期信号を得るため
の信号を付加した形の信号となつている。
第4図にアドレス再生回路13の回路図を示し
た。第5図は該回路の各部の信号状態を示すタイ
ムチヤートである。
アドレス再生回路13は、抵抗47aとコンデ
ンサ47bとダイオード47cとから成る積分回
路47と、3つのフリツプフロツプ49,51,
53と、3つの論理ゲート55,57,59とシ
フトレジスタ61とから成る。各論理ゲート5
5,57,59の一端にそれぞれ接続されている
遅延回路τは抵抗と一端を接地したコンデンサと
で構成され、位相を微小時間遅らせるものであ
る。
前記アドレスクロツク線3に接続された回線L
1はフリツプフロツプ49のクロツク入力端子
CKと、積分回路47のダイオード47cのカソ
ード側及び抵抗47aと、エクスクルシブオアゲ
ートの一つの入力端子及び遅延回路τを介した他
の端子と、フリツプフロツプ53のクロツク入力
端子CKとにそれぞれ接続されている。
前記ダイオード47cのアノード側と抵抗47
aの他端及び一端を接地したコンデンサ47bの
他端は共に接合され、この接合点に前記フリツプ
フロツプ49及び51のデータ入力端子Dがそれ
ぞれ接続されている。エクスクルシブオアゲート
55の出力端子はフリツプフロツプ51のクロツ
ク入力端子CKに接続されている。そして、該フ
リツプフロツプ51の出力端子Qは一端にはその
まま他端には前述遅延回路τを介して論理ゲート
57に接続し、該論理ゲート57の出力端子は前
記フリツプフロツプ53のデータ入力端子Rに接
続している。
前記フロツプフロツプ53の出力端子Qは前記
シフトレジスタ61の各クロツク入力端子CKに
接続され、該シフトレジスタ61の最初のビツト
には前記フリツプフロツプ49の出力端子Qが接
続され、該レジスタ61の各ビツトは前記回線L
5(第1図参照)に接続されている。又、前記フ
リツプフロツプ53の出力端子Qは、一端にはそ
のまま他端には遅延回線τを介して論理ゲート5
9の入力端子に接続され、該論理ゲート59の出
力端子は前記回線L7に接続されている。
上記構成のアドレス再生回路13において、回
線L1を介して入力されたアドレスクロツク信号
S4(第5図a参照)は積分回路47で積分され
るので該積分回路の出力は、アドレスクロツク信
号S4の符号1のハイレベル区間で時間と共にそ
のレベルを増加する三角波となり、その三角波信
号S5の状態は第5図bに示したようになる。
又、フリツプフロツプ49の出力端子Qの出力
は、前記の三角波信号S5をそのデータ入力端子
Dに受けると共にクロツク入力端子に第5図aに
示したアドレスクロツク信号S4を受けているの
で、データ入力端子Dに受けている三角波の頂
点、即ち、アドレスクロツク信号S4の符号1の
中点から次のアドレスクロツク信号S4の立下が
り点までハイレベルとなる信号S6となる。
前記エクスクルシブオアゲート55の出力信号
S7は、その入力端子に前記アドレスクロツク信
号S4とこのアドレスクロツク信号S4を遅延回
路τで微小時間だけ遅らせた信号とが入力されて
いるので、これら入力信号のレベルが共に異なる
時期、即ち、アドレスクロツク信号S4の立上り
又は立下り時期で微小時間だけハイレベルとなる
第5図dに示したような尖鋭パルス信号となる。
フリツプフロツプ51は前記の積分回路47の
出力信号S5をそのデータ入力端子Dに受け、
又、前記のエクスクルシブオアゲート55の出力
信号S7をそのクロツク端子CKに受けているの
で、その出力信号S8は、第5図eに示したよう
に、前記三角波信号S5の三角波の頂点から次の
尖鋭パルス信号S7の現われる時期までハイレベ
ル化された信号となる。この信号S8は、前記ア
ドレスクロツク信号の1符号の中央に立上りを有
するデユーテイ50%の信号となる。
前記論理ゲート57は、その一入力端子にはそ
のまま、インバータを備えた側の他の入力端子に
は遅延回路τを介して前記信号S8を受けている
ので、その出力信号S9は第5図fに示すよう
に、第5図eに示した信号の立上り時期に遅延回
路τで定まる微小時間△tだけハイレベルとなる
パルス信号となる。
前記フリツプフロツプ53は、リセツト端子R
に前記信号S9を、クロツク入力端子CKに前記
アドレスクロツク信号S4を受けているので、第
5図gに示すように、クロツク入力端子CKに入
力されたアドレスクロツク信号S4の符号0に相
当する時期には立上り毎に信号レベルの異なる信
号を形成し、又、デユーテイ50%のパルス波で表
わされている符号1に相当する時期にはその中央
位置でレベルを変換して基準クロツク信号S3の
復調信号を形成する。
前記論理ゲート59は、インバータを備えた側
の入力端子にはそのまま、他の入力端子には遅延
回路τを介して前記復調信号S10を入力してい
るので、その出力信号S11は、第5図hに示さ
れるように信号S10の立下り時期に遅延回路τ
で定まる時間幅の尖鋭パルスを有する信号S11
を出力する。この信号S11はアドレスクロツク
信号S4の各符号の周期Tの中間位置に同期した
後述する中間補正を行うための中間補正用同期信
号となる。
シフトレジスタ61は、データ入力端子Dに前
記符号列の復調信号S6を受けていると共に各ク
ロツク入力端子CKには前記の基準クロツク信号
の復調信号S10を受けているのでこの信号S1
0をクロツク信号としてこの信号の立上り時期に
同期して符号列の復調信号S6を順次最初のビツ
トに読み込んで、又、その読み込んだ内容を順次
図において右方にシフトする。従つて、今、符号
列が5次のM系列であるとすると共にシフトレジ
スタ61が5ビツトのレジスタで構成されている
とするならば、該シフトレジスタ61には、アド
レスクロツク信号S4の各タイムスロツトの先頭
で第5図iに示したような符号列パターンが現ら
われる。なお、上記のごとき5次のM系列におい
て、シフトレジスタのビツト数nをいくらにする
かは自由である。
以上により、第4図に示したアドレス再生回路
13は、回線L5から第5図iに示した符号列パ
ターン0001、0000、1000、……を出力すると共
に、回線L7から第5図hに示した中間補正用の
同期信号S11を出力するようになる。
なお、第1図に示したアドレス一致回路15
は、前記符号列パターン0001、0000……と自己に
割当てられた4桁のアドルスとを照合し、一致す
れば、次の復調クロツク信号S10の立上りから
その次の立上り時期までデータ一致信号S12
(第8図a参照)を出力する。この時間Tは第3
図に示した時間Tと同一長さである。
第6図は送信機9に設けられる発振同期回路1
7の回路図である。第8図は後述する第7図でも
共用される各部の信号状態を示すタイムチヤート
である。
発振同期回路17Tは、後述するデータ送信手
段がNRZコードでデータ出力する際に周期信号
を形成するためのものであり、3つの論理ゲート
63,65,67と、3つのフリツプフロツプを
組合わせて構成されるカウンタ69と、セツト優
先型のリセツトフリツプフロツプ71と、発振器
73とで構成されている。
発振器73は抵抗73aと、2つのコンデンサ
73b、73cと、2つのインバータ73d、7
3eと、ナンドゲート73fで構成されておりナ
ンドゲート73fの−入力端子にハイレベル信号
が現われたときインバータ73eの出力端子から
所定周波数のパルス信号を出力する。
第6図左上方の回線L7を介して入力される中
間補正用同期信号S11はフリツプフロツプ71
のセツト端子S及びオアゲート63の1入力端子
に入力されている。又、回線L6を介して入力さ
れるアドレス一致信号S12はカウンタ69の各
リセツト端子R及びアンドゲート67の−入力端
子に入力されている。
初期においてアドレス一致信号S12はローレ
ベルにあり、フリツプフロツプ71の出力端子Q
はハイレベルにあるとする。そこで、アンドゲー
ト67に第8図aに示したハイレベルのデータ一
致信号S12が入力されると該67はハイレベル
の信号を出力し発振器73のナンドゲート73g
の−入力端子にハイレベルの信号を与える。する
と、発振器73は発振をはじめ、第8図bに示し
た送信用クロツク信号S13を回線L8に出力す
る。なお、このとき、伝送データはスタート及び
パリテイビツトを含めて10ビツトであるとする
と、これらデータは送信手段を介して前記送信用
クロツク信号S13の立下りに同期して先頭ビツ
トから順次にNRZコードで送信されてゆく。送
信手段は、第1図に示したパリテイビツト発生回
路19、パラレルシリアル変換回路21を含めて
成る。
一方前記カウンタ69は前記送信用クロツク信
号S13をオアゲート63を介してそのクロツク
入力端子CKに受けており送信用クロツク信号S
13の立上りに同期してその数を計数する。そし
て、その計数値が5となつたら、即ち、カウンタ
の69の内容が図示の配列で101となつたら、ア
ンドゲート65から第8図cに示したハイレベル
の送信停止信号S14を出力し、そして、フリツ
プフロツプ71をリセツトする。この結果、アン
ドゲート67はローレベルの信号を出力し発振器
73の発振を停止する。これにより、10ビツトデ
ータの伝送は5ビツトの伝送が行われた時点で一
時中断される。
次に、前記オアゲート63には、その後、回線
L7から第8図fにも示した中間補正用の同期信
号S11(第5図h参照)が入力されるのでカウ
ンタ69は1だけカウントアツプしアンドゲート
65の出力信号S14は再びローレベル化され
る。又、同時に、フリツプフロツプ71のセツト
端子Sには中間補正用の同期信号S11が入力さ
れているのでフリツプ71はセツトされアンドゲ
ート67の一入力端子にハイレベルの信号を出力
する。そして、このとき、アンドゲート67の他
の入力端子には現在ハイレベルのアドレス一致信
号が入力されているので、該ゲート67はハイレ
ベルの信号を出力する。
従つて、発振器73は第8図bに示したように
第8図fに示した信号S11に同期して再び発振
開始されることになる。そして、回線L8からは
第8図bに示した送信用クロツクが出力されるこ
とになり、この送信用信号の立下りに同期して残
り5ビツトの伝送が行われることになる。なお、
第8図gには送受信におけるデータビツトの伝送
状態DBを示している。
第7図は受信機の発振周期回路を示す回路図で
ある。
受信機の発振同期回路17Rは送信機の発振同
期回路17Tに加えて、フリツプフロツプ75、
及び、アンドゲート77を有する。フリツプフロ
ツプ75のデータ入力端子Dは回線L6に接続さ
れ、リセツト端子Rは回線L7に接続され、又、
クロツク端子CKはアドレスクロツク線3に、出
力端子Qはアンドゲート77の一入力端子接続さ
れている。アンドゲート77の他の入力端子は前
記発振器73の出力端子に接続され、その出力端
子は前記回線L8に接続されている。
発振器73は第6図に示した発振器73と同様
にアドレス一致信号S12を受けて発振開始す
る。ところが、フリツプフロツプ75は、初期に
おいてアドレス一致信号S12がローレベルであ
つたため出力端子Qはリセツトされてローレベル
状態にある。従つて、第7図に示した発振同期回
路では、第8図dに示したように、発振器73の
クロツク信号を第1回目は出力せず、第8図gに
示したデータのスタートビツト「スタート」信号
を受けたのち出力するようになる。そして、この
受信用信号S15の立上りに周期して、第1図に
示したパリテイチエツク回路25、シリアルパラ
レル変換回路27、出力データラツチ回路から成
る受信手段で受信されることになる。
第7図に示したクロツク停止信号S14の作用
も第6図に示したものと同様である。即ち、カウ
ンタ69の内容が101となつた時点で発振器73
に停止信号が送られ発振器73は発振を停止す
る。
そして、発振器73に回線L7を介して中間補
正用の同期信号S11が入力されると第6図に示
したと同様に再び発振を開始することになる。こ
のことは第5ビツト目の受信用信号に位相ずれが
生じたとしても、これを第6ビツト目の受信用信
号にそのずれを持ち込まないことを意味し、言い
換えれば、受信用の時計、即ち、発振器73を補
正していることになる。
受信手段は第8図に示した受信用信号S15を
受けて、その立上りで、順次、第6ビツト目以降
のデータを受信し、第10ビツト目のパリテイビツ
トを受信した後、受信データのエンド信号の立上
りで受信終了することになる。
第1図に示した受信機11は、発振周期回路1
7Rからこのようにして出力される受信信号に基
いて、ポリテイチエツク回路25を介してパリテ
イチエツクを行い、シリアルパラレル交換回路2
7を介して受信したNRZコードのシリアルデー
タをパラレル化し、受信データを出力データラツ
チ回路29でラツチしてデータ出力回路OUTを
介して図示しない受信処理回路に受け渡し、受信
処理回路は所定の処理を行つて、例えば車両前照
灯を点灯したり、所定のアクチユエーターを作動
させたりする。
以上、第1図〜第8図に示した実施例によれ
ば、10ビツトデータを5ビツトづつのデータに分
割して中間補正用同期信号で送受信用時計(発振
器)の中間補正をすることができるので、10ビツ
トのデータを同期ずれすることなく円滑に伝送す
ることができる。
(第2実施例) 次に、第9図〜第13図を用いて中間補正用の
同期信号を任意の数だけ得ることのできる他の実
施例を説明する。
本例は、前述した第1実施例に加えてアドレス
クロツク発生器とアドレス再生回路とが異なるの
みであり、第1図に示した全体図、第6図、第7
図に示した発振同期回路はそのまま援用できるも
のである。なお、本例では符号列は3次のM系列
符号を用いるものとする。
第9図はアドレスクロツク発生器の回路図、第
10図は各部の信号状態のタイムチヤートであ
る。
第9図に示すように、アドレスクロツク発生器
7は、第10図aに示した基準クロツ信号S16
を発生する基準クロツク発生器79と、該基準ク
ロツク信号の周波数を第10図b,c,dに示す
ように1/2、1/4、1/8に分周する分周器81を有
している。そして、前記分周器の第1分周段及び
第2分周段の出力信号S17,S18を入力し信
号S20,S21を出力するオアゲート83及び
アンドゲート85、並びに、第3分周器の周期T
の出力信号S19を入力して3次のM系例符号の
信号S22を周期T毎に発生するM系列信号発生
器87を有している。更に、アドレスクロツク発
生器7は前記信号S22及びS20を入力するア
ンドゲート89と、前記信号S22をインバータ
91を介して一入力端子に入力すると共に他の入
力端子に前記信号S21を入力するアンドゲート
93と、これらアンドゲート89,91の出力信
号を入力しアドレスクロツク信号S23をアドレ
スクロツク線3に出力するオアゲート95とを有
している。アンドゲート89、インバータ91、
アンドーゲート93、オアゲート95はスイツチ
ング用ゲート回路97を形成している。
オアゲート83はクロツク信号S17,S18
を受けて第10図eに示すような周期T/2でハ
イレベル幅の広い信号S20となつている。アン
ドゲート85は同じく信号S17,S18を受け
て、第10図fに示すような周期T/2でローレ
ベル幅の広い信号S21となつている。
前記アンドゲート89は第10図gに示したM
系列信号S22と、前記信号S20を受けている
ので、M系列信号S22の符号が0の領域ではロ
ーレベルとなり、符号1の領域では、信号S20
の状態をそのまま出力する態様となる。又、アン
ドゲート93では、第10図gに示したM系列信
号S22の反転信号と前記信号S21とを受けて
いるので、M系列信号S22が、符号1の領域で
はローレベル、符号0の領域では信号S20の状
態をそのまま出力する態様となる。従つて、オア
ゲート95の出力するアドレスクロツク信号はM
系列符号が1のときはハイレベル幅の広い信号S
20を、0のときはローレベル幅の広い信号S2
3となる。
第11図にアドレス再生回路13の回路図を示
した。第12図は各部の信号状態を示すタイムチ
ヤートである。
このアドレス再生回路13は、第4図でも示し
たと同様の積分回路47、フリツプフロツプ4
9、シフトレジスタ61aを有しておりこれに加
えて、フリツプフロツプ49の出力信号S25を
受けアドレスクロツク信号S23に同期して図に
おいて右から左方向へ順次シフトしてゆく6ビツ
トのシフトレジスタ99と、該シフトレジスタの
各ビツト〜の出力信号を図示のように受け入
れる3つのエクスクルシブオアゲート101,1
03,105と、これら3つのエクスクルシブオ
アゲートの出力信号を入力するノアゲート107
と、該ノアゲートの出力信号S26を一方には遅
延回路109を介して他方にはインバータを介し
て受け中間補正用の同期信号S27を出力するア
ンドゲート111とを有している。シフトレジス
タ61aのクロツク入力端子には、前記ノアゲー
ト107の出力信号S26が入力されるようにな
つている。本例では符号列を3次のM系列として
ので、シフトレジスタ61aは3ビツトの例で示
している。
第12図aにアドレスクロツク信号S23を示
した。この信号S23は積分回路47を介して第
12図bに示した信号S24に交換される。そし
て、この信号S24はアドレスクロツク信号S2
3の立下りでフリツプフロツプ49に読み込まれ
るので、フリツプフロツプ49の出力信号は第1
2図cに示すように、符号1,0の状態をデータ
クロツク信号の各タイムスロツトの中間点より少
し手前及び終了時点で2度読み込める態様の符号
列の復調信号S25を出力する。ここに、少し手
前とは、第10図aに示した基準クロツクの周期
△tを意味する。
シフトレジスタ99は前記符号列の復調信号S
25をアドレスクロツク信号S23の立上りで読
み込む。即ち、各タイムスロツトで2度づつ同一
信号を読み込むこととなる。従つて、6ビツトか
ら成るシフトレジスタ99の各時刻における内容
は次のようになる。
t6→000001 t7→000011 t8→000110 t9→001100 t10→011001 t11→110011 t12→100111 上記に示されるように、例えば時刻t6におい
て、シフトレジスタ99の内容は000001であり、
時刻t7では000011である。そして、このときエク
スクルシブオアゲート101,103,105は
時刻t6では001、時刻t7では000となる。
このように3つのエクスクルシブオアゲート1
01,103,105の出力信号は時間T/2毎
に一致、不一致を繰り返すことになる。従つてこ
れら3つのエクスクルシブオアゲート101,1
03,105の出力信号を入力するノアゲート1
07はT/2周期に反転される信号、言え換えれ
ば第10図dに示したクロツク信号の復調信号を
形成する。
そして、一端に遅延回路τを介して、他端にイ
ンバータを介して復調信号S26を受けるアンド
ゲート111は、これら入力信号に関して符号例
の各タイムスロツトの丁度中間点で遅延回路τで
定まるパルス幅を有する信号S27を回線L7に
出力する。この信号S27は第5図hを用いて第
1実施例に示した中間補正用の同期信号と同種の
ものである。
なお、ノアゲート107の出力信号S26はシ
フトレジスタ61aのクロツク入力端子に入力さ
れており、第12図dに示される復調信号S26
の立上りに同期して、第12図cに示したアドレ
スクロツク信号の復調信号は順次シフトレジスタ
61aに読み込まれる。シフトレジスタ61aの
各時刻における内容を第12図fに示した。
以上の第2実施例で示した中間補正用の同期信
号S27の作用については、第1実施例で示した
ものと全く同様であり、第6図〜第8図を用いて
説明したと同様に、発振器73の中間補正を行つ
て、例えば、10ビツトデータを5ビツトづつ
NRZコード伝送することができる。
なお、以上の第2実施例の説明においてはシフ
トレジスタ99のビツト数を6段としたが、一般
に、n次のM系列信号にあつては2n段とされる
ものである。
又、第10図、第12図を参照すれば明らかな
ように、第12図dに示した復調信号S26は第
12図aの符号列信号の0符号での立上り及び1
符号での立下り信号を適数にすれば、第12図e
に示したと同様の中間補正用の同期信号をタイム
スロツト内に適数だけ得るようにすることができ
る。このためには、第10図e,dに示した信号
S20,S21を適正にしなければならないが、
これは分周器81の分周段を適切にすることによ
り容易に行えるものである。而して、このように
第12図eに示した中間補正用の同期信号S27
をタイムスロツトの1/3毎に、又1/4毎に得られる
ようにすれば、第6図及び第7図に示した発振器
73の精度に応じて複数ビツトのデータを所定量
毎に分割し、同期ずれすることのないNRZコー
ドのデータ伝送が行えるようになる。
[発明の効果] 以上の通りこの発明は、アドレスクロツク信号
のタイムスロツト内に、1又は複数の中間補正用
同期信号を得て、複数ビツトのデータをこの信号
で同期をとりながら所定量に分割した量づつ
NRZコードで伝送することができるので、伝送
路から高周波ノイズを発生することなく複数ビツ
トのデータを高速伝送することができる。
又、この発明は上記によつて送受信用の時計に
必ずしも高精度を要求しないのでそれだけ安価な
多重伝送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも実施例を示し、第1図は各実施
例に共用される多重伝送装置の概要ブロツクであ
る。 第2図〜第8図は第1実施例を示し、第2図は
アドレスクロツク発生器の回路図、第3図は該回
路の各部の信号状態を示すタイムチヤート、第4
図はアドレス再生回路の回路図、第5図は該回路
の各部の信号状態を示すタイムチヤート、第6図
は送信ステーシヨンに配置される発振同期回路の
回路図、第7図は受信ステーシヨンに配置される
発振同期回路の回路図、第8図は第6図及び第7
図で共用される各部の信号状態を示すタイムチヤ
ートである。第9図〜第12図は第2実施例を示
し、第9図はアドレスクロツク発生器の回路図、
第10図は該回路の各部の信号状態を示すタイム
チヤート、第11図はアドレス再生回路図、第1
2図は該回路の各部の信号状態を示すタイムチヤ
ートである。なお、前記第6図〜第8図は第2実
施例で共用される。 1……多重伝送装置、3……アドレスクロツク
線、5……データ線、7……アドレスクロツク発
生器、9……送信機、11……受信機、13……
アドレス再生回路、15……アドレス一致回路、
17T……送信機の発振同期回路、17R……受
信機の発振同期回路、S11,S27……中間補
正用の同期信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 単位符号のタイムスロツト内にデータ送受信
    用同期信号を複数有せしめて所定系列の時系列符
    号を発生する時系列符号発生手段と、前記時系列
    符号を伝送する時系列符号伝送路と、該時系列符
    号伝送路に並設されるデータ伝送路と、前記時系
    列符号伝送路に接続され前記所定系例の時系列符
    号から所定ビツトの現在符号列パターンを検出す
    る符号列パターン検出手段と、検出された符号列
    パターンと自己に割当てられたアドレスとを照合
    するパターン・アドレス照合手段と、検出された
    符号列パターンと自己に割当てらたアドレスとが
    一致したら前記複数のデータ送受信用同期信号に
    基いてこれら同期信号毎に所定ビツトのデータを
    NRZコードで送受信するためのデータ送受信用
    信号を出力するデータ送受信用信号出力手段と、
    前記データ伝送路に接続され前記データ送受信用
    信号に基いて前記データ伝送路との間で複数ビツ
    トのデータを送受信するデータ送受信手段と、を
    具備して成る多重伝送装置。
JP60058271A 1985-03-25 1985-03-25 多重伝送装置 Granted JPS61218246A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60058271A JPS61218246A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 多重伝送装置
US06/836,622 US4712211A (en) 1985-03-25 1986-03-05 Network system utilizing an intermediate synchronizations signal and predetermined code string patterns
DE8686104077T DE3687800T2 (de) 1985-03-25 1986-03-25 Netzwerksystem.
EP86104077A EP0196060B1 (en) 1985-03-25 1986-03-25 Network system

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JP60058271A JPS61218246A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 多重伝送装置

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JP3920830B2 (ja) 2003-09-19 2007-05-30 三洋電機株式会社 インターフェース回路、データ処理回路、データ処理システム、集積回路

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